JP2014107965A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来と比較してビス締めスピードを向上することの可能な電動工具を提供する。
【解決手段】インパクト工具の全長は120〜138mmであり、電池パック11の定格電圧は14.4〜18V(最大電圧16〜20V)である。駆動源となるブラシレスモータは、ステータコア31の外径が48.5±2mm、ティース幅が5.4〜6.6mm、ヨーク幅がティース幅の1/2、コイル巻数が8.5〜11.5ターン/スロット、かつコイル線径が1.1〜1.3mmである。ブラシレスモータの回転数は、実作業時のブラシレスモータのトルク範囲(例えば0.15〜0.20N・m)の全域で14600〜19000min-1にすることが可能である。
【選択図】図4
【解決手段】インパクト工具の全長は120〜138mmであり、電池パック11の定格電圧は14.4〜18V(最大電圧16〜20V)である。駆動源となるブラシレスモータは、ステータコア31の外径が48.5±2mm、ティース幅が5.4〜6.6mm、ヨーク幅がティース幅の1/2、コイル巻数が8.5〜11.5ターン/スロット、かつコイル線径が1.1〜1.3mmである。ブラシレスモータの回転数は、実作業時のブラシレスモータのトルク範囲(例えば0.15〜0.20N・m)の全域で14600〜19000min-1にすることが可能である。
【選択図】図4
Description
本発明は、インパクトドライバ等のインパクト工具を含む電動工具に関する。
電池パックの電力によりブラシレスモータを回転させ、回転打撃機構により先端工具に回転打撃力を与えてビス締め等の作業を行う電動工具としてインパクト工具が知られている(下記特許文献1、2)。
上記のようなインパクト工具においては、1充電あたりのビス締め本数や製品小型化が重要視される一方、ビス締めスピードの向上は優先順位が低く、市場の要求するスピードを満たせていないという課題があった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、従来と比較してビス締めスピードを向上することの可能なインパクト工具を提供することにある。
本発明のある態様は、インパクト工具である。このインパクト工具は、モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータは、実作業時のトルク範囲において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である。
本発明のもう1つの態様は、インパクト工具であり、モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータは、0.15〜0.20N・mのトルク範囲の少なくとも一部において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である。
前記モータは、0.15〜0.20N・mの全トルク範囲において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能であってもよい。
前記モータは、前記トルク範囲において回転数が14600〜19000min-1になるとき、印加電圧のデューティ比が100%であってもよい。
全長が120〜138mmであってもよい。
前記モータを駆動する電池の最大電圧が16〜20Vであってもよい。
前記モータがブラシレスモータであり、前記モータのステータの外径が48.5±2mmであり、前記ステータのティース幅が5.4〜6.6mmであってもよい。
本発明のもう1つの態様は、インパクト工具であり、モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータがブラシレスモータであり、前記モータのステータの外径が48.5±2mmであり、前記ステータのティース幅が5.4〜6.6mmである。
前記ステータのスロットが6個であってもよい。
前記ステータのコイル巻数は1スロットあたり8.5〜11.5ターンでもよい。
前記ステータのコイル線径が1.1〜1.3mmであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、従来と比較してビス締めスピードを向上することの可能なインパクト工具を提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る電動工具(インパクトドライバ)の内部構成図である。この電動工具のハウジング1は、本体胴体部1aと、ハンドル部1bとを有する。本体胴体部1aの中間部からハンドル部1bが下方に延び、ハウジング1は全体として略T字状となっている。本体胴体部1a内にはブラシレスモータ2及び回転打撃機構が設けられる。すなわち、本体胴体部1a内において、ブラシレスモータ2に減速機構3(例えば遊星歯車機構)を介してスピンドル4が連結され、スピンドル4にはスプリング5(圧縮ばね)及びスチールボール6を介してハンマ7が連結され、ハンマ7の先端側にアンビル8が設けられる。アンビル8の先端にはドライバビット等の先端工具を装着する先端工具取付穴9が設けられる。ネジ締め等の作業の際には、使用者がハンドル部1bを握ってトリガ10を引くと、ハンドル部1bの下端に取り付けられた電池パック11からブラシレスモータ2に電力が供給され、ブラシレスモータ2の回転によりスピンドル4及びハンマ7が回転し、ハンマ7がアンビル8に回転打撃力を印加する。なお、こうした回転打撃機構の構成、動作は周知なのでこれ以上の詳細な説明は省略する。
図2は、図1のブラシレスモータ2近傍の拡大図である。図3(A)〜(E)はそれぞれ、ブラシレスモータ2のロータの好ましい例を示す正面図(軸方向から見た図)である。図4は、ブラシレスモータ2の正面図(軸方向から見た図)である。但し、図4において、図2に示されるインシュレータ34とコイル35の図示を省略している。図2に示すように、ブラシレスモータ2は、ハウジング1の本体胴体部1aの、ハンドル部1bの付け根部分より後方に存在し又は延在する。
シャフト21の周囲にロータコア22が設けられる。ロータコア22は、例えば電磁鋼板を積層して円筒形状にしたものである。図3に示すように、ロータコア22は中心にシャフト挿入穴27を有する。本実施の形態ではロータが4極であり、ロータコア22は、シャフト挿入穴27の周囲に4つの磁石挿入部24を有する。隣り合う磁石挿入部24の間は仕切り部25によって仕切られる。シャフト挿入穴27をシャフト21が貫通し、各々の磁石挿入部24には永久磁石23が挿入保持される。
図4に示すように、ロータコア22の外周には、ステータコア31がハウジング1の本体胴体部1aに保持される。ステータコア31は、ヨーク部32とティース部33とを有する。ヨーク部32は、円筒状にロータコア22を囲む。ティース部33は、ヨーク部32からロータコア22側に延びる。本実施の形態ではステータが6スロットであり、6つのティース部33が等角度間隔でヨーク部32から延びる。各々のティース部33には図2に示すようにインシュレータ34を介してコイル35が巻回される。
図3(A)〜(E)により永久磁石23の形状のバリエーションを説明する。
図3(A)では、永久磁石23の外周側の面は、シャフト21が曲率中心側となるように湾曲した湾曲面(好ましくはシャフト21を中心とする円弧面)であり、ロータコア22の外周部29に覆われている。永久磁石23の内周側の面は、シャフト21と正対する3つの平面(シャフト21を中心とする円弧面に沿う3つの平面)からなる。永久磁石23の外周側の面及び内周側の面の両端角部はそれぞれ面取り部28となっている。図3(A)に示すように永久磁石23の外周側の面を湾曲面とすることで、従来のように平板状の永久磁石を用いる場合と比較して、永久磁石23の外周側の表面積が大きく、磁束量が増して高出力化に有利である。また、永久磁石23の内周側の面を曲面と比較して加工精度の良い平面の組合せとしているため、衝撃を面で受けやすくなり、衝撃印加時に破損しにくい。さらに、面取り部28を設けることで尖った部分を無くしているため、応力集中が無くなり、永久磁石23が破損しにくい。さらに、ハウジング1の本体胴体部1aのうちハンドル部1bの付け根部分より後方に突出した箇所はたわみやすく、ここにブラシレスモータ2が延在することで、(1)外周部29が緩衝バネの役割を果たし、永久磁石23に加わる径方向の衝撃を緩和するため、永久磁石23が薄型でよく低コスト化に有利であるとともに、(2)径方向に延びる仕切り部25が緩衝バネの役割を果たし、永久磁石23に加わる円周方向の衝撃を緩和するため、永久磁石23の空転も防止できる。
この構成の永久磁石23は、電動工具全般に使用することができるが、特にドライバドリル等の電動工具に比べて作業時のモータへの衝撃が大きいインパクトドライバに使用することが有効である。インパクトドライバは周知の通り、ハンマ7がアンビル8を打撃することでトルクを発生し、先端工具取付穴9に取り付けられた先端工具に回転力を伝達する構成である。ハンマ7とアンビル8の打撃により生じる衝撃がブラシレスモータ2に伝達される。この衝撃は磁石挿入部24に挿入された永久磁石23に伝達される。従来のように平板状の永久磁石を用いる場合、永久磁石の外周側に位置する外周部29は、径方向において永久磁石からロータ外周部までの厚みが厚くなってしまう。ロータに伝達された衝撃力は永久磁石に加わるが、外周部29は厚いため衝撃力によって変形して緩衝することができない。そのため、永久磁石が破損してしまう可能性がある。これに対して本実施の形態は、永久磁石を円弧状に構成することで外周部29が薄くできるため、永久磁石に衝撃が加わっても外周部29が変形して衝撃を緩和することができ、永久磁石の破損を防止することができる。特に、永久磁石として割れやすいサマリウムコバルト磁石を使用した場合や、薄型のネオジム磁石を使用した場合に有効である。すなわち、上述したような永久磁石の形状と配置を組み合わせることにより、インパクトドライバ等の打撃力が発生する電動工具に使用することができる。
図3(B)では、図3(A)と異なり、永久磁石23の外周側の面は、シャフト21が曲率中心側となる湾曲面(好ましくはシャフト21を中心とする円弧面)に沿う3つの平面からなる。この場合も、従来のように平板状の永久磁石を用いる場合と比較して、永久磁石23の外周側の表面積が大きく、磁束量が増して高出力化に有利である。図3(B)におけるその他の点は図3(A)と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図3(C)では、図3(A)と異なり、永久磁石23の内周側の面は単一の平面からなる。また、永久磁石23の内周側の面の両端には面取り部28が設けられていない。図3(C)におけるその他の点は図3(A)と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図3(D)では、図3(A)と異なり、永久磁石23の外周側の円弧状湾曲面30aがロータコア22から露出し、円弧状湾曲面30aの軸周り方向両端側に円弧状湾曲面30aから凹んだ段差面30bが設けられる。また、図3(A)では磁石挿入部24が孔であったが、図3(D)では磁石挿入部24はロータコア22の外周面に設けられた溝である。ロータコア22は、永久磁石23の段差面30bを覆う抜止め部26を有する。抜止め部26が段差面30bを係止することで永久磁石23の外周側への抜けが防止される。図3(D)におけるその他の点は図3(A)と同様であり、同様の作用効果を奏する。また、抜止め部26が図3(A)等の外周部29と同様に、従来の外周部と比較して薄くなっているため、永久磁石に加わる衝撃力を緩和することができるため永久磁石の破損を防止することができる。
図3(E)では、ロータの4極に対し平板状の永久磁石23を8つ、すなわちロータの1極につき永久磁石23を2つ用いる。各々の対を成す2つの永久磁石23は、シャフト21が曲率中心側となる湾曲面(好ましくはシャフト21を中心とする円弧面)に沿う配置である。4つの磁石挿入部24(孔)はそれぞれロータの同じ極に属する2つの永久磁石23を挿入保持する。図3(E)のようにロータの1極につき永久磁石23を2つ用いることで、従来のようにロータの1極につき永久磁石23を1つのみ用いる場合と比較して永久磁石23の外周側の表面積(1極あたりの表面積)を大きくすることができ、磁束量を増やすことができ高出力化に有利である。また、外周部29の厚みも薄くできるため、永久磁石23に衝撃が加わった際に変形することで衝撃を緩和できるため、永久磁石の破損を防止することができる。
以下、ステータ側の各種パラメータについて説明する。
ステータ外径(ステータコア31の外径)は、48.5±2mmとする。ステータ外径を大きくするほどステータコア31のヨーク部32を太くして磁束を出しやすい(高出力化に有利である)とともに、太い線径のコイルを巻けるので銅損低減により温度上昇を低減できる。従来、ブラシレスモータ2を収納する本体胴体部1aの最大外径はブラシレスモータ2の先端側の機構部(例えば減速機構3からハンマ7までの機構)の外径で決まっていた。本体胴体部1aの最大外径は作業性に影響するため大きくしないという制約の下で、ステータ外径は、機構部の外径とほぼ同等の48.5±2mmとする。また、ステータ厚さ(ステータコア31の軸方向長さ(積厚))は、電動工具の全長の制約の中でできるだけ長い8〜12mmとする。
ティース幅(ティース部33の幅)は5.4〜6.6mmとし、ヨーク幅(ヨーク部32の幅)はティース幅の1/2とする。図5は、ティース部33に流れる磁束量(縦軸)とティース幅(横軸)の特性図である。縦軸はティース幅4.8mmにおける磁束量を100%とする比率で示している。本図に示すように、ティース幅を6mm以上に大きくしても磁束量はほとんど変わらず高出力化に寄与しないで、ティース幅の最適値は6mmであることが分かる。このため、ティース幅は6mmの近傍(6mm±10%)とする。また、ステータコア31において、ヨーク部32に流れる磁束量は、図4に示すようにティース部33に流れる磁束量の1/2である。このため、ヨーク幅はティース幅の1/2とする。
図6は、ブラシレスモータ2の回転数(横軸)と、120mmのビス締めに要する時間(左側の縦軸)及び運転電流(右側の縦軸)との特性図である。ブラシレスモータ2の回転数は、実作業時のブラシレスモータ2のトルク範囲(例えば0.15〜0.20N・m)のうち0.15N・mにおける回転数であり、コイル35の巻数を変えることで変化させている。なお、所定のトルクにおける回転数はモータ特性測定装置にて測定可能である。また、ブラシレスモータ2に印加する電圧(電池パック11の電圧)は14.4Vで、デューティ比は100%としている。一般的に、コイル巻数を減らせばモータ回転数が増加し、コイル巻数を増やせばモータ回転数が低下する関係にある。ビス締めを例えば5秒以下まで高速化するためには、図6から明らかなようにブラシレスモータ2の回転数を14600min-1(rpm)以上とする必要がある。一方、図6に示すように、ブラシレスモータ2の回転数を19000min-1以上に高めても、ビス締めに要する時間は短くならず、むしろ長くなる。これは、ブラシレスモータ2の回転数が高すぎると回転打撃機構が追従しなくなるためと考えられる。よって、ブラシレスモータ2の回転数を14600〜19000min-1(図6の点線の範囲内)とすることが重要である。ブラシレスモータ2の回転数は、電池パック11の定格電圧14.4〜18V(最大電圧16〜20V)のときに、実作業時のブラシレスモータ2のトルク範囲(例えば0.15〜0.20N・m)の全域で14600〜19000min-1にすることが可能であるとよい。このため、ステータ外径、ステータ厚さ、ティース幅、及びヨーク幅を上記の範囲にするとともに、コイル35の巻数を8.5〜11.5ターン/スロットとする。特に、運転電流とビス締め時間のバランスを考えるとブラシレスモータ2の回転数は15600min-1が最適であり、コイル35の巻数は10.5ターン/スロットが最適である。
図7はコイル35のターン数とブラシレスモータ2の回転数との特性図である。従来(図中の▲)はターン数が12.5ターン/スロットと多いため回転数が13500min-1となり低い。これに対し、コイル35の巻数を8.5〜11.5ターン/スロットとすると(図中の●)回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である。一方、運転電流を大きくしすぎるとブラシレスモータ2の温度上昇が問題になる場合がある。コイル35の線径は、できるだけ太くして銅損を減らすのが好ましく、ここではスロットサイズとの関係も考慮して1.1〜1.3mmとする。また、図1に示すように電動工具の全長は120〜138mmとする。なお、スロット面積(スロットサイズ)は、ステータ外径が48.5±2mm(46.5mm〜50.5mm)で外径の二乗に比例する。ステータ外径が48.5mmのときのスロット面積は28.7mm2であるから、スロット面積の最小値は、28.7×(46.5/48.5)2=26.4mm2、同様に最大値は31.1mm2となる。従って、スロット面積は26.4mm2〜31.1mm2が最適である。
また、図8はブラシレスモータ2のトルクと回転数との特性図である。従来(図中の○)はトルクが0.15〜0.20N・mの領域において14600min-1以上の高い回転数とすることができなかった。これに対し、ステータ外径、ステータ厚さ、ティース幅、及びヨーク幅を上記の範囲にする設定することにより(図中の□)、トルクが0.15〜0.20N・mの領域でブラシレスモータ2の回転数を14600〜19000min-1にすることが可能となる。なお、この特性は、ブラシレスモータ2に印加する電池パック11が定格14.4Vで満充電の状態であって、ティース幅が6.0mm、ヨーク幅が3.0mmの場合である。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 図3(A)〜(E)で説明したとおり、従来と比較して永久磁石23の外周側の表面積が大きいため、磁束量が増して高出力化に有利である。また、高価なネオジム磁石に替えて安価な例えばサマリウムコバルト磁石を用いても必要な磁束量を得ることができ、低コスト化に有利である。
(2) 上記の構成によりインパクト工具の実作業トルク範囲においてブラシレスモータ2の回転数を14600〜19000min-1にすることができるため、従来構成(12800〜13500min-1)と比較して1本あたりのビス締め時間を短くすることができ、作業効率が高められる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
永久磁石23は、上述の14600〜19000min-1という性能要件を満たせる限り、従来と同じ平板状(1極につき1個)であってもよい。
1 ハウジング、1a 本体胴体部、1b ハンドル部、2 ブラシレスモータ、3 減速機構、4 スピンドル、5 スプリング、6 スチールボール、7 ハンマ、8 アンビル、9 先端工具取付穴、10 トリガ、11 電池パック、21 シャフト、22 ロータコア、23 永久磁石、24 磁石挿入部、25 仕切り部、26 抜止め部、27 シャフト挿入穴、28 面取り部、29 コア外周部、30a 円弧状湾曲面、30b 段差面、31 ステータコア、32 ヨーク部、33 ティース部、34 インシュレータ、35 コイル
Claims (11)
- モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータは、実作業時のトルク範囲において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である、電動工具。
- モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータは、0.15〜0.20N・mのトルク範囲の少なくとも一部において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である、電動工具。
- 前記モータは、0.15〜0.20N・mの全トルク範囲において回転数を14600〜19000min-1にすることが可能である、請求項2に記載の電動工具。
- 前記モータは、前記トルク範囲において回転数が14600〜19000min-1になるとき、印加電圧のデューティ比が100%である、請求項1から3のいずれか一項に記載の電動工具。
- 全長が120〜138mmである請求項1から4のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記モータを駆動する電池の最大電圧が16〜20Vである請求項1から5のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記モータがブラシレスモータであり、前記モータのステータの外径が48.5±2mmであり、前記ステータのティース幅が5.4〜6.6mmである、請求項1から6のいずれか一項に記載の電動工具。
- モータと、前記モータによって駆動される回転打撃機構とを備え、前記モータがブラシレスモータであり、前記モータのステータの外径が48.5±2mmであり、前記ステータのティース幅が5.4〜6.6mmである、電動工具。
- 前記ステータのスロットが6個である請求項7又は8に記載の電動工具。
- 前記ステータのコイル巻数が1スロットあたり8.5〜11.5ターンである請求項7から9のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記ステータのコイル線径が1.1〜1.3mmである請求項7から10のいずれか一項に記載の電動工具。
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