JP2014110006A - サーバシステム、端末装置及びプログラム - Google Patents

サーバシステム、端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014110006A
JP2014110006A JP2012265510A JP2012265510A JP2014110006A JP 2014110006 A JP2014110006 A JP 2014110006A JP 2012265510 A JP2012265510 A JP 2012265510A JP 2012265510 A JP2012265510 A JP 2012265510A JP 2014110006 A JP2014110006 A JP 2014110006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
information
terminal device
server system
captured image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012265510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6140991B2 (ja
Inventor
Hidekazu Iwaki
秀和 岩城
Masanori Kubo
允則 久保
Hisumi Ezaki
日淑 江▲崎▼
Takayuki Nakatomi
高之 中富
Arata Shinozaki
新 篠崎
Akio Kosaka
明生 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2012265510A priority Critical patent/JP6140991B2/ja
Priority to US14/095,466 priority patent/US9894223B2/en
Publication of JP2014110006A publication Critical patent/JP2014110006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6140991B2 publication Critical patent/JP6140991B2/ja
Priority to US15/864,357 priority patent/US20180131823A1/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00244Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server with a server, e.g. an internet server
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00132Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
    • H04N1/00185Image output
    • H04N1/00198Creation of a soft photo presentation, e.g. digital slide-show
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/3201Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title
    • H04N2201/3225Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title of data relating to an image, a page or a document

Abstract

【課題】 撮像画像に関する撮像画像情報及びメタデータに基づいて、当該撮像画像とは異なる挿入画像が挿入された画像セット情報の作成等を行うサーバシステム、端末装置及びプログラム等を提供すること。
【解決手段】 サーバシステム300は、ネットワーク10を介して接続される端末装置(200−1〜200−N等)から、端末装置で撮像された撮像画像に関する撮像画像情報と、撮像画像に付加されたメタデータを取得する受信処理部210と、取得したメタデータに基づいて、取得した撮像画像とは異なる挿入画像の選択処理を行う挿入画像選択部3311と、撮像画像情報に対して挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する画像セット作成部3313を含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、サーバシステム、端末装置及びプログラム等に関する。
近年、カメラ等の撮像装置が安価になる、或いはスマートフォン等の撮像機能を有する携帯端末が普及する等の要因により、多くの静止画像や動画像が記録、保存、共有されるようになっている。
その場合、画像情報の記憶は、サーバシステム等のネットワーク上のストレージが用いられることが想定される。このようにすれば、撮像装置等の記憶容量を大きくしなくてもよくなる他、多くのユーザによるサーバシステム等へのアクセスを許可することで、共有される画像枚数の向上が期待できる。また、共有される画像情報に対する画像処理等を行う場合にも、当該処理をサーバシステム側で行うことで、撮像装置等の処理能力が低い場合にも円滑な処理が可能になるという利点もある。
例えば、撮像装置等で撮像・送信された画像を用いて、サーバシステム側で画像セットを作成する手法が知られている。画像セットは、特定の(例えばユーザが閲覧を望む属性を有する)画像をユーザに対して一覧表示して提示するために用いられてもよいし、画像セットに含まれる画像を順次表示するスライドショー表示に用いられてもよい。
この場合、ネットワーク帯域の制限、或いは撮像装置等の処理能力の制限等が問題となることに鑑み、効率的に画像セットの作成を行う種々の手法が提案されている。特許文献1には、撮像装置とサーバシステムとの通信において、高解像度の撮像画像ではなく、低解像度のサムネイル画像を用いることで、画像編集処理における通信時間の短縮及び処理負荷の軽減を図る手法が開示されている。また、特許文献2には、特許文献1と同様に低画質画像の送受信を行うとともに、画像情報に基づいて画像セット(画像集)を作成する手法、及び作成した画像セットをユーザに提示する手法が開示されている。
特開2004−336343号公報 特開2007−116658号公報
特許文献1では、ユーザの操作に基づいて画像セット(画像データ再生時のプレイリストデータ)を作成するため、作成される画像セットはユーザが意図して作成したものとなる。また、特許文献2では、ユーザの明示の指定がなくても、画像情報に基づいて画像セットに含まれる画像の取捨選択や配置変更等が行われるが、画像セットに含まれる画像は、ユーザから提供された画像群の範囲に限定される。つまり、従来手法においては、作成される画像セットがユーザにとって意外性を有することはなく、画像セットを提示する処理にエンターテイメント性を持たせる等の側面は考慮されていない。
本発明の幾つかの態様によれば、撮像画像に関する撮像画像情報及びメタデータに基づいて、当該撮像画像とは異なる挿入画像が挿入された画像セット情報の作成等を行うサーバシステム、端末装置及びプログラム等を提供することができる。
本発明の一態様は、ネットワークを介して接続される端末装置から、前記端末装置で撮像された撮像画像に関する撮像画像情報と、前記撮像画像に付加されたメタデータを取得する受信処理部と、取得した前記メタデータに基づいて、取得した前記撮像画像とは異なる挿入画像の選択処理を行う挿入画像選択部と、前記撮像画像情報に対して前記挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する画像セット作成部と、を含むサーバシステムに関係する。
本発明の一態様では、サーバシステムは撮像画像情報とメタデータを取得して、メタデータに基づいて撮像画像情報により表される撮像画像とは異なる挿入画像を選択する。そして、撮像画像に対して挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する。これにより、画像セット情報に含まれる画像の候補に、端末装置から指定された撮像画像情報により表される撮像画像以外の画像を含めることができ、多様な画像セット情報の作成処理を行うこと等が可能になる。
また、本発明の一態様では、配信側端末装置から送信された撮影イベントの開始通知情報を、前記端末装置に対して送信する送信処理部を含み、前記受信処理部は、前記開始通知情報に対応して前記端末装置で撮像された前記撮像画像に関する情報を、前記撮像画像情報として取得してもよい。
これにより、撮影イベントの開始通知情報に対応する撮像画像に関する情報を、撮像画像情報として取得することが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記挿入画像選択部は、前記配信側端末装置を用いて前記開始通知情報の発信を行った開始通知発信ユーザに関する画像を、前記挿入画像として選択してもよい。
これにより、開始通知発信ユーザに関する画像を挿入画像として選択することが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記送信処理部は、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて前記配信側端末装置から送信されたソーシャルデータを、前記撮影イベントの前記開始通知情報として送信してもよい。
これにより、ソーシャルデータを撮影イベントの開始通知情報として用いることが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記ソーシャルデータは、ツイートデータであってもよい。
これにより、ソーシャルデータとしてツイートデータを用いることが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記挿入画像選択部は、前記配信側端末装置から送信されたソーシャルデータを、前記メタデータとして用い、前記ソーシャルデータに基づいて前記挿入画像の前記選択処理を行ってもよい。
これにより、ソーシャルデータをメタデータとすることで、ソーシャルデータに基づく挿入画像の選択処理等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記挿入画像選択部は、前記配信側端末装置からの、前記撮像画像に対する評価情報を前記メタデータとして用い、前記評価情報に基づいて前記挿入画像の前記選択処理を行ってもよい。
これにより、挿入画像の選択に用いられるメタデータとして、配信側端末装置からの評価情報を利用することが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記受信処理部は、前記ソーシャルデータの受信処理前又は後の前記端末装置における撮影に関する情報である撮影情報、前記ソーシャルデータの受信処理前又は後の前記端末装置を用いるユーザの行動に関する情報である行動情報、及び前記ソーシャルデータの少なくとも1つに基づいて作成された前記メタデータが付加された前記撮像画像を受信し、前記挿入画像選択部は、前記メタデータに基づいて、前記挿入画像の前記選択処理を行ってもよい。
これにより、メタデータを取得し、取得したメタデータに基づいて挿入画像を選択すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記開始通知情報の配信に対して、前記端末装置から前記撮像画像が送信された場合に、前記撮像画像に対応する前記開始通知情報に基づいて、前記端末装置を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含んでもよい。
これにより、開始通知情報に基づいて趣向推定処理を行うこと等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記開始通知情報の配信に対して、前記端末装置から前記撮像画像が送信された場合に、前記撮像画像に対応する前記開始通知情報に基づいて、前記端末装置を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含み、前記趣向推定処理部は、前記配信側端末装置を用いて前記開始通知情報の発信を行った開始通知情報発信ユーザに関する情報に基づいて、前記趣向推定処理を行ってもよい。
これにより、開始通知情報発信ユーザに関する情報に基づいて、趣向推定処理を行うこと等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記挿入画像選択部は、前記趣向推定処理部で行われた前記趣向推定処理の結果に基づいて、前記挿入画像の前記選択処理を行ってもよい。
これにより、趣向推定処理の結果に基づいて、挿入画像を選択すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記受信処理部が、第1の端末装置により撮像された第1の撮像画像に関する情報を前記撮像画像情報として受信した場合に、前記挿入画像選択部は、前記第1の端末装置とは異なる第2〜第N(Nは2以上の整数)の端末装置からの、前記第1の撮像画像に対する評価情報を前記メタデータとして用い、前記評価情報に基づいて前記挿入画像の選択処理を行ってもよい。
これにより、挿入画像の選択に用いられるメタデータとして、他の端末装置からの評価情報を利用することが可能になる。
また、本発明の一態様では、前記受信処理部は、前記端末装置を用いるユーザの前記画像セット情報の要求情報を、前記端末装置から受信し、前記画像セット作成部は、前記要求情報の受信に対応して、前記画像セット情報を作成してもよい。
これにより、画像セット情報の作成処理の起点として、端末装置からの要求情報を用いること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記受信処理部は、前記端末装置におけるスライドショー表示の開始を要求するスライド開始指示情報を前記要求情報として受信し、前記画像セット作成部は、前記スライド開始指示情報の受信に対応して、前記画像セット情報の作成を行ってもよい。
これにより、画像セット情報を端末装置でのスライドショー表示に用いる際には、スライド開始指示情報を端末装置からの要求情報として用いること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記端末装置における前記スライドショー表示用の前記画像セット情報を、前記端末装置に対して配信する処理であるスライド配信処理を行うスライド配信処理部を含み、前記スライド配信処理部は、前記受信処理部の前記スライド開始指示情報の受信に対応して、前記画像セット作成部で作成された前記画像セット情報について、前記スライド配信処理を行ってもよい。
これにより、画像セット情報を端末装置でのスライドショー表示に用いる際には、画像セット情報についてのスライド配信処理を行うことで、必要な情報の配信処理を実行すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記スライド配信処理部は、前記受信処理部が、前記スライド開始指示情報として、低解像度スライドショー表示の要求情報を受信した場合に、低解像度の前記挿入画像の配信処理を、前記スライド配信処理として行い、前記受信処理部が、前記スライド開始指示情報として、前記低解像度スライドショー表示に比べて高解像度の画像を表示する高解像度スライドショー表示の前記要求情報を受信した場合に、前記撮像画像情報に対応する高解像度画像、及び高解像度の前記挿入画像の前記配信処理を、前記スライド配信処理として行ってもよい。
これにより、低解像度スライドショー表示と高解像度スライドショー表示のいずれの要求情報を、スライド開始指示情報として受信したかに応じて、適切なスライド配信処理を行うこと等が可能になる。
本発明の他の態様は、撮像画像を取得する画像取得部と、メタデータが付加された前記撮像画像をサーバシステムに対して送信する送信処理部と、前記サーバシステムからの情報を受信する受信処理部と、表示部におけるスライドショー表示の制御を行う表示制御部と、を含み、前記送信処理部は、複数の前記撮像画像に関する情報である撮像画像情報を送信することで、前記サーバシステムに対して前記スライドショー表示の要求情報を送信し、前記受信処理部は、前記要求情報の送信に対応して、前記サーバシステムから返信された挿入画像を受信し、前記表示制御部は、前記撮像画像情報により特定される画像、及び前記挿入画像を含む画像セットの前記スライドショー表示の制御を行う端末装置に関係する。
本発明の他の態様では、端末装置はメタデータが付加された撮像画像に関する情報である撮像画像情報を送信し、それに対応して返信された挿入画像を用いてスライドショー表示を行う。これにより、スライドショー表示を要求する際に送信した撮像画像情報により表される撮像画像以外の画像を含む、多様性の高い画像セットによるスライドショー表示を行うこと等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記受信処理部は、前記サーバシステムから撮影イベントの開始通知情報を受信し、前記画像取得部は、受信した前記開始通知情報に対応する前記撮像画像を取得してもよい。
これにより、端末装置は撮影イベントの開始通知情報に対応した撮像画像を取得することが可能になる。
また、本発明の他の態様は、上記の各部としてコンピュータを機能させるプログラムに関係する。
本実施形態の端末装置、サーバシステムを含む情報処理システムの構成例。 端末装置が通信機能を有さない場合のサーバシステムとの接続の例。 本実施形態の配信側端末装置、端末装置、サーバシステムの詳細な構成例。 端末装置の表示部にツイートデータを表示する例。 本実施形態の処理の流れを説明する図。 本実施形態の処理の流れを説明する他の図。 本実施形態の処理の流れを説明する他の図。 図8(A)〜図8(C)は撮像画像、及び撮像画像のサムネイル画像の例。 評価情報の送信処理の際に端末装置の表示部に表示される画面例。 図10(A)〜図10(C)は撮像画像情報の例。 本実施形態のスライド配信処理を説明する図。 本実施形態のスライド配信処理を説明する他の図。 本実施形態の端末装置等を用いたサービスの一例を説明する図。 本実施形態の端末装置等を用いたサービスの一例を説明する他の図。 本実施形態の端末装置等を用いたサービスの一例を説明する他の図。 画像情報の一部に対して評価処理を行う例。 メタデータの具体例と、各具体例の評価処理への利用例を説明する図。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.本実施形態の手法
まず本実施形態の手法について説明する。近年、カメラ等の撮像装置が安価になる、或いはスマートフォン等の撮像機能を有する携帯端末が普及する等の要因により、多くの静止画像や動画像が記録、保存、共有されるようになっている。
画像情報が大量に収集されるのであれば、収集された画像情報を有効活用することで種々の処理が可能になる。例えば、画像データベースの構築等を行えば、当該画像データベースに基づく解析処理により、新たに取得された画像の分類処理や、マーケティング戦略の立案処理等が可能になる。
ここでは、撮像装置等の普及を背景として考えている以上、画像情報とは撮像装置で撮像された画像を想定している。つまり、ユーザによる積極的な撮像及び撮像画像のサーバシステムへの送信が行われるような環境を用意することが、効率的な画像データベースの構築等においては重要である。
特に、インターネット等のネットワーク環境の普及に伴い、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等の環境を利用し、自身が撮像した画像情報をネットワーク上で共有することも考えられる。SNSとしては、例えばユーザ間のコミュニケーションを目的として、種々のデータを送受信するサービスが考えられ、その場合には所与のユーザが送信した画像情報に対して、他のユーザがアクションを行う(例えばコメントを送信する)という形態で画像情報を記録、共有する。SNSを利用して画像情報を共有する一例としては、サーバシステムからの撮影イベントの開始通知情報の配信を起点として、複数の端末装置から効率的に大量の画像情報を取得する手法が考えられる。この場合、サーバシステムは開始通知情報を配信するとともに、当該開始通知情報の配信に応じて端末装置から送信された画像情報の評価処理等を行うことでユーザの撮像意欲向上等を図るとよい。
このように、ユーザの撮像意欲を考慮するのであれば、画像セットの作成、提供等の処理においても従来手法をそのまま用いるのではなく、エンターテイメント性の高い手法等を利用することが望ましい。画像セットを作成する手法は種々知られているが、従来手法においてはユーザの意図通りの画像セットを作成することを目的としている。
例えば、特許文献1では画像セットはユーザが自ら行う操作により作成される。また特許文献2では、サーバシステム側で画像セットの作成、提示処理を行う(例えば画像セットに含む画像の選択、及び画面上での配置を行う)ものの、画像セットはあくまでユーザが提示した画像から作成されるに過ぎない。つまり、従来手法では作成された画像セットを見てユーザが驚きを感じることは想定しにくい。
これからわかるように、共有される画像の閲覧等を行う際に、サーバシステムにおいて画像セットを作成・提示することは通常行われる処理であるが、従来手法では当該処理においてユーザの撮像意欲向上等は考慮されていなかった。
そこで本出願人は、端末装置側から撮像画像に関する撮像画像情報(画像セットに含まれる候補となる画像に関する情報)を取得した場合に、当該撮像画像に付加されたメタデータに基づいて、撮像画像とは異なる挿入画像が挿入された画像セットを作成する手法を提案する。ここで挿入画像は撮像画像とは異なる画像であるため、ユーザにとって画像セットに含まれることが想定されない画像となる。つまり、画像セットの閲覧時に、意外性のある画像を提示することができるため、画像セットの閲覧処理のエンターテイメント性を高めることができ、画像セットを利用する意欲を高めることができる。画像セットの利用が促進されれば、当該画像セットを提供するシステム(例えばSNSにより実現される画像共有サービス)自体の利用意欲の向上等が期待でき、結果としてサーバシステムに送信される画像情報の数を増大させることも可能になる。この場合、挿入画像に意外性を持たせるだけでなく、当該挿入画像がユーザにとって価値の高い画像であるようにすることも効果的である。
なお、上述したようにサーバシステムから撮影イベントの開始通知情報の配信を行って、撮影イベントの開始をサーバシステムで制御することで、効率的な画像収集を図ってもよい。ここで撮影イベントの開始通知情報とは、ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)で送信されるソーシャルデータ(狭義にはそのうちのツイートデータ)であってもよい。ソーシャルデータとは、SNSにおいてユーザにより投稿されるデータ全般を指すものとする。SNSは、複数のユーザ間でのインタラクション、コミュニケーションを行うためのバックグラウンド、及びそのための付随的なサービスを提供するものである。よって本実施形態のソーシャルデータとは、当該ソーシャルデータの発信者が、ソーシャルデータ受信者(特定、不特定を問わない)に対して自身の考え等を提示するデータが想定される。
そのため、ソーシャルデータは典型的にはユーザの思想感情を表現した文章データとなることが想定されるが、必ずしもそれに限定されず写真データや動画データであってもよい。また、ソーシャルデータが文章データである場合、当該ソーシャルデータが1つの単語から構成されることは妨げられないが、コミュニケーション等を目的に発信される情報であることに鑑みれば、基本的には複数の文節からなる文章として構成されることが想定される。また、ソーシャルデータ自身は文字列データであっても、当該文字列データの一部又は全部に、写真データや動画データ等への参照情報(リンク)が含まれてもよい。なお、本実施形態においてソーシャルデータの投稿に用いられるシステム(例えば具体的なサービス)は限定されない。つまり、本実施形態にかかるサーバシステムは、ユーザからのソーシャルデータの受け付け、記憶、配信を行うツイートサービスサーバを含むことで、ソーシャルデータ配信に関するSNSを提供するものであってもよい。或いは、本実施形態のサーバーシステムはソーシャルデータ投稿・閲覧用SNSの提供は行わずに、他のSNSにより管理されているソーシャルデータを取得してくるものであってもよい。
また、ツイートデータとは、ソーシャルデータの一種であり、SNS上で投稿された、典型的にはユーザの思想感情を表現した文章データを少なくとも含む、マルチメディアデータのことであり、コミュニケーションサービス「Twitter」で、投稿されたメッセージも含まれる。以下、ソーシャルデータとしてツイートデータを例にとって説明する。ただし、ソーシャルデータはツイートデータ以外のデータ(例えば文章データを含まない画像データ、動画データ等から構成されるデータ)であってもよく、以下の説明におけるツイートデータという用語は、ツイートデータ以外のソーシャルデータに置き換えることが可能である。
本実施形態のツイートデータは、発信者の思想感情の表現等に用いられるものであるため、従来手法のシーンや撮影リストと異なりその内容の自由度が非常に高い。なお、ボットと呼ばれるプログラムによるもののように、時事的な既存の記事を組み合わせる等の手法によりコンピュータが自動的に作成するツイートデータも存在する。この場合、ツイートデータは発信者の思想感情を表すものとはならないが、その内容の自由度が高い点は、ユーザにより投稿されるツイートデータと変わるものではない。
従来においても、事前にシーンや撮影リストを準備し、当該撮影リスト等に合致する画像情報を撮像することで、取得される画像情報の有用性を高める(画像情報に付加されるメタデータの精度を高める)手法等は用いられていた。しかしシーンや撮影リストといった情報は内容の多様性に乏しい、撮影を行うユーザ自身による編集が想定されていない、当該撮影リスト等の利用ユーザが限定されることで取得される画像情報の数が少ない等の問題により、画像情報の有用性向上は限定的であった。
その点、ツイートデータに対応して撮像した画像に対して、ツイートデータから作成したメタデータを付加することで、画像データベースに含まれるメタデータの種類を豊富なものにできる。また、ツイートデータを多くのユーザに対して配信することにより、同一ツイートデータに対して多くの画像情報を紐づけることが可能になる。よって、ツイートデータからメタデータを作成した場合に、1つのメタデータに対して多くの画像情報が対応づけられることになり、画像データベースを利用する有用性が向上する(例えば画像データベースを用いた解析処理の精度が向上する)。
以下、本実施形態に係る端末装置、サーバシステムを含む情報処理システムの構成例を説明した後、画像情報収集処理、評価処理、画像セット作成処理の各処理フローを述べる。ただし、画像情報収集処理及び評価処理については、後述する処理に限定されず、別の処理に置き換えたり、当該処理をスキップすること等が可能である。さらに、画像セット作成処理の具体的な手法や、本実施形態の変形例について説明する。その後、本実施形態の手法を用いたサービスの一例等について説明する。
なお、以下では説明をわかりやすくするために、撮影イベントの開始通知情報として上述したツイートデータを例にとって述べる。ただし、開始通知情報はツイートデータに限定されるものではなく、以下の説明におけるツイートデータを他の開始通知情報に置き換えることが可能である。
2.システム構成例
図1に本実施形態に係る端末装置(200−1等)と、サーバシステム300等を含む情報処理システムの構成例を示す。情報処理システムは、ツイートデータ(広義には撮影イベントの開始通知情報、以下同様)を送信する配信側端末装置100と、当該ツイートデータの配信を受ける複数の端末装置(200−1〜200−N)と、サーバシステム300を含み、それらはネットワーク10を介して接続されている。
配信側端末装置100は、ツイートデータの配信者により操作される端末装置である。配信側端末装置100は、PCであってもよいし、スマートフォン等の携帯通信端末であってもよいし、ツイートデータの入力・送信が可能な他の装置であってもよい。
端末装置200−1等は、ツイートデータの配信を受けて、当該ツイートデータに対応する画像情報を撮像、送信する装置である。
また、図1では端末装置200−1等が直接ネットワーク10に接続されているがこれに限定されず、他の装置を介してネットワーク10に接続されてもよい。例えば、端末装置200−1は通信機能を有さない撮像装置であり、当該撮像装置を通信機能を有するPCに接続する利用形態であってもよい。この場合、PCがネットワーク10を介してツイートデータを取得し、取得したツイートデータを有線或いは無線でPCに接続された撮像装置に転送する。そして、撮像装置は転送されたツイートデータに対応する画像情報を撮像する。撮像時は、撮像対象の多様性を確保すること、及びユーザの利便性を考慮すれば、撮像装置とPCは接続されていないことが想定される。撮像終了後には、再度撮像装置とPCが接続され、撮像装置から画像情報がPCに転送され、PCは当該画像情報をサーバシステム300に送信すればよい。
例えば、図2に示したようにサーバシステム300とネットワーク10を介して接続されるPC30と、撮像装置とを接続する。PC30と撮像装置との接続は例えばUSB端子を用いた接続を行えばよく、図2に示したようにPC30のUSB端子と有線接続されたクレードル20を用い、当該クレードル20に撮像装置を設置すればよい。ただし、PC30と撮像装置の接続は、図2の手法以外にも種々の形態が考えられる。
サーバシステム300は、端末装置200−1等から送信された撮像画像及びメタデータに基づいて、画像セット情報の作成処理をおこなう。また、サーバシステム300はツイートデータの取得・配信、及び当該ツイートデータに対応した撮像画像の取得等を行ってもよい。サーバシステム300は、例えば図1に示したように、ツイートデータ配信サーバ310と、画像サーバ320と、アプリケーションサーバ330とを含んでもよい。
ツイートデータ配信サーバ310は、配信側端末装置100が送信したツイートデータを取得する。本実施形態のサーバシステム300がツイートデータを共有するためのSNS(画像の共有に限定されず、ツイートデータのやりとりを行うことによるコミュニケーションサービス)の提供を行う場合であれば、配信側端末装置100から直接ツイートデータを取得することが想定される。また、ツイートデータの送受信等を行う他のSNSを利用して、当該SNSにおけるツイートデータを取得する場合も考えられる。この場合、配信側端末装置100は本実施形態のサーバシステム300に含まれない外部サーバに対してツイートデータを送信し、ツイートデータ配信サーバ310は、当該外部サーバからツイートデータを取得することが想定される。そして、ツイートデータ配信サーバ310は、取得したツイートデータを、端末装置200−1〜200−Nに対して配信する。
画像サーバ320は、端末装置200−1〜200−Nからの撮像画像(画像情報)を取得する。画像データベースの構築等を考慮すれば、撮像画像に対してはメタデータが付加されることが想定されるが、メタデータの付加手法等については詳細な説明は省略する。なお、メタデータの付加処理を行う主体は種々考えられ、端末装置200−1〜200−N側でメタデータが付加されていてもよいが、画像サーバ320において、メタデータの作成と当該メタデータの撮像画像への付加等を行ってもよい。また、画像サーバ320は撮像画像の保存等も行う。
アプリケーションサーバ330は、端末装置200−1〜200−Nを操作する各ユーザによる、画像情報の送信等を促進するための種々のアプリケーションを提供する。ここでは、アプリケーションサーバ330は画像セット情報の作成や、スライド配信処理等を行うことが想定されるが、所与の端末装置から送信された撮像画像を、サービス利用者に対して公開するサービスサイト(例えばWebサイト)の提供や、当該サービスサイト等を利用した撮像画像の評価システムの提供、評価が高い撮像画像を送信したユーザに対する特典情報の作成、送付等の各処理を行ってもよい。
図3に配信側端末装置100、端末装置200(端末装置200−1〜200−Nのうちの1つ)、サーバシステム300の詳細な構成例を示す。ただし、配信側端末装置100等は図3の構成に限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
配信側端末装置100は、ツイートデータ入力部110と、送信処理部120を含む。ツイートデータ入力部110は、ツイートデータ配信者によるツイートデータの入力を受け付ける。送信処理部120は、入力されたツイートデータの送信処理を行う。送信処理部120による送信処理の対象は、サーバシステム300であってもよいし、本実施形態のサーバシステム300には含まれない外部サーバ等であってもよいのは上述したとおりである。
端末装置200は、受信処理部210と、表示制御部220と、画像取得部230と、メタデータ作成部240と、送信処理部250を含む。
受信処理部210は、後述するサーバシステム300のツイートデータ送信部313から送信されたツイートデータを受信する。また、画像セットに基づいて端末装置200においてスライドショー表示が行われる場合には、サーバシステム300のスライド配信処理部3315からスライド配信情報を受信する。
表示制御部220は、受信したツイートデータを表示部に表示する制御を行う。表示制御部220の制御により表示部に表示される画面の例を図4に示す。図4は端末装置200が、背面に表示部を有する撮像装置の例であり、この場合表示制御部220は、表示部の一部にツイートデータを表示する制御を行う。図4の例では、表示制御部220は、表示部を撮像装置のファインダーとして用いるための表示制御(この場合は撮像対象である家や山等の風景の表示)を行いつつ、それに重畳させて画面上部にツイートデータを表示する制御を行っているが、表示手法はこれに限定されない。なお、ツイートデータに動画等へのリンクが含まれる場合には、リンクを表示してもよいし、リンク先の動画等を表示してもよい。また、ツイートデータの文字数が多い場合には、その一部を表示したりスクロール表示する等の制御を行ってもよい。
また、画像セットに基づいて端末装置200においてスライドショー表示が行われる場合には、表示制御部220はスライド配信情報を用いたスライドショー表示の表示制御を行う。
画像取得部230は、表示制御部220の制御により表示されたツイートデータに基づいて、ユーザにより撮像された撮像画像を取得する。メタデータ作成部240は、画像取得部230で取得された撮像画像に対して付加されるメタデータを作成する。メタデータ作成処理については種々の手法が知られているため、詳細な説明は省略する。
送信処理部250は、画像取得部230で取得された撮像画像と、メタデータ作成部240で作成されたメタデータをサーバシステム300に対して送信する。また、画像セット情報に基づいて端末装置200においてスライドショー表示が行われる場合であり、且つその起点としてユーザによるスライド開始指示情報が入力された場合には、当該スライド開始指示情報をサーバシステム300に対して送信する処理も行う。
サーバシステム300は、ツイートデータ取得部311と、ツイートデータ送信部(送信処理部)313と、受信処理部321と、メタデータ付加部323と、記憶部325と、処理部331を含む。
ツイートデータ取得部311は、配信側端末装置100の送信処理部120から送信されたツイートデータを取得する。ツイートデータ送信部313は、ツイートデータ取得部311が取得したツイートデータを端末装置200に対して送信する。図3ではツイートデータの送信対象として端末装置200を示したが、実際には図1の端末装置200−1〜200−Nのように複数の送信対象があることが想定される。なお、ツイートデータ取得部311とツイートデータ送信部313は、図1に示したツイートデータ配信サーバ310に含まれてもよい。
受信処理部321は、端末装置200の送信処理部250から、撮像画像を取得する。なお、端末装置200側でメタデータの作成が行われている場合には、作成されたメタデータを撮像画像に合わせて取得してもよい。メタデータ付加部323は、取得した撮像画像にメタデータを付加する。付加されるメタデータは、端末装置200側で作成されたメタデータであってもよいし、サーバシステム300において作成したメタデータであってもよい。記憶部325は、撮像画像(特にメタデータが付加された撮像画像)を記憶するもので、その機能はRAM等のメモリーやHDD(ハードディスクドライブ)などにより実現できる。なお、受信処理部321と、メタデータ付加部323と、記憶部325は、図1に示した画像サーバ320に含まれてもよい。
処理部331は、サーバシステム300における種々の処理を行うもので、例えば図1に示したアプリケーションサーバ330に含まれてもよい。処理部331は、挿入画像選択部3311と、画像セット作成部3313と、スライド配信処理部3315と、認証処理部3317を含む。
挿入画像選択部3311は、端末装置200から送信された撮像画像情報、及び撮像画像情報により表される撮像画像に付加されたメタデータに基づいて、挿入画像を選択する。画像セット作成部3313は、挿入画像選択部3311で選択された挿入画像に基づいて、画像セット情報を作成する。スライド配信処理部3315は、画像セット作成部3313で作成された画像セット情報に基づいて、端末装置200でのスライドショー表示に必要な画像等の配信処理であるスライド配信処理を行う。挿入画像選択部3311、画像セット作成部3313、スライド配信処理部3315での処理の詳細については後述する。
認証処理部3317は、ツイートデータの送信、撮像画像の取得、及びスライド配信処理の際に、対象となる端末装置の特定及び認証処理を行う。例えば、本実施形態の情報処理システムがSNS等のサービスの一部として提供される場合には、認証処理部3317はサーバシステム300への接続が当該サービスの正規ユーザ(登録ユーザ)によるものか否か等を判定すればよい。認証処理に基づく処理の一例としては、ツイートデータ送信部313は、認証処理部3317が保持する登録ユーザ情報に基づいて、登録ユーザの端末装置200−1〜200−Nに対してツイートデータを送信することが考えられる。また、受信処理部321は、端末装置200−1〜200−Nから画像送信のための接続が試行された場合に、登録ユーザからの接続については撮像画像の取得を行い、非登録ユーザからの接続については撮像画像の取得を拒否してもよい。
また、サーバシステム300は、図3には不図示であるが、投稿された撮像画像に対する評価処理等を行ってもよく、例えば処理部331は評価処理部と特典情報作成部を含んでもよい。
評価処理部は、ツイートデータの配信に対応して端末装置200−1〜200−Nにおいて撮像、送信された撮像画像に対する評価処理を行う。特典情報作成部は、評価処理の結果に基づいて、端末装置200−1〜200−Nを操作するユーザのうち選択されたユーザに対して送信される評価特典情報を作成する。評価特典情報は、評価処理において高い評価を取得したユーザ(具体的には評価の高い撮像画像を送信したユーザ)に対して付与される特典であり、その内容は種々考えられるが、本実施形態の手法により撮像画像の送信を行うユーザグループ内において、普遍的に価値の高い情報を選択することが望ましい。上述したように、挿入画像としてユーザ間での価値が高い画像を用いることも効果的であり、その場合には挿入画像選択部3311は、特典情報作成部で作成された評価特典情報のうち、画像情報であるものを挿入画像として選択してもよい。
3.処理の流れ
次に図5〜図7を用いて本実施形態の処理の流れを説明する。具体的には、図5で撮像画像及びメタデータの収集処理、図6で評価処理、図7で画像セット作成処理の流れを説明する。
図5の処理が開始されると、まず配信側端末装置100でツイートデータが入力、送信される(S101)。サーバシステム300は、配信側端末装置100から送信されたツイートデータを直接、或いは他のサーバ等を経由して取得する(S102)。そして、取得したツイートデータを端末装置200に対して配信する(S103)。この配信処理は、複数の端末装置を対象にすることが想定され、例えば上述したように登録ユーザの端末装置にツイートデータを配信する処理となる。つまり、端末装置200での処理(後述するS104〜S108)は、ツイートデータが配信された各端末装置で行われるものであるが、図5では便宜上1つの端末装置での処理として説明する。
端末装置200は、サーバシステム300から配信されたツイートデータを受信するとともに、受信した旨をユーザに通知する(S104)。この通知処理は、例えば通知音を発生させたり、LEDを点灯させることで行ってもよい。或いは端末装置200とは異なる装置において通知処理を行ってもよい。例えば端末装置200がカメラである場合に、当該カメラにツイートデータが配信された場合に、同一のユーザの利用するスマートフォン等で通知が行われてもよい。スマートフォン等での通知はアラームを鳴らしたり、バイブレーション機能による通知等、種々の手法をとることができる。なお、この場合のスマートフォン等への通知指示は、カメラから送られてもよい。或いは、サーバシステム300が、登録ユーザの利用するスマートフォンのネットワークアドレス(例えば電子メールアドレス)等の情報を保持しているのであれば、サーバシステム300がスマートフォンに対する通知指示を行ってもよい。
次に、端末装置200の表示制御部220は、図4に示したように、配信されたツイートデータを表示部に表示する制御を行う(S105)。なお、S105の表示制御が、S104でのユーザへの通知処理を兼ねてもよい。この場合、それまでスリープ状態であったり、他の画面を表示していた表示部が、新たなツイートデータを表示することで、ツイートデータの配信をユーザに通知することになる。
ツイートデータが表示されたら、当該表示に起因して行われたユーザによる撮像操作を受け付け、撮像された撮像画像を取得する(S106)。そして、撮像画像に付加するためのメタデータを作成する(S107)。メタデータとしては、ツイートデータに基づいて作成されるものと、撮影情報に基づいて作成されるものが考えられる。ツイートデータが文章データである場合には、当該文章データ全体をメタデータとしてもよいし、文章データに対する構文解析処理によって取得される単語や文節をメタデータとしてもよい。また、撮影情報に基づくメタデータとしては、ツイートデータの取得タイミングや通知タイミング、撮像画像の取得タイミングや送信タイミング等の各タイミング間の時間情報を用いてもよいし、端末装置200の操作部(図4のボタン等)の操作履歴情報を用いてもよい。
端末装置200は、取得した撮像画像及び作成したメタデータを、サーバシステム300に対して送信する(S108)。この際、撮像画像とメタデータだけではなく、当該画像情報に対応するツイートデータも対応づけて送信することが望ましい。サーバシステム300は過去のツイートデータ等、複数のツイートデータを保持していることが想定されるため、サーバシステム300においてツイートデータに基づく新たなメタデータの作成、付加等を行う場合に、撮像画像とツイートデータとの関連づけが必要となるためである。
サーバシステム300は、端末装置200から送信された撮像画像及びメタデータを取得し(S109)、メタデータが付加された撮像画像であるメタデータ付き撮像画像を記憶する(S110)。この際、サーバシステム300において新たにメタデータの作成、付加を行ってもよい。
次に、図6を用いて本実施形態の評価処理フェーズの流れを説明する。この評価処理フェーズは例えば、サーバシステム300によるツイートデータの配信後、端末装置200−1〜200−N等による当該ツイートデータに対応する撮像画像の撮像・送信が終了した後に開始されてもよい。
また評価処理フェーズは、所与のツイートデータに対する複数のユーザの撮像が全て終了してから行われるものに限定されず、所与のユーザが撮像画像をサーバシステム300に送信した場合に、他のユーザの送信を待たずに、当該撮像画像に対する評価処理を行ってもよい。この場合、早く送信するほど先に評価処理の対象となるため、撮像画像を送信するユーザにとっては、自身の撮像画像に対する他のユーザの注目度が高まる等の効果が期待でき、本実施形態の端末装置200−1〜200−N等を利用するユーザの撮像意欲を向上させることが可能である。
評価処理フェーズが開始されると、まずサーバシステム300は評価処理の対象となる撮像画像のサムネイル画像を作成し(S201)、作成したサムネイル画像を評価情報の作成主体である端末装置等に配信する(S202)。
ここでサムネイル画像としては図8(A)〜図8(C)に示した手法により取得されるサムネイル画像であってもよい。撮像画像そのものではなく、解像度を落としたサムネイル画像を配信することで、送受信する情報のデータサイズを小さくでき、ネットワークに対する負荷を軽減することが可能になる。
また、ここではサーバシステム300から端末装置200に対してサムネイル画像を送信するものとしたがこれには限定されない。例えば、撮像画像を参照するための参照情報(狭義には撮像画像に対応するURLが記載された情報等)を送信してもよい。或いは、端末装置200を操作するユーザが、撮像画像閲覧用のWebサイトを知っているという前提であれば、新たな撮像画像が投稿されたという旨を示すテキストデータだけを送信してもよい。つまり本実施形態では、サーバシステム300は撮像画像に関する撮像画像情報を端末装置200−1〜200−Nに提供できればよく、撮像画像情報としては上述したサムネイル画像、参照情報、テキストデータ等が考えられる。以下の説明ではサムネイル画像の送信を行うものとして説明するが、サムネイル画像を他の撮像画像情報に置き換えることが可能である。
図6では、評価対象である撮像画像は第2の端末装置において撮像・送信されたものである。よって、S202でのサムネイル画像の配信処理の対象は、複数の端末装置200−1〜200−Nのうち、第2の端末装置を除いた他の端末装置となる。ただし、図6では他の端末装置のうち、第1の端末装置での処理を図示している。
第1の端末装置は、サーバシステム300からサムネイル画像を受信し(S203)、受信したサムネイル画像に対する評価を表す評価情報を送信する(S204)。
なお、評価情報の送信は端末装置において行うものに限定されず、ツイートデータを送信した配信側端末装置100で行われてもよい。つまり、サーバシステム300はサムネイル画像を配信側端末装置100にも送信し、配信側端末装置100がサムネイル画像の受信(S209)、及び評価情報の送信(S210)を行ってもよい。
サーバシステム300は、第1の端末装置(及び図6に不図示であるがその他の端末装置)と配信側端末装置100から受信した評価情報に基づいて、評価処理を行う(S205)。
図9を用いて評価処理の一例を示す。図9は評価情報の送信の際に端末装置200等に表示される画面例であり、ここでは撮像の起点となったツイートデータをC1に表示し、当該ツイートデータに対応して撮像され、且つサーバシステム300により配信された評価対象となる撮像画像(狭義にはそのサムネイル画像)がC2に表示されている。ツイートデータの表示は必須ではないものの、本実施形態の撮像画像はツイートデータの配信を起点として行われ、当該撮像画像の評価にはツイートデータとの関連度合いも考慮されることを考えれば、C1の表示領域が画面上に配置されることが望ましい。なおC1は、ツイートデータの送信者が自身を表すものとして用いているアイコン画像C11と、送信者の用いているユーザ名C12と、複数配信されることが想定されるツイートデータのうち、C2に表示される画像と対応する1つのツイートデータの本文C13とを表示するものとしているが、これに限定されない。
図9の例では、端末装置200での評価情報はC3の領域を用いてサーバシステム300に送信される。例えば、C31に示したように、C2に表示された画像(狭義にはC2のサムネイル画像に対応する撮像画像)の評価を高めるボタンを設け、当該ボタンが押下された場合に、その旨を表す情報を評価情報としてサーバシステム300に送信する。この場合、S205においてサーバシステム300で行われる評価処理とは、複数の端末装置200−1〜200−N(狭義にはそのうちC2に対応する撮像画像を送信した端末装置ではないもの)から、C31のボタンの押下を表す評価情報を受信した回数の総和を求める処理となる。なお、点数を決定する際のインターフェースはこれに限定されるものではない。例えば表示部に表示されている評価対象の画像に対する操作時間(タッチパネルの機能を有する表示部であれば、表示された評価対象画像の領域を押している時間)等を計測し、長いほど点数が高くなる等の手法でもよい。
或いは、図9のC32に示すように、一定の点数を満点とした場合のC2に表示された画像の点数を選択する表示を設け、当該表示を用いて選択された点数を評価情報としてサーバシステム300に送信してもよい。図9の例では、5つの星印を表示し、左からN番目の星印の選択処理(例えば物理ボタンを用いたカーソルの移動処理)が行われた場合に、左からN個の星の色を変更することで、点数としてN点が選択されていることをユーザに通知する。そして、その状態で左からN番目の星印の決定処理(例えば物理ボタンである決定ボタンの押下)が行われた場合に、N点という点数を表す評価情報をサーバシステム300に送信する。この場合、S205においてサーバシステム300で行われる評価処理とは、複数の端末装置200−1〜200−N(狭義にはそのうちC2に対応する撮像画像を送信した端末装置ではないもの)から送信された評価情報により表される点数の、総和或いは平均等を求める処理となる。ただし、評価情報の内容、及び当該評価情報を用いた評価処理はこれに限定されるものではない。例えば評価情報は数値化が容易なものに限定されず、文章データであるコメント情報等であってもよい。或いは、図16に示したように画像の一部に対して評価を行い、その結果を評価情報としてもよい。
そして、評価処理の結果として、撮像画像に対する評価が高かった場合には、当該撮像画像を送信した第2の端末装置に対して、評価特典情報を送信する。具体的には、評価特典情報を作成し(S206)、作成した評価特典情報を第2の端末装置に送信する(S207)。送信された評価特典情報は、第2の端末装置により取得される(S208)。
なお、端末装置を用いる各ユーザが評価を行う場合、1枚の画像だけを見て当該画像に対する評価を行ってもよいが、実際には同一のソーシャルデータに対して送信された複数の撮像画像を参照し、比較等を行って評価をすることが一般的である。よって、上述したサムネイル画像の送信処理、及び端末装置での閲覧処理は種々の形態により実現可能である。具体的には、サーバシステム300は所与のソーシャルデータに対応するサムネイル画像の作成毎に、各端末装置(当該サムネイル画像に対応する撮像画像を送信した端末装置を除く)に対してサムネイル画像を送信し、各端末装置は表示する際に、受信した最新のサムネイル画像だけでなく、それまでに受信した当該所与のソーシャルデータに対応するサムネイル画像を並べて表示してもよい。或いは、サーバシステム300側で、所与のソーシャルデータに対応するサムネイル画像を並べた画像情報を作成しておき、当該画像情報を各端末装置に送信することで、各端末装置では所与のソーシャルデータに対応する複数のサムネイル画像を比較閲覧するようにしてもよい。その他、サーバシステム300側でのサムネイル画像の作成送信手法、端末装置200側でのサムネイル画像の閲覧手法は種々の変形実施が可能である。
ただし、評価処理は上述した評価情報に基づいて行われるものに限定されず、撮像画像に紐づけられたメタデータに基づいて行われてもよい。
メタデータの具体例を図17に示す。メタデータはツイートデータ(広義には撮影イベントの開始通知情報)に基づいて作成されてもよい。具体的には、ツイートデータの作成タイミング、送信タイミング、作成場所、或いは作成に要した時間がメタデータとして考えられる。また、ツイートデータとして文章データを想定した場合には、ツイートデータそのもの(文章全体)、抽出された単語、当該単語に対して統計データから重み付けしたもの(例えば、抽出された単語のうち使用頻度の高低に応じて選択された単語)、先頭・末尾から処理数の文字、アスキーアートや顔文字が含まれる場合には当該文字列等がメタデータとなる。
また、一般的な撮像を行った場合に取得される撮影情報をメタデータとしてもよく、具体的には図17に示したように、ツイートデータの受信タイミングを起点とした場合に、そこから送信対象となった撮像画像の撮像までに要した時間、その間の撮像回数、ボタンやレバー等の操作履歴、或いは撮像画像の撮像から送信処理までに要した時間等がメタデータとなる。その他Exif(Exchangeable image file format)や、その他撮影を行う際に一般的に取得される情報をメタデータとすることもできる。Exifには、撮影機器のメーカー名、モデル名の他、シャッタースピード、絞り、焦点距離等の撮像条件を表す情報等が含まれる。
また、一般的な撮像時には注視しない情報や、別センサ等を追加することで取得される情報をメタデータとしてもよい。これらはユーザの行動に関する情報となることが想定されるため、ここでは行動情報と表記する。具体的には、図17に示したように、ツイートデータを受信してから、それを表示部で閲覧するまでの時間や、送信対象となった撮像画像の撮像時におけるシャッターを半押し時間をメタデータとする。或いは、GPSや歩数計を用いて、撮像場所、ツイートデータ取得してから撮像までの移動距離、移動の際の歩数等をメタデータとしてもよい。
次に、各メタデータを用いた具体的な評価手法の例について説明する。なお、全てのメタデータが評価処理に用いられるとは限らず、評価処理には有用ではないメタデータがある場合も考えられる。
例えば、ツイートデータの作成タイミング、送信タイミングについては、それらのタイミングに対してどれだけ早く(タイムリーに)画像が収集されたかという観点から評価処理を行うことができる。例えば、撮影情報に含まれる撮影時刻との比較を行い、より近いタイミングであるほど評価を高くすればよい。
ツイートデータの作成場所については、撮影場所を表すメタデータとの対比で用いることができる。例えば、ツイートデータが日本で作成された場合、ツイートデータの作成ユーザにとっては、撮影場所が日本である画像情報(日本の風景、町並み、動物等を被写体とした画像)はありふれたものと考えられるが、外国で撮影された画像はレアなものとなり、高い評価を与えるようにすることが考えられる。
また、ツイートデータそのものを用いる場合には、当該ツイートデータから抽出された単語の総数が少ないほど評価を高くするとよい。単語数が多い場合には、撮像画像がそれらのうち一部としか合致しないこともあり、それ以外の単語はメタデータとしての精度が低くなる。一方で、単語数が少なければ、各単語は撮像画像の特性を特定するキーワードとしての信頼性が高いと考えられる。
また、ツイートデータから抽出された単語については、時事単語(例えば直近数日〜数ヶ月において新聞等のメディアで多く用いられた単語)である場合、或いはインターネットでの検索サイト等で高頻度で入力される検索ワードである場合等に評価を高くする。また、文章表現、会話表現における使用頻度等の統計データ等に基づいて、単語に重み付けをした場合には、当該重み付け等をスコアとして、スコアの高い単語である場合(或いは複数の単語が連結して一単語を構成する場合には、スコアの高い単語を含む場合)に評価を高くするとよい。
また、ツイートデータの先頭、末尾から所定文字数をメタデータとする場合には、特定のパターンを含んでいるか否かで評価を行うとよい。例えば、文章表現においては感情を顕著に表すパターン(感嘆詞や語尾の変化等)のようにそれが用いられた場合に、発信者の思想感情、或いは発信者が身を置く環境等を推定しうるパターンがある程度定まっている。先頭、末尾から所定文字数を抜き出す場合には、そのパターンに基づいて評価を行う。例えば、感情の動きを重視するのであれば、感情を顕著に表すパターンが含まれる場合に高評価となる。また、「です」、「ます」といった単語を含む文末に典型的に用いられるパターンや、挨拶における締めのパターン等のように、感情表現や情報伝達への寄与が小さいパターンについては、当該パターンが含まれる場合に評価を低くすることも考えられる。
また、ツイートデータの作成に要した時間が長い場合には、当該ツイートデータに含まれる単語等を厳選して用いていることが想定されるため、当該ツイートデータをテーマとした画像の撮像がしやすいことが期待される。よって、作成時間が長いほど評価を高くしてもよい。
また、撮影情報や行動情報のメタデータについては、撮像画像の撮像に際し、ユーザがどれだけ意欲的に取り組んだかを表す指標値として用いることができる。よって、意欲的に取り組んだことが期待される場合に、評価を高くすればよい。
具体的には、ツイートデータの受信後、当該ツイートデータを閲覧するまでの時間、撮像画像を撮像するまでの時間、或いは撮像から送信処理までに要した時間等は、短いほどユーザは意欲的と考えられるため高評価となる。
また、撮影時のシャッター半押し時間、撮影回数、操作回数等の情報は、時間が長い或いは回数が多いほど、構図や撮影条件(焦点距離、絞り、ISO感度等)にこだわりを見せたと言うことであるため、評価を高くする。
同様に、ツイートデータの受信後、撮像画像の撮像までの移動距離や歩数については、移動距離が長いほど、また歩数が多いほど、被写体を探すために労力を払ったと言うことであるため評価が高い。
撮像画像の撮像場所については、上述したようにツイートデータの作成場所との相違が大きいほど高評価としてもよい。或いは、所与のツイートデータに対応して送信された複数の撮像画像の撮影場所を比較してもよい。例えば、あるツイートデータに対して、ほとんどの画像が日本で撮影されている場合に、外国で撮影された画像は、レアなものとなりうるため高評価とする。
また、メタデータに基づく評価では、意欲等とは異なる観点からの評価も可能である。例えば、画像データベースの作成等を考えた場合、収集される画像枚数は多いほど望ましい。つまり、短時間で撮像する、多くの回数撮像する、撮像条件を頻繁に変更する等の行動は大量の画像収集につながりうるものであるため、撮影までの時間、撮影回数、操作回数等はこれらの観点を考慮した場合の評価の指標値としても用いることができる。
その他、メタデータ自体の種類が豊富であったり、同一のメタデータに対して多様な画像情報が紐づけられたりすることも画像データベース等では重要となる。また、ツイートデータの配信に対して、どれだけ早く(タイムリーに)画像を収集できるかということも評価指標となり得るし、ユーザにより厳選された撮像画像であるか否かも当該撮像画像の評価に関係する。上記のメタデータにはこれらの観点での評価にも用いることができるものがあるため、多様なメタデータ、多様な観点から評価処理を行ってもよい。これらの評価観点と、メタデータとの関連性をまとめたものを図17に示す。
以上のように、評価処理は撮像画像に付加されたメタデータからも行うことができる。評価情報を用いた評価処理との差異を考えた場合、評価情報はユーザにより作成される情報であるのに対し、メタデータはシステム側で(例えばサーバシステム300のメタデータ付加部323で)作成される点が異なる。つまり、評価情報を用いた評価処理は、実際に撮像画像(或いはそのサムネイル画像)を見たユーザからの情報により行われるため、各ユーザの主観が入り込むとはいえ、撮像画像の内容が評価対象となるという利点がある。また、機械的に行われた評価に比べて、人により行われた評価の方が当該評価をされたユーザの意欲向上等が期待できる。
一方で、メタデータに基づく評価処理は、当該メタデータを考慮すれば、メタデータの画像に対する合致度が高いことが期待される、或いはユーザが意欲的に撮像していることが期待される、ということをもって評価が高いとしている。よって、撮像画像の内容をシステムが解析する必要はなく、また他のユーザからの情報も不要であるため、システム内(例えばサーバシステム300内)で評価処理を完結することができるという利点がある。
次に、図7を用いて本実施形態の画像セット作成処理の流れを説明する。なお、図7では画像セット情報を端末装置200でのスライドショー表示に利用する例を説明するが、これに限定されるものではない。この処理が開始されると、まず端末装置200から撮像画像に関する情報である撮像画像情報が送信され(S301)、サーバシステム300で当該撮像画像情報が受信される(S302)。撮像画像情報により表される撮像画像は、画像セットに含まれる画像の候補に相当することから、撮像画像情報の送信は画像セットに含まれる画像(或いはその候補)を指定する処理となる。
そして、端末装置200からスライド開始指示情報が送信されると(S303)、サーバシステム300では、挿入画像を選択し(S304)、撮像画像に対して挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する(S305)。そして、サーバシステム300は、画像セット情報に含まれる画像のうち、端末装置200に含まれるものとそうでないものの判定等を行って、必要な情報を端末装置200に送信するスライド配信処理を行う(S306)。S304〜S306の処理の詳細は後述する。なお、図7では撮像画像情報の送信とスライド開始指示情報の送信とを分けて記載したが、これに限定されない。例えば、画像セット情報の作成ごとに、当該画像セット情報に含まれる撮像画像を指定する撮像画像情報を送信し、当該撮像画像情報の送信処理を、スライド開始指示情報の送信処理として扱ってもよい。
サーバシステム300によるスライド配信処理に応じて、端末装置200でのスライドショー表示が行われる(S307)。
4.画像セット情報の作成手法
本実施形態の画像セット情報の作成手法について説明する。
4.1 撮像画像情報
画像セット情報を作成する際には、サーバシステム300は、作成される画像セット情報の利用主体であることが想定される端末装置200から撮像画像情報を取得する。ここで撮像画像情報とは、端末装置200において取得(狭義には撮像)された撮像画像を表す情報であり、画像セット情報の利用タイミング(例えばスライドショー表示の実行タイミング)に合わせてサーバシステム300に送信されるものが考えられる。
つまり、端末装置200は図5のS108で示した処理により、事前に自身が取得した撮像画像をサーバシステム300に送信しておき、図7のS301で示した処理において、送信された撮像画像のうち、画像セットに含まれる画像の候補としたい画像を限定する情報を、撮像画像情報として送信する。
撮像画像情報の具体例は種々考えられる。例えば、端末装置200が撮像画像を自身の記憶領域に保持しているのであれば、図10(A)に示したように複数の撮像画像1〜K(ただし撮像画像は1枚であってもよい)を撮像画像情報としてもよい。ただし、本実施形態では撮像画像は図5のS108〜S110の処理によりサーバシステム300に送信され、記憶部325で記憶されていることが想定される。つまり、ネットワークの通信負荷軽減等を考慮すれば、撮像画像そのものを送信する必要はなく、図10(B)に示したように撮像画像のサムネイル画像を送信してもよい。ただし、図10(B)では撮像画像1のサムネイル画像が1’、撮像画像2のサムネイル画像が2’であるものとし、各サムネイル画像は元画像である撮像画像との対応付けが行われている(例えば元の撮像画像を表すメタデータが付加されている)ものとする。また、端末装置200とサーバシステム300とで、撮像画像を一意に特定する情報(例えば画像ID)が共有されているのであれば、図10(C)に示したように画像IDの集合を撮像画像情報としてもよい。
4.2 挿入画像の選択と画像セット情報の作成
図10(A)〜図10(C)等の撮像画像情報を取得した場合に、サーバシステム300は挿入画像を選択して画像セット情報を作成する。本実施形態では、画像セットにユーザが撮像していない画像を挿入することで、サプライズ演出等を行ってエンターテイメント性を高めるものとしている。よってサーバシステム300は、記憶部325に記憶された画像の中から、撮像画像情報により表される撮像画像とは異なる画像を挿入画像として選択する。そして、撮像画像情報により表される撮像画像に対して挿入画像が挿入された複数の画像の集合を画像セット情報として作成する。なお、撮像画像情報により表される撮像画像は、全て画像セット情報に含まれるものとしてもよいし、そのうちの一部が画像セット情報に含まれるものとしてもよい。また、画像セット情報は複数の画像情報の集合を表すだけでなく、スライドショー表示をする場合の順序や、表示画面上に一覧表示する際の配置等に関する情報を含むものとする。
なお、画像セット情報とは、撮像画像と挿入画像の集合そのものには限定されない。例えば、図10(C)に示したように、画像セットに含まれる画像を特定する情報の集合であってもよい。
また本実施形態では、撮像画像情報により表される撮像画像に付加されたメタデータに基づいて、サーバシステム300が記憶する複数の画像の中から挿入画像を選択する。ここでメタデータとは、図5のS107等の処理で作成されるメタデータであってもよいし、サーバシステム300において作成したメタデータであってもよいし、図6のS204やS210の処理でサーバシステム300に送信される評価情報をメタデータ化したものであってもよい。
メタデータに基づく挿入画像の選択手法は種々考えられるが、例えばメタデータに基づいてユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行い、上述した評価処理の結果、及び趣向推定処理の結果を用いて挿入画像を選択すればよい。ユーザにとっては、画像セットに含まれる挿入画像の枚数が多いほど、また挿入画像が自身にとって価値が高いほど、当該画像セットを取得したときの満足度が高くなると考えられる。よって、評価処理の結果に応じて挿入画像の枚数を決定し(評価が高いほど多くする)、趣向推定処理の結果に応じて挿入画像の内容(例えば撮像されている被写体)を決定すればよい。
趣向推定処理について説明する。本実施形態では、ユーザの用いる撮像装置200に対しては、複数のツイートデータが配信されることが想定される。この場合、全てのツイートデータの配信に対して各ユーザが撮像画像を撮像、送信することは考えにくく、ユーザ毎になんらかの基準に基づいて優先度を設定し、優先度の高い一部のツイートデータに対して撮像画像を送信することが想定される。優先度を決定する基準は種々考えられるが、ユーザの趣味趣向はその1つとなり得る。
例えば、ツイートデータとして、「犬」という単語を含むもの、「猫」という単語を含むもの、「鳥」という単語を含むもの等が繰り返し配信された場合に、「犬」が含まれるツイートデータに対しては撮像画像を高頻度で送信するのに、「猫」や「鳥」については撮像画像があまり送信されないという状況であれば、当該ユーザは犬が好きであると推定することが可能である。
つまり、サーバシステム300において、所与のユーザから送信された複数の撮像画像について、各画像に付加されたメタデータ(ここではツイートデータに基づくもの)を統計的に解析することで、ユーザの嗜好を推定することができる。例えば、メタデータが単語である場合には、各単語について当該単語が付加された撮像画像の枚数をカウントし、その枚数が多いものはユーザの趣向に合致するものと推定すればよい。ただし、単純な枚数のカウントではなく、当該単語が含まれるツイートデータの全配信回数に対する、送信された撮像画像の枚数等の割合を用いてもよい。その他、メタデータが付加された撮像画像から、当該撮像画像を撮像・送信したユーザの趣向を推定する手法は種々の変形実施が可能である。
また、ツイートデータを発信したツイートデータ発信ユーザに関する情報は趣向推定処理において非常に有用である。撮像装置200を用いるユーザが、所与のツイートデータに反応して撮像画像を送信した場合には、当該ユーザはツイートデータの発信ユーザに対して興味を持っていることが想定されるためである。例えば、後述するようにツイートデータ発信ユーザが著名人である場合には、端末装置200を用いるユーザが当該著名人を好んでいるか否かを判定することができる。また、著名人の有する属性(例えば音楽関係者であれば、クラシックミュージックに属する人物か、ポップミュージックに属する人物か等)に応じて、ユーザの趣向を推定可能である。著名人を対象とした場合、趣向推定処理は各ユーザに対するサービス充実(後述するように適切な挿入画像を選択する等)だけでなく、マーケティングリサーチ等においても有用な情報となり得る。著名人は、その人気の有無により商業的、経済的な影響力が大きく変動するためである。なお、ここでのツイートデータ発信ユーザは人物に限定されない。例えば、近年では企業等の名義でツイートデータが発信されることもあり、この場合は企業自体がツイートデータ発信ユーザとなりうる。
なお、撮影情報や行動情報は、図17からも明らかなようにユーザの趣向の推定には有効ではない情報が多いと考えられる。ただし、撮像装置の操作履歴等のように趣向の推定が可能な情報もある。例えば、近年の撮像装置は夜景モード、スポーツモード、ポートレートモード等の様に、撮像状況に応じてパラメータを自動設定するモード設定が可能なものが増加している。よって夜景モードで撮像した回数が多いユーザは、夜景が好きであるといった推定をすることが可能である。また、絞りやISO感度から画像の明るさについての趣向を推定する、焦点距離等からマクロ撮影が好きか否かを推定するといったこともできる。よって、本実施形態ではツイートデータに基づく情報から趣向推定処理を行う例を想定しているが、それに限定されるものではない。
また、メタデータのうちの評価情報に基づく趣向推定処理も可能である。この場合、推定対象となるユーザは評価される撮像画像の撮像ユーザではなく、当該撮像画像に対する評価情報を送信する評価ユーザである。この場合も、趣向の内容については「犬」、「猫」等のメタデータを用いて推定する。具体的には、所与のユーザが高い評価を表す評価情報を送信した撮像画像について、当該撮像画像に付加されたメタデータを解析すればよい。例えば、「犬」というメタデータが付加された撮像画像に対して、高い評価をすることが多いのであれば、当該ユーザは犬が好きであると推定することができる。
本実施形態の挿入画像は、上記趣向推定処理の結果を用いて選択すればよい。例えば、端末装置200を用いるユーザが犬を被写体として撮像することが多ければ、当該ユーザは犬好きであると推定できるため、挿入画像としては「犬」というメタデータが付加された画像を選択すればよい。また、後述するように著名人の協力を得てサービスを提供するのであれば、当該著名人に関する画像等は、サービス利用者たるユーザにとって価値の高い画像となると考えられるため、ユーザの関心が強い著名人の画像等は挿入画像に適している。
また、挿入画像の選択に用いられるメタデータの種類や、メタデータに基づく挿入画像の選択手法は上述のものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
4.3 スライド配信処理
作成された画像セット情報の利用形態の一例としては、端末装置200等でのスライドショー表示が考えられる。この場合に、サーバシステム300から端末装置200に対して行われるスライド配信処理について説明する。
上述したように、画像セット情報とは、スライドショー表示に用いられる画像の集合そのものであってもよい。その場合には、図11に示したように当該画像セット情報を端末装置200に対して送信する処理をスライド配信処理として実行すれば、スライドショー表示は実現可能である。図11では、第1〜第kの画像を表す撮像画像情報とメタデータがユーザから送信された場合に、挿入画像選択部3311は記憶部325から、第1〜第kの画像のいずれとも異なる画像(ここでは画像α及び画像β)を挿入画像として選択している。そして画像セット作成部3313は、第1〜第kの画像及び挿入画像α、βを含む画像セット情報を作成する。ここでは、第2の画像と第3の画像の間に画像αを挿入し、第iの画像と第i+1の画像の間に画像βを挿入した画像セット情報を作成するものとしている。ただしこれには限定されず、画像α、βの挿入位置や、第1〜第kの画像の並び順等は任意の変形実施が可能である。そしてスライド配信処理部3315は、第1〜第kの画像及び挿入画像α、βと、そのスライドショー表示での表示順序等を含む情報を配信する処理を、スライド配信処理として実行する。
しかし、撮像画像はもともと端末装置200において取得されたものであるため、端末装置200の記憶領域に画像セットに含まれる画像(スライドショー表示の対象となる画像)が記憶されている場合も考えられる。例えば、図11の第1〜第kの画像は端末装置200で撮像されたものであることが想定されるため、その後削除されていなければ端末装置200に保持されているものである。そのような場合には、ネットワーク10の通信負荷を増大させてまでサーバシステム300から撮像画像を送信する利点は大きくない。よって、画像セット情報としては図10(C)に示したように、当該画像セットに含まれる画像を特定する情報、及びスライドショー表示の順序等を表す情報を作成しておき、当該画像セット情報に加えて、必要な画像だけを端末装置200に対して送信するようにしてもよい。
例えば、撮像画像情報により表される撮像画像が全て端末装置200でも保持されているのであれば、サーバシステム300は図12に示したように、IDの集合である画像セット情報、及び挿入画像を送信する処理を、スライド配信処理として行えばよい。図12では、第1〜第kの画像は端末装置200に記憶されているものとしているため、実際に画像自体が送信されるのは挿入画像α及びβとなる。つまり図12では、挿入画像α、β、及びスライドショー表示での表示順序を表す情報を配信する処理をスライド配信処理として実行すればよく、図11の場合に比べてネットワーク10の通信負荷を軽減することが可能である。そして端末装置200では、受信した画像セット情報と挿入画像、及び自身が保持している撮像画像とを組み合わせてスライドショー表示を行う。
4.4 変形例
端末装置200でのスライドショー表示には、高解像度表示と低解像度表示とがあってもよい。通常、端末装置200の表示部(例えば図4のような撮像装置の背面液晶等)は表示領域の大きさの制限等から、解像度が低いことが多い。そのため、端末装置200の表示部でのスライドショー表示では、高解像度の撮像画像を用いる必要性は低く、撮像画像のサムネイル画像を用いれば十分である。一方、端末装置200は画像等の外部出力が可能であることが一般的であり、テレビ等の高解像度表示装置と接続することで、当該テレビ等でスライドショー表示を行うこともできる。その場合には、サムネイル画像の解像度では不十分であり、撮像画像を用いたスライドショー表示が望ましい。つまり、スライドショー表示の形態に応じて、適切な解像度の画像に対応する画像セット情報を作成するとよい。
5.本実施形態の手法を用いたサービスの一例
次に、上述した本実施形態の端末装置200等を用いたサービスの一例を説明する。ただし、本実施形態の端末装置200等が、後述するサービスに用いられるものに限定されず、種々の形態での利用が可能であることは言うまでもない。
5.1 ツイートデータ配信者とサービス利用者の設定
本実施形態では、撮影イベントの開始通知情報(ツイートデータの配信)に基づいて、端末装置200において取得された画像情報をサーバシステム300に蓄積することを想定している。この際、ツイートデータと画像情報とがしっかり対応づけられていれば、ツイートデータに基づくメタデータを画像情報に付加することで、種類が豊富で且つ精度の高いメタデータが付加された画像情報を大量に取得することが可能となる。
ツイートデータが上述したようにSNSにおいて送信されるコミュニケーション用データであることを考えれば、それに基づいて作成されたメタデータの多様性は確保できる。しかし、メタデータの精度、及びメタデータが付加された画像情報の量は、撮像を行うユーザの意欲等に依存する。ツイートデータというテーマが与えられた場合に、当該テーマに沿った画像の撮像を行うには、被写体の選択等を行う労力が発生する以上、ユーザの意欲が低くてはテーマに十分合致しない画像が撮像されたり、そもそも撮像自体が行われない可能性があるためである。
よってサービスの形態としては、サービス利用者による撮像意欲を高めさせることを考える。一例としては、ツイートデータの配信者に著名人を選択し、サービスは当該著名人のファン等に対して提供するものとすればよい。著名人のファンであれば、当該著名人に対する関心が高いため、意欲的に撮像に取り組むことが期待できる。
さらに、サーバシステムにアップロードされた画像に対する評価システムを取り入れることで一層の意欲向上が可能である。例えば、撮像した画像の評価が高いユーザには特典を与えることが考えられる。ここでは、著名人に関係する特典を用意するとよい。著名人がアイドルであれば、当該アイドルを撮像した画像、或いはアイドルのメッセージを録音した音声ファイル等はファンにとって価値が高いものであるため、撮像意欲の向上につながる。特に、本サービス以外のメディア(例えば雑誌や、本サービスとは異なるインターネットサイト等)では閲覧することのできない希少価値の高い画像等を特典とすれば、本サービスを利用する必然性が高まるため効果的である。このようにサービス独自の特典が用意できる場合には、サービスを利用する際に制限を設けることも考えられる。制限とは例えば、ユーザ登録を行う、或いは専用の端末装置を購入する等の準備を行ったユーザに限り、サービス利用を認める等の手法である。このようにすれば、特典の希少価値が増すことになり、ユーザのさらなる意欲向上が期待できる。なお、サービス利用を制限することで、意欲の低いユーザが画像をアップロードする可能性を低減できるため、ツイートデータと画像との合致度(メタデータの精度)を高めることもできる。
また、著名人自身による評価(気に入った画像の選択)を行ってもよい。この場合、その評価を求めてサービス利用者の意欲は飛躍的に向上すると考えられる。
なお、評価システムはメタデータの精度判定等にも用いることができる。本サービスでの評価の良し悪しは、ツイートデータに沿っているか否かが1つの判断基準となることが想定されるため、評価の高い画像とはメタデータの信頼性が高いと判定できるためである。
以上のことから、本サービスでは著名人のツイートデータを配信し、当該著名人のファン等であるサービス利用者から画像を取得するものとして説明する。ただし、配信されるツイートデータに対してサービス利用者が積極的に画像を投稿することが期待できるのであれば、ツイートデータ配信者とサービス利用者が他の態様であってもよい。
5.2 画像アップロードフェーズ
画像のアップロードに関する処理までのフェーズについて図13を用いて説明する。図13に示したように、本サービスの処理は著名人によるツイートデータの投稿を起点とする(図13(1))。サーバシステムは著名人が投稿したツイートデータを、各サービス利用者の端末装置に対して配信する(図13(2))。
サービス利用者である一般ユーザは、配信されたツイートデータに合致すると自身が判断した画像情報を撮像し(図13(3))、サーバシステム300にアップロードする(図13(4))。
サーバシステム300は、アップロードされた撮像画像に対して、メタデータを関連づけて記憶する(図13(5))。メタデータは、ツイートデータから取得されるものであってもよいし、撮像画像の撮像までに取得された撮像情報(撮影にかかった時間や、操作履歴等)であってもよい。
そしてサーバシステム300は、サービス利用者に対して公開されるサービスサイト(例えばWebサイト)等で、各サービス利用者からアップロードされた画像を公開する(図13(6))。サービスサイトは、サービス利用者の端末装置(200−1等)が通信機能を有するのであれば、当該端末装置から参照されるものであってもよい。或いは端末装置とは異なる装置(例えばPC等)から参照されるものであってもよい。なお、上述したようにサービス利用者を制限するのであれば、サービスサイトに対する登録ユーザ以外によるアクセスを制限するようにしてもよい。
サービスサイトの一例は図13に示したようなものである。ここでは、著名人から配信されたツイートデータをA1に表示し、当該ツイートデータに対応してサービス利用者から投稿された画像がA2に表示されている。
5.3 評価フェーズ
次に、図13のサービスサイト画面例に示したように、サービス利用者により投稿された画像情報が公開された場合に、当該画像情報に対して評価を行うフェーズについて図14を用いて説明する。
ここでは、画像情報に対して著名人自身による評価(図14(1−a))と、一般ユーザによる評価(図14(1−b))の両方を可能にしている。評価手法の一例としては、図14に示したように、投稿された画像情報から1又は複数の画像情報を選択し(ここではB1に示したように、選択画像が太枠で強調されるものとしている)、その上で選択された画像情報の評価を向上させるボタンB2を押下すればよい。
上述したように、評価情報は画像情報とツイートデータの合致度を判定する指標として用いることが可能であるため、評価情報を画像に付加するメタデータとしてもよい(図14(2))。
そして、評価の高い画像情報を投稿したサービス利用者に対しては、以降の撮像意欲を向上させるために、何らかの特典を与える(図14(3))。
なお、本サービスでは著名人の行為に対するサービス利用者の関心が非常に高いことが想定されるため、著名人自身による評価は重要度の高いものとして扱うとよい。例えば、著名人により高い評価を受けた画像情報を投稿したサービス利用者には、一般ユーザからの評価にかかわらず希少価値の高い特典を与えるようにしてもよい。或いは、著名人により高い評価を受けた画像情報を、当該著名人のコメント等を付加して、サービスサイト上で拡大表示する等、他の画像情報と差別化を図る処理を行ってもよい。
5.4 画像セットの作成・送信フェーズ
また、サービスのエンターテイメント性の向上、或いはサービス利用者の撮像意欲の向上等を目的として、サーバシステム300で作成した画像セットの送信処理を行ってもよい。この処理を図15を用いて説明する。
具体的には、ユーザからスライドショー表示を行う要求情報が送信された場合に(図15(1))、サーバシステム300は画像セットを作成し(図15(2))、作成した画像セットを要求元の端末装置200に送信する(図15(3))。そして端末装置200では、送信された画像セットを用いたスライドショー表示を行う(図15(4))。
ここで想定している画像セットには、スライドショー表示を行うサービス利用者が所有していない画像を含めることを想定している。通常、サービス利用者は自身で撮像した画像情報(狭義にはそのサムネイル画像)と、取得した特典画像(ただし評価の高いユーザに限る)を保持しているに過ぎず、その画像情報の多様性は低い。そこでサーバシステム300において、サービス利用者の所有している画像情報と、当該サービス利用者の所有していない挿入画像とを組み合わせた画像セットを作成する。このような画像セットが当該サービス利用者によるスライドショー表示の対象となることで、自身の所有しない挿入画像も閲覧可能になり、エンターテイメント性が増す。特に、サービス利用者に対して事前に挿入画像の内容を通知しないことで、サプライズ演出も可能となる。
ここでの挿入画像は、特典としての側面を有するものであってもよいし有しないものであってもよい。例えば、スライドショーの閲覧ユーザに対して意外性を与えられれば十分なケースであれば、当該ユーザが保持していない画像であれば広く挿入画像としての要件を満たす。一方、ユーザの撮像意欲向上等を考慮するのであれば、特典画像(評価特典情報)と同様に、ユーザにとって価値の高い画像を選択するとより効果的である。この場合、評価特典情報は評価処理の結果に基づいて(狭義には評価が高い場合に)与えられるものであり、挿入画像はスライドショー表示を行う場合に画像セットの一部として提示される(評価処理の結果には依存せずともよい)ものであるという相違点はあるものの、ユーザの意欲向上を促すという機能的な面では同種のものとなる。
さらに、挿入画像として著名人に関する希少価値の高い画像(上述した特典である画像に対応)を用いてもよい。このようにすれば、本来画像情報を投稿して高い評価を得なければ参照できない希少価値の高い特典画像を参照可能となる。その際に、挿入画像として希少価値の高い画像が選択される確率や、選択される希少価値の高い画像の内容等を制御することで、より一層サービスのエンターテイメント性を高めることができ、サービス利用意欲の向上、及び撮像意欲の向上が期待され、結果として投稿される画像情報の精度(メタデータの精度)向上や量の増大が可能となる。
なお、挿入画像(サプライズ画像)は著名人自身により提供される画像であってもよい(図15(op))。また、挿入画像として用いられる画像の選択を著名人に委ねることで、挿入画像に対して画像そのものの価値とは異なる付加価値を持たせることも可能である。
図15では、作成された画像セットは端末装置に送信され、当該端末装置、又は当該端末装置に接続される他の装置(高解像度の表示部を有するテレビ等)でスライドショー表示がされるものとしたがこれに限定されない。
6.本実施形態の端末装置等の詳細な例
以上の本実施形態では、サーバシステム300は図3に示したように、ネットワーク10を介して接続される端末装置(200−1〜200−N等)から、端末装置で撮像された撮像画像に関する撮像画像情報と、撮像画像に付加されたメタデータを取得する受信処理部321と、取得したメタデータに基づいて、取得した撮像画像とは異なる挿入画像の選択処理を行う挿入画像選択部3311と、撮像画像情報に対して挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する画像セット作成部3313を含む。
ここで撮像画像情報とは、画像セット情報に含まれる撮像画像(実施形態によってはその候補)を特定する情報であり、図10(A)〜図10(C)を用いて上述したように、種々の形式により実現される情報である。画像セット情報とは、複数の画像の集合である画像セットを表す情報であり、当該画像セットに含まれる画像を特定する情報や、画像の表示順序、表示画面における画像の配置情報等を含んでもよい。画像セット情報のうち、画像を特定する情報については、撮像画像情報と同様に、図10(A)〜図10(C)等の種々の形式により実現可能である。
これにより、端末装置200から画像セット情報のベースとなる撮像画像情報を取得した場合に、当該撮像画像情報により特定される撮像画像には含まれない挿入画像を挿入した画像セット情報を作成することが可能になる。これにより、端末装置200側で保持していない画像を含む、多様性の高い画像セット情報を作成することが可能になる。また、当該画像セット情報を用いた処理(例えばスライドショー表示)では、端末装置200のユーザが事前に予想し得ない画像を閲覧することもでき、サプライズ演出等のエンターテイメント性を持たせた処理が可能になる。なお、本明細書では画像セット情報の利用形態としてスライドショー表示の例を中心に説明したがこれに限定されず、サーバシステム300で作成された画像セット情報に従って紙媒体でのアルバムを作成し、当該アルバムを端末装置200のユーザに対して提供する等の形態で利用してもよい。
また、サーバシステム300は、配信側端末装置100から送信された撮影イベントの開始通知情報を、端末装置200に対して送信する送信処理部(狭義にはツイートデータ送信部313)を含み、受信処理部321は、開始通知情報に対応して端末装置200で撮像された撮像画像に関する情報を、撮像画像情報として取得してもよい。
これにより、サーバシステム300から開始通知情報を配信することで撮影イベントを開始し、当該撮影イベントで撮像された撮像画像を取得することが可能になる。撮像イベントは、撮像条件を一切設定しないものであってもよいが、システム利用者(端末装置200を用いるユーザ)に積極的な撮像画像の送信を促すためにも、何らかのテーマ(例えば撮像する被写体)を特定することが想定される。その場合、開始通知情報はテーマを特定する情報となり、当該開始通知情報に対応する撮像画像とは同一のテーマに沿った画像となる。つまり、開始通知情報の複数の端末装置への配信、及び配信先の端末装置からの撮像画像の取得を行うことで、同一テーマに対応する大量の画像を収集すること等ができ、画像情報の有効活用(例えば画像データベースの構築)等が可能になる。本実施形態では画像セット情報の作成を前提とするため、上述したサプライズ演出等が可能な画像セット情報と、開始通知情報とを併用することで、ユーザの撮像意欲を効果的に向上させることが期待できる。
また、挿入画像選択部3311は、配信側端末装置100を用いて開始通知情報の発信を行った開始通知発信ユーザに関する画像を、挿入画像として選択してもよい。
これにより、開始通知情報の発信ユーザに関する画像を挿入画像として用いることが可能になる。開始通知情報発信ユーザが著名人である場合等、撮影イベントのテーマ設定者が当該撮影イベントにおいて重要な役割を果たすことは十分考えられる。その場合、開始通知情報発信ユーザに関する情報は、撮影イベントの参加者であるユーザにとって価値が高いことが想定されるため、挿入画像として用いることで、参加ユーザの意欲向上等の効果があると言える。
また、送信処理部は、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて配信側端末装置100から送信されたソーシャルデータを、撮影イベントの開始通知情報として送信してもよい。
なお、ソーシャルデータとは狭義にはツイートデータであってもよい。本実施形態でのソーシャルデータ及びツイートデータの定義については、上述したため詳細な説明は省略する。また、挿入画像選択部3311は、配信側端末装置100から送信されたソーシャルデータをメタデータとすることで、ソーシャルデータでに基づいて挿入画像の選択処理を行ってもよい。
これにより、ソーシャルデータを撮影イベントの開始通知情報として用いることが可能になる。上述したように、ソーシャルデータはその内容の自由度が高いため、ソーシャルデータに基づいて作成されたメタデータは非常に多様性の高いものとできる。また、ソーシャルデータはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で用いられる、主としてコミュニケーション用途のデータであることから、ソーシャルデータの配信を撮像の起点とすることで、自然に画像情報の取得(撮像装置での撮像)が行われることが期待される。例えば、ソーシャルデータ配信者と親しい者やファン等は、当該ソーシャルデータ配信者とコミュニケーションをとる意図で撮像画像を取得すると考えられるため、サーバシステム300では大量の画像収集が可能となる。また、そのようにソーシャルデータに基づいて取得された撮像画像については、当該ソーシャルデータが当該撮像画像に関する情報であるメタデータとして有用な情報となることが想定される。よって、ソーシャルデータをメタデータとすれば、挿入画像の選択処理を適切に行うこと等が可能になる。
また、挿入画像選択部3311は、配信側端末装置100からの、撮像画像に対する評価情報をメタデータとして用い、評価情報に基づいて挿入画像の選択処理を行ってもよい。
これにより、開始通知情報(狭義にはツイートデータ)を送信した送信者による評価情報を用いて挿入画像の選択処理を行うことが可能になる。撮像イベントのテーマに相当する開始通知情報の送信者による評価であるため、他のメタデータと差別化を図る等の手法(例えば他のメタデータに比べて重要度を高める手法)を用いることで、より効果的な挿入画像の選択処理が可能になる。
また、受信処理部321は、ソーシャルデータの受信処理前又は後の端末装置200における撮影に関する情報である撮影情報、ソーシャルデータの受信処理前又は後の端末装置200を用いるユーザの行動に関する情報である行動情報、及びソーシャルデータの少なくとも1つに基づいて作成されたメタデータが付加された撮像画像を受信し、挿入画像選択部3311は、メタデータに基づいて、挿入画像の選択処理を行ってもよい。
これにより、ソーシャルデータ、撮影情報、行動情報に基づいて作成されたメタデータを用いて、挿入画像の選択処理を行うことが可能になる。ソーシャルデータ、撮影情報、行動情報の定義、具体例については上述したとおりであるため、詳細な説明は省略する。
また、サーバシステム300は、開始通知情報の配信に対して、端末装置200から撮像画像が送信された場合に、撮像画像に対応する開始通知情報に基づいて、端末装置200を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含んでもよい。
また、サーバシステム300は、開始通知情報の配信に対して、端末装置200から撮像画像が送信された場合に、撮像画像に対応する開始通知情報に基づいて、端末装置200を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含み、趣向推定処理部は、配信側端末装置100を用いて開始通知情報の発信を行った開始通知情報発信ユーザに関する情報に基づいて、趣向推定処理を行ってもよい。
そして、挿入画像選択部3311は、趣向推定処理部で行われた趣向推定処理の結果に基づいて、挿入画像の選択処理を行う。
これにより、ユーザの趣向を推定することが可能になるため、挿入画像として当該ユーザにとって価値の高い画像を選択することができ、挿入画像を含む画像セットを配信することによるユーザの撮像意欲向上等を効果的に実現することが可能になる。特に、開始通知情報発信ユーザは、趣向推定処理の対象ユーザにとって関心度合いが非常に高いことが想定されるため、開始通知情報発信ユーザに関する画像を挿入画像とすることの利点は大きい。なお上述したように、趣向推定処理の結果を用いた処理としては、挿入画像の選択処理に限定されず、ユーザグループの作成処理や、当該ユーザグループを含む趣向推定処理の結果情報の外部への送信処理等が行われてもよい。
また、受信処理部321が、第1の端末装置(端末装置200−1〜200−Nのいずれか)により撮像された第1の撮像画像に関する情報を撮像画像情報として受信した場合に、挿入画像選択部3311は、第1の端末装置とは異なる第2〜第N(Nは2以上の整数)の端末装置からの、第1の撮像画像に対する評価情報をメタデータとして用い、評価情報に基づいて挿入画像の選択処理を行ってもよい。
これにより、ユーザ相互間での評価において用いられる評価情報をメタデータとして挿入画像を選択することが可能になる。例えば、評価情報により表される評価が高い場合に、挿入画像として価値の高い画像が選択されるものとすれば、画像セット情報の利用と合わせて、より高評価が期待できる画像の撮像及び送信に対する意欲の向上を促進できる。そのため、サーバシステム300に蓄積される画像枚数の増大、及び当該画像に付加されるメタデータの高精度化等が可能になる。
また、受信処理部321は、端末装置200を用いるユーザの画像セット情報の要求情報を、端末装置200から受信し、画像セット作成部3313は、要求情報の受信に対応して、画像セット情報を作成してもよい。
これにより、サーバシステム300では端末装置200を操作するユーザからの明示の要求に基づいて、画像セット情報を作成することが可能になる。この場合、オンデマンドで画像セット情報を作成でき、不要な作成処理の抑止等が可能になる。ただし、画像セット情報を要求情報に基づいて作成する実施形態には限定されず、画像セット情報をサーバシステム300側で主体的に作成、送信してもよい。例えば、サービスの一部機能として広告をユーザに配信する場合等には、ユーザからの要求を待たずに画像セット情報を作成することが想定される。なお、広告のみの配信ではユーザによる閲覧は期待できないが、挿入画像として価値の高い画像を選択しておけば、広告をユーザに閲覧させる効果が期待できるため本実施形態の手法を用いる効果が大きい。
また、受信処理部321は、端末装置200におけるスライドショー表示の開始を要求するスライド開始指示情報を要求情報として受信し、画像セット作成部3313は、スライド開始指示情報の受信に対応して、画像セット情報の作成を行ってもよい。
これにより、画像セット情報を端末装置200でのスライドショー表示に利用する場合に、端末装置200からのスライド開始指示情報に基づく画像セット情報の作成等が可能になる。スライドショー表示が行われている間は、表示部(端末装置200に含まれるものでもよいし外部ディスプレイでもよい)の少なくとも一部の領域は当該スライドショー表示に用いられるし、端末装置200のリソースもスライドショー表示に割かれるため、他の処理が制限される。よって、画像セット情報の作成・送信は端末装置200に余裕がある状態で行われることが好ましく、端末装置200側からの情報を起点に画像セット情報を作成することで不要な処理が行われることを効率的に抑止可能となる。なお、上述したようにサーバシステム300が主体的に画像セット情報を作成・送信してもよいが、スライドショー表示に利用する場合には、何らかの手法でユーザに通知しておく(端末装置200での他の処理の休止を促す)ことが望ましい。一例としては、事前に画像セット情報の配信時刻を通知してもよい。
また、サーバシステム300は、端末装置200におけるスライドショー表示用の画像セット情報を、端末装置200に対して配信する処理であるスライド配信処理を行うスライド配信処理部3315を含んでもよい。そしてスライド配信処理部3315は、受信処理部321のスライド開始指示情報の受信に対応して、画像セット作成部3313で作成された画像セット情報について、スライド配信処理を行う。
これにより、スライドショー表示を行う場合にはスライド配信処理を行うことが可能になる。ここでのスライド配信処理とは、画像セット情報の送信処理とともに、必要な情報を判定し、必要であると判定された情報を送信するとともに不要と判定された情報の送信を抑止する等の処理が含まれてもよい。例えば、端末装置200で保持されている画像をサーバシステム300から送信したとしても利点は少なく、ネットワーク10の通信負荷を増大させるという不利益も考えられる。よって、スライドショー表示に必要な情報として、挿入画像やスライドショー表示の順序を表す情報(画像セット情報に含まれる)を選択し送信するとともに、端末装置200で保持されている撮像画像については、不要な情報として送信処理をスキップしてもよい。なお、端末装置200において撮像画像の削除処理が行われている場合には、撮像画像情報により表される撮像画像のうち、削除処理が行われた撮像画像についてはサーバシステム300から送信する必要が生じることもある。
また、スライド配信処理部3315は、受信処理部321が、スライド開始指示情報として、低解像度スライドショー表示の要求情報を受信した場合に、低解像度の挿入画像の配信処理を、スライド配信処理として行ってもよい。また、スライド配信処理部3315は、受信処理部321が、スライド開始指示情報として、低解像度スライドショー表示に比べて高解像度の画像を表示する高解像度スライドショー表示の要求情報を受信した場合に、撮像画像情報に対応する高解像度画像、及び高解像度の挿入画像の配信処理を、スライド配信処理として行ってもよい。
これにより、低解像度スライドショー表示と高解像度スライドショー表示とを適切に併用することが可能になる。端末装置200の表示部は、図4に示すように、その大きさが制限される可能性が高いため、端末装置200単体でスライドショー表示を行う場合には低解像度スライドショー表示を行えばよい。一方、テレビ等の高解像度ディスプレイに画像情報を出力する場合には、高解像度スライドショー表示を行うことが望ましいことになる。
また、以上の本実施形態は、撮像画像を取得する画像取得部230と、メタデータが付加された撮像画像をサーバシステムに対して送信する送信処理部250と、サーバシステム300からの情報を受信する受信処理部210と、表示部におけるスライドショー表示の制御を行う表示制御部220を含む端末装置200に適用可能である。そして送信処理部250は、複数の撮像画像に関する情報である撮像画像情報を送信することで、サーバシステム300に対してスライドショー表示の要求情報を送信し、受信処理部210は、要求情報の送信に対応して、サーバシステム300から返信された挿入画像を受信し、表示制御部220は、撮像画像情報により特定される画像、及び挿入画像を含む画像セットのスライドショー表示の制御を行う。
また、端末装置200の受信処理部210は、サーバシステム300から撮影イベントの開始通知情報を受信し、画像取得部230は、受信した開始通知情報に対応する撮像画像を取得してもよい。
これにより、上述したサーバシステム300と連携し、特に画像セット情報を用いたスライドショー表示を行う端末装置200を実現することが可能になる。本実施形態の画像セット情報を用いる利点等については、サーバシステム300の説明において述べたとおりであるため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態の端末装置(端末装置200−1等)及びサーバシステム300等は、その処理の一部または大部分をプログラムにより実現してもよい。この場合には、CPU等のプロセッサがプログラムを実行することで、本実施形態の端末装置及びサーバシステム300等が実現される。具体的には、情報記憶媒体に記憶されたプログラムが読み出され、読み出されたプログラムをCPU等のプロセッサが実行する。ここで、情報記憶媒体(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(DVD、CD等)、HDD(ハードディスクドライブ)、或いはメモリ(カード型メモリー、ROM等)などにより実現できる。そして、CPU等のプロセッサは、情報記憶媒体に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち、情報記憶媒体には、本実施形態の各部としてコンピュータ(操作部、処理部、記憶部、出力部を備える装置)を機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
なお、以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また端末装置、サーバシステムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 ネットワーク、20 クレードル、100 配信側端末装置、
110 ツイートデータ入力部、120 送信処理部、200 端末装置、
210 受信処理部、220 表示制御部、230 画像取得部、
240 メタデータ作成部、250 送信処理部、300 サーバシステム、
310 ツイートデータ配信サーバ、311 ツイートデータ取得部、
313 ツイートデータ送信部、320 画像サーバ、321 受信処理部、
323 メタデータ付加部、325 記憶部、330 アプリケーションサーバ、
331 処理部、3311 挿入画像選択部、3313画像セット作成部、
3315 スライド配信処理部、3317 認証処理部

Claims (20)

  1. ネットワークを介して接続される端末装置から、前記端末装置で撮像された撮像画像に関する撮像画像情報と、前記撮像画像に付加されたメタデータを取得する受信処理部と、
    取得した前記メタデータに基づいて、取得した前記撮像画像とは異なる挿入画像の選択処理を行う挿入画像選択部と、
    前記撮像画像情報に対して前記挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する画像セット作成部と、
    を含むことを特徴とするサーバシステム。
  2. 請求項1において、
    配信側端末装置から送信された撮影イベントの開始通知情報を、前記端末装置に対して送信する送信処理部を含み、
    前記受信処理部は、
    前記開始通知情報に対応して前記端末装置で撮像された前記撮像画像に関する情報を、前記撮像画像情報として取得することを特徴とするサーバシステム。
  3. 請求項2において、
    前記挿入画像選択部は、
    前記配信側端末装置を用いて前記開始通知情報の発信を行った開始通知発信ユーザに関する画像を、前記挿入画像として選択することを特徴とするサーバシステム。
  4. 請求項2又は3において、
    前記送信処理部は、
    ソーシャルネットワーキングサービスにおいて前記配信側端末装置から送信されたソーシャルデータを、前記撮影イベントの前記開始通知情報として送信することを特徴とするサーバシステム。
  5. 請求項4において、
    前記ソーシャルデータは、ツイートデータであることを特徴とするサーバシステム。
  6. 請求項2又は3において、
    前記挿入画像選択部は、
    前記配信側端末装置から送信されたソーシャルデータを、前記メタデータとして用い、前記ソーシャルデータに基づいて前記挿入画像の前記選択処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  7. 請求項2乃至6のいずれかにおいて、
    前記挿入画像選択部は、
    前記配信側端末装置からの、前記撮像画像に対する評価情報を前記メタデータとして用い、前記評価情報に基づいて前記挿入画像の前記選択処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  8. 請求項2乃至7のいずれかにおいて、
    前記受信処理部は、
    前記ソーシャルデータの受信処理前又は後の前記端末装置における撮影に関する情報である撮影情報、前記ソーシャルデータの受信処理前又は後の前記端末装置を用いるユーザの行動に関する情報である行動情報、及び前記ソーシャルデータの少なくとも1つに基づいて作成された前記メタデータが付加された前記撮像画像を受信し、
    前記挿入画像選択部は、
    前記メタデータに基づいて、前記挿入画像の前記選択処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  9. 請求項2乃至8のいずれかにおいて、
    前記開始通知情報の配信に対して、前記端末装置から前記撮像画像が送信された場合に、前記撮像画像に対応する前記開始通知情報に基づいて、前記端末装置を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含むことを特徴とするサーバシステム。
  10. 請求項2において、
    前記開始通知情報の配信に対して、前記端末装置から前記撮像画像が送信された場合に、前記撮像画像に対応する前記開始通知情報に基づいて、前記端末装置を操作するユーザの趣向を推定する趣向推定処理を行う趣向推定処理部を含み、
    前記趣向推定処理部は、
    前記配信側端末装置を用いて前記開始通知情報の発信を行った開始通知情報発信ユーザに関する情報に基づいて、前記趣向推定処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  11. 請求項9又は10において、
    前記挿入画像選択部は、
    前記趣向推定処理部で行われた前記趣向推定処理の結果に基づいて、前記挿入画像の前記選択処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記受信処理部が、第1の端末装置により撮像された第1の撮像画像に関する情報を前記撮像画像情報として受信した場合に、
    前記挿入画像選択部は、
    前記第1の端末装置とは異なる第2〜第N(Nは2以上の整数)の端末装置からの、前記第1の撮像画像に対する評価情報を前記メタデータとして用い、前記評価情報に基づいて前記挿入画像の選択処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記受信処理部は、
    前記端末装置を用いるユーザの前記画像セット情報の要求情報を、前記端末装置から受信し、
    前記画像セット作成部は、
    前記要求情報の受信に対応して、前記画像セット情報を作成することを特徴とするサーバシステム。
  14. 請求項13において、
    前記受信処理部は、
    前記端末装置におけるスライドショー表示の開始を要求するスライド開始指示情報を前記要求情報として受信し、
    前記画像セット作成部は、
    前記スライド開始指示情報の受信に対応して、前記画像セット情報の作成を行うことを特徴とするサーバシステム。
  15. 請求項14において、
    前記端末装置における前記スライドショー表示用の前記画像セット情報を、前記端末装置に対して配信する処理であるスライド配信処理を行うスライド配信処理部を含み、
    前記スライド配信処理部は、
    前記受信処理部の前記スライド開始指示情報の受信に対応して、前記画像セット作成部で作成された前記画像セット情報について、前記スライド配信処理を行うことを特徴とするサーバシステム。
  16. 請求項15において、
    前記スライド配信処理部は、
    前記受信処理部が、前記スライド開始指示情報として、低解像度スライドショー表示の要求情報を受信した場合に、低解像度の前記挿入画像の配信処理を、前記スライド配信処理として行い、
    前記受信処理部が、前記スライド開始指示情報として、前記低解像度スライドショー表示に比べて高解像度の画像を表示する高解像度スライドショー表示の前記要求情報を受信した場合に、前記撮像画像情報に対応する高解像度画像、及び高解像度の前記挿入画像の前記配信処理を、前記スライド配信処理として行うことを特徴とするサーバシステム。
  17. 撮像画像を取得する画像取得部と、
    メタデータが付加された前記撮像画像をサーバシステムに対して送信する送信処理部と、
    前記サーバシステムからの情報を受信する受信処理部と、
    表示部におけるスライドショー表示の制御を行う表示制御部と、
    を含み、
    前記送信処理部は、
    複数の前記撮像画像に関する情報である撮像画像情報を送信することで、前記サーバシステムに対して前記スライドショー表示の要求情報を送信し、
    前記受信処理部は、
    前記要求情報の送信に対応して、前記サーバシステムから返信された挿入画像を受信し、
    前記表示制御部は、
    前記撮像画像情報により特定される画像、及び前記挿入画像を含む画像セットの前記スライドショー表示の制御を行うことを特徴とする端末装置。
  18. 請求項17において、
    前記受信処理部は、
    前記サーバシステムから撮影イベントの開始通知情報を受信し、
    前記画像取得部は、
    受信した前記開始通知情報に対応する前記撮像画像を取得することを特徴とする端末装置。
  19. ネットワークを介して接続される端末装置から、前記端末装置で撮像された撮像画像に関する撮像画像情報と、前記撮像画像に付加されたメタデータを取得する受信処理部と、
    取得した前記メタデータに基づいて、取得した前記撮像画像とは異なる挿入画像の選択処理を行う挿入画像選択部と、
    前記撮像画像情報に対して前記挿入画像が挿入された画像セット情報を作成する画像セット作成部として、
    コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  20. 撮像画像を取得する画像取得部と、
    メタデータが付加された前記撮像画像をサーバシステムに対して送信する送信処理部と、
    前記サーバシステムからの情報を受信する受信処理部と、
    表示部におけるスライドショー表示の制御を行う表示制御部として、
    コンピュータを機能させ、
    前記送信処理部は、
    複数の前記撮像画像に関する情報である撮像画像情報を送信することで、前記サーバシステムに対して前記スライドショー表示の要求情報を送信し、
    前記受信処理部は、
    前記要求情報の送信に対応して、前記サーバシステムから返信された挿入画像を受信し、
    前記表示制御部は、
    前記撮像画像情報により特定される画像、及び前記挿入画像を含む画像セットの前記スライドショー表示の制御を行うことを特徴とするプログラム。
JP2012265510A 2012-12-04 2012-12-04 サーバシステム、プログラム、サーバシステムの作動方法及び端末装置 Expired - Fee Related JP6140991B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265510A JP6140991B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 サーバシステム、プログラム、サーバシステムの作動方法及び端末装置
US14/095,466 US9894223B2 (en) 2012-12-04 2013-12-03 Server system, terminal device, information storage device, method for controlling server system, and method for controlling terminal device
US15/864,357 US20180131823A1 (en) 2012-12-04 2018-01-08 Server system, information storage device, and method for controlling server system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012265510A JP6140991B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 サーバシステム、プログラム、サーバシステムの作動方法及び端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014110006A true JP2014110006A (ja) 2014-06-12
JP6140991B2 JP6140991B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=50825097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012265510A Expired - Fee Related JP6140991B2 (ja) 2012-12-04 2012-12-04 サーバシステム、プログラム、サーバシステムの作動方法及び端末装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US9894223B2 (ja)
JP (1) JP6140991B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011513A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社バッファロー 情報処理装置、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラム
JP2016091538A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 ネイバー コーポレーションNAVER Corporation ダイアログボックス入力コンテンツに対応する情報提供装置および方法
JP2017038343A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2019144644A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社富士通エフサス 評価装置、評価方法および評価プログラム
JP2020052750A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP7119319B2 (ja) 2017-09-15 2022-08-17 大日本印刷株式会社 画像分析装置、画像分析システム、プログラム

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6000929B2 (ja) * 2013-11-07 2016-10-05 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 情報処理装置
US9881023B2 (en) 2014-07-22 2018-01-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Retrieving/storing images associated with events
US11481854B1 (en) 2015-02-23 2022-10-25 ImageKeeper LLC Property measurement with automated document production
US10282562B1 (en) 2015-02-24 2019-05-07 ImageKeeper LLC Secure digital data collection
JP2019161361A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 オリンパス株式会社 画像ファイル作成装置、画像ファイル作成方法、画像ファイル作成プログラム及びコンテンツ作成システム
US11212416B2 (en) 2018-07-06 2021-12-28 ImageKeeper LLC Secure digital media capture and analysis
CN110430391B (zh) * 2019-06-25 2021-07-23 杭州诚億科技有限公司 一种传输速度快的图像分析数据采集器
JP7129383B2 (ja) * 2019-07-03 2022-09-01 富士フイルム株式会社 画像処理装置,画像処理方法,画像処理プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
CN110719503A (zh) * 2019-09-27 2020-01-21 视联动力信息技术股份有限公司 数据获取方法和装置
US11468198B2 (en) 2020-04-01 2022-10-11 ImageKeeper LLC Secure digital media authentication and analysis
US11553105B2 (en) 2020-08-31 2023-01-10 ImageKeeper, LLC Secure document certification and execution system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020152193A1 (en) * 2001-04-13 2002-10-17 Thompson Robert S. System and method for displaying images
JP2003296701A (ja) * 2002-04-04 2003-10-17 Canon Inc 画像表示システム、その制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム
JP2006171891A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Konica Minolta Holdings Inc 画像管理装置、画像管理方法、および画像管理プログラム
JP2007316939A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujifilm Corp 電子アルバム提供装置、および画像ネットワークシステム
JP2012216082A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Furyu Kk 画像管理システム、画像管理システムの制御方法、制御プログラム、および記録媒体

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004336343A (ja) 2003-05-07 2004-11-25 Canon Inc 画像処理システム
JP2007116658A (ja) 2005-09-26 2007-05-10 Fujifilm Corp 画像集作成システム、画像集作成方法および画像集作成プログラム
JP4704217B2 (ja) 2006-01-19 2011-06-15 富士フイルム株式会社 アルバム作成システム、アルバム作成方法およびアルバム作成プログラム
JP4821903B2 (ja) * 2009-09-30 2011-11-24 カシオ計算機株式会社 表示端末、サーバ装置、画像共有システム、及び画像共有方法
US9305024B2 (en) * 2011-05-31 2016-04-05 Facebook, Inc. Computer-vision-assisted location accuracy augmentation
US9396197B2 (en) * 2011-11-17 2016-07-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Inserting media content from multiple repositories
US20130205211A1 (en) * 2012-02-06 2013-08-08 Gray Suit Marketing, Inc. System and method for enterprise information dissemination
CN104641399B (zh) * 2012-02-23 2018-11-23 查尔斯·D·休斯顿 用于创建环境并用于共享环境中基于位置的体验的系统和方法
US9400805B2 (en) * 2012-03-29 2016-07-26 Digimarc Corporation Image-related social network methods and arrangements
US20140019264A1 (en) * 2012-05-07 2014-01-16 Ditto Labs, Inc. Framework for product promotion and advertising using social networking services
WO2014004686A2 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Google Inc. System and method for creating slideshows

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020152193A1 (en) * 2001-04-13 2002-10-17 Thompson Robert S. System and method for displaying images
JP2003296701A (ja) * 2002-04-04 2003-10-17 Canon Inc 画像表示システム、その制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム
JP2006171891A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Konica Minolta Holdings Inc 画像管理装置、画像管理方法、および画像管理プログラム
JP2007316939A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujifilm Corp 電子アルバム提供装置、および画像ネットワークシステム
JP2012216082A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Furyu Kk 画像管理システム、画像管理システムの制御方法、制御プログラム、および記録媒体

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011513A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社バッファロー 情報処理装置、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラム
JP2016091538A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 ネイバー コーポレーションNAVER Corporation ダイアログボックス入力コンテンツに対応する情報提供装置および方法
JP2017038343A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN106454064A (zh) * 2015-08-07 2017-02-22 佳能株式会社 图像处理装置以及图像处理方法
US10403014B2 (en) 2015-08-07 2019-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
CN106454064B (zh) * 2015-08-07 2019-12-27 佳能株式会社 图像处理装置以及图像处理方法
JP7119319B2 (ja) 2017-09-15 2022-08-17 大日本印刷株式会社 画像分析装置、画像分析システム、プログラム
JP2019144644A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社富士通エフサス 評価装置、評価方法および評価プログラム
JP7093198B2 (ja) 2018-02-16 2022-06-29 株式会社富士通エフサス 評価装置、評価方法および評価プログラム
JP2020052750A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6140991B2 (ja) 2017-06-07
US20140152854A1 (en) 2014-06-05
US9894223B2 (en) 2018-02-13
US20180131823A1 (en) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6140991B2 (ja) サーバシステム、プログラム、サーバシステムの作動方法及び端末装置
US11615131B2 (en) Method and system for storytelling on a computing device via social media
CN113949908B (zh) 在组通信中共享用户选择的视频的方法和设备
WO2017218901A1 (en) Application for enhancing metadata tag uses for social interaction
US20080028294A1 (en) Method and system for managing and maintaining multimedia content
WO2014030161A1 (en) Systems and methods for collection-based multimedia data packaging and display
CN117425037A (zh) 媒体内容元数据的临时修改
JP5052696B1 (ja) 動画公開装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP6184085B2 (ja) サーバシステム、情報処理システム及びプログラム
WO2017197566A1 (zh) 一种日志显示的方法、设备及系统
JP2013161467A (ja) 作品評価装置、作品評価方法、プログラムおよび集積回路
JP5052695B1 (ja) 動画公開装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2020071861A (ja) 情報発信システム及び情報発信プログラム
WO2020158536A1 (ja) 情報処理システム、情報処理方法および情報処理装置
JP6128800B2 (ja) 端末装置、情報処理システム、プログラム及び情報処理方法
KR20220132393A (ko) 다중 채널 네트워크의 컨텐츠 관리 방법, 장치 및 시스템
JP6212304B2 (ja) 情報処理装置並びにその制御方法及び制御プログラム
WO2023058101A1 (ja) 動画再生支援システム、動画再生支援方法及びプログラム
JP7470247B1 (ja) Nftの保有者にカメラアプリケーションを提供するための装置、方法及びそのためのプログラム
JP6247453B2 (ja) ソーシャルサービスのサーバ
JP4961760B2 (ja) コンテンツ出力装置、及びコンテンツ出力方法
KR20220132392A (ko) 다중 채널 네트워크의 컨텐츠 관리 방법, 장치 및 시스템
KR20220132391A (ko) 다중 채널 네트워크의 컨텐츠 관리 방법, 장치 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170502

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6140991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees