JP2014103075A - 電池パック - Google Patents
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Abstract
【課題】単位セルが複数積層された電池モジュール3、4が隣接して配置され、電池モジュール3、4に印加される衝撃に対する剛性を向上させた電池パック1を得る。
【解決手段】電池パック1は、複数の電池モジュール3、4を取り付けるバッテリフレーム7を有する。このバッテリフレーム7内に形成された複数の取り付け開口部10、11に夫々電池モジュール3、4が取り付けられている。複数の取り付け開口部10、11相互間にはバッテリフレーム7の一端側から他端側に向かって延在する橋絡部7bを有している。電池モジュール3、4は、バッテリフレーム7に締結部材14によって締結される。電池モジュール3、4から締結部材14を取り付ける脚部8、9が複数突出している。対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が互いに橋絡部7b上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】電池パック1は、複数の電池モジュール3、4を取り付けるバッテリフレーム7を有する。このバッテリフレーム7内に形成された複数の取り付け開口部10、11に夫々電池モジュール3、4が取り付けられている。複数の取り付け開口部10、11相互間にはバッテリフレーム7の一端側から他端側に向かって延在する橋絡部7bを有している。電池モジュール3、4は、バッテリフレーム7に締結部材14によって締結される。電池モジュール3、4から締結部材14を取り付ける脚部8、9が複数突出している。対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が互いに橋絡部7b上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の単位セルを集合して形成された電池モジュールを複数有する電池パックに関する。特に、走行エネルギの少なくとも一部を電池から得る自動車用の電池パックに関する。
従来、特許文献1に記載の電池パックが知られている。この特許文献1では、電池モジュールのたわみ現象を改善するために、互いに積層された複数個の二次電池と、この二次電池を収容するハウジングアセンブリを、それぞれ有する複数個の電池モジュールと、この複数個の電池モジュールのうち少なくとも1つの電池モジュールのハウジングアセンブリの周囲に延びる少なくとも1つの補強プレートとを具備している。
上記特許文献1の技術では、電池パックが車両の衝突等により強い衝撃を受けた場合に電池パック内の電池モジュールに印加される強い衝撃についてはそれほど考慮されていない。従って、強い衝撃が印加された場合に、複数の電池モジュールの一部が他の電池モジュールから離脱して電池パック外部に飛び出す虞がないとはいえない。従って、電池パックに強い衝撃が印加された場合においても、複数の電池モジュール同士が強固に結びつき、電池モジュールが外部へ飛び出すことのない電池パックが望まれる。
本発明は、単位セルを積層した複数の電池モジュールを隣接して配置した電池パックにおいて、衝撃に対する剛性を向上させた電池パックを得ることを目的とする。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、本発明では、複数の単位セル(2)を集合して構成される電池モジュール(3、4)と、複数の電池モジュール(3、4)を夫々収容する複数の取り付け開口部(10、11)が形成され、複数の電池モジュール(3、4)を取り付けるバッテリフレーム(7)と、電池モジュール(3、4)の夫々をバッテリフレーム(7)に取り付けるための複数の脚部(8、9)とを備え、バッテリフレーム(7)は、隣り合う取り付け開口部(10、11)の間に一端から他端にかけて延在する橋絡部(7b)を有し、複数の脚部(8、9)のうち、互いに対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)同士が橋絡部(7b)上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、橋絡部の両側の取り付け開口部に挿入されて取り付けられる複数の電池モジュールの脚部同士が互いに橋絡部上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されているから、衝撃が印加された場合に、櫛歯状に交互に噛み合うように配置された脚部が一体化して衝撃を受け止めることができる。従って、単一の電池モジュールだけが電池パックから飛び出すことがない。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号ないし説明は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を分かり易く示す一例であり、発明の内容を限定するものではない。
(一実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図3を用いて詳細に説明する。図1は、電池パック1のカバーを取外した平面形状を示している。リチウム電池等の二次電池から成る単位セル2を複数個直列に接続して所望の出力電圧を得ている。単位セル2の集合体は電池モジュール3、4の合成樹脂からなるケース5、6内に収納されている。電池モジュール3、4のケース5、6内には、単位セル2の他に、単位セル2同士を接続する図示しない金属バーから成る接続片が設けられている。
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図3を用いて詳細に説明する。図1は、電池パック1のカバーを取外した平面形状を示している。リチウム電池等の二次電池から成る単位セル2を複数個直列に接続して所望の出力電圧を得ている。単位セル2の集合体は電池モジュール3、4の合成樹脂からなるケース5、6内に収納されている。電池モジュール3、4のケース5、6内には、単位セル2の他に、単位セル2同士を接続する図示しない金属バーから成る接続片が設けられている。
単位セル2自体からの放熱および接続片に流れる電流による発熱により、ケース5、6内の温度が上昇する。ケース5、6は合成樹脂の成形品から製作されている。ケース5、6は長方形の箱から成り、周囲の4辺からは、ケース5、6を車両側のバッテリフレーム7に取り付けるための脚部8、9が突出している。つまり、ケース5、6は、セル収納部とセル収納部の周辺から伸びた締結部を成す脚部8、9からなる。脚部8、9は、一つのケース5、6に付き合計9個設けられている。
図1は、車両の天井方向から車両の床方向を見た状態を図示している。バッテリフレーム7は、底に二つの孔10、11が設けられたトレイから成り、鉄板のプレス成形品である。図1中Y1方向が車両の後退方向、Y2方向が車両の前進方向である。また、ケース5、6の後ろ側の辺には、後ろ側脚部8r、9rが設けられている。
更に、ケース5、6の前側の辺には、夫々二つの前側脚部8f1、8f2、9f1、9f2が設けられている。前側脚部8f1、8f2および前側脚部9f1、9f2の夫々の間には、出力電圧が得られる出力ターミナル12、13が配設されている。この出力ターミナル12、13に配線部分が接続され車両内に配電される。出力ターミナル12、13がケース5、6の前側の辺に設けられるのは、衝突時の変形でショートなどの二次的な故障を極力防止するためである。
図1と、拡大して示す図2とによって判明するように、バッテリフレーム7の図中左側のケース5の左右の側方の辺には、夫々3つの脚部8s1〜8s6が突出して設けられている。図中左側の脚部8s1〜8s3は、バッテリフレーム7の凹部の底7aにボルトとナットからから成る締結部材14により結合されている。一方、図中右側の脚部8s4〜8s6は、バッテリフレーム7の橋絡部7bにボルトとナットからから成る締結部材14により結合されている。
バッテリフレーム7の橋絡部7bは、トレイ状のバッテリフレーム7の底部分に設けられた2つの取り付け開口部10、11間に位置し、車両の前進および後退方向に平行に延在している。バッテリフレーム7の前側の辺と後ろ側の辺とは、橋絡部7bによって結ばれている。これによって、バッテリフレーム7は、2つの取り付け開口部10、11を持つ眼鏡上の平面形状を有する。
バッテリフレーム7の図中右側に配置されたケース6の左右の側方の辺には、夫々3つの脚部9s1〜9s6が突出して設けられている。図中右側の脚部9s4〜9s6は、バッテリフレーム7の凹部の底7cにボルトとナットからから成る締結部材14により結合されている。一方、図中左側の脚部9s1〜9s3は、バッテリフレーム7の橋絡部7bにボルトとナットからから成る締結部材14により結合されている。
図2は、一部拡大して互い違いに橋絡部7bに取り付けられている対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3を示している。この橋絡部7bに取り付けられる脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3は、図2のように互い違いに取り付けられている。
換言すれば、一対の電池モジュール3、4のケース5、6同士の隣り合う側壁から延びる脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3は櫛歯状であり、互いに噛み合うように配置されている。つまり、一対のケース5、6から延びる脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3は、互いに入れ子になるように配置されている。そして、対向する脚部同士9s1と8s4、8s4と9s2、9s2と8s5、8s5と9s3、9s3と8s6の間には隙間15a〜15eが設けられている。
図2のように、一方のケース5の脚部8s4〜8s6と他方のケース6の脚部9s1〜9s3とは、橋絡部7bの延在方向、つまり矢印Y1、Y2方向に交差する傾斜部15a1、15a2〜15e1、15e2を持っている。この傾斜部15a1、15a2〜15e1、15e2相互間に隙間15a〜15eが存在する。
強い衝撃が加わるとボルトが変形したり切断されたりして、隙間15aがなくなり、一方のケース5の脚部8s4の傾斜部15a1と他方のケース6の脚部9s1の傾斜部15a2同士が当接する。この当接によって、脚部8s4、9s1が図中左右方向、つまり矢印Y3、Y4方向に押される分力が発生する。
換言すれば、強い衝撃が加わるとボルト変形したり切断されたりして、隙間15b〜15eがなくなり、一方のケース5の脚部8s4〜8s6の傾斜部15b1、15c1、15d1、15e1と他方のケース6の脚部9s1〜9s3の傾斜部15b2、15c2、15d2、15e2同士とが当接して滑って移動する。この当接に伴う移動によって、脚部8s5、8s6、9s2、9s3が、図中左右方向、つまり矢印Y3、Y4方向に分離するように押される分力が発生する。
更に、橋絡部7bを挟んで、一対の同形状の電池モジュール3、4が、バッテリフレーム7に取り付けられている。これによれば、一対の同形状の電池モジュール3、4を製作して同じ要領でバッテリフレーム7に取り付ければよい。
図3は、バッテリフレーム7に取り付けられた電池モジュール3、4を図1の矢印Y1方向から見た側面形状を示している。バッテリフレーム7の孔10、11の中に挿入され、バッテリフレーム7に吊り下げられるように電池モジュール3、4が取り付けられている。そして、バッテリフレーム7には、電池モジュール3、4を包み込む図示しない上部カバーと下部カバーとが取り付けられて、電池パック1が完成する。
(一実施形態の作用効果)
上記実施形態において、複数の単位セル2をそれぞれ集合した電池モジュール3、4を複数有する電池パック1は次の構成を有する。複数の電池モジュール3、4を並置して取り付けるバッテリフレーム7と、該バッテリフレーム7に形成された複数の取り付け開口部10、11に夫々取り付けられる電池モジュール3、4とを有する。また、複数の取り付け開口部10、11相互間には、バッテリフレーム7の一端側から他端側に向かって延在する橋絡部7bを有する。
上記実施形態において、複数の単位セル2をそれぞれ集合した電池モジュール3、4を複数有する電池パック1は次の構成を有する。複数の電池モジュール3、4を並置して取り付けるバッテリフレーム7と、該バッテリフレーム7に形成された複数の取り付け開口部10、11に夫々取り付けられる電池モジュール3、4とを有する。また、複数の取り付け開口部10、11相互間には、バッテリフレーム7の一端側から他端側に向かって延在する橋絡部7bを有する。
そして、電池モジュール3、4は、バッテリフレーム7に締結部材14によって締結され、電池モジュール3、4から締結部材14を取り付ける脚部8、9が複数突出している。橋絡部7bにおいて、該橋絡部7bの両側の取り付け開口部10、11に挿入されて取り付けられる複数の電池モジュール3、4の互いに隣接する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が互いに対向している。そして、対向した脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が、橋絡部7b上において、櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。
このように、複数の取り付け開口部10、11相互間には、バッテリフレーム7の一端側から他端側に向かって延在する橋絡部7bを有し、電池モジュール3、4は、バッテリフレーム7に締結部材14によって締結されている。そして電池モジュール3、4から締結部材14を取り付ける脚部8、9が複数突出している。橋絡部7bの両側の取り付け開口部10、11に挿入されて取り付けられる複数の電池モジュール3、4の脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が、互いに橋絡部7b上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。
換言すれば、単位セル2の積層方向と直交する方向における電池モジュール3、4のケース5、6に、固定部を成す脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3が形成されている。そして、一方側に形成される脚部8s4〜8s6と、他方側に形成される脚部9s1〜9s3とが千鳥配置に配列されている
これによって、橋絡部7bの延在方向に衝撃が印加された場合に、櫛歯状に交互に噛み合うように配置された脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が結合して衝撃を受け止めることができる。すなわち、複数の電池モジュール3、4同士が、脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3で結合されるため、単一の電池モジュール3または4だけが電池パック1から破損して飛び出すことがなく、バッテリフレーム7に締結された電池モジュール3、4全体がスクラムを組んで衝撃を受けとめることができる。よって、電池パック1としての耐衝撃性能が向上する。
これによって、橋絡部7bの延在方向に衝撃が印加された場合に、櫛歯状に交互に噛み合うように配置された脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が結合して衝撃を受け止めることができる。すなわち、複数の電池モジュール3、4同士が、脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3で結合されるため、単一の電池モジュール3または4だけが電池パック1から破損して飛び出すことがなく、バッテリフレーム7に締結された電池モジュール3、4全体がスクラムを組んで衝撃を受けとめることができる。よって、電池パック1としての耐衝撃性能が向上する。
また、電池モジュール3、4は、直方体である。この電池モジュール3、4の長手方向に単位セル2が積層されている。そして、この単位セル2の積層方向と橋絡部7bの延在方向が一致している。対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3は複数の電池モジュール3、4の夫々の長手方向の一辺から橋絡部7bに向けて突出している。かつ、突出した対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が積層方向に沿って櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。
この構成によれば、単位セル2の積層方向に印加される衝撃により単位セル2が一体と成って強い力で移動しようとするが、櫛歯状に交互に噛み合うように配置された脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が一体と成って受け止めることができる。
また、隙間15a〜15eを介して櫛歯状に交互に噛み合うように配置されている。これによれば、通常状態では電池モジュール3、4が単独でバッテリフレーム7に締結されて衝撃を受け止めることができる。そして、きわめて強い衝撃が印加されたときに、隙間15a〜15eが潰れて、脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が結合して衝撃を受け止めることができる。
更に、隙間15a〜15eがあるため、通常状態では、一方の電池モジュール3(または4)のケース温度変化による体積膨張に伴う機械的ストレスが、他方の電池モジュール4(または3)のケース6(または5)に伝わらないようにして、電池モジュール3、4の耐久性を損なわないようにすることができる。特に、ケース5、6は合成樹脂の成形品であり、温度で膨張し易いため、この作用は有効である。
加えて、互いに対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3には、橋絡部7bの延在方向に対して斜めに交差する傾斜部15a1〜15e2(図2)が設けられている。かつ、傾斜部同士(15a1、15a2)〜(15e1、15e2)が、橋絡部7bの延在方向に相対向している。
これにより、橋絡部7bの延在方向に衝撃が印加されて相対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が接触した場合に、橋絡部7bの延在方向に直角方向の力(分力)が各電池モジュール3、4に印加される。従って、衝撃が印加された場合に、電池モジュール3、4に、橋絡部7bの延在方向へのみ力が作用するのでなく、橋絡部7bの延在方向に直角方向にも力が作用する。
よって、力の橋絡部7bの延在方向への集中をなくし、電池モジュール3、4の左右方向Y3、Y4の力をバッテリフレーム7の凹部の底7a、7cによって受け止めることができる。従って、衝撃時の力を分散させて電池モジュール3、4の橋絡部7bの延在方向への移動を緩和することができる。
以上のように、橋絡部7bの延在方向は、電池モジュール3、4が搭載された車両の前進または後退方向(Y1−Y2方向)である。従って、車両が衝突したときの衝撃を対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士が結合し、かつ力を分散させて受け止めることができる。
更に、橋絡部7bを挟んで、一対の同形状の電池モジュール3、4が、バッテリフレーム7に取り付けられている。これによれば、一対の同形状の電池モジュール3、4を製作して同じ要領でバッテリフレーム7に取り付ければよい。よって、ロボット等による組み付けが容易であり、また、例えば品番が同じとなる生産管理上単一の製品が複数生産されればよいから、製造および設計が容易になる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
上述の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものである。
締結部材14としてボルトとナットを使用したがリベット等で固定しても良い。また、隙間15a〜15eを設けて対向する脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士を互い違いに配置したが、隙間15a〜15eをなくして、脚部8s4〜8s6、9s1〜9s3同士を接触させて配置しても良い。この場合、脚部同士の当接部に小さな複数の突起部(またはディンプル)を設け、突起部同士(またはディンプルの凹部以外の部分)が当接するようにして、膨張時の機械的ストレス(応力)により突起部(またはディンプルの凹部以外の部分)が変形する(潰れる)ようにしても良い。
2 単位セル
3,4 電池モジュール
1 電池パック
7 バッテリフレーム
10、11 取り付け開口部
7b 橋絡部
14 締結部材
8s4〜8s6、9s1〜9s3 対向する脚部
15a〜15e 隙間
15a1、15a2〜15e1、15e2 傾斜部
3,4 電池モジュール
1 電池パック
7 バッテリフレーム
10、11 取り付け開口部
7b 橋絡部
14 締結部材
8s4〜8s6、9s1〜9s3 対向する脚部
15a〜15e 隙間
15a1、15a2〜15e1、15e2 傾斜部
Claims (6)
- 複数の単位セル(2)を集合して構成される電池モジュール(3、4)と、
複数の前記電池モジュール(3、4)を夫々収容する複数の取り付け開口部(10、11)が形成され、複数の前記電池モジュール(3、4)を取り付けるバッテリフレーム(7)と、
前記電池モジュール(3、4)の夫々を前記バッテリフレーム(7)に取り付けるための複数の脚部(8、9)と、を備え、
前記バッテリフレーム(7)は、隣り合う前記取り付け開口部(10、11)の間に一端から他端にかけて延在する橋絡部(7b)を有し、
複数の前記脚部(8、9)のうち、互いに対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)同士が前記橋絡部(7b)上において櫛歯状に交互に噛み合うように配置されていることを特徴とする電池パック。 - 前記電池モジュール(3、4)の夫々は直方体であり、該電池モジュール(3、4)の長手方向に前記単位セル(2)が積層されており、この積層方向と前記橋絡部(7b)の延在方向が一致し、前記対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)は複数の前記電池モジュール(3、4)の夫々の長手方向の一辺側から前記橋絡部(7b)に向けて突出し、この突出した前記対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)同士が前記積層方向に沿って櫛歯状に交互に噛み合うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
- 前記対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)同士が、隙間(15a〜15e)を空けて櫛歯状に交互に噛み合うように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電池パック。
- 前記対向する脚部(8s4〜8s6、9s1〜9s3)の夫々の外縁には前記橋絡部(7b)の延在方向に対して斜めに交差する傾斜部(15a1、15a2〜15e1、15e2)が形成されており、前記傾斜部(15a1、15a2〜15e1、15e2)同士が、前記橋絡部(7b)の延在方向に相対向していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池パック。
- 前記橋絡部(7b)の延在方向は、前記電池モジュール(3、4)が搭載された車両の前進または後退方向であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電池パック。
- 一対の同形状の前記電池モジュール(3、4)が前記橋絡部(7b)を挟む位置に設けられて前記バッテリフレーム(7)に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電池パック。
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JP2012256305A JP2014103075A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 電池パック |
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JP (1) | JP2014103075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014182946A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Gs Yuasa Corp | 蓄電装置及び蓄電装置ユニット |
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2012
- 2012-11-22 JP JP2012256305A patent/JP2014103075A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014182946A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Gs Yuasa Corp | 蓄電装置及び蓄電装置ユニット |
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