JP2014109280A - シフト装置 - Google Patents

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隆浩 中里
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竜司 成田
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敬治 竹下
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敦 櫻井
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Abstract

【課題】簡単な構造により確実にギアをシフトさせる荷重を発生させることが可能なシフト装置を提供する。
【解決手段】このシフト装置2は、リバースシフト(シフトノブ)を操作することによりシフトアーム30の揺動によりリバースアイドラギア19を軸方向にスライドさせるようにシフトアーム30に荷重を付与するスプリング35を備え、リバースアイドラギア19をリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)と噛み合わせることにより後退段を構成するものである。また、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との歯部17a〜19aが噛合開始点となるよりも前のスライド位置において、スプリング35の荷重付与方向がリバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)とを噛み合わせる方向(リバース側)に切り替わる。
【選択図】図3

Description

本発明は、シフト装置に関し、特に、リバースアイドラギアを動力伝達ギアとの噛合い位置に移動させる際にスプリングにより荷重を付与するように構成されたシフト装置に関する。
従来、リバースアイドラギアを動力伝達ギアとの噛合い位置に移動させる際にスプリングにより荷重を付与するように構成されたシフト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ケーシング内に設けられ、運転者によりリバースシフト操作されることにより揺動するシフトアームと、シフトアームの揺動により軸方向にスライド移動するリバースアイドラギアと、シフトアームのケーシング側に設けられた付勢手段と、付勢手段のシフトアーム側に形成されたカム部とを備えたシフト装置が開示されている。
カム部には、付勢手段としてのスプリング及びボール部材と、ボール部材と対向する位置にシフトアームの移動方向に沿って第1段部、第2段部及び第3段部と、これらの段部間に位置する第1傾斜面及び第2傾斜面とからなる傾斜付き段部が形成されている。
リバースアイドラギアを動力伝達ギアとの開放位置から噛合位置に移動させる際には、スプリングの押圧力(荷重)により、第1段部を付勢しているボール部材を第1傾斜面及び第2傾斜面の順に押圧させながら第3段部に当接するまで移動させる。これにより、リバースアイドラギアは、噛合い位置において動力伝達ギアと噛合する。
特開2012−163178号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のリバースシフト装置では、シフトアームの操作力を付与するためにカム部に第1段部、第2段部、第3段部、第1傾斜面及び第2傾斜面が形成されているとともに、第1傾斜面及び第2傾斜面を押圧するスプリング及びボール部材が必要となるため、シフト装置の構造が複雑化するという問題点がある。
また、リバースアイドラギアと動力伝達ギアとの噛合い位置近傍において、リバースアイドラギアがスライド(ストローク)完了前に静止することにより、ギアの噛合長さが不十分な状態でトルク入力があった場合には、リバースアイドラギアが破損する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、簡単な構造により確実にギアをシフトさせる荷重を発生させることが可能なシフト装置を提供することを目的としている。
上述の課題を解決するための手段として、本発明によるシフト装置は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明によるシフト装置は、リバースシフト操作することにより摺動するシフトフォークと、前記シフトフォークを介して揺動するシフトアームと、前記シフトアームの揺動によりリバースアイドラギアを軸方向にスライドさせるように前記シフトアームに荷重を付与するスプリングとを備え、前記リバースアイドラギアを動力伝達ギアと噛み合わせることにより後退段を構成するものを前提とする。
また、本発明によるシフト装置では、前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとのギア噛合部が噛合い位置となる以前のスライド位置において、前記スプリングの荷重付与方向が前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとを噛み合わせる方向に切り替わることを特徴とするものである。
かかる構成を備えるシフト装置によれば、スプリングの荷重付与方向をリバースアイドラギアと動力伝達ギアとを噛み合わせる方向に切り替えることによって、簡単な構造により確実にギアをシフトさせる荷重を発生させることができる。これにより、リバースアイドラギアと動力伝達ギアとの噛合い位置において、リバースアイドラギアがスライド(ストローク)完了前に静止するのを抑制することができる。その結果、ギアの噛合長さが十分な状態でトルク入力が行われるので、リバースアイドラギアが破損するのを抑制することができる。
本発明の具体的な構成として、以下の複数のものが挙げられる。
本発明によるシフト装置において、好ましくは、前記スプリングの弾性力は、前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとの噛合い位置における摩擦力よりも大きく設定されていることを特徴とする。このように構成すれば、リバースアイドラギアと動力伝達ギアとの噛合い位置よりも前にスプリングの弾性力をリバースアイドラギアの摩擦力(摺動抵抗)よりも大きくすることにより、リバースアイドラギアのスライド(ストローク)が不完全な状態で停止するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、前記スプリングの弾性力が前記噛合い位置の摩擦力よりも大きい領域において、前記シフトフォークと前記シフトアームとは、前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとが噛み合う噛合方向又は開放する開放方向の一方において接触し、前記シフトフォークと前記シフトアームとの間には、噛合方向又は開放方向の他方において、前記シフトフォークと前記シフトアームとが非接触となるクリアランス領域が設けられていることを特徴とする。このように構成すれば、シフトフォークがクリアランス領域を通過している間に、スプリングの噛合方向への押付荷重により迅速にシフトアームを噛合方向へ揺動させることができるので、リバースアイドラギアの摩擦力(摺動抵抗)がスプリングの弾性力よりも大きい領域を容易に通過させることができる。その結果、リバースアイドラギアが不完全な噛合い状態で停止するのを抑制することができる。
上記クリアランス領域を備える構成において、好ましくは、前記シフトアームには、前記シフトフォークが挿通される係合孔が形成されており、前記クリアランス領域は、前記シフトアームの係合孔と前記シフトフォークとの間のうち少なくとも軸方向に沿った方向に設けられていることを特徴とする。このように構成すれば、シフトアームとシフトフォークとの間に軸方向に沿ったクリアランスを容易に形成することができる。
上記係合孔を備える構成において、好ましくは、前記シフトアームの係合孔は、軸方向の長さよりも軸方向に直交する方向の長さの方が大きい楕円形状に形成されていることを特徴とする。このように構成すれば、シフトアームが軸方向に揺動する際に、係合孔に挿通されたシフトフォークが相対的に係合孔に対して軸方向に直交する方向に移動した場合でも、確実にシフトアームを軸方向に揺動させることができる。
上記のように、本発明によるシフト装置によれば、簡単な構造で確実にギアをシフトさせることが可能な荷重を発生させることができる。
本発明の一実施形態によるシフト装置を備えた変速機の長手方向の要部を示す断面図である。 図1の100−100線に沿った断面図である。 シフトフォーク及びシフトアームのニュートラル状態を示す上面図である。 シフトフォーク及びシフトアームのリバース状態を示す上面図である。 フォークシャフト上ストロークとスプリング荷重との関係を示すグラフ(解析結果)である。 ノブ上ストロークとノブ上荷重との関係を示すグラフ(解析結果)である。 ノブ上ストロークとノブ上荷重との関係を示すグラフ(実験結果)である。
以下、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態による変速機1に搭載されたシフト装置2について、図面を参照して説明する。
図1〜図4を参照して、本実施形態による変速機1の構成について説明する。図1に示すように、変速機1のケーシング10内には、エンジン側に入力軸11及び減速ギア対を介して連結されるカウンタ軸(変速軸)12と、駆動車輪側に連結される出力軸(変速軸)13とが互いに平行に回転自在に上下方向に支持されている。カウンタ軸12と出力軸13との間には、複数対の変速ギア(二対の変速ギアのみを符号20Aa、20Ab、及び、20Ba、20Bbで示す)が設けられている。
カウンタ軸12に設けられる各変速ギア20Ab及び20Bbと、出力軸13に設けられる各変速ギア20Aa及び20Baは、対応する各一対が互いに噛合されている。両変速ギア20Aa及び20Baの互いに対向する側には、ギアピース21及び22が同軸的に圧入固定されている。
両変速ギア20Aa及び20Baの間に位置する出力軸13には、クラッチハブ15が固定されている。クラッチハブ15の外周には、スリーブ16が摺動可能にスプライン係合されている。スリーブ16の内周スプラインは、クラッチハブ15の一方側に位置する各ギアピース21及び22の外周スプラインとも選択的に係合可能である。
スリーブ16と各ギアピース21及び22との間には、それぞれシンクロナイザリング23及び24とギアピース21及び22とに形成した円錐面よりなる公知のシンクロメッシュ機構が設けられている。符号を付さない変速ギアにも、上述と同様のシンクロメッシュ機構が設けられているが、詳細な説明は省略する。
図2に示すように、ケーシング10には、カウンタ軸12及び出力軸13と平行にそれぞれ移動可能及び固定的にフォークシャフト25及びガイドシャフト25aが設けられている。各シャフト25及び25aに支持されたシフトフォーク26は、その先端部がスリーブ16の外周に形成された環状溝16a(図1参照)に係合されている。
スリーブ16は、不作動状態では、図1に示す中立位置に保持されて両ギアピース21及び22の外周のスプラインの何れからも離脱されている。その一方で、フォークシャフト25(図2参照)によりシフトフォーク26が軸線方向に往復摺動されることにより、両ギアピース21及び22の外周のスプラインの一方と選択的に係合される。
なお、上記の符号を付さない変速ギアにも、上述と同様にシフトフォークによりスリーブが摺動してギアピースのスプラインに係合するようになっている。この点についての詳細な説明は省略する。このように、変速ギアは、互いに噛合する複数対の変速ギアのうちの一対によりカウンタ軸12と出力軸13との間において動力伝達されるように切り替えられる。
図1に示すように、通常複数設けられるスリーブのうちの1つのスリーブ16には、最外周部にリバース出力ギア17が一体的に形成されている。カウンタ軸12には、リバース入力ギア18が固定されている。リバース入力ギア18は、スリーブ16が設けられたクラッチハブ15と軸線方向にほぼ対応する位置に配置されている。なお、リバース出力ギア17及びリバース入力ギア18は、本発明の「動力伝達ギア」の一例である。
ケーシング10には、カウンタ軸12及び出力軸13と平行で、かつ、カウンタ軸12の側方にリバース軸14が固定支持されている。このリバース軸14には、リバースアイドラギア19が回転及び軸線方向に摺動自在に設けられている。リバースアイドラギア19は、カウンタ軸12のリバース入力ギア18及び出力軸13のリバース出力ギア17の何れからも離脱した開放位置(開放方向)(ニュートラル状態)と、リバース出力ギア17及びリバース入力ギア18の両者と噛合する噛合位置(噛合方向)(図1の二点鎖線で示すリバース状態)との間で摺動可能である。
リバースアイドラギア19が噛合位置となる際に、互いに噛合が開始されるリバース入力ギア18の各歯部18aとリバースアイドラギア19の各歯部19aの先端部の回転方向の両側には、一方の歯部18a(又は19a)が他方の歯部19a(又は18a)を円滑に押し分けて噛合が開始されるように、それぞれ一対の斜面よりなるチャンファ部18a1及び19a1が形成されている。
同様に、リバースアイドラギア19が噛合位置となる際に、リバースアイドラギア19の歯部19aと噛合を開始するリバース出力ギア17の各歯部17aの先端部にも、同様な斜面よりなるチャンファ部17a1が形成されている。また、リバースアイドラギア19には、歯部19aのチャンファ部19a1と反対側にリバース軸14の外周と摺動自在に嵌合する筒状部19bが一体的に形成されている。筒状部19bには、環状溝19cが形成されている。なお、歯部17a、18a及び19aは、本発明の「ギア噛合部」の一例である。
図2に示すように、ケーシング10内には、シフト装置2が配置されている。このシフト装置2は、主にシフトアーム30、コントロールシャフト31、シフトフォーク32、ピン33、ブラケット34及びスプリング35などにより構成されている。
シフトアーム30は、リバースアイドラギア19を開放位置(ニュートラル状態)と噛合位置(リバース位置)との間で摺動させるものである。このシフトアーム30は、カウンタ軸12のリバース軸14が設けられている側とは反対側の端部30aからカウンタ軸12の下側を通って上向きに延びている。
シフトアーム30の先端部30bは、リバースアイドラギア19の環状溝19c(図1参照)内に係合されている。シフトアーム30には、端部30aから離間した位置にボス部30cが形成されている。このボス部30cには、カウンタ軸12と直交する方向に延びる係合孔30dが形成されている。この係合孔30dは、図3及び図4に示すように、平面視において、シフトアーム30の延びる方向の長さがシフトアーム30の延びる方向に直交する方向の長さよりも大きい楕円形状を有している。換言すると、係合孔30dのリバース軸14の軸方向(リバースアイドラギア19の摺動方向)の長さは、軸方向に直交する方向の長さよりも小さく形成されている。
図2に示すように、コントロールシャフト31は、カウンタ軸12及び出力軸13と平行に移動可能及び固定的に設けられている。コントロールシャフト31は、シフトフォーク32を介して、下方に延びるアーム部の先端に形成された駆動ピン32aがシフトアーム30の係合孔30d内に同軸的に挿入されてシフトアーム30を支持している。このコントロールシャフト31は、自動車内(室内)に設けられる図示しないシフトノブ(リバースシフト)を運転者が操作するのに応じて駆動するものである。
シフトアーム30の端部30aは、ブラケット34を介してピン33によりケーシング10に回動及び摺動可能に支持されている。ピン33は、駆動ピン32aと平行に設けられている。また、ブラケット34は、ネジ部材34a等により、ケーシング10内に取り付けられている。
スプリング35は、カウンタ軸12側に一方端35aと、カウンタ軸12とは反対側に他方端35bとを有している。一方端35aは、シフトアーム30の係合孔30eに取り付けられている。他方端35bは、ブラケット34の係合部34bに取り付けられている。これにより、スプリング35は、シフトアーム30をブラケット34に対してニュートラル側とリバース側とに押圧力(荷重)を付与することとなる。
ここで、本実施形態では、図3及び図4に示すように、シフトフォーク32の駆動ピン32aと、シフトアーム30の係合孔30dとの間には、所定のクリアランス領域Aが設けられている。このクリアランス領域Aは、図3に示すように、リバースアイドラギア19が開放位置(ニュートラル状態)では、シフトフォーク32の駆動ピン32aのニュートラル側に配置されている。このとき、シフトアーム30の係合孔30dのニュートラル側に形成された当接部30fは、ブラケット34に当接した状態である。また、リバースアイドラギア19が噛合位置(リバース状態)では、図4に示すように、シフトフォーク32の駆動ピン32aのリバース側にクリアランス領域Aが配置されている。
また、リバースアイドラギア19が開放位置に配置される場合(ニュートラル状態)では、シフトアーム30は、図3に示すように、スプリング35の荷重がニュートラル側に作用していることにより、シフトフォーク32の駆動ピン32aのリバース側の部分がシフトアーム30の係合孔30dのリバース側の部分と接触した状態で、ニュートラル側に固定された状態となっている。
また、リバースアイドラギア19が噛合位置に配置される場合(リバース状態)では、シフトアーム30は、図4に示すように、スプリング35の荷重がリバース側に作用していることにより、シフトフォーク32の駆動ピン32aのニュートラル側の部分がシフトアーム30の係合孔30dのニュートラル側の部分と接触した状態で、リバース側に固定された状態となっている。すなわち、シフトアーム30が開放位置(ニュートラル状態)から噛合位置(リバース位置)へ移動する際(移動する途中)にスプリング35の荷重方向が切り替わっている。
ここで、シフトアーム30が開放位置(ニュートラル状態)から噛合位置(リバース状態)へ移動する際にスプリング35の荷重方向が切り替わる点について詳しく説明する。
自動車内に設けられたシフトノブが運転者により操作されるのに応じて、コントロールシャフト31(図2参照)及びシフトフォーク32が往復動される。これにより、シフトアーム30の先端部30bは、ピン33を中心として摺動及び往復揺動される。その結果、リバースアイドラギア19は、リバース入力ギア18及びリバース出力ギア17の両者と離間する離間位置(ニュートラル状態)と、各ギアと噛合する噛合位置(リバース状態)との間で往復摺動される。
この状態において、シフトアーム30の先端部30bは、図1において左向きに移動するように揺動されることにより、リバースアイドラギア19が開放位置(ニュートラル状態)から噛合位置(リバース状態)に移動される。
ここで、本実施形態では、シフトアーム30とブラケット34との間に設けられたスプリング35は、リバースアイドラギア19が開放位置(ニュートラル状態)から噛合位置(リバース状態)に移動する途中において、荷重方向がニュートラル側からリバース側へ切り替わるように構成されている。
図3に示すように、まず、リバースアイドラギア19を噛合位置(リバース側)にシフト操作する前の状態では、スプリング35の荷重方向は、ニュートラル側に作用しているので、シフトアーム30は、ニュートラル側に押しつけられた状態である。この状態は、シフトフォーク32の駆動ピン32aとシフトアーム30の係合孔30dとがリバース側の部分において接触しているとともに、ニュートラル側の部分にはクリアランス領域Aが設けられている状態である。
リバースアイドラギア19を噛合位置(リバース側)にシフト操作する際には、シフトフォーク32がリバース側へ移動することにより、シフトアーム30をリバース側(スプリング35の荷重(付勢力)に抗する方向)へ揺動させる。そして、シフトアーム30が所定の距離揺動した際に、シフトアーム30は、シフトフォーク32の駆動ピン32aからリバース側に徐々に離間する。すなわち、シフトアーム30は、シフトフォーク32(駆動ピン32a)との間のクリアランス領域Aを詰める方向(リバース側)に揺動する。このとき、シフトフォーク32の駆動ピン32aとシフトアーム30の係合孔30dとは、非接触の状態となる。
さらにシフトアーム30がリバース側へ揺動することにより、後述するスプリング35の荷重方向切替点(図5参照)においてスプリング35の荷重方向がニュートラル側からリバース側へと切り替わる。これにより、シフトアーム30は、スプリング35のリバース側への荷重により、リバースアイドラギア19のリバース軸14に対する摺動抵抗(摩擦抵抗)に抗する方向(リバース側)に、シフトフォーク32(駆動ピン32a)のリバース側への移動とは関係なく自走することとなる。換言すると、荷重方向切替点以降では、シフトアーム30は、スプリング35のリバース側への荷重(押圧力)によりリバース側へと押し付けられることとなる。
その後、図4に示すように、リバースアイドラギア19のシフト操作完了の状態では、シフトフォーク32の駆動ピン32aとシフトアーム30の係合孔30dとがニュートラル側の部分において接触するとともに、リバース側の部分にクリアランス領域Aが設けられた状態となる。
次に、図5〜図7を参照して、シフトアーム30が開放位置(ニュートラル状態)から噛合位置(リバース状態)へ移動する際に、スプリング35の荷重方向が切り替わる点について解析結果を用いて説明する。
図5における横軸は、シャフト上ストローク[mm]を示している。シャフト上ストローク[mm]は、コントロールシャフト31及びシフトフォーク32のストローク(移動量)である。図5の左端に位置する部分(シャフト上ストローク=0[mm])は、シフトアーム30がニュートラル側に配置されている状態(図3の状態)を示している。図5の右端に位置する部分(シャフト上ストローク=12[mm])は、シフトアーム30がリバース側に配置されている状態(図4の状態)を示している。
また、図5における縦軸は、スプリング荷重[N]を示している。スプリング荷重[N]は、スプリング35がシフトアーム30に対して付与する荷重である。また、縦軸に示すスプリング荷重は、0[N]に対して上方向がニュートラル側に荷重が付与されていることを示しており、0[N]に対して下方向がリバース側に荷重が付与されていることを示している。
まず、本実施形態では、図5に実線で示すように、リバースアイドラギア19を噛合位置(リバース側)へシフト操作する前の状態(シャフト上ストローク=0[mm])では、スプリング35の荷重方向は、ニュートラル側に作用しているので、シフトアーム30は、ニュートラル側に押しつけられた状態となる。
次に、リバースアイドラギア19を噛合位置(リバース側)へシフトした場合には、シャフト上ストロークが0[mm]以上約5.5[mm]未満の範囲内において、スプリング35のニュートラル側への荷重が緩やかに減少する(小さくなる)。
そして、シャフト上ストロークが約5.5[mm]の場合において、スプリング35のニュートラル側への荷重が急激に減少し、スプリング35の荷重方向がリバース側へと切り替わる。なお、本実施形態では、上記スプリング35の荷重方向がニュートラル側からリバース側へと切り替わる点を荷重方向切替点としている。
荷重方向切替点は、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との両者と噛み合い始める噛合開始点(噛合い位置)と略一致している。また、噛合開始点におけるスプリング35の荷重(押圧力)は、リバースアイドラギア19のリバース軸14に対する摺動抵抗(摩擦抵抗)よりも大きくなるように設定されている。
なお、本実施形態では、荷重方向切替点は、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との両者と噛み合い始める噛合開始点(噛合い位置)と略一致している例を示しているが、荷重方向切替点は、噛合開始点(噛合い位置)となるよりも前のスライド位置(シャフト上ストロークが5.5[mm]よりも小さい範囲)であってもよい。
また、荷重方向切替点以降においては、シフトアーム30は、スプリング35のリバース側への荷重により、リバース側へ自動的に移動する(自走する)こととなる。すなわち、運転者がシフトノブに力を加えることなく、シフトノブ(シフトアーム30)が自動的に移動するようなリバース側への吸込荷重が発生することとなる。
その後、スプリング35のリバース側への荷重が滑らかに上昇するとともに、シフトアーム30をリバース側へと押し付ける押圧力が発生する。
また、リバースアイドラギア19がニュートラル側からリバース側へと摺動する際には、スプリング35は、リバースアイドラギア19とリバース軸14との間の摺動抵抗に抗する大きさの押圧力によりリバース側へ押し付ける(自走させる)必要がある。例えば、図5では、スプリング35の荷重0[N]に対して所定の領域Bに摺動抵抗領域を示している。そして、スプリング35の荷重(押圧力)が領域Bに示した摺動抵抗よりも小さい場合には、リバースアイドラギア19がリバース側までシフトせずに途中で止まる場合がある。
また、図5の破線で示す従来例では、シフトフォーク32の駆動ピン32aと、シフトアーム30の係合孔30dとの間に、所定のクリアランスが設けられていない構成を想定している。この構成では、スプリングの荷重は、シャフト上ストロークの大きさにかかわらず緩やかに増減している。
しかしながら、シャフト上ストロークが約6[mm]以上約7[mm]以下の範囲(領域C)においては、本実施形態とは異なり、スプリング荷重の増減が緩やかになっており、リバースアイドラギア19がリバース側までシフトせずに途中で止まる場合がある。その一方で、本実施形態では、荷重方向切替点において、スプリング荷重の大きさが急激に変化しているので、リバースアイドラギア19がリバース側までシフトせずに途中で止まることなく、リバースアイドラギア19をリバース側のシフト完了まで確実にストロークさせることが可能となる。
また、図3に示すように、噛合開始点におけるスプリング35のたわみをxとした場合には、kxcosθ>mgμ(k:ばね定数、m:リバースアイドラギアの質量、μ:リバースアイドラギアとリバース軸との静止摩擦係数)の式が成立すれば、シフトアーム30(リバースアイドラギア19)は、シフト途中で停止することなく動き続ける。また、噛合開始点におけるリバースアイドラギア19の運動エネルギーが摩擦エネルギー以上となった場合も、シフトアーム30(リバースアイドラギア19)は、シフト途中で停止することなく動き続けることとなる。
次に、図6(a)では、横軸に運転者が操作するシフトノブのノブ上ストローク[mm]及びリバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(又はリバース出力ギア17)との噛合長さ[mm]を示しており、縦軸に運転者がシフトノブに加える力であるノブ上荷重[N]を示している。図6(b)〜(d)は、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(又はリバース出力ギア17)との各噛合長さ(0[mm]、12.3[mm]及び17.5[mm])を示している。
本実施形態では、図6に示す実線のように、ノブ上荷重は、ノブ上ストロークが10[mm]以上20[mm]以下の範囲において最大となり、その後ノブ上ストロークが52.8[mm]となるまで緩やかに減少している。
そして、ノブ上ストロークが約52.8[mm](荷重方向切替点、噛合開始点)において、ノブ上荷重が急激に減少するとともに荷重方向がニュートラル側からリバース側に切り替わる。このとき、上記図5で説明したように、シフトアーム30に取り付けられたスプリング35の荷重方向がニュートラル側からリバース側に切り替わるので、シフトノブのノブ上荷重方向も同様に切り替わることとなる。
そして、ノブ上ストロークが52.8[mm]以上90[mm]以下の範囲(領域D)においては、スプリング35は、シフトアーム30をリバース側へ押し付ける荷重を付与し、ノブ上荷重が緩やかに減少する。また、ノブ上ストロークが約52.8[mm]以上約77.5[mm]以下の範囲(領域E:斜線部)では、運転者がシフトノブに力を加えて操作する必要のある領域であるが、スプリング35のリバース側への荷重により、運転者がシフトノブに対して力を加えないか若しくは比較的小さい力により、シフトノブを操作することが可能となる。その一方で、図6に破線で示す従来例では、ノブ上ストロークの大きさにかかわらず常にノブ上荷重が加えられていることから、運転者は、常にシフトノブに力を加えていることが分かる。
また、ノブ上ストロークが52.8[mm]の場合では、図6(b)に示すように、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(又はリバース出力ギア17)との噛合長さは、約0[mm]となる。
また、ノブ上ストロークが約77.5[mm]の場合では、図6(c)に示すように、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(又はリバース出力ギア17)との噛合長さは、約12.3[mm]となる。この場合、安全率は、約1となる。また、ノブ上ストロークが約70.0[mm]以上約80.0[mm]以下の範囲において、スプリング35のリバース側への荷重が最大となる。
また、ノブ上ストロークが約90[mm]の場合では、図6(d)に示すように、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との噛合長さは、約17.5[mm]となる。
次に、図7を参照して、本実施形態によるシフト装置2を車両に搭載した場合の実験結果について説明する。
図7では、上記図6の説明と同様に、横軸に運転者が操作するシフトノブのノブ上ストローク[mm]を示しており、縦軸に運転者がシフトノブに加える力の大きさであるノブ上荷重[N]を示している。
ノブ上荷重は、ノブ上ストロークが約15[mm]付近で最大となり、その後ノブ上ストロークが噛合開始点となるまで緩やかに減少している。そして、ノブ上ストロークが噛合開始点となる場合に、ノブ上荷重は、急激に減少している。
このとき、上記図6で説明したように、シフトアーム30に取り付けられたスプリング35の荷重方向がニュートラル側からリバース側に切り替わることにより、シフトノブのノブ上荷重もニュートラル側からリバース側に切り替わることとなる。これにより、運転者がシフトノブに対して力を加えないか若しくは比較的小さい力により、シフトノブを操作することが可能となる。このような効果は、実際の車両においても検証されたこととなる。
以上説明したように、本実施形態によるシフト装置2によれば、以下に列記するような効果が得られる。
本実施形態では、上記のように、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との歯部17a〜19aが噛合開始点(噛合い位置)となるよりも前のスライド位置において、スプリング35の荷重付与方向をリバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)とを噛み合わせる方向(リバース側)に切り替える。これにより、スプリング35の荷重を付与する方向をリバース側に切り替えることによって、簡単な構造により確実にギアをシフトさせる荷重を発生させることができる。その結果、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との噛合開始点において、リバースアイドラギア19がスライド(ストローク)完了前に静止するのを抑制することができる。これにより、ギアの噛合長さが十分な状態でトルク入力が行われるので、リバースアイドラギア19が破損するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、スプリング35の弾性力を、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との歯部17a〜19aの噛合開始点における摩擦力(摺動抵抗)よりも大きく設定する。これにより、リバースアイドラギア19とリバース入力ギア18(リバース出力ギア17)との噛合開始点よりも前にスプリング35の弾性力をリバースアイドラギア19の摩擦力(摺動抵抗)よりも大きくすることにより、リバースアイドラギア19のスライド(ストローク)が不完全な状態で停止するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、スプリング35の弾性力が噛合開始点の摩擦力よりも大きい領域において、シフトフォーク32とシフトアーム30とを、噛合方向(リバース側)で接触させ、シフトフォーク32とシフトアーム30との間に、開放方向(ニュートラル側)において、シフトフォーク32とシフトアーム30とが非接触となるクリアランス領域Aを設ける。これにより、シフトフォーク32がクリアランス領域Aを通過している間に、スプリング35のリバース側への押付荷重により迅速にシフトアーム30をリバース側へ揺動させることができるので、リバースアイドラギア19の摩擦力(摺動抵抗)がスプリング35の弾性力よりも大きい領域を容易に通過させることができる。その結果、リバースアイドラギア19が不完全な噛合い状態で停止するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、クリアランス領域Aを、シフトアーム30の係合孔30dとシフトフォーク32との間のうち少なくとも軸方向に沿った方向に設ける。これにより、シフトアーム30とシフトフォーク32との間に軸方向に沿ったクリアランス領域Aを容易に形成することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シフトアーム30の係合孔30dを、リバース軸14の軸方向の長さよりも軸方向に直交する方向の長さの方が大きい楕円形状に形成する。これにより、シフトアーム30がリバース軸14の軸方向に揺動する際に、係合孔30dに挿通されたシフトフォーク32が相対的に係合孔30dに対して軸方向に直交する方向に移動した場合でも、確実にシフトアーム30を軸方向に揺動させることができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、シフトフォークとシフトアームとが係合するシフトアームの係合孔の形状を楕円形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。例えば、シフトフォークの駆動ピンとシフトアームの係合孔との間にクリアランス領域が設けられる形状であれば、楕円形状以外の形状でもよい。
本発明は、シフト装置に利用可能であり、さらに詳しくは、リバースアイドラギアを噛合い位置に移動させる際にスプリングにより押圧力を加えるように構成されたシフト装置に利用することができる。
1 変速機
2 シフト装置
17 リバース出力ギア(動力伝達ギア)
17a 歯部(ギア噛合部)
18 リバース入力ギア(動力伝達ギア)
18a 歯部(ギア噛合部)
19 リバースアイドラギア
19a 歯部(ギア噛合部)
30 シフトアーム
30d 係合孔
30e 係合孔
32 シフトフォーク
32a 駆動ピン
34 ブラケット
34b 係合部
35 スプリング

Claims (5)

  1. リバースシフト操作することにより摺動するシフトフォークと、
    前記シフトフォークを介して揺動するシフトアームと、
    前記シフトアームの揺動によりリバースアイドラギアを軸方向にスライドさせるように前記シフトアームに荷重を付与するスプリングとを備え、
    前記リバースアイドラギアを動力伝達ギアと噛み合わせることにより後退段を構成するシフト装置において、
    前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとのギア噛合部が噛合い位置となる以前のスライド位置において、前記スプリングの荷重付与方向が前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとを噛み合わせる方向に切り替わることを特徴とするシフト装置。
  2. 請求項1に記載のシフト装置において、
    前記スプリングの弾性力は、前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとの前記噛合い位置における摩擦力よりも大きく設定されていることを特徴とするシフト装置。
  3. 請求項2に記載のシフト装置において、
    前記スプリングの弾性力が前記噛合い位置の摩擦力よりも大きい領域において、
    前記シフトフォークと前記シフトアームとは、前記リバースアイドラギアと前記動力伝達ギアとが噛み合う噛合方向又は開放する開放方向の一方において接触し、
    前記シフトフォークと前記シフトアームとの間には、噛合方向又は開放方向の他方において、前記シフトフォークと前記シフトアームとが非接触となるクリアランス領域が設けられていることを特徴とするシフト装置。
  4. 請求項3に記載のシフト装置において、
    前記シフトアームには、前記シフトフォークが挿通される係合孔が形成されており、
    前記クリアランス領域は、前記シフトアームの係合孔と前記シフトフォークとの間のうち少なくとも軸方向に沿った方向に設けられていることを特徴とするシフト装置。
  5. 請求項4に記載のシフト装置において、
    前記シフトアームの係合孔は、軸方向の長さよりも軸方向に直交する方向の長さの方が大きい楕円形状に形成されていることを特徴とするシフト装置。
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