JP2014107233A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品の大型化やアッセンブリ操作力の増大を招かずに複数の構成部品の保持力を強化できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ11は、端子収容室23が形成されたコネクタ部17とコネクタカバー部19とに分割形成され、端子挿入方向Cへ互いにスライド嵌合することにより一体とされるコネクタハウジング13を備える。コネクタハウジング13に組み込まれ、端子収容室23への端子27の挿入を可能とする仮係止位置と端子27の抜け止めをする本係止位置とでコネクタハウジング13に係止されるスペーサ15が、スライド嵌合方向Cと直交する方向Dに沿ってコネクタ部17及びコネクタカバー部19を貫通してこれらコネクタ部17及びコネクタカバー部19のスライド嵌合解除方向Eの移動を規制することにより、コネクタハウジング13が一体に保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
コネクタは、半嵌合検知等の付加機能を追加したり、小型化しながら複雑な内部形状の成形を可能にしたりするため等の理由により、複数の構成部品に分割されたものを結合して用いる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
図9に示すコネクタ501は、端子513を収容するコネクタ501の主な機能部分を有するハウジング503と、ハウジング503に対して前方から組み付けられて端子513の半嵌合検知を可能とするフロントリテーナ505との2部品に分割して構成されている。フロントリテーナ505には係止受け部507が形成され、係止受け部507はハウジング503に形成された仮係止部509または仮係止部509よりも後方の共用係止部(仮係止部、本係止部)511に選択的に係止する。フロントリテーナ505は、係止受け部507が仮係止部509と共用係止部511との間に嵌合されることでハウジング503に対して仮係止位置に保持され、係止受け部507が共用係止部511に対して後方から係止することにより、仮係止位置側への戻りが規制され、ハウジング503に対して本係止位置で保持される。
特開2008−16261号公報
しかしながら、複数の部品に分割して構成された上述のコネクタ501の構造では、係止受け部507や共用係止部511のロックによってフロントリテーナ505の結合状態の保持を行う必要がある。フロントリテーナ505の保持力をアップするには、係止受け部507や共用係止部511の係り代を大きくしたり、係止受け部507及び共用係止部511の強度を上げたりしなければならない。即ち、ロックアーム等の可撓構造のロックによって複数の構成部品の結合状態の保持を行う場合、保持力をアップするには、ロックの係り代を大きくしたり、ロックアームを強化したりしなければならず、部品の大型化やアッセンブリ操作力の増大を招くという問題がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、部品の大型化やアッセンブリ操作力の増大を招かずに複数の構成部品の保持力を強化できるコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 端子を収容する端子収容室が形成されたコネクタ部と、前記コネクタ部を覆うコネクタカバー部とに分割形成され、端子挿入方向へ互いにスライド嵌合することにより一体とされるコネクタハウジングを備え、前記コネクタハウジングに組み込まれ、前記端子収容室への前記端子の挿入を可能とする仮係止位置と前記端子の抜け止めをする本係止位置とで前記コネクタハウジングに係止されるスペーサが、スライド嵌合方向と直交する方向に沿って前記コネクタ部及び前記コネクタカバー部を貫通してこれらコネクタ部及びコネクタカバー部のスライド嵌合解除方向の移動を規制することにより、前記コネクタハウジングが一体に保持されることを特徴とするコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、スペーサが、コネクタ部及びコネクタカバー部のスライド嵌合方向と直交する方向に沿ってこれらコネクタ部及びコネクタカバー部を貫通することにより、スペーサ前面がコネクタカバー部の抜止め部と当接する。これにより、コネクタ部及びコネクタカバー部は、スペーサを介してスライド嵌合解除方向の移動が規制され、コネクタハウジングが一体に保持される。即ち、スペーサが、かんぬきのようにコネクタ部とコネクタカバー部を貫通することによってコネクタハウジングを一体に保持することができるので、ロックアーム等の可撓構造のロックが不要となる。
(2) 上記(1)の構成のコネクタであって、前記コネクタカバー部には、前記端子収容室に収容された前記端子を係止して端子抜けを阻止するランスが設けられていることを特徴とするコネクタ。
上記(2)の構成のコネクタによれば、端子収容室が形成されるコネクタ部と別体に形成されるコネクタカバー部にランスが設けられることで、コネクタハウジングの小型化が容易となる。即ち、コネクタハウジングの小型化により小さくなる端子収容室内にも、ランスを一体成形することが可能となる。
本発明に係るコネクタによれば、部品の大型化やアッセンブリ操作力の増大を招かずに複数の構成部品の保持力を強化できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 (a)は図1に示したコネクタ部のスペーサ受入れ部の拡大図、(b)は図1に示したスペーサ側面の拡大図である。 電線に接続された端子の斜視図である。 図1に示したコネクタ部とコネクタカバー部が結合され、スペーサが未装着のコネクタハウジングの斜視図である。 (a)はスペーサが仮係止位置のコネクタハウジングの正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 スペーサの仮係止位置で端子が装着されたコネクタハウジングの斜視図である。 (a)は図5(a)のB−B断面図、(b)は(a)に示したスペーサが本係止位置へ移動された断面図である。 (a)はスペーサが仮係止位置のコネクタハウジングの要部拡大斜視図、(b)はスペーサが本係止位置のコネクタハウジングの要部拡大斜視図である。 従来のコネクタの断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るコネクタ11は、コネクタハウジング13に、合成樹脂製のスペーサ15を備えている。コネクタハウジング13は、ハウジングを小型化しながらランス60を備えた複雑な内部形状の端子収容室23の成形を可能とするため、合成樹脂製のコネクタ部17と、コネクタ部17を覆う同じく合成樹脂製のコネクタカバー部19とに分割形成されている。スペーサ15は、主にコネクタ部17に挿入されて装着状態となるが、後述するように仮係止位置(図8(a)参照)においてはコネクタカバー部19とも係止する構造となっている。
コネクタ部17は、図示しない相手コネクタとの結合方向と直交する方向に長い直方体形状に形成され、長手方向に複数並設される端子収容室23が上下に複数段(本実施形態では二段)で形成されている。これら端子収容室23は、相手コネクタとの結合先端側となるコネクタ前面25と、端子27の挿入側となるコネクタ後面29(図5参照)とに貫通して形成される。コネクタカバー部19には、それぞれの端子収容室23に係止先端側を突出させる複数のランス60が設けられ、ランス60は端子27の段部28を係止して端子収容室23からの端子27の後抜けを阻止する。コネクタ前面25には、それぞれの端子収容室23に応じ雄端子拾い面31が形成され、雄端子拾い面31は相手コネクタの雄端子の受け入れを案内する。
コネクタ部17の上面略中央には、基端がコネクタ部17に接続されて先端が後方へ向かって自由端となるロックアーム33が一体に成形されている。ロックアーム33の略中央部には、上方に向けてロック爪35が突設され、ロック爪35が相手コネクタを結合状態にロックする。ロックアーム33の自由端は、コネクタカバー部19の後方鍔部37に穿設された挿通穴39に挿入され、コネクタ後方からのロック解除操作が可能となる。
図2(a)に示すように、コネクタ側面41には、蟻溝状のガイド溝43がコネクタ前後方向に沿って形成され、ガイド溝43にはコネクタカバー部19のガイド凸条45がガイド溝43の後端側から挿入される。
コネクタ部17の前部側には、下面側から長手方向に渡って凹設されたスペーサ受入れ部47が形成され、スペーサ受入れ部47はスペーサ15をコネクタ部17の下面側から受け入れ可能としている。スペーサ受入れ部47は、端子収容室23の一部分を開放する。開放された端子収容室23の一部分は、スペーサ15がスペーサ受入れ部47に装着されることで、スペーサ上面49によって覆われることになる。
コネクタ側面41には、スペーサ受入れ部47の後方に、スペーサ本係止部51が突設される。スペーサ本係止部51は、スペーサ後面53に突設された本係止突起55(図2(b)参照)を係止する。
コネクタ側面41には、スペーサ受入れ部47の上方に、カバー係止突起57が突設される。カバー係止突起57は、コネクタカバー部19の係止窓59の窓前縁61(図8参照)に仮係止される。コネクタ部17は、コネクタカバー部19と端子挿入方向Bに沿ったスライド嵌合方向Cへ互いにスライド嵌合することにより一体となり、コネクタハウジング13を構成する。
スペーサ15は、コネクタ部17のスペーサ受入れ部47に嵌合可能となる直方体形状に形成される。スペーサ15は、スペーサ上面49が、上段の端子収容室23の開放される一部分を塞ぐ。スペーサ15には、下段の端子収容室23を連通させる複数の端子貫通穴63が穿設される。端子貫通穴63は、スペーサ後面53とスペーサ前面65とを貫通する。この端子貫通穴63の底側と、スペーサ上面49とには、ランス60によって端子収容室23内に係止された端子27を更に係止して二重係止する二重係止突起67がそれぞれの端子収容室23に応じて突設されている(図7参照)。二重係止突起67は、後述するスペーサ15の仮係止位置では端子収容室23には突出されず、端子27と干渉しない退避位置に配置される。
スペーサ15は、スペーサ前面65が、コネクタカバー部19の第1抜止め部69、第2抜止め部71、第3抜止め部73、第4抜止め部75にそれぞれ当接する。即ち、スペーサ受入れ部47に挿入されたスペーサ15は、スペーサ前面65が第1抜止め部69、第2抜止め部71、第3抜止め部73、第4抜止め部75に当接することで、コネクタカバー部19からのコネクタ部17の前抜けを阻止するよう働く。なお、第2抜止め部71及び第3抜止め部73は板状の専用部位で形成されているが、第1抜止め部69及び第4抜止め部75はガイド凸条45の後端面として形成されている。
図2(b)に示すように、スペーサ側面77には仮係止突起79が突設されている。仮係止突起79は、スペーサ15の仮係止位置において、コネクタカバー部19の係止窓59の窓底縁81(図8(a)参照)に係止される。スペーサ後面53の長手方向両端側には、本係止突起55が突設されている。この本係止突起55は、スペーサ15が本係止位置(図8(b)参照)に移動されると、上述したコネクタ部17のスペーサ本係止部51に係止される。本係止突起55は、スペーサ側面77に形成したスリット85によって形成される可撓腕部87に設けられ、弾性変位可能とされている。
図3に示すように、端子27は、前部側に弾性接触片を内設した箱状の電気接触部89を有し、その後方に電線91の導体を接続する導体圧着部93と、電線91を外被95の外周から加締め固定する電線固定部97とが順次連設されている。電気接触部89には、スペーサ15に設けられた二重係止突起67が嵌入する二重係止孔99が穿設されている。
スペーサ15は、コネクタハウジング13に組み込まれ、端子収容室23への端子27の挿入を可能とする仮係止位置と端子27の抜け止めをする本係止位置とでコネクタハウジング13に選択的に係止される。コネクタ11では、スペーサ15が、コネクタ部17とコネクタカバー部19とのスライド嵌合方向Cと直交する方向Dに沿ってコネクタ部17及びコネクタカバー部19を貫通することにより、これらコネクタ部17及びコネクタカバー部19のスライド嵌合解除方向Eの移動を規制する。これにより、コネクタ11は、コネクタハウジング13が一体に保持される。
次に、上記構成を有するコネクタ11の組立手順及び作用を説明する。
コネクタ11の組立手順としては、先ず、図4に示すように、コネクタカバー部19に対してコネクタ部17を前方より挿入する。この状態ではコネクタ部17はコネクタカバー部19の窓前縁61に対してカバー係止突起57が仮係止されているだけなので、端子挿入などの操作でコネクタ部17を前方に押出す力を受けると簡単に抜けてしまう。同様に、コネクタ部17からコネクタカバー部19を後方に引抜く力を受けると簡単に抜けてしまう。
次に、図5及び図7(a)に示すように、コネクタカバー部19にコネクタ部17を前方より挿入した状態で、スペーサ15をコネクタ部17の下方より挿入し、仮係止位置に係止する。この仮係止状態において、スペーサ15がコネクタ部17のスペーサ受入れ部47に入り、同時にスペーサ前面65がコネクタカバー部19の第1抜止め部69、第2抜止め部71、第3抜止め部73、第4抜止め部75と当接する。スペーサ15がスペーサ受入れ部47に装着されてスペーサ15と一体となったコネクタ部17は、コネクタカバー部19に対してスライド嵌合解除方向Eに移動されようとすると、スペーサ前面65が第1抜止め部69、第2抜止め部71(図1参照)、第3抜止め部73、第4抜止め部75(図1参照)と当接し、その移動が阻止される。即ち、コネクタ部17は、かんぬき(閂)のように作用するスペーサ15によって、コネクタカバー部19に対して係止され、端子挿入などの操作で前方に押出す力を受けても抜けなくなる。同様に、コネクタ部17からコネクタカバー部19を後方に引抜く力を受けても抜けなくなる。このように、コネクタ11では、仮係止状態において、スペーサ15を介してコネクタカバー部19とコネクタ部17が確実かつ高強度に抜止めされる。
図6に示すように、スペーサ15の仮係止位置の状態で、端子27(図1参照)が、コネクタ部17、コネクタカバー部19及びスペーサ15の組立体に対して後方より挿入され、段部28がランス60に係止される。全ての端子27が装着された後、スペーサ15をコネクタ部17の下方から更に押込んで、図7(b)及び図8(b)に示す本係止位置となるように係止する。この本係止状態においても、上記の仮係止状態と同様に、スペーサ前面65が第1抜止め部69、第2抜止め部71、第3抜止め部73、第4抜止め部75と当接しており、スペーサ15を介してコネクタカバー部19とコネクタ部17が確実かつ高強度に抜止めされる。このようにスペーサ15を本係止位置に係止して、コネクタ11は組立を完了する。
本実施形態のコネクタ11では、スペーサ15が、コネクタ部17及びコネクタカバー部19のスライド嵌合方向Cと直交する方向Dに沿ってこれらコネクタ部17及びコネクタカバー部19を貫通することにより、スペーサ前面65がコネクタカバー部19の第1抜止め部69、第2抜止め部71、第3抜止め部73、第4抜止め部75と当接する。これにより、コネクタ部17及びコネクタカバー部19は、スペーサ15を介してスライド嵌合解除方向Eの移動が規制され、コネクタハウジング13が一体に保持される。即ち、スペーサ15が、かんぬきのようにコネクタ部17とコネクタカバー部19を貫通することによってコネクタハウジング13を一体に保持することができる。
このため、2つに分割されたハウジング構成部品であるコネクタ部17とコネクタカバー部19の抜止めを、スペーサ15によって簡易に、かつ強固にすることができる。また、2つに分かれたコネクタ部17とコネクタカバー部19の抜止め用にロックアーム等の可撓構造のロックを設ける必要がないため、コネクタハウジング13の小型化及び形状の簡素化が実現する。
即ち、本実施形態のコネクタ11は、コネクタハウジング13を構成するコネクタ部17とコネクタカバー部19とを分割形成した後に結合することで、コネクタハウジング13の小型化により小さくなる端子収容室23内にも、ランス60を一体成形することが可能となり、小型化が容易となる。
従って、本実施形態に係るコネクタ11によれば、部品の大型化やアッセンブリ操作力の増大を招かずに2つに分割されたコネクタ部17とコネクタカバー部19の保持力を強化でき、コネクタの小型化が容易となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11…コネクタ
13…コネクタハウジング
15…スペーサ
17…コネクタ部
19…コネクタカバー部
23…端子収容室
27…端子
60…ランス
B…端子挿入方向
C…スライド嵌合方向
D…スライド嵌合方向と直交する方向
E…スライド嵌合解除方向

Claims (2)

  1. 端子を収容する端子収容室が形成されたコネクタ部と、前記コネクタ部を覆うコネクタカバー部とに分割形成され、端子挿入方向へ互いにスライド嵌合することにより一体とされるコネクタハウジングを備え、
    前記コネクタハウジングに組み込まれ、前記端子収容室への前記端子の挿入を可能とする仮係止位置と前記端子の抜け止めをする本係止位置とで前記コネクタハウジングに係止されるスペーサが、スライド嵌合方向と直交する方向に沿って前記コネクタ部及び前記コネクタカバー部を貫通してこれらコネクタ部及びコネクタカバー部のスライド嵌合解除方向の移動を規制することにより、前記コネクタハウジングが一体に保持されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタカバー部には、前記端子収容室に収容された前記端子を係止して端子抜けを阻止するランスが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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