JP2014112063A - 非接触給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触給電装置において、コイルを収容する筐体の表面に存在する異物の大きさを適切に検出する。
【解決手段】非接触給電システムは、送電コイル12を内部に収容して所定の目的箇所に設置される筐体120と、この筐体120の表面に存在する異物を検出する検出ユニットとを有している。ここで、検出ユニットは、異物に対する検知方向Sdがそれぞれ交差するように配置されて、筐体120の上面121を二次元的に探査する一対のセンサ部160,170と、一対のセンサ部160,170からの信号に基づいて異物を検出する異物検出部と、を有している。そして、異物検出部は、筐体120の上面121に存在する異物について、その大きさを検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、非接触給電装置に関する。
従来より、一対のコイルの磁気的結合によって非接触で電力の供給を行う非接触給電装置が知られており、電気自動車といった電動車両への適用が進められている。例えば、給電スタンドなどの駐車スペースには交流電源に接続する一方のコイルが設置され、電動車両には、バッテリに接続する他方のコイルが設置されている。そして、駐車スペース側のコイルを一次コイル、電動車両側のコイルを二次コイルとして利用することにより、駐車スペース側の交流電源から車両側のバッテリへと、一方のコイル及び他方のコイルを経由して電力を非接触で供給することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2012−5238号公報
ところで、このような非接触給電装置で使用される場合、コイルは筐体に収容した状態で目的箇所に配置されるが、屋外で使用されるものであるため、意図せずに、筐体の表面に鉄等の異物が存在してしまうことがある。このような状態で、電力の供給を行うと、コイルに発生する磁束によって当該異物が加熱されてしまうという事態が起こりえる。この場合、磁束に起因する異物の発熱は、その大きさに依存することとなる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、非接触給電装置において、コイルを収容する筐体の表面に存在する異物の大きさを適切に検出することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、磁気的結合によって第1のコイルと第2のコイルとの間で非接触で電力の供給を行う非接触給電装置を提供する。この非接触給電装置は、異物に対する検知方向がそれぞれ交差するように配置されて、コイルを収容する筐体の表面を二次元的に探査する一対のセンサ部と、一対のセンサ部からの信号に基づいて異物を検出する異物検出部とを有する。そして、異物検出部は、筐体の表面に存在する異物について、その大きさを検出する。
本発明によれば、一対のセンサ部をそれぞれの検知方向が交差するように配置したことで、筐体の表面を二次元的に探査することができる。そのため、一対のセンサ部のそれぞれの検出情報を参照することで、筐体の表面における異物を二次元的に捉えることができるので、その大きさを適切に検出することができる。
非接触給電システムの構成を模式的に示すブロック図 駐車スペースに設置された送電コイル及び異物センサの状態を模式的に示す上面図 異物検出処理の詳細を示すフローチャートである。 電力制限量と、異物の大きさ及び位置との関係を示す説明図 コイル中心から半径方向外側に向かった距離と磁束密度との関係を示す説明図 第2の実施形態に係る異物センサの構成を模式的に示す説明図 第3の実施形態に係る異物センサの構成を模式的に示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る非接触給電システムの構成を模式的に示すブロック図である。非接触給電システムは、地上側ユニットである給電装置100と、車両側ユニットを含む車両200とを備え、給電装置100から非接触で電力を供給し、車両200に設けられるバッテリ28を充電するシステムである。
給電装置100は、車両200の駐車スペースを備える充電スタンドなどに設置されており、車両200に対して電力を供給する。この給電装置100は、電力制御部11と、送電コイル12と、無線通信部14と、制御部15とを主体に構成されている。
電力制御部11は、交流電源300から送電される交流電力を、高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に送電するための回路である。この電力制御部11は、整流部111と、PFC(Power Factor Correction)回路112と、インバータ113と、センサ114とを備えている。
整流部111は、交流電源300に電気的に接続され、交流電源からの出力交流電力を整流する。PFC回路112は、整流部111からの出力波形を整形することで力率を改善するための回路であり、整流部111とインバータ113との間に接続されている。インバータ113は、平滑コンデンサやIGBT等のスイッチング素子、PWM制御回路等を含む電力変換装置であり、制御部15からの制御信号に基づいて、直流電力を高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に供給する。センサ114は、PFC回路112とインバータ113との間に接続され、電流や電圧を検出する。
送電コイル12は、車両200側の受電コイル22に対して非接触で電力を供給するためのコイルであり、金属等の導電体からなる導線を巻回して構成されている。この送電コイル12は、車両200を駐車する駐車スペースといった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車した場合、車両200側の受電コイル22の下方に対峙する。
無線通信部14は、車両200側に設けられた無線通信部24と、双方向に通信を行う。無線通信部14と無線通信部24との間の通信周波数には、インテリジェンスキーなどの車両周辺機器で使用される周波数より高い周波数が設定されているため、無線通信部14と無線通信部24との間で通信を行っても、車両周辺機器は、当該通信による干渉を受けにくい。無線通信部14及び無線通信部24との間の通信には、例えば各種の無線LAN方式が用いられ、遠距離に適した通信方式が用いられている。
制御部15は、給電装置100を総括的に制御する機能を担っている。例えば、制御部15は、電力制御部11、送電コイル12及び無線通信部14を制御する。制御部15は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を車両200側に送信したり、車両200側からの電力を受給したい旨の制御信号を受信したりする。制御部15は、センサ114の検出電流に基づいて、インバータ113のスイッチング制御を行い、送電コイル12から供給される電力を制御する。この制御部15としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。
また、本実施形態との関係において、制御部15は、これを機能的に捉えた場合、異物検出部150を備えている。異物検出部150は、後述する異物センサ16からの検出信号に基づいて、送電コイル12と受電コイル22との間に存在する異物の検出を行う。なお、異物センサ16の詳細については後述する。
車両200は、受電コイル22と、無線通信部24と、充電制御部25と、整流部26と、リレー部27と、バッテリ28と、インバータ29と、モータ30と、通知部32とを備えている。
受電コイル22は、給電装置100側の送電コイル12から非接触で電力を受けるためのコイルであり、金属等の導電体からなる導線を巻回して構成されている。この受電コイル22は、例えば、車両200の底面(シャシ)等で後方の車輪の間といった目的箇所に設けられており、車両200が駐車スペースの規定位置に駐車されると、給電装置100側の送電コイル12の上方に対峙する。
無線通信部24は、給電装置100側に設けられた無線通信部14と、双方向に通信を行う。
整流部26は、受電コイル22に接続され、受電コイル22で受電された交流電力を直流に整流する整流回路により構成されている。
リレー部27は、充電制御部25の制御によりオン及びオフが切り変わるリレースイッチを備えている。リレー部27は、当該リレースイッチをオフにすることで、バッテリ28を含む強電系と、充電の回路部となる受電コイル22及び整流部26の弱電系とを切り離すことできる。
バッテリ28は、車両200の電力源であり、例えば複数の二次電池を電気的に接続して構成されている。
インバータ29は、IGBT等のスイッチング素子、PWM制御回路等を含む電力変換装置であり、制御信号に基づいて、バッテリ28から出力される直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力をモータ30に供給する。モータ30は、例えば三相の交流電動機により構成され、車両200を駆動させるための駆動源である。
通知部32は、警告ランプ、ナビゲーションシステムのディスプレイ又はスピーカ等により構成され、車室内のインストルメントパネル等に配置されている。この通知部32は、充電制御部25による制御に基づいて、ユーザに対して光、画像又は音等を出力する。
充電制御部25は、バッテリ28の充電を制御する機能を担っている。例えば、充電制御部25は、無線通信部24及び通知部32を制御する。充電制御部25は、無線通信部24及び無線通信部14の通信により、電力供給を開始する旨の制御信号を給電装置100側から受信したり、電力を受給したい旨の制御信号を車両200側に送信したりする。
また、図示を省略しているが、充電制御部25は、車両200全体を制御するコントローラとCAN通信網で接続されている。当該コントローラは、インバータ29のスイッチング制御や、バッテリ28の充電状態(SOC)を管理している。充電制御部25は、コントローラから得られるバッテリ28のSOCに基づいて満充電を判断した場合に、充電を終了する旨の制御信号を給電装置100側に送信する。
本実施形態に係る非接触給電システムでは、送電コイル12と受電コイル22との間で、電磁誘導作用により非接触状態で高周波電力の送電を行う。言い換えると、送電コイル12に電圧が加わると、送電コイル12と受電コイル22との間に磁気的な結合が生じ、送電コイル12から受電コイル22へ電力が供給される。
このような非接触給電システムにおいて、給電装置100側の送電コイル12又は車両200側の受電コイル22は、目的箇所へ設置される際には、コイルの保護や保安上の観点から、筐体の内部に収容されている。
図2は、駐車スペースに設置された送電コイル12及び異物センサ16の状態を模式的に示す上面図である。給電装置100側の送電コイル12は、筐体120の内部に収容された状態で駐車スペースに固定的に配置されている。送電コイル12は、筐体120の表面、具体的にはその上面121(xy平面)と平行する面内において渦巻き状に巻回された構造を有しており、給電時には、筐体120の上面121に相手方のコイルである受電コイル22が向き合うことになる。そのことから、駐車スペースに設置される筐体120の周囲には、当該筐体120の上面121に存在する異物を検出する異物センサ16が配置されている。
異物センサ16は、一対のセンサ部160,170と、一対のセンサ部160,170にそれぞれ対応する駆動機構161,171とで構成されている。
センサ部160,170は、一定の検知方向Sdに存在する異物を検出するセンサである。センサ部160,170としては、例えば、検知方向Sdに超音波やレーザ(赤外線など)を出射し、異物による反射波又は反射光を受信することにより検知方向Sdに存在する異物(Ob)までの距離を検出する測距センサ等を用いることができる。
一方のセンサ部(以下「第1のセンサ部」という)160は、検知方向Sdがy軸方向と一致するように配置されている。この第1のセンサ部160は、x軸方向に延在するガイドレール162に配置されており、このガイドレール162に沿ってスライド移動することができる。駆動機構161は、電動モータやボールネジなどで構成されており、第1のセンサ部160をガイドレール162上で移動させる。
この第1のセンサ部160は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構161の動作に応じて可動範囲Ws(送電コイル12の大きさに準じて設定される範囲)を一方から他方にかけて移動する。これにより、第1のセンサ部160は、x軸方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、x軸方向に沿って異物を探査することができる。なお、第1のセンサ部160は、筐体120の上面121に存在する厚みの小さい異物を検出することができるように、超音波やレーザが筐体120の上面121に近接するように、その高さ位置が設定されている。
また、他方のセンサ部(以下「第2のセンサ部」という)170は、検知方向Sdがx軸方向と一致するように配置されている。この第2のセンサ部170は、y軸方向に延在するガイドレール172に配置されており、このガイドレール172上をスライド移動することができる。駆動機構171は、電動モータやボールネジなどで構成されており、この駆動機構171の駆動量に応じて、第2のセンサ部170をガイドレール172に沿って所定量だけ移動させることができる。
この第2のセンサ部170は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構171の動作に応じて可動範囲Wsを一方から他方にかけて移動する。これより、第2のセンサ部170は、y軸方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、y軸方
向に沿って異物を探査することができる。なお、第2のセンサ部170は、筐体120の上面121に存在する厚みの小さい異物を検出することができるように、超音波やレーザが筐体120の上面121に近接するように、その高さ位置が設定されている。
このように、異物センサ16において、一対のセンサ部160,170は、それぞれの検知方向Sdが交差するように配置されている。したがって、駆動機構161,171を動作させて個々のセンサ部160,170をそれぞれ移動させることで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。
以下、異物センサ16を利用した制御部15による異物検出処理について説明する。ここで、図3は、異物検出処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、車両200のバッテリ28の充電に伴う給電装置100から車両200への給電時にその給電動作に先駆けて、あるいは定期的に呼び出され、制御部15の異物検出部150によって実行される。
まず、ステップ1(S1)において、異物検出部150は、第1のセンサ部160で異物の検出を行う。具体的には、異物検出部150は、第1のセンサ部160及び駆動機構161を制御して、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、第1のセンサ部160を可動範囲Wsの一方から他方にかけて移動させる。これにより、第1のセンサ部160がx軸方向に沿って超音波又はレーザを走査することで、筐体120の上面121に存在する異物を探査する。この探査において異物が存在する場合、異物検出部150は、第1のセンサ部160からの検出信号に基づいて、y軸方向における異物までの距離と、x軸方向における異物の投影面積(大きさ)とを検出することができる。
ステップ2(S2)において、異物検出部150は、異物が存在したか否かを判断する。異物がある場合には、ステップ2において肯定判定されるので、ステップ3(S3)に進む。一方、異物がない場合には、ステップ2において否定判定されるので、本ルーチンを終了する。
ステップ3(S3)において、異物検出部150は、第2のセンサ部170で異物の検出を行う。具体的には、異物検出部150は、第2のセンサ部170及び駆動機構171を制御して、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、センサ部170を可動範囲Wsの一方から他方にかけて移動させる。これにより、第2のセンサ部160がy軸方向に沿って超音波又はレーザを走査することで、筐体120の上面121に存在する異物を探査する。この探査において異物が存在する場合、異物検出部150は、センサ部170からの検出信号に基づいて、x軸方向における異物までの距離と、y軸方向における異物の投影面積(大きさ)とを検出することができる。
ステップ4(S4)において、異物検出部150は、検出された異物の大きさを確定する。異物検出部150は、第1のセンサ部160により得られるx軸方向の異物の投影面積(大きさ)と、第2のセンサ部170により得られるy軸方向の異物の投影面積(大きさ)とによって、異物の大きさを二次元的に認識することできる。
ステップ5(S5)において、異物検出部150は、検出された異物の位置を確定する。異物検出部150は、第1のセンサ部160により得られるy軸方向における異物までの距離と、第2のセンサ部170により得られるx軸方向における異物までの距離とによって、異物の位置を二次元的に認識することできる。
ステップ6(S6)において、異物検出部150は、異物の大きさ及び異物の位置に基づいて、電力制限量を設定する。この電力制限量は、給電装置100から車両200への
給電時、規定の給電電力に対して出力を制限する割合(制限率)を示すものであり、図4に示すようなマップ等を通じて、異物の大きさ及びその位置から一義的に特定することができる。ここで、図4は、x軸上の任意に点におけるy軸方向上の位置と、異物の大きさ(図中の矢印方向)とに応じた電力制限量を規定するマップであり、異物検出部150は、このようなマップをx軸上の複数の点について保持している。
磁束により異物が受ける加熱エネルギーは、その材質及び大きさ(磁束方向への投影面積)が同一、送電コイル12の出力条件(周波数)が同一の環境下では、磁束密度の2乗に比例する。すなわち、筐体120の上面121では、送電コイル12に発生した磁束の磁束密度が大きい程、磁束により異物が受ける加熱エネルギー、すなわち、異物の発熱が大きくなることとなる。
図5は、コイル中心から半径方向外側に向かった距離と磁束密度との関係を示す説明図である。同図において、Cinは、コイルの最内周に相当する距離Lを示し、Coutは、コイルの最外周に相当する距離Lを示している。同図に示すように、磁束密度は、コイルの面上ほど大きく、また、コイルの面上では、コイルの内周側から外周側にかけて、増加し極大を経て減少するような上に凸となる傾向を有している。したがって、筐体120の上面121では、その位置に応じて、磁束により異物が受ける加熱エネルギー、すなわち、異物の発熱が変位することとなる。
また、磁束により異物が受ける加熱エネルギーは、異物の材質が同一、送電コイル12の出力条件(周波数)及び磁束密度が同一の環境下では、異物の大きさに比例する。すなわち、筐体120の上面121では、異物の大きさが大きい程、磁束により異物が受ける加熱エネルギー、すなわち、異物の発熱が大きくなることとなる。
このような点に鑑み、本実施形態では、異物の発熱が規定の上限温度以上とならない範囲で給電を行うべく、図4のマップに示すように、異物の大きさ及び位置に応じて、0%から100%の範囲で電力制限量を設定する。そして、制御部15は、センサ114の検出電流に基づいて、インバータ113のスイッチング制御を行い、送電コイル12から供給される電力を制御する。この場合、制御部15は、異物検出部150によって設定される電力制限量を上限として、供給電力が制限されるように電力の制御を行う。
なお、異物の材質(透磁率)によって加熱エネルギーが異なることから、発熱により最も高温となる材質である「鉄」を異物として、電力制限量を検討することが好ましい。
このように本実施形態において、非接触給電システムは、送電コイル12を内部に収容して所定の目的箇所に設置される筐体120と、この筐体120の表面に存在する異物を検出する検出ユニットとを有している。ここで、検出ユニットは、異物に対して感応する検知方向Sdがそれぞれ交差するように配置された一対のセンサ部160,170と、一対のセンサ部160,170からの信号に基づいて異物を検出する異物検出部150と、を有している。そして、異物検出部150は、筐体120の上面121に存在する異物について、その大きさを検出する。
かかる構成によれば、一対のセンサ部160,170をそれぞれの検知方向Sdが交差するように配置したことで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。そのため、一対のセンサ部160,170のそれぞれの検出情報を参照することで、その上面121における異物を二次元的に捉えることができるので、その大きさを適切に検出することができる。
また、本実施形態によれば、一対のセンサ部160,170のそれぞれの検出情報を参
照することで、その上面121における異物を二次元的に捉えることができるので、その位置を適切に検出することができる。
また、本実施形態において、異物検出部150は、筐体120の上面121上に存在する異物の大きさと位置とに基づいて、送電コイル12と受電コイル22との間で供給される電力について電力制限を行う。
かかる構成によれば、異物に大きさ及び位置に応じて電力制限量が設定されることで、給電時の電力に制限を課すことができるので、充電に伴う異物の発熱が所定の上限温度以上に到達してしまうといった事態を抑制することができる。また、電力制限を行うことで、異物が存在しても可能な範囲で電力供給を実行することができるので、異物の存在によって一律に電力供給が禁止されるといった事態を抑制することができる。
また、本実施形態において、一対のセンサ160,170は、互いに交差する二軸(xy軸)上に配置されており、この配置された軸上をそれぞれ移動可動に構成されている。
かかる構成によれば、一対のセンサ160,170が交差する二軸(xy軸)を移動することで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。これにより、異物の大きさ、さらにはその位置を二次元的に検出することができる。
また、本実施形態において、異物センサ16をなす一対のセンサ160,170は、非接触で電力の供給を行うべく送電コイル12及び受電コイル22が対峙した際に、鉛直下方に配置される送電コイル12を収容する筐体120に配置されている。
かかる構成によれば、鉛直下方に配置される送電コイル12では、これと向き合う関係にある受電コイル22と比較して、その筐体120の上面121に異物が存在し易い。これにより、異物の検出を有効に行うことができる。
なお、本実施形態では、充電制限量を設定すると、その後異物検出を行っていないが、上述したフローチャートを繰り返し実行し、筐体120の上面121から異物が取り除かれたことを条件に、充電制限量をリセットしてもよい。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る異物センサ16の構成を模式的に示す説明図である。第2の実施形態に係る異物センサ16が、第1の実施形態のそれと相違する点は、筐体120の上面121を二次元的に探査する手法である。以下、第1の実施形態と共通する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
第2の実施形態に係る異物センサ16は、一対のセンサ部160,170と、一対のセンサ部160,170にそれぞれ対応する駆動機構164,174とで構成されている。
センサ部160,170は、第1の実施形態と同様、検知方向Sdに存在する異物を検出するセンサであり、測距センサ等を用いることができる。
第1のセンサ部160は、筐体120の上面121と平行する二次元平面を規定するx軸において、送電コイル12の中心と対応する位置に配置され、その検知方向Sdを少なくともy軸方向と一致させることができるようになっている。この第1のセンサ部160は、駆動機構164の筐体の上部に取り付けてあり、xy平面と直交する軸(本実施形態では鉛直軸)を中心として回動することができる。駆動機構164は、電動モータやギヤなどで構成されており、この駆動機構164の駆動量に応じて、第1のセンサ部160を
所定量だけ回転させることができる。
この第1のセンサ部160は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構164の動作に応じて可動範囲Wr(送電コイル12の大きさに準じて設定される範囲)を一方から他方にかけて回動し、これより、円周方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。
また、第2のセンサ部170は、y軸において、送電コイル12の中心と対応する位置に配置され、その検知方向Sdを少なくともx軸方向と一致させることができるようになっている。この第2のセンサ部170は、駆動機構174の筐体の上部に取り付けてあり、xy平面と直交する軸(本実施形態では鉛直軸)を中心として回動することができる。駆動機構174は、電動モータやギヤなどで構成されており、この駆動機構174の駆動量に応じて、第2のセンサ部170を所定量だけ回転させることができる。
この第2のセンサ部170は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構174の動作に応じて可動範囲Wr(送電コイル12の大きさに準じて設定される範囲)を一方から他方にかけて回動し、これより、円周方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。
このように、異物センサ16において、一対のセンサ部160,170は、それぞれの検知方向Sdが交差するように配置されており、駆動機構164,174を動作させて個々のセンサ部160,170をそれぞれ回動させることで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る異物センサ16の構成を模式的に示す説明図である。第3の実施形態に係る異物センサ16が、第1の実施形態のそれと相違する点は、筐体120の上面121を二次元的に探査する手法である。以下、第1の実施形態と共通する構成については説明を省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
第3の実施形態に係る異物センサ16は、前述の第1の実施形態と第2の実施形態と組み合わせたものであり、一対のセンサ部160,170と、それぞれのセンサ部160,170に対応する駆動機構161,164,171,174とで構成されている。
この場合、第1のセンサ部160は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構161の動作に応じて可動範囲Wsを一方から他方にかけて移動し、これより、x軸方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。また、第1のセンサ部160は、必要に応じて、駆動機構164の動作に伴い可動範囲Wsを一方から他方にかけて回動し、これより、円周方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。
一方、第2のセンサ部170は、検知方向Sdに超音波又はレーザを出射しながら、駆動機構171の動作に応じて可動範囲Wsを一方から他方にかけて移動し、これより、y軸方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。また、第2のセンサ部170は、必要に応じて、駆動機構174の動作に伴い可動範囲Wsを一方から他方にかけて回動し、これより、円周方向に沿って筐体120の表面121上を走査して、異物を探査することができる。
このように、異物センサ16において、一対のセンサ部160,170は、それぞれの検知方向Sdが交差するように配置されており、駆動機構164,174を動作させて個
々のセンサ部160,170をそれぞれ移動及び回動させることで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。
このように、異物センサ16において、一対のセンサ部160,170は、それぞれの検知方向Sdが交差するように配置されており、駆動機構161,171又は駆動機構164,174を動作させて個々のセンサ部160,170をそれぞれ移動又は回動させることで、筐体120の上面121を二次元的に探査することができる。
また、図7に示すように、xy軸方向への移動と、回動とを組み合わせするとにより、一の異物の背後に他の異物が存在するようなケースでも、他方のセンサ部160,170を移動又は回動させることにより、その背後に存在する異物を有効に検出することができる。
なお、上述の各実施形態では、地上側に配置される送電コイル12を収容する筐体120に異物センサ16を適用している。例えば、受電コイル22が車両200の天井に配置され、これに対峙するように送電コイル12が配置されるような形態であれば、受電コイル22を収容する筐体に異物センサ16を適用してもよい。もっとも、異物を検出する点に観点に鑑みれば、異物センサ16は、互いに対峙する一対のコイルについて、個々のコイルを収容する筐体のそれぞれに適用してもよい。
また、非接触給電システムの車両200側のユニットは電気自動車に搭載されるが、ハイブリッド車両等の車両でもよい。
以上、本発明の実施形態にかかる非接触充電装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
100 給電装置
11 電力制御部
12 送電コイル
120 筐体
121 上面
14 無線通信部
15 制御部
150 異物検出部
16 異物センサ
160 センサ部
161 駆動機構
162 ガイドレール
164 駆動機構
170 センサ部
171 駆動機構
172 ガイドレール
174 駆動機構
200 車両
22 受電コイル
24 無線通信部
25 充電制御部
26 整流部
27 リレー部
28 バッテリ
29 インバータ
30 モータ
32 通知部

Claims (5)

  1. 磁気的結合によって第1のコイルと第2のコイルとの間で非接触で電力の供給を行う非接触給電装置において、
    前記第1のコイル又は第2のコイルを内部に収容し、所定の目的箇所に設置される筐体と、
    前記筐体の表面に存在する異物を検出する検出ユニットと、を有し、
    前記検出ユニットは、
    異物に対する検知方向がそれぞれ交差するように配置されて、前記筐体の表面を二次元的に探査する一対のセンサ部と、
    前記一対のセンサ部からの信号に基づいて前記異物を検出する異物検出部と、を有し、
    前記異物検出部は、前記筐体の表面に存在する異物について、その大きさを検出することを特徴とする非接触給電装置。
  2. 前記異物検出部は、前記筐体の表面における異物の位置をさらに検出することを特徴とする請求項1に記載された非接触給電装置。
  3. 前記異物検出部は、前記筐体の表面上に存在する異物の大きさと位置とに基づいて、前記第1のコイルと前記第2のコイルとの間で供給される電力について電力制限を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載された非接触給電装置。
  4. 前記一対のセンサ部は、互いに交差する二軸上に配置されており、当該配置された軸上をそれぞれ移動可動に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された非接触給電装置。
  5. 前記一対のセンサ部は、検知方向を円周方向に揺動するようにそれぞれ回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された非接触給電装置。
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