JP2014103965A - 餃子作り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】餃子作り器の他にこれに合ったサイズの抜き型を捜して購入する煩らわしさをなくす事であり、餃子作り器のサイズにピタリと合った餃子の皮を作れる様にする事である。
【解決手段】回動中心軸2と皮包み板1と凹部3とを有する餃子作り器において、皮包み板1の裏側に凹部3を取り囲む如く輪状に皮切り刃4を備え、かつこの皮切り刃4の刃先の位置は皮包み板1の外周部より内側にある様にした。
【選択図】図1

Description

本発明は餃子の丸い皮を型抜きする機能を備えた餃子作り器に関するものである。
餃子は円形の皮の中央部に具材を乗せ、これを包んで作るが、綺麗な形に作るには熟練を要し、なかなか難かしいものである。そこで図2(イ)の様な餃子作り器を使うが、この上に乗せて具材を包む餃子の皮は生地を麺棒で薄く延ばして図2(ロ)の様な抜き型を使って、1つ1つ型抜きしてゆくのである。通常は餃子作り器とこれに合ったサイズの抜き型がセットで販売されている訳でもないので、サイズの合った抜き型を捜して購入する必要があり、面倒である。この抜き型がない場合は、目見当で決めた大きさの丸めた生地を薄く延ばして円形の皮を作るが、大抵は大きさが合わない。
本発明の目的は、薄く延ばした生地から餃子の皮を抜く抜き型の機能を餃子作り器そのものに付与する事によって、餃子作り器の他にこれに合ったサイズの抜き型を捜して購入する煩らわしさをなくす事であり、餃子作り器のサイズにぴたりと合った餃子の皮を作れる様にする事である。
課題を解決する為の手段
本発明は上記目的を達成する為、回動中心軸と皮包み板と凹部とを有する餃子作り器において、第1の発明では皮包み板の裏側に凹部を取り囲む如く輪状に皮切り刃を備えた。第2の発明では皮包み板の表側に皮包み板から凹部を取り囲む如く輪状に立ち上る皮切り刃を備え、かつ前記回動中心軸の一方の側にある皮包み板の部分は皮切り刃と一体であるが、他方の側にある皮包み板の部分は回動中心軸により折り返しできる様に皮切り刃とは切り離し溝により切り離されている様に構成した。そして第1の発明でも第2の発明でも皮切り刃の刃先の位置は皮包み板の外周部より内側にある様にした。
発明の効果
本発明では餃子作り器に皮切り刃(抜き型の機能を有する)を備えたので、餃子作り器の他にこれに合ったサイズの抜き型を捜して購入する手間は不要であり、餃子作り器のサイズにぴたりと合った皮を作る事ができる。
発明を実施する為の形態
餃子作り器は一般には図2(イ)の様に回動中心軸2(図では0.3〜0.5mm程度の厚さの薄肉部をヒンジ部としてあり、この他軸と軸受とから成る構造も考えられる)の左右に広がる皮包み板1(半円形状の部分1aと1bより成る)を備え、全体の中心部に凹部3を有している。本発明による餃子作り器(プラスチック製など)を図1(イ)に示し、基本的構造は従来と同じであるが、本発明では、皮包み板1の裏側に凹部3を取り囲む如く輪状に皮切り刃4を備えており(A−A′線断面図も参照のこと)、かつこの皮切り刃4の刃先の位置は皮包み板1の外周部より内側にある様に構成されている。これにより皮切り刃4により抜かれた(切られた)丸い皮は皮包み板1より直径が小さく、はみ出す事がない(皮がはみ出すと餃子の形が美しくならない)。使い方を説明すると、図1(ロ)の如く餃子作り器を手で握って(正確には皮切り刃4に指を当てて握る)図1(ハ)の様にまな板の上で麺棒により薄く延ばした生地の上に押し付け、皮切り刃4により丸く抜いてゆく(餃子作り器を手で握ればギャップは0となる)。この場合、餃子の皮を丸く抜いたら図1(ロ)でPの部分を指で押えながら餃子作り器を持ち上げると、くの字形に曲って皮切り刃4が開くから、皮切り刃4から皮が離れ易くなる(餃子作り器を持ち上げてからP部をポンと押しても良い)。次にこの丸く抜かれた餃子の皮を図1(イ)において皮包み板1の上に乗せ(同心的に乗せる)、凹部3に相当する部分に具材を入れ、回動中心軸2を折り返す事によって左右の皮包み板の部分1a,1bを強く合わせれば、具材が餃子の皮によって完全に包まれる。
皮包み板1には模様付け部があるので、餃子は簡単に美しい形に仕上がる。図1(イ)において皮切り刃4を皮包み板1の表側に備えたものに相当する構造を図1(ニ)に示し、図1(ニ)において(B−B′断面図も参照)4′はその皮切り刃であり、皮包み板1から凹部3を取り囲む如く輪状に立ち上っており、皮切り刃4′の刃先の位置は皮包み板1の外周部より内側にある様に構成されている。4″は皮包み板の裏側に備えられた握り部である(握り部4″は必要不可欠なものではない)。そして回動中心軸2の一方の側にある皮包み板の部分1aは皮切り刃4′と一体であるが、回動中心軸2の他方の側にある皮包み板の部分1bは回動中心軸2により折り返しできる様に皮切り刃4′とは切り離し溝5により切り離されている。使い方は図1(ニ)の餃子作り器をひっくり返して握り部4″を手で握り、皮切り刃4′を図1(ハ)と同様に薄く延ばした生地に押し付けて餃子の皮を丸く抜く(図1(ニ)を裏側から見た図1(ホ)も参照)。
こうすると丸く抜かれた餃子の皮は皮切り刃4′の内側には入り込むから、餃子作り器をひっくり返して(ひっくり返しても皮は抜け落ちない)図1(ニ)において凹部3に具材を入れ、回動中心軸2を折り返して皮包み板の部分1bを皮包み板の部分1aに強く押し合わせれば、具材が餃子の皮によって完全に包まれる。図1(ニ)の餃子作り器では皮切り刃4′で抜いた餃子の皮は、即、皮包み板1の表側に乗せられているから、入れた具材をそのまま包む事ができ、図1(イ)に比し手間がかからない(図1(イ)では皮切り刃4で抜いた餃子の皮を摘み上げて、皮包み板1の上に同心的に乗せなければならず、手間がかかる)。
図1(ニ)で皮切り刃4′で抜いた餃子の皮が餃子作り器をひっくり返す時により一層抜け落ちにくくするには、皮切り刃4′を水でぬらして切る他に第1に皮切り刃4′を図示の如く刃先へ向かう程内径が小さくなる様に(アンダーカット)形成する事が考えられる(抜け落ちようとすると、小さくなった内径にひっかかる為)。但し、皮切り刃4′を金型で射出成形する場合は型抜きが困難になると考えられるから、切り目を入れ、変形を容易にする対策を採ると良い。
第2には図1(ヘ)の如く皮切り刃4′の刃先にひっかかり突起4′′′を形成する事であり、こうすると刃先により切られた餃子の皮がひっかかり突起4′′′にひっかかり、皮切り刃4′から抜け落ちない。ところで餃子作り器において具材を皮で包む時、皮の縁部を水で濡らすと皮の接合部が良くくっつくが、一般には指や筆に水を付けて皮の縁部を濡らしてゆくが、面倒である。
そこで図1(ト)の如く皮包み板1の裏側に凹部3を取り囲む如く輪状体aを備え、この輪状体aに水分を含ませる様にした。具体的には輪状体aを下方から見て拡大して部分的に描いた図1(チ),(リ)の如く、環状細溝b、半径方向細溝cなどの水分保持部を備えた。こうすると毛細管現象によりこの水分保持部には輪状体aを水に浸すと水分が含まれる様になるから、輪状体aを餃子の皮に軽く押し付けるだけで皮の縁部を水で濡らす事ができ、作業が楽になる。
以上の水分保持部を有する輪状体aは図1(ヌ)の如く、餃子作り器とは切り離して別体として作っておいて使用しても良い。
尚、図1(ト),(チ),(リ),(ヌ)における水分保持部は細い線状部材をブラシの様に環状に配しても良い。
図1(ニ)の特徴を更に付け加えると、皮切り刃4′で切った餃子の皮は皮切り刃4′と完全に同心的に皮包み板1の上に乗っているから、回動中心軸2を折り返してできる餃子の皮の縁は完全に合い、美しい形に仕上がる。
サンドイッチ作り、野菜サラダ作りは茹で卵をみじん切りして使っており、一般にはこれを包丁で行なっているが、これには茹で卵を輪切りにして揃え、先ず縦に切り、次いで横に切らなければならず、非常に手間がかかり面倒である。この欠点を解消するには針金を刃とした卵切り器を利用するのが良い。即ち、図3はその為の卵切り器を示し、針金などの細い線状部材6を刃として卵(茹で卵―以下卵と称する)をスライスするもので、卵を縦にも横にも余裕を以って収納する卵収納空間7を有し、ている。この卵収納空間7は収納した卵の周囲に一定の高さを有する囲み部材8を有し、かつ囲み部材8は線状部材6を通過させる切り欠き部9を有しており、これにより収納空間7内に収納した卵を線状部材6によりスライスする事ができる。次に使い方(みじん切り)を説明すると、卵を卵収納空間7内に横長に入れて線状部材6によりスライスし、図4(イ)の如くこのスライスした卵を指で挟んで持ち上げると共に線状部材6を持ち上げ、卵を図4(ロ)の如く卵収納空間7内に縦長に置く。そしてこれを図4(ハ)の如く線状部材6により少し切り、線状部材6上に突き出た卵の部分を切り刃10により切り取る(切り刃10を線状部材6上に接触させて動かす)。再び線状部材6により卵を少し切って線状部材6上に突き出た卵の部分を切り刃10により切り取り、以上の動作を5〜6回繰り返せば卵の全てをみじん切りする事ができる。みじん切りした卵は卵収納空間7から外へはこぼれ落ちないから、ボウルなどの容器へ移し入れる時に便利である(囲み部材8がないと外へこぼれ落ち、拾い集めるのが大変である)。尚、切り刃10はプラスチック製などとし、刃先は鋭い切れ味を必要としないから、安全である。
玉葱,人参,にんにくなどの食材をみじん切りする場合は一般には包丁で行なうが、これは食材を輪切りにして揃え、先ず縦に切り、次いで横に切らねばならず、非常に手間がかかり面倒である。一方、みじん切り専用の器具があるが、大型でみじん切り以外はできず、例えば細切りなどはできず、不便である。この解決策としては図5に示すみじん切り器が考えられる。即ち、図5(イ)においてこのみじん切り器は櫛刃13を備えた第1滑動板11a(食材を滑動させる板)と櫛刃14及び平刃15を備えた第2滑動板11bとが所定の角度αを為して交わる滑動板11を有している(αの値は例えば110°であり、90°〜120°の範囲が望ましい)。そして図5(ロ),(ハ)の様に滑動板11上を案内部材12a,12bを案内として移動する食材収納箱18(図5(ロ)をA方向から見た断面を示す図5(ハ)をも参照)及びこの食材収納箱18に嵌り込む底部に多数の突起17を有する押え部材16を備えている。即ち、この食材収納箱18を滑動板11の上に乗せて中に玉葱、人参、にんにくなどの食材を入れ(大きい場合は適当な大きさに包丁で切って入れる)、上から押え部材16で食材を押え、手は押え部材16を握りつつ(食材収納箱18を直接手で握る事はしない)案内部材12a、12bを案内として滑動板11上を滑動させるのである。案内部材12a、12bと被案内片12′との間には幅方向に十分な透き間を与えておく。こうすると食材を直接手で握りながら滑動板11上を滑動させるのに比し、安全である。押え部材16を手で握って食材収納箱18を滑動板11上を動かすと、先ず櫛刃13により食材の底が多数の平行線状に切られ、次に櫛刃14により前記平行線と角度αを以って交わる多数の平行線状に切られ、この直後に平刃15によって一定の厚さに食材の底が切られるから、食材が細かくみじん切りをされる。もちろん、滑動板11上を滑動させる場合は押え部材16を握った手は途中で手首を回したりせず、そのまま握った状態で動かすのである。食材収納箱18に入れられた食材は突起17に突き刺されて固定されているから、以上により食材はみじん切りされる事になる。19は食材収納箱18の底などに付着したみじん切りされた食材を下へ落とす為の穴である(みじん切りされた食材は原則として殆ど平刃15の下に形成されている横穴から落下する)。みじん切りが完了したら食材収納箱18を持ち上げて外し、滑動板11上に残っているみじん切りされた食材をボウルなどの容器へ払い落として入れる。以上においてみじん切りを行う場合は、みじん切り器を手でしっかりと保持しつつボウルなどの真上で行なうが、望ましくは図6(イ)の如くみじん切り器は容器付きとし、容器20の上にみじん切り器を乗せた構造とするのが良い。こうすると全体をまな板の上に乗せてみじん切りを行なう事ができ、やり易く疲れない(容器20の底にはシリコーンゴムなどの摩擦材を備え付けておくのが良い)。この場合、容器20の端部A又はBを手で保持しつつみじん切りを行なうが、握り易い様に図示の如く一定の長さだけ断面を細くする事が望ましい。C部を持ってみじん切りを行なう場合は、まな板から浮かして空中で行なう。図5(ハ)においては食材収納箱18は案内部材12a、12bから上方へ離脱可能であるが、一方の案内部材からは離脱できない様にしたものに相当する実施例を図6(ロ)に示す。この案内部材12a′は滑動板11を上方から見た図6(ハ)の如く棒状の案内部材である。但し、食材収納箱18は矢印の如く回転させて倒す事ができるから、これにより滑動板11上に残ったみじん切りされた食材は取り除き易くなる。もちろん図6(ロ)においてもう一方の案内部材を棒状として、食材収納箱18が滑動板11の上方へは離脱できない構造としても良い。従来、みじん切り器はみじん切り以外はできないが、図5(イ)からも明白な様に櫛刃14と平刃15とを使用すれば(櫛刃13は使用しない)細切りが可能である。
断面が丸いきゅうりや割れる様にに切れるチョコレートなどを包丁で切る時、刻んだものがまな板からこぼれ落ちたり、飛び散ったりして困る事がある。
これを解消するにはこぼれ防止機能付きまな板を使用すると良い。
即ち、図7(イ)の如くL字形(略L字形も含む)又は図7(ハ)の如くコ字形(略コ字形も含む)のこぼれ防止部材22、22′をその内側面がまな板21の側面に対面する様に回転中心軸23、23′を中心として回動自在にまな板21に備えてある。図7(イ)、(ハ)の状態ではこぼれ防止部材22、22′はまな板21の上面には突出していない。通常はこの状態でまな板を使う。この場合、回転中心軸23、23′をまな板21の横方向長の中央部に位置させれば、こぼれ防止部材22、22′を左右いずれの方向にも回動させておいてまな板を使う事ができる(もちろん、回転中心軸は図7(ロ)の如くまな板の横方向長の中央部から離れた部位に位置させても良い)。きゅうりやチョコレートなどを包丁で切る時は、こぼれ防止部材22(22′)を所定角度回動させて図8(イ)の様にまな板の上面の縁に壁の様に立ち上がらせる(図8(イ)は図7(イ)のこぼれ防止板を回動・立ち上がらせたものであり、図7(ハ)も同様とし、図示は省略する)。従って包丁で切っても刻んだものはこぼれ防止部材22(22′)がまな板の上面の縁に壁の様に立ち上っているから、まな板からこぼれ落ちる事はない。
尚、図8(イ)は右利き用の場合であり。左利き用の場合はこぼれ防止部材22を左側へ回動させておいて使う。まな板上で刻んだものをボウルなどの容器へ移す場合は、こぼれ防止部材22(22′)の立ち上がりのない縁から移すか、又はこぼれ防止部材22(22′)を元の位置に戻してから移し入れる。
本発明によればこぼれ防止部材22(22′)を図8(ロ)の様に高く立ち上げておけば、ここに洗ったフキンなどを干す事ができる。こぼれ防止部材22(22′)はある程度の力を加えないと動かない様に、予め適当な抵抗力が与えられている。更には図8(ハ)の様にこぼれ防止部材22(22′)を開いておけば、これが脚の様になってまな板を立てる事が可能となり、洗ったまな板を水を切って良く乾かす事ができる。尚、まな板21、こぼれ防止部材22(22′)はプラスチック製、木製などとするが、後者の場合(木製)はそのこぼれ防止部材22(22′)の角部にL字形金具(ステンレス銅製)を取り付ける事が望ましい。
一般にオムライスは図9(ホ)の様にフライパンで卵を卵焼きした後に、これを少し隅の方に寄せて卵焼きの上にご飯(チキンライス)を乗せ、菜箸などを使って卵焼きの端部をめくってご飯を包むが、この時、卵焼きは柔らかい為、破れ易い。特にご飯が卵焼きの端部まで広がっている場合は破れ易く、失敗する事が多い。この失敗を防ぐ為に手を使いたいが、フライパンは熱く火傷の危険がある。以上の欠点を解消するには図9(イ)に示すオムライス作りの型を使うと良い。即ち図9(イ)において、このオムライス作りの型24はご飯(チキンライス)を詰める凹部25と、この周囲に広がる鍔部26とを有し、かつ凹部25にフタをする蓋体31を備えている。30は脚で、オムライス作りの型24を安定した状態に保つ為のものである。材質としてはP.P.などのプラスチック、シリコンゴム、Al、SUSなどの金属材料でオムライス作りの型を作る。尚、蓋体31は図9(ハ)の様に略円形状のものも考えられる。図9(イ)で蓋体31を取り去った時の状態を図9(ロ)に示す。次に使い方を説明する。
先ずフライパンで仕上げた卵焼き(図示せず)を図9(イ)のオムライス作りの型24の上に乗せるが、この場合、卵焼きを偏心して乗せてしまっても蓋体31があるから卵焼きは凹部25には落ち込まず、従って偏心した卵焼きを中心が一致する様に正しい位置に修正する事ができる。次に卵焼きを押えながら蓋体31を静かに引き抜き、卵焼きを凹部25に落ち込ませる(卵焼きの中央部が凹部に落ち込み、周辺部は鍔部26に残っている)。この場合、オムライス作りの型24を軽くトントンとまな板などの上に打ち付ければ凹部25に透き間なく卵焼きがは入り込む。又は、鍔部26に線状に薄肉部28を形成しておけば、図9(ニ)の如く脚30を広げると鍔部26は各々内側へ容易に傾斜するから、卵焼きは凹部25に透き間なく完全には入り込む。この場合、鍔部26の肉厚自体を十分に薄くしておけば、薄肉部28を形成しなくても図9(ニ)の如く鍔部26を内側へ傾斜させる事ができる。そして予め作っておいたご飯(チキンライス)を凹部25に詰め込み、鍔部26に残っている卵焼きをめくってご飯を完全に包み(凹部25の底に薄肉部27を長手方向に形成しておけば、各脚30を内側へ押す事によって凹部25の壁面により内部に詰まったご飯を押し固め、形を整える事ができる)、皿の上にオムライス作りの型24をひっくり返して型抜きすれば、オムライス作りが終了する。この場合、型抜きをする際、脚30を少し外側へ引けば凹部25の壁面と内部に詰まったご飯との間に若干の透き間ができるから、型抜きし易くなる。以上においては凹部25の壁面に鶏などの絵柄や文字などを形成しておけば、これがオムライスの表面に転写され、食事を楽しくする。尚、凹部25はカレーライスのご飯の形を作る時にも型として使用する事ができる。尚、図9(イ)で卵焼きを鍔部26に乗せた段階で少し凹部25へ落ち込んでいる様に蓋体31の位置を決め、蓋体31を引き抜いた時に卵焼きが正しく凹部25へ落ち込む様にしても良い。
図9においてオムライスを作る時の従来の欠点を述べたが、図9で説明した解決法の他に図10(イ)に示す如くオムライス作り専用のフライパンを使う事も考えられる。即ち、図10(イ)においてオムライス作り専用のフライパン32は楕円形の凹部33と、その周囲に広がる平面部34を有しており、使い方はフライパン32を加熱してサラダ油、バター、調味料などを入れると共に生卵を割り入れ、フライパン32を左右・前後に傾けながらフライパンの全面に(凹部33、平面部34)卵が均一に広がる様にして卵焼きする(厚さを揃える)。次に図10(ロ)の様に凹部33にご飯(チキンライス)を詰め込んで、平面部34に広がっている卵焼きの部分をめくって図10(ハ)の様にご飯を完全に包む。そしてこのフライパン32を皿の上にひっくり返して、凹部33からご飯を型抜きすれば完了である。
ピーマンを調理する場合、種を取り除く作業はかなり面倒である。
1個1個を半分に切って種を取り除くと、種が散らばって後始末が大変である。何よりもピーマンを種を取り除いてその空洞の中に詰めもの料理をする場合では、この方法は使えない。そこで包丁の先で(ピーマンを半分に切らずに)穴を開けて種を取り除く事になるが、やり難く、怪我をする恐れがある。
以上の欠点を解消するには図11に示すピーマンの種取り器を使用するのが良い。即ち、図11(イ)においてピーマンの種取り器35は先端部にギザギザ刃37を有する薄板を輪状にした中空体36の他端部に柄38を備え、かつこの柄38とギザギザ刃37との間に中空体36の一部を切り欠いた切り欠き部39を形成したものである(中空体36はステンレス銅製などとする)。尚、ギザギザ刃37は図11(ロ)の様に大きなギザギザ刃40aと、ここに形成した小さなギザギザ刃40bとから成るものも考えられる。次に使い方を説明する。図11(イ)の如く柄38を手に持ってギザギザ刃37をピーマンのヘタの部分から内部へ刺し込み、少し回転させると、ピーマンの種の部分(1塊りになっている)が切り取られてギザギザ刃37と切り欠き部39との間の中空体36中空部に取り込まれる。そこで種取り器35を引き抜き、前記中空部に取り込まれたピーマンの種を指、箸などで押して切り欠き部39から押し出すか、又は逆に切り欠き部39から指、箸などを入れてギザギザ刃37の部分から押し出せば、これで終了である。以上においては種取り器35をピーマンの内部から引き抜くだけで種の部分も一緒に取り出す事ができるのが特徴であり、ピーマンの内部で種の部分を取り取るだけの方式ではこの種の部分はヘタと一緒になって1つの塊りとなっており、これがピーマンの内部に残っているので、開けた穴から取り出す時に各部にひっかかって容易には取り出せない欠点がある。尚、図11(イ)、(ロ)において切り欠き部39が柄38まで伸び切った構造でも良い。
図9で説明したオムライス作りにおける欠点を解決するもう1つのオムライス作りの型を図12に示す。即ち、図12(イ)においてオムライス作りの型41(ポリプロピレン製など)は折り曲げ薄肉部44(折り曲げる為に薄肉部とした部分)の両側にこれより落ち込んで形成された一対の凹部42a、42bと、それらの周囲に広がる鍔部43とから成っている。
使い方を説明すると、図12(ロ)の如くフライパンで焼いた卵焼きをオムライス作りの型41の上に乗せ、上から少し卵焼きを押して凹部42a、42bへ落ち込ませる。次に図12(ハ)の様にこの凹部42a、42bに予め作っておいたご飯(チキンライス)を少し力を入れてスプーンなどで詰め込み、折り曲げ薄肉部44を折り曲げて左右の鍔部43を接触させれば、左右の凹部42a、42bに詰め込まれたご飯が合体すると共に卵焼きで包まれるから、オムライス作りの型41を開いて図12(ニ)の様に型抜きしてオムライスを取り出せば、卵焼きの耳の部分45を折り曲げて完成である。
餃子を並べて水で茹でると、大抵は互いにくっついて1つ1つ離すのに苦労する上、皮が破れて困る事がある。この欠点を解消するには図13の様に餃子茹で器を使うと良い。即ち図13(イ)において、餃子茹で器46はシリコーンゴム製などの底板47と、この底板47の上に形成された複数の隔離壁48(高さは5〜15mm位が良い)とから成っており、各隔離壁間に餃子を沢山並べてくっつきを防ぐものである。49は持ち手であり、餃子茹で器46をフライパンなどから引き上げる時に使う(必要不可欠なものではない)。底板47は円形、ハート型などが考えられる。使い方は餃子茹で器46の隔離壁48間に餃子を互いにくっつかない様に多数並べて持ち手49を持ってフライパンの中に入れ、水を適量注いでフタをして加熱する。十分に餃子を茹で終ったらフライパンから持ち手49を持って餃子茹で器46を取り出し、その底をフキン、キッチンペーパー等でよく拭けば、そのまま食卓へ出す事ができる。以上によれば隔離壁48により各餃子は隔離され、倒れなどによりくっつく事がなく、従ってくっついた餃子を1つ1つ切り離す手間も不要で、皮の破れも起らない。図13(イ)において底板47の縁部に縁壁50を形成したものに相当する餃子茹で器46′を図13(ロ)に示す。こうすると図13(ハ)の様に煮ものを入れた鍋の中にこの餃子茹で器46′を入れ、フタをすれば縁壁50により鍋の中の煮汁は餃子茹で器46′の中には入ってこないから、鍋により煮ものをしている間にその蒸気等により餃子茹で器46′の上に並べられた餃子を茹でる事ができる。即ち、餃子茹で器46′は餃子を茹でると共に、落としブタとしても使う事ができる。餃子茹で器46′で餃子を茹でない時は、これを図13(ハ)において落としブタとして使うと共に、餃子茹で器46′の中に野菜などを入れて茹でる(又は蒸す)事もできる(まんじゅうもふかす事ができる)。尚、図13(イ)の餃子茹で器も落としブタとして使う事ができる。図13(ロ)において底板47を例えば波形に形成しておくと、餃子の底に水蒸気がは入り易くなり、良く茹でる(蒸す)事ができる。
ジャガイモの皮をむく時は図14(イ)の様に皮むき器を使うが、ジャガイモは表面に凹凸が多く、皮をむいても凹部に皮が残り、一般にはこれを包丁を使ってむくが、やり難く指を怪我する危険もある。皮むき器には一般にはジャガイモの芽を取る芽取りが備えられていて、これにより凹部の皮をむく事も考えられるが、この芽取りは小さい為、凹部の底の方まで皮をむく事ができず皮が残ってしまう。以上の欠点を解消するには図14(イ)に示す皮むき器が有効で、51は皮むき刃、54はジャガイモの芽を取り除く為の芽取りを示し、この芽取り54よりも寸法が大きい凹部皮むき体55を備えている(凹部皮むき体55は柄52に備えられているが、図14(リ)の様に皮むき刃51を支える支持フレーム53に備えてもよい)。図14(イ)は皮むき器を裏側から見た図であり、これを使用する時は裏返しして柄52を持って皮をむく。
凹部皮むき体55は種々の形状のものが考えられるが、先ず図14(ロ)の様に略半円形のV字形に曲った板状のものが考えられる。その先端部は多少鋭いが、包丁の様に触れたら切れる鋭利さはないので、安全である。
凹部皮むき体55としてはこの他、図14(ハ)の様に略円形状の平板状のもの、図14(ニ)の様に略円形状の輪状のもの、図14(ホ)の様に多数の線状の突起を有する略半球状のものが考えられる。次に使い方を説明する。ジャガイモは一般には皮むき刃51で皮をむくが、表面には凹凸が多いので凹部には皮が残る。そこで図14(ト)の様に柄52の根本部に付いている凹部皮むき体55を凹部に入れて、これを矢印の様に前後に動かせば凹部の皮がきれいにむける(凹部の大きさに比し凹部皮むき体55の方が大きい場合は、皮の他に若干の果肉の部分も削り取られるが、皮はきれいにむき取られる)。図14(ホ)の凹部皮むき体55の場合は、これを図14(チ)の如くジャガイモの表面の凹部に入れて左右にグリグリと回せば、皮がきれいにむける。尚、凹部皮むき体55は図14(リ)の様に支持フレーム53に備えても良く、この場合は図14(リ)の様に凹部皮むき体55をジャガイモ表面の凹部に入れて、矢印の如く前後に動かして皮をむく。凹部皮むき体55は生姜なども表面に凹凸が多いので、その凹部の皮むきに適している。
尚、図14(ヘ)の様に立て型の皮むき器にも同様に実施できる。
本発明による餃子作り器を示す図。 従来の餃子作り器を示す図。 卵切器を示す図。 卵のみじん切りの方法を示す図。 みじん切り器を示す図。 みじん切り器の各種実施例を示す図。 こぼれ防止機能付きまな板の図。 こぼれ防止機能付きまな板の使用状態を示す図。 オムライス作りの型を示す図。 オムライス作り専用のフライパンの図。 ピーマンの種取り器の図。 オムライス作りの型を示す図。 餃子茹で器を示す図。 皮むき器を示す図。
1は皮包み板、1a・1bは皮包み板の部分、2は回動中心軸、3は凹部、4は皮切り刃、5は切り離し溝、4′は皮切り刃、4″は握り部、4′′′はひっかかり突起、aは輪状体、b・cは水分保持部、6は線状部材、7は卵収納空間、8は囲み部材、9は切欠き部、10は切り刃、11は滑動板、11aは第1滑動板、11bは第2滑動板、12a・12b・12a′・12b′は案内部材、12′は被案内片、13・14は櫛刃、15は平刃、16は押え部材、17は突起、18は食材収納箱、19は穴、20は容器、21はまな板、22′・22はこぼれ防止部材、23・23′は回転中心軸、24はオムライス作りの型、25は凹部、26は鍔部、27・28は薄肉部、29はフックなどに掛ける穴、30は脚、31は蓋体、32はオムライス作り専用のフライパン、33は凹部、34は平面部、35はピーマンの種取り器、36は中空体、37・40a・40bはギザギザ刃、38は柄、39は切欠き部、41はオムライス作りの型、42a・42bは凹部、43は鍔部、44は折り曲げ薄肉部、45は卵焼きの耳の部分、46は餃子茹で器、47は底板、48は隔離壁、49は持ち手、50は縁壁、46′は餃子茹で器、51は皮むき刃、52は柄、53は支持フレーム、54は芽取り、55・55′は凹部皮むき体、54′は芽取りである。

Claims (2)

  1. 回動中心軸を有する皮包み板の中央部に凹部を有し、前記回動中心軸を折り返す事によって回動中心軸の左右の皮包み板の部分が合わさって餃子を作る餃子作り器において、前記皮包み板の裏側に前記凹部を取り囲む如く輪状に皮切り刃を備え、かつこの皮切り刃の刃先の位置は前記皮包み板の外周部より内側にある様にした事を特徴とする餃子作り器。
  2. 回動中心軸を有する皮包み板の中央部に凹部を有し、前記回動中心軸を折り返す事によって回動中心軸の左右の皮包み板の部分が合わさって餃子を作る餃子作り器において、前記皮包み板の表側に皮包み板から凹部を取り囲む如く輪状に立ち上る皮切り刃を備え、かつこの皮切り刃の刃先の位置は前記皮包み板の外周部より内側にある様にし、更に前記回動中心軸の一方の側にある皮包み板の部分は前記皮切り刃と一体であるが、前記回動中心軸の他方の側にある皮包み板の部分は回動中心軸により折り返しできる様に皮切り刃とは切り離し溝により切り離されている様に構成した事を特徴とする餃子作り器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108497008A (zh) * 2018-06-05 2018-09-07 东亚自动化设备(大连)有限公司 花蕾饺子机
JP2019126639A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 下村工業株式会社 餃子調製具

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