JP2014106588A - 電子装置及び電子装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な配線構造で電流効率が良い筐体間接続を行なうことができるようにする。
【解決手段】筐体101内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、筐体101の一方の面に配置される他の電子装置10の電力授受端子221a,221bに対向するように配置され、電力授受端子221a,221bと係合して電力の授受が行なわれる、電力供給線に接続された接続端子201a,201bとを備える。
【選択図】図15

Description

本発明は、電子装置及び電子装置システムに関する。
情報処理装置等の電子装置において、電源の冗長性確保のため、筺体内に複数の電源供給ユニットを搭載し、一の電源供給ユニットに異常が発生した場合に、残りの電源供給ユニットから電源を供給する手法が知られている。
特開平7−36575号公報 特開2006−323574号公報 特開2007−173541号公報
しかしながら、電源の冗長性確保のために電子装置内に複数台の電源供給ユニットを配置することは、装置の製造コストを増大させるとともに、無駄な電力を消費することから好ましくない。一方で、電子装置内の電源供給ユニットを1台にすると、電子装置内の電源供給ユニットが故障した場合には、その電子機器を使用できなくなってしまう。
そこで、複数の電子装置をラックに搭載して利用するシステムにおいて、故障した電源供給ユニットに代わって、各筺体間で電源供給を行なえる給電経路を設けることが考えられる。しかし、給電のためのケーブルなどが増えてしまうとラックに搭載した場合の接続が複雑になり、そのケーブル長により電流効率も低下する。
1つの側面では、本発明は、簡単な配線構造で筐体間接続を行なうことを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
このため、この電子装置は、筐体内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、前記筐体の一方の面に配置される他の電子装置の電力授受端子に対向するように配置され、該電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された接続端子と、を備える。
また、この電子装置システムは、第1、第2、第3の電子装置を含む複数の電子装置が所定方向に並んで配置される電子装置システムであって、前記第1の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第1の電力授受端子を備え、前記第3の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第3の電力授受端子を備え、前記第2の電子装置は、前記第1の電子装置の第1の電力授受端子に対向するように配置され、該第1の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第1の接続端子と、前記第3の電子装置の第3の電力授受端子に対向するように配置され、該第3の電力授受接続端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第2の接続端子と、を備える。
一実施形態によれば、簡単な配線構造で筐体間接続を行なうことができる。
実施形態の一例としてのサーバシステムの構成を模式的に示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムに備えられる電子装置の外観を例示する斜視図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおけるPSUの構成を示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおけるダミーユニットの構成を示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおけるPSUの故障発生時の処理を説明する図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおけるラック内の電子装置の配置方法を例示する図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおけるラック内の電子装置の配置方法を例示する図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムの電子装置における筐体間接続機構を示す部分透視図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の構成を示す斜視図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の構成を示す斜視図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の側面図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の側面図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の側面図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける筐体間接続機構の側面図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける操作レバーが引き出されていない状態での電子装置の一部を透視して示す斜視図である。 図15に示す電子装置の側面図である。 図14における底部開口付近の構成を詳細に示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムにおける操作レバーが引き出された状態での電子装置の一部を透視して示す斜視図である。 図18に示す電子装置の側面図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムの構成の変形例を示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムの構成の変形例のPSUの構成を示す図である。 実施形態の一例としてのサーバシステムの構成の他の変形例におけるPSUの構成を示す図である。
以下、図面を参照して本電子装置及び電子装置システムに係る実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(実施形態及び各変形例を組み合わせる等)して実施することができる。又、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
(A)サーバシステム
図1は実施形態の一例としてのサーバシステム(電子装置システム)1の構成を模式的に示す図である。
サーバシステム1は、複数(図1に示す例では5つ)の電子装置10−0〜10−4を備えるサーバコンピュータである。電子装置10−0〜10−4は規格化された共通サイズを有し、サーバシステム1のラック500a,500b(図6,図7参照)に、それぞれ挿抜可能に取り付けられる。なお、図1等においては、ラック500の図示を省略している。
なお、以下、電子装置を示す符号としては、複数の電子装置のうち1つを特定する必要があるときには符号10−0〜10−4等を用いるが、任意の電子装置を指すときには符号10を用いる。又、以下、ラックを示す符号としては、複数のラックのうち1つを特定する必要があるときには符号500a,500bを用いるが、任意のラックを指すときには符号500を用いる。
本サーバシステム1においては、ラック500内に複数の電子装置10が縦方向に積重して取り付けられる。以下、電子装置10が積重される高さ方向を上下方向とする。
以下、サーバシステム1がストレージシステムである例について説明する。
電子装置10−4はコントローラエンクロージャ(CE:Controller Enclosure)であり、電子装置10−0〜10−3はディスクエンクロージャ(DE:Disk Enclosure)である。以下、電子装置10−4をCE10−4という場合がある。又、以下、電子装置10−0〜10−3をDE10−0〜10−3、もしくは、DE#0〜#3と表す場合もある。
CE10−4は、コントローラモジュール(CM:Controller Module)3bを備え、本サーバシステム1を制御する。CM3bは、例えば、RAIDの構成情報に基づいたデータ配置やパリティ計算などの制御全般を司る。CM3bは、図示しない情報処理装置からのストレージアクセス要求に従って、各DE10のHDD3aへのアクセス制御等の各種制御を行なう。
DE10−0〜10−3は、それぞれHDD(Hard Disk Drive)3aを備える。HDD3aはデータを格納する記憶装置(ストレージ装置)であり、図示しない記録媒体に対してデータの書き込みや読み出しを行なう。又、各DE10−0〜10−3のHDD3aは、CM3bにそれぞれ通信可能に接続されている。
なお、以下、電子装置を示す符号としては、複数の電子装置のうち1つを特定する必要があるときには符号10−0〜10−4を用いるが、任意の電子装置を指すときには符号10を用いる。
図2は実施形態の一例としてのサーバシステム1に備えられる電子装置10の外観を例示する斜視図である。
電子装置10は、図2に示すように、例えば直方体の筐体101を有し、この筐体101内に、ミッドプレーン(MidPlane:MP)12(図1,図8等参照)及び電力供給装置(Power Supply Unit:PSU)11を備え、更に、機構部(機能部,機能部品)の例であるHDD3aもしくはCM3bを備える。
MP12は、表裏両面に接続端子115(図3参照)を備える回路基板であり、これらの各面に備えられた接続端子115に、各種機器や回路が接続される。そして、MP12は、これらの表裏面に接続される機器等を相互に接続する。MP12は、筐体101内部において、筐体101内の空間を表側(図1の右側)と裏側(図1の左側)とで区画するように立設される。
そして、MP12の一方の面(表面)の接続端子115にはHDD3aやCM3bが取り付けられ、又、MP12の他方の面(裏面)の接続端子115には後述するPSU11もしくはダミーユニット13が取り付けられる。
以下、便宜上、MP12の表面の法線方向を前方といい、MP12の裏面の法線方向を後方という。すなわち、電子装置10において、MP12に対して、HDD3aやCM3b等が取り付けられる側が前方(前側)であり、PSU11もしくはダミーユニット13が取り付けられる側が後方(後側)である(図2,図8等参照)。
また、MP12においては、PSU11から供給される電力をHDD3aもしくはCM3bに供給する電力供給線(図示省略)が配線されている。
そして、この電力供給線は、後述する筐体間接続機構200の可動バスバー201a,201bに接続される。
図1に示す例においては、電子装置10−0〜10−2にはそれぞれ1つのPSU11(PSU11−2〜11−4)が備えられ、更に、これらの電子装置10−0〜10−2には、それぞれダミーユニット(DUMMY)13が備えられている。
図1に示す例においては、DE#0にはPSU11−2(PSU#02)とダミーユニット13とが、又、DE#1にはPSU11−3(PSU#04)とダミーユニット13とが、更に、DE#2にはPSU11−4(PSU#04)とダミーユニット13とが、それぞれ備えられている。
一方、電子装置10−4には、PSU11−0(PSU#00)とPSU11−1(PSU#01)との2つのPSU11が備えられており、同様に、電子装置10−3にもPSU11−5(PSU#05)とPSU11−6(PSU#06)との2つのPSU11が備えられている。すなわち、これらの電子装置10−3,10−4においては、PSU11が冗長化して備えられている。
PSU11−0〜11−6は、それぞれ同一筐体101内の各部に電力を供給する。すなわち、PSU11−0〜11−6は、それぞれ筐体101内のHDD3aやCM33b等に対して、電力供給線を介して所定電圧(例えば12V)の電力を供給する。これらのPSU11−0〜11−6は互いに同様の構成を有している。以下、PSUを示す符号としては、複数のPSUのうち1つを特定する必要があるときには符号11−0〜11−6を用いるが、任意のPSUを指すときには符号11を用いる。又、以下、PSU11−0〜11−6をPSU#00〜#06と表す場合がある。
図3は実施形態の一例としてのサーバシステム1におけるPSU11の構成を示す図、図4はそのダミーユニット13の構成を示す図である。
PSU11は、図3に示すように、AC/DC変換回路110,DC/DC回路111,整流回路112及びヒューズ(FUSE)113を備える。
AC/DC変換回路110は、外部電源供給路2から供給される交流電流(外部電力:例えば、AC100V〜240V)を直流電流に変換する。
DC/DC回路111は、AC/DC変換回路110によって変換された直流電流を所定電圧(例えば、12V)に変換する。
DC/DC回路111から出力される直流電流は、整流回路112及びヒューズ113を介して接続端子114に出力され、又、12V出力(OUT)としても出力される。接続端子114はヒューズ113を介してGNDにも接続されている。
PSU11において、ヒューズ113を介してMP12に電力供給を行なうことにより、何らかの理由でPSU11に過電流等が発生した場合においても、MP12やHDD3a,CM3b等を保護することができる。
接続端子114は、MP12の裏面に取り付けられた接続端子115に脱着可能に接続される。PSU11の接続端子114がMP12の接続端子115に接続された状態で、PSU11の12V通電の電源ラインが、電力供給線を介して、後述する筐体間接続機構200の可動バスバー201bに接続され、又、GNDラインが可動バスバー201aに接続される。
また、PSU11において、DC/DC回路111は、電流バランス回路(図示省略)を備える。電流バランス回路は、接続端子114から出力される電流を一定に保つ制御を行なう。なお、この電力バランス回路は既知の種々の手法により実現することができ、その詳細な説明は省略する。
ダミーユニット13は、図4に示すように、PSU11からAC/DC変換回路110,DC/DC回路111及び整流回路112を省略したものであり、ヒューズ113を備える。すなわち、接続端子114がヒューズ113を介して、12V出力及びGNDに接続されている。
ダミーユニット13においては、12V出力からヒューズ113を介してMP12に電力供給を行なう。これにより、何らかの理由でダミーユニット13に過電流等が発生した場合においても、MP12や電子装置10を保護することができる。
また、ヒューズ113を、MP12から着脱可能に構成されたPSU11やダミーユニット13に備えることで、ヒューズ113の交換作業が容易であり、メンテナンスの作業効率が向上する。
本サーバシステム1においては、各電子装置10は少なくとも一つのPSU11を備える。各電子装置10は、自身に搭載された1つのPSU11から供給される電力で正常に動作することができる。
従って、本サーバシステム1においては、電子装置10は、電子装置10−0〜10−2のように、1つのPSU11と1つのダミーユニット13とを有することを基本構成とする。
そして、ラック500内において、各電子装置10は、隣接して配置される他の電子装置10と、後述する筐体間接続機構200により電気的に接続される。具体的には、図1に示すように、各電子装置10は、ラック500内において、上側及び下側に配置された他の電子装置10と、筐体間接続機構200を介してそれぞれ電気的に接続される。
すなわち、上下方向に隣接して配置された電子装置10は、筐体間接続機構200により、各12V通電どうし及び各GNDどうしがそれぞれ接続される。
これにより、各電子装置10は、隣接する他の電子装置10からも電力供給を受けることが可能となる。
ただし、各電子装置10のPSU11がそれぞれ正常に機能している状態(正常動作時)においては、各電子装置10のPSU11が、それぞれ外部電源供給路2から供給される交流電流に基づいて、同一筐体101内の各部に電力供給を行なう。これにより、各筐体101(電子装置10)が同電位で動作し、図1中に矢印で示すように、電子装置10間においては筐体間接続機構200を介した通電はほとんど生じない。
図5は実施形態の一例としてのサーバシステム1におけるPSU11の故障発生時の処理を説明する図である。この図5に示す例においては、DE#1に備えられたPSU11(PSU#03)に故障が発生した状態を示す。
この図5に示すように、サーバシステム1において、いずれかの電子装置10(図5に示す例ではDE#1)において、PSU11が故障し給電が停止すると、この電子装置10において電圧降下が生じる。上下方向において隣り合う電子装置10どうしは筐体間接続機構200により電気的に接続されている。
これにより、上下方向においてDE#1に隣接する電子装置10(DE#0,DE#2)のPSU11(PSU#02,#04)から、電圧が低下したDE#1に対して筐体間接続機構200を通して通電が開始される。
すると、故障したPSU#03を搭載したDE#1に隣接する電子装置10(DE#0,#2)の次に隣接する電子装置10(CE,DE#3)のPSU11(#00,#01,#05,#06)の電流バランス回路(DC/DC回路111)が、電圧変化を感知する。これにより、本サーバシステム1において、複数の電子装置10間において、筐体間接続機構200を通して通電が行なわれる。
このように、いずれかの電子装置10のPSU11が故障して給電が停止すると、筐体間接続機構200を介して接続された複数の電子装置10が順々に電流バランスを調整し、本サーバシステム1全体の電流の不均衡状態を解消する。これにより、PSU11が故障した電子装置10を含む、全ての電子装置10に安定した電源が供給される。
図6及び図7はそれぞれ実施形態の一例としてのサーバシステム1におけるラック500内の電子装置10の配置方法を例示する図である。
これらの図6及び図7に示す例においては、サーバシステム1が2つのラック500a,500bを備える。ラック500aにはE#0〜E#9の10個の電子装置10が取り付けられており、ラック500bにはE#10〜E#15の6個の電子装置10が取り付けられている。
そして、各ラック500a,500b内において、複数の電子装置10は、上方及び下方においてそれぞれ隣接して配置される他の電子装置10と筐体間接続機構200を介して連結される。
また、ラック500aにおける最上端に配置されるE#9と、最下端に配置されるE#0とは、それぞれ2つのPSU11を備える。ラック500bにおいても同様に、最上端に配置されるE#15と、最下端に配置されるE#10とは、それぞれ2つのPSU11を備える。すなわち、これらのE#0,E#9,E#10及びE#15においては、それぞれPSU11が冗長化されている。
これにより、各ラック500a,500bにおいて、いずれの電子装置10に対しても、E#0,E#9,E#10及びE#15において冗長化されたPSU11から供給される電力を、各電子装置10及び筐体間接続機構200を介して供給することができる。従って、各電子装置10を安定して動作させることができる。
また、図7に示すように、筐体間接続機構200を介して一体として接続された一連の複数の電子装置10(E#0〜E#9,E#10〜E#15)から、メンテナンス等のためにいずれかの電子装置10をラック500a,500bから抜き出す場合がある。
図7に示す例においては、ラック500aからE#5を抜き出した状態を示す。このように、ラック500aからE#5を抜き出すと、筐体間接続機構200によって接続された複数の電子装置10(E#0〜E#9)が、E#5よりも上方に位置する電子装置10(E#6〜E#9)のグループと、#5よりも下方に位置する複数の電子装置10(E#0〜E#4)のグループとに切り離される。
しかしながら、本サーバシステム1においては、各グループにおいては、ラック500aにおける最上端に配置されるE#9と、最下端に配置されるE#0とは、それぞれ2つのPSU11を備えている。これにより、E#6〜E#9のグループと、E#0〜E#4のグループとのいずれにおいてもPSU11の冗長化を保つことができ、各グループにおいて、いずれの電子装置10に対しても、E#0もしくはE#9において冗長化されたPSU11から供給される電力を、各電子装置10及び筐体間接続機構200を介して供給することができる。従って、各電子装置10を安定して動作させることができる。
ここで、図7に示すラック500bに新たな電子装置10であるE#16を、サーバシステム1を可動させた状態で、すなわち、活性状態で増設する例について説明する。
ただし、新たに追加するE#16は、前述の如く、基本構成として1つのPSU11と1つのダミーユニット13とを有する。このような、PSU11とダミーユニット13とを有するE#16をラック500bに追加する場合には、以下の手順(1)〜(5)に従って作業が行なわれる。なお、以下の手順はストレージシステム1の活性状態で行なうものとする。
(1)ラック500bにおけるE#15の上方に隣接するスロットにE#16を挿入する。これにより、ラック500bにおいてE#16が最上端に配置される。
(2)E#16からダミーユニット13を取り外す。
(3)E#15からPSU11を1つ取り外す。
(4)E#16にE#15から取り外したPSU11を取り付ける。これにより、E#16が2つのPSU11を備え、冗長化構成を有することとなる。
(5)E#15にE#16から取り外したダミーユニット13を取り付ける。これにより、ラック500bにおいて、最上端に配置されるE#16と、最下端に配置されるE#10とが、それぞれPSU11が冗長化される。
(B)筐体間接続機構
筐体間接続機構200について説明する。
筐体間接続機構200は、各電子装置10の筐体101内に備えられ、当該電子装置10を隣接する他の電子装置10と接続する。
図8は実施形態の一例としてのサーバシステム1の電子装置10における筐体間接続機構200を示す部分透視図である。又、図9及び図10は筐体間接続機構200の構成を示す斜視図であり、図9は電子装置10どうしの非接続状態の図、図10は電子装置10どうしの接続状態の図である。
筐体間接続機構200は、可動接続部252と固定接続部251a,251bとを備える。
固定接続部251a,251bは、MP12の一方の面(図8に示す例では表面)において、筐体101における当該電子装置10に隣接する他の電子装置10と隣接する面(本実施形態では上面)付近に並べて固定されている。
固定接続部251aは、接続バスバー221aと板バネ222とを備える。接続バスバー221aは、MP12のGNDラインに接続される導電性の板状部材であり、スペーサ223を介してMP12とほぼ平行に固定されている。板バネ222は、接続バスバー221aに対向して配設され、この接続バスバー221aに当接するように付勢されている。
そして、これらの接続バスバー221aと板バネ222との間に、当該電子装置10に隣接する他の電子装置10の可動接続部252の可動バスバー201aが挿入され、これにより、接続バスバー221aと可動バスバー201aとが電気的に接続される。
すなわち、固定接続部251aは、隣接する他の電子装置10の可動接続部252の可動バスバー201aと接続されることにより、当該電子装置10と隣接する電子装置10とでGNDラインを接続する。
また、接続バスバー221aと板バネ222とは、筐体101の上面側の各端面が、それぞれ互いに遠ざかる方向に湾曲している。これにより、接続バスバー221aと板バネ222との間に可動バスバー201aが挿入され易くなっている。
固定接続部251bは、接続バスバー221bと板バネ222とを備える。接続バスバー221bは、MP12の12Vラインに接続される導電性の板状部材であり、スペーサ223を介してMP12と平行に固定されている。板バネ222は、接続バスバー221bに対向して配設され、この接続バスバー221aに当接するように付勢されている。
そして、これらの接続バスバー221bと板バネ222との間に、当該電子装置10に隣接する他の電子装置10の可動接続部252の可動バスバー201bが挿入され、これにより、接続バスバー221bと可動バスバー201bとが電気的に接続される。
すなわち、固定接続部251bは、隣接する他の電子装置10の可動接続部252の可動バスバー201bと接続されることにより、当該電子装置10と隣接する電子装置10とで12Vラインを接続する。
また、固定接続部251bにおいても、接続バスバー221bと板バネ222とは、筐体101の上面側の各端面が、それぞれ互いに遠ざかる方向に湾曲している。これにより、接続バスバー221bと板バネ222との間に可動バスバー201bが挿入され易くなっている。
また、筐体101における固定接続部251a,251bの各上方位置には、上部開口(第2の開口)1012,1012がそれぞれ形成されている(図2,図11等参照)。又、これらの上部開口1012には、観音開き状の蓋120a,120bが備えられている(図17参照)。これらの蓋120a,120bは、図示しないトーションバネ等の弾力部材で上部開口1012を閉鎖するように付勢されており、上方から筐体101内に進入する方向に押し下げることにより、これらの蓋120a,120bが開く。
可動接続部(可動部)252は、可動バスバー2011,201bを筐体101の外部に対して任意に突出させる。具体的には、可動接続部252は、可動バスバー201a,201bを、筐体101の底部(下部)に形成された底部開口(第1の開口)1011(図11等参照)から、可動バスバー201a,201bを筐体101の下方に突出させる。以下、筐体101の下方を突出方向という場合がある。
この可動接続部252は、MP12の一方の面(図8に示す例では表面)において、筐体101における前記固定接続部251a,251bとは反対側で他の電子装置10と隣接する面(本実施形態では下面)付近に固定されている。
可動接続部252は、可動バスバー201a,201b,バスバー保持部(保持具)203,203,レール204,204,可動ジグ206,連結バー207,可動ジグ支持部208,操作レバー209及び軸210〜212を備える。
レール204,204は、それぞれ、MP12の表面において上下方向に沿って互いに平行に配設されている。これらのレール204,204には、それぞれ上下方向に沿って案内溝2041が形成されている。各案内溝2041には、バスバー保持具203の図示しない突起が挿入され、この案内溝204aに案内されてバスバー保持具203が上下方向に摺動する。
バスバー保持具203は、接続バスバー221aもしくは接続バスバー221bを保持し、これらの接続バスバー221aもしくは接続バスバー221bを保持した状態でレール204に案内され、可動バスバー201a,201bを上下方向に移動させる。
また、前述の如く、筐体101における、可動バスバー201a,201bの各下側位置には底部開口(第1の開口)1011が形成されている(図11等参照)。
そして、バスバー保持具203は、この開口1011から、可動バスバー201a,201bを筐体101の下方に突出させ、下方において隣接する電子装置10の固定接続部251に可動バスバー201a,201bを挿入させる。
また、バスバー保持具203,203は、軸210により水平方向において連通接続されており、これにより、可動バスバー201aと可動バスバー201bとは一緒に移動される。
可動バスバー201b及び可動バスバー201aは、それぞれ導電性の板状部材であり、可動バスバー201aはMP12のGNDラインに、又、可動バスバー201bはMP12の12Vラインに、それぞれ接続されている。
可動バスバー201a,201bもしくは接続バスバー221a,221bから供給される電力は、MP12上において、当該電子装置10に備えられたPSU11から供給される電力とダイオードOR接続される。
また、可動バスバー201aは、可動バスバー201bに比べて長く形成されており、可動バスバー201bよりも下方に突出している。これにより、可動バスバー201a,201bがバスバー保持具203により下方に移動させる際に、可動バスバー201aが可動バスバー201bよりも先に固定接続部251に挿入・接続される。すなわち、電子装置10間において、12VラインよりもGNDラインの方が先に接続される。
同様に、可動バスバー201a,201bがそれぞれ固定接続部251に接続された状態において、可動バスバー201a,201bがバスバー保持具203により上方に移動させる際には、可動バスバー201aが可動バスバー201bよりも後に固定接続部251から抜出される。すなわち、電子装置10間において、12VラインよりもGNDラインの方が後から切断される。
バスバー保持具203,203を連通接続する軸210は、これらのバスバー保持具203,203の間において、可動ジグ206の一端部分も貫通しており、これにより可動ジグ206の一端部分を軸支している。
可動ジグ支持部208は、図示しないガイドに案内されて、筐体101の底面に沿って前後方向に摺動する。可動ジグ支持部208の前側端部には、軸212を介して操作レバー209が回動自在に取り付けられている。オペレータは、この操作レバー209を前後に移動させることにより、可動ジグ支持部208を前後に移動させる。
可動ジグ支持部208と可動ジグ206とは連結バー207により連結されている。
可動ジグ206における軸210に軸支された側とは反対側の端部は、軸211により、連結バー207の一端部(後側端部)に軸支されている。
可動ジグ支持部208の後側端部には、可動ジグ支持部208の延在方向(前方)に向かって、連結バー207の外形とほぼ等しい形状の切込み2081が形成されており、この切込み2081内に連結バー207の他端部(前側端部)が配置されている。
連結バー207には、軸211の延在方向に連通するガイド穴2071が、当該連結バー207の他端部(前側端部)から後方にかけて形成されており、可動ジグ支持部208における後側端部がこのガイド穴2071にピン213により貫通接続されている。そして、ピン213及び可動ジグ支持部208の後側端部は、ガイド穴2071に案内されて前後方向に摺動可能に構成されている。これにより、可動ジグ支持部208と可動ジグ206とが連結バー207により伸縮自在に連結されている。
また、可動ジグ支持部208の下側には、接続口底面蓋102が固定されている。接続口底面蓋102は、筐体101の下部(底部)に形成された底部開口1011を開閉する蓋であって、可動ジグ支持部208の前後方向の移動に従って底部開口1011を開閉する。接続口底面蓋102は、可動ジグ支持部208が最後方に位置する状態で底部開口1011を覆い隠し(閉鎖し)、可動ジグ支持部208が前方に移動した状態で底部開口1011を開放する。
操作レバー209は、前述の如く、可動ジグ支持部208の前側端部に、軸212を介して回動自在に取り付けられている。オペレータは、この操作レバー209を軸212を介して回動させ、可動ジグ支持部208と直線状になるように展開した状態で、前方もしくは後方に移動させる。
なお、上述した、可動ジグ206,連結バー207,バスバー保持具203,可動ジグ支持部208,操作レバー209及び接続口底面蓋102は、帯電防止加工された絶縁体で形成されることが望ましい。
以下、オペレータが、操作レバー209を前方に移動させることを操作レバー209を引き出すといい、操作レバー209を後方に移動させることを操作レバー209を押し込むという場合がある。
上述した、可動ジグ206,連結バー207及び可動ジグ支持部208が、一端を操作レバー209に軸支されるとともに、他端をバスバー保持具203に軸支されることにより、操作レバー209とバスバー保持具203とを連結する連結部として機能する。そして、この連結部が、操作レバー209の前後方向の運動を、バスバー保持具203(可動バスバー201a,201b)の上下方向(突出方向)の運動に変換する。
また、操作レバー209は、図10に示すように、最も前方に移動した状態、すなわち引き出された状態で、軸212を介して上方に回動し(図10の矢印A参照)、鉛直な状態に折りたたまれる(図10の符号B参照)。
そして、これらの操作レバー209の押し込み操作及び引き出し操作に連動して、可動バスバー201a,201bが筐体101の底部開口1011から出入し、又、当該電子装置10の下部に位置する電子装置10の筐体101上部に形成された上部開口1012を介して、その筐体101内に入出する。
なお、これらの底部開口1011及び上部開口1012も帯電防止加工された絶縁体で形成される、もしくは絶縁体で覆われることが望ましい。
図11〜図14はそれぞれ実施形態の一例としてのサーバシステム1における筐体間接続機構200の側面図である。図11は操作レバー209が押し込まれた状態、すなわち、引き出されていない状態を示す図、図12及び図13は操作レバー209を引き出す途中の状態を示す図、図14は操作レバー209が引き出された状態を示す図である。又、図15は図11に示す操作レバー209が引き出されていない状態での電子装置10の一部を透視して示す斜視図、図16はその側面図である。図17は図14における底部開口1011付近の構成を詳細に示す図である。又、図18は図14に示す操作レバー209が引き出された状態での電子装置10の一部を透視して示す斜視図、図19はその側面図である。
これらの図を用いて、本実施形態の一例としてのサーバシステム1における、筐体間接続機構200による電子装置10間の接続方法を説明する。
図11,図15及び図16に示す例においては、例えば、ラック500内に電子装置10が挿入された直後であり、この電子装置10が、ラック500におけるその下側に位置する電子装置10と連結されていない状態を示す。
これらの図11,図15及び図16に示すように、操作レバー209が引き出されていない状態においては、可動ジグ206が、軸211を介して連結バー207と連結された側の端部を下にして垂立する。これにより、可動ジグ206の他端に軸210を介して取り付けられたバスバー保持具203がレール204に沿って持ち上げられた状態で維持される。すなわち、バスバー保持具203に保持された可動バスバー201a,201bも引き上げられ、筐体101内に収納された状態で保持される。
また、この際、可動ジグ支持部208に固定された接続口底面蓋102が、筐体101の底部に形成された底部開口1011上を覆う位置に配置され、この底部開口1011を閉鎖する。これにより、オペレータ等が、底部開口1011を介して可動バスバー201a,201bに誤って触れることを防止することができる。
図12に示すように、オペレータが操作レバー209を少し引き出すと(矢印A11参照)、この操作レバー209の引き出しに従って、可動ジグ支持部208が前方に移動する(矢印A12参照)。又、この可動ジグ支持部208の前方への移動に従い、連結バー207も前方に移動し、軸211を介して接続された可動ジグ206の下端部分も前方に移動する。
可動ジグ支持部208の移動に伴い、この可動ジグ支持部208に固定された接続口底面蓋102も底部開口1011上から前方に移動する。
可動ジグ206は、その軸211側端部の前方への移動に伴い、クランク状に機能して軸211周りに回動する(矢印A13参照)。
可動ジグ206の他端に軸210を介して接続されているバスバー保持具203は、レール204により、その移動を上下方向に制限されている。これにより、可動ジグ206の回動に従い、この可動ジグ206の軸210側端部及びバスバー保持具203は、レール204に沿って下方に移動する(矢印A14参照)。
バスバー保持具203がレール204に沿って下方へ移動することにより、バスバー保持具203に固定された可動バスバー201a,201bも下方に移動し、接続口底面蓋102が不在となった底部開口1011から突出する(矢印A15参照)。
図13に示すように、オペレータが更に操作レバー209を引き出すと(矢印A21参照)、この操作レバー209の引き出しに従って、可動ジグ支持部208が前方に移動する(矢印A22参照)。又、この可動ジグ支持部208の前方への移動に従い、連結バー207及び可動ジグ206の下端部分も前方に移動する。これにより、バスバー保持具203は、レール204に沿って下方に移動し(矢印A23参照)、バスバー保持具203に固定された可動バスバー201a,201bも下方に移動し、底部開口1011及び上部開口1012を介して、下側の電子装置10の固定接続部251に到達する(矢印A24参照)。
その後、更に、オペレータが操作レバー209を引き出すと、図14に示すように、バスバー保持具203に固定された可動バスバー201a,201bが、下側の電子装置10の固定接続部251において、接続バスバー221a,221bと板バネ222との間に挿入される。これにより、接続バスバー221bと可動バスバー201bとが電気的に接続される。
接続バスバー221a,221bと可動バスバー201a,201bとは、図17に示すように係合する。この図17に示すように、可動バスバー201a,201bは、下側の電子装置10の上面蓋102a,120bを押し開いて、この下側の電子装置10の筐体101内に進入し、更に、固定接続部251の接続バスバー221a,221bと板バネ222との間に侵入する。
固定接続部251においては、板バネ222が可動バスバー201a,201bを接続バスバー221に押し付けるように付勢し、これにより、可動バスバー201a,201bと接続バスバー221a,221bとが確実に接続される。
このように、ラック500a,500bにおいて、上段に実装された電子装置10の可動バスバー(第1の接続端子)201a,201bを、筐体101に形成された底部開口1011及び上部開口1012を介して、その下段に実装された電子装置10の固定接続部251a,251bの接続バスバー(第2の接続端子)221a,221bと連結する。これにより、上段に実装された電子装置10と下段に実装された電子装置10とを電気的に接続する。
なお、ラック500内に上下方向に並んで配置された3つ以上の電子装置10(例えば、図1の電子装置10−0,10−1,10−3)において、真ん中に配置された電子装置10−1においては、その可動バスバー221a,221bが第1の接続端子として機能する。すなわち、可動バスバー221a,221bは、第3の電子装置10−0の接続バスバー221a,221b(第3の電力授受端子)に対向するように配置され、これらの接続バスバー221a,221bと係合して電力の授受を行なう。
また、この電子装置10−1においては、その接続バスバー221a,221bが第2の接続端子として機能する。すなわち、接続バスバー221a,221bは、第1の電子装置10−2の可動バスバー201a,201b(第1の電力授受端子)に対向するように配置され、これらの可動バスバー201a,201bと係合して電力の授受を行なう。
オペレータは、筐体101から前方に突出した操作レバー209を、軸212により回動させて鉛直状態にする(図14の矢印A31参照)。鉛直状態となった操作レバー209は、例えば突起2091を筐体101に形成された係合部1013(図15,図19参照)に係止させる。
(C)効果
このように、実施形態の一例としてのサーバシステム1によれば、ラック500内に上下もしくは左右に並んで配置される複数の電子装置10の電源ラインが、筐体間接続機構200によって接続される。又、ラック500内の一部の電子装置10においてPSU11が冗長化して備えられる。
これにより、ラック500内の電子装置10で電力を共有することができる。すなわち、いずれかの電子装置10のPSU11が故障した場合に、筐体間接続機構200を介して接続された複数の電子装置10が順々に電流バランスを調整し、本サーバシステム1全体の電流の不均衡状態を解消する。これにより、PSU11が故障した電子装置10を含む、全ての電子装置10に安定した電力を供給することができる。
また、ラック500a、500bにおける、最上端及び最下端に配置される電子装置10に配置される電子装置10が、それぞれ2つのPSU11を備える。これにより、ラック500a,500bにおいて、最上端と最下端との間に取り付けられたいずれかの電子装置10が保守作業等のために取り外された場合にも、残りの各電子装置10には、最上端もしくは最下端の電子装置10に冗長して備えられたPSU11の電力を筐体間接続機構200を介して供給することができる。従って、各電子装置10を安定して動作させることができる。
サーバシステム1において、各電子装置10に搭載されたPSU11による供給電力を各電子装置10で共有することができ、一部の電子装置10においてPSU11の故障が生じた場合においても、故障が生じた電子装置10の稼動を継続でき、信頼性を向上させることができる。
また、可動バスバー201a,201bを突出させて、他の電子装置10の固定接続部251と電気的に接続する筐体間接続機構200を備えることにより、電子装置10どうしを容易に接続することができる。又、給電のためのケーブル等を用いることなく電子装置10どうしを接続することができ、ラック500への搭載や取り外しの作業効率を向上させることができ、又、電流効率が低下することもない。
ラック500a,500bにおける最上端及び最下端に配置される電子装置10に、それぞれ2つのPSU11を備え、その中間に配置する電子装置10には、1つのPSU11とダミーユニット13とを備えることで、各電子装置10のPSU11を冗長化することができる。従って、PSU11の搭載数を削減することができ、装置コストを低減することができる。
また、PSU11の搭載数を削減することにより、消費電力を削減することもできる。
オペレータが操作レバー209を筐体101から押し込む/引き出す操作を行なうことで、筐体101外部から可動バスバー201a,201bを固定接続部251a,251bへの挿抜操作を行なうことができる。
筐体101から前方に突出した操作レバー209を、軸212により回動させて鉛直状態にし、更に、操作レバー209の突起2091を筐体101に形成された係合部1013(図15,図19参照)に係止させることができる。これにより、筐体101から突出した操作レバー209がオペレータに意図しない状況で筐体101内に押し込まれたりすることがなく、信頼性を向上させることができる。
(D)変形例
上述した実施形態に関わらず、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、図1等に示すように、1つの外部電源供給路2を備えているが、これに限定されるものではない。外部電源供給路2を冗長化してもよい。
図20は実施形態の一例としてのサーバシステム1の構成の変形例を示す図であり、図21はそのPSU11の構成を示す図である。以下、図中、既述の符号と同一の符号は同様の部分を示しているので、その説明は省略する。
図20に示す例においては、図1に示すサーバシステム1における1つの外部電源供給路2に代えて、2つの外部電源供給路2A,2Bを備える。外部電源供給路2A,2Bは、いずれも、例えば、AC100V〜240Vの(外部電力)である。
PSU11においては、図21に示すように、外部電源供給路2A,2Bに応じて、複数のAC/DC変換回路110A,110Bを備え、DC/DC回路111及びスイッチ回路116を備える。なお、なお、図21に示す例においては、AC/DC変換回路110A,110Bは、フィルタ回路1101,整流回路1102,PFC)Power Factor Correction:力率改善)回路を備える。
例えば、通常の運用時には、1つの外部電源供給路2Aからの電力供給でAC/DC変換回路110Aを介してDC電源の供給を行なう。そして、DC/DC回路111が、この外部電源供給路2Aからの電力供給が停止したことを検知すると、他方のAC/DC変換回路110Bに電力供給通知を指示し、スイッチ116を切り替えて、他方の外部電源供給路2Bからの電力供給に基づくDC電源の供給を行なう。これにより、サーバシステム1において継続的な電力供給を実現することができる。
また、図20及び図21に示す例においては、同種類の2つの外部電源供給路2A,2Bから電力供給が行なわれているが、これに限定されるものでもない。すなわち、複数種類の外部電源供給路2から電力供給が行なわれてもよい。
図22は実施形態の一例としてのサーバシステム1の構成の他の変形例におけるPSU11の構成を示す図である。
この図22に示す例においては、図20及び図21に示した2つの外部電源供給路2A,2Bに加えて、HVDC(high-voltage, direct current:高圧直流送電)からも電力供給(200〜400V)が行なわれている。このように、外部電源供給路2としては、通常のAC電源に限定されるものではなく、HVDC電源を接続して多重化してもよい。
このように、冗長化した外部電源供給路を備え、各PSU11に対して、これらの複数の外部電源供給路から電力供給を行なう。これにより、一の外部電源供給路に障害が生じた場合であっても、他の外部電源供給路から電力供給を行なうことができ、稼働を継続でき、信頼性を向上させることができる。例えば、サーバシステム1がストレージシステムである場合には、データ保全の面においても信頼性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態においては、ラック500a,500bにおける最上端及び最下端に配置される電子装置10に、それぞれ2つのPSU11を備え、その中間に配置する電子装置10には、1つのPSU11とダミーユニット13とを備えているがこれに限定されるものではない。サーバシステム1において搭載するPSU11の数を増加させることにより、更に冗長性を高めることができ、フレキブルな運用を実現することができる。
また、上述した実施形態及び変形例においては、ラック500内に複数の電子装置10を並べて配置したサーバシステム1を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、複数の電子装置を所定方向に並べて、複数の電子装置が近接して配置され、相互に電力を供給し合うようなシステムにも適用することができる。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
(E)付記
(付記1)
筐体内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、
前記筐体の一方の面に配置される他の電子装置の電力授受端子に対向するように配置され、該電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された接続端子と、
を備えることを特徴とする、電子装置。
(付記2)
前記接続端子を前記筐体に設けられた第1の開口を介して外側に突出させる可動部を備え、
前記接続端子は、該可動部によって前記第1の開口を介して外側に突出し、前記一方の面に配置される前記電子装置の電力授受端子と電気的に接続することを特徴とする、付記1記載の電子装置。
(付記3)
前記可動部が、
前記接続端子の突出方向と直交する方向に移動する操作レバーと、
前記接続端子の突出方向に沿って配設されたレールと、
前記接続端子を保持した状態で前記レールに前記突出方向に案内される保持具と、
一端を前記操作レバーに軸支されるとともに、他端を前記保持具に軸支されることにより、前記操作レバーと前記保持具とを連結する連結部とを備えることを特徴とする、付記2記載の電子装置。
(付記4)
筐体内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、
前記筐体の一方の面に配置される第1の電子装置の第1の電力授受端子に対向するように配置され、該第1の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された第1の接続端子と、
前記筐体の一方の面の反対側の他方の面に配置される第2の電子装置の第2の電力授受端子に対向するように配置され、該第2の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された第2の接続端子とを備えることを特徴とする、電子装置。
(付記5)
前記第1の接続端子を前記筐体に設けられた第1の開口を介して外側に突出させる可動部を備え、
前記第1の接続端子は、該可動部によって前記第1開口を介して外側に突出し、前記前記第1の電子装置の第1の電力授受端子と電気的に接続し、
前記第2の接続端子は、前記筐体の他方の面に設けられた第2の開口を介して挿入される前記第2の電子装置の第2の電力授受端子と電気的に接続することを特徴とする、付記4記載の電子装置。
(付記6)
前記筐体内に配置され、前記電力供給線を介して前記機構部に電力を供給する電源供給装置を備えることを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の電子装置。
(付記7)
前記機構部に供給する電力を所定値に調整する調整部を備えることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の電子装置。
(付記8)
第1、第2、第3の電子装置を含む複数の電子装置が所定方向に並んで配置される電子装置システムであって、
前記第1の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第1の電力授受端子を備え、
前記第3の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第3の電力授受端子を備え、
前記第2の電子装置は、
前記第1の電子装置の第1の電力授受端子に対向するように配置され、該第1の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第1の接続端子と、
前記第3の電子装置の第3の電力授受端子に対向するように配置され、該第3の電力授受接続端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第2の接続端子と、を備えることを特徴とする、電子装置システム。
(付記9)
前記第1の接続端子を、前記筐体に設けられた第1の開口を介して外側に突出させる可動部を備え、
前記第1の接続端子は、該可動部によって前記第1の開口を介して外側に突出し、前記第3の電子装置の第3の電力授受端子と電気的に接続し、
前記第2の接続端子は、前記筐体の他方の面に設けられた第2の開口を介して挿入される前記第1の電子装置の第1の電力授受端子と電気的に接続することを特徴とする、付記8記載の電子装置システム。
(付記10)
前記可動部が、
前記第1の接続端子の突出方向と直交する方向に移動する操作レバーと、
前記第1の接続端子の突出方向に沿って配設されたレールと、
前記第1の接続端子を保持した状態で前記レールに前記突出方向に案内される保持具と、
一端を前記操作レバーに軸支されるとともに、他端を前記保持具に軸支されることにより、前記操作レバーと前記保持具とを連結する連結部とを備えることを特徴とする、付記9記載の電子装置システム。
(付記11)
前記筐体内に配置され、前記電力供給線を介して前記筐体内に配置された機構部に電力を供給する電源供給装置を備えることを特徴とする、付記8〜付記10のいずれか1項に記載の電子装置システム。
(付記12)
前記機構部に供給する電力を所定値に調整する調整部を備えることを特徴とする、付記11記載の電子装置システム。
(付記13)
前記複数の電子装置のうち、両端に位置する各電子装置は複数の前記電源供給装置を備えるとともに、両端以外の電子装置は1つの電源供給装置を備えることを特徴とする、付記11又は12記載の電子装置システム。
1 サーバシステム
2,2A,2B 外部電源供給路
3a HDD(機構部)
3b CM(機構部)
10 電子装置(DE,CE)
11,11−0〜11−6 PSU
12 MP
13 ダミーユニット
101 筐体
1011 底部開口(第1の開口)
1012 上部開口(第2の開口)
1013 係合部
102 接続口底面蓋
111 DC/DC回路
112 整流回路
113 ヒューズ
114,115 接続端子
120a,120b 蓋
200 筐体間接続機構
201a,201b 可動バスバー(接続端子,第1の接続端子)
203 バスバー保持具
204 レール
2041 案内溝
206 可動ジグ
207 連結バー
2071 ガイド穴
208 可動ジグ支持部
2081 切込み
209 操作レバー
2091 突起
210〜212 軸
213 ピン
221a,221b 接続バスバー(電力授受端子,第2の接続端子)
222 板バネ
251a,251b 固定接続部
252 可動接続部(可動部)
500,500a,500b ラック

Claims (8)

  1. 筐体内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、
    前記筐体の一方の面に配置される他の電子装置の電力授受端子に対向するように配置され、該電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された接続端子と、
    を備えることを特徴とする、電子装置。
  2. 前記接続端子を前記筐体に設けられた第1の開口を介して外側に突出させる可動部を備え、
    前記接続端子は、該可動部によって前記第1開口を介して外側に突出し、前記一方の面に配置される前記電子装置の電力授受端子と電気的に接続することを特徴とする、請求項1記載の電子装置。
  3. 前記可動部が、
    前記接続端子の突出方向と直交する方向に移動する操作レバーと、
    前記接続端子の突出方向に沿って配設されたレールと、
    前記接続端子を保持した状態で前記レールに前記突出方向に案内される保持具と、
    一端を前記操作レバーに軸支されるとともに、他端を前記保持具に軸支されることにより、前記操作レバーと前記保持具とを連結する連結部とを備えることを特徴とする、請求項2記載の電子装置。
  4. 筐体内に配置された機構部に電力を供給する電力供給線と、
    前記筐体の一方の面に配置される第1の電子装置の第1の電力授受端子に対向するように配置され、該第1の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された第1の接続端子と、
    前記筐体の一方の面の反対側の他方の面に配置される第2の電子装置の第2の電力授受端子に対向するように配置され、該第2の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記電力供給線に接続された第2の接続端子とを備えることを特徴とする、電子装置。
  5. 前記第1の接続端子を前記筐体に設けられた第1の開口を介して外側に突出させる可動部を備え、
    前記第1の接続端子は、該可動部によって前記第1の開口を介して外側に突出し、前記第1の電子装置の第1の電力授受端子と電気的に接続し、
    前記第2の接続端子は、前記筐体の他方の面に設けられた第2の開口を介して挿入される前記第2の電子装置の第2の電力授受端子と電気的に接続することを特徴とする、請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記機構部に供給する電力を所定値に調整する調整部を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子装置。
  7. 第1、第2、第3の電子装置を含む複数の電子装置が所定方向に並んで配置される電子装置システムであって、
    前記第1の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第1の電力授受端子を備え、
    前記第3の電子装置は、自装置内の電力供給線に接続された第3の電力授受端子を備え、
    前記第2の電子装置は、
    前記第1の電子装置の第1の電力授受端子に対向するように配置され、該第1の電力授受端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第1の接続端子と、
    前記第3の電子装置の第3の電力授受端子に対向するように配置され、該第3の電力授受接続端子と係合して電力の授受が行なわれる、前記第2の電子装置内の電力供給線に接続された第2の接続端子と、を備える、
    ことを特徴とする、電子装置システム。
  8. 前記複数の電子装置のうち、両端に位置する各電子装置は複数の電源供給装置を備えるとともに、両端以外の電子装置は1つの電源供給装置を備えることを特徴とする、請求項7記載の電子装置システム。
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