JP2014109699A

JP2014109699A - 交換可能な軍艦部を有するデジタル・カメラ・システム

Info

Publication number: JP2014109699A
Application number: JP2012264070A
Authority: JP
Inventors: Hikari Tanaka; 田中光
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-12-03
Filing date: 2012-12-03
Publication date: 2014-06-12

Abstract

【課題】従来のデジタル・カメラ・システムにおいては、各種のアクセサリー類をカメラ本体に装着しようとするとき、直接にカメラ本体に設置されたコネクターやアクセサリーシューなどに着脱するものであった。このため、アクセサリーの形状や大きさによってはカメラ本体と形状や重量配分などが釣り合わず、カメラ・システム全体を保持するのが不安定になったり、過剰に嵩張ってしまう場合があった。
【解決手段】このような不都合に対して、アクセサリー類を直接カメラ本体の位置が固定されたコネクターやアクセサリー・シューに取り付けるのではなく、カメラ本体上部に着脱自在で交換可能なプレートを設置する。そしてこのプレートにそれぞれのアクセサリーに最適化された位置にコネクターやアクセサリー・シューを設置する。このように構成されたプレートにアクセサリー類を装着すると、バランスが良いデジタル・カメラ・システムを構成することができる・
【選択図】図１

Description

G03B 17/14
本発明は様々なアクセサリー類を取り付けやすいデジタル・カメラ・システムに関するものである。

小型のレンズ交換式のデジタル・カメラ・システムにおいては、様々なアクセサリー類を装着して使用される場合も多い。例えばＥＶＦ（エレクトリック・ビュー・ファインダー）、ストロボ装置、ＧＰＳユニット、光学ファインダー、大きめの画像表示装置などフィルムカメラの時代よりもより多くの種類のアクセサリーの装着が要求されている。

しかし、使用者の好みや撮影状況により必要とされるアクセサリーには違いがあります。アクセサリーを全く必要としない場合や、複数のアクセサリーを同時に装着したい場合もあります。

このような様々な必要性に対して従来のデジタル・カメラはそれぞれのアクセサリーに対して個別の専用の接続端子を用意するか、従来から存在する伝統的なアクセサリーシューを設置することにより汎用化を図ってきました。
このようなアクセサリーの接続方法ではたくさんのアクセサリーを接続したときに操作性が悪くなったり、アクセサリーを使わない人にとっては余分な端子類が煩雑なものに思われたりします。（例：特開０７−３１０００５）

特開２００７−３１０００５

アクセサリー類を必要としない状況ではすっきりとコンパクトに、そしてアクセサリーを搭載した状況でもなるべく使用者のカメラの操作の邪魔にならないデジタル・カメラ・システムを実現することを目的とする、

通常のカメラ・システムのようにアクセサリー類をカメラ本体に直接取り付けるのではなく、図１において、カメラ本体１と、これの上部に何種類かの交換可能で着脱自在なアクセサリー取り付け用のプレート２，３，４からなる組み合わせを、アクセサリー使用時の基本構成とする。

そして、このプレート２，３，４には各種のアダプターを接続および嵌合するためのコネクターを設置します。このプレート２，３，４は１種類に限定されず、用途に応じて複数種類を用意し、交換して使用することも可能です。例を挙げると、可倒式のＥＶＦ（エレクトリック・ビュー・ファインダー）5、外部フラッシュ装置６、ＧＰＳ装置８、無線または有線の通信装置９などを装着して高機能デジタル・スチル・カメラとして使用するためのプレート２、３や、画像表示のタイムラグがない光学ファインダー７を装着して、高速・軽快な撮影を可能とするスナップ撮影用のプレート３や、マイクロフォンや連続投光器を搭載して動画撮影に最適化したプレートなどが考えられます。

また、プレート４の例では、プレートとアクセサリーを分離せず、よく使われる、例えばＥＶＦ１５とフラッシュ装置１６を予め内蔵させています。このような構成では、アクセサリー選択の自由度は下がりますが、よりコンパクトで操作性の良いデザインが可能です。

また、カメラ本体１に撮影対象を表示する装置（液晶画面など）を装備している機種では、アクセサリーの装着が不要な場合には、このような追加のプレート２，３，４を装着せずに、カメラ本体１だけで撮影することも可能です。

このプレートは２，３，４のようにカメラ上部すべてを覆うものでなくてもかまいません。図２の例のようにアクセサリー装着部１７と、シャッターボタンなどを搭載した操作部１８、１９に分割して、それぞれ独立して交換可能とすることもできます。このような構成にすると、より多彩な組み合わせでカメラの機能を変更することが可能となります。

とりわけ、アクセサリー類の設置面積が限られる小型のデジタル・カメラにおいて、効率的な位置にアクセサリー類を配置することが可能となる。

交換可能な軍艦部（上部構造）プレートを装着可能なデジタル・カメラ・システムの基本概念図である。操作部18、19とアクセサリー装着部17が独立して交換および着脱自在なデジタル・カメラ・システムの概念図である。

1 デジタル・カメラ本体
2、３交換式プレート
4 アクセサリー類を予め搭載したプレート
5 可倒式電子ビュー・ファインダー
6 フラッシュ装置
7 光学ファインダー
8 GPS装置
9 無線または有線の通信装置
10ａ、10ｂ、１０ｃ、１０ｄシャッター・ボタン
11ａ、１１ｂカメラ本体側着脱部位
12ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ、１２ｅ、１２ｆプレート側着脱部位
１３ａ、１３ｂ信号コネクター
14ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ、１４ｅアクセサリー・シュー
15 内臓電子ビュー・ファインダー
16 内蔵フラッシュ装置
17 分割式プレートのアクセサリー搭載部
18、19 分割式プレートの交換操作部位

Claims

カメラ本体上部に交換および着脱自在のプレートを設置可能とし、このプレートを介して各種アクセサリー類が取り付け可能なデジタル・カメラ・システム。
プレートを、アクセサリー類装着部と、操作部に分割し、それぞれの部分が独立して交換および着脱自在であるデジタル・カメラ・システム。