JP2014108482A - ジグ研削盤 - Google Patents

ジグ研削盤 Download PDF

Info

Publication number
JP2014108482A
JP2014108482A JP2012263906A JP2012263906A JP2014108482A JP 2014108482 A JP2014108482 A JP 2014108482A JP 2012263906 A JP2012263906 A JP 2012263906A JP 2012263906 A JP2012263906 A JP 2012263906A JP 2014108482 A JP2014108482 A JP 2014108482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
grindstone
slide base
slider
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012263906A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Sakai
邦久 阪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd filed Critical Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012263906A priority Critical patent/JP2014108482A/ja
Publication of JP2014108482A publication Critical patent/JP2014108482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を削減して組み立て作業を容易にし、更に、自動切込みのストローク量を大きくし、切込み動作の精度を高くしたジグ研削盤を提供する。
【解決手段】砥石切込み制御機構部2は、主軸に固定されたスライドベース21と、砥石側の砥石回転用高周波モータが固定されるスライダ23と、スライドベース21とスライダ23との間に介在し、スライドベース21に対するスライダ23の主軸方向に直交する方向の移動を可能とする切込み駆動用ボールねじ22と、スライドベース21に相対的に固定された切込み駆動用モータと、切込み駆動用モータの回転を減速させると共に、減速された回転を、切込み駆動用ボールねじ22のねじ軸221に伝達する減速機26及び従動側プーリ27と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ジグ研削盤に関し、特に、ワークに対する研削に際し、工具による切込み動作を行うジグ研削盤に関する。
ジグ研削盤による加工対象物(以下、「ワーク」と称する)の研削は、例えばいわゆるシングルコラム方式の機械においては、テーブル上に載置されたワークを滑台により前後(Y軸方向)、左右(X軸方向)に移動させつつ、砥石とそれを回転させるための高周波モータが下端に取り付けられた、いわゆるクイルを上下動(Z軸方向)させることにより実現される。なお、いわゆるダブルコラム方式(門形機)のジグ研削盤の場合は、ワークはX軸方向のみに移動させ、Y軸方向については、砥石側(主軸本体)を移動させる。
また、更に詳細には、大別して次の二通りの研削がある。一つは、図4に示すように、主軸に対して砥石の回転軸(砥石軸)を偏心させる(切り込ませる)ことにより、砥石を砥石軸について回転させつつ主軸の連続回転により砥石を旋回させ、すなわち砥石を遊星回転させ、また同時に、クイルを上下動させることにより、砥石を螺旋状に旋回させ、内壁の均等研削による真円の穴ぐり加工を行う研削である。この場合、基本的に、砥石外径の大きさと砥石軸の偏心の程度(切り込み量(例えば最大50mm)に応じて、穴の径が決定されることとなる。他の一つは、曲率が一定でない非真円の穴ぐり加工や曲率が一定でない端部の加工を行う研削である。この場合は、いわゆるチョッピング加工を行う。詳細には、砥石軸は偏心させないか、又は主軸回転中心と砥石の外周とが一致するように砥石の半径相当分だけ砥石を上述の切り込みとは逆方向(マイナス方向)偏心させておき、まず、ワークの加工位置(研削点)までの移動は、X,Y軸送りにより行う。その後、正味切り込み加工分だけ自動で砥石を偏心させ、すなわち自動切り込みを行いつつチョッピング加工を行う。このとき、曲率が一定でないワークの加工面に砥石により切り込む際に、ワークが当接する加工点における法線が、砥石の切り込み方向と常に一致するように、主軸の角度制御(割り出し)を行う。特許文献1は、かかるジグ研削盤の主要構成を開示している。但し、特許文献1は砥石を上下させる構成は省略している。
特開2006−102891号公報
ところで、従来においては、砥石の回転軸(砥石軸)を主軸に対して偏心させるための構成、つまり、砥石の切込み動作を行うための構成は、駆動用モータの力の伝達の面で比較的大がかりなものであった。例えば、特許文献1においては、モータ(50)の回転がベルト(52)、ボールねじ(57)、アーム(46)、及び昇降部材(41)を介して、移動部材(30)の上下往復動に変換され、更に、この移動部材(30)の往復動が、おねじ(31)とナット(35)とのねじ対偶を利用して、副軸線(32)を中心とした該ナット(35)の回転運動に変換され、それにより副回転体(33)が副軸線(32)を中心に回動され、しかして副回転体(33)が主軸線(28)に対して偏心する、という構成になっている(段落[0044])。すなわち、主軸回転体の外側に設けられたモータの回転動作を、複数のねじ及びナット等を介して偏心動作に変換していた。また、従来のジグ研削盤においては、機構上、自動切込みのストローク量が比較的小さかった。
上述の従来の方法では、部品点数が多く、組み立て作業が複雑であり、更に、自動切込みのストローク量が小さく、大小様々な加工径の連続自動加工運転に対応できないという課題があった。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、部品点数を削減して組み立て作業を容易にし、更に、自動切込みのストローク量が大きく、穴径差の大きい各ワークの連続自動加工に対応できる砥石切込み制御機構部を有するジグ研削盤を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のジグ研削盤は、主軸の下端に取り付けられた工具を、前記主軸と共にワークに対して三次元空間の直交する3軸方向に移動させつつ、前記工具を工具軸の周りに回転させたうえで、前記工具軸を前記主軸に対して偏心させることによる前記工具の切込み動作を伴って、前記ワークを前記工具により研削するジグ研削盤であって、前記主軸側に固定されたスライドベースと、前記工具側が固定されるスライダと、前記スライドベースと前記スライダとの間に介在し、前記スライドベースに対する前記スライダの主軸方向に直交する方向の移動を可能とする切込み駆動用ボールねじと、前記スライドベースに相対的に固定された切込み駆動用モータと、前記切込み駆動用モータの回転を減速させると共に、減速された回転を、前記切込み駆動用ボールねじのねじ軸に伝達する減速手段と、を備えた砥石切込み制御機構部により前記切込み動作を行うことを要旨とする。
本発明のジグ研削盤によれば、部品点数を削減して組み立て作業を容易にし、更に、自動切込みのストローク量を大きくし、遊星回転による連続自動加工における対応可能なワーク加工径範囲を広くすることができる。
本発明のジグ研削盤における一実施形態の主要構成を示す図であり、同図(a)は、同図(b)における矢印A方向の矢視図であり、同図(b)は、同図(a)における中心線B−Bにおける断面図である。 砥石切込み制御機構部の詳細断面図である。 砥石切込み制御機構部を示す図であり、同図(a)は、図2の矢印A3方向からみた平面図であり、同図(b)は、図2の矢印B3方向からみた側面図である。 ジグ研削盤によるワークに対する研削を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のジグ研削盤における一実施形態の主要構成を示す図であり、同図(a)は、同図(b)における矢印A方向の矢視図であり、同図(b)は、同図(a)における中心線B−Bにおける断面図である。なお、ワークと砥石との間のX軸及びY軸方向の相対的動きを実現する機構については、省略する。
図1に示すように、一実施形態に係るジグ研削盤の主要構成部は、ラム構造本体部1と、砥石切込み制御機構部2と、砥石回転用高周波モータ3と、砥石4とを備えている。ここで、研削動作の概要としては、主軸11のヘッド(主軸頭)本体15に対する相対的な回転及び主軸方向(Z軸方向ともいう)摺動動作と、砥石切込み制御機構部2による砥石4の主軸11に対する相対的な切込み方向(主軸方向に垂直な方向、U軸方向ともいう)の切込み制御と、砥石回転用高周波モータ3による砥石4の回転という3つの動作により実現される。なお、前述のように、ワークと砥石との間のX軸及びY軸方向の相対的動きについては省略する。
そこで、主軸11のヘッド本体15に対する相対的な回転及び主軸方向摺動動作を説明する。主軸11は、主軸駆動用内蔵モータ16により、主軸回転用ベアリングを介してラム本体12に対してその主軸周りに回転する。ラム本体12は、Z軸駆動用モータ13a,13bにより、それぞれのボールねじ14a,14b及びラム本体ガイドレール121を介してヘッド本体15に対して、主軸方向(Z軸方向)に摺動、言い換えれば上下動、する。従って、かかる2つの相対的動作を組み合わせると、主軸11のヘッド本体15に対する相対的な回転及び主軸方向摺動動作となる。
図2は、砥石切込み制御機構部2の詳細断面図である。図3は、砥石切込み制御機構部を示す図であり、同図(a)は、図2の矢印A3方向からみた平面図であり、同図(b)は、図2の矢印B3方向からみた側面図である。以下、図2及び図3を参照して、砥石切込み制御機構部2の構成及び動作について説明する。本発明のジグ研削盤における一実施形態の砥石切込み制御機構部2は、概して、主軸11の回転に係る回転体上に直接、駆動モータを据え付けたことが特徴である。
具体的には、砥石切込み制御機構部2は、主軸11の固定されるスライドベース21と、移動側であって、砥石4側の砥石回転用高周波モータ3に固定されるスライダ23と、スライドベース21とスライダ23との間に介在する切込み駆動用ボールねじ22と、を有している。ここで、切込み駆動用ボールねじ22は、両端が、切込み駆動用ベアリング223a,223bを介してスライドベース21に対して回転可能に軸支されている切込み駆動用ねじ軸221と、スライダ23と嵌合した状態で、切込み駆動用ねじ軸221の回転に伴って、その切込み駆動用ねじ軸221に沿って軸方向に移動する切込み駆動用ナット222とで構成されている。
また、砥石切込み制御機構部2は、更に、スライドベース21に対して相対的に固定された切込み駆動用モータ24と、その切込み駆動用モータ24の動力を伝達するためのモータ駆動力伝達ベルト25と、そのモータ駆動力伝達ベルト25により伝達された、切込み駆動用モータ24の回転を減速させるための減速機26と、更に減速させるための従動側プーリ27とを備えている。
次に、砥石切込み制御機構部2の動作を説明する。
切込み駆動用モータ24の回転は、モータ駆動力伝達ベルト25を介して減速機26に伝達され、そこでまず大幅に減速される。そして従動側プーリ27の機構により更に減速される。このように減速された回転動作により、切込み駆動用ボールねじ22の切込み駆動用ねじ軸221が回転される。この回転方向に応じて、切込み駆動用ナット222が、切込み駆動用ねじ軸221上を軸方向に移動する。この切込み駆動用ナット222は、前述のようにスライダ23と嵌合しているので、スライダ23は、切込み駆動用ナット222と同じ動きをする。従って、切込み駆動用モータ24の回転方向と回転量に応じて、スライダ23の、直線運動が制御される。スライダ23と砥石4とは同じ動きをするので、結局、切込み駆動用モータ24の回転方向と回転量を制御することにより、砥石4の、主軸11の直交方向の移動、すなわち切込み方向への切込み動作と、チョッピング加工で行う可能性のある切込み方向の反対方向への移動動作とを制御できる。ここで、砥石4の移動、言い換えれば、スライダ23の直線運動のストローク長は50mm以上が好適である。なお、図3(a)の2点鎖線で示した円は、砥石切込み制御機構部2が主軸11と共に回転した場合の、主軸中心から最も離れた端部の軌跡である。
以上で説明したように、本発明の一実施形態によれば、スライドベース21に相対的に固定された切込み駆動用モータ24の回転を、簡単な減速機構と1つの切込み駆動用ボールねじ22によりスライダ23の直線運動に変換しているので、部品点数を削減して組み立て作業を容易にし、更に、自動切込みのストローク量を大きくし、連続自動加工における対応可能な加工径範囲を広くすることができる。
なお、上述の実施形態にあっては、減速を担う機構として、減速機26及び従動側プーリ27を採用しているが、これに限られることなく、減速比の高い減速機構を採用すればよい。具体的には、例えばボールねじ、減速機、及び駆動モータを直結した構造でもよい。
本発明のジグ研削盤は、ワークに対する研削に際し、工具による切込み動作を行うジグ研削盤に採用できる。
1 ラム構造本体部
11 主軸
12 ラム本体
13a,13b Z軸駆動用モータ
14a,14b ボールねじ
15 ヘッド(主軸頭)本体
16 主軸駆動用内蔵モータ
2 砥石切込み制御機構部
21 スライドベース
22 切込み駆動用ボールねじ
221 切込み駆動用ねじ軸
222 切込み駆動用ナット
223a,223b 切込み駆動用ベアリング
23 スライダ
24 切込み駆動用モータ
25 モータ駆動力伝達ベルト
26 減速機
27 従動側プーリ
3 砥石回転用高周波モータ
4 砥石
W ワーク

Claims (1)

  1. 主軸の下端に取り付けられた工具を、前記主軸と共にワークに対して三次元空間の直交する3軸方向に移動させつつ、前記工具を工具軸の周りに回転させたうえで、前記工具軸を前記主軸に対して偏心させることによる前記工具の切込み動作を伴って、前記ワークを前記工具により研削するジグ研削盤であって、
    前記主軸側に固定されたスライドベースと、
    前記工具側が固定されるスライダと、
    前記スライドベースと前記スライダとの間に介在し、前記スライドベースに対する前記スライダの主軸方向に直交する方向の移動を可能とする切込み駆動用ボールねじと、
    前記スライドベースに相対的に固定された切込み駆動用モータと、
    前記切込み駆動用モータの回転を減速させると共に、減速された回転を、前記切込み駆動用ボールねじのねじ軸に伝達する減速手段と、
    を備えた砥石切込み制御機構部により前記切込み動作を行うことを特徴とするジグ研削盤。
JP2012263906A 2012-12-02 2012-12-02 ジグ研削盤 Pending JP2014108482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263906A JP2014108482A (ja) 2012-12-02 2012-12-02 ジグ研削盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263906A JP2014108482A (ja) 2012-12-02 2012-12-02 ジグ研削盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014108482A true JP2014108482A (ja) 2014-06-12

Family

ID=51029424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012263906A Pending JP2014108482A (ja) 2012-12-02 2012-12-02 ジグ研削盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014108482A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178059U (ja) * 1986-04-30 1987-11-12
JP2006102891A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Waida Seisakusho:Kk 研削盤

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178059U (ja) * 1986-04-30 1987-11-12
JP2006102891A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Waida Seisakusho:Kk 研削盤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105880659B (zh) 一种高精度涨紧装置
JP5609904B2 (ja) 超仕上げ装置
JP5761577B2 (ja) クラウンギヤの製造装置及び製造方法
CN103273142A (zh) 极坐标内外齿复合高效双端面倒棱机
EP4086033A1 (en) Multi-axis rotary table
JP2010142928A (ja) 内歯車研削盤
JP2014087865A (ja) 旋盤およびワークの加工方法
JP5774740B2 (ja) ツール修整機能を含んだ歯車研削装置
CN104625766A (zh) 一种双球副两自由度可倾工作台
CN104646700A (zh) 数控深孔切槽镗刀
JP6201604B2 (ja) 揺動テーブル装置及び円弧加工装置
JP5877566B2 (ja) 穴あけ及び面削りヘッド
KR101013293B1 (ko) 공작기계용 인덱스테이블
JP4608262B2 (ja) ねじ溝加工方法
CN108555399A (zh) 一种齿轮加工机床
CN104238445B (zh) 摆动轴水平安装的五轴水切割头姿态控制装置
CN116100067A (zh) 一种适用于工业机器人的交点孔铣孔执行器及其铣孔方法
JP2014108482A (ja) ジグ研削盤
CN210937933U (zh) 一种大直径金属内球面的超声滚压装置
JP6430217B2 (ja) プロファイル研削盤
CN211222801U (zh) 一种单臂雕刻机
JP6214152B2 (ja) ジグ研削盤
JP5818556B2 (ja) 穴あけ加工装置
CN202207896U (zh) 具有两个回转自由度的插齿机工作台
TWI317310B (en) Gantry type machine tool

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170523