JP2014110658A - 風車及びその制御方法並びに風力発電システム - Google Patents

風車及びその制御方法並びに風力発電システム Download PDF

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【課題】解列後における系統併入を容易にかつ速やかに行うことのできる風車及びその制御方法並びに風力発電システムを提供することを目的とする。
【解決手段】風車10−1は、風力により発電する発電機23と、発電機23に接続された補機25と、風車制御部20−1とを備える。発電機23が電力系統3から解列された場合に、風車制御部20−1は、発電機23の発電電力を補機25の必要電力に等しくなるよう制御する。これにより、例えば、電力系統3に停電等が発生することにより、風車10−1が解列した場合であっても、風車10−1の発電が継続して行われ、補機25への電力供給が維持される。補機25への電力供給を継続して行うことにより、電力系統3が復旧した場合には、速やかに系統併入させることが可能となり、風車10−1の系統併入の際の作業員による点検等を不要とすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、風車及びその制御方法並びに風力発電システムに関するものである。
従来、風力発電の分野では、風速の変動に伴う風車の出力変動を抑制するために、風車と電力系統とを接続する電力線に二次電池を接続し、二次電池によって風車の発電電力の変動を吸収することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
従来の風車では、電力系統の停電などにより解列されると、発電を停止させ、無負荷運転が行われる。風車の発電が一旦停止されると、風車の監視制御や補機の運転における健全性が確保できなくなる。したがって、従来においては、系統に併入させる前に、作業員が風車の点検を直接行い、健全性が確認された後に系統併入を行っている。
特開2004−187431号公報
上述した従来の方法では、解列後の系統併入時に、作業員が現場までわざわざ赴く必要があり、多大な労力が必要とされていた。特に、洋上風車などでは、現場まで移動するのが困難である上、洋上での点検作業なども容易ではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、解列後における系統併入を容易にかつ速やかに行うことのできる風車及びその制御方法並びに風力発電システムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、風力により発電する発電機と、前記発電機に接続された補機と、風車制御手段と、を備え、前記発電機が電力系統から解列された場合に、前記風車制御手段は、前記発電機の発電電力を前記補機の必要電力に等しくなるよう制御する風車である。
このような構成によれば、電力系統に停電等が発生することにより、風車が解列した場合であっても、風車の発電が継続して行われ、補機への電力供給が維持される。このように、風車の運転を継続して行うことにより、電力系統が復旧した場合には、速やかに系統併入させることが可能となる。これにより、風車の系統併入の際の作業員による点検等を不要とすることができ、作業者の労力を低減させることができる。更に、風車の稼働率を向上させることができる。また、ブレードピッチ角を制御するための油圧ポンプや、回転軸系に潤滑油を循環させるための機構などの補機を停止させることなく、補機運転を継続し羽根をターニングし続けることで、補機の健全性を保つことができる。
上記風車は、前記発電機と前記補機とを接続する電力線に接続可能とされた二次電池と、前記二次電池の充放電を制御する二次電池制御手段とを備え、前記二次電池制御手段は、前記補機の必要電力と前記発電機の発電電力との差分に応じて前記二次電池の充放電を制御することとしてもよい。
このように、二次電池を設けることにより、発電機の発電電力と補機の必要電力とのアンバランスを二次電池による充放電により吸収することが可能となる。これにより、周波数変動などにより、補機が停止してしまう頻度を低下させることができる。
本発明の第2態様は、他の風車との間で互いの前記補機への電力供給が可能とされた上記風車であって、前記発電機による発電が停止された場合に、他の前記風車から前記補機に電力供給される風車である。
このような構成によれば、自身の風車の発電が停止してしまった場合でも、他の風車からの電力供給によって補機を駆動させることが可能となる。
上記風車において、他の前記風車からの前記補機への電力供給が遮断された場合に、前記二次電池から前記補機に対して電力が供給されることとしてもよい。
このような構成によれば、他の風車からの電力供給も停止してしまった場合には、二次電池からの電力供給により補機を運転させる。このように、二重、三重に補機への電力供給の手段を設けておくことで、補機の運転を高い確率で維持させることが可能となる。
本発明の第3態様は、複数の上記いずれかの風車を備え、複数の前記風車の出力が共通の連系点を通じて電力系統に供給される風力発電システムである。
本発明の第4態様は、風力により発電する発電機と、前記発電機に接続された補機とを備える風車の制御方法であって、前記発電機が解列された場合に、前記発電機の発電電力を前記補機の必要電力に等しくなるよう制御する風車の制御方法である。
本発明によれば、解列後の系統併入時における作業員の労力を軽減することができるとともに、風車の稼働率を向上させることができるという効果を奏する。更に、本発明によれば、系統停電時の非常用電源設備の容量を低減させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る風力発電システムの全体構成を示す図である。 図1に示した風車の外観図である。 図1に示した風車の電気的構成を概略的に示した模式図である。 図1に示した風車の電気的構成を概略的に示した模式図である。 風車単独運転モードにおける風車制御部の制御を説明するための図である。 風車単独運転モードにおける二次電池制御部の制御を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る風車の制御方法を説明するためのフローチャートである。 電力系統が正常である場合の遮断機の開閉状態と電力供給の様子を示した図である。 風車単独運転モードの場合の遮断機の開閉状態と電力供給の様子を示した図である。 他の風車給電モードの場合の遮断機の開閉状態と電力供給の様子を示した図である。 二次電池給電モードの場合の遮断機の開閉状態と電力供給の様子を示した図である。
以下に、本発明に係る風車及びその制御方法並びに風力発電システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る風力発電システム1の全体構成を示す図である。図1に示されるように、風力発電システム1は、複数の風車10−1、10−2を備えている。図1では、2台の風車10−1、10−2を備える場合を例示しているが、風車の設置台数については任意に決定でき、上記例に限定されるものではない。本実施形態において、風車10−1、10−2は、風速に応じて回転速度を制御可能な可変速風車である。
風車10−1、10−2において発電された発電電力は、変圧器19a、19bをそれぞれ介して共通の連系点Aに供給され、変圧器19cを介して電力系統3に供給される。また、各風車10−1、10−2はそれぞれ風車制御部20−1、20−2を有しており、この風車制御部20−1、20−2により発電電力などが制御される。また、符号35は、遮断機であり、詳細については後述する。
図2は、風車10−1の外観図である。風車10−2は、風車10−1と同様の構成を有することから、以下の説明においては、主に風車10−1の構成や機能について説明する。図2に示すように、風車10−1は、基礎5上に立設されるタワー6と、タワー6の上端に設置されるナセル7と、略水平な軸線周りに回転可能にしてナセル7に設けられるロータヘッド8とを有している。
ロータヘッド8には、その回転軸線周りに複数のブレード9が放射状に取り付けられている。ブレード9は、運転条件に応じてロータヘッド8に対して回動可能なように連結されており、ピッチ角が変化可能とされている。ロータヘッド8には、ブレード9を駆動する油圧シリンダ(図示略)と、油圧シリンダに油圧を供給する油圧ポンプ(図示略)とが収容されている。
図3、図4は、本実施形態に係る風車の電気的構成を概略的に示した模式図である。図3に示すように、ロータヘッド8の回転軸21には、増速機22および発電機23が機械的に連結されている。発電機23は、同期発電機であってもよいし、誘導発電機であってもよい。また、増速機22が設けられていない構成とすることも可能である。
ロータヘッド8の回転軸線方向からブレード9に当たった風の力によってロータヘッド8が回転軸周りに回転させられ、その回転力が増速機22により増速されて、発電機23に伝達され、電力に変換される。発電機23の発電電力は、電力変換装置24により電力系統3に応じた電力に変換され、変圧器19a等を介して電力系統3へ供給される。
図4に示すように、発電機23と電力系統3とを接続する電力線30には、発電機23を解列/併入するための遮断機31が設けられている。また、発電機23は、電力線33を介して風車10−1内に設置された補機25と接続されている。主な補機25として、上述したブレードピッチ角を制御するための油圧ポンプ、回転軸系に潤滑油を循環させるための機構(図示略)などが挙げられる。発電機23と補機25とを接続する電力線33には、遮断機(スイッチング手段)32、36を介して二次電池26が接続されている。これにより、遮断機32、36により二次電池26と補機25及び発電機23との接続/非接続が切り替えられる構成とされている。
更に、図1、図4から参照されるように、風車10−1、10−2は、互いの補機25への電力供給が可能な構成とされている。例えば、風車10−1の補機25に対して、風車10−2から出力された発電電力が供給可能な構成とされている。風車10−2の電力線と風車10−1の補機25とを接続する電力線34には、遮断機35が設けられており、この遮断機35により風車10−2と補機25との接続/非接続が切り替えられる。
また、図4に示すように、風車10−2と風車10−1の二次電池26とは、遮断機35、36を介して接続されている。これにより、遮断機35、36が共に閉状態とされることにより、風車10−2の出力電力の余剰分を二次電池26に蓄電することも可能となる。また、二次電池26と遮断機36との間には、変圧器28が設けられている。
上記遮断機31、32、35、36の開閉切替は、風車制御部20−1によって行われる。また、風車制御部20−1は、上記電力変換装置24の制御やブレード9のピッチ角制御等を行う。
二次電池26の充放電は、風車制御部20−1からの指令に基づいて、二次電池制御部27により制御される。
次に、風車制御部20−1について詳しく説明する。風車制御部20−1は、電力系統3が正常である場合には、遮断機31を閉状態、遮断機32、35、36を開状態とする。これにより、発電機23の発電電力が電力系統3に供給されるとともに、その一部が補機25に供給される(図8参照)。
一方、風車制御部20−1は、電力系統3が停電等により異常な状態に陥ると、遮断機31を開状態として、風車10−1を解列するとともに、発電機23の発電電力を補機25の必要電力と等しくなるよう制御する。図5に、風車10−1が解列した場合における風車制御部20−1の制御ブロックの一例を示す。図5に示すように、風車10−1が解列された場合には、風車制御部20−1は、発電機出力から補機25の必要電力を減算し、更に、この減算結果に対して発電機出力を加算することにより、発電電力指令を生成する。この発電電力指令に基づいてブレードピッチ角や電力変換装置24が制御されることにより、発電機23の発電電力が補機25の必要電力に等しくなるように制御される。
また、二次電池制御部27は、図6に示すように、風車制御部20−1において生成された発電電力指令から補機25の必要電力を減算することにより、二次電池26の充放電指令を生成する。これにより、例えば、補機25の必要電力が急激に変化し、その変化に風車制御部20−1の制御が追従できなかった場合に、二次電池26による充放電により、その変化分を吸収することが可能となる。また、補機にとっては、大きな周波数変動は好ましくないため、二次電池による平滑化は更に好ましい状況になる。
次に、本実施形態に係る風車の制御方法について図7から図11を参照して説明する。
まず、風車制御部20−1は、電力系統3が正常である旨の情報を受信している期間においては、遮断機31を閉状態とするとともに、遮断機32、35、36を開状態とする(ステップSA1)。これにより、図8に示すように、発電機23の発電電力が電力系統3に供給されるとともに、その一部が補機25に供給される。
次に、風車制御部20−1は電力系統3の停電情報を受信すると(ステップSA2)、系統電圧が風車のLVRT(Low Voltage Ride Through)能力外であるか否かを判定する(ステップSA3)。この結果、LVRT能力内である場合には、電力系統3が正常である場合と同様の制御を行う(ステップSA1)。
これに対し、LVRT能力外である場合には、ある程度長期の停電であると判断して、遮断機31を開状態とし、風車10−1を解列する(ステップSA4)。このようにして風車10−1が解列されると、風車制御部10−1は、続いて遮断機32、36を閉状態に切り替える(ステップSA5)。これにより、図9に示すように、二次電池26と補機25及び発電機23とが接続される。更に、風車制御部10−1は、発電電力が補機25の必要電力に一致するような発電電力指令を生成する(図5参照)。そして、この発電電力指令に基づいてブレードピッチ角や電力変換装置24などが制御されることにより、発電電力が補機25の必要電力に応じて制御される。
更に、二次電池制御部27は、図6に示すように、風車制御部20−1により生成された発電電力指令から補機25の必要電力を差し引くことにより、二次電池26の充放電指令を生成する。この充放電指令に基づいて二次電池26が制御されることにより、例えば、発電電力が補機の必要電力に比べて大きかったときには、その余剰分が二次電池26に充電され、また、発電電力が補機の必要電力に比べて小さかったときには、その不足分が二次電池26の電力供給により補われる(ステップSA6:風車単独運転モード)。
次に、風車制御部20−1は、風車10−1の運転が停止されたか否かを判定する(ステップSA7)。この結果、風車10−1が停止していなければ、発電電力が得られる状態であるため、上述のステップSA6の制御が継続して行われる。
一方、風車10−1が停止した場合には、遮断機35が閉状態に切り替えられ、風車10−2からの電力供給が開始される(他の風車給電モード:ステップSA8)。これにより、図10に示すように、風車10−1の発電が停止してしまった場合でも他の風車10−2からの電力供給により補機25の運転を継続して行わせることが可能となる。この場合、余剰分の発電電力は二次電池26に充電されることとなる。
続いて、他の風車10−2の運転が停止されたか否かを判定する(ステップSA9)。この結果、他の風車10−2の運転が継続してなされていた場合には、他の風車10−2からの補機25に電力が供給される(ステップSA8)。これに対し、他の風車10−2の運転も停止された場合には、遮断機35を開状態に切り替えて、他の風車10−2との接続を遮断する。これにより、図11に示すように、二次電池26から補機25に対して電力が供給されることとなる(二次電池給電モード:ステップSA10)。
また、上記いずれかの電力供給ルートで補機25への電力供給がなされている間において、電力系統3が復旧した場合には、風車制御部10−1によって、電力系統3に応じた発電電力指令が生成され、この発電電力指令に基づいて発電機23の発電電力が制御される。そして、発電機23の発電電力が安定すると、遮断機31が閉状態に切り替えられ、風車10−1の系統併入が行われる。風車10−1と電力系統3とが接続された後においては、閉状態とされている各遮断機(例えば、32、35、36)が順次開状態に切り替えられ、通常運転の状態に戻されることとなる。
以上、説明したように、本実施形態に係る風車10−1及びその制御方法並びに風力発電システム1によれば、電力系統3に停電等が発生することにより、風車10−1が解列した場合であっても風車10−1の発電を継続して行わせ、補機25への電力供給を維持する。このように、風車10−1の運転を継続して行うことにより、電力系統3が復旧した場合に、速やかに系統併入させることが可能となる。これにより、風車10−1の系統併入の際の作業員による点検等を不要とすることができ、作業者の労力を低減させることができる。更に、風車10−1の稼働率を向上させることができる。
また、二次電池26を設けることにより、発電電力と補機25の必要電力とのアンバランスを二次電池26による充放電により吸収することが可能となる。これにより、周波数変動などにより、補機25が停止してしまう頻度を低下させることができる。
更に、自身の風車10−1の発電が停止してしまった場合でも、他の風車10−2からの電力供給によって補機25を駆動させ、その上、他の風車10−2からの電力供給も停止してしまった場合には、二次電池26からの電力供給により補機25を運転させる。このように、二重、三重に補機25への電力供給の手段を設けておくことで、補機25の運転を高い確率で維持させることが可能となる。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において上述した各実施形態を部分的または全体的に組み合わせる等して、種々変形実施が可能である。
1 風力発電システム
3 電力系統
10−1、10−2 風車
20−1、20−2 風車制御部
23 発電機
25 補機
26 二次電池
27 二次電池制御部

Claims (6)

  1. 風力により発電する発電機と、
    前記発電機に接続された補機と、
    風車制御手段と、
    を備え、
    前記発電機が電力系統から解列された場合に、前記風車制御手段は、前記発電機の発電電力を前記補機の必要電力に等しくなるよう制御する風車。
  2. 前記発電機と前記補機とを接続する電力線に接続可能とされた二次電池と、
    前記二次電池の充放電を制御する二次電池制御手段と
    を備え、
    前記二次電池制御手段は、前記補機の必要電力と前記発電機の発電電力との差分に応じて前記二次電池の充放電を制御する請求項1に記載の風車。
  3. 他の風車との間で互いの前記補機への電力供給が可能とされた請求項2に記載の風車であって、
    前記発電機による発電が停止された場合に、他の前記風車から前記補機に電力供給される風車。
  4. 他の前記風車からの前記補機への電力供給が遮断された場合に、前記二次電池から前記補機に対して電力が供給される請求項3に記載の風車。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の複数の風車を備え、
    複数の前記風車の出力が共通の連系点を通じて電力系統に供給される風力発電システム。
  6. 風力により発電する発電機と、前記発電機に接続された補機とを備える風車の制御方法であって、
    前記発電機が電力系統から解列された場合に、前記発電機の発電電力を前記補機の必要電力に等しくなるよう制御する風車の制御方法。
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