JP2014107869A - 100gbase−kp4に対するpmaサイズのトレーニング - Google Patents

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Abstract

【課題】100Gbpsイーサネット(登録商標)リンクを含む次世代の高速イーサネットリンクのための、物理媒体接続(PMA)アライメントおよびリンクトレーニングモードからデータモードへの素早い移行を実施する方法、装置、および、システムを提供する。
【解決手段】第1トレーニングフレームが第1イーサネットインターフェイスから送付され、第2トレーニングフレームが第2イーサネットインターフェイスから返される。トレーニングフレーム長は、物理媒体接続(PMA)フレーム長と同一であり、返されたトレーニングフレームは、ローカル受信器ポートの準備状況を特定する受信器準備ステータス表示とカウントダウンデータを含んでいる。準備ステータス表示とカウントダウンデータは、リンクトレーニングモードからデータモードへの素早い移行を促進するために使用される。
【選択図】図17

Description

本発明は、一般的にイーサネット(登録商標)ベースの相互接続に関する。より特定的には、物理媒体接続(Physical Media Attachment:PMA)のアライメント(alignment)及び高速イーサネットリンクのためのリンクトレーニング(link training)モードからデータモードへの素早い移行に関する。
マイクロプロセッサが登場してから、コンピューターシステムは、ますます速くなってきている。ムーアの法則におよそ従って(集積回路上のトランジスタの数量が2年ごとに2倍になることを予測しているインテルコーポレーションの共同創立者であるゴードン・ムーア氏の1965年の出版物に基づくもの)、最近30年の速度上昇は、かなり一定な比率で増え続けてきている。同時に、メモリーと不揮発性ストレージの両方のサイズも、また、順調に増加しており、今日のパーソナルコンピューターの多くは、ほんの10年から15年前のスーパーコンピューターよりもパワフルである。加えて、ネットワーク通信の速度も、同様に、天文学的に速くなっている。
プロセッサ速度、メモリー、ストレージ、そして、ネットワークバンド幅の増加は、かなり大量のキャパシティをもったネットワークの補償と展開を結果として生じている。より最近では、アマゾン(例えば、Amazon Elastic Computer Cloud(EC2)及び Simple Storage Service(S3))とマイクロソフト(例えば、Azure及び Office365)によって提供されるものといった、クラウドベースのサービスが紹介され、プライベートなネットワークインフラストラクチャーを使用するこうしたサービスをサポートするための巨大なデータセンターの展開に加えて、パブリックなネットワークインフラストラクチャーに対する追加的なネットワーク補償が結果として生じている。
典型的なデータセンターの展開は、多数のサーバーラックを含み、それぞれのハウジングには多くのラックマウントサーバー又はブレードサーバーが載っている。ラックマウントサーバー間の通信は、典型的には銅線ケーブルを通じてイーサネット(IEEE 802.3)プロトコルを使用して促進される。ケーブルを使用したオプションに加えて、ブレードサーバーとネットワークのスイッチ、及びルーターが、電気的バックプレーン(backplane)又は中間プレーン(mid−plane)の相互接続を通じて、ラック内のブレード又はカード間の通信をサポートするように構成されてよい。
近年、銅線を通じたイーサネット接続の速度は1秒間あたり10ギガビット(Gpbs)に達しており、40Gpbsのレベルである。さらに、IEEE(Insutitute of Electrical and Electronics Enginerrs)は、100GBASE−KP4と呼ばれる新たなバックプレーンPHYタイプを規定するスペック(IEEE 802.3bj)を現在開発している。100GBASE−KP4は、7GHzにおいて上限33dBの損失を伴なう電気的バックプレーンを通じた100Gbpsのバンド幅を目標としている。ケーブル接続を通じた新たな100Gbpsに対する類似のスペックもIEEEによって規定されている。100Gbpsの実施を成功裡に促進するために重要な態様はリンクトレーニングであり、PMAアライメント(alignment)とリンクトレーニングモードからデータモードへの移行を含んでいる。
100Gbpsの実施を成功裡に促進するために重要な態様はリンクトレーニングであり、PMAアライメント(alignment)とリンクトレーニングモードからデータモードへの移行を含んでいる。
PMAアライメントおよび高速イーサネットリンクに対するリンクトレーニングモードからデータモードへの素早い移行を実施するための方法、装置、および、システムの実施例が、ここにおいて説明される。
本発明に係る上述の態様および付随する多くの利点は、添付の図面を伴なって、以降の詳細な説明を参照することによって直ちに正しく理解され、同様により良く理解される。類似の参照番号は、そうでないものと規定されていなければ、種々の図面の全部を通じて類似のパーツを参照するものである。
図1は、本発明の一つの実施例に従った、100GBASE−KP4の構成のブロックダイヤグラムである。 図2は、PAM4エンコーディングに対するマップを示すダイヤグラムである。 図3は、10GBASE−KR PHYに対するトレーニング状態ダイヤグラムである。 図4aは、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームのコンポーネントを示すブロックダイヤグラムである。 図4bは、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームと典型的なシグナルを示すブロックダイヤグラムである。 図4cは、本発明の一つの実施例に従った、図4bと図4cのトレーニングフレームにおいて使用されるトレーニングパターンのさらなる詳細を示すブロックダイヤグラムである。 図5aは、本発明の一つの実施例に従った、フレームマーカー(Frame Maker)とトレーニングフレームの係数更新(Coefficient Update)領域に対する典型的な構成を示している。 図5bは、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームのステータスレポート(Status Report)領域に対する典型的な構成を示している。 図6は、作動マンチェスタ(differential Manchester)コーディングを示すダイヤグラムである。 図7は、係数更新フィールドにおけるセルに対する典型的なエンコーディングを示すテーブルである。 図8は、ステータスレポートフィールドにおけるセルに対する典型的なエンコーディングを示すテーブルである。 図9aは、OSI参照モデルのデータリンク層及び物理層と、IEEE P802.3bj Draft1.0における100GBASE−KP4の現在の草案に対応するIEEE802.3 LAN CSMA/CD LANモデル層との間の関係を示す模式図である。 図9bは、図9aにおける選択されたLAN CSMA/CD層のさらなる詳細を示す模式図である。 図10は、リンクアップ移行オペレーションの最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す移行適応ダイヤグラムである。 図10aは、本発明の一つの実施例に従って、トレーニングフレームのフレームマーカー及びコントロールチャネル領域の移行の最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す移行適応ダイヤグラムである。 図10bは、本発明の一つの実施例に従って、トレーニングフレームのトレーニングパターン領域の移行の最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す移行適応ダイヤグラムである。 図11は、リンクアップ受取りオペレーションの最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す受取り移行適応ダイヤグラムである。 図11aは、本発明の一つの実施例に従って、トレーニングフレームのフレームマーカー及びコントロールチャネル領域の受取り最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す受取り適応ダイヤグラムである。 図11bは、本発明の一つの実施例に従って、トレーニングフレームのトレーニングパターン領域の受取り最中にPMAサブレイヤーによって実行されるオペレーションを示す受取り適応ダイヤグラムである。 図12aは、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームのフレームマーカー及びコントロールチャネル領域を示すデータ構造ダイヤグラムであり、それぞれのパリティスキームをさらに示している。 図12bは、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームのフレームマーカー及びコントロールチャネル領域を示すデータ構造ダイヤグラムであり、それぞれのパリティスキームをさらに示している。 図13は、本発明の一つの実施例に従った、トレーニングフレームを示すデータ構造ダイヤグラムである。 図14は、典型的なトレーニングフレームのシミュレーションに対応する信号を示すグラフである。 図15aは、およそ4分の1サイクル離れた4つのPRBS13開始状態の選択を示している。 図15bは、4つのPRBS13開始状態の典型的なセットを示している。 図16は、データモードの最中のPMAフレーム送信に用いられるPMAロジックを使用して送信された複数のトレーニングフレームを示している。 図17は、リンクの両端におけるコンポーネント間のトレーニングフレームの交換を示すメッセージフローダイヤグラムであり、リンクトレーニングモードとデータモードとの間の素早い移行を促進するように使用されるトレーニングフレームステータスレポートフィールドデータが示されている。 図18aは、複数のサーバーブレードが搭載される典型的なブレードサーバーのシャーシ前面のアイソメ図である。 図18bは、図16aのブレードサーバーシャーシの後面のアイソメ図である。 図18cは、図18aと図18bに対応する複数のサーバーシャーシがラックマウントされた典型的なブレードサーバーラックの前面のアイソメ図である。 図19は、本発明の一つの実施例に従った、典型的なサーバーブレードのコンポーネントの詳細を示している。 図20は、ここにおいて開示された実施例に従って、リンクトレーニングと初期化オペレーションを実行するように構成されたネットワークチップを使用するネットワークノードに対する構成を示す模式図である。
PMAアライメントおよび高速イーサネットリンクに対するリンクトレーニングモードからデータモードへの素早い移行を実施するための方法、装置、および、システムの実施例が、ここにおいて説明される。以降の説明において、本発明の実施例に係る完全な理解を提供するために、数多くの所定の詳細が明らかにされる(100Gbpsイーサネットリンクの実施といったもの)。しかしながら、当業者であれば、一つまたはそれ以上の所定の詳細部がなくても、また、他の方法、コンポーネント、材料、等を使用しても本発明が実施され得ることが理解されよう。別の実施例では、本発明の態様を不明瞭にしないように、周知の構成、材料、または、オペレーションは示されないか、説明されない。
この明細書の全体にわたり「一つの実施例(“one embodiment”or”an embodiment“)」への言及は、実施例に関して説明された所定の特徴、構成、または、特性が、本発明の少なくとも一つの実施例に含まれていることを意味するものである。従って、この明細書の全体にわたる種々の場所において表れる「一つの実施例」というフレーズは、必ずしも全てが同一の実施例について言及するものではない。さらに、一つまたはそれ以上の実施例において、所定の特徴、構成、または、特性を組合わせることができる。
提案された100GBASE−KP4 PHYを含む高速イーサネットリンクに対してリンクトレーニングモードからデータモードへの素早い移行を伴なうリンクトレーニングを促進するための実施例が、ここにおいて開示される。既存のトレーニングメカニズムとのコンパチビリティを保持するために、100GBASE−KP4 PHYに対するリンクトレーニングのいくつかの態様は、IEEE 10GBASE−KR PHYのために規定された類似の態様と共通である。10GBASE−KR PHYは、10Gbpsを目標としたリンクであり、現在はスイッチやルーターといった種々のタイプの装置において使用されている。加えて、IEEE Std 802.3ap−2007において規定されたものと共通な他の態様も存在する。こうした共通の態様が、ここにおいて、特定され簡潔に説明される一方で、こうした態様がどのようにオペレーション又は実施されるかについての対応する詳細な説明は、実施例に係る発明の態様を不明瞭にすることを避けるために、ここにおいては一般的に提供されない。いくつかの実施例の他の態様は、IEEE P802.3bj Draft1.2とIEEE P802.3bh Draft3.1においてさらに詳しく説明されている。
100GBASE−KP4の一つの実施例における物理層(“PHY”としても参照される)の構成が、図1に説明されている。PHYは、相互接続の物理的構成を規定し、コンポーネントAおよびBにより示されているように、2つのリンクパートナー間の所定のリンク上における信号のオペレーションを取扱う責任がある。この層は、信号ワイヤー上のデータ転送を管理する。電気的レベル、タイミング態様、および、パラレルレーン(lane)にわたり情報のそれぞれのビットを送付し、受取ることに含まれる論理的な問題を含んでいる。図1に示されるように、それぞれの相互接続リンクの物理的な接続性は、信号100の4つの異なるペアから成り立っており、それぞれの方向(direction)においてレーン0から3を含んでいる。それぞれのポートは、2つのコンポーネント間の接続を完成するために2つの単一方向性リンクから成るリンクペアをサポートしている。これは、両方向におけるトラフィックを同時にサポートするものである。
100GBASE−KP4 PHYのポートを伴なうコンポーネントは、図1に示すように、リンクペアとして規定される、ポイントツーポイント(point−to−point)リンクを使用して通信する。それぞれのポートは、送信(Tx)リンクインターフェイスと受信(Rx)リンクインターフェイスを含んでいる。図示された実施例に関して、コンポーネントAはTxポート102を有しており、コンポーネントBのRxポート104に接続されている。一方、コンポーネントBはTxポート106を有しており、コンポーネントAのRxポート106に接続されている。一つの単一方向性リンクは、コンポーネントAからコンポーネントBへ送信し、他のリンクは、コンポーネントBからコンポーネントAへ送信する。「送信」リンクと「受信」リンクは、どちらのコンポーネントポートが送信し、どちらがデータを受信しているかに応じて定義される。図1に示した構成においては、コンポーネントA送信リンクがコンポーネントAのTxポート102からコンポーネントBのRxポート104に対してデータを送信する。これと同様に、コンポーネントAの送信リンクは、ポートBの受信リンクである。
100GBASE−KP4 PHYは、チャネルをわたってデータを送信及び受信するために4つのレベルのパルス振幅変調(PAM4として参照される)を使用する。図2に示すように、PAM4は、以下のようにマップされる4つの論理レベルから成っている。
0 −1に対してマップする
1 −1/3に対してマップする
2 +1/3に対してマップする
3 +1に対してマップする
論理レベル0と3は、それぞれ信号レベル−1及び+1を有する低レベル及び高レベル信号にそれぞれ対応している。一方、論理レベル1及び2は、信号レベル−1/3及び+1/3を有する中間レベルの信号に対応している。
100GBASE−KP4 PHYのための物理的信号は、13.59375Gbpsシンボル(およそ73.6psec)に対応する時間を有する1ビットのユニットインターバル(Unit Interval:UI)を使用する。一つの実施例においては、リンクトレーニングのために46UIのトレーニングフレームワード(Training Frame Word:TFW)が使用される。それぞれのTFWは、一つの92ビットのタ−ミネートされたブロック(TB92)に対応している。
一つの実施例においては、100GBASE−KP4 PHYに対するトレーニングシーケンスのためのフォーマットは、IEEE Std. 802.3ap−2007スペックにおいて規定された10GBASE−KR PHYのために使用されるものと類似している。10GBASE−KR PHYのためのトレーニング状態ダイヤグラムが、図3に示されている。10GBASE−KR PHYと100GBASE−KP4 PHYとの間の顕著な違いは、前者が、NRZ(非ゼロ復帰)2レベル(PAM2)PHYを、4レベルPAM4より、むしろ規定していることである。
100GBASE−KP4リンクは、以下のシーケンスを使用して確立される。
1)リンクパートナーに対する自動ネゴシエーション能力
2)チャネル特性に対してPHYを調整するためにトレーニングシーケンスを送付
フレームロックの獲得
TX FFE ハンドシェイク:Rxをチャネルに対してトレーン(train)する
DSP収束: Rxをチャネルに対してトレーンする
ステータス交換:レディ(Ready)かどうか?
3)データモードへのカウントダウンとアイドルシンボルの送付
トレーニングフレームは、トレーニングの最中に継続的に送付される固定長構成のトレーニングフレームである。図4aに示されるように、一つの実施例において、トレーニングフレーム400は、1 TB92を含むフレームマーカー402、4 TB92を含む係数更新404と5 TB92を含むステータスレポート406、および、338 TB92または348 TFWの全体長に対する338 TB92を含むトレーニングパターン408、を含んでいる。トレーニングフレーム400のさらなる詳細は、図4b及び図4cに示され、以下に説明される。
一つの実施例において、トレーニングフレームは、ビットパターンによって範囲が定められる。13.59375Gbdシンボルにおいて表わされるように、ヘキサデシマルの3FFFFFF800000である(23個の1の後に23個のゼロが続き、1は+1PAM4シンボルであり、ゼロは−1PAM4シンボルである)。このことは、図4a、5a、5b、12a、12b、13、そして、14において示されるフレームマーカーによって示されている。
コントロールチャネルは、差動マンチェスターエンコーディングDMEを使用して送信される。DMEの実施例が図6に示されている。差動マンチェスターエンコーディングのルールは、以下のとおりである。
a)それぞれのセル境界においてデータ移行が発生する
b)論理値1を合図するために中間セルデータ移行が使用される
c)論理値ゼロを合図するために中間セルデータ移行の不存在が使用される
与えられたトレーニングフレームにおいてコントロールチャネルの境界の中にコード違反が検知された場合は、そのフレームに対するコントロールチャネルのコンテンツが無視される。
図4a、5a、および、5bに示されるように、一つの実施例において、係数更新4040は、16データセルリクエストを含み、一方、ステータスレポート406は、20データセル状態を含んでいる。係数更新404とステータスレポート406のそれぞれにおけるセルの長さは10UIであり、4個のTFWのそれぞれは4つのセルとして構成されて6UIのオーバーヘッドフィールドが続き、結果として、コントロールチャネル長は、9×46=414UIとなる。一つの実施例において、最後に、係数更新404におけるセルの領域は、図7において示される10GBASE−KR PHYに対して規定された対応する係数更新フィールドに対してマップされる。一方、最後に、ステータスレポート406におけるセルの領域は、図8において示される10GBASE−KR PHYに対して規定された対応するステータスレポートフィールドに対してマップされる。
図9aは、OSI参照モデルのデータリンク層及び物理層と、IEEE P802.3bj Draft1.2における100GBASE−KP4の現在の草案に対応するIEEE802.3 LAN CSMA/CD LANモデル層との間の関係の詳細を示している。図9bは、選択されたLAN CSMA/CD層のさらなる詳細を示しており、MAC(Media Access Control)層900、100BASE−R物理的コーディングサブレイヤー(Physical Coding Sublayer:PCS)902、フォワードエラー訂正(Forward Error Correction:FEC)サブレイヤー904、物理媒体アタッチメント(Physical Media Attachment:PMA)サブレイヤー906、物理媒体デペンデント(Physical Media Dependent:PMD)サブレイヤー908、および、オートネゴシエーション(Auto−Negotiation:AN)サブレイヤー910を含んでいる。データは、MAC層900によって、バイナリーのビットストリームとしてのデジタルフォーマットで受取られる。MAC層は、バイナリーデータを処理して、100GBASE−R PCSサブレイヤー902に転送し、PCSサブレイヤーは、以下に説明するように、バイナリーデータに対してデジタルルールを適用してデータを変換する。変換されたデジタルデータは、次に、FECサブレイヤー904に渡され、フォワードエラー訂正が実行される。FECは、与えられたチャネル上でリンクバジェット(budget)とBERパフォーマンスを増加させるためにコーディングがインターフェイスを使用する。リンクバジェットは、送信回路と受信回路との間の接続を定義する電気的なパラメーターから構成されている。挿入損失、リターン損失、パルス反応、等といったものである。
送信方向(direction)において、PMAサブレイヤー906の役割は、FECサブレイヤー904による信号出力を、取り付けられた媒体を通じた転送のために、PMDサブレイヤー908及びLANサブレイヤー910に対して渡せるようにPAM4エンコードされた信号に適応させることである。図10に示される適応プロセスの一つの実施例は、挿入オーバーヘッドブロック1002、挿入終了ビットブロック1004、グレイコーディングブロック1006、〔1/(1+D)mod4〕プリコーディングブロック1008、および、PAM4エンコーディングブロック1010を含んでいる。
さらなる詳細において、図10において入ってくるデータ1000は、FECサブレイヤー904からPMAサブレイヤー906によって受取られ、PMAクライアントからPMAに対するデータの4つのストリームの転送を定義するために使用されるPMA:IS_UNITDATA_i.request(where i=0to3)プリミティブを含んでいる。PMA:IS_UNITDATA_0.requestによってPMA:IS_UNITDATA_3.requestに対して伝えられたデータは、4つのエンコードされたビットのパラレルストリームと、レーン0−3のそれぞれに対する一つのストリームを含んでいる。それぞれのtx_bitパラメーターは、「1」または「0」のいずれかである。コンカレント(concurrent)tx_bitが、FECコードワード(codeword)において第1、第2、第3、第4のFECシンボルの最初のビットであることを示すためにはスタートパラメーターがTRUEであり、または、そうでなければFALSEである。それぞれのトランザクション上で、tx_bitにF(i,m,n)が割り当てられる。iはレーン番号であり、mはFECコードワード番号を示すインデックスであってそれぞれのコードワードのスタートにおいてインクリメント(increment)され、nはコードワードの中のビット番号を示すインデックスである。
挿入オーバーヘッドブロック1002は、各31280FECビットに対して40オーバーヘッドビットを挿入することによりオーバーヘッドフレームのシーケンスを生成する。FECビット、F(i,m,n)は、オーバーヘッドフレームの連続的なシーケンスの中にマップされる。オーバーヘッドフレームは、31320ビット長である。オーバーヘッドフレームの中のそれぞれのビットは、V(i,p,d)で示される。ここで、iはレーン番号であり、pはフレーム番号を示すインデックスであってそれぞれのフレームのスタートにおいてインクリメントされ、qはフレームの中のビット番号を1から31320の範囲で示すインデックスである。フレームの最初の40ビット、V(i,p,1)からV(i,p,40)は、オーバーヘッドビットである。次の31280ビット、V(i,p,41)からV(i,p,31320)は、23個の連続したFECコードワードからのビットで構成されている。
オーバーヘッドビットは、以下のようにして、フレームに挿入される。
V(i,p,1)=H(i,p,1)
V(i,p,2)=H(i,p,2)
V(i,p,・・・)=H(i,p,・・・)
V(i,p,40)=H(i,p,40)
FECコードワードは、V(i,p,4)がコードワードの最初のビットであるように整列される。例えば、V(i,p,41)=F(i,m,1)である。FECビットは、それらがFECから受取られた順番でフレームの中に挿入される。例えば、V(i,p,42)=F(i,m,2)、V(i,p,43)=F(i,m,3)、等である。
挿入終了ビットブロック1004は、各90オーバーヘッドフレームビットに対して2つの終了ビットを挿入することにより終了ブロックのシーケンスを生成する。終了ブロックは92ビット長であり、TFWと同じである。終了ブロックの中のそれぞれのビットは、T(i,r,s)で示される。ここで、iはレーン番号であり、rはブロック番号を示すインデックスであってそれぞれのブロックのスタートにおいてインクリメントされ、sは終了ブロックの中のビット番号を1から92の範囲で示すインデックスである。それぞれの終了ブロックの最初の2ビット、T(i,r,1)とT(i,r,2)は、PRBS13ジェネレーターR(i,v)の出力と供に加えられる。ここで、T(i,r,1)=R(i,v)かつT(i,r,2)=R(i,v+1)である。それぞれの終了ブロックの残りの90ビット、T(i,r,3)からT(i,r,92)は、上記に説明したように、オーバーヘッドフレームビットである。フレームビットは、オーバーヘッドビットV(i,p,1)が終了ブロックの第3ビットT(i,r,3)に対応するように終了ブロックに関して整列される。オーバーヘッドフレームビットは、オーバーヘッドフレームにおける位置の順番で終了ブロックに対してマップされる。例えば、T(i,r,4)=V(i,p,2)、(i,r,5)=V(i,p、3)、等である。終了ビットPRBS13ジェネレーターは、トレーニングプロセスの最中に初期化される。トレーニングが完了すると、終了ビットPRBS13ジェネレーターの状態は保持され、結果として生じた出力はPMAフレームにおける終了ビットのために使用される。
PMAサブレイヤーは、次に、ビットの連続したペアをグレーコーディングブロック1006を介して、グレーコード化された4つのうちの一つにマップする。各終了ブロックに係るそれぞれのビットのペア{A,B}は、以下のとおりに、4つのグレーコード化レベルのうちの一つを用いてグレーコード化されたシンボルに変換される。
{0,0}は、0に対してマップされ、
{0,1}は、1に対してマップされ、
{1,1}は、2に対してマップされ、
{1,0}は、3に対してマップされる。
それぞれの終了ブロックに対応するグレーコード化されたシンボルは、G(i,r,t)として示される。ここで、iはレーン番号であり、rは終了ブロック番号を示すインデックスであり、tは終了ブロックの中のシンボル番号を1から46の範囲で示すインデックスである。ビットのぺリングは、それぞれの終了ブロック、T(i,r,1)とT(i,r,2)、の最初の2つのビットがペアを形成するように行われる。それぞれのビットペア{T(i,r,2t−1),T(i,r,2t)}は{A,B}にマップされ、グレーコード化された結果はG(i,r,t)に割り当てられる。グレーコード化されたシンボルG(i,r,t)は、終了ブロックの最初の二つのビットから形成されており、終了ビットは、このように終了シンボルを形成している。
グレーコード化されたシンボルのプリコーディングが、次に〔1/(1+D)mod4〕プリコーディングブロック1008によって実行される。プリコーダー出力シンボルは、P(i,r,t)として示される。ここで、iはレーン番号であり、rは終了ブロック番号を示すインデックスであり、tは終了ブロックの中のシンボル番号を1から46の範囲で示すインデックスである。それぞれのグレーコード化されたシンボルG(i,r,t)に対して、プリコード化されたシンボルP(i,r,t)が、以下のアルゴリズムによって決定される。
If t=1 then
P(i,r,t)=G(i,r,t)
Else
P(i,r,t)=(G(i,r,t)−P(i,r,t−1))mod4
EndIf
グレーコード化された終了シンボルG(i,r,t)に寄与しているビットは、終了ビットである。プリコーディングアルゴリズムは、以前の非確定的なシンボルと結合するよりむしろ、このシンボルを直接的に出力に適応させる。従って、この終了シンボルは、常に確定しているものである。
PMAサブレイヤー906によって実行される最後のオペレーションは、PAM4エンコーディングブロック1010によって実行されるPAM4エンコーディングである。PAM4エンコード化されたシンボルはM(i,u)として示される。ここで、iはレーン番号であり、uはシンボル番号を示すインデックスである。それぞれの連続するプリコーダー出力シンボルP(i,r,t)は、4つのPAM4レベルのうち一つにマップされ、PAM4エンコード出力M(i,u)に割り当てられる。プリコーダー出力シンボルP(i,r,t)からPAM4エンコード化シンボルM(i,u)へのマップは、図2に示され、上述されている。
受取り方向において、100GBASE−KP4 PMAの役割は、PMDからのPAM4エンコード化信号を、さらなる処理のためにFECに対して渡せるようにFECエンコード化信号に適応させることである。適応プロセスの一つの実施例が図11に示され、PAM4デコーディングブロック1110、〔(1+D)mod4〕コーディングブロック1102、逆グレーコーディングブロック1104、終了ビット除去ブロック1106、および、オーバーヘッド除去ブロック1108を含んでいる。一般的に、これらの各ブロックは、上述の図10における対応するブロックに対して逆のオペレーションを実行するものである。従って、ここにおいては、さらなる詳細は提供されない。
図3に示すようにTRANSMIT(TRAINING)の際に、上述のリンク確立プロセスを簡素化するために、PAM4マルチレベル信号は、フレームマーカー、係数更新、および、ステータスレポートのデータに対しては使用されない。フレームマーカー402、係数更新404、および、ステータスレポート406の最中に、PAM4送信器は、オーバーヘッドフレーム、終了ブロック、グレーコード、および、PMA送信の1/(1+D)mod4プレコーディングステージをバイパスし、機能スペックを受取る。このことは、図10aに示されており、データ1014は、マルチプレクサ(MUX)によってPAM4エンコーディングブロック1006に対してリダイレクト(redirect)される。挿入オーバーヘッドブロック1002、挿入終了ビットブロック1004、グレーコーディングブロック1006、および、〔1/(1+D)mod4〕プリコーディングブロック1008のそれぞれをバイパスすることによるものである。従って、出力レベルは、論理値0に対して−1PAM4シンボルレベルに制限され、論理値1に対して+1PAM4シンボルレベルに制限されている。劣る品質とイコライズされていないチャネルを通じてトレーニングパターンに対する容易な受信器ロックを可能にするためである。
図11aには、フレームマーカー402、係数更新404、および、ステータスレポート406の送信の最中に受取ったデータを処理するための対応する受信器オペレーションが示されている。図示のように、MUX1112は、PAM4デコーディングブロック1104からデータ1114を出力するように構成されており、〔1/(1+D)mod4〕コーディングブロック1102、逆グレーコーディングブロック1104、終了ビットブロック除去1106、および、オーバーヘッドブロック1108除去のオペレーションをバイパスしている。
上述のように、係数更新404及びステータスレポート406に対するそれぞれのTFWは、6オーバーヘッドビットを含む6UIオーバーヘッドフィールドを含んでいる。一つの実施例において、オーバーヘッドビットは、DME論理値「1」を備えるように設定される。例えば、000111または111000としてコード化される。このことは、TFWに対するDCバランスを保持するために使用される。
一つの実施例において、係数更新及びステータスレポートフィールドの使用を通じてパリティスキームが実施される。一つの実施例の下で、図7の係数更新フィールドテーブルのセル6及び図8のステータスレポートフィールドテーブルのセル19は、パリティビットを送信するために使用される。10GBASE−KR PHYスペックによって、このセルに対して定義された全部0(ゼロ)の送信とは対照的なものである。それぞれのフィールド(係数更新及びステータスレポート)に対して2つのパリティビットが別々に計算される。パリティビットを含んで、全体としてそれぞれのフィールドがイーブンパリティ(even parity)を有するようにである。パリティは、フィールドにおける論理的1であるセルの数量であり、モジュロ(modulo)2である(オーバーヘッドビットは含まれていない)。このパリティスキームの下で、コントロールチャネル領域のDCバランスを維持し、重要なメッセージの受取り失敗に対する保護を増すためにパリティチェックが実施され得る。例えば、プリセット、初期化、受信器準備である。一つの実施例において、与えられたトレーニングフレームにおけるそれぞれのフィールドの境界の中にパリティ違反が検知された場合には、そのフレームに対するコントロールチャネルの中のフィールドのコンテンツが無視される。例えば、係数更新フィールドのパリティだけが正しくない場合、その係数更新フィールドのコンテンツだけが無視されるのである。
図12aと12bは、本発明の一つの実施例に従って、それぞれにパリティスキームの実施例を示している。図12aにおいて、ビットパターン0000000000が、セル6のパリティビットに対して使用される。図12bではビットパターン1111100000が、セル6のパリティビットに対して使用されている。
一つの実施例において、トレーニングパターン408は、IEEE P802.3bj Draft1.0において現在規定されているようなPMA送信および受信機能スペックを使用して、送信器および受信器が、終了ブロック、グレーコーディング、および、1/(1+D)mod4プレコーディングステージを遂行できるようにする。一方、オーバーヘッドフレームはバイパスされる。送信と受信を促進するための対応するブロックダイヤグラムが、図10aと11bに、それぞれ示されている。トレーニングパターン408は、受信器の較正を促進するためにPAM4信号の4つのレベル全てを使用する。
一つの実施例において、終了ブロックロジック(つまり、図10bにおける挿入終了ビットブロック1004)に対する入力データ1016は、PRBS13として知られる13ビットの偽ランダムビットシーケンスを含んでいる。PRBS13は、多項式関数を伴なうフィボナッチ(Fibonacci)LFSRから派生する8191ビットシーケンスであり、多項式関数は、G(x)=1+x+x+x12+x13 である。
一つの実施例において、トレーニングパターンにおけるそれぞれのTFW終了ブロックは、PRBS13の92ビットを含んでおり、最初の2ビットは終了ビットを含んでいる。一つの実施例において、トレーニングパターン408は、PRBS13のフルシーケンス(つまり、8191ビット)3個に、6523ビットの短縮されたPRBS13シーケンスを加えて、全部で31096ビットを含んでいる。図4b、4c、および13に示されるように、これは、トレーニングパターン408に対応する338個のTB92ブロック(338TFW)の最中に送信される。一つの実施例において、第2のPRBS13シーケンスは、図14cのPRBS13aとPRBS13bによって示されるように、最初のビット反転を含んでいる。一方、第1および第3PRBS1シーケンスであるPRBS13aおよびPRBS13cは同一である。加えて、短縮されたPRBS13シーケンスは、また、PRBS13aの最初の6523ビットの反転された領域である。
図4bと4cにおいて示されるトレーニングパターンの実施例に加えて、図14は、シミュレーションされたリンクトレーニングオペレーションの最中に生成されるトレーニングパターンの実施例を示している。フレームのフレームマーカーとコントロールチャネルの領域の最中に、ダイヤグラムの左領域において信号がフルにスイングしていることに気付くべきである。フレームのトレーニングパターン領域の最中、右側の4つのレベルの信号にも気付くべきである。
一つの実施例において、トレーニングパターン初期状態は、以下のやり方で定められる。望ましくは、4つの初期状態は、4つの結果として生じるPAM4シーケンスが、それぞれのペアの間で低い自己相関(オフセット0を除く)及び低い相互相関を有するように選択される。図15aと15bに示すようにである。前述の条件を満たす初期状態の典型的なセットは以下を含んでいる(データパス上に送付された初期ビット、LSBファースト)。PMDレーン0:0xD92、PMDレーン1:0xAFB、PMDレーン2:0x3D3、PMDレーン3:0x2F6。この選択は、4つのレーンそれぞれについて利点がある。プリコーダーの最終出力が0であり、次のフレームのマーカー以前に識別可能な移行を生成する。一つの実施例において、ジェネレーターは、それぞれのトレーニングフレームの最初において同一の値に再シードされる。このことは、レーンがスワップ(swap)された場合にレーンを一意的に特定し、後にレーン順序識別を保管する。このことは、また、データモードにスイッチする際に、終了ビットシーケンスが受信器に対して知られるという利点がある(つまり、リンク初期化の後のランタイム(run−time)リンクオペレーションである)。
PRBS、グレーコード、および、前述の初期状態を使用するプリコーダーデータシーケンスの実施例が、図15bに示されている。それぞれの物理的レーンi=0・・3に対してトレーニングシーケンスは、状態Siからスタートする。PRBS状態及びプリコーダー状態は、フレームマーカー及びコントロールチャネル移行の最中には進行しない。
PMAサイズトレーニングフレームを使用したリンクトレーニングからデータモードへの素早い移行
トレーニングモードの最中、データは、リンクの第1エンドのコンポーネントの中の送信器から、リンクの反対エンド(第2エンド)のコンポーネントの中の受信器に対して送信される。同時に、データは、リンクの第2エンドのコンポーネントの中の送信器から、リンクの第1エンドのコンポーネントの中の受信器に対して送信される。このことは、図1に示され、上述されたものである。トレーニングモードの目的は、それぞれのリンクエンド間の同期化及び調整を実行して、データモードの最中の正確なデータ転送を可能にすることである。トレーニングモードの最中には、データモードへの移行を可能にするために十分な同期及び調整が得られる。つまり、リンクの相対するエンドにあるコンポーネント間でデータが転送される最中のリンクに対する通常オペレーションモードである。
一つの実施例の下では、データモードのために348 TB92ワード長を有するPMAフレームが使用され、一方、トレーニングの最中、マッチングサイズ(matching size)が348 TB92ワード長であるトレーニングフレームが使用される。このアプローチの下では、受信器ポートにおいてトレーニングフレームを処理するためのロジックの多くは、トレーニングモードの最中のトレーニングフレーム及びデータモードの最中のPMAフレームの両方に対するものと同一である。トレーニングモード及びデータモードへの移行の最中、トレーニングフレームが順番に送信される。トレーニングフレーム400a、400b、400c、及び400dによって、図16に示されるようにである。一方、リンクトレーニングモードにおいては、PMAフレームの中でトレーニングフレームは送付されない。しかしながら、トレーニングフレームを作成するために、PMAフレームロジック及びデータパスが使用される。一つの実施例において、トレーニングフレームは、それぞれのPMAフレームの最初において使用される40ビットのオーバーヘッドに関して整列するように送信される。PMAフレーム1600a、1600b、1600c、および、1600dによって図16に示されるようにである。結果として、トレーニングモードからデータモードへの移行が生じる場合、最後のトレーニングフレームは、データモードのために使用される第1のPMAフレームにについて整列される。
一つの実施例において、トレーニングフレーム及びPMAアライメント態様がカウントダウン値と併せて使用され、トレーニングモードからデータモードへの移行を促進する。カウントダウン値の使用は、受信側に対して、j、j−1、・・・、1、0フレームにおいて移行が生じることの指標を提供するものである。対応するtraining_frame_countdown変数が使用され、データモードオペレーションの以前に送付されるべき残りのトレーニングフレームの数を示している。
図8に戻ると、ステータスフィールドセルは、トレーニングモードからデータモードへの素早い移行を促進するために使用される2つのセルを含んでおり、以下のようにオペレーションする。第1コンポーネントの送信器から第2コンポーネントの受信器に対するリンク上に十分な同期と調整が確立されたことが検知されると、第2コンポーネントの送信器は、ステータスフィールドのセル6における1の値を第1コンポーネントの受信器に対して返して、トレーニングモードが完了してデータを受取る準備ができたとローカル受信器が判断したことを示す。セル13:12における2ビットのtraining_frame_countdown値も、また、返され、以下に詳細が説明されるように、カウントダウンシーケンス3、2、1、0を促進する。
図17は、トレーニングフレームと対応するステータスフィールド値の交換を示しており、カウントダウン値jを使用してコンポーネントAとBとの間のリンクに対するトレーニングモードからデータモードへの移行を促進するために使用される。トレーニングモードオペレーションの最中、コンポーネントAはトレーニングフレーム1700を、その送信(TX)ポートからコンポーネントBに対して送信する。コンポーネントBは、その受信(RX)ポートでトレーニングフレームを受取る。受信されたそれぞれのトレーニングフレーム1800に応じて、コンポーネントBは、Receiver Ready値及びCountdown値に対応するステータスセルにおけるパラメーターを含んだトレーニングフレーム1702を返す。十分な同期と調整を確立する以前に、コンポーネントBは、Receiver Ready値が「0」であるトレーニングフレームを返す。ローカル受信器(つまり、コンポーネントBのRXポート)がトレーニングを続けるように要求していることを示すためである。このことは、トレーニングフレーム1700a及び1702aによって示されている。ローカル受信器がデータモードへの移行の準備ができていることを示す以前のこの時間フレームの最中に、カウントダウンjの値は無視される。種々の実施例において、カウントダウンjの値はステータスレポートフィールドデータの中に含まれ、または、単純に以前定められた値に設定される。
トレーニングフレーム1700bの受取りに応じて、コンポーネントBのローカル受信器は、トレーニングが完了し、データを受取る準備、つまり、データモードへの移行の準備ができていることを、Receive Ready値が「1」であるトレーニングフレーム1702bを返すことによって示す。jに対するカウントダウン値セット、初期カウントダウン値、もまた、トレーニングフレーム1702bに返される。一つの実施例において、jの値は、「3」に設定される。
一つの実施例においては、データモードへ移行するために、リンクの両側のコンポーネントはReceiver_Ready=1をアサート(assert)している(Receiver_Readyをアサートしている)。両方のコンポーネントによってReceiver_Readyがアサートされると、Wait_Timer期間が開始され、データモードへの移行の以前に、およそ100から300トレーニングフレームが送付される。Wait_Timer期間の終了に向かって、カウントダウンシーケンスが開始され、このようにして、データモードへの移行がいつ生じるかを正確に特定する。training_frame_countdown値が0に達すると、データの次の領域が受取られ(現在のトレーニングフレームの後に続いているもの)、データモードのデータを含んでいる。一方で、移行の最中に、PMAフレームロジックとの整合性は保持されている。
トレーニングフレーム1700c及び1702cを継続すると、返されたステータスフィールド値は、Receiver_Ready値=1を含み、カウントダウン値j−1を伴ない、カウントダウン値が1だけ減少されていることを示している。カウントダウンシーケンスは、トレーニングフレーム1700d及び1702dによって示されるように、カウントダウン値=0になるまで継続する。この時点で、ローカル送信器(コンポーネントAのTXポート)は、他のコンポーネントの受信器がデータモードへ移行するように構成されていることを知らされる。
図17の下側部分を継続すると、データモードへの移行が完了した際、送信されるべき次のフレームはPMAフレーム1600−1に関して始まるデータフレームであり、PMAフレームによって使用される40ビットのオーバーヘッドフィールドの開始と整列されている。コンポーネントAのTXポートから先に向かって送信されたPMAフレームは(PMAフレーム1600−2及び1600−3により示されている)、データモードオペレーションの最中にデータ転送のために使用される適用可能なフォーマットに従ったフォ−マットを有するデータフレームを含んでいる。
典型的な実施例環境およびブレードサーバーアーキテクチャ
ここにおける実施例の態様は、スイッチ、ルーターといった種々タイプののコンピューターやネットワーク設備、および、データセンター及び/又はサーバーファーム(farm)環境において使用されるようなブレードサーバーにおいて実施され得ることが予想される。典型的に、データセンター及びサーバーファームで使用されるサーバーは、ラックベースサーバー又はブレードサーバーといったアレイ(array)サーバーを含んでいる。これらのサーバーは、種々のネットワークプロビジョン(provision)を介して通信において相互接続されている。プライベートLANを形成するためのLAN間における好適なスイッチングとルーティング能力をもったLANの中のサーバーのパーティショニング(partitioning)といったことである。例えば、クラウドホスティング能力は、典型的に多くのサーバーを伴なう大きなデータセンターを使用する。
概略として、典型的なブレードサーバーコンポーネント及びシステムが図18a−18cと19に示されている。典型的な構成の下では、ラックマウントシャーシ1800が使用され、複数のサーバーブレード1802(つまり、ブレード)のために電力と通信機能を提供しており、それぞれのブレードが対応するスロットを占有している。(シャーシの中の必ずしも全てのスロットが占有される必要はないことに留意すべきである。)逆に、図18cでは、一つまたはそれ以上のシャーシ1800がブレードサーバーラック1803の中に導入され得ることが示されている。それぞれのブレードは、一つまたはそれ以上の組合せコネクターを介して導入の際にインターフェイスプレーン1804(つまり、バックプレーン又は中間プレーン)に接続されている。典型的に、インターフェイスプレーンは、ブレードに対して電力及び通信信号を提供する複数の組合せコネクターそれぞれを含んでいる。現在の実践の下で、多くのインターフェイスプレーンは「ホットスワップ“hot−swapping”」機能を提供する。すなわち、シャーシ全体を適切な電力及びデータ信号バッファーを通じてダウンさせることなく、ブレードをオンザフライ(on the fly)で追加、または、除去(「ホットスワップ」)することができる。
図18aと18bには、典型的な中間プレーンのインターフェイスプレーン構成が示されている。インターフェイスプレーン1804のバックサイドは、一つまたはそれ以上の電源1806に接続されている。しばしば、電源は重複しており、ホットスワップ可能であり、好適な電力プレーンに接続され、コンディショニング(conditioning)回路が、電源供給故障が生じた際にも継続したオペレーションを可能にする。任意的な構成においては、電源アレイが、ブレードのラック全体に対して電力供給するために使用され得る。一つのシャーシに一つの電源という対応ではない。複数の冷却ファン1808がシャーシを通して空気を引き寄せるように使用されサーバーブレードを冷やす。
全てのブレードサーバーに必要とされる重要な機能は、外部で他のITインフラストラクチャーと通信する能力である。このことは、典型的には一つまたはそれ以上のネットワーク接続カード1810を介して促進され、それぞれがインターフェイスプレーン1804に接続されている。一般的に、ネットワーク接続カードは、複数のネットワークポート接続を有する物理的インターフェイスを含み(例えば、RJ−45ポート)、ネットワークスイッチ、ハブ、または、ルーターといったネットワークデバイスに直接的に接続するように設計された高密度コネクターを含み得る。
ブレードサーバーは、たいてい個々のブレードのオペレーションを管理するためのいくつかのタイプのマネージメントインターフェイスを備えている。このことは、一般的に、ビルトイン(built−in)ネットワーク又は通信チャネルによって促進される。例えば、「プライベート」又は「マネージメント」ネットワーク及び好適なスイッチングを促進するための一つまたはそれ以上のバスがインターフェイスプレーンの中に設置され、または、親密に接続されたネットワークケーブルとネットワークを通じてプライベートネットワークが実施され得る。任意的に、インターフェイスプレーンのバックサイド又はフロントサイドに接続されたマネージメントスイッチカード1812によって、スイッチングと他のマネージメント機能が提供され得る。さらに別のオプションとして、ブレード活動を管理するためにマネージメント又はコンフィグレーション(configuration)サーバーが使用されてもよく、例えば、イ−サネットといった標準コンピューターネットワークインフラストラクチャーを介して通信が取扱われる。
図19に関して、典型的なブレード1900のさらなる詳細が示されている。上述のように、それぞれのブレードは、サーバータイプの機能を実行するように構成された分離したコンピュータープラットフォームを含んでいる。つまり、「サーバーオンカード(“server on card”)」である。従って、それぞれのブレードは、従来のサーバーと共通のコンポーネントを含み、好適な集積回路(IC)および他の搭載されたコンポーネントをボードに対して接続するための内部ワイヤリング(つまり、バス)を備えるメインプリント回路基板(メインボード)1901を含んでいる。こうしたコンポーネントは、システムメモリー1904(例えば、ランダムアクセスメモリーセル(RAM)、キャッシュメモリー1906(例えば、SDRAM)、および、ファームウェアストレージデバイス1908(例えば、フラッシュメモリー)の形式)に接続された一つまたはそれ以上のプロセッサ1902を含んでいる。NIC(network interface controller)チップ1910が、従来のネットワーク通信機能のサポートのために備えられている。ブレードと外部ネットワークインフラストラクチャーとの間の通信をサポートするといったものである。他の図示されたコンポーネントは、ステータスLED(発光ダイオード)1912、一式のRJ−45コンソールポート1914(簡略化のために一つだけしか図示されていない)、および、インターフェイスプレーンコネクター1916に接続されたNIC1915を含んでいる。追加的なコンポーネントとしては、種々の自動コンポーネント(つまり、抵抗、キャパシター)、電力整形コンポーネント、周辺機器コネクターを含んでいる。
一般的に、それぞれのブレード1900は、また、オンボードストレージを備えている。このことは、典型的には、一つまたはそれ以上のビルトインディスクコントローラー及び一つまたはそれ以上のディスクデバイス1918が接続される対応するコネクターを介して促進される。例えば、典型的なディスクコントローラーは、SATAコントローラー、SCSIコントローラー、といったようなものを含んでいる。任意的に、ディスクドライブは、同一または別個のラックの中のブレードから分離して収容されてよい。大容量のデータを保管するためにネットワークアッタチストレージ(NAS)装置、または、バックエンドストレージサブシステムが使用されるような場合である。
NIC1910は、物理層(L1)及びリンク層オペレーション(L2)をサポートするといった、対応するネットワークオペレーションを促進するための回路及びロジックを含んでいる。典型的には、上位層のオペレーションは、プロセッサ1902上で実行されているオペレーティングシステムによってホストされるであろうオペレーティングシステムネットワークスタック(stack)によって促進される。しかしながら、いくつかの実施例において、NICはエンベッドされたロジック又は類似のものを介して自分自身のネットワークスタックを使用してもよい。
典型的なデータセンター配置において、ネットワークスイッチイングエレメントは、1U、2U、または、4Uスロットを占めるであろうといった、ラックマウント装置を含んでおり、一つまたはそれ以上のサーバーブレードを介して実行され得る。任意的に、ネットワークスイッチングエレメントは、一つまたはそれ以上のサーバーブレードを使用して実行され得る。
NIC1915は、インターフェイスプレーン1804を介して複数のブレード1900の間で高速通信を実施するための回路及びロジックを含んでいる。一つの実施例において、NIC1915は、ここにおいて開示された100Gbpsの実施例に対応すする信号及びロジックを実施するように構成されており、100GBASE−KP4ポートおよび関連のリンクトレーニングオペレーティングシステムを実施するための回路及びロジックを含んでいる。100GBASE−KP4をわたるブレード内の通信をさらに促進するために、インターフェイスプレーン1604は、PHY態様の物理媒体を促進するための好適なコネクター、回路、および、ワイヤリング(wiring)を含んでいる(ワイヤリングは図示されていない)。例えば、回路は、図1に示された構成に従って8個のディファレンシャルペアを通じた信号を促進するためのコネクター及びワイヤリングを含んでいる。
一般的に、ここにおいて開示されたリンクトレーニング実施例の態様は、ハードウェア(例えば、エンベッドされたロジック)を介して、または、ハードウェアとソフトウェアの組合せを介して実施され得る。例えば、ネットワークエレメントは、ソフトウェアベースのネットワークスタックを実行しているプロセッサ、および、ここにおいて説明されたオペレーションの態様を実行するためのソフトウェアを介して実施される関連のロジックを含み得る。任意的には、類似のロジックが、NIC、大規模ネットワークインターフェイス、というようなものを介して実施され得る。
ブレードサーバーにおける実施に加えて、電子通信ルーター及びスイッチといった、他のタイプの装置を介して、ここにおける趣旨及び開示が実施され得る。例えば、電子通信スイッチは、バックプレーンに接続された複数のカードを伴なうラックを含んでいる。カードは一般的にブレードに類似しており、バックプレーンはブレードサーバーにおけるインターフェイスプレーンに類似している。従って、カードは、実施される100GBASE−KP4ポートのための回路とロジックを伴なって構成され、バックプレーンは、100GBASE−KP4 PHYの物理媒体態様を促進するためのコネクター、回路、および、ワイヤリングを含み得る。
図20は、ここにおいて開示された実施例に従って、リンクトレーニングと初期化オペレーションを実行するように構成されたネットワークチップ2002を使用するネットワークノードに対する構成2000を示す模式図である。ネットワークチップ2002は、PCSモジュール2006、自動ネゴシエーションモジュール2008、リンクトレーニングモジュール2010、送信器回路2013を含む送信ポート2012、および、受信器回路2015を有する受信ポート2014を含むPHY回路2004を有している。ネットワークチップは、さらに、DMA(Direct Memory Access)インターフェイス2016、ペリフェラルコンポーネントインターコネクトエクスプレス(PCIe)インターフェイス2018、MACモジュール2020、および、リコンシリレーションサブレーヤー(RS)モジュール2022を含んでいる。ネットワークノード2000は、また、一つまたはそれ以上のプロセッサコアを有する中央処理ユニット(CPU)2026を含むシステムオンチップ(SoC)2024を含み、インターコネクト2032を介してメモリーインターフェイス2028とPCIeインターフェイス2030に接続されている。メモリーインターフェイスは、さらに、メモリー2034に接続されているものとして示されている。典型的な構成の下では、ネットワークチップ2002、SoC2024、および、メモリー2034は、回路基板2036上に設置され、または、そうでなければ動作可能に接続される。回路基板は、DMA2016をメモリー2034に接続し、PCIeポート2038においてPCIeインターフェイス2018をPCIeインターフェイス2030に接続している単一直線によって示されているように、これらのコンポーネントが通信で接続するためのワイヤリングトレースを含んでいる。
一つの実施例において、MACモジュール2020は、ここにおいて説明された実施例によって実行されるMACレイヤーオペレーションの態様を実施するように構成されている。同様に、RSモジュール2022は、図9aで示されるといった、ここにおいて説明された実施例によって実行されるリコンシリレーションサブレーヤーオペレーションを実施するように構成されている。
リンクトレーニングモジュール2010は、さらに、トレーニングフレーム2040を含んでいるものとして示されており、ここにおいて開示されたトレーニングフレームの実施例に従って構成されている。自動ネゴシエーションモジュール2008、さらに、ベースページ2042を含んでいるものとして示されている。リンク初期化の最中、自動ネゴシエーションモジュール2008は、リンク速度と性能の自動ネゴシエーションのために実施される。自動ネゴシエーションフォーマットは、ベースページ(例えば、ベースページ2042)から成っている。リンクパートナーと交換したフォーマットされた情報の最初のセットであり、受信ポート2046と送信ポート2048を含むリンクパートナー2044として示されている。一つの実施例において、ノード200とリンクパートナー2044の構成は類似している。一つの実施例において、ベースペジ2042のフォーマットは、IEEE802.3bh Draft3.1において規定されたベースページに従っている。リンクトレーニングモジュール2010は、さらに、ここにおいて開示された実施例の態様に従ってネットワークチップ2002とリンクパートナー2044との間に通信可能に接続されたリンク2050に対する初期化に関するリンクトレーニングオペレーションを実行するように構成されている。
一つの実施例において、ネットワークチップ2002は、100Gbpsイーサネットネットワークインターフェイスコントローラー(NIC)チップを含んでいる。しかしながら、ネットワークチップ2002の回路及びコンポーネントは、SoC、マルチチップモジュール、そして、複数のネットワークインターフェイスのためのサポート(例えば、有線又は無線)を有するNICチップを含む他のタイプのチップ及びコンポーネントにおいても実行され得る。
いくつかの実施例が所定の実施に関して説明されてきたが、いくつかの実施例に従った他の実施も可能である。加えて、図面に示され、及び/又は、ここにおいて説明されたエレメントまたは他の特徴に係る構成及び/又は順序は、図示され、説明された所定のやり方に構成される必要はない。いくつかの実施例に従って、多くの他の構成が可能である。
図示されたそれぞれのシステムにおいて、いくつかのケースにおけるエレメントは、それぞれ同じ参照番号または異なる参照番号を有することができ、表示されたエレメントは異なり、及び/又は、同じであってよい。しかしながら、エレメントは、ここにおいて示され、または、説明されたいくつかの、または、全てのシステムとは異なる実施及び作業を有するよう十分に順応性がある。図示された種々のエレメントは、同一、または、異なるものであってよい。どれを第1のエレメントとして参照し、どれを第2のエレメントと呼ぶかは任意である。
明細書および特許請求の範囲において、用語「結合された(“coupled”)」と「接続された(“connected”)」が、その派生語を伴なって、使用され得る。これらの用語は、お互いに類義語であるとして意図されたものではない。むしろ、所定の実施例において、「接続された」は、2つまたはそれ以上のエレメントがお互いに直接に物理的または電気的に接触していることを示すために使用され得る。「結合された」は、2つまたはそれ以上のエレメントが直接に物理的または電気的に接触していることを意味することができる。しかしながら、「結合された」は、また、2つまたはそれ以上のエレメントがお互いに直接的に接触していないことも意味することもあるが、それでもなお、お互いに協働または相互作用するものである。
実施例は、本発明の実施または例である。明細書における「実施例(“an embodiment”)」、「一つの実施例(“one embodiment”)」、「いくつかの実施例(“some embodiment”)」、および、「他の実施例(“other embodiment”)」への言及は、実施例に関して説明された所定の特徴、構成、または、特性が、少なくともいくつかの本発明に係る実施例に含まれているが、必ずしも全ての実施例に含まれる必要はない、ことを意味している。種々の表現である「実施例」、「一つの実施例」、「いくつかの実施例」、および、「他の実施例」は、必ずしも全て同一の実施例を参照することを要しない。
ここにおいて説明され、図示されたコンポーネント、特徴、構成、特性、等の全てが、所定の実施例に含まれる必要があるということはない。例えば、明細書で、コンポーネント、特徴、構成、または、特性が含まれ「得る(“may”、“might”、“can”、または、“could”)」と記載している場合は、その所定のコンポーネント、特徴、構成、または、特性が含まれることを要しない。明細書または特許請求の範囲が「一つの(“a”or“an”)」エレメントに言及している場合は、そのエレメントが唯一つ存在することを意味するものではない。明細書または特許請求の範囲が「追加の(“an additional”)」エレメントに言及している場合は、追加のエレメントの一つ以上の存在を排除することを意味するものではない。
本発明の図示された実施例に係る上記の説明は、要約に記載されているものを含めて、本発明が、開示されたまさにその形式について網羅的であり、または限定的であることを意図するものではない。一方、ここにおいて説明された本発明の所定の実施例は、説明目的のものであり、本発明の範囲から逸脱することなく種々の均等な変形が可能であることが、当業者であれば理解されよう。
こうした変形は、上記の詳細な説明に照らして本発明に対して成し得るものである。添付の特許請求の範囲において使用される用語は、本発明を明細書及び図面に開示された所定の実施例に限定するものと理解されるべきではない。むしろ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって全体的に決定されるべきものであり、請求項解釈の確立された方策に従って解釈されるべきものである。

Claims (30)

  1. 高速イーサネットリンクに対してリンクトレーニングモードとデータモードとの間の移行を促進するための方法であって:
    第1コンポーネントの送信ポートから、第2コンポーネントの受信ポートにおいて受取られるようにトレーニングフレームも送信するステップであり、前記トレーニングフレームは、物理媒体接続(PMA)フレームロジックを使用して送信され、かつ、トレーニングモードに続くデータモードの最中に送信されるべきPMAフレームと同一の長さを有している、ステップと;
    前記第2コンポーネントの送信ポートから送信されたトレーニングフレームを前記第1コンポーネントの受信ポートにおいて受取るステップであり、受け取られた前記トレーニングフレームは、データ及びカウントダウンデータを受取るための前記第2コンポーネントの前記受信ポートの準備ステータスを特定している受信器準備ステータス表示を含んでいる、ステップと;
    前記リンクトレーニングモードと前記データモードとの間の前記移行を促進するために、前記受信器準備ステータス表示と前記データモードを使用するステップ、とを含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記トレーニングモードから前記データモードへ移行する場合、前記トレーニングフレームの最後に直ちに第1のPMAフレームの開始が続くように前記トレーニングフレームが送付される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記トレーニングフレームは、フレームマーカー領域、コントロールチャネル領域、および、トレーニングパターン領域を含み、かつ、前記受信器準備ステータス表示と前記カウントダウンデータは、前記トレーニングフレームの前記コントロールチャネル領域に含まれる、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記トレーニングフレームの前記コントロールチャネル領域は、係数更新領域、および、その中に前記受信器準備ステータス表示と前記カウントダウンデータが保管されるステータスレポート領域を含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記係数更新領域と前記ステータスレポート領域のそれぞれは、差動マンチェスターエンコーディング(DME)を使用してエンコードされたデータを含み、さらに、前記コントロールチャネル領域と前記ステータスレポート領域のそれぞれは、DCバランスを達成するように選択されたオーバーヘッドビットを含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記トレーニングフレームの前記コントロールチャネル領域は、係数更新領域とステータスレポート領域とを含み、かつ、分離したパリティビットが、前記係数更新領域と前記ステータスレポート領域のそれぞれに対して使用され、DCバランスを達成するように選択される、
    請求項3に記載の方法。
  7. 前記トレーニングフレームと前記PMAフレームは、複数の92ビット終了ブロック(TB92)を含み、348 TB92の長さを有する、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記トレーニングフレームは、8191ビット長を有する3つのサイクルを含み、6523ビット長を有するように切り詰められた4つのサイクルが後に続くトレーニングパターンを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記トレーニングフレームはトレーニングパターンを含み、
    前記方法は、さらに、前記トレーニングパターンの少なくとも一つの領域に対して13ビット疑似ランダムビットシーケンス(PRBS13)ビットパターンを使用している、
    請求項1に記載の方法。
  10. PRBS13の初期状態は、終了プロセス、グレーコーディングプロセス、プリコーディングプロセス、および、4レベルのパルス振幅変調(PAM4)エンコーディングプロセスと供に使用される場合にDCバランスされるPRBS13の初期状態の中から選択され、プリコーダーオペレーションの最終出力が「0」である、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記イーサネットリンクは、4つのレーンを含むマルチレーンリンクを含み、PRBS13初期状態は、結果として生じるPAM4シーケンスがお互いに関して低い相互相関を有すように、それぞれのレーンに対して選択されている、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記イーサネットリンクは、複数のレーンを有する複数レーンのリンクを含み、さらに、複数のレーンそれぞれにわたりトレーニングフレームを送信する、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記イーサネットリンクは、中間プレーンまたはバックプレーンのうち一方におけるワイヤリングを介して実施される物理媒体を含む、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記高速イーサネットリンクは、100ギガバイト毎秒のバンド幅をサポートする、
    請求項1に記載の方法。
  15. 送信ポートと受信ポートを有する高速イーサネットインターフェイスを含む装置であって、前記装置は、動作する場合にオペレーションを実行するように構成されており、前記オペレーションは:
    リンクトレーニングモードの最中に、前記高速イーサネットインターフェイスの送信ポートから、第2装置の受信ポートにおいて受取られるようにトレーニングフレームを送信し、前記トレーニングフレームは、物理媒体接続(PMA)フレームロジックを使用して送信され、かつ、トレーニングモードに続くデータモードの最中に送信されるべきPMAフレームと同一の長さを有しており;
    前記第2装置の送信ポートから送信されたトレーニングフレームを前記高速イーサネットインターフェイスの受信ポートにおいて受取り、受け取られた前記トレーニングフレームは、データ及びカウントダウンデータを受取るための前記第2装置の前記受信ポートの準備ステータスを特定している受信器準備ステータス表示を含んでおり;
    前記リンクトレーニングモードと前記データモードとの間の移行を促進するために、前記受信器準備ステータス表示と前記データモードを使用する、
    ことを特徴とする装置。
  16. 前記トレーニングフレームと前記PMAフレームは、複数の92ビット終了ブロック(TB92)を含み、348 TB92の長さを有する、
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記トレーニングフレームは、8191ビット長を有する3つのサイクルを含み、6523ビット長を有するように切り詰められた4つのサイクルが後に続くトレーニングパターンを含む、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記トレーニングフレームはトレーニングパターンを含み、
    前記装置は、さらに、前記トレーニングパターンの少なくとも一つの領域に対して13ビット疑似ランダムビットシーケンス(PRBS13)ビットパターンを使用している、
    請求項15に記載の装置。
  19. PRBS13の初期状態は、終了プロセス、グレーコーディングプロセス、プリコーディングプロセス、および、4レベルパルス振幅変調(PAM4)エンコーディングプロセスと供に使用される場合にDCバランスされるPRBS13の初期状態の中から選択され、プリコーダーオペレーションの最終出力が「0」である、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記高速イーサネットの送信ポートは、複数のレーンを有する複数レーンのリンクを実施するように構成され、前記イーサネットの送信ポートは、さらに、複数のレーンそれぞれにわたりトレーニングフレームを送信する、
    請求項15に記載の装置。
  21. 前記高速イーサネット送信ポートは、100ギガバイト毎秒のバンド幅をサポートする、
    請求項15に記載の装置。
  22. 前記装置は、さらに、前記第2装置からトレーニングフレームを受取るように構成された高速イーサネット受信ポートを含む、
    請求項15に記載の装置。
  23. 物理的コーディングサブレイヤー(PCS)モジュールと;
    自動ネゴシエーションモジュールと;
    リンクトレーニングモジュールと;
    送信器回路を含む送信ポートと;
    受信器回路を含む受信ポートと;
    媒体アクセス制御(MAC)モジュールと;
    リコンシリレーションサブレーヤー(RS)モジュールと、を含む物理層(PHY)回路を有する装置であって、
    前記装置は、動作する場合にオペレーションを実行するように構成されており、前記オペレーションは:
    リンクトレーニングモードの最中に、高速イーサネットインターフェイスの送信ポートから、第2装置の受信ポートにおいて受取られるようにトレーニングフレームを送信し、前記トレーニングフレームは、物理媒体接続(PMA)フレームロジックを使用して送信され、かつ、トレーニングモードに続くデータモードの最中に送信されるべきPMAフレームと同一の長さを有しており;
    前記第2装置の送信ポートから送信されたトレーニングフレームを前記高速イーサネットインターフェイスの受信ポートにおいて受取り、受け取られた前記トレーニングフレームは、データ及びカウントダウンデータを受取るための前記第2装置の前記受信ポートの準備ステータスを特定している受信器準備ステータス表示を含んでおり;
    前記リンクトレーニングモードと前記データモードとの間の移行を促進するために、前記受信器準備ステータス表示と前記データモードを使用する、
    ことを特徴とする装置。
  24. 前記トレーニングフレームと前記PMAフレームは、複数の92ビット終了ブロック(TB92)を含み、348 TB92の長さを有する、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記トレーニングフレームは、8191ビット長を有する3つのサイクルを含み、6523ビット長を有するように切り詰められた4つのサイクルが後に続くトレーニングパターンを含む、
    請求項24に記載の装置。
  26. 前記送信ポートは、複数のレーンを有する複数レーンのリンクを実施するように構成され、前記送信ポートは、さらに、複数のレーンそれぞれにわたりトレーニングフレームを送信する、
    請求項23に記載の装置。
  27. 前記高速イーサネット送信ポートは、100ギガバイト毎秒のバンド幅をサポートする、
    請求項23に記載の装置。
  28. シャーシと;
    前記シャーシの中にマウントされ、第1と第2中間プレーンコネクター、および、100ビガビット毎秒(Gbps)イーサネットリンクを促進するように構成されたコネクター間に接続されたワイヤリングを有する中間プレーンと;
    前記第1の中間プレーンコネクターに接続された第1ボードコネクターに動作可能に接続された100Gbpsイーサネット送信ポートと受信ポートを含む第1ネットワークインターフェイスコントローラー(NIC)を有する第1ボードと;
    前記第2の中間プレーンコネクターに接続された第2ボードコネクターに動作可能に接続された100Gbpsイーサネット送信ポートと受信ポートを含む第2NICを有する第2ボードと;を含むシステムであって、
    前記第1NICは、前記システムが動作する場合にオペレーションを実行するように構成されており、前記オペレーションは:
    リンクトレーニングモードの最中に、前記第1NICの送信ポートから、前記第2NICの受信ポートに対してトレーニングフレームを送信し、前記トレーニングフレームは、物理媒体接続(PMA)フレームロジックを使用して送信され、かつ、トレーニングモードに続くデータモードの最中に送信されるべきPMAフレームと同一の長さを有しており;
    前記第2NICの送信ポートから送信されたトレーニングフレームを前記第1NICの受信ポートにおいて受取り、受け取られた前記トレーニングフレームは、データ及びカウントダウンデータを受取るための前記第2NICの前記受信ポートの準備ステータスを特定している受信器準備ステータス表示を含んでおり;
    前記リンクトレーニングモードと前記データモードとの間の移行を促進するために、前記受信器準備ステータス表示と前記データモードを使用する、
    ことを特徴とするシステム。
  29. 前記トレーニングフレームと前記PMAフレームは、複数の92ビット終了ブロック(TB92)を含み、348 TB92の長さを有する、
    請求項28に記載のシステム。
  30. 前記トレーニングフレームは、8191ビット長を有する3つのサイクルを含み、6523ビット長を有するように切り詰められた4つのサイクルが後に続くトレーニングパターンを含む、
    請求項29に記載のシステム。
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