JP2014107042A - ラッチングリレーの駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な回路構成で、消費電力を低減できるラッチングリレーの駆動回路を提供する。
【解決手段】電源から負荷へ電力を供給または遮断するために開閉動作するラッチングリレーと、電力の供給または遮断の指示信号が入力される入力線とラッチングリレーのコイルの一端との間に接続され、入力線の状態を出力する第一バッファを含む第一バッファ回路と、ラッチングリレーの電力の遮断側の接点とコイルの他の一端との間に接続され、遮断側の接点の状態を出力する第二バッファを含む第二バッファ回路と、を備え、第一バッファ回路および第二バッファ回路の出力状態に基づいて、コイルへの電流の供給および停止を行い、ラッチングリレーを開閉動作させる。
【選択図】図1
【解決手段】電源から負荷へ電力を供給または遮断するために開閉動作するラッチングリレーと、電力の供給または遮断の指示信号が入力される入力線とラッチングリレーのコイルの一端との間に接続され、入力線の状態を出力する第一バッファを含む第一バッファ回路と、ラッチングリレーの電力の遮断側の接点とコイルの他の一端との間に接続され、遮断側の接点の状態を出力する第二バッファを含む第二バッファ回路と、を備え、第一バッファ回路および第二バッファ回路の出力状態に基づいて、コイルへの電流の供給および停止を行い、ラッチングリレーを開閉動作させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ラッチングリレーの駆動回路に関する。
リレーとして、一般的なリレーであるステイブル型(コイルに電流が流れている間だけ接点がメーク側にスイッチングするもの)を使用するケースが多い。しかし、近年、電気自動車の普及や電力需給問題により製品の消費電流を抑えることが重要課題となっている。その中で、多くの製品がステイブル型リレーを使用しており、出力状態を維持するために電流を流し続ける必要があるため、消費電流増大の要因となっている。
そこで、ラッチングリレー(非特許文献1参照)が用いられるようになっている。例えば、論理演算回路とフリップフロップと単安定マルチバイブレータで構成し、雑音の影響を受けずに安定した動作を行うことができるラッチングリレーの駆動回路が考案されている(特許文献1参照)。
また、レベル弁別回路の出力に応答して発生したパルスと、リレースイッチのスイッチング態様とに応答して、そのリレースイッチの他のスイッチング態様に対応した安定状態となるように、フリップフロップの安定状態を変える論理回路を含むラッチングリレーの駆動回路が考案されている(特許文献2参照)。
オムロン株式会社「一般リレー 概要」(http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/36/65/index.html)平成24年11月7日検索
特許文献1および2の例では、フリップフロップあるいは単安定マルチバイブレータを用いており、回路構成が複雑になるという問題がある。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、簡易な回路構成で、消費電力を低減できるラッチングリレーの駆動回路を提供することにある。
上記課題を解決するためのラッチングリレーの駆動回路は、電源から負荷へ電力を供給または遮断するために開閉動作するラッチングリレーと、電力の供給または遮断の指示信号が入力される入力線とラッチングリレーのコイルの一端との間に接続され、入力線の状態を出力する第一バッファを含む第一バッファ回路と、ラッチングリレーの電力の遮断側の接点とコイルの他の一端との間に接続され、遮断側の接点の状態を出力する第二バッファを含む第二バッファ回路と、を備え、第一バッファ回路および第二バッファ回路の出力状態に基づいて、コイルへの電流の供給および停止を行い、ラッチングリレーを開閉動作させる。
ラッチングリレーは接点状態を変更する際にコイルに電流を流す必要があるが、接点状態を維持する場合は、ステイブル型リレーのようにコイルに電流を流す必要がない。この特徴を利用することで、リレーの駆動に要する消費電流を低減することができる。
また、ステイブル型リレーと同様に、負荷への電力の供給または遮断の指示信号のみで、ラッチングリレーを駆動することができるので、制御方法はステイブル型リレーと同じとなる。これにより、ステイブル型リレーを本発明の駆動回路を置き換えることができる。ステイブル型リレーに比べて部品点数が増えるが、消費電流低減による電源の負荷の低減、電源の小型化、電流減少による部品の発熱量の低減、耐熱性のさほど高くない部品を使用可能、などの利点があり、システム全体としての効果は大きい。さらに、従来技術のように、フリップフロップ回路を用いず、バッファ回路のみを用いる構成であるため、回路構成も簡易なものとなり、コスト上昇もわずかなものとなる。
以下、本発明のラッチングリレーの駆動回路について、図面を用いて説明する。図1のように、ラッチングリレーの駆動回路(以降、「駆動回路」と略称)1は、ラッチングリレー(以降、「リレー」と略称することもある)RLY、バッファ回路BF1(本発明の第一バッファ回路)、バッファ回路BF2(本発明の第二バッファ回路)、電源保持回路PSを含む。
ラッチングリレーRLYは、コイルL、比較的少ないエネルギーで着磁、減磁ができる磁性材料である半硬質磁性材料で構成された鉄心T、固定接点AおよびB、磁性材料を用いた可動接点Mを含む、いわゆる「1巻線型」といわれるものである。1巻線型は、2巻線型のラッチングリレーに比べて、コイルが1つ少ない分、低コスト化あるいは小型化が可能である。ラッチングリレーについては、非特許文献1に詳細が記載されている。
なお、可動接点Mは、コイルLのb方向に電流が流れたときに、コイルL(鉄心Tを含む)に吸引されて固定接点Bに接触し、コイルLのa方向に電流が流れたときに、コイルLの磁力に反発して固定接点Aに接触するように磁化されている。
コイルLのb方向に電流が流れると、電磁石(コイルLと鉄心Tの総称)が磁化され、可動接点Mが鉄心Tに吸引され、可動接点Mは固定接点Bに接触する(閉状態)。この状態でコイルLに電流を流さなくても、半硬質磁性材料(すなわち、鉄心T)の残留磁束により可動接点Mは鉄心Tに吸着した状態を維持し、固定接点Bに接触した状態を維持する。
一方、コイルLのa方向に電流が流れると、半硬質磁性材料(すなわち、鉄心T)の残留磁束が減少し逆方向の磁力が発生するので、可動接点MはコイルLとの間で反発力が生じて固定接点Aに接触する(開状態)。
リレーRLYは、上述の構成の他に、可動接点Mに鉄片を用い、可動接点Mに復帰ばねSPを接続するようにしてもよい。この場合、可動接点Mは、コイルLのb方向に電流が流れたときに、コイルLに吸引されて固定接点Bに接触し、コイルLのa方向に電流が流れたときに、鉄心Tの残留磁束が減少し、復帰ばねSPの弾性復元力が鉄心Tの吸引力を上回って固定接点Aに接触する。
リレーRLYの可動接点Mは、例えば、車両に搭載されたバッテリ等の電源2から電力を供給する電源線21に接続される。固定接点Aは、プルダウン抵抗R2を介して接地(GND)される。固定接点Bは、例えばモータやソレノイド等の負荷Zに接続され、負荷Zは接地されている。コイルLの一端(可動接点M側)は、バッファ回路BF1の出力に接続され、コイルLの他の一端(図1の固定接点側)は、バッファ回路BF2の出力に接続される。
バッファ回路BF1は、周知のスリーステートバッファであるバッファBF11(本発明の第一状態復帰用バッファ)、およびBF12(本発明の第一バッファ)を含む。バッファBF11の制御端子Gと電源線21との間には、論理反転素子N11が介挿されており、制御端子Gには、電源2の状態を論理反転素子N11により反転したものが入力される。また、入力端子Fは、電源保持回路PSの出力Kに接続されている。そして、電源2から電力が供給されていないとき、電源保持回路PSの状態を出力端子Hから出力する。
バッファBF12の制御端子Dは、電源線21に接続されている。また、入力端子Cは、周知のマイコンあるいはユーザが操作するスイッチ等の状態が入力される入力3から、負荷Zの駆動/停止の指示が出力される入力線31に接続されている。そして、電源2から電力が供給されているとき、入力線31の状態を出力端子Eから出力する。
なお、バッファBF12の入力端子Cに接続された論理反転素子N12、および入力線31に接続されたプルダウン抵抗R12については後述する。
バッファ回路BF2は、周知のスリーステートバッファであるバッファBF21(本発明の第二状態復帰用バッファ)、およびBF22(本発明の第二バッファ)を含む。バッファBF21の制御端子Gと電源線21との間には、論理反転素子N21が介挿されており、制御端子Gには、電源2の状態を論理反転素子N21により反転したものが入力される。また、入力端子Fは、接地されている。そして、電源2から電力が供給されていないとき、出力端子HからLレベル(接地の電位)を出力する。
バッファBF22の制御端子Dは、電源線21に接続されている。また、入力端子Cは、リレーRLYの固定接点Aに接続されている。そして、電源2から電力が供給されているとき、固定接点Aの状態を出力端子Eから出力する。
また、バッファBF22の入力端子CとリレーRLYの固定接点Aとの間には、周知の遅延回路DLが介挿されており、入力端子Cの状態を予め定められた遅延時間だけ遅らせて出力端子Eから出力する。遅延回路DLとして、周知のCRフィルタを用いてもよいし、バッファを所定数直列接続したものを用いてもよいし、論理反転素子を偶数個直列接続したものを用いてもよい。遅延回路DLは、バッファ回路BF2に含まない構成としてもよい。
上述の構成が、遮断側の接点と第二バッファとの間に、入力された遮断側の接点の状態を、予め定められた遅延時間だけ遅れて出力する遅延回路が接続されるものに相当する。本構成によって、外部からの制御を行うことなく、第二バッファ回路を所望の状態に変更することができる。
電源保持回路PSは、例えば、キャパシタを含み、入力Jが電源線21に接続され、電源2からの電力の供給が停止したことを検出したときに、キャパシタに蓄えられた電力を、出力Kからバッファ回路BF1、BF2に供給する。
図2に、バッファBF12およびBF22の状態を示す。これは、スリーステートバッファと同様の状態である。制御端子Dの入力状態がLレベルのときには、出力端子Eは、入力端子Cの状態によらず、高インピーダンス状態(Hi−Z)となり、入力端子Cの状態はリレーRLYに出力されない。つまり、駆動回路1から切り離された状態となっている。一方、制御端子Cの入力状態がHレベルのときには、出力端子Eは、入力端子Dの状態を出力する。
図3に、バッファBF11およびBF12の状態を示す。これは、スリーステートバッファにおいて制御端子への入力を反転させたときと同様の状態である。制御端子Gの入力状態がHレベルのときには、出力端子Hは、入力端子Fの状態によらず、高インピーダンス状態(Hi−Z)となり、入力端子Fの状態はリレーRLYに出力されない。つまり、駆動回路1から切り離された状態となっている。一方、制御端子Gの入力状態がLレベルのときには、出力端子Hは、入力端子Fの状態を出力する。
上述のように、バッファ回路BF1、BF2は、電源2の状態によって、データを出力するバッファが異なる。すなわち、電源2から電力が供給されているときは、BF12、BF22がそれぞれの入力端子の状態を出力し、電源2から電力が供給されていないとき、かつ、電源保持回路PSから電力が供給されているときは、BF11、BF21がそれぞれの入力端子の状態を出力する。
図4を用いて、入力線31から負荷Zの駆動/停止の指示が入力されたときに、駆動回路1の各部の状態変化について説明する。電源2から電力が供給されているときは、バッファBF11、BF21の出力端子Hは、上述の高インピーダンス状態となる。この状態で、入力線31からバッファBF12の入力端子Cに駆動指示(Lレベル)が入力されると、バッファBF12の出力端子EからLレベルが出力される。
リレーRLYの可動接点Mは、負荷Zの停止時には固定接点Aに接触しているので、固定接点Aの電位すなわちバッファBF12の入力端子Cの状態は、電源電圧とほぼ同じ(Hレベル)となっている。また、このため、電流は、電位の高い側から低い側、つまりコイルLのb方向(図1参照)に流れ、コイルL(および鉄心T)に十分な吸引力が発生した後(すなわち、時間T1後)、可動接点MがコイルLに吸引されて固定接点Bに接触する。そして、負荷Zは駆動を開始する。
この状態で、固定接点Aの電位、すなわち遅延回路DLへの入力は接地(0V:Lレベル)とほぼ同じとなる。そして、バッファBF12の入力端子Cの入力は、遅延回路DLの遅延時間T2だけ遅れてLレベルとなる。これにより、コイルLの両端(すなわち、2つのバッファの出力)の電位がLレベルとなるので、電流は流れなくなる。可動接点Mは、固定接点Bとの接触を維持している。
負荷Zが駆動状態で、入力線31からバッファBF12の入力端子Cに停止指示(Hレベル)が入力されると、バッファBF12の出力端子EからHレベルが出力される。バッファBF22の出力はLレベルを維持しているので、電流がコイルLのa方向に流れ、鉄心Tの磁束が消滅した後(すなわち、時間T3後)、可動接点Mが、コイルLとの反発力により(復帰ばねSPを含む構成のときは、復帰ばねSPの弾性復元力により)固定接点Aに接触する。そして、負荷Zは駆動を停止する。
この状態で、固定接点Aの電位は電源電圧とほぼ同じとなる(Hレベル)。そして、バッファBF12の入力端子Cの入力は、遅延回路DLの遅延時間T4だけ遅れてHレベルとなる。これにより、コイルLの両端の電位がHレベルとなるので、電流は流れなくなる。可動接点Mは、固定接点Aとの接触を維持している。
上述の遅延時間(T2、T4)は、ラッチングリレーの状態が変化し、その変化した状態が安定するために要する時間に相当する。本構成によって、ラッチングリレーの状態が安定するまで電流を供給でき、ラッチングリレーの誤作動や接点バウンスを防止できる。
上述の図4の構成が、指示信号が入力されたとき、第一バッファの出力レベルと第二バッファの出力レベルとが異なるものとなることで、コイルへの電流の供給を開始し、遅延時間が経過した後、第一バッファの出力レベルと第二バッファの出力レベルとが同一となることで、コイルへの電流の供給が停止するものに相当する。本構成によって、外部からの制御を行うことなく、コイルへの電流の供給を停止することができる。
図5を用いて、電源2からの電力の供給が停止したとき(電源OFF時)の、駆動回路1の状態について説明する。図5の構成が、電源からの電力の供給が停止したとき、予め定められた時間、第一バッファ回路および第二バッファ回路に電源を供給する電源保持回路を備え、第一バッファ回路は、電源保持回路からの電源供給状態を出力する第一状態復帰用バッファを含み、第二バッファ回路は、接地線の状態を出力する第二状態復帰用バッファを含み、これら状態復帰用バッファにより、ラッチングリレーを閉状態に遷移するよう、コイルへ電流を供給するものに相当する。本構成によって、電源からの電力の供給が停止したとき、ラッチングリレーを閉状態にでき、ステイブル型リレーと同等の動作を行うことができる。
まず、電源2がOFF状態になると、電源保持回路PSの出力Kから、所定時間(T11)だけ、バッファ回路BF1、BF2に電力が供給される。また、バッファBF12、BF22の出力端子Eは、高インピーダンス状態となる。
電源2から電力が供給されているとき(電源ON時)は、出力端子Hが高インピーダンス状態であったバッファBF11の入力端子Fは、電源保持回路PSの出力KによりHレベルとなり、出力端子HからHレベルを出力する。また、バッファBF21の入力端子Fは接地されているので、出力端子HからLレベルを出力する。これにより、コイルLには、a方向に電流が流れ、可動接点Mは、少なくとも鉄心Tの磁束が消滅した時間(T12)経過後には、コイルLとの反発力(復帰ばねSPを含む構成のときは、復帰ばねSPの弾性復元力により)により固定接点Aに接触し、以降、この状態を維持する。
この状態で、コイルLには電流が流れているが、電源保持回路PSからの電力の供給が停止すると、電流が流れなくなり、バッファBF11、BF21の出力は高インピーダンス状態となる。
これにより、可動接点Mの接触状態に関係なく、電源OFF時には、可動接点Mは固定接点Aに接触するので、負荷Zは停止する。
図1の例では、負荷Zの駆動/停止指示入力を、Lレベルのときを駆動指示、Hレベルのときを停止指示としていたが、Hレベルのときを駆動指示、Lレベルのときを停止指示とすることもできる。このときは、入力線31〜電源線21間のプルアップ抵抗R11の代わりに、入力線31〜接地(GND)間のプルダウン抵抗R12を接続し、入力線31の、プルダウン抵抗R12とバッファBF2の入力端子Cとの間に、論理反転素子N12を接続する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 ラッチングリレーの駆動回路
2 電源
RLY ラッチングリレー
L コイル
A、B 固定接点
M 可動接点
BF1 バッファ回路(第一バッファ回路)
BF11 バッファ(第一状態復帰用バッファ)
BF12 バッファ(第一バッファ)
BF2 バッファ回路(第二バッファ回路)
BF21 バッファ(第二状態復帰用バッファ)
BF22 バッファ(第二バッファ)
DL 遅延回路
PS 電源保持回路
Z 負荷
2 電源
RLY ラッチングリレー
L コイル
A、B 固定接点
M 可動接点
BF1 バッファ回路(第一バッファ回路)
BF11 バッファ(第一状態復帰用バッファ)
BF12 バッファ(第一バッファ)
BF2 バッファ回路(第二バッファ回路)
BF21 バッファ(第二状態復帰用バッファ)
BF22 バッファ(第二バッファ)
DL 遅延回路
PS 電源保持回路
Z 負荷
Claims (5)
- 電源から負荷へ電力を供給または遮断するために開閉動作するラッチングリレーと、
前記電力の供給または遮断の指示信号が入力される入力線と前記ラッチングリレーのコイルの一端との間に接続され、前記入力線の状態を出力する第一バッファを含む第一バッファ回路と、
前記ラッチングリレーの前記電力の遮断側の接点と前記コイルの他の一端との間に接続され、前記遮断側の接点の状態を出力する第二バッファを含む第二バッファ回路と、
を備え、
前記第一バッファ回路および前記第二バッファ回路の出力状態に基づいて、前記コイルへの電流の供給および停止を行い、前記ラッチングリレーを開閉動作させることを特徴とするラッチングリレーの駆動回路。 - 前記遮断側の接点と前記第二バッファとの間に、入力された前記遮断側の接点の状態を、予め定められた遅延時間だけ遅れて出力する遅延回路が接続される請求項1に記載のラッチングリレーの駆動回路。
- 前記遅延時間は、前記ラッチングリレーの状態が変化し、その変化した状態が安定するために要する時間とされる請求項2に記載のラッチングリレーの駆動回路。
- 前記指示信号が入力されたとき、前記第一バッファの出力レベルと前記第二バッファの出力レベルとが異なるものとなることで、前記コイルへの電流の供給を開始し、前記遅延時間が経過した後、前記第一バッファの出力レベルと前記第二バッファの出力レベルとが同一となることで、前記コイルへの電流の供給が停止する請求項2または請求項3に記載のラッチングリレーの駆動回路。
- 前記電源からの電力の供給が停止したとき、予め定められた時間、前記第一バッファ回路および前記第二バッファ回路に電源を供給する電源保持回路を備え、
前記第一バッファ回路は、前記電源保持回路からの電源供給状態を出力する第一状態復帰用バッファを含み、
前記第二バッファ回路は、接地線の状態を出力する第二状態復帰用バッファを含み、
これら状態復帰用バッファにより、前記ラッチングリレーを閉状態に遷移するよう、前記コイルへ電流を供給する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のラッチングリレーの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012257138A JP2014107042A (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | ラッチングリレーの駆動回路 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114743831A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-07-12 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所九江分部 | 一种继电器控制使能电路 |
-
2012
- 2012-11-26 JP JP2012257138A patent/JP2014107042A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114743831A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-07-12 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所九江分部 | 一种继电器控制使能电路 |
CN114743831B (zh) * | 2022-03-30 | 2024-01-02 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所九江分部 | 一种继电器控制使能电路 |
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