JP2014102747A - タッチパネル装置及びタッチパネル装置の制御方法 - Google Patents

タッチパネル装置及びタッチパネル装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配線長の差に起因する抵抗差による検出時間の長期化の度合いを低減する。
【解決手段】タッチパネル装置1は、コンデンサを形成するようにそれぞれ基板に設けられた第1電極対及び第2電極対と、第1電極対を構成する一方の電極に接続された第1配線W1と、第2電極対を構成する一方の電極に接続された第2配線W2と、第1、第2配線に接続され、第1、第2配線にそれぞれ第1、第2印加電圧を印加する電圧印加部25と、電圧印加部による第1、第2印加電圧の印加によってそれぞれ発生する第1、第2電極対の電圧を第1、第2検出電圧としてそれぞれ検出する検出部26と、検出部により検出された第1検出電圧と第2検出電圧とに応じて、所定の処理を行う処理部22と、を備え、第1配線W1は、第2配線W2より長く、電圧印加部25は、第2印加電圧より第1印加電圧を高くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量方式のタッチパネル装置及びタッチパネル装置の制御方法に関するものである。
静電容量方式のタッチパネル装置では、基板上に、複数の電極対が設けられている。そして、タッチパネル装置では、電極対の一方の電極に電圧を印加したときの他方の電極に発生する電圧が検出される。この検出電圧が、指の接触の有無による電極対の容量変化によって変化することに基づき、指の接触の有無が検出され、接触位置の座標が算出されるなどの処理が行われる。
このようなタッチパネル装置では、一般に、外部回路と接続するための接続端子が基板上の周辺に設けられ、電極対の各電極と接続端子とは、それぞれ配線により接続されている。したがって、基板上における電極対の位置によって、電極対から接続端子までの配線の長さが互いに異なる。その結果、電極対の位置によって、電極対の容量が異なるものとなる。このため、電極に発生する電圧が異なってしまい、そのままでは検出電圧がばらついてしまう。そこで、例えば特許文献1に記載のタッチパネル装置では、配線長が長くなると配線幅を大きくすることによって、配線長の差に起因する電極対の容量差を低減して検出電圧のばらつきを低減するようにしている。
特開2009−258935号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のタッチパネル装置では、配線幅を変更しているが、配線長が最も長い配線の時定数に合わせてタッチパネルの検出処理を行う必要があるため、検出に長時間を要する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、配線長が長い場合でも、検出時間の長期化の度合いを低減することができるタッチパネル装置及びタッチパネル装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチパネル装置は、コンデンサを形成するようにそれぞれ基板に設けられた第1電極対及び第2電極対と、前記第1電極対を構成する一方の電極に接続された第1配線と、前記第2電極対を構成する一方の電極に接続された第2配線と、前記第1配線に接続され、前記第1配線に第1印加電圧を印加し、かつ、前記第2配線に接続され、前記第2配線に第2印加電圧を印加する電圧印加部と、前記電圧印加部による前記第1印加電圧の印加によって発生する前記第1電極対の電圧を第1検出電圧として検出し、かつ、前記電圧印加部による前記第2印加電圧の印加によって発生する前記第2電極対の電圧を第2検出電圧として検出する検出部と、前記検出部により検出された前記第1検出電圧と前記第2検出電圧とに応じて、所定の処理を行う処理部と、を備え、前記第1配線は、前記第2配線より長く、前記電圧印加部は、前記第2印加電圧より前記第1印加電圧を高くする。
この構成によれば、第1電極対及び第2電極対は、コンデンサを形成するようにそれぞれ基板に設けられている。第1配線は、第1電極対を構成する一方の電極に接続されている。第2配線は、第2電極対を構成する一方の電極に接続されている。第1配線に接続された電圧印加部により、第1配線に第1印加電圧が印加される。第2配線に接続された電圧印加部により、第2配線に第2電圧が印加される。電圧印加部による第1印加電圧の印加によって第1電極対に発生する電圧が、検出部により第1検出電圧として検出される。電圧印加部による第2印加電圧の印加によって第2電極対に発生する電圧が、検出部により第2検出電圧として検出される。検出部により検出された第1検出電圧と第2検出電圧とに応じて、所定の処理が処理部により行われる。
第1配線は、第2配線より長いため、第1電極対と第2電極対とに抵抗差が生じる。したがって、同じ電圧を印加した場合には、第1電極対に発生する電圧の増大度合いは、第2電極対に発生する電圧の増大度合いに比べて緩やかになる。しかし、この構成では、電圧印加部により第2印加電圧より第1印加電圧が高くされる。このため、第1電極対に発生する電圧を、第2電極対に発生する電圧に早く近づけることができる。その結果、第1配線と第2配線との長さの差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを低減することができる。
上記タッチパネル装置において、前記第1配線の長さがL1と定義され、前記第2配線の長さがL2と定義され、前記第1印加電圧がV1と定義され、前記第2印加電圧がV2と定義されたとき、前記電圧印加部は、V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2を前記第1配線及び前記第2配線にそれぞれ印加するとしてもよい。
この構成によれば、第1配線の長さがL1と定義され、第2配線の長さがL2と定義され、第1印加電圧がV1と定義され、第2印加電圧がV2と定義されたとき、電圧印加部により、V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2が第1配線及び第2配線にそれぞれ印加される。したがって、第1配線と第2配線との長さの差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを好適に低減することができる。
上記タッチパネル装置において、V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2を保存する保存部をさらに備え、前記電圧印加部は、前記保存部に保存されているV1及びV2を前記第1配線及び前記第2配線にそれぞれ印加するとしてもよい。
この構成によれば、V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2が保存部に保存されている。電圧印加部により、保存部に保存されているV1及びV2が第1配線及び第2配線にそれぞれ印加される。したがって、保存部に電圧値が保存されているため、第1配線と第2配線との長さの差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを容易に低減することができる。
上記タッチパネル装置において、前記検出部は、前記電圧印加部による前記第1配線への前記第1印加電圧の電圧印加から所定時間の経過時に前記第1検出電圧を検出し、かつ、前記電圧印加部による前記第2配線への前記第2印加電圧の電圧印加から前記所定時間の経過時に及び前記第2検出電圧を検出するとしてもよい。
この構成によれば、電圧印加部による第1配線への第1印加電圧の電圧印加から所定時間の経過時に、第1検出電圧が検出部により検出される。電圧印加部による第2配線への第2印加電圧の電圧印加から所定時間の経過時に、第2検出電圧が検出部により検出される。したがって、電圧印加から同じ所定時間の経過時に第1及び第2検出電圧が検出されているため、処理部は、第1検出電圧と第2検出電圧とに応じて、所定の処理を好適に行うことができる。
上記タッチパネル装置において、アナログ値を所定ビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器をさらに備え、前記電圧印加部の前記第1配線への前記第1印加電圧の印加により増大する前記第1検出電圧を前記アナログデジタル変換器により前記デジタル値に変換したとき、前記電圧印加部の電圧印加時点から前記第1検出電圧が増大しても前記デジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT1と定義され、前記所定時間は、T1/2以下に設定されているとしてもよい。
この構成によれば、アナログデジタル変換器により、アナログ値が所定ビット数のデジタル値に変換される。電圧印加部の第1配線への第1印加電圧の印加により増大する第1検出電圧をアナログデジタル変換器によりデジタル値に変換したとき、電圧印加部の電圧印加時点から第1検出電圧が増大してもデジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT1と定義される。所定時間は、T1/2以下に設定されている。したがって、第1検出電圧の増大が実質的に飽和するまでの時間の半分以下の時点で検出部による第1検出電圧の検出が行われる。その結果、第1検出電圧の増大が実質的に飽和するまで待機する場合に比べて、処理部は、第1検出電圧に応じて、所定の処理を早く開始することが可能になる。
上記タッチパネル装置において、アナログ値を所定ビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器をさらに備え、前記電圧印加部の前記第1配線への前記第1印加電圧の印加により増大する前記第2検出電圧を前記アナログデジタル変換器により前記デジタル値に変換したとき、前記電圧印加部の電圧印加時点から前記第2検出電圧が増大しても前記デジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT2と定義され、前記所定時間は、T2/2以下に設定されているとしてもよい。
この構成によれば、アナログデジタル変換器により、アナログ値が所定ビット数のデジタル値に変換される。電圧印加部の第2配線への第2印加電圧の電圧印加により増大する第2検出電圧をアナログデジタル変換器によりデジタル値に変換したとき、電圧印加部の電圧印加時点から第2検出電圧が増大してもデジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT2と定義される。所定時間は、T2/2以下に設定されている。したがって、第2検出電圧の増大が実質的に飽和するまでの時間の半分以下の時点で検出部による第2検出電圧の検出が行われる。その結果、第2検出電圧の増大が実質的に飽和するまで待機する場合に比べて、処理部は、第2検出電圧に応じて、所定の処理を早く開始することが可能になる。
本発明に係るタッチパネル装置の制御方法は、上記タッチパネル装置の制御方法であって、前記電圧印加部により、前記第1配線に第1印加電圧を印加し、かつ、前記第2配線に第2印加電圧を印加する工程と、前記検出部により、前記第1電極対に発生する電圧を第1検出電圧として検出し、前記第2電極対に発生する電圧を第2検出電圧として検出する工程と、前記処理部により、前記第1検出電圧と前記第2検出電圧とに応じて、所定の処理を行う工程と、を含み、前記第2印加電圧より前記第1印加電圧が高くされている。
この構成によれば、電圧印加部により、第1配線に第1印加電圧が印加される。電圧印加部により、第2配線に第2印加電圧が印加される。第1電極対に発生する電圧が第1検出電圧として検出部により検出され、第2電極対に発生する電圧が第2検出電圧として検出部により検出される。第1検出電圧と第2検出電圧とに応じて、所定の処理が処理部により行われる。
第1配線は、第2配線より長いため、第1電極対と第2電極対とに抵抗差が生じる。したがって、同じ電圧を印加した場合には、第1電極対に発生する電圧の増大度合いは、第2電極対に発生する電圧の増大度合いに比べて緩やかになる。しかし、この構成では、電圧印加部により第2印加電圧より第1印加電圧が高くされる。このため、第1電極対に発生する電圧を、第2電極対に発生する電圧に早く近づけることができる。その結果、第1配線と第2配線との長さの差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを低減することができる。
本発明によれば、第1配線と第2配線との長さの差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを低減することができる。
本発明の一実施形態のタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 図1に示されるパネル部を模式的に示す図である。 図2におけるA−A線断面図である。 バッファから配線にそれぞれ印加される電圧値を説明するタイミングチャートである。 電圧検出回路が電圧を検出するタイミングを説明するタイミングチャートである。 電圧検出回路が電圧を検出するタイミングを説明するタイミングチャートである。
図1は、本発明の一実施形態のタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示されるパネル部を模式的に示す図である。図3は、図2におけるA−A線断面図である。図1に示されるように、タッチパネル装置1は、パネル部2と、制御部3とを備える。
パネル部2は、図2、図3に示されるように、例えばガラスからなる透明な基板11と、基板11の表面に設けられたY電極YEと、Y電極YEを覆うように設けられた絶縁膜12と、絶縁膜12上に設けられたX電極XEとを備える。制御部3は、図1に示されるように、メモリ21と、中央演算処理装置(CPU)22と、デジタルアナログ(DA)変換器23と、スイッチ回路24と、バッファ回路25と、電圧検出回路26と、アナログデジタル(AD)変換回路27とを備える。
図2に示されるように、Y電極YEは、X方向に延びて形成され、Y方向に並んで(図2では例えば4個)設けられている。Y電極YEは、例えばインジウムスズ酸化物(ITO)からなる透明導電膜により形成されている。Y電極YEは、広い幅に形成されたパッド部YPと狭い幅に形成された線状部YLとを含む。パッド部YPと線状部YLとは、X方向に交互に並んで形成されている。4個のY電極YEは、パッド部YPと線状部YLとが、それぞれX方向において同じ位置となるように設けられている。パッド部YPは、例えば菱形形状に形成され、菱形の一対の対角のそれぞれにおいて線状部YLと接続されている。
X電極XEは、Y方向に延びて形成され、X方向に並んで(図2では例えば4個)設けられている。X電極XEも、例えばITOからなる透明導電膜により形成されている。X電極XEは、広い幅に形成されたパッド部XPと狭い幅に形成された線状部XLとを含む。パッド部XPと線状部XLとは、X方向に交互に並んで形成されている。4個のX電極XEは、パッド部XPと線状部XLとが、それぞれX方向において同じ位置となるように設けられている。パッド部XPは、例えば菱形形状に形成され、菱形の一対の対角のそれぞれにおいて線状部XLと接続されている。
X電極XEとY電極YEとは、それらの線状部XLと線状部YLとにおいて互いに交差し、かつ、それらのパッド部XPとパッド部YPとが互いに重ならないように、設けられている。すなわち、Y電極YEは、互いに隣接する4個のパッド部YPによって、X電極XEのパッド部XPを囲むように設けられている。X電極XEのパッド部XPと、該パッド部XPを取り囲むY電極YEの4個のパッド部YPとの間には、間隙が設けられている。これによって、X電極XEのパッド部XPとY電極YEのパッド部YPとは、基板11上において千鳥配置されている。このように配置されたX電極XEと対応するY電極YEとからなる電極対は、コンデンサを形成している。
各X電極XEは、それぞれ、例えば図2中、下側の端部において、配線W1〜W4に接続されている。各配線W1〜W4は、基板11の端部に設けられた接続端子13を介してバッファ回路25に接続されている。各Y電極YEは、それぞれ、例えば図2中、右側の端部において、配線W11〜W14に接続されている。各配線W11〜W14は、基板11の端部に設けられた接続端子14を介して電圧検出回路26に接続されている。ここで、配線W1の配線長L1と、配線W2の配線長L2と、配線W3の配線長L3と、配線W4の配線長L4との大小関係は、図2から分かるように、L1>L2>L3>L4になっている。各配線W1〜W4は、例えばインジウムスズ酸化物(ITO)からなる透明導電膜により形成されている。これにより、Y電極YEまたはX電極XEと同一プロセスで製造することができ、製造が容易となる。但し、各配線W1〜W4は、銅配線であってもよい。銅配線はインジウムスズ酸化物(ITO)に比べて抵抗が低いので、配線の長さの差に起因する抵抗差の影響をより小さくすることができる。なお、配線W1〜W4の配線幅は同一にされている。
図1において、メモリ21は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリからなる。メモリ21は、CPU22のプログラムを保持する。メモリ21は、配線W1〜W4ごとに、印加する電圧の電圧値(後述)を保持する。CPU22は、メモリ21に保持されたプログラムに従って動作する。CPU22は、配線W1〜W4ごとに、メモリ21に保持された電圧値の電圧を印加するように、DA変換器23に順番に制御信号を出力する。DA変換器23は、CPU22から出力されたデジタル値の制御信号に従って、スイッチ回路24を介して、バッファ回路25のバッファB1〜B4に、アナログ値の電圧信号を順番に出力する。
スイッチ回路24は、例えば電界効果トランジスタ(FET)により構成されるスイッチS1〜S4を含む。スイッチ回路24は、DA変換器23とバッファ回路25のバッファB1〜B4との接続を順番に切り替える。
スイッチ回路24は、まず、スイッチS1をオンにしてDA変換器23とバッファB1とを接続し、スイッチS2〜S4をオフにしてDA変換器23とバッファB2〜B4とを遮断する。この状態で、バッファB1はDA変換器23からの電圧信号に基づく電圧値を配線W1に出力する。
次いで、スイッチ回路24は、スイッチS2をオンにしてDA変換器23とバッファB2とを接続し、スイッチS1,S3,S4をオフにしてDA変換器23とバッファB1,B3,B4とを遮断する。この状態で、バッファB2はDA変換器23からの電圧信号に基づく電圧値を配線W2に出力する。
続いて、スイッチ回路24は、スイッチS3をオンにしてDA変換器23とバッファB3とを接続し、スイッチS1,S2,S4をオフにしてDA変換器23とバッファB1,B2,B4とを遮断する。この状態で、バッファB3はDA変換器23からの電圧信号に基づく電圧値を配線W3に出力する。
さらに、スイッチ回路24は、スイッチS4をオンにしてDA変換器23とバッファB4とを接続し、スイッチS1〜S3をオフにしてDA変換器23とバッファB1〜B3とを遮断する。この状態で、バッファB4はDA変換器23からの電圧信号に基づく電圧値を配線W4に出力する。このようにして、配線W1〜W4に対して順番にバッファB1〜B4から電圧が印加される。
電圧検出回路26は、配線W11〜W14にそれぞれ接続された積分回路261〜264を備える。積分回路261〜264は、それぞれ、バッファB1〜B4からX電極XEへの電圧印加によって、X電極XE及び対応するY電極YEからなる電極対(コンデンサ)に発生する電圧(本実施形態ではY電極YEの電圧)を検出電圧として検出する。積分回路261〜264は、それぞれ、例えば演算増幅器及びコンデンサ等を備える。積分回路261〜264は、それぞれ、Y電極YEの電圧の検出後または検出と同時に、Y電極YEの電圧をリセットする。積分回路261〜264は、それぞれ、検出電圧に対応する電圧信号をAD変換回路27に出力する。
AD変換回路27は、積分回路261〜264に、それぞれ接続されたAD変換器271〜274を備える。AD変換器271〜274は、それぞれ、積分回路261〜264から出力された電圧信号を所定ビット数(例えば8ビット)のデジタル値に変換する。AD変換器271〜274は、デジタル値の電圧信号をCPU22に出力する。CPU22は、AD変換器271〜274から出力されたデジタル値の電圧信号に基づき、パネル部2に対する指の接触の有無を検出し、接触している指の接触位置のX座標及びY座標を演算する等の所定の処理を行う。本実施形態において、バッファ回路25が電圧印加部の一例に相当し、電圧検出回路26が検出部の一例に相当し、CPU22が処理部の一例に相当し、メモリ21が保存部の一例に相当する。
図4は、バッファB1〜B4から配線W1〜W4にそれぞれ印加される電圧値を説明するタイミングチャートである。図4において、時刻t1からt2まで、バッファB1から配線W1を介してX電極XEに電圧値V1の電圧が印加されると、時刻t1の時間T10後に、対応するY電極YEに発生した電圧が、配線W11〜W14を介して、電圧検出回路26の積分回路261〜264により検出される。
例えば、配線W1を介してX電極XEへの電圧印加により、図2中、最下端のパッド部XP1に対応するY電極YEのパッド部YP1に発生した電圧が、配線W11を介して積分回路261により検出される。また、例えば、配線W1を介してX電極XEへの電圧印加により、図2中、最上端のパッド部XP4に対応するY電極YEのパッド部YP4に発生した電圧が、配線W14を介して積分回路264により検出される。
同様に、時刻t2からt3まで、バッファB2から配線W2を介してX電極XEに電圧値V2の電圧が印加されると、時刻t2の時間T20後に、対応するY電極YEに発生した電圧が、配線W11〜W14を介して、電圧検出回路26の積分回路261〜264により検出される。例えば、配線W2を介してX電極XEへの電圧印加により、図2中、最下端のパッド部XP11に対応するY電極YEのパッド部YP11に発生した電圧が、配線W11を介して積分回路261により検出される。
また、時刻t3からt4まで、バッファB3から配線W3を介してX電極XEに電圧値V3の電圧が印加されると、時刻t3の時間T30後に、対応するY電極YEに発生した電圧が、配線W11〜W14を介して、電圧検出回路26の積分回路261〜264により検出される。例えば、配線W3を介してX電極XEへの電圧印加により、図2中、最下端のパッド部XP21に対応するY電極YEのパッド部YP21に発生した電圧が、配線W11を介して積分回路261により検出される。
また、時刻t4からt5まで、バッファB4から配線W4を介してX電極XEに電圧値V4の電圧が印加されると、時刻t4の時間T40後に、対応するY電極YEに発生した電圧が、配線W11〜W14を介して、電圧検出回路26の積分回路261〜264により検出される。例えば、配線W4を介してX電極XEへの電圧印加により、図2中、最下端のパッド部XP31に対応するY電極YEのパッド部YP31に発生した電圧が、配線W11を介して積分回路261により検出される。
上述のように、配線W1〜W4の配線長L1〜L4の大小関係は、L1>L2>L3>L4になっている。本実施形態では、バッファB1〜B4から配線W1〜W4にそれぞれ印加される電圧値V1〜V4は、L1/L2/L3/L4=V1/V2/V3/V4を満たす電圧値としている。メモリ21は、L1/L2/L3/L4=V1/V2/V3/V4を満たす電圧値V1〜V4を保存している。CPU22は、メモリ21に保存されている電圧値V1〜V4を表す制御信号をDA変換器23に出力する。なお、メモリ21は、L1/L2/L3/L4=V1/V2/V3/V4を満たす電圧値V1〜V4に限られず、例えばL1/L2/L3/L4≒V1/V2/V3/V4を満たす電圧値V1〜V4を保存してもよい。また、メモリ21は、例えばV1/V2/V3/V4がL1/L2/L3/L4と比例的な関係を満たす電圧値V1〜V4を保存してもよい。また、メモリ21は、例えば配線長L1〜L4に比例する電圧値V1〜V4を保存してもよい。
配線長が大きくなるほど、抵抗成分の増加によって、RC時定数が大きくなる。このため、X電極XEに同一値の電圧を印加したときに、配線長が大きくなるほど、Y電極YEに発生する電圧の増大の度合が緩やかになる。そこで、本実施形態では、電圧値V1〜V4を配線長L1〜L4に比例させている。これによって、本実施形態では、配線長の差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを低減することができる。
本実施形態では、配線長は、バッファ回路25からX電極XEの最も近いパッド部XPまでの配線W1の長さとしている。すなわち、配線長L1は、バッファB1からパッド部XP1までの配線W1の長さであり、配線長L2は、バッファB2からパッド部XP11までの配線W2の長さであり、配線長L3は、バッファB3からパッド部XP21までの配線W3の長さであり、配線長L4は、バッファB4からパッド部XP31までの配線W4の長さである。
なお、配線長は、上記に限られない。例えば、配線長は、バッファ回路25からX電極XEの最も遠いパッド部XPまでの配線の長さとしてもよい。すなわち、例えば配線長L1は、バッファB1からパッド部XP4までの配線W1、パッド部XP及び線状部XLを含む長さとしてもよい。
また、例えば、配線長は、バッファ回路25からX電極XEの最も近いパッド部XPまでの配線の長さと、バッファ回路25からX電極XEの最も遠いパッド部XPまでの配線の長さとの平均値としてもよい。すなわち、例えば配線長L1は、バッファB1からパッド部XP1までの配線W1の長さと、バッファB1からパッド部XP4までの配線W1、パッド部XP及び線状部XLを含む長さとの平均値としてもよい。
また、バッファ回路25から接続端子13までの長さは、各配線においてほぼ同じであるため、配線長は、接続端子13からパッド部XPまでの配線の長さとしてもよい。また、配線長は、接続端子13から最も近いパッド部XPまでの配線の長さと、接続端子13から最も遠いパッド部XPまでの配線の長さとの平均値としてもよい。本実施形態において、パッド部XP1及びパッド部YP1が第1電極対の一例に相当し、パッド部XP11及びパッド部YP11が第2電極対の一例に相当する。また、本実施形態において、配線W1が第1配線の一例に相当し、配線W2が第2配線の一例に相当する。また、本実施形態において、パッド部YP1に発生する電圧が第1検出電圧の一例に相当し、パッド部YP11に発生する電圧が第2検出電圧の一例に相当する。また、電圧値V1が第1印加電圧の一例に相当し、電圧値V2が第2印加電圧の一例に相当する。
図5、図6は、電圧検出回路26が電圧を検出するタイミングを説明するタイミングチャートである。図5は、バッファB1が電圧値V1の電圧を印加したときに、電圧検出回路26の積分回路261が電圧を検出するタイミングを示す。図5は、バッファB2が電圧値V2の電圧を印加したときに、電圧検出回路26の積分回路262が電圧を検出するタイミングを示す。図5、図6では、図4と同一要素には同一符号が付されている。
図5において、時刻t1に、バッファB1から配線W1を介してX電極XEに電圧値V1の電圧印加が開始されると、対応するY電極YEのパッド部YP(例えば図2のパッド部YP1)に発生する電圧は、時刻t1から増大する。ここで、バッファB1からの電圧印加が継続されるとすると、電圧検出回路26の積分回路261により電圧が検出される時間T10が経過した後も、パッド部YP1の電圧は増大を続ける。そして、指が接触していないときは電圧値V10に漸近し、指が接触しているときは電圧値V11(<V10)に漸近して、時間T1が経過する。
ここで、時間T1は、AD変換回路27のAD変換器271によりパッド部YP1の電圧をデジタル値に変換したとき、バッファB1の電圧印加時刻t1から、パッド部YP1の電圧が増大してもデジタル値が変化しなくなる時点までの時間である。そして、本実施形態では、電圧検出回路26の積分回路261が電圧を検出する時間T10は、T10=T1/2に設定されている。
図6において、時刻t2に、バッファB2から配線W2を介してX電極XEに電圧値V2の電圧印加が開始されると、対応するY電極YEのパッド部YP(例えば図2のパッド部YP11)に発生する電圧は、時刻t2から増大する。ここで、バッファB2からの電圧印加が継続されるとすると、電圧検出回路26の積分回路262により電圧が検出される時間T20が経過した後も、パッド部YP11の電圧は増大を続ける。そして、指が接触していないときは電圧値V20に漸近し、指が接触しているときは電圧値V21(<V20)に漸近して、時間T2が経過する。
ここで、時間T2は、AD変換回路27のAD変換器272によりパッド部YP11の電圧をデジタル値に変換したとき、バッファB2の電圧印加時刻t2から、パッド部YP11の電圧が増大してもデジタル値が変化しなくなる時点までの時間である。そして、本実施形態では、電圧検出回路26の積分回路262が電圧を検出する時間T20は、T20=T2/2に設定されている。
時間T30,T40も同様に設定されている。ここで、本実施形態では、AD変換器271〜274のビット数は同じであるため、T1=T2であり、T10=T20=T30=T40である。なお、上記に限られず、T10≦T1/2に設定してもよく、T20≦T2/2に設定してもよい。本実施形態において、T10,T20は所定時間の一例に相当する。
以上説明されたように、本実施形態では、例えば配線W1は配線W2より長いため、配線W1に接続された電極対と、配線W2に接続された電極対とでは、抵抗差が生じる。したがって、図2中、最左端のX電極XE(例えばパッド部XP1)と、図2中、左から2番目のX電極XE(例えばパッド部XP11)とに同じ電圧を印加した場合には、パッド部YP1に発生する電圧の増大度合いは、パッド部YP11に発生する電圧の増大度合いに比べて緩やかになる。しかし、本実施形態では、パッド部XP11に印加される電圧値V2に比べて、パッド部XP1に印加される電圧値V1が高い。このため、パッド部YP1に発生する電圧を、パッド部YP11に発生する電圧に早く近づけることができる。その結果、電圧検出回路26により検出電圧を早期に検出することができる。
また、本実施形態では、電圧検出回路26の積分回路261が電圧を検出する時間T10は、T10=T1/2に設定されている。ここで、時間T1は、AD変換回路27のAD変換器271によりパッド部YP1の電圧をデジタル値に変換したとき、バッファB1の電圧印加時刻t1から、パッド部YP1の電圧が増大してもデジタル値が変化しなくなる時点までの時間である。したがって、電圧の増大が実質的に飽和するまでの時間の半分の時点で積分回路261により電圧の検出が行われる。その結果、電圧が実質的に飽和するまで待機する場合に比べて、CPU22は、検出電圧に応じて、指の接触位置の演算等の処理を早く開始することが可能になる。この効果は、基板11上におけるX電極XE及びY電極YEの配列数が多くなるほど顕著なものとなる。
また、本実施形態では、配線W1〜W4の配線幅は同一にされているため、配線W1〜W4の配線幅を変更する場合に比べて、基板11上の配線パターンの設計を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、X電極XEは4列並んでおり、それぞれ4個のパッド部XPを含むとし、Y電極YEは4列並んでおり、それぞれ4個のパッド部YPを含むとしているが、これは一例であり、列数及び個数はこれに限られない。
静電容量方式のタッチパネル装置において、配線長の差に起因する抵抗差によって生じる検出時間の長期化の度合いを低減することができるタッチパネル装置及びタッチパネル装置の制御方法として有用である。
1 タッチパネル装置
2 パネル部
3 制御部
21 メモリ
22 CPU
25 バッファ回路
26 電圧検出回路
27 AD変換回路
W1,W2 配線
XE X電極
XP1,XP11 X電極のパッド部
YE Y電極
YP1,YP11 Y電極のパッド部

Claims (7)

  1. コンデンサを形成するようにそれぞれ基板に設けられた第1電極対及び第2電極対と、
    前記第1電極対を構成する一方の電極に接続された第1配線と、
    前記第2電極対を構成する一方の電極に接続された第2配線と、
    前記第1配線に接続され、前記第1配線に第1印加電圧を印加し、かつ、前記第2配線に接続され、前記第2配線に第2印加電圧を印加する電圧印加部と、
    前記電圧印加部による前記第1印加電圧の印加によって発生する前記第1電極対の電圧を第1検出電圧として検出し、かつ、前記電圧印加部による前記第2印加電圧の印加によって発生する前記第2電極対の電圧を第2検出電圧として検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記第1検出電圧と前記第2検出電圧とに応じて、所定の処理を行う処理部と、
    を備え、
    前記第1配線は、前記第2配線より長く、
    前記電圧印加部は、前記第2印加電圧より前記第1印加電圧を高くすることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記第1配線の長さがL1と定義され、前記第2配線の長さがL2と定義され、前記第1印加電圧がV1と定義され、前記第2印加電圧がV2と定義されたとき、
    前記電圧印加部は、V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2を前記第1配線及び前記第2配線にそれぞれ印加することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル装置。
  3. V1/V2がL1/L2と比例的な関係を満たすV1及びV2を保存する保存部をさらに備え、
    前記電圧印加部は、前記保存部に保存されているV1及びV2を前記第1配線及び前記第2配線にそれぞれ印加することを特徴とする請求項2記載のタッチパネル装置。
  4. 前記検出部は、前記電圧印加部による前記第1配線への前記第1印加電圧の電圧印加から所定時間の経過時に前記第1検出電圧を検出し、かつ、前記電圧印加部による前記第2配線への前記第2印加電圧の電圧印加から前記所定時間の経過時に及び前記第2検出電圧を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のタッチパネル装置。
  5. アナログ値を所定ビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器をさらに備え、
    前記電圧印加部の前記第1配線への前記第1印加電圧の印加により増大する前記第1検出電圧を前記アナログデジタル変換器により前記デジタル値に変換したとき、前記電圧印加部の電圧印加時点から前記第1検出電圧が増大しても前記デジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT1と定義され、
    前記所定時間は、T1/2以下に設定されていることを特徴とする請求項4記載のタッチパネル装置。
  6. アナログ値を所定ビット数のデジタル値に変換するアナログデジタル変換器をさらに備え、
    前記電圧印加部の前記第1配線への前記第1印加電圧の印加により増大する前記第2検出電圧を前記アナログデジタル変換器により前記デジタル値に変換したとき、前記電圧印加部の電圧印加時点から前記第2検出電圧が増大しても前記デジタル値が変化しなくなる時点までの経過時間がT2と定義され、
    前記所定時間は、T2/2以下に設定されていることを特徴とする請求項4記載のタッチパネル装置。
  7. 請求項1記載のタッチパネル装置の制御方法であって、
    前記電圧印加部により、前記第1配線に第1印加電圧を印加し、かつ、前記第2配線に第2印加電圧を印加する工程と、
    前記検出部により、前記第1電極対に発生する電圧を第1検出電圧として検出し、前記第2電極対に発生する電圧を第2検出電圧として検出する工程と、
    前記処理部により、前記第1検出電圧と前記第2検出電圧とに応じて、所定の処理を行う工程と、
    を含み、
    前記第2印加電圧より前記第1印加電圧が高くされていることを特徴とする制御方法。
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