JP2014106166A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】血液、尿等の成分を定量あるいは定性分析を行なう自動分析装置において、特に試料として全血、血球を取り扱う場合に、コンパクトで処理能力が高い自動分析装置を提供する。
【解決手段】第一と第二の試料分注機構12は、それぞれ独立に動作し、反応ディスク1上の反応容器2に対して試料分注を行い、反応ディスクの反応容器は、試料測定前の前処理と、試料の分析とで共用され、第一の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止させた反応容器は、所定のサイクル後に、第二の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止するように制御され、停止したサイクルを起点とし、第二の試料分注機構が前処理済み試料を他の反応容器に分注を行うまでの再分注サイクル数をZ、また、第一の試料分注機構の動作サイクル数をn(n≧2の整数)とした場合に、制御部は、Zがnで割り切れない関係で、ディスク回転機構、第一と第二の試料分注機構を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は血液、尿等の成分を定量あるいは定性分析を行う自動分析装置に係り、特に試料として全血、血球を取り扱う自動分析装置に関する。
血液、尿等の生体試料に含まれる特定成分の定量あるいは定性分析を行う自動分析装置は、分析結果の再現性、処理速度の高さ、などから現在の診断には欠かせないものとなっている。このような自動分析装置の分析項目は医療の進歩とともに増加の一途をたどっているが、近年ではメタボ検診に対応して、ヘモグロビンA1c分析に対応した分析装置の要求が高まっている。
ヘモグロビンA1c分析は、一般的な生化学分析項目と異なり、全血あるいは血球試料を分析する。全血あるいは血球試料はそのままでは分析しにくいため、溶血処理(赤血球を破壊し、血球の内部成分を溶出させる処理)などの前処理を行うことが普通である。溶血処理を行った試料は、その後、通常の血清試料と同様に試薬を添加し、分析を行う。
そのような溶血処理を自動分析装置で実施する方法としては、大別すると、特許文献1に記載されたような、反応ディスク上で前処理を実施できるように分注制御を変更する方法と、特許文献2に記載されたような、前処理を専用で実施する前処理ディスク(希釈ディスク)を設ける方法が知られている。
特開平6−82460号公報 特開平8−194004号公報
特許文献1に記載の方法は、単一の試料分注機構が、試料に試薬を添加して分析を行うための分注動作に加えて、分析に先立って、試料に希釈液、あるいは前処理液を添加して前処理を行う分注動作と、希釈/前処理済みの試料を反応容器から採取して、別の反応容器に再分注と行う構成となっている。そのため、余分な機構を増やすことなく装置上での自動前処理機能を有する自動分析装置を提供することができるが、前記試料分注機構が前処理を行うための試料分注を行っている間は、分析を行うための試料分注を行えないため、特に前処理を行う分析項目の割合が高い場合には装置の処理能力が大きく低下する。
また、単一の試料分注機構で血清、血漿、全血、血球等、複数種類の試料分注を行うことになるが、前記の試料はそれぞれ液性が異なり、例えば、粘度(比粘度)については、血清は1.70〜2.00、血漿は1.72〜2.03、全血は4.40〜4.74、血球は60〜と試料の種類によって大きな差がある。そのため、1μL程度の微量な血清を再現性良く分注を行うため、ノズルの内径を細くすると、全血や血球のように粘度が大きい試料では吸引抵抗が高くなり、吸引ポンプ内の圧力の静定時間が長くなるため、正確で迅速な試料分注の妨げとなる。
逆に粘度が大きい試料の吸引に合わせてノズル内径を大きくすると、1μL程度の微量分注域においては分注の再現性が低下するという欠点が生じる。
また、全血試料の分析では、全血を遠心処理し、試料容器底部にある血球の吸引を行うため、血清や血漿の採取と違い、ノズルが試料に浸漬する距離が長く、ノズルの洗浄槽、ノズル形状等に配慮が必要であり、また分注動作も血清や血漿の採取の際とは変更が必要であるため、制御が複雑となる。また、特許文献2に記載の方法は、試料を予め希釈テーブルに移して試料の希釈/前処理を行い、反応容器で希釈/前処理された試料の分析を行う構成となっている。
上記の方法では、希釈テーブル上で事前に試料の前処理を行うため、希釈テーブルから反応容器への試料分注は試料の分析にのみ専念でき、全血や、血球も前処理が行われ、粘度が血清程度まで低下しており、粘度が試料分注の妨げにならない。
しかし、希釈テーブルの追加に伴い、希釈容器の洗浄機構、攪拌機構、試料容器から希釈テーブルに試料を移す希釈ピペット、希釈ピペットで試料を吸引する試料吸引用ポンプ、希釈ピペットのノズルの洗浄槽といった機構点数の増加に伴い、機構の複雑化、装置面積の増加が懸念される。
上記目的を達成するための本発明の構成は以下の通りである。
液体を収容する複数の反応容器を円周上に有する反応ディスクと、当該反応ディスクを1サイクルで所定数の反応容器数に相当する距離を回転動作するよう駆動させるディスク回転機構と、を備えた自動分析装置において、測定前に前処理を実施する試料を採取する第一の試料分注機構と、前処理をした前処理済み試料を採取する第二の試料分注機構と、前記ディスク回転機構、前記第一と前記第二の試料分注機構を制御する制御部とを備え、前記第一と前記第二の試料分注機構は、それぞれ独立に動作し、当該反応ディスク上の反応容器に対して試料分注を行い、当該反応ディスクの前記反応容器は、試料測定前の前処理と、試料の分析とで共用され、前記第一の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止させた反応容器は、所定のサイクル後に、前記第二の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止するように制御され、停止したサイクルを起点とし、前記第二の試料分注機構が前処理済み試料を他の反応容器に分注を行うまでの再分注サイクル数をZ、また、前記第一の試料分注機構の動作サイクル数をn(n≧2の整数)とした場合に、前記制御部は、Zがnで割り切れない関係で、前記ディスク回転機構、前記第一と前記第二の試料分注機構を制御する自動分析装置である。特に、請求項において区別して記載しない限り、請求項に記載の前処理には、希釈も含まれる。
本発明によれば、試料の前処理(希釈含む)の工程における無駄な空きサイクルによる処理能力の低下を防ぐことができる。
本発明を適用した自動分析装置の実施例の斜視図。 本発明を適用した自動分析装置の実施例の上面図。 本願の反応容器2の停止位置と、分光光度計4の測定を行うポイントの実施例。 本願のサイクルチャートの一例(前処理を必要としない比色分析項目のみの分析)。 従来技術を用いたサイクルチャートの一例(前処理を必要としない比色分析項目のみの分析)。 試料採取の違いによる試料分注機構使い分けの実施例。 試料採取の違いによる試料分注機構動作シーケンスの実施例。 前処理用反応容器と測定用反応容器が競合しないサイクルチャートの一例(前処理を必要とするHbA1cのみの分析)。 前処理用反応容器と測定用反応容器が競合するサイクルチャートの一例(前処理を必要とするHbA1cのみの分析)。 前処理済み試料分注サイクル数別の反応容器の使用状況(試料分注機構12の分注サイクル数が2の場合)。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1,図2は本発明を適用した自動分析装置の一実施例を示す概略図である。
反応ディスク1には反応容器2が円周上に並んでいる。反応ディスクはモータなどの駆動機構により、反応ディスクを1サイクルで所定数の反応容器数に相当する距離を回転駆動するよう制御される。試薬ディスク9の中には複数の試薬ボトル10が円周上に載置可能である。反応ディスク1の近くに試料容器15を載せたラック16を移動する試料搬送機構17が設置されている。この搬送機構には、装置の外部から投入された試料を収容した容器を搬送する役割がある。反応ディスク1と試薬ディスク9の間には試薬分注機構7,8が設置されており、各々試薬ノズル7a,8aを備えている。ノズル7a,8aにはそれぞれ試薬用ポンプ18が接続している。反応ディスク1と試料搬送機構17の間には、回転及び上下動可能な試料分注機構11,12が設置されており、各々試料ノズル11a,12aを備えている。各々試料ノズル11a,12aには各々試料用ポンプ19が接続している。
試料ノズル11a,12aは回転軸を中心に円弧を描きながら移動して試料容器から反応セルへの試料分注を行い、試料ノズル11aの軌道上には、試料搬送機構上の試料吸引位置23aと、反応ディスク上の試料吐出位置22aおよび希釈/前処理済み試料の試料採取位置23cと、試料ノズルを洗浄するための洗浄槽13が存在し、試料ノズル12aの軌道上には、試料搬送機構上の試料吸引位置23bと、反応ディスク上の試料吐出位置22bと、試料ノズルを洗浄するための洗浄槽14が存在し、試料ノズル11a,12aの軌道が干渉しないように配置されている。搬送機構は、試料吸引位置23aにある試料容器と、試料吸引位置23bにある試料容器とを独立して搬送制御できるよう搬送制御部により制御されている。また、試料搬送機構17は図1の左から右側にラック16を搬送し、試料吸引位置23aは試料吸引位置23bに対して、搬送機構17の上流側に位置している(図2参照)。
反応ディスク1の周囲には、洗浄機構3、分光光度計4、攪拌機構5,6、試薬ディスク9、試料搬送機構17が配置され、洗浄機構3には洗浄用ポンプ20が接続されている。試薬分注機構7,8、試料分注機構11,12、攪拌機構5,6の動作範囲上に洗浄槽13,14,30,31,32,33がそれぞれ設置されている。また、各機構はコントローラ21(制御部)に接続している。このコントローラ21(制御部)は、反応ディスクの回転駆動や、試料ノズルの駆動、試料吸引、試料吐出の動作や、試料容器の搬送機構などの各種機構を制御する。
次に図2と図3を使用し、本発明を適用した自動分析装置の基本動作を説明する。
本実施例の自動分析装置は反応ディスク1に29個の反応容器2−1〜2−29がある。反応ディスクは1サイクルで反時計回りに6反応容器分の回転と停止を繰り返し、5サイクルで1回転プラス1反応容器分回転する。上記の動作を繰り返すことで反応容器は29サイクルで同一の位置に戻ることになる。また、本実施例では希釈/前処理を必要としない分析項目の試料採取を試料分注機構11が行い、分析前に希釈/前処理を行う試料の採取を試料分注機構12が行う。また、試料分注機構11と試料分注機構12はそれぞれ専用の試料吐出位置22a,22bを持ち、上記の試料吐出位置は反応ディスクの1サイクルの回転に相当する6反応容器分開けることで、試料分注機構12は試料分注機構11に対して、1サイクル前に同一の反応容器に対して、試料を吐出可能である。
図3は反応容器2−1が試料吐出位置22bに停止した時をサイクル0として、29サイクルの中で反応容器2の停止位置と、分光光度計4によって測定を行うポイントを示す。反応容器2の動きについて、反応容器2−1を例に説明を行う。
サイクル0で試料吐出位置22bあった反応容器2−1はサイクル1で試料吐出位置22aに停止する。サイクル0で試料分注機構12が反応容器2−1に試料を吐出している場合にはサイクル1で試料分注機構11は反応容器2−1には試料を吐出しない。サイクル2で反応容器2−1は第一試薬吐出位置76に停止し、希釈/前処理を必要としない測定用試料には試薬R1を、希釈/前処理を行う試料には希釈液/前処理液を、試薬分注機構7が添加する。サイクル3で反応容器2−1は第一攪拌位置73に停止し、反応液となった反応容器2−1の試料を攪拌機構6で攪拌する。容器2−1の試料が希釈/前処理を必要としない測定用試料の場合には、サイクル3から4とサイクル8から9にかけて分光光度計4の前を通過する際に、反応液の吸光度を測定する。
反応容器2−1の試料が希釈/前処理を行う試料の場合には、サイクル6で試料吸引位置23cに停止した際に試料分注機構11によって、希釈/前処理済み試料の採取を行うとともに、試料吐出位置22aに停止している反応容器2−2に試料を再分注する。つまり、反応ディスク1と試薬分注機構8は、全血試料あるいは血球試料に対しては、前処理を施す前処理部として機能し、前処理が完了した試料は試料分注機構11で試料吐出位置22aにある反応容器に吐出される。
反応容器2−2に再分注された希釈/前処理済み試料はサイクル7では第一試薬吐出位置76に停止し、希釈/前処理を必要としない測定用試料同様に、分析測定用の試薬R1を試薬分注機構7が添加する。(希釈/前処理済み試料の以後の停止位置における説明は希釈/前処理を必要としない測定用試料同様であるため省略する。)
希釈/前処理を必要としない測定用試料が入った反応容器2−1は、サイクル11で第二試薬吐出位置75に停止し、試薬分注機構8で反応液に試薬R2を添加する。サイクル12で反応容器2−1は第二攪拌位置74に停止し、攪拌機構5が反応液の攪拌を行う。サイクル13から14とサイクル17から18にかけて反応容器2−1は分光光度計4の前を通過し、反応液の吸光度を測定する。
サイクル18で反応容器2−1は廃液吸引位置70に停止し、洗浄機構3が測定の終了した反応液を吸引し、同時に洗浄液を加える。次のサイクル19で反応容器2−1はブランク水吐出位置71に停止し、洗浄機構3が洗浄液を吸引し、同時に反応容器のブランク測定を行うためのブランク水を吐出する。サイクル22から23にかけて反応容器2−1は分光光度計4の前を通過し、反応液の吸光度を測定する。サイクル24で反応容器2−1はブランク水吸引位置72に停止し、洗浄機構3がブランク水を吸引し、清浄な状態となり、ステップ29(図示せず)新たな検体の分析に再利用される。
以上が本実施例における自動分析装置の基本動作である。次に本発明の詳細について説明を行う。
図4は本発明を適用した自動分析装置で前処理を必要としない比色分析項目のみの分析する際のサイクルチャートの一例である。図は横軸に分析のサイクルを取り、反応容器2−1が試料吐出位置22bに停止した時をサイクル0とする。図の縦軸には動作順番と、各試料分注機構が採取する検体と、その検体に依頼されている分析項目と、分析で使用する反応容器の番号を示している。
分析サイクルの説明をする。試料分注機構12は前処理用の試料を専用で採取するので、本分析のサイクルチャート内では動作しない。よって、サイクル0で反応容器2−1には何も分注されない。サイクル1では反応容器2−1に試料分注機構11が検体AのAST分析用の試料Sを吐出する。サイクル2では反応容器2−1の試料S中に試薬分注機構7が試薬R1を添加するのと同時に、反応容器2−7に検体AのALT分析用の試料Sを吐出する。サイクル3では反応液となった反応容器2−1の試料Sを攪拌機構6で攪拌すると同時に、反応容器2−7の試料S中に試薬R1の添加、および、反応容器2−13に検体AのγGTP分析用の試料Sを吐出する。次にサイクル3から4と8から9の間で反応容器2−1中の反応液の吸光度を分光光度計4で測定する。サイクル11〜12では反応容器2−1の反応液に試薬分注機構8で試薬R2を添加し、攪拌機構5で反応液の攪拌を行い、サイクル13から14と17から18の間で反応液の吸光度を分光光度計4で測定する。以上のサイクルで分析項目の測定を行った後、サイクル18で反応容器2−1の反応液を洗浄機構3で吸い上げ、洗浄水を注入する。そして、サイクル19で洗浄水を洗浄機構3で吸い上げ、清浄となった反応容器2−1にブランク水を添加する。サイクル23から24の間で反応容器2−1の反応容器ブランク測定を分光光度計4で行う。次のサイクル24で洗浄機構3により反応容器2−1内のブランク水を吸い上げ、清浄な反応容器2−1となり、サイクル30で新たな試料の分析に再利用される。
これに対して、図5は特許文献1に記載されるような従来の自動分析装置で図4と同一の分析項目を分析する際のサイクルチャートの一例である。従来の自動分析装置の形態としては、本実施例における試料分注機構12が存在しない状態と考え、図4と同様に、反応容器2−1が試料吐出位置22bに停止した時を0サイクル目とすると、サイクル0で反応容器2−1には何も分注されない。サイクル1からは図示の通り、図4と同様の分析サイクルチャートとなることは自明であり、詳細の説明については省略する。
よって、本願と従来の自動分析装置においては前処理を必要としない比色分析項目のみの分析では処理能力に差は無い。しかし、近年では通常の比色項目に加えて、予め試料の前処理を必要とする項目も存在する。一例として、メタボ検診で使用されるヘモグロビンA1c(HbA1c)分析がある。HbA1c分析は、一般的な生化学分析項目と異なり、全血試料を分析する。全血試料はそのままでは分析しにくいため、溶血処理(赤血球を破壊し、血球の内部成分を溶出させる処理)などの前処理を行うことが普通である。溶血処理を行った試料は、その後、通常の血清試料と同様に試薬を添加し、分析を行う。HbA1cのように、予め試料の前処理を必要な分析項目を、特に単位時間の処理能力が高い自動分析装置で実施する場合には本特許は有効である。
では、図6で本願の自動分析装置において、一般的な生化学分析項目を分析するために試料分注機構11が行う血清吸引と、HbA1c分析を行うために試料分注機構12が行う全血吸引を行う一例を示す。
図示の試料分注機構11は血清の液面付近から一般的な生化学項目の分析を行うための試料採取を行うのに対して、試料分注機構12はHbA1c分析のため、遠心分離された全血試料の血球部分(試料容器15底部)から赤血球の採取を行う必要がある。
図7は図6で吸引した試料を反応ディスク1の反応容器2に分注する本発明を搭載した自動分析装置の動作シーケンスの一例である。なお、T0とT1の間、T1とT2との間が1サイクルである。
時刻T0からT1にかけて、試料分注機構11は試料吸引位置23aへ移動、試料採取後、試料吐出位置22aへ移動する。試料分注機構11は試料吐出を終えた後、洗浄槽13に移動し試料ノズル11aの洗浄を行う。
試料分注機構12は試料吸引位置23bに移動、試料採取を行う。該当試料が図7に示す遠心分離された血球の場合には、粘度が大きいため、吸引後、試料ノズル25内の圧力が安定するのに時間が掛かる。
また、試料採取後は、洗浄槽14にて、試料ノズル25の外周に付いた不要な血清を洗い流す必要がある。試料搬送機構17は試料分注機構11,12で試料の採取が終わり、水平移動の開始とともに、それぞれラック16を移動させ、試料採取位置23a,23bに新しい試料を搬送する(同一の試料で複数の分析項目が依頼されていない場合)。
反応ディスク1は試料分注機構11で試料の吐出が終わり、水平移動を開始した後、反応容器2を移動させる。
次の時刻T1からT2にかけては、試料分注機構11は新しい試料に対して同様の分注動作を行う。
試料分注機構12は洗浄槽14から試料吐出位置22bに移動、試料の吐出後は再び洗浄槽14に戻り試料ノズル12aの洗浄を行う。
試料搬送機構17は、試料分注機構12が試料吸引位置23bにある試料の吸引をまだ行っていないので、試料採取位置23bにあるラック16の移動は行わない。一方、試料採取位置23aの試料でその他の項目が依頼されていない場合にはラック16を移動し新たな試料を供給する。
反応ディスク1は試料分注機構11,12で試料の吐出が終わり、水平移動を開始した後、反応セルを移動させる。この例では、試料分注機構12が試料吸引から試料吐出まで2倍のサイクルを要する例を示しているが、2倍に限定されるものではなくn倍(n≧2の整数)であればよい。そして、この例では、試料ノズル12aが試料を吐出せずに回転動作させた(T0からT1内の反応容器移動)反応容器に対して、試料ノズル11aによる試料吐出を行っていることが分かる(T1からT2内の試料ノズル11aの試料吐出)。なお、この例では、図示していないが、T2からT3については、試料ノズル12aで吐出された試料が収容された試料容器が、試料吐出位置22aにあるため試料分注(試料吐出)を行わないように制御される。
以上のように、血清と、全血の血球では試料の採取方法が大きく異なるため、試料搬送機構17の試料採取位置23a,23bへの試料供給から試料分注機構11、試料分注機構12の分注動作に至るまで独立に制御を行い、反応ディスク1の前記反応容器2の空き状況に応じて前記それぞれの試料分注機構は動作することで反応容器2に空きがなく、装置の単位時間当たりの処理能力が最大となるように動作する。
また、図7から明らかな通り、血球の採取の工程は血清の採血工程よりも多く時間が掛かる。図7では試料分注機構11の動作時間に対して、試料分注機構12の動作時間が2倍かかる設定とした。特許文献1に記載されるような従来の自動分析装置において、HbA1cの前処理のための試料採取に通常の血清からの試料採取の2倍の時間をかけるということは、少なくとも反応容器2に1つ空きを作ってしまうことになり、処理能力を大きく低下させる原因となる。
また、希釈/前処理を必要としない血清試料の単位時間当たりの処理能力を向上させるため、試料分注機構の動作時間を短縮すれば、場合によっては、血清分注の2倍以上の時間をHbA1cの前処理のための試料採取に使用しなければならなくなり、その分だけ反応容器2に空きが出る数が多くなり、処理能力をさらに大きく低下させる原因となる。
図8は本願における自動分析装置でA〜Oの15検体に対してHbA1cの測定を実施した例である。前述の通り、前処理用の試料採取は試料分注機構12が担当し、前処理済み試料の反応容器への再分注は試料分注機構11が担当する。試料分注機構11(前処理済み試料の反応容器への再分注)の動作時間に対して、試料分注機構12(前処理用の試料採取)の動作時間が2倍かかる設定(試料分注機構12の分注サイクルを1とすると、試料分注機構12の分注サイクルは2)としている。
サイクル0で試料分注機構12は前のサイクル−1(図示は無し)で検体Aから前処理用の試料S′を採取し、反応容器2−1に吐出する。サイクル1で、反応容器2−1は試料吐出位置22aに移動する。次にサイクル2で反応容器2−1内の試料S′に試薬分注機構7で前処理液を添加すると同時に、試料分注機構12がサイクル1で検体Bから採取した前処理用の試料S′を反応容器2−13に吐出する。サイクル3では前処理液を添加した反応容器2−1の試料を攪拌機構6で攪拌する。
サイクル6で反応容器2−1は試料採取位置23cに停止し、試料分注機構11が前処理済みの試料を反応容器2−1から採取すると共に、試料吐出位置22aに停止している反応容器2−2に再分注を行う。再分注された検体Aの前処理済み試料は図4に示した通常の比色項目の試料分析と同じく試薬R1,R2を添加され分光光度計4で吸光度の測定を行う。
以上の動作を繰り返すことで、試料分注機構12は途切れなく前処理試料の分注を続け、分注開始から6サイクル目以降は試料分注機構11が前処理済み試料の再分注を2サイクルごとに途切れなく行い、A検体の分注開始から34サイクルでO検体の再分注までを終える(動作順番31以降のサイクルチャートは省略)。
つまり、試料の前処理を開始した直後の数個の反応容器を除いて半分の反応容器は試料の前処理に、もう半分の反応容器は前処理済み試料分析に使用し、反応容器に空きを作らない。
ここで、反応容器に空きができない理由は二つある。一つは試料分注機構12による前処理用の試料の分注サイクルを2にしていることである。分注サイクルを2にすることにより全反応容器の半分が試料の前処理に用いられる。そして残りの半分の反応容器を前処理済み試料の測定に用いるようにすることにより、反応容器に空きを作らなくしている。
空きができないもう一つの理由は、前処理用の試料の分注サイクルを2とした場合においては、前処理に供した反応容器が試料分注機構11の試料吐出位置22aに停止したタイミングを起点とした試料分注機構11における前処理済み試料の再分注のサイクル数を奇数としたことによる。図8の実施例では再分注のサイクル数は5(奇数)となっているが、これを偶数とすると、試料分注機構12が前処理用の試料を分注する反応容器は、試料分注機構11による前処理済み試料の分析に用いることが決まっているために、前処理済み試料を2サイクルに1回分注できずに反応容器に空きを作ってしまう。再分注のサイクル数を6とした場合のHbA1cを行なった場合について図9を用いて説明する。
図9は前処理に供した反応容器が試料分注機構11の試料吐出位置22aに停止したタイミングを起点とした試料分注機構11における前処理済み試料の再分注のサイクル数を6とした自動分析装置で、A〜Mの13検体に対してHbA1cの測定を実施した例である。試料分注機構11による前処理済み試料の分注サイクル数は1で、試料分注機構12による前処理用試料の分注サイクル数は2という設定である。
基本的なシーケンスついて検体Aを例に説明する。検体Aについては、サイクル0で試料分注機構12は前のサイクル−1(図示は無し)で検体Aから前処理用の試料S′を採取し、反応容器2−1に吐出する。サイクル1で、反応容器2−1は試料吐出位置22aに移動する。サイクル2で反応容器2−1内の試料S′に試薬分注機構7で前処理液を添加、サイクル3では前処理液を添加した反応容器2−1の試料を攪拌機構6で攪拌する。サイクル7(反応容器2−1が試料吐出位置22aに停止した6サイクル後)で、試料分注機構11が前処理済みの試料を反応容器2−1から採取すると共に、試料吐出位置22aに停止している反応容器2−8に再分注を行う。再分注された検体Aの前処理済み試料は図4に示した通常の比色項目の試料分析と同じく試薬R1,R2を添加され分光光度計4で吸光度の測定を行う。
検体Aに引き続き、検体B、Cについてもそれぞれ、試料分注機構12により2サイクルごとに反応容器に前処理用の試料を分注していく。なお、検体Bについては反応容器2−13、検体Cについては反応容器2−25を前処理用の反応容器として用いる。
ここで、検体Cに引き続き、検体Dから前処理用の試料を分注しようとしたときに、検体Dの前処理用の反応容器2−8は、すでに検体Aの測定用の反応容器に供することが決まっている。従って、その次のサイクルに来る反応容器2−14を検体Dの前処理に用いることになる。これにより、反応容器2−15が前処理にも測定にも使用されない空きの反応容器となる。同様の現象が検体G、検体J、検体Mについても起き、7サイクルに1回の頻度で反応容器に空きを作ることになる。
ここで、図10を用いて、試料分注機構11による前処理済み試料の分注サイクル数は1で、試料分注機構12による前処理用試料の分注サイクル数は2という設定において、前処理に供した反応容器が試料分注機構11の試料吐出位置22aに停止したタイミングを起点とした試料分注機構11における前処理済み試料の再分注のサイクル数を5〜10とした場合の反応容器の使用状況について説明する。
図10は、反応容器を使用する順番について、試料分注機構11の試料吐出位置22aに反応容器が停止する順番という観点で並べたものである。図10(a)に示した破線矢印の順に反応容器を使用していく。試料分注機構11による前処理済み試料の分注においてどの反応容器からどの反応容器へ分注するかを示すために、縦軸方向に使用順番を並べて、さらに、それぞれの再分注サイクル数で、その右側の列に移して使用順番を並べてある。ここで、試料分注機構11による前処理済み試料の分注に使用する反応容器は、実線矢印で示している。図10(a)の一番左上を例にとると、反応容器2−1から反応容器2−2へ前処理済み試料を分注するということである。未使用(空きとなる)の反応容器については、白抜きと黒抜きで示している。白抜きは、試料の前処理を開始した最初の数サイクルの空きである。黒抜きは、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が競合するためにできる空きである。
図10(a)は、再分注のサイクル数が5の場合である。この場合、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が交互に並ぶために反応容器に空きができないことがわかる。
一方で、再分注のサイクル数を6とした場合(図10(b))、試料分注機構12による前処理用の試料の分注が2サイクルごとに、反応容器2−1、反応容器2−13、反応容器2−25の順に行なわれるが、反応容器2−8はすでに測定に供されることが決まっているために前処理用の試料は次に来る反応容器2−14に分注する。つまり、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が競合し、試料分注機構12による分注が2サイクルに1回できなくなり、反応容器に空きができる。
さらに再分注のサイクル数を増やすと、再分注のサイクル数を7(図10(c))および9(図10(e))とした場合には、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が交互に並び反応容器に空きができない。一方で、再分注のサイクル数を8(図10(d))および10(図10(f))とした場合には、試料分注機構12による分注が2サイクルに1回できなくなり、反応容器に空きができる。
ここでポイントなのは、(a)〜(f)において、一番左の列から次の列に移ったときの反応容器が前処理のための反応容器として使われるか使われないかである。つまり、(a)では反応容器2−2、(b)では反応容器2−8、(c)では反応容器2−14、(d)では反応容器2−20、(e)では反応容器2−26、(f)では反応容器2−3にあたる。これらの反応容器が前処理のための反応容器として使われないための条件としては、再分注サイクル数をZとした場合に、Zが2(試料分注機構12による分注サイクル数)で割り切れないことである。Zが2で割り切れてしまうと、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が競合し、試料分注機構12による分注が2サイクルに1回できなくなり、反応容器に空きができる。
図示はしないが、仮に、試料分注機構12の分注サイクルが3、4…と増えていった場合にも、Zが試料分注機構12のサイクル数で割り切れた場合には、やはり、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が競合により反応容器に空きができる。つまり、前処理用の反応容器と測定用の反応容器が競合しないためには、再分注サイクル数をZ、試料分注機構12による分注サイクル数をnとした場合に、「Zがnで割り切れないこと」が条件となる。
ここで、n=1(試料分注機構11の分注サイクルと同じ)場合については例外となることは自明で、図10(a)〜(f)において、奇数列の反応容器が全て、前処理用の反応容器として用いられ、偶数列の反応容器が測定用の反応容器として用いられる。
以上示したように、本発明の、測定前に前処理を実施する試料を採取する第一の試料分注機構と、前処理をした前処理済み試料を採取する第二の試料分注機構と、ディスク回転機構、第一と前記第二の試料分注機構を制御する制御部(コントローラ21)とを備え、第一と第二の試料分注機構は、それぞれ独立に動作し、当該反応ディスク上の反応容器に対して試料分注を行い、当該反応ディスクの反応容器は、試料測定前の前処理と、試料の分析とで共用され、第一の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止させた反応容器は、所定のサイクル後に、第二の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止するように制御され、停止したサイクルを起点とし、第二の試料分注機構が前処理済み試料を他の反応容器に分注を行うまでの再分注サイクル数をZ、また、第一の試料分注機構の動作サイクル数をn(n≧2の整数)とした場合に、制御部は、Zがnで割り切れない関係で、ディスク回転機構、第一と第二の試料分注機構を制御する自動分析装置を説明した。本発明によれば、試料の前処理(希釈含む)の工程において、前処理用の反応容器と測定用の反応容器の競合による無駄な空きサイクルを作らなくし、処理能力の低下を防ぐことができる。
また、第一の試料分注機構の動作サイクルは、n≧2であることが条件であるが、より小さい値の方が、空きサイクルが少ないことから望ましい。従い、この動作サイクルは、2が最も望ましい。
1 反応ディスク
2 反応容器
3 洗浄機構
4 分光光度計
5,6 攪拌機構
7 試薬分注機構
7a,8a 試薬ノズル
8 試薬分注機構
9 試薬ディスク
10 試薬ボトル
11 試料分注機構
11a,12a,24,25 試料ノズル
12 試料分注機構
13,14 洗浄槽
15 試料容器
16 ラック
17 試料搬送機構
18 試薬用ポンプ
19 試料用ポンプ
20 洗浄用ポンプ
21 コントローラ
22a,22b 試料吐出位置
23a,23b,23c,23d 試料吸引位置
26 血清
27 血球
30,31,32,33 洗浄槽

Claims (2)

  1. 液体を収容する複数の反応容器を円周上に有する反応ディスクと、当該反応ディスクを1サイクルで所定数の反応容器数に相当する距離を回転動作するよう駆動させるディスク回転機構と、を備えた自動分析装置において、
    測定前に前処理を実施する試料を採取する第一の試料分注機構と、
    前処理をした前処理済み試料を採取する第二の試料分注機構と、
    前記ディスク回転機構、前記第一と前記第二の試料分注機構を制御する制御部とを備え、
    前記第一と前記第二の試料分注機構は、それぞれ独立に動作し、当該反応ディスク上の反応容器に対して試料分注を行い、
    当該反応ディスクの前記反応容器は、試料測定前の前処理と、試料の分析とで共用され、
    前記第一の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止させた反応容器は、所定のサイクル後に、前記第二の試料分注機構が試料を吐出する位置に停止するように制御され、
    停止したサイクルを起点とし、前記第二の試料分注機構が前処理済み試料を他の反応容器に分注を行うまでの再分注サイクル数をZ、また、前記第一の試料分注機構の動作サイクル数をn(n≧2の整数)とした場合に、前記制御部は、Zがnで割り切れない関係で、前記ディスク回転機構、前記第一と前記第二の試料分注機構を制御することを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記第一の試料分注機構の動作サイクル数nを2としたことを特徴とする自動分析装置。
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