JP2014102627A - 情報処理装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリブレーションの際、ユーザーが正しく目標マークをタッチした際のタッチを有効なタッチとして確実に受け付け、かつ精度よくキャリブレーションを行う。
【解決手段】CPUは複数の目標マークを表示した座標とタッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する際、複数の座標の各々に目標マークを表示して、目標マークに関してタッチが検知された座標を、変換係数を用いてLCDパネルにおける座標に変換する。CPUは変換の結果得られた座標が目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、当該有効なタッチ座標を用いてタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出する。この際、CPUは有効範囲を所定の条件に基づいて変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体に関し、特に、入力装置としてタッチパネルが用いられた情報処理装置に関する。
一般に、情報処理装置において、入力装置として所謂タッチパネルを用いたものが知られている。タッチパネルの一つに抵抗膜方式を用いたものがあり、この抵抗膜方式のタッチパネルでは、タッチパネル100と表示画面であるLCDパネル200とが重ね合わされている。そして、タッチパネル100上の座標とLCDパネル200上の座標との整合性を得るためには、タッチパネル上の座標からLCDパネル上の座標へ座標変換を行う座標変換処理(以下キャリブレーションと呼ぶ)が必要となる。
キャリブレーションを行う際の手法として、例えば、LCDパネル200に目標位置を表示して、ユーザーが当該目標位置を押圧する(タッチ操作する)。そして、タッチパネル上の座標とLCDパネル上の座標との関係に応じて、座標変換係数を求める。
従来、キャリブレーションの精度を向上させるため、タッチパネル内の端子間抵抗値の変化を求めて、当該端子間抵抗値の変化に応じて、座標変換係数(キャリブレーション係数ともいう)を更新する手法が知られている(特許文献1参照)。
さらに、キャリブレーションの際、ユーザーによるタッチ操作の手間を省くため、アイコン中心からのタッチ位置のズレ量をメモリに記憶して、ズレ量が所定の量に達すると、メモリに記憶したズレ量に応じてキャリブレーションを行うようにした手法がある(特許文献2参照)。
特開2001−265512号報 特開平11−161427号報
ところで、抵抗膜方式のタッチパネルにおいてキャリブレーションを行う際、目標マークに対するタッチ有効範囲を広く取り過ぎると、ユーザーが目標マークに対して正しくタッチしていない場合のタッチ位置座標もキャリブレーションに用いられてしまうことになる。このため、タッチ有効範囲を広く取り過ぎると、精度よくキャリブレーションを行うことができない。
一方、目標マークに対するタッチ有効範囲を狭くし過ぎると、ユーザーが目標マークに対して正しくタッチしていても、当該タッチがキャリブレーションのタッチとして有効なものとして受け付けられないことがある。
そこで、本発明の目的は、キャリブレーションの際、ユーザーが正しく目標マークをタッチした際のタッチを有効なタッチとして確実に受け付け、かつ精度よくキャリブレーションを行うことができる情報処理装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による情報処理装置は、表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御手段と、前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換手段と、前記変換手段によって得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新手段と、前記有効範囲を所定の条件に基づいて変更するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、キャリブレーションの際に、ユーザーが正しく目標マークをタッチした場合のタッチを有効なタッチとして受け付けて、かつ精度のよいキャリブレーションを行うことができる。
本発明の第1の実施形態による情報処理装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置で行われる座標変換処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示すLCDパネルおよびタッチパネルの構成を示す斜視図である。 図1に示すCPUによって設定される有効範囲を説明するための図であり、(a)は第1の有効範囲を示す図、(b)は第2の有効範囲を示す図、(c)は第3の有効範囲を示す図である。 図1に示すタッチパネルの端子間抵抗値の測定を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による情報処理装置における有効範囲の設定を説明するための図であり、(a)は第1の有効範囲を示す図、(b)は第2の有効範囲を示す図、(c)は第3の有効範囲を示す図である。 本発明の第3の実施形態による情報処理装置で行われるキャリブレーションを説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による情報処理装置においてタッチ位置とアイコン中心とのズレを示す図である。 本発明の第3の実施形態による情報処理装置においてCPUによって設定される有効範囲を説明するための図であり、(a)は第1の有効範囲を示す図、(b)は第2の有効範囲を示す図である。 本発明の第4の実施形態による情報処理装置で行われるキャリブレーションを説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態で行われる目標位置の有効範囲の設定を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態による情報処理装置について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による情報処理装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の情報処理装置は、CPU101を備えており、このCPU101には表示装置であるLEDパネル102、入力装置であるタッチパネル103、不揮発性メモリ104、およびRAM105が接続されている。
なお、情報処理装置は、他の周辺機器を備えていてもよい。また、図1においては、LEDパネル102とタッチパネル103とは独立的に示されているが、実際には、LEDパネル102の表示面上にタッチパネル103が位置づけられており、タッチパネル103は所謂抵抗膜方式のタッチパネルである。
不揮発性メモリ104には、CPU101上で動作する制御プログラムが格納されるとともに、後述する各種データが記録されている。また、RAM105はCPU101のワークメモリとして用いられる。
CPU101はタッチパネル1103のタッチ操作に応じてユーザーから指示を受け付け、当該指示に応じて、後述する各種プログラムを実行する。そして、CPU101はLCDパネル(表示手段)102の表示制御を行う。
また、CPU101はLCDパネル102に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネル103を介してタッチさせることによって、複数の目標マークを表示した座標とタッチパネル103でタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する。そして、CPU101は変換係数をタッチ位置検知の際に用いる。
図2は、図1に示す情報処理装置で行われる座標変換処理(キャリブレーション)を説明するためのフローチャートである。
いま、情報処理装置がキャリブレーションモードとなると、CPU101はタッチパネル100における端子間抵抗値を測定する(ステップS201)。なお、端子間抵抗値を測定する手法については後述する。
続いて、CPU101は測定の結果得られた検出した端子間抵抗値(以下測定端子間抵抗値と呼ぶ)と、予め不揮発性メモリ104に記録された端子間抵抗値(以下初期端子間抵抗値と呼ぶ)とを比較して、端子間抵抗値の変化量(抵抗値変化量)を算出する(ステップS202)。そして、CPU101は抵抗値変化量の変化に応じて検出位置のズレ量PxおよびPyと検出位置のズレ方向BxおよびByとを算出する(ステップS203)。
ここで、ステップS203で行われる検出位置のズレ量Pと検出位置のズレ方向BxおよびByとの算出について説明する。
図3は、図1に示すLCDパネル102およびタッチパネル103の構成を示す斜視図である。
図3において、端子間抵抗は、タッチパネル103の動作可能範囲内にある抵抗であり、図示の例では、X方向の端子間抵抗はRx1+Rx2、Y方向の端子間抵抗はRy1+Ry2である。また、配線抵抗は、タッチパネル103の動作可能範囲外において、主にタッチパネル103から引き出された配線の抵抗であり、X方向の配線抵抗はrx1+rx2、Y方向の配線抵抗はry1+ry2である。
いま、X方向における初期の端子間抵抗値をRx0、Y方向における初期の端子間抵抗値をRy0、X方向における現在の端子間抵抗値をRxn、Y方向における現在の端子間抵抗値をRynとする。また、X方向における配線抵抗値をrxF、Y方向における配線抵抗値をryF、そして、X方向およびY方向のドット数をそれぞれDおよびDとする。
この場合、キャリブレーションの目標位置と検出位置とのズレ量PおよびP(ドット)は、次の式(1)および式(2)によって算出される。但し、キャリブレーションの目標位置はドット数をK分割した座標位置とする。
=|(rxF+Rx0/K)/Rx0−(rxF+Rxn/K)/Rxn|×D (1)
=|(ryF+Ry0/K)/Ry0−(ryF+Ryn/K)/Ryn|×D (2)
そして、X方向およびY方向のトータルの検出位置のズレ量は次の式(3)で算出される。
P=√(P+P) (3)
一方、X方向およびY方向における検出位置のズレ方向BおよびBは、初期の端子間抵抗値Rx0およびRy0と現在の端子間抵抗値RxnおよびRynとの大小関係(つまり、増減)で決定される。例えば、B=Rx0−Rxn>0であると、ズレ方向Bはタッチパネル103の内側方向となる。B=Rx0−Rxn<0であれば、ズレ方向Bはタッチパネル103の外側方向となる。ズレ方向Bについても同様である。
再び、図2を参照して、上述のようにして算出した検出位置のズレ量Pに応じて、CPU101はキャリブレーションの際の有効範囲を決定する。ここで、キャリブレーションにおいて、ユーザーが目標マーク(以下目標位置ともいう)を押圧した際に得られたLCDパネル102の座標が目標マークの表示位置で規定された有効範囲にある場合に、当該座標が有効なタッチ座標とされる。
図4は、図1に示すCPU101によって設定される有効範囲を説明するための図である。そして、図4(a)は第1の有効範囲を示す図であり、図4(b)は第2の有効範囲を示す図である。また、図4(c)は第3の有効範囲を示す図である。
まず、CPU101はズレ量Pと所定の閾値THとを比較して、P<THであるか否かを判定する(ステップS204)。ズレ量Pが閾値THよりも小さいと、つまり、閾値未満であると(ステップS204において、YES)、CPU101は目標位置を中心として有効範囲を第1の有効範囲として第1の所定範囲Lに設定する(ステップS205)。この第1の有効範囲401は、図4(a)に示すように、目標位置402を中心する一辺がLの正方形である。
一方、ズレ量Pが閾値TH以上(閾値以上)であると(ステップS204において、NO)、CPU101はズレ方向BおよびBの各々が0よりも大きいか否かを判定する(ステップS206)。ズレ方向BおよびBの各々が0よりも大きいと(ステップS206において、YES)、CPU101は目標位置を中心とする第1の所定範囲Lに、タッチパネル103の内側方向にズレ量Pから閾値THを除算した結果得られる残りのドット数分Lを加算して、第2の有効範囲として設定する(ステップS207)。この第2の有効範囲403では、図4(b)に示すように、目標位置402が第1の有効範囲402の中心となる。そして、第2の有効範囲403は一辺が(L+L)の正方形である。
ズレ方向BおよびBのいずれかが0以下であると(ステップS206において、NO)、CPU101は目標位置を中心とする第1の所定範囲Lに、タッチパネル103の外側方向にズレ量Pから閾値THを除算した結果得られる残りのドット数分Lを加算して、第3の有効範囲として設定する(ステップS208)。この第3の有効範囲404では、図4(c)に示すように、目標位置402が第1の有効範囲の中心となる。そして、第3の有効範囲404は一辺が(L+L)の正方形である。
ステップS205、S207、又はS208の処理に続いて、CPU101はLCDパネル102に目標位置を表示する(ステップS209)。ユーザーが目標位置においてタッチパネル103をタッチ操作すると、タッチパネル103からタッチ位置を示すタッチ座標がCPU101に与えられる(ステップS210)。このタッチ座標は一旦RAM105に格納される。
CPU101は、タッチ座標が有効範囲内にあるか否かを判定する(ステップS211)。タッチ座標が有効範囲内にないと(ステップS211において、NO)、CPU101はステップS109の処理に戻って、再度同一の目標位置をLCDパネル102に表示してユーザーに目標位置のタッチ操作を促す。一方、タッチ座標が有効範囲内であると(ステップS211において、YES)、CPU101は当該タッチ座標をRAM105に保存する(ステップS212)。
続いて、CPU101は、目標位置の異なるタッチ座標を所定の回数取得したか否かを判定する(ステップS213)。タッチ座標の取得回数が所定の回数未満であると(ステップS213において、NO)、CPU101はステップS209の処理に戻って、次の目標位置をLCDパネル102に表示してユーザーに目標位置のタッチ操作を促す。
タッチ座標の取得回数が所定の回数に達すると(ステップS213において、YES)、CPU101はRAM105に保存した所定回数分のタッチ座標に応じてキャリブレーション係数を算出して(ステップS214)、キャリブレーション係数を不揮発性メモリ104に保存してキャリブレーション係数を更新する。そして、CPU101はキャリブレーションモードを終了する。
ここで、キャリブレーション係数(変換係数)の算出について具体的に説明する。
目標位置の座標が(X、Y)であり、タッチ座標が(x、y)であるとする。なお、ここでは、所定回数を4回とした。つまり、nは1〜4まで変化するものとし、ここでは、キャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを算出するものとする。
目標位置の座標(X,Y)とタッチ座標(x,y)との関係は、キャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを用いると、次の式(4)および(5)で表される。なお、式(4)および(5)では、サフィックスは省略されている。
X=ax+by+cxy+d (4)
Y=ex+fy+gxy+h (5)
式(4)および(5)に基づいて、キャリブレーション係数a〜hは次の式(6)〜(13)によって求められる。
a=A/A (6)
b=B/A (7)
c=C/A (8)
d=X−ax−by−cx (9)
e=E/E (10)
f=F/E (11)
g=G/E (12)
h=Y−ex−fy−gx (13)
但し、上記のA、A、B、C、E、E、F、およびGはそれぞれ次の式(14)〜(21)で表される。
=(X−X){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)} (14)
=(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)}+(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)}+(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)} (15)
B=(X−X){(x−x)(x−x)−(x−x)(x−x)} (16)
C=(X−X){(x−x)(y−y)−(x−x)(y−y)} (17)
=(Y−Y){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)} (18)
=(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)}+(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)}+(x−x){(y−y)(x−x)−(y−y)(x−x)} (19)
F=(Y−Y){(x−x)(x−x)−(x−x)(x−x)} (20)
G=(Y−Y){(x−x)(y−y)−(x−x)(y−y)} (21)
図5は、図1に示すタッチパネル103の端子間抵抗値の測定を説明するための図である。なお、図1においては、図5に示すスイッチ、抵抗、およびアナログデジタル変換器(ADC)などは省略されており、ADCの出力がCPU101に与えられる。
タッチパネル103は、Y方向の位置を検出するための端子間抵抗を有する上シート103aとX方向の位置を検出するための端子間抵抗を有する下シート103bとを備えている。
X方向の端子間抵抗値を測定する際には、CPU101(図1)は、スイッチ506をオンするとともに、スイッチ504ををH側、スイッチ502をC側、その他のスイッチ501、503、および505をオープンに切り替える。これによって、X方向の端子間抵抗Rtxと固定抵抗Rとによって、基準電圧VCCが抵抗分圧された電圧値VA/DがADC507に入力される。
従って、CPU101は次の式(22)によってX方向の端子間抵抗値Rtxを算出することができる。
tx=R(Vcc−VA/D)/VA/D (22)
続いて、Y方向の端子間抵抗値を測定する際には、CPU101はスイッチ505をオンするとともに、スイッチ503をE側、スイッチ501をB側、その他のスイッチ502、504、および506をオープンに切り替える。これによって、Y方向の端子間抵抗Rtyと固定抵抗Rとによって、喜寿電圧VCCが抵抗分圧された電圧値VA/DがADC507に入力される。
従って、CPU101は次の式(23)によってY方向の端子間抵抗値Rtyを算出することができる。
ty=R(Vcc−VA/D)/VA/D (23)
第1の実施形態では、検出位置のズレ量Pと所定の閾値THとを比較して有効範囲を決定するようにしたが、所定の閾値THと比較することなく、検出位置のズレ量におけるドット数を有効範囲として設定するようにしてもよい。この場合には、閾値THと比較する処理が不必要となるので、演算負荷を低減することができる。
また、上述の第1の実施形態では、キャリブレーションの際に設定する有効範囲を端子間抵抗値の変化に応じて設定するようにしたので、検出位置のズレ量およびズレ方向から外れた位置をユーザーがタッチ操作した際には、図2に説明したステップS211の処理で当該タッチ操作を排除することができる。そして、経時変化又は温度変化によって生じる端子間抵抗値の変化に伴って生じる検出位置のズレの有無に拘わらず、必要最低限の有効範囲を設定することでできるので、ユーザーが有効範囲からズレた位置をタッチ操作した場合には、当該タッチ操作を排除した上でキャリブレーション係数が算出されることになる。よって、キャリブレーションを誤ることがない。
従って、タッチ座標とLCDパネルの座標との座標変換を正確に行なうことができ、有効範囲(つまり、アイコン)の中心をタッチ操作しているにも拘らずキャリブレーション動作が行われない事態を回避することができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による情報処理装置について説明する。なお、第2の実施形態による情報処理装置の構成は、図1に示す情報処理装置と同様であるので説明を省略する。また、第2の実施形態では有効範囲の設定が第1の実施形態と異なるだけで他の処理は同様である。
図6は、本発明の第2の実施形態による情報処理装置における有効範囲の設定を説明するための図である。そして、図6(a)は第1の有効範囲を示す図であり、図6(b)は第2の有効範囲を示す図である。また、図6(c)は第3の有効範囲を示す図である。
図2および図6を参照して、いまステップS204において、検出位置のズレ量Pが閾値THよりも小さいと、CPU101は、ステップS205において、図6(a)に示す第1の有効範囲401を設定する。図6(a)に示す第1の有効範囲401は図4(a)に示す第1の有効範囲401と同様である。
ステップS206において、検出位置のズレ方向BおよびBがともに0よりも大きいと、CPU101は、第2の有効範囲601として、第1の所定範囲Lにズレ量Pから閾値THを減算した結果得られる残りのドット数分Lを加算した範囲を設定する。そして、CPU101は目標位置402の中心からタッチパネル100の内側方向にズレ量Pに相当するドット数分Lだけシフトさせた位置を中心に設定する(図6(b)参照)。
一方、検出位置のズレ方向BおよびBのいずれかが0以下であると、CPU101は、第3の有効範囲602として、第1の所定範囲Lにズレ量Pから閾値THを減算した結果得られる残りのドット数分Lを加算した範囲を設定する。そして、CPU101は目標位置402の中心からタッチパネル100の外側方向に、検出位置のズレ量Pに相当するドット数分L(つまり、変化分)だけシフトさせた位置を中心に設定する(図6(c)参照)。
なお、第2の実施形態では、検出位置のズレ量Pと閾値THとを比較した結果に応じて有効範囲を決定して中心をシフトさせるようにしたが、閾値THと比較することなく、ズレ量のドット数をシフト量および有効範囲として設定するようにしてもよい。
上述のようにして、有効範囲を設定すれば、より有効範囲を絞ることができる。このため、ユーザーが有効範囲からズレた位置をタッチ操作した場合には、当該タッチ操作を排除した上でキャリブレーション係数が算出されることになる。よって、キャリブレーションを誤ることがない。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態による情報処理装置の一例について説明する。なお、第3の実施形態による情報処理装置の構成は、図1に示す情報処理装置と同様であるので説明を省略する。また、第3の実施形態よる情報処理装置におけるLCDパネルおよびタッチパネルの構成は、図3に示す例と同様である。
図7は、本発明の第3の実施形態による情報処理装置で行われるキャリブレーションを説明するためのフローチャートである。なお、図7において、図2で説明したステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ここでは、情報処理装置が通常動作(通常の処理)を行っている際、CPU101はアイコンの中心(中心座標)からの押し位置(タッチ位置)のズレ量(つまり、座標ズレ量)をRAM104に保存する。
図8は、本発明の第3の実施形態による情報処理装置においてタッチ位置とアイコン中心とのズレを示す図である。
ここで、LCDパネル102には、例えば、コマ送りボタン(アイコン)803および804とズームボタン805が表示される。そして、CPU101はコマ送りボタン803又は804又はズームボタン805をユーザーがタッチ操作する都度、X方向およびY方向の各々についてアイコン中心801からのタッチ位置802のズレ量PxnおよびPynをRAM105に記録する。
情報処理装置のモードが通常モードからキャリブレーションモードに切り替わると、CPU101はRAM105に記録されたズレ量PxnおよびPynに応じて、X方向およびY方向の各々についてズレ量の平均値Px0およびPy0を求める(S801)。つまり、CPU101はズレ量PxnおよびPynをその数(メモリ回数)nで除算して平均値Px0およびPy0を算出する。そして、CPU101は平均値Px0およびPy0を一旦RAM105に格納する。
さらに、CPU101はズレ量PxnおよびPynに応じて、X方向およびY方向の各々についてズレ量のバラツキσおよびσを算出する(ステップS802)。そして、CPU101はバラツキσおよびσを一旦RAM105に保存する。その後、CPU101は、図2に関連して説明したステップS201〜S203の処理を行って、検出位置のズレ量PおよびPを求める。
次に、CPU101は平均値Px0およびPy0とズレ量PおよびPとを比較して、癖量HおよびHを算出する(ステップS803)。例えば、CPU101は、次の式(24)および(25)によって癖量HおよびHを算出する。
=Px0−P (24)
=Py0−P (25)
そして、CPU101は癖量HおよびHのトータルの癖量Hを次の式(26)に基づいて算出し、当該癖量Hを不揮発性メモリ104に保存する。
H=√(H +H ) (26)
続いて、CPU101は癖量Hを予め設定された閾値TH1と比較して、癖量H<閾値TH1であるか否かを判定する(ステップS804)。そして、CPU101はキャリブレーションの際に用いられる有効範囲を決定する処理を行う。なお、前述したように、ャリブレーションにおいて、ユーザーが目標位置を押圧した際に得られたLCDパネル102の座標が所定の範囲内にある場合を、有効範囲という。
図9は、本発明の第3の実施形態による情報処理装置においてCPUによって設定される有効範囲を説明するための図である。そして、図9(a)は第1の有効範囲を示す図であり、図9(b)は第2の有効範囲を示す図である。
癖量H<閾値TH1であると(ステップS804において、YES)、CPU101は、ユーザーのタッチ癖はほとんどないと看做して、キャリブレーションの際の有効範囲を、端子間抵抗値の変化に応じたズレ量PおよびPを中心点として所定範囲Lに設定し、第1の有効範囲とする(ステップS805)。
図9(a)に示すように、第1の有効範囲903は、ズレ量PおよびPを中心901する一辺がLの正方形であり、この中心901は目標位置902から上記のズレ量だけずれている。
一方、癖量H≧閾値TH1であると(ステップS804において、NO)、CPU101はユーザーのタッチ癖があると看做して、キャリブレーション際の有効範囲を、端子間抵抗値の変化に応じたズレ量PおよびPを中心点とする所定範囲Lからズレ量の平均値Px0およびPy0を中心904とする所定範囲905(L)を除外した所定範囲Lに設定する(ステップS806)。そして、CPU101は所定範囲Lを第2の有効範囲906とする。
図9(b)に示すように、所定範囲905(L)は一辺がLの正方形であり、第2の有効範囲906は、所定範囲903(L)と所定範囲905(L)とが重なる部分が除外された所定範囲Lの範囲である。
所定範囲905(L)を求める際には、CPU101は平均値Px0およびPy0を中心904として、X方向の一辺をバラツキσとし、Y方向の一辺をバラツキσに設定する。なお、図9(b)に示すように、第2の有効範囲906を設定すれば、キャリブレーションの際に、ユーザー固有のタッチ癖を排除してキャリブレーションを行うことができる。
ステップS805又はS806に続いて、CPU101は、図2で説明したステップS209〜S214の処理を行って、キャリブレーションモードを終了する。
なお、キャリブレーション係数の算出は、第1の実施形態で説明したように前述の式(4)〜(21)を用いて行われる。また、端子間抵抗値の測定については、前述の図5で説明したようにして行われる。
第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、4箇所の目標位置をユーザーにタッチ操作させる場合について説明したが、目標位置の数は4つ以上であってもよく、多いほど検出位置精度が向上する。また、目標位置の数は4つよりも少なくてもよい。目標位置の数が少なければ、ユーザーはキャリブレーションの際のタッチ操作を少なくすることができ、その結果、演算負荷を低減することができる。
さらに、第3の実施形態では、アイコン中心からのタッチ位置のズレ量を算出する際には、目標位置周辺に表示されるアイコンがタッチ操作された場合のみズレ量を算出するようにしてもよい。この場合には、目標位置におけるユーザーのタッチ癖のみが判定されるので、より正確にユーザー特有のタッチ癖を得ることができる。
また、バラツキσおよびσを求める際には、ズレ量PxnおよびPynのうち、ズレ量PおよびPから所定の量以上ズレているズレ量PxnおよびPynを抜きだして、これら抜き出したズレ量に応じてバラツキσおよびσを算出するようにしてもよい。この場合、ユーザー固有のタッチ癖が毎回出ない場合又は途中で他のユーザーが操作した場合に、タッチ癖が出た場合のみの結果を抜き出してバラツキを算出することができるので、タッチ癖に起因するタッチ位置のズレ量を排除して、より正確にキャリブレーションを行なうことができる。
加えて、第3の実施形態では、キャリブレーションの際に設定する有効範囲を端子間抵抗値の変化に応じて設定するようにして癖量Hが閾値TH1以上であると、癖量Hに応じて有効範囲を除外する。よって、ユーザーに特有の癖が出てタッチ操作した場合でも当該タッチ操作を排除することができる。そして、経時変化又は温度変化によって生じる端子間抵抗値の変化に伴って生じる検出位置のズレの有無に拘わらず、必要最低限の有効範囲を設定することでできるので、ユーザーが有効範囲からズレた位置をタッチ操作した場合には、当該タッチ操作を排除した上でキャリブレーション係数が算出されることになる。よって、キャリブレーションを誤ることがない。さらには、ユーザー特有のタッチ癖によって偏った位置でキャリブレーション係数の算出が行われることがなく、複数のユーザーが不便なくタッチパネルを使用することができる。
このように、本発明の第3の実施形態では、タッチ座標とLCDパネルの座標との座標変換を正確に行なうことができ、有効範囲(つまり、アイコン)の中心をタッチ操作しているにも拘らずキャリブレーション動作が行われない事態を回避することができる。
なお、第3の実施形態では、キャリブレーションの際の有効範囲を端子間抵抗値の変化に応じて設定して、当該有効範囲から癖量に応じた範囲を除外するようにしたが、端子間抵抗値の変化を用いることなく、キャリブレーションの際の目標位置を中心とした有効範囲から、癖量に応じた範囲を除外するようにしてもよい。これによって、端子間抵抗値を測定する処理が不要となる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態による情報処理装置の一例について説明する。なお、第4の実施形態による情報処理装置の構成は、図1に示す情報処理装置と同様であるので説明を省略する。また、第4の実施形態よる情報処理装置におけるLCDパネルおよびタッチパネルの構成は、図3に示す例と同様である。
図10は、本発明の第4の実施形態による情報処理装置で行われるキャリブレーションを説明するためのフローチャートである。なお、図10において、図2で説明したステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
図2に関連して説明したように、キャリブレーションモードとなると、CPU101はステップS201において端子間抵抗値を測定し、ステップS202において端子間抵抗値の変化量を算出する。
そして、CPU101は、前述の図3で説明した条件においてX方向およびY方向の検出位置のズレ量(検出ズレ量)PRxおよびPRy(ドット)を、次の式(27)および(28)によって算出する(ステップS1001)。
Rx=(rxF+Rx0/K)/Rx0−(rxF+Rxn/K)/Rxn×D (27)
Ry=(ryF+Ry0/K)/Ry0−(ryF+Ryn/K)/Ryn×D (28)
続いて、CPU101はLCDパネル102に、予め設定された有効範囲の第1の目標位置(X,Y)を表示して、ユーザーに第1の目標位置のタッチ操作を促す(S1002)。ここでは、ユーザーが第1の目標位置を押した際のタッチ座標(タッチ位置)を(xC1、yC1)とする。そして、CPU101は第1の目標位置1101とタッチ座標とのズレ量PC1x、およびPC1y(第1のタッチズレ量)を、次の式(29)および(30)に応じて算出する(S1003)。
C1x=X−xC1 (29)
C1y=Y−yC1 (30)
次に、CPU101は検出ズレ量PRxおよびPRyと第1のタッチズレ量PC1xおよびPC1yとの第1の差分PΔRC1xおよびPΔRC1yを、式(31)および(32)に基づいて算出する。そして、CPU101は第1の差分PΔRC1xおよびPΔRC1yの各々が所定値未満であるか否かを判定する(ステップS1004)。
ΔRC1x=|PRx−PC1x| (31)
ΔRC1y=|PRy−PC1y| (32)
第1の差分PΔRC1xおよびPΔRC1yの各々が所定値未満であると(ステップS1004において、YES)、CPU101はステップS1003で得られた結果に応じて、第2の目標位置(X、Y)の有効範囲を設定する(ステップS1005)。
第2の目標位置(X、Y)の有効範囲を設定する際には、CPU101は第1のタッチズレ量PC1xおよびPC1yに予め設定された所定係数αを乗算して、第1の乗算結果を得る。そして、CPU101は第1の乗算結果と第2の目標位置(X、Y)とに基づいて第2の目標位置の有効範囲を設定する。
図11は、本発明の第4の実施形態で行われる目標位置の有効範囲の設定を説明するための図である。
図11に示すように、第2の目標位置1102の有効範囲を設定する際には、CPU101は、座標(X−αPC1x、Y−αPC1y)、(X−αPC1x、Y+αPC1y)、(X+αPC1x、Y−αPC1y)、および(X+αPC1x、Y+αPC1y)をそれぞれ頂点とする矩形(破線で示す)を規定し、当該矩形内を第2の目標位置の有効範囲1105に設定する。
なお、第1の目標位置1102がタッチされた後、CPU101は、前述の式(4)〜式(21)に応じてキャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを求めるようにしてもよい。この際、式(4)〜(21)においては、xC1はx〜xで示され、yC1はそれぞれyで示される。また、X=x、Y=y、X=x、Y=y、X=x、Y=yとされる。
第1の差分PΔRC1xおよびPΔRC1yのいずれかが所定値以上であると(ステップS1004において、NO)、CPU101はLCDパネル102に全ての目標位置(ここでは、第1の目標位置に加えて第2〜第4の目標位置)を表示して、ユーザーに第2〜第4の目標位置に対するタッチ操作を促す。この際、CPU101は第2〜第4の目標位置の有効範囲を予め設定された有効範囲とする。CPU101は第1〜第4の目標位置に対するタッチ操作に基づいて、第1の実施形態で説明したようにしてキャリブレーション係数を算出する(通常のキャリブレーション動作:ステップS1006)。そして、CPU101はキャリブレーションモードを終了する。
ステップS1005に続いて、CPU101はステップS1005で設定された有効範囲を有する第2の目標位置(X、Y)をLCDパネル102に表示して(ステップS1007)、ユーザーに第2の目標位置のタッチ操作を促す。ここでは、ユーザーが第2の目標位置を押した際のタッチ座標を(xC2、yC2)とする。そして、CPU101は第2の目標位置とタッチ座標(xC2、yC2)とのズレ量PC2xおよびPC2y(第2のタッチズレ量)を、次の式(33)および(34)に応じて算出する(S1008)。
C2x=X−xC2 (33)
C2y=Y−yC2 (34)
続いて、CPU101は第1のタッチズレ量(PC1x、PC1y)と第2のタッチズレ量(PC2x、PC2y)とに応じて、第3の目標位置(X、Y)の有効範囲を設定する(ステップS1009)。
第3の目標位置(X,Y)の有効範囲を設定する際には、まず、CPU101は第1のタッチズレ量PC1xおよびPC1yと第2のタッチズレ量PC2xおよびPC2yとを加算した加算結果を得る。次に、CPU101は当該加算結果を2で除算結果した除算結果PC12x=(PC1x+PC2x)/2とPC12x=(PC1y+PC2y)/2に予め設定された所定係数βを乗算して、第2の乗算結果を得る。そして、CPU101は第2の乗算結果と第3の目標位置3(X、Y)とに基づいて、第3の目標位置の有効範囲を設定する。
図11に示すように、第3の目標位置1103の有効範囲を設定する際には、CPU101は、座標(X−βPC12x、Y−βPC12y)、(X−βPC12x、Y+βPC12y)、(X+βPC12x、Y−βPC12y)、および(X+βPC12x、Y+βPC12y)をそれぞれ頂点とする矩形(破線で示す)を規定し、当該矩形内を第3の目標位置1103の有効範囲1106に設定する。
なお、第2の目標位置1102がタッチされた後、CPU101は、前述の式(4)〜式(21)に応じてキャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを求めるようにしてもよい。この際、式(4)〜(21)においては、xC1およびxc2はそれぞれxおよびxで示され、yC1およびyc2はそれぞれyおよびy示される。また、X=x、Y=y、X=x、Y=yとされる。
続いて、CPU101はステップS1009で設定された有効範囲を有する第3の目標位置(X,Y)をLCDパネル102に表示して(ステップS1010)、ユーザーに第3の目標位置のタッチ操作を促す。ここでは、ユーザーが第3の目標位置を押した際のタッチ座標を(xC3、yC3)とする。そして、CPU101は第3の目標位置とタッチ座標(xC32、yC3)とのズレ量PC3xおよびPC3y(第3のタッチズレ量)を、次の式(35)および(36)に応じて算出する(S1011)。
C3x=X−xC3 (35)
C3y=Y−yC3 (36)
続いて、CPU101は第1のタッチズレ量(PC1x、PC1y)、第2のタッチズレ量(PC2x、PC2y)、および第3のタッチズレ量(PC3x、PC3y)に応じて、第4の目標位置(X,Y)の有効範囲を設定する(ステップS1012)。
第4の目標位置(X,Y)の有効範囲を設定する際には、まず、CPU101は第1のタッチズレ量PC1xおよびPC1y、第2のタッチズレ量PC2xおよびPC2y、および第3のタッチズレ量PC3xおよびPC3yを加算して加算結果を得る。次に、CPU101は当該加算結果を3で除算結果した除算結果PC123x=(PC1x+PC2x+PC3x)/3とPC123x=(PC1y+PC2y+PC3y)/3に予め設定された所定係数γを乗算して、第3の乗算結果を得る。そして、CPU101は第3の乗算結果と第4の目標位置(X,Y)とに基づいて、第4の目標位置の有効範囲を設定する。
図11に示すように、第4の目標位置1104の有効範囲を設定する際には、CPU101は、座標(X−γPC123x、Y−γPC123y)、(X−γPC123x、Y+γPC123y)、(X+γPC123x、Y−γPC123y)、および(X+γPC123x、Y+γPC123y)をそれぞれ頂点とする矩形(破線で示す)を規定し、当該矩形内を第4の目標位置1104の有効範囲1107に設定する。
なお、第3の目標位置1103がタッチされた後、CPU101は、前述の式(4)〜式(21)に応じてキャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを求めるようにしてもよい。この際、式(4)〜(21)においては、xC1〜xc3はそれぞれx〜xで示され、yC1〜yc3それぞれy〜y示される。また、X=x、Y=yとされる。
続いて、CPU101はステップS1012で設定された有効範囲を有する第4の目標位置(X,Y)をLCDパネル102に表示して(ステップS1013)、ユーザーに第4の目標位置のタッチ操作を促す。ここでは、ユーザーが第4の目標位置を押した際のタッチ座標を(xC4、yC4)とする。そして、CPU101は第4の目標位置とタッチ座標(xC4、yC4)とのズレ量PC4xおよびPC4y(第4のタッチズレ量)を、次の式(37)および(38)に応じて算出する(S1014)。
C4x=X−xC4 (37)
C4y=Y−yC4 (38)
次に、CPU101は第1のタッチズレ量(PC1x、PC1y)、第2のタッチズレ量(PC2x、PC2y)、第3のタッチズレ量(PC3x、PC3y)、および第4のタッチズレ量(PC4x、PC4y)に応じて、キャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを設定する(ステップS1015)。
つまり、CPU101は前述の式(4)から式(21)に応じてキャリブレーション係数a、b、c、d、e、f、g、およびhを求めることになる。なお、式(4)〜(21)においては、xC1〜xC4はそれぞれx〜xで示され、yC1〜yC4はそれぞれy〜yで示されている。そして、CPU101は算出したキャリブレーション係数を不揮発性メモリ104に格納してキャリブレーション係数の更新を行って、キャリブレーションモードを終了する。
なお、第4の実施形態において、端子間抵抗値の測定は、前述の図5で説明したようにして行われる。
上述のように、本発明の第4の実施形態では、ユーザーが目標位置をタッチ操作した結果に応じて、続く目標位置の有効範囲を設定するようにしたので、ユーザーが適当に目標位置をタッチ操作した場合には、有効範囲が変更されない。その結果、タッチパネルの座標とLCDパネルの座標との座標変換を正確に行なうことができる。
なお、上述の第1〜第4の実施形態では、4箇所の目標位置をユーザーにタッチ操作させる場合について説明したが、目標位置の数は4つ以上であってもよく、多いほど検出位置精度が向上する。また、目標位置の数は4つよりも少なくてもよい。目標位置の数が少なければ、ユーザーはキャリブレーションの際のタッチ操作を少なくすることができ、その結果、演算負荷を低減することができる。
上述の説明から明らかなように、図1において、CPU101が表示制御手段、変換手段、更新手段、および制御手段として機能する。
また、上述のCPU101による制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
さらに、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を情報処理装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを情報処理装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法およびプログラムの各々は、少なくとも表示制御ステップ、変換ステップ、更新ステップ、および制御ステップを有している。
本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施の形態において、情報処理装置として、例えば、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどを挙げることができる。
[他の実施形態]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
101 CPU
102 LCDパネル
103 タッチパネル
104 不揮発性メモリ
105 RAM
103a 上シート
103b 下シート
501,502,503,504,505,506 スイッチ
507 アナログデジタル変換回路(ADC)

Claims (21)

  1. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御手段と、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新手段と、
    前記有効範囲を所定の条件に基づいて変更するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、測定の結果得られた前記タッチパネルの端子間抵抗値と予め設定された端子間抵抗値との変化量を前記所定の条件として用いることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は前記変化量に応じて前記有効範囲の大きさを変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記変化量に応じた検出位置のズレ量が所定の閾値未満であると、前記有効範囲として所定の有効範囲を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記ズレ量が前記所定の閾値以上であると、前記有効範囲として、前記ズレ量と前記所定の閾値とによって決定される範囲を前記所定の有効範囲に加えた範囲を設定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記端子間抵抗値の増減に応じて検出位置のズレ方向を検出する検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記ズレ方向に前記有効範囲をシフトすることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は前記ズレ量と前記所定の閾値とによって得られる変化分、前記有効範囲をシフトすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示手段に表示されたアイコンを前記タッチパネルでタッチ操作する都度、前記アイコンの中心座標とタッチ座標との座標ズレ量を測定しており、
    前記更新手段によって前記変換係数の更新を行うモードとなると、前記制御手段は前記座標ズレ量の平均値を前記所定の条件として用いて前記有効範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御手段は、測定の結果得られた前記タッチパネルの端子間抵抗値と予め設定された端子間抵抗値との変化量を求めて、当該変化量に応じたズレ量と前記平均値との差が所定の閾値未満であると、前記有効範囲として前記変化量に応じた範囲を設定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記差が前記所定の閾値以上であると、前記有効範囲として、前記変化量に応じた範囲から前記平均値に応じた所定の範囲を除外した範囲を設定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記所定の範囲を前記平均値を中心とする範囲とすることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記制御手段は、前記所定の範囲の大きさを、前記ズレ量のバラツキに応じて設定することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御手段は前記表示手段に表示された目標マークがタッチ操作される都度、当該タッチ操作された目標マークの全ての座標と前記タッチ操作のタッチ座標との座標ズレ量を前記所定の条件として次の目標マークの有効範囲を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御手段は、測定の結果得られた前記タッチパネルの端子間抵抗値と予め設定された端子間抵抗値との変化量を求めて、当該変化量に応じたズレ量と前記座標ズレ量との差が所定の閾値未満であると、前記座標ズレ量に応じて次の目標マークの有効範囲を設定することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記差が所定の閾値以上であると、次の目標マークの有効範囲として所定の有効範囲を設定することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御手段と、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新手段と、
    測定の結果得られた前記タッチパネルの端子間抵抗値と予め設定された端子間抵抗値との変化量に応じて前記有効範囲を変更するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  17. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御手段と、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新手段と、
    前記表示手段に表示されたアイコンを前記タッチパネルでタッチ操作する都度、前記アイコンの中心座標とタッチ座標との座標ズレ量を測定し、前記更新手段によって前記変換係数の更新を行うモードとなると、前記座標ズレ量の平均値に応じて前記有効範囲を変更するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  18. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御手段と、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新手段と、
    前記表示手段に表示された目標マークがタッチ操作される都度、当該タッチ操作された目標マークの全ての座標と前記タッチ操作のタッチ座標との座標ズレ量に応じて前記有効範囲を変更するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  19. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置の制御方法であって、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御ステップと、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップで得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新ステップと、
    前記有効範囲を所定の条件に基づいて変更するように制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  20. 表示手段に表示した複数の目標マークをユーザーにタッチパネルを介してタッチさせることによって、前記複数の目標マークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置で用いられるプログラムであって、
    前記情報処理装置が備えるコンピュータに、
    前記表示手段において複数の座標の各々に目標マークを表示する表示制御ステップと、
    前記目標マークに関してタッチが検知された座標を、予め定められた変換係数を用いて前記表示手段における座標に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップで得られた座標が前記目標マークの各々の表示位置で規定された有効範囲のうちにある場合に当該座標を有効なタッチ座標とし、前記目標マークの各々に対する有効なタッチ座標を用いて前記タッチパネルのタッチ位置検知に用いる新たな変換係数を算出して変換係数の更新を行う更新ステップと、
    前記有効範囲を所定の条件に基づいて変更するように制御する制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムが記録されたコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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