JP2014105871A - エネルギー吸収デバイス - Google Patents

エネルギー吸収デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2014105871A
JP2014105871A JP2013243485A JP2013243485A JP2014105871A JP 2014105871 A JP2014105871 A JP 2014105871A JP 2013243485 A JP2013243485 A JP 2013243485A JP 2013243485 A JP2013243485 A JP 2013243485A JP 2014105871 A JP2014105871 A JP 2014105871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy absorbing
housing portion
crushing
housing
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013243485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6313026B2 (ja
Inventor
R Ludin Douglas
ダグラス アール. ルディン,
L Renninger Matthew
マシュー エル. レニンガー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2014105871A publication Critical patent/JP2014105871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6313026B2 publication Critical patent/JP6313026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • F16F7/125Units with a telescopic-like action as one member moves into, or out of a second member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】伸張時および圧縮時の両方で負荷または衝撃力に応答して運動エネルギーを散逸させる、エネルギー吸収デバイスを提供する。
【解決手段】エネルギー吸収デバイス10は、第1の端部316および第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部318を有するハウジング328と、第1の端部に近接して位置付けられた圧潰部材320と、圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材322と、圧潰部材と停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材324と、圧潰部材に接続されたリンク部312材とを含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、全体として、エネルギー吸収メカニズムに関し、より詳細には、伸張時および圧縮時の両方でエネルギーを吸収する、圧潰可能なエネルギー吸収部材を有するエネルギー吸収デバイスに関する。
衝撃または他の突発的な力の結果としての運動エネルギーを散逸させるため、様々なエネルギー吸収デバイスが使用されている。かかるエネルギー吸収デバイスは、一般的に、ゴムの圧縮もしくは伸長、鋼ばねの屈曲、金属ワイヤの冷間加工、またはねじり棒の捻回など、構造部材のヒステリシス、狭いオリフィスを通る流体のフローなどの流体摩擦、空圧式の緩衝装置などのガスの圧縮、スティッチ溶着の裂けなどの制御された布地の破損などの方法を使用する。
しかし、これらのデバイスおよび方法は、一般的に、複合材料管の制御された圧潰において見出される比エネルギー量(即ち、単位質量当たりのエネルギー)に合致することができない。さらに、これらのデバイスおよび方法は、伸張方向または圧縮方向どちらかの一方向でのみエネルギーを吸収するように設計されている。
したがって、当業者であれば、負荷または衝撃力に応答して運動エネルギーを散逸させる、エネルギー吸収デバイスの分野における研究および開発の努力を継続している。
一実施形態では、開示されるエネルギー吸収デバイスは、圧潰部材(crushing member)を有する第1の端部と、圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材と、圧潰部材と停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材と、第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部と、圧潰部材と第2の端部との間に接続されたリンク部材とを含んでもよい。
別の実施形態では、開示されるエネルギー吸収デバイスは、第1の端部および第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部を有するハウジングと、第1の端部に近接して位置付けられた圧潰部材と、圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材と、圧潰部材と停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材と、圧潰部材に接続されたリンク部材とを含んでもよい。
別の実施形態では、開示されるエネルギー吸収デバイスは、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を有し、内容積を画定するハウジングと、ハウジングの第1の端部に近接して内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な圧潰部材と、ハウジングの第2の端部に近接して内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な停止部材と、ハウジングの第2の端部に近接して停止部材と解放可能に接触している端部継手(end fitting)と、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を有するリンク部材であって、リンク部材の第1の端部が圧潰部材に接続され、リンク部材の第2の端部が端部継手に接続された、リンク部材と、内容積に受け入れられるエネルギー吸収部材であって、圧潰部材と停止部材との間に延在するエネルギー吸収部材とを含んでもよい。
別の実施形態では、開示されるエネルギー吸収デバイスは、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を有する第1のハウジング、および第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を有する第2のハウジングを有するハウジングであって、第2のハウジングが第1のハウジングに移動可能に連結されて内容積を画定する、ハウジングと、ハウジングの第1の端部に近接して内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な圧潰部材と、第2のハウジングの第2の端部に近接して内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な停止部材と、第2のハウジングの第2の端部に近接して停止部材と解放可能に接触している端部継手と、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を有するリンク部材であって、リンク部材の第1の端部が圧潰部材に接続され、リンク部材の第2の端部が端部継手に接続された、リンク部材と、内容積に受け入れられるエネルギー吸収部材であって、圧潰部材と停止部材との間に延在するエネルギー吸収部材とを含んでもよく、停止部材が、第2のハウジングの第2の端部の内側に延在するリップを含んでもよい。
別の実施形態では、圧縮力に応答してエネルギーを吸収する方法が開示され、方法は、(1)第1の構造部材を提供するステップと、(2)第2の構造部材を提供するステップと、(3)圧潰部材を有する第1の端部と、圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材と、圧潰部材と停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材と、第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部と、圧潰部材と第2の端部との間に接続されたリンク部材とを含んでもよい、少なくとも1つのエネルギー吸収部材を提供するステップと、(4)エネルギー吸収部材を第1および第2の構造部材の間に連結するステップと、(5)第1および第2の構造部材の間で圧縮力を加えるステップと、(6)圧縮力に応答して第1および第2の端部を共に付勢するステップと、(7)エネルギー吸収部材を圧潰部材と停止部材との間で圧潰して運動エネルギーを散逸させるステップとを含んでもよい。
さらに別の実施形態では、張力に応答してエネルギーを吸収する方法が開示され、方法は、(1)第1の構造部材を提供するステップと、(2)第2の構造部材を提供するステップと、(3)圧潰部材を有する第1の端部と、圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材と、圧潰部材と停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材と、第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部と、圧潰部材と第2の端部との間に接続されたリンク部材とを含んでもよい、少なくとも1つのエネルギー吸収部材を提供するステップと、(4)エネルギー吸収部材を第1および第2の構造部材の間に連結するステップと、(5)第1および第2の構造部材の間で張力を加えるステップと、(6)張力に応答して第1および第2の端部を互いから離れる方向に付勢するステップと、(7)エネルギー吸収部材を圧潰部材と停止部材との間で圧潰して運動エネルギーを散逸させるステップとを含んでもよい。
開示されるエネルギー吸収デバイスの他の実施形態は、以下の詳細な説明、添付図面、および添付の請求項から明白になるであろう。
開示されるエネルギー吸収デバイスの一実施形態の概略図である。 圧縮力に応答した状態で示される図1の開示されるエネルギー吸収デバイスの概略図である。 張力に応答した状態で示される図1の開示されるエネルギー吸収デバイスの概略図である。 開示されるエネルギー吸収デバイスの別の実施形態の正面図である。 圧縮行程の状態で示される図4の開示されるエネルギー吸収デバイスの正面図である。 伸張行程の状態で示される図4の開示されるエネルギー吸収デバイスの正面図である。 断面で示される図4の開示されるエネルギー吸収デバイスの側面図である。 圧潰の境界面を示す図7の開示されるエネルギー吸収デバイスの拡大断面図である。 連結の境界面を示す図7の開示されるエネルギー吸収デバイスの拡大断面図である。 図4の開示されるエネルギー吸収デバイスの切欠図である。 図5の開示されるエネルギー吸収デバイスの切欠図である。 図6の開示されるエネルギー吸収デバイスの切欠図である。 圧縮力に応答してエネルギーを吸収する開示される方法の一実施形態を示すフローチャートである。 張力に応答してエネルギーを吸収する開示される方法の一実施形態を示すフローチャートである。
以下の詳細な説明は、本開示の特定の実施形態を例証する添付図面について言及する。異なる構造および動作を有する他の実施形態は、本開示の範囲から逸脱するものではない。同様の参照番号は、異なる図面における同じ要素または構成要素を指すことがある。
図1〜3を参照すると、全体として310で指定される、開示されるエネルギー吸収デバイスの一実施形態は、支柱およびタイの両方に機能的に等価なもの(即ち、圧縮力312(図2)および張力314(図3)の両方に抵抗し、両方の力からエネルギーを吸収する)を含んでもよい。エネルギー吸収デバイス310は、本開示全体を通して、全体的に、エネルギー吸収装置、吸収デバイス、またはデバイスと呼ばれることがある。
デバイス310は、第1の端部316と、長手方向反対側にある第2の端部318とを有するハウジング328を含んでもよい。第1の端部316および第2の端部318は、加えられる圧縮力312(図2)または加えられる張力314(図3)に応答して、互いに対して長手方向に移動可能であってもよい。長手方向に移動可能な圧潰部材320は、第1の端部316と第2の端部318との間に配設されてもよい。長手方向に移動可能な停止部材322は、第1の端部316と第2の端部318との間に、圧潰部材320から長手方向に間隔を空けて配設されてもよい。エネルギー吸収部材324は、圧潰部材320と停止部材324との間に配設されてもよい。リンク部材326は圧潰部材320に接続されてもよい。
圧潰部材320は、停止部材322から離れる方向での圧潰部材320の直線運動を物理的に制限するのに適した形で、第1の端部316に近接して位置付けられてもよい。停止部材322は、第1の端部316に対する停止部材322の長手方向運動を可能にするのに適した形で、第2の端部318に近接して位置付けられてもよい。加えられる圧縮力312に応答して、第1の端部316の直線運動が圧潰部材320に対して直線運動へと伝達されてもよく、第2の端部318の直線運動が停止部材322に対して直線運動へと伝達されてもよい(即ち、圧潰部材320および停止部材322を互いに向かって駆動する)。
圧潰部材320はまた、リンク部材326を介してなど、第1の端部316に対する圧潰部材320の長手方向運動を提供するのに適した形で、第2の端部318に動作可能に連結されてもよい。停止部材322は、圧潰部材320から離れる方向での直線運動を物理的に制限するのに適した形で、第1の端部316に動作可能に連結されてもよい。加えられる張力314に応答して、第2の端部318の直線運動が圧潰部材320に対して直線運動へと伝達されてもよく、第1の端部316の直線運動が停止部材322に対して直線運動へと伝達されてもよい(即ち、圧潰部材320および停止部材322を互いに向かって駆動する)。
実例となる一実施形態として、ハウジング328の第1の端部316は第1のハウジング部分と関連付けられてもよく、ハウジングの第2の端部318は第2のハウジング部分と関連付けられてもよい。第2の端部318は、取付けプレートまたは類似の剛体であってもよい。ハウジング328は、圧潰部材320、停止部材322、およびエネルギー吸収部材324を動作可能に収容する内容積330を含んでもよい。ハウジング328の第1のハウジング部分は、第1の端部332と、長手方向反対側にある第2の端部334とを含んでもよい。デバイス310の第1のハウジング部分の第1の端部332および第2のハウジング部分(第2の端部318)は、衝突力を経験することがある対向する構造部材に締結されるか、取り付けられるか、または別の形で付着されてもよい。
無負荷状態(図1)のとき、圧潰部材320は、第1のハウジング部分の第1の端部332に近接して内容積330内に受け入れられてもよい。停止部材322は、第1のハウジング部分の第2の端部334に近接して内容積330内に受け入れられてもよい。エネルギー吸収部材324は、圧潰部材320と停止部材322との間で内容積330内に受け入れられてもよい。エネルギー吸収部材324は、圧潰部材320もしくは停止部材322、または圧潰部材320および停止部材322の両方と接触していてもよい。
加えられる圧縮力312(図2)に応答して、第1の端部316および第2の端部318は互いに向かって押しやられてもよい。それに相応して、第1のハウジング部分の第1の端部332は、圧潰部材320を停止部材322に向かって(即ち、圧縮力312の方向で)長手方向に駆動してもよい。第2の端部318は、停止部材322を圧潰部材320に向かって(即ち、圧縮力312の方向で)長手方向に駆動してもよい。エネルギー吸収部材324は、運動エネルギーを減衰し吸収するため、圧潰部材320と停止部材322との間で圧潰されてもよい。
加えられる張力314(図3)に応答して、第1の端部316および第2の端部318は互いから離れる方向に押しやられてもよい。それに相応して、第1の端部316は、停止部材322を圧潰部材320に向かって(即ち、張力314の方向で)長手方向に駆動してもよい。第2の端部318は、リンク部材326を介して圧潰部材320を停止部材322に向かって(即ち、張力314の方向で)長手方向に駆動してもよい。エネルギー吸収部材324は、運動エネルギーを減衰し吸収するため、圧潰部材320と停止部材322との間で圧潰されてもよい。
所与の構成では、デバイス310に圧縮力または張力のどちらが作用しても、エネルギー吸収部材324は、エネルギーを吸収するために圧潰部材320と停止部材322との間で圧潰されてもよい。
デバイス310の第1の端部316および第2の端部318に加えられる力に応答して、圧潰部材320および停止部材322がハウジング328に対して長手方向に移動可能であってもよいように、ハウジング328は、圧潰部材320、停止部材322、およびエネルギー吸収部材324を動作可能に収容するのに適した様々な構造的構成を含んでもよいことを、当業者であれば理解することができる。
例えば、ハウジング328は、剛性の側壁と、閉じた第1のハウジング部分の第1の端部332と、開いた第1のハウジング部分の第2の端部334とを含んでもよい。閉じた第1のハウジング部分の第1の端部332は、圧縮中の圧潰部材320の運動を物理的に制限してもよい。開いた第1のハウジング部分の第2の端部334は、伸張中の停止部材322の運動を物理的に制限する、フランジ、リップ、または他の内側に突き出た突起部336を含んでもよい。開いた第1のハウジング部分の第2の端部334はまた、圧縮中に停止部材322と接触するために、デバイス310の第2の端部318(例えば、第2のハウジング部分)を受け入れるように適切にサイズ決めされてもよい。停止部材322は、圧潰部材320とデバイス310の第2の端部318との間をリンク部材326が通り抜けるための、少なくとも1つのアパーチャまたは他の通路を含んでもよい。
別の例として、ハウジング328は、圧縮中に圧縮されてもよく、伸張中の過伸展を防ぐために第1の端部と第2の端部との間に一連の強化材(strengtheners)を有してもよい、可撓性または波形の側壁を有してもよい(図示なし)。ハウジング328の側壁は、エネルギー吸収部材324の圧縮強さよりも高い引っ張り強さを有してもよい。かかる例では、停止部材322は、第1のハウジング部分の第2の端部334に付着されてもよく、ハウジングが圧縮するにつれて圧潰部材320に向かって長手方向に移動してもよい。
図4〜6を参照すると、開示されるエネルギー吸収デバイス10の別の実施形態では、第1の(例えば、外側)ハウジング部分38は、デバイス10が第1の端部16および第2の端部18を有するようにして、第2の(例えば、内側)ハウジング部分40に連結されてもよい。第1のハウジング部分38は、第1の(例えば、上側)端部42と、長手方向反対側の第2の(例えば、下側)端部44とを含んでもよい。第2のハウジング部分40は、第1の(例えば、上側)端部46と、長手方向反対側の第2の(例えば、下側)端部48とを含んでもよい。
本開示全体にわたって、第1のハウジング部分38は外側ハウジングであるものとして示されてもよく、第2のハウジング部分40は内側ハウジングであるものとして示されてもよいが、第1のハウジング部分38は内側ハウジングであってもよく、第2のハウジング部分40は外側ハウジングであってもよく、かかる識別はいかなる形でも限定を意味するものではないことを、当業者であれば理解することができる。第2の端部18は、第2のハウジング部分の第2の端部48に解放可能に接続された端部継手50を含んでもよい。さらに、「前部」または「後部」または「左側」または「右側」または「頂部」または「底部」または「下方」または「上方」または「上側」または「下側」または「水平」または「垂直」などの相対語は、本明細書では、図面に示されるような、別の要素、特徴、または領域に対するある要素、特徴、または領域の関係を説明するのに使用されることがある。これらの用語は、図面に描写される向きに加えて、デバイスの異なる向きを包含しようとするものであることを、当業者であれば理解することができる。
第1のロッド端部52は、第1のハウジング部分の第1の端部42に直接付着されてもよい。第1のロッド端部52は、薄ナット54とねじ接続部の反対側にある第1の球面軸受56などによって、第1のハウジング部分の第1の端部42(ねじ接続部)に付着される、ねじ山付き端部を有してもよい。使用の際、第1のロッド端部52は、例えば、助手席もしくはペイロードと航空機のフレームとの間で、外力が作用してもよい第1の構造的特徴に連結されるか、または別の形で付着されてもよい。
第2のロッド端部58は、端部継手50に堅く付着されてもよく、第2の球面軸受60を含んでもよい。使用の際、第2のロッド端部58は、例えば助手席もしくはペイロードと航空機のフレームとの間で、外力が作用してもよい第1の構造的特徴に近接した第2の構造的特徴に連結されるか、または別の形で付着されてもよい。
本明細書でより詳細に後述するように、フランジ付き連結具62は、第1のハウジング部分の第2の端部44に付着し、第2のハウジング部分の第1の端部46に接触して、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40を互いに接続してデバイス10のハウジングを形成してもよい。
図7を参照すると、第1のハウジング部分38は、長手方向に延在する側壁66を有する全体的に管状の本体64を含んでもよい。第1のハウジング部分の第2の端部44は、第1および第2のハウジング部分38、40を(例えば、滑動可能かつ/または挿入可能に)連結するため、第1のハウジング部分38の内径にほぼ及ぶ開口部を含んでもよい。第2のハウジング部分40は、長手方向に延在する側壁70を有する全体的に管状の本体68を含んでもよい。第2のハウジング部分の第1の端部46は、第2のハウジング部分40の内径にほぼ及ぶ開口部を含んでもよい。第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40は結合して、圧潰部材20、停止部材22、エネルギー吸収部材24、およびリンク部材26を収容する、デバイス10の第1の端部16の内容積30を画定してもよい。
図示される実施形態では、停止部材22は第2のハウジング部分の第2の端部48であってもよい。第2のハウジング部分の第2の端部48(即ち、停止部材22)は、リンク部材26が通り抜け、第2のハウジング部分の第2の端部48から外側に延在できるように、適切にサイズ決めされた開口部を含んでもよい。
図示される実施形態では、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40は、一般に、一致する円形の断面形状を含んでもよく、その場合、第2のハウジング部分40の外寸は第1のハウジング部分38の内寸と公差が近似している。しかし、第1および第2のハウジング部分38、40は、他の一致する断面形状を有してもよく、図示される実施形態はいかなる形でも限定を意味するものではないことを、当業者であれば理解することができる。
端部継手50は、第2のハウジング部分の第2の端部48に(例えば、解放可能に)接続されてもよい。端部継手50は、長手方向に突出する側壁72と、中央の陥凹区域74とを含んでもよい。端部継手50は、接触しているときに第2のハウジング部分の第2の端部48を受け入れ、第2の端部を完全に覆うように適切にサイズ決めされてもよい。
圧潰部材20は、第1のハウジング部分の第1の端部42に近接して内容積30内に配設されてもよい。本明細書で後述するように、圧潰部材20は、第1の端部16に対して(即ち、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40内で)長手方向に(即ち、直線的に)移動可能であってもよい。
リンク部材26は、第1の(例えば、上側)端部76で圧潰部材20に、第2の(例えば、下側)端部78で端部継手50に直接付着され、圧潰部材20と端部継手50との間の距離を長手方向に及んでもよい。リンク部材26は、張力ケーブル、ワイヤロープ、金属ロッド、複合ケーブル、チェーン、ストラップなどを含んでもよい。さらに、単一のリンク部材26のみが例として示されていることがあるが、等しい利益をもって複数のリンク部材26が利用されてもよく、例示の実施形態はいかなる形でも限定を意味するものではないことを、当業者であれば理解することができる。したがって、第2のハウジング部分の第2の端部48(即ち、停止部材22)は、複数のリンク部材26が通り抜け、第2のハウジング部分の第2の端部48から外側に延在することができるように適切にサイズ決めされた、適当な数の開口部を含んでもよい。
内部のエネルギー吸収部材24は、同心の第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40内に配設されてもよい。エネルギー吸収部材24は、全体的に、第1のハウジング部分の第1の端部42と第2のハウジング部分の第2の端部48との間(即ち、圧潰部材20と停止部材22との間)を長手方向に及んでもよい。エネルギー吸収部材24は、第1の(例えば、上側)端部80と、長手方向反対側の第2の(例えば、下側)端部82とを含んでもよい。エネルギー吸収部材の第1の端部80は圧潰部材20と接触していてもよい。エネルギー吸収部材の第2の端部82は停止部材22と接触していてもよい。例示の一実施形態では、停止部材22は、第2のハウジング部分の第2の端部48の内側に延在するリップ84を含んでもよい。リップ84は、第2のハウジングの側壁70と第2のハウジング部分の第2の端部開口部との間の区域によって画定されてもよく、例えば、リップ84は、側壁70から垂直方向内側に延在する環状の突起部、第2のハウジング部分の第2の端部48に付着されたエンドキャップなどであってもよい。
図示される実施形態では、エネルギー吸収部材24は、繊維および樹脂の混合物(即ち、複合材料)から形成されたエネルギー吸収管であってもよい。繊維は、エネルギー吸収装置として機能するのに必要な強度をエネルギー吸収部材24に提供してもよく、樹脂(即ち、マトリックス)は、繊維をまとめ、繊維に加えられるあらゆる負荷を分散させてもよい。エネルギー吸収部材24に使用される繊維の例は、グラファイト、ケブラー、ガラス繊維、ホウ素などを含んでもよい。熱硬化性または熱可塑性樹脂のどちらかが、エネルギー吸収部材24の構築中に繊維と混合されてもよい。繊維の向きは、エネルギー吸収部材24のエネルギー吸収特性に影響を及ぼすことがある。繊維の向きは、エネルギー吸収管24の長手方向軸線Xに対して0度〜90度の角度で向き付けられた、一方向繊維の様々な組み合わせを含んでもよい。非限定例として、エネルギー吸収部材24(即ち、複合材料管)はエネルギー吸収性のグラファイト・エポキシ管であってもよい。例示の一実施形態では、エネルギー吸収管24は、準静的負荷条件下において軸線方向で圧潰されたときに、約160J/gの比エネルギーを吸収してもよい。エネルギー吸収部材24はまた、圧縮するとエネルギーを減衰または吸収してもよい任意の適切なばね材料を含んでもよく、管状構造に限定されなくてもよいことを、当業者であれば理解することができる。
図8を参照すると、例示の一実施形態では、圧潰部材20は、第1のハウジング部分の第1の端部42と接触する後面88を有する本体86を含む、圧潰キャップ(crush cap)であってもよい。後面88は、第1のハウジング部分の第1の端部42の内部と面一で接触するように、平坦であるかまたは別の形で適切に形作られてもよい。圧潰部材20は、一般に、周縁部90が第1のハウジングの側壁66と公差が近似してもよいように、第1のハウジング本体64の内径の間に及んでもよく、それによって、圧潰部材20はピストンに類似した形で第1のハウジング部分38内で移動してもよい。リンク部材26は部材20の中心に付着されてもよい。圧潰部材20の前面92は、周縁部90に近接した環状の陥凹部または溝94を含んでもよい。
開示されるデバイス10の一実施形態では、エネルギー吸収部材20の第1の端部80は、圧潰部材20の溝94内に位置付けられてもよい。溝94の湾曲面と接触するように、面取り部がエネルギー吸収部材の第1の端部80上に機械加工されてもよい。面取りされた第1の端部80は、輪郭付けられたもしくは溝付きの圧潰部材20を有さない場合に一般的であるような外向きのまたは不規則な収縮に比べてエネルギー吸収量を増加させるため、エネルギー吸収部材20の漸進的な収縮を開始し、エネルギー吸収部材20を溝94の曲線に沿って内側に収縮させる、トリガーとして作用してもよい。
図9を参照すると、第2のハウジング部分の第1の端部46は、外側に延在するフランジ96を含んでもよい。フランジ94は、第1のハウジングの側壁66の内表面に対して第2の端部44の周りで入れ子状に収まってもよい。第1のハウジングの側壁66は、第2の端部44の周りにおいて、ねじ山が切られた外表面98を含んでもよい。ねじ山が切られたフランジ付き連結具62は、第1のハウジング部分の第2の端部44にねじ込み可能に付着して、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40を共に接続してもよい。フランジ付き連結具62のフランジ付き端部99は、第2のハウジング部分の第1の端部46のフランジ96に接触してもよい。この構成によって、圧縮時に負荷を掛けられたとき(即ち、圧縮行程)、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40(即ち、第1の端部16)が同心で軸線方向移動することが可能になり(図11)、それに相応して、伸張時に負荷を掛けられたとき(即ち、伸張行程)、(例えば、第2のハウジング部分40の過伸展を防ぐため)第2のハウジング部分40を第1のハウジング部分38に対して係止することが可能になる(図12)。
図10〜12を参照すると、それらの図は、圧縮力12(図11)に応答して(即ち、圧縮行程)、また張力14(図12)に応答して(即ち、伸張行程)作用しエネルギーを吸収するときの、デバイス10によって提供される力の減衰を図示している。エネルギー吸収部材20は、デバイス10に掛けられる力が圧縮12方向(図11)であるかまたは伸張14方向(図12)であるかに係わらず、圧縮状態で圧潰部材20とリップ84(即ち、停止部材22)との間で軸線方向に圧潰されてもよい。
デバイス10が無負荷状態のとき(図10)、圧潰部材20は第1のハウジング部分の第1の端部42に近接して位置付けられてもよく、第2のハウジング部分40は、第2のハウジング部分の第1の端部46のフランジ96がフランジ付き連結具62のフランジ付き端部99と接触するようにして、第1のハウジング部分の第2の端部44から外側に延在してもよく、第2のハウジング部分の第2の端部48は、端部継手50と解放可能に接触していてもよく、エネルギー吸収部材の第1の端部80は、圧潰部材20の溝94と接触していてもよく、エネルギー吸収部材の第2の端部82は、第2のハウジング部分の第2の端部48のリップ84(即ち、停止部材22)と接触していてもよい。
デバイス10が圧縮時に負荷を掛けられると(図11)、第1のハウジング部分38および第2のハウジング部分40は互いに対して共に移動してもよく(即ち、第2のハウジング部分40は第1のハウジング部分38内で内側へと前後運動してもよく)、その結果、第2のハウジング部分の第2の端部48(即ち、停止部材22)が圧潰部材20に向かって移動するにつれて、エネルギー吸収部材の第1の端部80が圧潰部材の溝94に押し付けられる。圧潰部材20は、例えば閉じた第1のハウジング部分の第1の端部42によって運動が物理的に制限されることによって、第1のハウジング部分の第1の端部42の周りで静止したままであってもよい。エネルギー吸収部材24が圧縮時に圧潰されるにつれて、エネルギー吸収部材の第1の端部80は内側に収縮し始め、その結果、圧潰部材20およびリップ84(即ち、停止部材22)が圧縮力12によって互いに向かって駆動されるにつれて、エネルギー吸収部材24の残りの本体が溝94の円弧に追随して収縮するのにしたがってエネルギーが吸収されてもよい。リンク部材26は、圧縮中にハウジング38、40の内容積30内に集まる可撓体を有してもよい。
デバイス10が伸張時に負荷を掛けられると(図12)、圧潰部材20はピストンに類似した形で、リンク部材26によって引っ張られるのに応答して、第1のハウジング部分38内で第1のハウジング部分の第1の端部42に近接したところから第1のハウジング部分の第2の端部44に近接したところまで前後運動してもよい。フランジ付き連結具62は、フランジ96とフランジ付き連結具62のフランジ付き端部99との接触を通して、第2のハウジング部分40が過度に前後運動して第1のハウジング部分38から外れるのを防いでもよい。エネルギー吸収部材の第1の端部80は、エネルギー吸収部材24が圧縮時に圧潰されるのにつれて内側に収縮し始め、その結果、圧潰部材20およびリップ84(即ち、停止部材22)が張力14によって互いに向かって駆動されるにつれて、エネルギー吸収部材24の残りの本体が溝94の円弧に追随して収縮するのにしたがってエネルギーが吸収されてもよい。
図13を参照すると、圧縮力に応答してエネルギーを吸収する方法100も開示される。方法は、ブロック102で、第1および第2の構造部材を提供するステップで始まってもよい。ブロック104で、少なくとも1つのエネルギー吸収デバイスが提供されてもよい。エネルギー吸収デバイスは、第1の端部および第2の端部を有する第1のハウジング部分と、第1のハウジング部分に接続された第2のハウジング部分であって、第2のハウジング部分内に挿入された第1の端部、および第2の端部を有する第2のハウジング部分と、第1のハウジング部分内に移動可能に配設された圧潰キャップと、第2のハウジング部分に着脱可能に接続された端部継手と、圧潰キャップと端部継手との間に付着された張力ケーブルと、ハウジング内に配設され、圧潰キャップと第2のハウジング部分の第2の端部との間に延在するエネルギー吸収部材とを含んでもよい。ブロック106で、エネルギー吸収デバイスは、第1および第2の構造部材の間に連結されてもよい。ブロック108で、圧縮力が第1および第2の構造部材の間に加えられてもよい。ブロック110で、エネルギー吸収デバイスは、エネルギー吸収部材が圧潰キャップと第2のハウジング部分の第2の端部との間で圧潰されてもよいようにして、第2のハウジング部分を第1のハウジング部分に押し込むことによって、圧縮力に応答して運動エネルギーを散逸させてもよい。
図14を参照すると、張力に応答してエネルギーを吸収する方法200も開示される。方法は、ブロック202で、第1および第2の構造部材を提供するステップで始まってもよい。ブロック204で、少なくとも1つのエネルギー吸収デバイスが提供されてもよい。エネルギー吸収デバイスは、第1の端部および第2の端部を有する第1のハウジング部分と、第1のハウジング部分に接続されてハウジングを形成する第2のハウジング部分であって、第1のハウジング部分の第2の端部内に挿入された第1の端部、および第2の端部を有する第2のハウジング部分と、ハウジング内に移動可能に配設された圧潰キャップと、第2のハウジング部分に着脱可能に接続された端部継手と、圧潰キャップと端部継手との間に付着された張力ケーブルと、ハウジング内に配設され、圧潰キャップと第2のハウジング部分の第2の端部との間に延在するエネルギー吸収部材とを含んでもよい。ブロック206で、エネルギー吸収デバイスは、第1および第2の構造部材の間に連結されてもよい。ブロック208で、張力が第1および第2の構造部材の間に加えられてもよい。ブロック210で、エネルギー吸収デバイスは、エネルギー吸収部材が圧潰キャップと内側ハウジングの第2の端部との間で圧潰されてもよいようにして、圧潰キャップを内側ハウジングの第2の端部に向かって付勢することによって、張力に応答して運動エネルギーを散逸させてもよい。
例示の使用は、1つまたは複数のデバイス10を航空機の耐衝撃性の座席に付着して、機首方向、機尾方向、および横方向の全てでエネルギー減衰を可能にすることであろう。かかる使用例では、利益は、二方向(即ち、圧縮および伸張)でエネルギーを吸収する能力を備えた単一のメカニズムによってもたらされる、乗員の生存性の増加および軽量化であってもよい。デバイス10の使用についての潜在的な用途の他の例は、地上車内のエネルギー吸収座席、航空機内の大質量品目の墜落保留(crash retention)、陸上車のフレーム対シャーシの取付け、自動車バンパーの取付け、航空機着陸装置の補助圧潰構造などを含んでもよい。
本開示の一態様によれば、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を備え、内容積を画定するハウジングと、前記第1の端部に近接して前記内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な圧潰部材と、前記第2の端部に近接して前記内容積に受け入れられる長手方向に移動可能な停止部材と、前記ハウジングの第2の端部に近接して前記停止部材と解放可能に接触している端部継手と、第2の端部とは長手方向反対側にある第1の端部を備えるリンク部材であって、前記リンク部材の前記第1の端部が前記圧潰部材に接続され、前記リンク部材の前記第2の端部が前記端部継手に接続された、リンク部材と、前記内容積に受け入れられるエネルギー吸収部材であって、前記圧潰部材と前記停止部材との間に延在するエネルギー吸収部材とを備える、エネルギー吸収デバイスが提供される。有利には、前記エネルギー吸収部材が複合材料を含む、デバイスが提供される。さらに有利には、前記ハウジングが第1のハウジング部分および第2のハウジング部分を備える、デバイスが提供される。さらになお有利には、圧縮力に応答して前記第1のハウジング部分が前記第2のハウジング部分に対して移動すると、前記エネルギー吸収部材が前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、デバイスが提供される。さらになお一層有利には、張力に応答して前記第1のハウジング部分が前記第2のハウジング部分に対して移動すると、前記エネルギー吸収部材が前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、デバイスが提供される。さらになお一層有利には、前記圧潰部材が環状溝を備え、前記エネルギー吸収部材が、前記環状溝と接触している第1の端部と、前記停止部材と接触している長手方向反対側の第2の端部とを備える、デバイスが提供される。さらになお一層有利には、前記エネルギー吸収部材の第1の端部が面取りされた、デバイスが提供される。
開示されるエネルギー吸収デバイスの様々な実施形態を図示し記載してきたが、本明細書を読むことによって当業者には修正が想起されることがある。本出願は、かかる修正を含み、請求項の範囲によってのみ限定される。
10、310 エネルギー吸収デバイス
16、42、46、76、80、316、332 第1の端部
18、44、48、78、82、318、334 第2の端部
20、320 圧潰部材
22、322 停止部材
24、324 エネルギー吸収部材
26、326 リンク部材
30、330 内容積
38 第1のハウジング部分
40 第2のハウジング部分
50 端部継手
52 第1のロッド端部
54 薄ナット
56 第1の球面軸受
58 第2のロッド端部
62 フランジ付き連結具
64、68 管状の本体
66、70 側壁
84 リップ
86 本体
88 後面
90 周縁部
92 前面
94 陥凹部または溝
96 フランジ
98 外表面
99 フランジ付き端部
312 圧縮力
314 張力
328 ハウジング
336 突起部

Claims (13)

  1. 第1の端部および前記第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部を備えるハウジングと、
    前記第1の端部に近接して位置付けられた圧潰部材と、
    前記圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材と、
    前記圧潰部材と前記停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材と、
    前記圧潰部材に接続されたリンク部材と
    を備える、エネルギー吸収デバイス。
  2. 前記圧潰部材および前記停止部材が圧縮力に応答して共に移動すると、前記エネルギー吸収部材が前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記リンク部材に加えられる張力に応答して、前記エネルギー吸収部材が前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 前記エネルギー吸収部材が複合材料を含む、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記ハウジングが内容積を画定し、前記圧潰部材、前記停止部材、および前記エネルギー吸収部材が前記内容積に受け入れられる、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記ハウジングが第1のハウジング部分および第2のハウジング部分を備える、請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記圧潰部材が前記第1の端部から離れる方向で長手方向に移動可能である、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記停止部材が前記第1の端部に向かって長手方向に移動可能である、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記圧潰部材が環状溝を備える、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 前記エネルギー吸収部材が、前記環状溝と接触している第1の端部と、前記停止部材と接触している第2の端部とを備える、請求項9に記載のデバイス。
  11. 第1の構造部材を提供するステップと、
    第2の構造部材を提供するステップと、
    エネルギー吸収部材を提供するステップであって、前記エネルギー吸収部材が、
    第1の端部および前記第1の端部とは長手方向反対側にある第2の端部を備えるハウジング、
    前記第1の端部に近接して位置付けられた圧潰部材、
    前記圧潰部材から長手方向に間隔を空けられた停止部材、
    前記圧潰部材と前記停止部材との間に位置付けられたエネルギー吸収部材、ならびに
    前記圧潰部材に接続されたリンク部材
    を備える、ステップと、
    前記エネルギー吸収デバイスを前記第1の構造部材と前記第2の構造部材との間に連結するステップと
    を含む、負荷力に応答してエネルギーを吸収する方法。
  12. 前記エネルギー吸収部材が、前記エネルギー吸収部材に加えられる張力に応答して、前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記エネルギー吸収部材が、前記エネルギー吸収部材に加えられる圧縮力に応答して、前記圧潰部材と前記停止部材との間で圧潰される、請求項11または12に記載の方法。
JP2013243485A 2012-11-27 2013-11-26 エネルギー吸収デバイス Active JP6313026B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/685,812 US9016448B2 (en) 2012-11-27 2012-11-27 Energy absorbing device
US13/685,812 2012-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014105871A true JP2014105871A (ja) 2014-06-09
JP6313026B2 JP6313026B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=49726459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013243485A Active JP6313026B2 (ja) 2012-11-27 2013-11-26 エネルギー吸収デバイス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9016448B2 (ja)
EP (1) EP2735758B1 (ja)
JP (1) JP6313026B2 (ja)
CN (1) CN103836105B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3023669B1 (fr) * 2014-11-20 2020-12-30 Airbus (Sas) Dispositif d'absorption d'énergie cinétique et aéronef comportant un tel dispositif
CN112972922B (zh) 2014-12-04 2023-02-28 涡流有限合伙公司 能量吸收装置
US9593740B2 (en) * 2015-05-13 2017-03-14 The Boeing Company Energy-absorbing composite tension-shear fitting
CN106704459B (zh) * 2016-10-11 2019-08-02 沈阳工业大学 自动调节预紧力隔离器
US10598251B2 (en) 2017-04-14 2020-03-24 The Boeing Company Vibration damping link and method therefore
GB2575879A (en) * 2018-07-27 2020-01-29 Moog Bv Actuator
US11518502B2 (en) * 2019-04-30 2022-12-06 Textron Innovations Inc. Energy absorption stabilizers and methods
EP4325080A1 (en) * 2022-08-04 2024-02-21 B/E Aerospace, Inc. Energy absorbing strut device

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2391275A (en) * 1943-03-04 1945-12-18 Wingfoot Corp Yield link
JPS4991690U (ja) * 1972-12-04 1974-08-08
JPS5491685A (en) * 1977-12-27 1979-07-20 Alkan R & Cie Kinetic energy absorbing apparatus
JPS63125238U (ja) * 1987-02-06 1988-08-16
JPH08170675A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Isuzu Motors Ltd エネルギー吸収部材
JPH10235763A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Isuzu Motors Ltd Frp厚肉エネルギー吸収体
JP2000304041A (ja) * 1998-10-16 2000-10-31 Hekuma Herbst Maschinenbau Gmbh 直線駆動装置
JP2007040317A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Sekisui Chem Co Ltd 定力伸縮装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3759351A (en) * 1971-07-12 1973-09-18 Nash Bros Co Frangible energy absorbing bumper mounting device
US4336868A (en) 1978-05-10 1982-06-29 Textron, Inc. Composite fibrous tube energy absorber
US4593870A (en) 1983-09-09 1986-06-10 Bell Helicopter Textron Inc. Energy absorbing composite aircraft structure
US4738339A (en) 1985-03-08 1988-04-19 Tayco Developments, Inc. Energy absorber device with composite plastic casing having high strength inner cylinder
IL105641A (en) * 1993-05-09 1997-03-18 Sintram Ltd Cable connector
DE19707434A1 (de) * 1997-02-25 1998-08-27 Ringfeder Gmbh Element für das Absorbieren kinetischer Energie
FR2795793B1 (fr) * 1999-07-01 2001-08-03 Snecma Biellette fusible a absorption d'energie
FR2829546B1 (fr) * 2001-09-11 2004-02-20 Eurocopter France Barre de liaison a absorption d'energie, et son application comme barre de suspension de boite de transmission pour giravion
US6601886B1 (en) 2002-05-31 2003-08-05 Hexcel Corporation Energy absorbing composite tube
CA2417592A1 (en) * 2003-01-28 2004-07-28 Ken Thaler Energy absorber for use in a fall protection system
DE10343431B4 (de) * 2003-09-19 2005-11-17 Audi Ag Deformationselement
US6976565B2 (en) * 2004-02-10 2005-12-20 General Motors Corporation Load carrying axial positioners with overload energy absorption
US20070235913A1 (en) 2006-03-31 2007-10-11 I Chu Spring Co., Ltd. Methods and manufacturing of a composite shock-absorbing structure thereof
US7963378B2 (en) * 2006-08-10 2011-06-21 O-Flex Group, Inc. Corrugated tubular energy absorbing structure
US8051995B2 (en) * 2007-12-17 2011-11-08 Voith Patent Gmbh Energy dissipation device for a car body of a multi-member rail vehicle
US8136758B2 (en) 2008-07-11 2012-03-20 Honeywell International Inc. Hybrid strut comprising metal and composite portions
CN202937714U (zh) * 2012-11-15 2013-05-15 成都市翻鑫家科技有限公司 一种阻尼可调弹簧减震器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2391275A (en) * 1943-03-04 1945-12-18 Wingfoot Corp Yield link
JPS4991690U (ja) * 1972-12-04 1974-08-08
JPS5491685A (en) * 1977-12-27 1979-07-20 Alkan R & Cie Kinetic energy absorbing apparatus
JPS63125238U (ja) * 1987-02-06 1988-08-16
JPH08170675A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Isuzu Motors Ltd エネルギー吸収部材
JPH10235763A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Isuzu Motors Ltd Frp厚肉エネルギー吸収体
JP2000304041A (ja) * 1998-10-16 2000-10-31 Hekuma Herbst Maschinenbau Gmbh 直線駆動装置
JP2007040317A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Sekisui Chem Co Ltd 定力伸縮装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2735758B1 (en) 2020-03-11
CN103836105B (zh) 2017-10-24
US9016448B2 (en) 2015-04-28
CN103836105A (zh) 2014-06-04
EP2735758A2 (en) 2014-05-28
US20140144740A1 (en) 2014-05-29
JP6313026B2 (ja) 2018-04-18
EP2735758A3 (en) 2017-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6313026B2 (ja) エネルギー吸収デバイス
US3583530A (en) Device for absorbing energy and applications thereof
US4031978A (en) Energy absorber unit and energy management system
US9347517B2 (en) Torque rod
KR101238621B1 (ko) 특히 트랙용 차량의 내충격부하 안전장치 형태의 에너지 흡수 장치
US20150069773A1 (en) Impact absorber
CN106715230B (zh) 轨道车辆用车钩缓冲连接器以及使用其的缓冲连接系统
US8828513B2 (en) Energy absorbing stitch ripping composite tubes containing collapsible cells
CN104797842A (zh) 阻尼器
CN203637622U (zh) 吸能式汽车座椅
US20100207433A1 (en) Seat with energy absorption device
CA2432613C (en) Impact energy absorption device
US20150069774A1 (en) Impact absorber
CN109070912B (zh) 牵引和碰撞装置
US20200086708A1 (en) Bump Stop
US20200369230A1 (en) Shock-absorbing system for a motor vehicle
CN110273960B (zh) 压力缓冲设备
CN104632976A (zh) 一种弹塑性吸能缓冲组件
JP2016074269A (ja) 自動車の衝撃吸収構造
EP3392520B1 (en) Vibration damping link and method therefor
CN109070821A (zh) 能量吸收结构
CN2625212Y (zh) 分层缓冲式汽车保险杠
GB2528760A (en) Sliding connection between the floor structure and the hull structure of an aircraft.
DE102018220527A1 (de) Luftfederbein mit Verstärkungskern im Deckel
KR101784575B1 (ko) 철도차량용 완충기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6313026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250