JP2014111229A - 粉体溶解装置及びその粉体溶解方法 - Google Patents

粉体溶解装置及びその粉体溶解方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な溶解槽内の構成により溶解槽内の層流部を減らし、粉体の液体への溶解を促進可能な粉体溶解装置を提供する。
【解決手段】横型円筒状の溶解槽10に投入される粉体と液体を撹拌して粉体を溶解し、溶解槽10の中心部に挿着される回転軸20と回転軸20に設けられる撹拌羽根30とを備え、撹拌羽根30は回転軸20から溶解槽10の径方向に突出する支持アーム31と、支持アーム31の突出先端部に支持され溶解槽10の長手方向の内壁に沿って延設される羽根本体32とを備え、支持アーム31の突出基端部と羽根本体32により形成される開口部33が回転軸20に沿って設けられ、羽根本体32は撹拌羽根30が回転可能な間隔を溶解槽10の内壁との間で保持して溶解槽10の内壁側に配置され、撹拌羽根30の回転により粉体と液体を持ち上げ、持ち上げた粉体と液体を溶解槽10内上側移動時に開口部33に落下させる粉体溶解装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉体を液体に溶解させるための粉体溶解装置及びその粉体溶解方法であり、特に、一定量の粉体に対して流量計側を行った液体を投入し撹拌することにより任意の濃度の混合液を製造する粉体溶解装置及びその粉体溶解方法に関する。
従来の粉体溶解装置をはじめとする撹拌装置としては、円筒形の溶解槽の中心に回転軸を設け、この回転軸にスクリュー状或いは板状の撹拌羽根を取り付けた装置であって、前記回転軸を回転することにより溶解槽内の処理物に回転を与えて撹拌するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
下記特許文献1に記載の撹拌装置は、縦型円筒形の溶解槽の中心に槽外から回転可能な回転軸と、この回転軸の下部に装着される平板状のボトムパドルと、このボトムパドルの上側に装着される格子状の格子翼と、を備え、前記溶解槽の側壁面に上下方向に延びる複数本のバッフルを周方向に間隔を有して固着し、前記格子翼の翼端に案内翼を取り付けたものである。そして、下記特許文献1に記載の撹拌装置は、前記バッフルにより溶解槽内の流体全体を上下方向に対流させるとともに、上記格子翼の回転によって溶液に剪断力を発生させ、溶液を乱流状態にして撹拌する。
特開平11−267484号公報 特開2010−71148号公報
しかしながら、従来の撹拌装置においては、溶解槽の内壁側が層流状態となり易く、粉体を液体に溶解させるために長い時間を要していた。そこで、上記特許文献1の撹拌装置においては、溶解槽の内壁側を乱流状態とするために、溶解槽の内壁側にバッフルを設けているが、溶解槽内に別途バッフルを設ける必要があるため、溶解槽内の構造が複雑になるという問題もあった。
一方で、上記特許文献2に記載の尿素水を用いた選択的触媒還元を採用する輸送機器のうち、船舶には容積的に有利な尿素粉末が積載される。そして、航行中の船舶では、積載された尿素粉末を水に溶かして尿素水とし、これを選択的触媒還元に用いる。従って、船舶のようにスペースが限られる輸送機器では、瞬時に尿素粉末を溶解させて、尿素水タンクに送り出すことが出来る省スペースな撹拌装置と貯蔵タンクを併せた装置群が必要であるという問題があった。
そこで、本発明は、簡単な溶解槽内の構成により溶解槽内の層流部を減らし、粉体の液体への溶解を促進可能な粉体溶解装置及びその粉体溶解方法を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上であり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明に係る粉体溶解装置は、横型円筒状の溶解槽に投入される粉体及び液体を撹拌して粉体を液体に溶解させる粉体溶解装置であって、前記溶解槽の中心部に挿着されて槽外から回転可能な回転軸と、前記回転軸に設けられる複数枚の撹拌羽根と、を具備し、前記撹拌羽根が、前記溶解槽内における前記回転軸の両端部から前記溶解槽の径方向に突出して設けられる支持アームと、前記支持アームの突出先端部において両端部が支持され、前記溶解槽の長手方向の内壁に沿って延設される羽根本体と、を具備するとともに、前記支持アームの突出基端部と前記羽根本体により形成される開口部が前記回転軸に沿って設けられ、前記羽根本体が、前記撹拌羽根が回転可能な間隔を前記溶解槽の内壁との間で保持した状態で前記溶解槽の内壁側に配置されるとともに、前記撹拌羽根の回転により粉体及び液体を持ち上げ、前記溶解槽内の上方を回転移動時に、前記持ち上げた粉体及び液体を前記開口部に落下させるものである。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記羽根本体に複数の孔が設けられるものである。
第3の発明は、第2の発明の構成において、隣接する前記孔の間隔は、前記孔の径より長く形成されるものである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか1つの発明の構成において、前記溶解槽内の溶液を槽外に排出するための排出管が前記溶解槽から延設され、前記溶解槽と前記排出管との間に、開閉可能なシャッタが設けられるものである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明のいずれか1つの発明の構成において、前記溶解槽に粉体を投入するための粉体投入部が前記溶解槽に設けられ、前記粉体投入部の入口部分に開閉可能なシャッタが設けられるものである。
第6の発明に係る粉体溶解方法は、第1の発明に係る粉体溶解装置における粉体溶解方法であって、前記羽根本体がその回転移動により粉体及び液体を前記溶解槽内の上方に持ち上げ、且つ前記溶解槽内の上方を回転移動時に持ち上げた粉体及び液体を前記開口部に落下させることにより前記溶解槽内の中心部の溶液を乱流にするとともに、前記羽根本体がその溶液中の回転移動により前記溶解槽の内壁側の溶液を乱流にすることにより粉体及び液体を撹拌して粉体を液体に溶解させる方法である。
第7の発明に係る粉体溶解方法は、第6の発明に係る粉体溶解方法において、前記溶解槽の液量を溶解槽容量の50%以上80%以下とする方法である。
本発明によれば、粉体及び液体を保持可能であり孔が設けられた羽根本体を溶解槽の内壁側に形成し、且つ支持アーム及び羽根本体により形成される開口部を回転軸側に形成した撹拌羽根を、溶液槽内で回転させることから、羽根本体の回転により溶解槽の内壁側が乱流状態になるとともに、羽根本体が保持する粉体及び液体が開口部へ落下することにより回転軸付近(溶解槽の中心部分)が乱流状態となる。そのため、溶液槽内で乱流を発生させるために溶液槽内に別途バッフル等を設ける必要がなく、撹拌羽根を回転させるのみで溶液槽内に乱流を発生させることができる。従って、簡単な溶解槽内の構成により溶解槽内の層流部を減らし、短時間で粉体を液体に溶解させることができる。さらに、粉体を瞬時に溶解させて、貯蔵タンクへ送り出すことができるため、貯蔵タンクを小さくすることが可能となり、撹拌装置と貯蔵タンクを併せた装置群を省スペース化できる。
本発明の実施例に係る粉体溶解装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の実施例に係る粉体溶解装置の側面概略図である。 本発明の実施例に係る粉体溶解装置における撹拌羽根の斜視図である。 本発明の実施例に係る粉体溶解装置において尿素粉末が羽根本体の孔を通過する際の概略図である。 本発明の実施例に係る粉体溶解装置における撹拌羽根の別実施例を示す斜視図である。
本発明は、横型円筒状の溶解槽内に構成され、この溶解槽内に設けられる撹拌羽根により溶解槽内の粉体及び液体を撹拌し、粉体を液体に溶解させる粉体溶解装置及びその粉体溶解方法に関するものである。本実施例では、この粉体溶解装置の一例として、粉体である尿素粉末を液体である水に溶解させて尿素水を製造する際に使用される粉体溶解装置について説明する。ただし、本発明に係る粉体溶解装置は、本実施例に係る尿素水の製造時に使用される粉体溶解装置に限定されるものではなく、横型円筒状の溶解槽内の処理物を撹拌、又は撹拌及び溶解するための装置に広く適用される。
まず、本発明の実施例に係る粉体溶解装置1の構成について図面に基づき説明する。
図1に示すように、粉体溶解装置1は、軸方向を略水平方向とする横型円筒状の溶解槽10と、溶解槽10の中心部に配設されて槽外から回転可能な回転軸20と、回転軸20に設けられる複数枚の撹拌羽根30・30・・・と、回転軸20を回転駆動するギヤードモータ50とを備える。粉体溶解装置1の構成要素のうち撹拌羽根30・30・・・により、溶解槽10内の尿素粉末(粉体)及び水(液体)を撹拌する。
図1に示すように、溶解槽10の上部には、溶解槽10に尿素粉末(粉体)を投入するための尿素粉末投入部11(粉体投入部)と、水投入部12(液体投入部)とが形成されている。尿素粉末投入部11及び水投入部12は、尿素粉末投入部11の下部付近に尿素粉末が堆積しないように(尿素粉末投入時の山積み防止のために)互いに近接して配置される。
尿素粉末投入部11は、図示しない尿素粉末の貯蔵タンクに接続される。尿素粉末は、この貯蔵タンクから尿素粉末投入部11を介して一定量溶解槽10に投入される。また、尿素粉末投入部11は、その入口部分(フランジ箇所)にゲート式又は回転式(例えば、バタフライ弁)等の開閉可能なシャッタ45が設けられている。このように尿素粉末投入部11の入口部分に開閉可能なシャッタ45を設けることで、溶解槽10内の水分が上記尿素粉末の貯蔵タンク(粉体管理装置)へ入り込むことを防止できる。
水投入部12は、溶解槽10の上部から延設される投入管13と、投入管13の端部に設けられる給水口13aと、投入管13の中途部に設けられる流量調整弁14及び流量計15とから構成される。水投入部12においては、給水口13aより水が投入される。そして、流量計15により水の投入量が制御され、流量調整弁14により水の投入量が調整される。なお、水の投入量は、投入した尿素粉末に対して予め設定された尿素水の濃度となるように調整される。すなわち、粉体溶解装置1において、尿素水の濃度調整は、一定量投入される尿素粉末に対して、水の流量を調整することで行う。また、投入される水は、撹拌により化学反応が生じないように、高温(例えば50℃)の水を使用する。なお、尿素水は50℃以上になるとアンモニアが揮発するため、投入する水は40℃〜50℃であることが好ましい。さらに、後述する羽根本体32から尿素粉末及び水を落下させて液面へ落とす効果を得るために、溶解槽10に投入する水の量は、溶解槽10の容量に対して所定量以下とし、好ましくは、溶解槽10の容量の80%以下とする。さらに好ましくは、50%以上70%以下である。
また、図1に示すように、溶解槽10の下部には、尿素水排出部16(溶液排出部)が形成される。尿素水排出部16は、溶解槽10の下部から延設され、溶解槽10内の尿素水(溶液)を溶解槽10の槽外に排出するための排出管17と、排出管17の端部に設けられる排出口17aと、排出管17の中途部に設けられる排出弁18とから構成される。尿素水排出部16においては、溶解槽10内における全ての尿素粉末の溶解が完了した時点で排出弁18が開かれ、排出管17を介して尿素水が排出口17aから尿素タンク(図示せず)に送り出される。なお、撹拌時に排出管17に尿素粉末が堆積しないように、溶解槽10から排出弁18までの距離を短くする。また、溶解槽10と排出管17との間の極力、溶解槽10側に、ゲート式又は回転式等の開閉可能なシャッタ40を設けることで、撹拌時の排出管17における尿素粉末の堆積を防止できる。
次に、粉体溶解装置1の撹拌機構を構成する回転軸20及び撹拌羽根30について説明する。図1に示すように、粉体溶解装置1においては、ギヤードモータ50の回転駆動を受けた回転軸20によって撹拌羽根30を回転させることにより溶解槽10内の尿素粉末及び水が撹拌され、尿素粉末が水に溶解する。
回転軸20は、溶解槽10の中心部を貫通して略水平方向に配置される。回転軸20は、その両端部が溶解槽10の両端部に設けられる軸受ユニット21・21に回転自在に支持されるとともに、その一端部が槽外のギヤードモータ50に取り付けられる。
また、図1及び図2に示すように、回転軸20の表面(外周面)には複数枚の撹拌羽根30・30・・・が、回転軸20の軸心方向から見て放射線状に突出して所定間隔で配置される。この複数枚の撹拌羽根30・30・・・は、ギヤードモータ50の回転駆動を受けた回転軸20の回転により、その突出先端が溶解槽10の内壁に沿うように、撹拌羽根30が回転可能な間隔を保って回転する。すなわち、粉体溶解装置1のサイズによる設計上の誤差を考慮する必要があるが、1mmから60mmの間隔であることが好ましい。さらに好ましくは、1mmから30mmの間隔である。さらに、より好ましくは、1mmから5mmの間隔である。
ここで、撹拌羽根30の構成について説明する。図1及び図2に示すように、撹拌羽根30は、その両端部に回転軸20から溶解槽10の径方向に突出して設けられる支持アーム31・31と、その溶解槽10の長手方向の内壁側に支持アーム31・31に支持される羽根本体32と、を備える。撹拌羽根30においては、回転軸20が回転することにより、両端の支持アーム31・31が回転し、それに伴って羽根本体32が溶解槽10の長手方向の内壁に沿って回転する。羽根本体32が回転することにより、溶解槽10の内壁側の溶液が撹拌される。
支持アーム31は、溶解槽10内における回転軸20の両端部(具体的には軸受ユニット21・21)から突出する棒状の部材である。そして、支持アーム31は、その突出先端及びその側面が溶解槽10の内壁に接触することなく、撹拌羽根30が溶解槽10内で回転可能な間隔を保持して溶解槽10内に配置される。
羽根本体32は、支持アーム31の突出先端部(溶解槽10側端部)において両端部が支持される平板状の部材である。そして、羽根本体32は、溶解槽10の長手方向の内壁に沿って延設されるとともに、その側面が溶解槽10の内壁に接触することなく、撹拌羽根30が溶解槽10内で回転可能な間隔を保持して溶解槽10の内壁側に配置される。羽根本体32は、その長手方向の両端部のみを支持アーム31で支持されており、その長手方向の側端部は支持アーム等の支持部材では支持されていない。そのため、羽根本体32が溶解槽10内の上方を回転移動時に、溶解槽10上部の尿素粉末投入部11から投入された尿素粉末が、羽根本体32の長手方向側端部に付着し、溶液内に落下することなく残存することがない。
また、羽根本体32は、尿素粉末及び水を撹拌するための撹拌面32aを、撹拌羽根30の回転方向の上流側に有する。そして、この撹拌面32aは、溶解槽10内の尿素粉末及び水を一時的に保持できる構成となっている。具体的には、図2に示すように、撹拌羽根30の回転により羽根本体32が溶解槽10の上方へ回転移動する際に、羽根本体32の撹拌面32aにおいて溶解槽10内の尿素粉末及び水を載せ、上方に保持しながら持ち上げる。このように、羽根本体32は、尿素粉末及び水を撹拌する機能と保持する機能とを兼ね備える。
さらに、図1及び図3に示すように、羽根本体32(撹拌面32a)には、複数の孔32b・32b・・・が設けられている。この複数の孔32b・32b・・・には、撹拌羽根30の回転時に、尿素粉末及び水が通過する。複数の孔32b・32b・・・を羽根本体32に設けることで、尿素粉末が撹拌羽根30の回転方向と逆方向に孔32bを通過した際に、尿素粉末に対して剪断力が働く。具体的には、図4に示すように、尿素粉末Nが孔32bを通過することで、孔32bの内周側を通過する尿素粒子N1と尿素粒子N2との間で速度差が生じる。そして、この速度差により、孔32bの中心部を通過する尿素粒子N3及び尿素粒子N4の相対速度が、孔32bの内周側を通過する尿素粒子N1及び尿素粒子N2と比べて速くなる。この粒子間での速度差の違いにより尿素粉末Nの粒子間に剪断力が生じ、尿素粉末Nが剪断される。このように、尿素粉末Nは、孔32bを通過する尿素粒子間の速度差によって剪断させるため、孔32bの内径は、尿素粉末の粒子径よりある程度長く形成される。ただし、孔32bの内径が尿素粉末の粒子径より著しく長くなると、孔32bの中心部を通過する尿素粒子の相対速度がゼロとなり、尿素粉末Nの粒子間に剪断力が生じないため、好ましくは、尿素粉末の粒子径の4〜5倍の長さに形成される。
さらに、図3に示すように、隣接する孔32bの間隔Rは、孔32bの内径より長く形成され、好ましくは、孔32bの内径に対して3〜4倍の長さに形成される。このように隣接する孔32bの間隔Rを設定するのは、ある第1の羽根本体32(例えば、図3における前方の羽根本体32)の孔32bを通過した尿素粉末が、第1の羽根本体32の後方に配置される第2の羽根本体32(例えば、図3における後方の羽根本体32)に到達した際に、第2の羽根本体32の孔32bを通過することなく、確実に第2の羽根本体32の撹拌面32aに衝突するようにするためである。このように隣接する孔32bの間隔Rを設定することで、尿素粉末の剪断が促進されるとともに、溶液が乱流状態になることで、濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することにより尿素粉末が水に溶解し易くなる。また、第1の羽根本体32の孔32bの配列を第2の羽根本体32の孔32bの配列とずらして配置(例えば、千鳥格子状に配置)しても構わない。
さらにまた、図1に示すように、撹拌羽根30の回転軸20側端部には、支持アーム31の突出基端部と羽根本体32により形成される開口部33が設けられている。開口部33は、回転軸20に沿って開口される。撹拌羽根30の回転軸20側端部に開口部33を設けることにより、撹拌羽根30の回転時に、回転軸20の周辺に空隙部が形成される。そして、この空隙部に羽根本体32の撹拌面32aによって持ち上げられた尿素粉末及び水が落下する。この尿素粉末及び水の落下により、回転軸20周辺の溶液が乱流状態となる。
次に、粉体溶解装置1の撹拌方式について説明する。
粉体溶解装置1における撹拌方式は、水及び尿素粉末を剪断及び落下させることにより溶解槽10内に乱流を発生させて撹拌する方式である。具体的には、以下の5つの方式を組み合わせることにより撹拌する。以下、図2に基づいて、5つの方式を説明する。
まず、第1の方式としては、図2の(A)に示すように、尿素粉末Nが羽根本体32の孔32bを通過することによる剪断力によって撹拌するものである。上述のように、水中において尿素粉末Nが羽根本体32の孔32bを通過すると、尿素粉末Nは、孔32bを通過する尿素粒子の相対速度の差により剪断が促進されるとともに、溶液が乱流状態になることで、濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することが可能となり、水に溶解し易い状態となる。
次に、第2の方式としては、図2の(B)に示すように、撹拌羽根30の回転により、撹拌羽根30の回転方向に回転する水溶液(羽根本体32側の水溶液)と、撹拌羽根30の開口部33を通過して回転しない水溶液(開口部33側の水溶液)との剪断力によって撹拌するものである。図2の(B)に示すように、溶解槽10の内壁側部分では、撹拌羽根30(羽根本体32)の回転により、水溶液が撹拌羽根30の回転方向に流れる。一方、溶解槽10の中央部分(回転軸20周辺部分)では、撹拌羽根30が回転しても、水溶液は開口部33を通過するため、撹拌羽根30の回転方向へは流れない。すなわち、撹拌羽根30の回転により、溶解槽10の内壁側部分と中央部分とで水溶液の流れ方向に違いが生じる。この溶解槽10内の水溶液の流れ方向の違いにより溶解槽10内に乱流が発生する。そして、この乱流の発生により濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することができ、尿素粉末が水に溶解し易い状態となる。このように、溶解槽10の内壁側と中央部分とで水溶液の流れ方向に違いを生じさせて溶解槽10内に乱流を発生させるために、溶解槽10の内壁側に羽根本体32を配置し、溶解槽10の中央部分(回転軸20周辺部分)に開口部33を設けている。
次に、第3の方式としては、図2の(C)に示すように、羽根本体32により溶解槽10内の上方に持ち上げられた尿素粉末N及び水Wを、羽根本体32の孔32bから落下させることにより撹拌するものである。上述のように、尿素粉末Nが羽根本体32の孔32bを通過すると、尿素粉末Nは、孔32bを通過する尿素粒子の相対速度の差により剪断が促進されるとともに、溶液が乱流状態になることで、濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することが可能となり、水に溶解し易い状態となる。また、孔32bを通過した尿素粉末N及び水Wは、それぞれの自重により溶解槽10内の水溶液に落下し、落下の際に液面に衝突する。この液面への衝突により溶解槽10内に乱流が発生し、この乱流の発生により濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することができ、尿素粉末が水に溶解し易い状態となる。
次に、第4の方式としては、図2の(D)に示すように、羽根本体32により溶解槽10内の上方に持ち上げられた尿素粉末N及び水Wを、回転軸20側に形成された開口部33から溶解槽10内の水溶液に落下させることにより撹拌するものである。図2の(D)に示すように、羽根本体32により溶解槽10内の上方に持ち上げられた尿素粉末N及び水Wは、ある一定の高さまで持ち上げられると、それぞれの自重により羽根本体32から下方へ滑り落ちる。この時、尿素粉末N及び水Wは、開口部33を通過して溶解槽10内の水溶液に落下し、落下の際に回転軸20付近の液面に衝突する。この液面への衝突により溶解槽10内に乱流が発生する。そして、この乱流の発生により濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することができ、尿素粉末が水に溶解し易い状態となる。このように、羽根本体32により持ち上げられた尿素粉末N及び水Wを、回転軸20付近の液面に落下させて乱流を発生させるために、撹拌羽根30の回転軸20側に開口部33が形成されている。
次に、第5の方式としては、図2の(E)に示すように、羽根本体32が液面を叩くことによって生じる衝撃力により撹拌するものである。図2の(E)に示すように、溶解槽10内の上部まで回転移動した羽根本体32は、撹拌羽根30の回転により溶解槽10内の下方へ回転移動し、溶解槽10内の水溶液に着水する。そして、羽根本体32は、溶解槽10内の水溶液に着水する際に液面を叩く。この羽根本体32が液面を叩くことによる衝撃力により溶解槽10内の水溶液が振動されて、溶解槽10内に乱流が発生する。そして、この乱流の発生により濃度の低い溶液と尿素粉末が接触する機会を短時間で多く実現することができ、尿素粉末が水に溶解し易い状態となる。
以上のように、粉体溶解装置1において、孔32bを設けた羽根本体32を溶解槽10の内壁に沿って回転させることにより、溶解槽10の内壁付近の水溶液を効率良く乱流状態にすることができる。また、尿素粉末及び水を、羽根本体32から開口部33を介して回転軸20付近の水溶液に落下させることにより、回転軸20周辺の水溶液を効率良く乱流状態にすることができる。このように、溶解槽10の内壁付近及び回転軸20周辺の水溶液を効率良く乱流状態にすることで、尿素粉末の水への溶解速度が加速され、溶解時間を短縮することができる。また、乱流になりにくい粘度の高い液体であっても粉体を効率良く溶解することができる。従って、瞬時に尿素粉末を溶解させて、次の尿素水タンクに送り出すことが出来るため、省スペース化が可能な撹拌装置と貯蔵タンクを併せた装置群を設けることができる。
さらに、粉体溶解装置1においては、図5に示すように、平板状の羽根本体32に代えて、棒状の羽根本体32Aを支持アーム31・31に設けることで撹拌羽根30を形成することもできる。羽根本体32を棒状の羽根本体32Aとすることで、回転時における溶液の抵抗を軽減することができる。なお、羽根本体32Aにおいては撹拌面が曲面となるため、尿素粉末及び水が撹拌面で保持可能となるように、羽根本体32Aを楕円形とすることが好ましい。
さらにまた、粉体溶解装置1は、上記構成により粉体の溶解効率が向上するため、装置本体を小型化することが可能である。そのため、粉体溶解装置1は、小型の粉体溶解装置の設置が望まれる船舶用のSCR(Selective Catalytic Reduction)システムに導入することができる。
加えて、他の粉体、例えば粉末肥料を液体に溶解させ液体肥料を製造する際の粉体溶解装置としても好適である。
1 粉体溶解装置
10 溶解槽
20 回転軸
30 撹拌羽根
31 支持アーム
32 羽根本体
32b 孔
33 開口部
R 孔の間隔

Claims (7)

  1. 横型円筒状の溶解槽に投入される粉体及び液体を撹拌して粉体を液体に溶解させる粉体溶解装置であって、
    前記溶解槽の中心部に挿着されて槽外から回転可能な回転軸と、
    前記回転軸に設けられる複数枚の撹拌羽根と、
    を具備し、
    前記撹拌羽根は、
    前記溶解槽内における前記回転軸の両端部から前記溶解槽の径方向に突出して設けられる支持アームと、
    前記支持アームの突出先端部において両端部が支持され、前記溶解槽の長手方向の内壁に沿って延設される羽根本体と、
    を具備するとともに、
    前記支持アームの突出基端部と前記羽根本体により形成される開口部が前記回転軸に沿って設けられ、
    前記羽根本体は、
    前記撹拌羽根が回転可能な間隔を前記溶解槽の内壁との間で保持した状態で前記溶解槽の内壁側に配置されるとともに、
    前記撹拌羽根の回転により粉体及び液体を持ち上げ、前記溶解槽内の上方を回転移動時に、前記持ち上げた粉体及び液体を前記開口部に落下させる
    ことを特徴とする粉体溶解装置。
  2. 前記羽根本体に複数の孔が設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉体溶解装置。
  3. 隣接する前記孔の間隔は、前記孔の径より長く形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の粉体溶解装置。
  4. 前記溶解槽内の溶液を槽外に排出するための排出管が前記溶解槽から延設され、
    前記溶解槽と前記排出管との間に、開閉可能なシャッタが設けられる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の粉体溶解装置。
  5. 前記溶解槽に粉体を投入するための粉体投入部が前記溶解槽に設けられ、
    前記粉体投入部の入口部分に開閉可能なシャッタが設けられる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の粉体溶解装置。
  6. 請求項1に記載の粉体溶解装置における粉体溶解方法であって、
    前記羽根本体がその回転移動により粉体及び液体を前記溶解槽内の上方に持ち上げ、且つ前記溶解槽内の上方を回転移動時に持ち上げた粉体及び液体を前記開口部に落下させることにより前記溶解槽内の中心部の溶液を乱流にするとともに、
    前記羽根本体がその溶液中の回転移動により前記溶解槽の内壁側の溶液を乱流にすることにより粉体及び液体を撹拌して粉体を液体に溶解させる
    ことを特徴とする粉体溶解方法。
  7. 前記溶解槽の液量を溶解槽容量の50%以上80%以下とすることを特徴とする請求項6に記載の粉体溶解方法。
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