JP2014107574A - 番組表生成装置及び番組表生成方法 - Google Patents

番組表生成装置及び番組表生成方法 Download PDF

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【課題】電子番組表の描画データを部分更新する場合にも、応答性よく電子番組表を表示できるようにすることを目的とする。
【解決手段】表示情報を示す画像を、素材データ150を用いて構成するための図形描画定義及び図形描画定義で用いられている素材データ150のビデオメモリ114における格納位置を示す素材データ参照情報を含む番組表個別データを番組毎に生成して、番組のチャンネル及び放送時間に応じて、ビデオメモリ114において予め定められた領域に記憶する番組表個別データ生成部110と、番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置を示す番組表表示リストを生成する番組表表示リスト生成部111と、番組表個別データ及び番組表表示リストに基づいて、素材データ150を用いて番組毎の画像を描画及び配置することで、番組表画面の画面データを生成する描画部115とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組表生成装置及び番組表生成方法に関する。
デジタル放送では、各放送局が番組データを放送波に乗せて送ることができるため、受信装置は、電子番組ガイドとして、各放送局の番組表をテレビの画面等に表示する機能を有するのが一般的である。
電子番組ガイドでは、電子番組表の表示の他、選局されている番組タイトル及び放送時間の表示、出演者及び番組内容の表示、並びに、番組の予約等を行うことができる。特に、電子番組表は、所望の時間帯における複数の放送局の番組情報を表示することができ、放送スケジュールの確認や番組の検索に役立つ。
電子番組表の更新処理によって、ユーザによる電子番組表の操作が妨げられないようにする技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている電子番組表作成装置は、ユーザが電子番組表の操作を連続して行っているときには、電子番組表の更新処理を実行しないように構成されている。このため、特許文献1に開示されている技術によれば、電子番組表の更新処理によってユーザの操作が一時的に妨げられることがなく、操作性の向上を図ることができる。
特開2007−28076号公報(段落0019、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ユーザによる電子番組表の操作中に放送の終了した番組があると、表示中の電子番組表の内容が現在放送している番組の内容と異なる可能性がある。
また、電子番組表で表示する時間帯又は放送局を変更する場合には、キー操作等により表示内容をスクロールさせることが一般的に行われている。しかしながら、電子番組表は、表示する情報量が多いため、表示画面の切り替え時に切り替え先の画面データを一から生成すると、多くの時間を要する。従って、例えば、ユーザが誤ってキー操作を行い、表示画面が切り替わってから再度キー操作をやり直した場合等には、ユーザは、表示応答に対して大きなストレスを感じる。
また、番組情報は、放送時間の延長や緊急番組等によって変更されることがある。その場合、変更前後で、表示する情報の文字数が変わるだけでなく、番組数が増減することがある。このため、番組表画面を番組毎の個別データを組み合わせて表示する場合、個別データの再作成が繰り返し発生すると、展開するメモリ上に使用できない領域が点在し、最終的には更新処理ができなくなる可能性がある。
そこで、本発明は、電子番組表の描画データを部分更新する場合にも、応答性よく電子番組表を表示できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る番組表生成装置は、画像を描画するためのベクトルデータである素材データを格納するビデオメモリと、番組表に表示する表示情報を番組毎に含む番組データ生成情報を記憶する番組情報記憶部と、前記表示情報を示す画像を、前記素材データを用いて構成するための図形描画定義、及び、当該図形描画定義で用いられている素材データの前記ビデオメモリにおける格納位置を示す素材データ参照情報、を含む番組表個別データを番組毎に生成し、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶する番組表個別データ生成部と、前記番組表個別データ毎に、前記番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置を示す番組表表示リストを生成する番組表表示リスト生成部と、前記番組表個別データに基づいて、前記素材データを用いて番組毎の画像を描画し、前記番組表表示リストに基づいて、当該描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成する描画部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、電子番組表の描画データを部分更新する場合にも、応答性よく電子番組表を表示することができる。
番組表生成装置の概略構成を示すブロック図である。 素材データ展開テーブルの一例を示す概略図である。 フォントテーブルの一例を示す概略図である。 番組表関連情報の一例を示す概略図である。 番組表個別データの一例を示す概略図である。 番組表表示リストのデータ構造の一例を示す概略図である。 番組表の一例を示す概略図である。 番組表における画面表示領域の一例を示す概略図である。 ビデオメモリの構造の一例を示す概略図である。 番組表生成装置の初期処理を概略的に示すフローチャートである。 番組表生成装置において、番組情報が更新された際の処理を概略的に示すフローチャートである。 番組表生成装置において、ユーザ操作が行われた際の処理を概略的に示すフローチャートである。 番組表個別データのメモリ展開時の構造の一例を示す概略図である。 番組変更時の番組表の一例を示す概略図である。 番組変更時の番組表個別データのメモリ展開時の構造の一例を示す概略図である。 番組表個別データ領域の構造の一例を示す概略図である。 番組変更時の番組表個別データ格納領域の状態遷移の一例を示す概略図である。
図1は、実施の形態に係る番組表生成装置100の概略構成を示すブロック図である。番組表生成装置100は、受信処理部101と、番組情報受付部102と、操作受付部103と、ベクトルデータ管理情報記憶部104と、番組情報記憶部105と、データ記憶部106と、基礎データ記憶部107と、制御部108と、計時部113と、ビデオメモリ114と、描画部115と、表示部116とを備える。なお、受信処理部101及び番組情報受付部102により、番組情報取得部が構成される。
受信処理部101は、図示しないアンテナで受信された電波よりデジタル信号としてのTS(Transport Stream)を生成し、このTSから、番組配列情報であるSI(Service Information)を分離する。そして、受信処理部101は、分離されたSIを番組情報受付部102に与える。ここで、例えば、受信処理部101が生成するTSは、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)のTSである。
番組情報受付部102は、SIから、番組表を構成するために必要な番組情報を取得する。番組情報は、放送される番組に関連する情報を含むものである。そして、番組情報受付部102は、取得された番組情報を制御部108に与える。ここで、本実施の形態においては、番組情報は、TOT(Time Offset Table)、EIT_p/f(Event Information Table_present/following)及びEIT_s(Event Information Table_schedule)を少なくとも含む。TOTは、現在の時刻及び日付に関する情報と、サマータイム実施時のオフセット時間とを示す情報とを含む。EIT_p/fは、番組名、放送日時及び番組内容等の番組に関する情報が記載されているEIT(Event Information Table)のうちの、現在番組(present)及び次番組(following)を示す情報を含む。また、EIT_sは、EITのうちの、スケジュール情報であり、例えば、8日分の番組のスケジュールを含む。
操作受付部103は、ユーザからの操作の入力を受け付ける。例えば、操作受付部103は、キー入力デバイス(キーボード、タッチパネル及びリモートコントローラ等)、ポインティングデバイス(マウス等)、又は、外部機器との通信機能を有するインターフェースにより実現することができる。そして、操作受付部103は、入力を受け付けた、ユーザからの操作内容を制御部108へ通知する。
ベクトルデータ管理情報記憶部104は、素材となるベクトルデータと、素材となるベクトルデータをビデオメモリ114に展開したときのビデオメモリ114上のアドレスとの関係を示す素材データ展開テーブル120、及び、素材データがフォントデータであった場合に、フォントデータにおける文字コードと、文字コードのグリフデータが格納されているフォントデータ上のアドレスとの関係を示すフォントテーブル130、を記憶する。
図2は、素材データ展開テーブル120の一例を示す概略図である。図示するように、素材データ展開テーブル120は、素材種別欄120aと、登録名欄120bと、展開アドレス欄120cとを有する。
素材種別欄120cは、ベクトルデータである素材データ150が、フォントデータであるか、それ以外のパスデータであるかを示す素材識別情報である素材種別を格納する。
登録名欄120bは、ビデオメモリ114に展開される素材データ150の固有のインデックスである登録名を格納する。
展開アドレス欄120cは、登録名欄120bで特定される素材データ150をビデオメモリ114に展開したアドレスである展開アドレスを格納する。
後述する番組表個別データ160を生成する際には、上述したインデックスにより、描画に用いるベクトルデータ(素材データ150)のビデオメモリ114上のアドレスを特定する。
図2の例では、素材Aは、素材種別がフォントデータあり、そのベクトルデータは、「Font_001」というインデックスで登録され、ビデオメモリ114上のアドレス「0x06000000」以降に展開されていることが示されている。また、素材Bは、素材種別がパスデータであり、そのベクトルデータは、「Path_001」というインデックスで登録され、ビデオメモリ114上のアドレス「0x07000000」以降に展開されていることが示されている。
図3は、フォントテーブル130の一例を示す概略図である。図示するように、フォントテーブル130は、フォントID欄130aと、文字コード欄130bと、参照アドレス欄130cと、サイズ欄130dとを有する。
フォントID欄130aは、フォントデータを識別するためのフォント識別情報であるフォントIDを格納する。フォントIDは、素材データ展開テーブル120に登録されているフォントデータのインデックス(登録名)に含まれる3桁の数字を示す。
文字コード欄130bは、フォントID欄130aで特定されるフォントデータに含まれる文字を識別する為の文字識別情報である文字コードを格納する。
参照アドレス欄130cは、文字コード欄130bで特定される文字コードで示される文字のグリフデータが格納されているフォントデータ上のアドレスを示す参照アドレスを格納する。
サイズ欄130dは、文字コード欄130bで特定される文字コードで示される文字のグリフデータのデータサイズを格納する。
図3の例では、フォントID「003」で特定されるフォントデータ「Font_003」に含まれる、文字コードが「304A」である、ひらがな「お」は、フォントデータ上のアドレス「0x000F4E20」にグリフデータが存在し、そのサイズは「518」バイトであることが示されている。同様に、文字コードが「304C」である、ひらがな「が」は、フォントデータ上のアドレス「0x000F51B0」にグリフデータが存在し、そのサイズは「462」バイトであることが示されている。
図1の説明に戻り、番組情報記憶部105は、番組情報受付部102から与えられた最新の番組情報、及び、番組毎の番組表個別データ160の生成の有無、を示す番組データ生成情報と、番組表の表示基準位置とを含む番組表関連情報140を記憶する。図4は、番組表関連情報140の一例を示す概略図である。図示するように、番組表関連情報140は、番組IDと、放送局IDと、放送局名と、開始時刻と、終了時刻と、ジャンルと、タイトルと、番組概要と、データアドレスとを含む番組データ生成情報、及び、放送局IDと、時刻とを含む表示基準位置、を含む。
番組IDは、番組毎に割り当てられるインデックスである。
放送局IDは、番組IDで特定される番組を放送する放送局に割り当てられているインデックスである。
放送局名は、番組IDで特定される番組を放送する放送局の名前である。
開始時刻は、番組IDで特定される番組の放送開始時刻である。
終了時刻は、番組IDで特定される番組の放送終了時刻である。
ここで、開始時刻及び終了時刻により、番組IDで特定される番組の放送時間が特定される。
ジャンルは、番組IDで特定される番組の、例えば、映画、スポーツ及びニュースといったカテゴリーを示すカテゴリー情報である。
タイトルは、番組IDで特定される番組の番組名である。
番組概要は、番組IDで特定される番組の番組内容を示す情報である。番組概要には、番組IDで特定される番組の出演者名等が含まれる。
番組情報受付部102から与えられた番組情報から、以上に記載された番組IDから番組概要までの情報が抽出され、番組毎に、番組データ生成情報に格納される。なお、番組表には、例えば、タイトル及び番組概要が表示されるため、タイトル及び番組概要が表示情報となる。
データアドレスは、番組IDで特定される番組に対応した後述する番組表個別データ160をビデオメモリ114に記憶した際の、ビデオメモリ114上のアドレスを示す。
表示基準位置は、番組表を表示する基準となる放送局及び時刻を示す。例えば、表示基準位置は、番組表の内、実際に表示される画面表示領域における左上の表示開始位置を示す情報である。ここで、本実施の形態においては、放送局ID及び時刻により、画面表示領域の表示開始位置が示される。
図1の説明に戻り、データ記憶部106は、番組表画面の画面データを構成するパーツの画像を生成するための複数の素材データ150を記憶する。例えば、素材データ150は、ベクタ化されたデータであり、ベクタ化された、アイコンデータ及びロゴマーク用のグラフィックスデータ、並びに、ベクトル化されたフォントデータ(アウトラインフォントデータ)を含む。なお、グラフィックスデータ及びフォントデータについては、それぞれにおいて一意となる3桁の数字によるデータ識別情報が割り振られているものとする。
基礎データ記憶部107は、番組表の画面を構成する1番組毎の画像を生成する際の生成ルールを示す生成ルール情報を記憶する。生成ルール情報には、例えば、1番組毎の画像におけるジャンル毎の背景色を特定する情報、番組表で使用される文字のフォントID及び文字サイズを特定する情報、表示基準位置で示される放送局IDに対応したチャンネルの配置を特定する情報、及び、画面表示領域の基準位置(例えば、x=260ピクセル、y=260ピクセル)を示す基準位置情報等が含まれる。また、基礎データ記憶部107は、1番組毎の画像を生成する際の1放送局あたりの幅、1時間あたりの高さを示す表示パラメータ、及び、後述する番組データをビデオメモリ114に記憶する際の予め定められた時間当たりのメモリサイズ(例えば、1分当たり128バイト)を記憶する。さらに、基礎データ記憶部107は、放送局IDと、この放送局IDで特定される放送局が使用するチャンネルとを対応付けたチャンネル情報も記憶する。
制御部108は、番組表生成装置100での処理を統括的に制御する。例えば、制御部108は、番組表画面の画面データを構成するための番組表個別データ及び表示リストを生成し、この表示リストを更新する処理を行う。ここで、制御部108は、番組表制御部109と、番組表個別データ生成部110と、番組表表示リスト生成部111と、番組表表示リスト更新部112とを含む。
番組表制御部109は、番組表の表示処理の全体を制御する。例えば、番組表制御部109は、描画部115に表示指示を通知することで、表示部116に番組表画面を表示させる。また、番組表制御部109は、描画部115に表示の切り替え指示を通知することで、表示部116に表示される画面を切り替える。さらに、番組表制御部109は、操作受付部103が入力を受け付けた操作内容に対応する処理を行う。
番組表個別データ生成部110は、番組情報記憶部105に記憶される番組表関連情報140と、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶されている素材データ展開テーブル120に格納されている、素材データ150のビデオメモリ114上のアドレス情報とを用いて、1番組毎の番組表個別データ160を生成する。また、番組表個別データ生成部110は、生成された番組表個別データ160を後述するビデオメモリ114の番組表個別データ領域114e(図9参照)に記憶させる。
図5は、番組表個別データ160の一例を示す概略図である。図示するように、番組表個別データ160は、第1ヘッダ情報160aと、第2ヘッダ情報160bと、図形描画定義160cと、素材データ参照テーブル160dとを有する。
第1ヘッダ情報160aは、番組表個別データ160の先頭から素材データ参照テーブル160dの先頭までのオフセットアドレスを示している。
第2ヘッダ情報160bは、番組表個別データ160の先頭から、後述するビデオメモリ114のベクトルデータ領域114f(図9参照)の先頭までのオフセットアドレスを示している。
図形描画定義160cは、番組表個別データ160を構成する素材データ150を用いて、番組毎の画像を描画するための描画定義を示している。例えば、図形描画定義160cは、配置情報、ID情報、深度情報、変換行列情報及びフレーム終了情報を有する。配置情報は、素材データ150の配置、更新又は削除を定義している。ID情報は、対象となる素材データ150をインデックスで定義している。例えば、「ID=0」は、素材データ参照テーブル160dの先頭アドレスに格納されている素材データ150を示す。深度情報は、ID情報で定義される素材データ150で描画される画像を配置する際の重なり順序を定義している。変換行列情報は、ID情報で定義される素材データ150で描画される画像の配置時又は更新時の平行移動、拡大、縮小、回転及び色指定を定義している。フレーム終了情報は、フレームの切り替えを定義している。
また、素材データ参照テーブル160dは、図形描画定義160cで使用される素材データ150のインデックス毎に、ビデオメモリ114におけるベクトルデータ領域114f(図9参照)の先頭から対象となる素材データ150の先頭までのオフセットアドレスを示している。素材データ参照テーブル160dには、インデックス「0」(ID=0)から順に、オフセットアドレスが配置される。
図5の例では、素材データ参照テーブル160dは、番組表個別データ160の先頭から、第1ヘッダ情報160aで示される「0x00000140」のアドレスに位置する。また、ビデオメモリ114のベクトルデータ領域114fは、番組表個別データ160の先頭から、第2ヘッダ情報160bで示される「0x04000000」のアドレスに位置することが示されている。また、番組表個別データ160は、複数の素材データ150で構成され、ID=1の素材データ150は、ビデオメモリ114のベクトルデータ領域114fの先頭から、素材データ参照テーブル160dにおいて2番目に記述されている「0x00344E20」のアドレスに記憶されていることが示されている。さらに、ID=2の素材データ150は、ベクトルデータ領域114fの先頭から、素材データ参照テーブル160dにおいて3番目に記述されている「0x00348086」のアドレスに記憶されており、また、ID=2の素材データ150の画像は、ID=1の素材データ150の画像から、X方向に30ピクセル平行移動した位置に描画されることが示されている。
図1の説明に戻り、番組表表示リスト生成部111は、番組表個別データ生成部110で生成された番組表個別データ160を用いて描画される画像の配置位置及び表示位置を示す番組表表示リスト170を生成し、この番組表表示リスト170をビデオメモリ114に記憶する。
図6は、番組表表示リスト170のデータ構造の一例を示す概略図である。図示するように、番組表表示リスト170は、番組表個別データ160に基づいて描画される画像を組合せて、番組表画面を構成するための構成定義を、番組表個別データ160毎に定義している。番組表表示リスト170は、PL1と、PL2と、PL3と、PL4との4つのパラメータを有する。
PL1のパラメータは、対応する番組表個別データ160が記憶されているビデオメモリ114上のアドレスを示す。
PL2のパラメータは、対応する番組表個別データ160を番組表画面に表示する際の表示有効領域である画面表示領域の基準座標を示す。
PL3のパラメータは、対応する番組表個別データ160を番組表画面に表示する際の画面表示領域の幅及び高さを示す。
PL4のパラメータは、対応する番組表個別データ160の画像を描画する際の基準座標を示す。ここで、番組表表示リスト170は、表示基準位置で示される放送局ID及び時刻で放送される番組の画像が、画面表示領域の基準座標に表示されるように、各番組表個別データ160のPL4の値を特定する。
図7は、図6の番組表表示リスト170に基づく番組表180の一例を示す概略図である。図示するように、番組表180は、番組表個別データ160に基づいて描画される1番組分の画像が、横方向に放送局9チャネル分、縦方向に9時間分組み合わせることにより構成されている。
図8は、図6の番組表表示リスト170に基づく番組表180における画面表示領域180aの一例を示す概略図である。図示するように、番組表個別データ160及び番組表表示リスト170に基づいて構成される、横方向9チャネル分、縦方向9時間分の番組表180において、描画部115が描画を行うのは、横方向7チャネル分、縦方向6時間分の画面表示領域180aとなる。言い換えると、画面表示領域180aが、表示部116に表示される番組表画面となる。
図6の例では、1行目に定義されている番組表個別データ#0002は、PL1のパラメータよりビデオメモリ114のアドレス「0x02400000」に記憶されており、PL2とPL3のパラメータより、番組表画面として表示される画面表示領域180aは、基準座標が(X,Y)=(260,260)であり、(幅,高さ)=(1400,960)である。また、PL4のパラメータより、番組表個別データ#0002に基づいて画像を配置する基準座標は(X,Y)=(60,20)である。したがって、番組表個別データ#0002に基づく1つの番組の画像は、画面表示領域180aに含まれないため、描画部115は、番組表個別データ#0002に基づく描画を行わない。
同様に、4行目に定義されている番組表個別データ#0102は、PL1のパラメータよりビデオメモリ114のアドレス「0x02402200」に記憶されており、PL2とPL3のパラメータより、番組表画面として表示される画面表示領域180aは、基準座標が(X,Y)=(260,260)であり、(幅,高さ)=(1400,960)である。また、PL4のパラメータより、番組表個別データ#0102に基づいて画像を配置する基準座標は(X,Y)=(260,20)であり、画面表示領域180aに含まれない。このため、描画部115は、番組表個別データ#0102に基づく描画を行わない。
一方、5行目に定義されている番組表個別データ#0103は、PL1のパラメータよりビデオメモリ114のアドレス「0x02402600」に記憶されており、PL2とPL3のパラメータより、番組表画面として表示される画面表示領域180aは、基準座標が(X,Y)=(260,260)であり、(幅,高さ)=(1400,960)である。また、PL4のパラメータより、番組表個別データ#0103に基づいて画像を配置する基準座標は(X,Y)=(260,180)である。このため、描画部115は、番組表個別データ#0103に基づく描画を行うが、番組表画面として表示されるのは、縦方向で2等分した下側(時間10:30から11:00)だけである。
同様に、6行目に定義されている番組表個別データ#0104は、PL1のパラメータよりビデオメモリ114のアドレス「0x02402A00」に記憶されており、PL2とPL3のパラメータより、番組表画面として表示される画面表示領域180aは、基準座標が(X,Y)=(260,260)であり、(幅,高さ)=(1400,960)である。また、PL4のパラメータより、番組表個別データ#0104に基づいて画像を配置する基準座標は(X,Y)=(260,340)である。このため、描画部115は、番組表個別データ#0103に基づく描画を行い、描画された画像の全体が番組表画面として表示される。
図1の説明に戻り、番組表表示リスト更新部112は、操作受付部103からの操作内容に基づいて、ビデオメモリ114上に記憶されている番組表表示リスト170のパラメータを更新する。
計時部113は、時刻を計測する。本実施の形態においては、計時部113で計測されている時刻を現在時刻とする。
ビデオメモリ114は、素材データ150であるベクトルデータ、番組表個別データ生成部110で生成された番組表個別データ160、及び、番組表表示リスト生成部111で生成された番組表表示リスト170等を記憶する。
図9は、ビデオメモリ114の構造の一例を示す概略図である。図示するように、ビデオメモリ114は、フレームバッファ第1領域114aと、フレームバッファ第2領域114bと、番組表表示リスト第1領域114cと、番組表表示リスト第2領域114dと、番組表個別データ領域114eと、ベクトルデータ領域114fとを備える。
フレームバッファ第1領域114a及びフレームバッファ第2領域114bは、描画部115で描画された番組表画面のフレームデータを格納する。ここで、フレームバッファ第1領域114a及びフレームバッファ第2領域114bは、フレームデータを交互に格納する。例えば、フレームバッファ第1領域114aが、現在表示中の番組表画面のフレームデータを格納している場合、フレームバッファ第2領域114bは、次に表示される番組表画面のフレームデータを格納する。
番組表表示リスト第1領域114c及び番組表表示リスト第2領域114dは、番組表表示リスト生成部111で生成された番組表表示リスト170を格納する。ここで、番組表表示リスト第1領域114c及び番組表表示リスト第2領域114dも、番組表表示リスト170を交互に格納する。例えば、番組表表示リスト第1領域114cが、現在表示中の番組表画面に対応する番組表表示リスト170を格納している場合、番組表表示リスト第2領域114dは、番組表表示リスト更新部112で更新された番組表表示リスト170を格納する。
番組表個別データ領域114eは、番組表個別データ生成部110で生成された番組表個別データ160を、その番組表個別データ160により表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、ビデオメモリ114において予め割り当てられた領域に格納する。言い換えると、番組表個別データ領域114eは、チャンネル及び放送時間に応じて、データを格納するアドレスが予め定められており、このアドレスにそのチャンネル及び放送時間で放送される番組の番組表個別データ160が格納される。
ベクトルデータ領域114fは、データ記憶部106に記憶されている素材データ150を格納する。
図1の説明に戻り、描画部115は、ベクタ形式のデータを処理するグラフィックスエンジンであり、制御部108からの指示を受けて動作する。例えば、描画部115は、制御部108の番組表制御部109から表示指示又は切替指示を受けたときに、番組表制御部109から指定されたビデオメモリ114に記憶されている番組表表示リスト170に基づいて、ビデオメモリ114に記憶されている番組表個別データ160で定義されたベクトルデータをデコードして画像を描画して、この画像を組み合わせることにより、番組表画面の画面データを生成する。そして、描画部115は、生成した画面データを表示部116に与える。
表示部116は、描画部115から得られた画面データに基づいて、画面を表示する。
制御部108、ベクトルデータ管理情報記憶部104、番組情報記憶部105、基礎データ記憶部107及び描画部115は、例えば、CPU等のマイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、タイマー回路、入出力インターフェース及び専用処理ユニットを含む集積回路で構成することができる。また、制御部108、ベクトルデータ管理情報記憶部104、番組情報記憶部105、基礎データ記憶部107及び描画部115の全部又は一部の機能は、ハードウェアで実現されてもよいし、あるいは、所定のコンピュータプログラムを実行するマイクロプロセッサにより実現されてもよい。さらに、制御部108、ベクトルデータ管理情報記憶部104、番組情報記憶部105、基礎データ記憶部107及び描画部115の全部又は一部の機能がコンピュータプログラム(実行形式のファイルを含む)で実現される場合、マイクロプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体からコンピュータプログラム又はこれに相当する実行形式のファイルをロードし実行することにより当該機能を実現することができる。また、データ記憶部106は、不揮発性メモリ、HDD(ハードディスクドライブ)又は光ディスクを備えた読書装置等の記憶装置を用いて実現することができる。
以下、上記構成を有する番組表生成装置100の動作について説明する。
図10は、番組表生成装置100の初期処理を概略的に示すフローチャートである。番組表生成装置100の制御部108は、例えば、起動時等に図10のフローを開始する。
まず、番組表制御部109は、データ記憶部106に記憶される素材データ150を読み込む(S10)。
そして、番組表制御部109は、読み込んだ素材データ150の素材種別を判定する(S11)。番組表制御部109は、判定した結果がフォントデータであった場合には、ステップS12の処理に進み、判定した結果がフォントデータでなかった場合には、ステップS14の処理に進む。ここで、番組表制御部109は、ファイルの拡張子により判定を行ってもよい。また、素材データ150が、素材種別毎にフォルダ分けされてデータ記憶部106に記憶されていてもよい。
ステップS12では、番組表制御部109は、フォントデータに割り振られているデータ識別情報によりフォントIDを生成し、また、フォントデータである素材データ150を参照して、各文字コードに対応するグリフデータのフォントデータ上のアドレスとサイズとを取得し、それぞれを対応する欄に格納することにより、フォントテーブル130(図3参照)を生成する。
次に、番組表制御部109は、ステップS12で生成したフォントテーブル130をベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶させる(S13)。
ステップS14では、番組表制御部109は、ステップS10で読み込んだ素材データ150をビデオメモリ114のベクトルデータ領域114f(図9参照)に書込む。
次に、番組表制御部109は、ビデオメモリ114に書き込んだ素材データ150の情報を、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶される素材データ展開テーブル120に格納することにより、素材データ展開テーブル120を更新する(S15)。例えば、番組表制御部109は、ステップS10で読み込んだ素材データ150の内、ステップS11でフォントデータと判断されたものについては、素材種別として「01」を割り当て、登録名として、予め素材データ150に割り振られているデータ識別子の先頭に「Font_」を追加することにより登録名(インデックス)を生成する。一方、番組表制御部109は、ステップS10で読み込んだ素材データ150の内、ステップS11でフォントデータ以外であると判断されたものについては、素材種別として「02」を割り当て、登録名として、予め素材データ150に割り振られているデータ識別子の先頭に「Path_」を追加することにより登録名(インデックス)を生成する。そして、番組表制御部109は、これらの情報と、それぞれの素材データ150をビデオメモリ114に格納したアドレスとを素材データ展開テーブル120の対応する欄に格納する。
図11は、番組表生成装置100において、番組情報が更新された際の処理を概略的に示すフローチャートである。制御部108は、番組情報受付部102から番組情報を受け取ったときに、図11のフローを開始する。
まず、番組表制御部109は、番組情報受付部102より通知された番組情報の内容と、番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140の番組データ生成情報の内容とを比較し、終了した番組、追加された番組及び変更のあった番組等の更新情報を抽出する(S20)。
次に、番組表制御部109は、更新情報の内容を番組表関連情報140の番組データ生成情報に反映する(S21)。ここで、追加された番組及び変更のあった番組については、番組データ生成情報の要素であるデータアドレスを「0xFFFFFFFF」に変更して初期化する。
図12は、番組表生成装置100において、ユーザ操作が行われた際の処理を概略的に示すフローチャートである。制御部108は、操作受付部103から操作内容を受け取ったときに、図12のフローチャートを開始する。
まず、制御部108の番組表制御部109は、操作受付部103より通知された、ユーザの操作内容を特定する(S30)。そして、番組表制御部109は、特定された操作内容が番組表の表示開始を示す場合には、ステップS31の処理に進み、特定された操作内容がスクロール操作等、番組表の表示内容の更新を示す場合には、ステップS37の処理に進み、特定された操作内容が番組表の表示終了を示す場合には、ステップS44の処理に進む。
ステップS31では、番組表制御部109は、番組表を表示する際の表示基準位置を番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140から読み取る。そして、番組表制御部109は、読み取られた表示基準位置に含まれている時刻が、計時部113で計測されている現在時刻よりも前の時刻であった場合は、表示基準位置に含まれている時刻を現在時刻に更新する。例えば、読み取られた表示基準位置の放送局IDが「CH01」で、その時刻が「8月7日13時30分」であり、計測されている現在時刻が「8月8日10時23分」であった場合は、番組表制御部109は、表示基準位置の時刻を「8月8日10時30分」に更新し、現在放送されている番組が表示基準位置となるようする。以上のようにして、番組表制御部109は、番組表を表示する際の表示基準位置を特定する。
次に、番組表個別データ生成部110は、ステップS31で特定された表示基準位置に基づいて、番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140より、対象となる番組を特定し、特定された番組の番組データ生成情報に基づいて番組表個別データ160を生成する(S32)。例えば、特定された表示基準位置の放送局IDが「CH01」、その時刻が「8月8日10時30分」であり、1画面に表示される放送局数が「7局」、1画面に表示される時間が「6時間」であった場合、「CH00」から「CH08」の放送局における、「8月8日9時30分」から「8月8日17時30分」までに該当する番組が、番組表個別データ160を生成する対象となる。言い換えると、表示基準位置の放送局IDで示されるチャンネルの前後の所定の範囲にあるチャンネルにおいて、表示基準位置の時刻の前後の所定の時間に放送される番組が、番組表個別データ160の生成対象となる。
番組表個別データ生成部110は、対象となる番組の番組表個別データ160を、基礎データ記憶部107に記憶されている表示パラメータである、1放送局あたりの幅、及び、1時間あたりの高さと、番組表関連情報140に含まれている番組データ生成情報の開始時刻及び終了時刻とにより、番組の表示領域を求める。次に、番組表個別データ生成部110は、基礎データ記憶部107に記憶されている生成ルール情報を参照して、番組データ生成情報のジャンルに応じて、表示領域の背景色を特定する。さらに、番組表個別データ生成部110は、基礎データ記憶部107に記憶されている生成ルール情報を参照して、タイトル及び番組概要を記述する際のフォントを特定する。そして、番組表個別データ生成部110は、背景、タイトル、並びに、番組概要について、特定された、表示領域、背景色及びフォントに応じて、1文字又は1グラフィックスデータ毎に、図形描画定義160cを作成する。さらに、番組表個別データ生成部110は、ビデオメモリ114のベクトルデータ領域114fにおける、該当する素材データ150のアドレスを、ベクトルデータ管理情報記憶部104の素材データ展開テーブル120及びフォントテーブル130より特定し、素材データ参照テーブル160dを作成する。
具体的には、番組表個別データ生成部110は、図形定義にID=0及び深度=0として、矩形データを配置して、番組の表示領域に応じたサイズ及び番組のジャンルに応じた背景色となるように、行列変換で縦横の拡大及び縮小の指定、並びに、色指定を行う。そして、素材データ参照テーブル160dに、矩形データが記憶されるビデオメモリ114上のベクトル領域114fの先頭からのオフセットアドレスを格納する。
次に、番組表個別データ生成部110は、タイトルの先頭がフォントID=003の文字「お」であった場合、図形描画定義にID=1、深度=1として、フォントID=003の文字「お」を配置する。
そして、番組表個別データ生成部110は、フォントID=003の文字「お」が記憶されるビデオメモリ114上のベクトルデータ領域114fの先頭からのオフセットアドレスを算出して、算出されたオフセットアドレスを素材データ参照テーブル160dに格納する。例えば、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶されている素材データ展開テーブル120より、フォントID=003(Font_003)のフォントデータは、ビデオメモリ114上の「0x06250000」に展開されていることがわかる。また、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶されているフォントテーブル130より、フォントID=003の文字「お」は、フォントデータ上のアドレス「0x000F4E20」に存在することがわかる。このため、番組表個別データ生成部110は、ビデオメモリ114上のフォントデータのアドレス「0x06250000」に、フォントデータ上の「お」のアドレス「0x000F4E20」を加算することにより、「お」のビデオメモリ114上のアドレス「0x06344E20」を算出する。これにより、ベクトルデータ領域114fの先頭アドレス「0x06000000」からのオフセットアドレスは、「0x00344E20」となる。
同様に、タイトルの次のデータがフォントID=003の文字「は」であった場合、図形描画定義にID=2、深度=2として、フォントID=003の文字「は」を、X方向に30ピクセルずらして配置する。
そして、番組表個別データ生成部110は、フォントID=003の文字「は」が記憶されるビデオメモリ114上のベクトルデータ領域114fの先頭からのオフセットアドレスを算出して、算出されたオフセットアドレスを素材データ参照テーブル160dに格納する。例えば、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶されている素材データ展開テーブル120より、フォントID=003(Font_003)のフォントデータは、ビデオメモリ114上の「0x06250000」に展開されていることがわかる。また、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶されているフォントテーブル130より、フォントID=003の文字「は」は、フォントデータ上のアドレス「0x000F8086」に存在することがわかる。このため、番組表個別データ生成部110は、「0x06250000」に「0x000F8086」を加算することにより、「は」のビデオメモリ114上のアドレス「0x06348086」を算出する。これにより、ベクトルデータ領域114fの先頭アドレス「0x06000000」からのオフセットアドレスは「0x00348086」となる。
なお、番組表個別データ160の第2ヘッダ情報160bは、番組表個別データ160を記憶するビデオメモリ114の番組表個別データ領域114eにおけるアドレスが「0x02000000」であった場合、ベクトルデータ領域114fの先頭アドレス「0x06000000」までの差分となるため、「0x04000000」となる。
ここで、番組表個別データ160は、番組表個別データ領域114eにおいて、チャンネル毎に時間軸で定義されたメモリ空間における開始時刻に該当するアドレス以降に格納される。図13は、チャンネル「CH00」の番組表個別データが、番組表個別データ領域114eの1チャンネル目であった場合における、メモリ構造の一例を示す概略図である。
図13に示されているように、番組表個別データ領域114eにおいては、基礎データ記憶部107に記憶されている1分当たりのメモリサイズ(ここでは、128バイト)に基づいて、「00:00」から「26:00」までに対応する「CH00」の番組表個別データ160を格納する領域として、番組表個別データ領域114eの先頭アドレス「0x02000000」から「0x02030C00」までが割り当てられている。例えば、「CH00」において「01:00」から開始される番組の番組表個別データ160は、先頭アドレス「0x02000000」から7680バイト(=128バイト×60分)分シフトした、アドレス「0x02001E00」から格納される。また、番組ID0002の番組表個別データ160は、開始時刻が「09:00」であるため、先頭アドレス「0x02000000」から69120バイト(=128バイト×60分×9時間)分シフトした、アドレス「0x02010E00」から格納される。このため、番組ID0002の番組表個別データ160の第2ヘッダ情報160bは、「0x06000000」までの差分である「0x03FEF200」となる。
同様に、番組ID0005の番組表個別データ160は、開始時刻が「12:00」であるため、先頭アドレス「0x02000000」から92160バイト(=128バイト×60分×12時間)分シフトした、アドレス「0x02016800」から格納される。このため、番組ID0005の番組表個別データ160の第2ヘッダ情報160bは、「0x06000000」までの差分である「0x03FE9800」となる。
図13に示されているように、チャンネル及び時間軸で定義されたメモリ空間に番組表個別データ160が格納されるため、番組表個別データ160の作り直しが発生した場合においても、ビデオメモリ114上に使用できない領域が点在することを避けることができる。例えば、図7に示されている番組表180における、チャンネル「CH00」の「12:00」から「16:00」までの番組、具体的には、番組ID0005、番組ID0006、番組ID0007が変更となり、図14に示されている番組表180#1のように、番組ID0013の1番組となった場合には、図15に示されているように、番組ID0013の番組表個別データ160は、その開始時刻が「12:00」なので、アドレス「0x02016800」から格納される。
また、後述するように、上下方向のユーザ操作が繰り返されて、番組表個別データ160が生成される場合でも、チャンネル及び時間軸で定義され、予め定められた領域に、生成された番組表個別データ160が、その都度、格納されるため、チャンネル「CH00」に予め割り振られた番組表個別データ格納領域を超えて、ビデオメモリ114が使用されることはない。なお、開始時刻が「23:58」など、「24:00」直前となる番組を考慮して、チャンネル毎の格納領域は、予め定められた余分の時間を含むように、例えば、「26:00」まで確保されていることが望ましい。
本実施の形態の場合、番組表の生成を行うチャンネルは、チャンネル「CH00」からチャンネル「CH08」の9チャンネルであるため、ビデオメモリ114における番組表個別データ領域114eは、例えば、図16に示されているような構造となる。1チャンネル目のチャンネル「CH00」の番組表個別データ格納領域は、アドレス「0x02000000」から「0x02030C00」までとなる。2チャンネル目のチャンネル「CH01」の格納領域は、1チャンネル目の終了アドレス「0x02030C00」から、26時間分のデータサイズが割り当てられ、アドレス「0x02061800」までとなる。同様に、最後のチャンネル「CH08」の格納領域は、「0x02186000」から「0x021B6C00」までとなる。また、後述する番組変更の際には、描画部115がデコード時に参照している番組表個別データ160の内容が書き換わり、デコード処理が正常に行われなくなることが考えられる。このような事態を避けるため、番組表個別データ領域114eに、予めバッファ用のデータを格納する領域をもうけておくことが望ましい。例えば、図16に示されているように、4時間分のデータを格納することができるように、アドレス「0x021B6C00」から「0x021BE400」までの領域がバッファ用に確保されることで、本領域を経由した切り替え処理が行われてもよい。
図17は、番組変更時の番組表個別データ格納領域114eの状態遷移の一例を示す概略図である。図17を用いて、バッファ用の領域を用いた切り替え処理を説明する。
まず、状態Aでは、番組表個別データ領域114eには、チャンネル「CH00」の番組表個別データ160として、番組ID0002から番組ID0008までの番組表個別データ160が格納されている。このため、番組表表示リスト170には、チャンネル「CH00」の番組表個別データ160として、番組ID0002から番組ID0008までの番組表個別データ160が定義されている。
次に、番組関連情報140において、番組ID0005から番組ID0007までが番組ID0013に変更となったため、状態Bでは、番組表個別データ領域114eから番組ID0005から番組ID0007までの番組表個別データ160が削除されて、バッファ用の領域に番組ID0013の番組表個別データが格納される。このため、番組表表示リスト170には、チャンネル「CH00」の番組表個別データとして、番組ID0002から番組ID0004までと、番組ID0008、そして、バッファ用の領域に格納された番組ID0013が定義される。このとき、番組表表示リスト170における、番組ID0013のパラメータPL1は、バッファ用の領域の開始アドレスである「0x021B6C00」を示すものとなっており、表示内容の切り替えにより、言い換えると、番組表表示リスト第1領域114cと番組表表示リスト第2領域114dとの切り替えにより、描画部115は、バッファ用の領域の番組ID0013の番組表個別データ160の内容をデコードする。
その後、状態Cでは、番組ID0013の番組表個別データ160が、本来のチャンネル「CH00」の開始時間「12:00」に該当するアドレス「0x02016800」以降に格納され、番組表表示リスト170の番組ID0013のパラメータPL1がアドレス「0x02016800」を示すように変更される。そして、表示内容の切り替えにより、描画部115は、チャンネル「CH00」の格納領域における番組ID0013の番組表個別データ160の内容をデコードする。
図12の説明に戻り、番組表個別データ生成部110は、番組の表示領域に配置可能な素材データ150に対して同様の処理を行い、図形描画定義160cのサイズが確定した後、番組表個別データ160の先頭から素材データ参照テーブル160dの先頭までのオフセットアドレスを生成して、生成したオフセットアドレスを第1ヘッダ情報160aに格納する。
次に、番組表個別データ生成部110は、生成した番組表個別データ160をビデオメモリ114の番組表個別データ領域114eの対応するチャンネルの番組開始時刻に該当するアドレス以降に記憶させ、そのアドレス情報を番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140に含まれている番組データ生成情報において該当する番組IDのデータアドレスに書き込む(S33)。
次に、番組表表示リスト生成部111は、ステップS32で生成した番組表個別データ160を用いて、番組表表示リスト170を生成する(S34)。この際、番組表表示リスト生成部111は、基礎データ記憶部107に記憶されている生成ルール情報を参照して、チャンネルの配置や画面表示領域の位置を特定する。なお、ステップS32において、画面表示領域180aの周り、例えば、X方向としては左右にそれぞれ1放送局分、Y方向として上下にそれぞれ1時間分の番組についても番組表個別データ160を生成しておき、番組表表示リスト170に追記しておくことにより、ユーザ操作による操作内容が更新操作であった場合に、番組表表示リスト170の内容を更新するだけで表示部116に表示される番組表の内容を変更することができる。
次に、番組表表示リスト生成部111は、生成した番組表表示リスト170をビデオメモリ114の番組表表示リスト第1領域114c及び番組表表示リスト第2領域114dのうち空いている方に記憶する(S35)。
そして、番組表制御部109は、描画部115に対してステップS35で記憶させた番組表表示リスト170に基づいて、表示開始指示を行う(S36)。描画部115は、制御部108からの表示開始指示に基づいて、指定された番組表表示リスト170に基づいて番組表個別データで定義されている素材データ150をデコードして画像を描画して組み合わせ、番組表画面の画面データを生成する。
一方、番組表制御部109は、操作内容が更新操作を示す場合(S30)には、ステップS37の処理に進む。
ステップS37では、番組表制御部109は、番組表を表示する際の表示基準位置を番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140から読み取り、ユーザの操作内容に基づいてその内容を更新する。例えば、ユーザの操作内容がX方向の移動操作であった場合には、操作された移動量に応じて、移動先の放送局IDを示すように表示基準位置の放送局IDを更新し、ユーザの操作内容がY方向の移動操作であった場合には、操作された移動量に応じて、移動先の時刻を示すように表示基準位置の時刻を更新する。
次に、番組表表示リスト更新部112は、更新された番組情報記憶部105の表示基準位置に基づいて、番組表表示リスト170で指定されている番組表個別データ160のPL4のパラメータの値を更新する(S38)。ここでは、番組表表示リスト更新部112は、表示基準位置で示されている放送局において、表示基準位置で示されている時刻に放送されている番組の番組表個別データ160のPL4の値が、PL2の値と同じになるように、全ての番組表個別データ160のPL4の値を更新する。ここで、描画部115は、更新された番組表表示リスト170に基づいて番組表個別データ160で定義されている素材データ150をデコードするため、表示部116に表示される番組表の表示内容はユーザ操作で操作された移動量に応じてスクロールする。
そして、番組表個別データ生成部110は、番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140において更新された表示基準位置により、新たに生成対象となった番組の番組表個別データ160を、該当する番組データ生成情報に基づいて生成する(S39)。
次に、番組表個別データ生成部110は、ステップS39で生成した番組表個別データ160をビデオメモリ114上の番組表個別データ領域114eの対応する放送局IDの番組開始時刻に該当するアドレス以降に記憶させる(S40)。また、番組表個別データ生成部110は、ステップS40で記憶させた番組表個別データ160のアドレス情報を、番組データ生成情報の該当する番組IDのデータアドレスに書き込む。一方、番組表個別データ160の生成対象外となった番組については、該当する番組IDのデータアドレスを「0xFFFFFFFF」で初期化する。ここで、ビデオメモリ114上の番組表個別データ領域114eについては、番組毎のデータサイズを固定長として、生成対象外となった番組の領域に、追加された番組の番組表個別データ160が記憶されるようにしてもよい。また、番組表個別データ生成部110は、ビデオメモリ114上の番組表個別データ領域114eをリングバッファのように使用して、番組表個別データ160を記憶させてもよい。
次に、番組表表示リスト生成部111は、番組情報記憶部105に記憶されている番組表関連情報140において更新された表示基準位置と、ステップS40で生成した番組表個別データ160とを用いて、番組表表示リスト170を生成する(S41)。そして、番組表表示リスト生成部111は、生成した番組表表示リスト170をビデオメモリ114上の番組表表示リスト第1領域114c及び番組表表示リスト第2領域114dのうち現在使用されていない方に記憶させる(S42)。
そして、番組表制御部109は、ステップS42で記憶させた番組表表示リスト170に基づいて、番組表個別データ160をデコードするように、描画部115に対して切り替え指示を行う(S43)。描画部115は、制御部108からの切り替え指示に基づいて、指定された番組表表示リスト170及び番組表個別データ160に基づいてデコードを行い、画像を描画し、番組表画面の画面データを生成する。
ここで、図8を参照して、番組表個別データ160を生成する対象となる放送局及び時間が、画面表示領域180aに対して十分大きい場合は、例えば、放送局及び時間、それぞれに閾値を設定し、ユーザ操作による移動量が、その閾値を超えない限り、ステップS39及びステップS40の処理を行わないようにしてもよい。
一方、番組表制御部109は、操作内容が終了操作を示す場合(S30)には、ステップS44の処理に進む。
ステップS44では、番組表制御部109は、描画部115に対して表示停止を通知することにより、番組表画面の表示を終了させる。
以上に記載した図12のフローチャートでは、ステップS32において、画像表示領域180aの周囲のチャンネル及び時間に含まれる番組についても、番組表個別データを生成する対象としたが、このような例に限定されるものではない。例えば、番組表個別データ生成部110は、画像表示領域180aに含まれる番組だけを番組表個別データを生成する対象とすることもできる。
以上に記載した図12のフローチャートでは、ステップS38において、ユーザ操作により番組表画面をスクロールさせた際に、番組表個別データ160が未だ生成されていない番組に対応するチャンネル及び時間については、番組表画面に番組の画像を表示せずに、予め定められた背景等が表示されるようにしてもよい。
また、図12のフローチャートは、ユーザからの操作の入力があった場合の処理であるが、例えば、番組表が表示されている場合に、所定の時間が経過して、放送している番組が終了したとき、又は、番組情報の変更が検知されたときにも、番組表制御部109が表示基準位置で示される時刻を現在時刻に更新して、ステップS37以降の処理が行われてもよい。
以上のように、番組表生成装置100は、描画部115が画面データの生成に使用する、番組表個別データ160を複数組み合わせて定義した番組表表示リスト170を動的に生成する際に必要となる、素材となるベクトルデータを予めビデオメモリ114に展開するとともに、番組表個別データ160及び番組表表示リスト170を生成する際に必要となる情報を抽出し、ベクトルデータ管理情報記憶部104に記憶することにより、生成する番組表個別データ160及び番組表表示リスト170のデータサイズ及び生成に要する処理量を削減することができる。
また、番組表生成装置100は、番組表個別データ160を、放送局及び時間軸で定義されたメモリ空間に展開及び更新することにより、番組情報の変更又はユーザ操作により、番組表個別データ160の繰り返し生成が発生した場合においても、ビデオメモリ114の番組表個別データ領域114eに使用できない領域が点在することを回避することができる。
例えば、1番組あたり50文字で16番組の番組表個別データ160を生成する場合、1文字平均のベクトルデータサイズを600バイトとすると、ベクトルデータのデータ記憶部106からのコピーが800回(=50文字×16番組)発生する。また、データサイズも合計約470キロバイト(=600バイト×50文字×16番組)となる。一方、本実施の形態では、第1ヘッダ情報160a及び第2ヘッダ情報160bで8バイト、図形描画定義160cが1文字あたり8バイトとして計400バイト、素材データ参照テーブル160dが1文字あたり4バイトで計200バイトとなり、1番組あたり608バイトであり、16番組で10キロバイト以下である。
以上に記載した実施の形態では、番組表表示リスト更新部112は、スクロール操作があった場合に、番組表表示リスト170のPL4の値を更新しているが、例えば、番組表表示リスト170のPL2の値、即ち、画面表示領域180aを配置する基準となる座標を更新するようにしてもよい。
また、番組表個別データ生成部110は、生成された番組表個別データ160のデータサイズが、基礎データ記憶部107に記憶されている1分あたりのメモリサイズから得られる割り当てサイズを超える場合には、表示情報を示す画像を構成する素材データの少なくとも一部を、データサイズの小さい別の素材データに置き換えることで、割り当てサイズ内に収まるように、番組表個別データ160を生成してもよい。例えば、番組表個別データ生成部110は、番組情報の後半部分、例えば、番組概要の一部等を「・・・」のようにデータサイズの小さい素材データに置き換えることで、図形描画定義及び素材データ参照テーブルのデータ量を減らすことができるため、番組表個別データ160のデータサイズを減らすことができる。
以上に記載した実施の形態では、本発明を番組表生成装置100に適用した例を示したが、他の装置、例えば、映像受信装置、映送受信表示装置又は映像記憶再生装置等に適用してもよい。
100:番組表生成装置、 101:受信処理部、 102:番組情報受付部、 103:操作受付部、 104:ベクトルデータ管理情報記憶部、 105:番組情報記憶部、 106:データ記憶部、 107:基礎データ記憶部、 108:制御部、 109:番組表制御部、 110:番組表個別データ生成部、 111:番組表表示リスト生成部、 112:番組表表示リスト更新部、 113:計時部、 114:ビデオメモリ、 115:描画部、 116:表示部。

Claims (20)

  1. 画像を描画するためのベクトルデータである素材データを格納するビデオメモリと、
    番組表に表示する表示情報を番組毎に含む番組データ生成情報を記憶する番組情報記憶部と、
    前記表示情報を示す画像を、前記素材データを用いて構成するための図形描画定義、及び、当該図形描画定義で用いられている素材データの前記ビデオメモリにおける格納位置を示す素材データ参照情報、を含む番組表個別データを番組毎に生成し、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶する番組表個別データ生成部と、
    前記番組表個別データ毎に、前記番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置を示す番組表表示リストを生成する番組表表示リスト生成部と、
    前記番組表個別データに基づいて、前記素材データを用いて番組毎の画像を描画し、前記番組表表示リストに基づいて、当該描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成する描画部と、を備えること
    を特徴とする番組表生成装置。
  2. 前記番組データ生成情報は、番組毎に、放送される放送局及び時間を示す情報をさらに含み、
    前記番組情報記憶部は、番組表を表示する基準となる放送局及び時刻を示す表示基準情報をさらに記憶し、
    前記番組表個別データ生成部は、前記表示基準情報に基づいて、番組表を構成するチャンネル及び時間を特定し、特定されたチャンネル及び時間で放送される番組毎に、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リスト生成部は、前記表示基準情報で示される放送局及び時刻で放送される番組の画像が、予め定められた位置に配置されるように前記番組表表示リストを生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の番組表生成装置。
  3. デジタル放送波を受信して、放送される番組に関連する情報を含む番組情報を取得する番組情報取得部と、
    前記番組情報取得部で取得された番組情報に基づいて、前記番組データ生成情報を更新する番組表制御部と、をさらに備え、
    前記番組表個別データ生成部は、更新後の番組データ生成情報に基づいて、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶すること
    を特徴とする請求項2に記載の番組表生成装置。
  4. 現在時刻を計測する計時部をさらに備え、
    前記番組表制御部は、前記計時部で計測された現在時刻を示すように、前記表示基準情報が示す時刻を更新し、
    前記番組表個別データ生成部は、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リスト生成部は、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを生成すること
    を特徴とする請求項3に記載の番組表生成装置。
  5. 前記番組画面に対するスクロール操作の入力を受け付ける操作受付部と、
    前記番組表表示リストを更新する番組表表示リスト更新部と、をさらに備え、
    前記番組表制御部は、前記スクロール操作による移動量に応じて、前記表示基準情報が示す放送局及び時刻の少なくとも何れか一方を更新し、
    前記番組表表示リスト更新部は、更新後の表示基準情報で示される放送局及び時刻で放送される番組の画像が、前記予め定められた位置に配置されるように前記番組表表示リストを更新すること
    を特徴とする請求項3又は4に記載の番組表生成装置。
  6. 前記番組表個別データ生成部は、前記番組画面に含まれる番組のチャンネル及び時間の前後の所定の範囲内にあるチャンネル及び時間に含まれる番組についても前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リストは、前記番組表画面に含まれる番組のチャンネル及び時間の前後の所定の範囲内にあるチャンネル及び時間に含まれる番組の番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置も示し、
    前記描画部は、前記番組表表示リストに基づいて、前記番組表画面に含まれない番組については、前記番組表個別データに基づいて、画像を描画しないこと
    を特徴とする請求項5に記載の番組表生成装置。
  7. 前記番組表個別データ生成部は、更新後の表示基準情報に基づいて、番組表を構成するチャンネル及び時間を特定し、特定されたチャンネル及び時間で放送される番組を特定し、特定された番組の中に番組表個別データが生成されていない番組がある場合には、番組表個別データが生成されていない番組について、前記番組表個別データを生成すること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の番組表生成装置。
  8. 前記番組表表示リスト生成部は、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを新たに生成し、
    前記描画部は、前記新たに生成された番組表表示リストに基づいて、前記描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成すること
    を特徴とする請求項7に記載の番組表生成装置。
  9. 前記番組表表示リスト生成部は、前記スクロール操作による移動量が予め定められた閾値を超えた場合に、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを新たに生成し、
    前記描画部は、前記新たに生成された番組表表示リストに基づいて、前記描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成すること
    を特徴とする請求項6に記載の番組表生成装置。
  10. 前記番組表個別データ生成部は、生成される番組表個別データのデータサイズが、当該生成される番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域のサイズを超える場合には、前記表示情報を示す画像を構成する素材データの少なくとも一部を、データサイズの小さい別の素材データに置き換えて、前記番組表個別データを生成すること
    を特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の番組表生成装置。
  11. 番組表に表示する表示情報を番組毎に含む番組データ生成情報を記憶する番組情報記憶過程と、
    前記表示情報を示す画像を描画するためのベクトルデータである素材データを用いて構成するための図形描画定義、及び、当該図形描画定義で用いられている素材データのビデオメモリにおける格納位置を示す素材データ参照情報、を含む番組表個別データを番組毎に生成し、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶する番組表個別データ生成過程と、
    前記番組表個別データ毎に、前記番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置を示す番組表表示リストを生成する番組表表示リスト生成過程と、
    前記番組表個別データに基づいて、前記素材データを用いて番組毎の画像を描画し、前記番組表表示リストに基づいて、当該描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成する描画過程と、を有すること
    を特徴とする番組表生成方法。
  12. 前記番組データ生成情報は、番組毎に、放送される放送局及び時間を示す情報をさらに含み、
    前記番組表個別データ生成過程は、番組表を表示する基準となる放送局及び時刻を示す表示基準情報に基づいて、番組表を構成するチャンネル及び時間を特定し、特定されたチャンネル及び時間で放送される番組毎に、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リスト生成過程は、前記表示基準情報で示される放送局及び時刻で放送される番組の画像が、予め定められた位置に配置されるように前記番組表表示リストを生成すること
    を特徴とする請求項11に記載の番組表生成方法。
  13. デジタル放送波を受信して、放送される番組に関連する情報を含む番組情報を取得する番組情報取得過程と、
    前記番組情報取得過程で取得された番組情報に基づいて、前記番組データ生成情報を更新する第1番組データ更新過程と、をさらに有し、
    前記番組表個別データ生成過程は、更新後の番組データ生成情報に基づいて、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶すること
    を特徴とする請求項12に記載の番組表生成方法。
  14. 現在時刻を計測する計時過程と、
    前記計時過程で計測された現在時刻を示すように、前記表示基準情報が示す時刻を更新する第2番組データ更新過程と、をさらに有し、
    前記番組表個別データ生成過程は、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リスト生成過程は、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを生成すること
    を特徴とする請求項13に記載の番組表生成方法。
  15. 前記番組画面に対するスクロール操作の入力を受け付ける操作受付過程と、
    前記スクロール操作による移動量に応じて、前記表示基準情報が示す放送局及び時刻の少なくとも何れか一方を更新する第3番組データ更新過程と、
    更新後の表示基準情報で示される放送局及び時刻で放送される番組の画像が、前記予め定められた位置に配置されるように前記番組表表示リストを更新する番組表表示リスト更新過程と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項13又は14に記載の番組表生成方法。
  16. 前記番組表個別データ生成過程は、前記番組画面に含まれる番組のチャンネル及び時間の前後の所定の範囲内にあるチャンネル及び時間に含まれる番組についても前記番組表個別データを生成するとともに、当該生成された番組表個別データを、当該生成された番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域に記憶し、
    前記番組表表示リストは、前記番組表画面に含まれる番組のチャンネル及び時間の前後の所定の範囲内にあるチャンネル及び時間に含まれる番組の番組表個別データに基づいて描画される画像を配置する位置も示し、
    前記描画過程は、前記番組表表示リストに基づいて、前記番組表画面に含まれない番組については、前記番組表個別データに基づいて、画像を描画しないこと
    を特徴とする請求項15に記載の番組表生成方法。
  17. 更新後の表示基準情報に基づいて、番組表を構成するチャンネル及び時間を特定し、特定されたチャンネル及び時間で放送される番組を特定し、特定された番組の中に番組表個別データが生成されていない番組がある場合には、番組表個別データが生成されていない番組について、前記番組表個別データを生成する番組表個別データ再生成過程をさらに有すること
    を特徴とする請求項15又は16に記載の番組表生成方法。
  18. 更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを新たに生成する番組表表示リスト再生成過程と、
    前記新たに生成された番組表表示リストに基づいて、前記描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成する再描画過程と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項17に記載の番組表生成方法。
  19. 前記スクロール操作による移動量が予め定められた閾値を超えた場合に、更新後の表示基準情報に基づいて、前記番組表表示リストを新たに生成する番組表表示リスト再生成過程と、
    前記新たに生成された番組表表示リストに基づいて、前記描画された画像を配置することで、番組表画面の画面データを生成する再描画過程と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項16に記載の番組表生成方法。
  20. 前記番組表個別データ生成過程は、生成される番組表個別データのデータサイズが、当該生成される番組表個別データに基づいて前記表示情報が表示される番組のチャンネル及び放送時間に応じて、前記ビデオメモリにおいて予め割り当てられた領域のサイズを超える場合には、前記表示情報を示す画像を構成する素材データの少なくとも一部を、データサイズの小さい別の素材データに置き換えて、前記番組表個別データを生成すること
    を特徴とする請求項11から19の何れか一項に記載の番組表生成方法。
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