JP2014108691A - 懸架装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】水陸両用車のフラップを懸架する懸架装置において、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図る。
【解決手段】一端が車体14に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパ22を有するシリンダ21と、PCCPシェル構造であり、シリンダ21の開口端面に挿入され、一端がダンパ22を介してシリンダ21と連結され、他端がフラップ13を懸架するピストン23とを備えることを特徴とする懸架装置を用いることにより、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図る。
【選択図】図1
【解決手段】一端が車体14に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパ22を有するシリンダ21と、PCCPシェル構造であり、シリンダ21の開口端面に挿入され、一端がダンパ22を介してシリンダ21と連結され、他端がフラップ13を懸架するピストン23とを備えることを特徴とする懸架装置を用いることにより、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図る。
【選択図】図1
Description
本発明は、水陸両用車用の懸架装置に関する。
水陸両用車の概略図を図2に示す。図2を見ればわかるように、通常、水上航行中の水陸両用車11の車体14の前面には、懸架装置12により、フラップ13が傾斜を有して懸架されている(特許文献1参照)。
懸架装置12は、シリンダ21及びピストン23を備えている。図2中の白抜き矢印は、造波抵抗、漂流物、或いはその他の様々な衝撃を示しているが、フラップ13は、懸架装置12で懸架されることにより、水上航行時に造波抵抗を吸収するだけでなく、漂流物やその他の様々な衝撃から車体14を守る役割を担っている。
フラップ13を懸架する懸架装置12には座屈強度が求められるが、懸架装置12の座屈強度を増加させるために径を太くすると、重量増加に繋がる。しかしながら、水陸両用車11としてはより軽い車重が要求されるため、重量増加は好ましくない。
そこで本発明では、水陸両用車のフラップを懸架する懸架装置において、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図ることを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る懸架装置は、
水陸両用車の車体前面にフラップを懸架する懸架装置であって、
一端が前記車体に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパを有するシリンダと、
PCCPシェル構造であり、前記開口端面に挿入され、一端が前記ダンパを介して前記シリンダと連結され、他端が前記フラップを懸架するピストンとを備えることを特徴とする。
水陸両用車の車体前面にフラップを懸架する懸架装置であって、
一端が前記車体に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパを有するシリンダと、
PCCPシェル構造であり、前記開口端面に挿入され、一端が前記ダンパを介して前記シリンダと連結され、他端が前記フラップを懸架するピストンとを備えることを特徴とする。
上記第1の発明に係る懸架装置によれば、ダンパとPCCPシェル構造のピストンとを備えることにより、水上航行において、造波抵抗等による衝撃はダンパにより吸収し、漂流物の接触等によるダンパでは吸収できない類の衝撃はPCCPシェル構造のピストンにより吸収することができ、様々な種類の衝撃に対応可能となり、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図ることができる。
以下、本発明に係る懸架装置を実施例にて図面を用いて説明する。
本発明の実施例1に係る懸架装置について図1,2を用いて詳述する。図1に表すように、懸架装置12は車体14の前面に設けられており、シリンダ21、ダンパ22及びピストン23を備える。
上述のシリンダ21は、一端が車体14に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパ22を有するものである。
上述のピストン23は、シリンダ21の開口端面に挿入され、一端がダンパ22を介してシリンダ21の内部と連結され、他端がフラップ13を懸架するものである。本装置では、フラップ13が進行方向に対し略45°の傾斜を有して懸架されるものとする。
さらにピストン23は、PCCPシェル(Pseudo Cylindrical Concave Polyhedral Shell)構造とすることで、重量増加を伴うことなく、座屈強度を増加できる。PCCPシェル構造とは、三角形の骨格構造を立体的に組み合わせた構造であり、円筒形状のものに上から均一に圧力をかけるという容易な加工で成型が可能である。
そして、水陸両用車11の陸上走行時には、本装置が収縮することでフラップ13を収納した(閉じた)状態とし、水陸両用車11の入水時には、本装置が伸長することでフラップ13を収納した状態から車体14前面に懸架した状態へ移行し、水陸両用車11の水上航行時には、フラップ13を車体14前面に懸架した状態を維持する。
本発明の実施例1に係る懸架装置12を上述のような構成とすることで、水陸両用車11特有の様々な衝撃を吸収することが可能となる。
即ち、水陸両用車11の水上航行において、造波抵抗等による衝撃はダンパ22により吸収し、漂流物の接触等によるダンパ22では吸収できない類の衝撃はPCCPシェル構造のピストン23により吸収することで、様々な種類の衝撃に対応可能となり、重量増加を伴うことなく座屈強度の増加を図ることができる。さらに、フラップ13が進行方向に対し略45°の傾斜を有して懸架されることにより、フラップ13の長手方向と本装置に垂直な方向に力が分散される。
本発明は水陸両用車用の懸架装置として好適である。
11 水陸両用車
12 懸架装置
13 フラップ
14 車体
21 シリンダ
22 ダンパ
23 ピストン
12 懸架装置
13 フラップ
14 車体
21 シリンダ
22 ダンパ
23 ピストン
Claims (1)
- 水陸両用車の車体前面にフラップを懸架する懸架装置であって、
一端が前記車体に取り付けられており、他端には開口端面が形成されており、内部にダンパを有するシリンダと、
PCCPシェル構造であり、前記開口端面に挿入され、一端が前記ダンパを介して前記シリンダと連結され、他端が前記フラップを懸架するピストンとを備えることを特徴とする懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012263220A JP2014108691A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012263220A JP2014108691A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014108691A true JP2014108691A (ja) | 2014-06-12 |
Family
ID=51029586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012263220A Pending JP2014108691A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014108691A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190143772A1 (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Amphibious vehicle |
JP2019100145A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 株式会社フジタ | 鉄筋 |
US10882368B2 (en) | 2017-02-27 | 2021-01-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Amphibious vehicle |
-
2012
- 2012-11-30 JP JP2012263220A patent/JP2014108691A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10882368B2 (en) | 2017-02-27 | 2021-01-05 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Amphibious vehicle |
US20190143772A1 (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Amphibious vehicle |
US10654329B2 (en) | 2017-10-26 | 2020-05-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Amphibious vehicle |
JP2019100145A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 株式会社フジタ | 鉄筋 |
JP7075748B2 (ja) | 2017-12-07 | 2022-05-26 | 株式会社フジタ | 鉄筋 |
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