JP2014102204A - コンクリート用貫入抵抗試験機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリートの貫入抵抗を測定することでコンクリートの硬化度を定量的に評価でき、かつ、貫入抵抗の測定を容易に行なう上で有利なコンクリート用貫入抵抗試験機を提供する。
【解決手段】ハンドル12を把持して打設されたコンクリートの表面に貫入針16を垂直に当て付け、ハンドル12を鉛直下方に押し下げて貫入針16をコンクリート内部に貫入させる。これにより貫入針16が荷重を受け、その荷重がロードセル20で検出される。演算手段22Aは、ロードセル20から供給された検出信号から荷重を求めると共に、荷重を貫入針16の断面積で除した貫入抵抗K(N/mm)を算出する。制御部22は、演算手段22Aで算出された貫入抵抗Kを表示部26に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明はコンクリート用貫入抵抗試験機に関する。
コンクリートを重ね打ちする場合、先に打設したコンクリートと後に打設したコンクリートが一体化しないというコールドジョイントを如何にして防止するかが重要である。
そのため、先に打設されたコンクリートの硬化度(凝結度)を測定し、その硬化度がコールドジョイントが発生しない程度であることを確認して次のコンクリートを打設することが必要である。
特に、近年、コンクリートの用途、目的、性能に応じて様々な材料をコンクリートに混和することが行われていることからコンクリートの性状が多様化しており、コンクリートが硬化するまでに要する時間も様々である。そのため、現場においてコンクリートの硬化度を測定することがより重要となってきている。
特許文献1には、鉄製錘体を打設後のコンクリート表面に自由落下させ、鉄製錘体の衝突によって生じた痕跡の寸法に基いてコンクリートの硬化度を検出する技術が開示されている。
また、特許文献2には、コンクリート内に埋め込んだ計測センサーによりコンクリートの電気伝導率を測定し、電気伝導率に基いてコンクリートの硬化度を検出する技術が開示されている。
特開平8−21790号公報 特開2011−117235公報
しかしながら、前者の従来技術では、鉄製錘体の衝突によって生じた痕跡の寸法を測定するものであるため、コンクリートの硬化度を定量的に評価する上で不利がある。
また、後者の従来技術では、予め計測センサーをコンクリートに埋め込む必要があるため、広い面積の打設現場においてきめ細かくコンクリートの硬化度を検出しようとすると、予め多数の計測センサーを設置しなくてはならず、事前の準備に多大な手間を要する不利がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、コンクリートの貫入抵抗を測定することでコンクリートの硬化度を定量的に評価でき、かつ、貫入抵抗の測定を容易に行なう上で有利なコンクリート用貫入抵抗試験機を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のコンクリート用貫入抵抗試験機は、手で把持されるハンドルと、前記ハンドルから突設された軸部材と、前記軸部材の先端に設けられコンクリートに貫入される貫入針と、前記軸部材に設けられ前記貫入針が受ける荷重を検出するロードセルと、前記ロードセルで検出された荷重を前記貫入針の断面積で除した貫入抵抗を算出する演算手段とを備えることを特徴とする。
ロードセルによって検出された貫入針が受ける荷重を貫入針の断面積で除した貫入抵抗を算出するので、コンクリートの硬化度を定量的に評価する上で有利となる。また、大掛かりな事前の準備を行なうことなく、貫入抵抗の測定を容易に行なう上で有利となる。
第1の実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Aの正面図である。 第1の実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Aの制御系を示すブロック図である。 コンクリートを打設してからの経過時間Tと貫入抵抗Kとの関係を示す線図であり、4月の測定結果を示す。 図3のうち始発時間までの部分を拡大して示した線図である。 コンクリートを打設してからの経過時間Tと貫入抵抗Kとの関係を示す線図であり、始発時間までの部分を拡大して示した図であり、8月の測定結果を示す。 第2の実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Bの正面図である。 第2の実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Bの制御系を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Aについて図1、図2を参照して説明する。
図1、図2に示すように、コンクリート用貫入抵抗試験機10Aは、ハンドル12と、軸部材14と、貫入針16と、筺体18と、ロードセル20と、制御部22と、入力部24と、表示部26と、通信部28などを含んで構成されている。
ハンドル12は、手で把持される部分であり、本実施の形態では、左右の手で把持するに足る太さと長さとを有する棒状の部材で構成されている。
軸部材14は、ハンドル12の中央から突設され、軸部材14は、中実状であってもよく、中空状であってもよい。
貫入針16は、軸部材14の先端に設けられコンクリートに貫入される部分である。
貫入針16は、予め定められた断面積を有する均一な円形断面を呈し、先端が平坦面となっている。
本実施の形態では、貫入針16は、断面積が異なるものが複数設けられ、軸部材14の先端は、複数の貫入針16に着脱可能である。
軸部材14の先端と貫入針16とを着脱可能にする構造は、例えば、軸部材14の先端に雄ねじを設け、貫入針16に前記雄ねじに螺合する雌ねじを設けるなど、従来公知の様々な構造が採用可能である。
筺体18は、軸部材14のハンドル12寄りの箇所に介設されている。したがって、軸部材14は、ハンドル12側の部分1402と、貫入針16側の部分1404とが分断されると共に、それらの部分1402、1404は筺体18により同軸上に結合されている。
筺体18は、ロードセル20、制御部22、入力部24、表示部26、通信部28を収容している。また、筺体18には、コンクリート用貫入抵抗試験機10Aの電源をオン、オフする電源スイッチ30(図2)が設けられている。
ロードセル20は、貫入針16が受ける荷重を軸部材14の部分1404を介して検出するものである。
ロードセル20として、磁歪式、静電容量型、ひずみゲージ式など従来公知の様々なものが使用可能である。
制御部22は、CPU、制御プログラム等を格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
制御部22は、前記の制御プログラムを実行することにより、演算手段22Aとして機能する。
演算手段22Aは、ロードセル20で検出された荷重を貫入針16の断面積で除した貫入抵抗K(N/mm)を算出するものである。
入力部24は、測定の開始を制御部22に指示する測定開始キー2402、貫入針16の断面積を入力して制御部22に設定するための置数キー2404、置数キー2404によって入力された数値を決定するための決定キー2406などを含んで構成されている。
なお、制御部22は、置数キー2404の操作により入力された数値を表示部26に表示するように構成されており、置数キー2404は、1つのキーを押圧する毎に入力される数値がインクリメントされるような形態のものであっても、あるいは、0〜9の数値を直接入力するテンキーで構成されるものであってもよい。
表示部26は、表示手段を構成するものであり、演算手段22Aで算出された貫入抵抗を表示するものである。表示部26としては、数字や文字、記号などを表示できるものであればよく、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど従来公知の様々な表示器が使用可能である。
通信部28は、通信手段を構成するものであり、演算手段22Aで算出された貫入抵抗を外部装置に通信回線を介して送信するものである。
通信回線としては、無線LAN、赤外線、Bluetooth(登録商標)などの従来公知の様々な無線回線、あるいは、有線LAN、USBなどの従来公知の様々な有線回線が使用可能である。
このような通信部28を設けることにより、通信回線を介してパーソナルコンピュータや携帯端末などの様々な外部装置に貫入抵抗Kのデータを送信することができ、外部装置において貫入抵抗Kを用いた様々な処理を行なう上で有利となる。
なお、外部装置との通信が不要であれば、通信部28を省略してもよい。
次にコンクリート用貫入抵抗試験機10Aの使用方法について説明する。
予め、現場で打設されたコンクリートの性状に応じて適切な断面積を有する貫入針16を軸部材14の先端に装着する。
そして、装着した貫入針16の断面積を置数キー2404、決定キー2406を操作することにより制御部22に設定しておく。
次に、測定開始キー2402を操作したのち、ハンドル12を把持して打設されたコンクリートの表面に貫入針16を垂直に当て付け、ハンドル12を鉛直下方に押し下げて貫入針16をコンクリート内部に貫入させる。
これにより貫入針16が荷重を受け、その荷重がロードセル20で検出される。
演算手段22Aは、ロードセル20から供給された検出信号から荷重を求めると共に、荷重を前記設定された貫入針16の断面積で除した貫入抵抗K(N/mm)を算出する。
ロードセル20によって検出される荷重は、貫入針16がコンクリート内で移動している間変動するが、演算手段22Aは、例えば、検出された荷重の最大値を用いて貫入抵抗Kを算出する。
制御部22は、演算手段22Aで算出された貫入抵抗Kを表示部26に表示させる。
また、通信部28と通信可能な外部装置がある場合は、制御部22は通信部28を介して外部装置に貫入抵抗Kのデータを送信する。
本実施の形態のコンクリート用貫入抵抗試験機10Aによれば、ロードセル20によって検出された貫入針16が受ける荷重を貫入針16の断面積で除した貫入抵抗Kを算出するようにしたので、コンクリートの硬化度を定量的に評価する上で有利となる。
また、大掛かりな事前の準備を行なうことなく、所望の場所のコンクリートの貫入抵抗Kを簡単に測定する上で有利となる。特に大規模な埋立地にコンクリートを打設するような場合においては、事前の準備が不要となるため、コンクリートの硬化度の測定の合理化を図る上で極めて有利となる。
したがって、コンクリートを重ね打ちする場合に、先に打設したコンクリートの硬化度がコールドジョイントが発生しない程度であることを確認して次のコンクリートを打設することができ、コールドジョイントの発生を的確に防止する上で有利となる。
ここで、打設されてからの時間経過(注水されてからの時間経過)に伴う貫入抵抗Kの変化とコールドジョイントとの関係について説明する。
図3はコンクリートを打設してからの経過時間Tと貫入抵抗Kとの関係を示す線図であり、性状が異なる2種類のコンクリートA、Bを比較している。なお、図3は4月に行った測定結果を示す。
JIS1147(コンクリートの凝結時間試験方法)では、コンクリートの貫入抵抗Kが3.5(N/mm)の時点を始発時間、コンクリートの貫入抵抗Kが28.0(N/mm)の時点を終結時間と規定している。
図3から明らかなように、性状が異なるコンクリートA、Bにおいてそれぞれ始発時間、終結時間が異なっている。
図4は、図3のうち始発時間までの部分を拡大して示した線図である。
図5は、経過時間Tと貫入抵抗Kとの関係を示す線図であり、図3と同様の測定を8月に行ったものであり、図4と同様に始発時間までの部分を拡大して示している。
図4、図5を比較してわかるように、気温が高い図5の方が気温が低い図4に比較してコンクリートA、Bの双方の始発時間が大きく短縮されている。
ところで、始発時間における貫入抵抗K=3.5(N/mm)の状態のコンクリートは硬化度が高すぎるため、コールドジョイントを防止する上で不利である。
したがって、硬化度がより低い時点で、すなわち、貫入抵抗Kが3.5(N/mm)よりも低い時点でコンクリートを打設しなくてはならない。
ここで、コールドジョイントを防止できる硬化度を表す貫入抵抗Kの閾値、すなわちコールドジョイントを予防するための貫入抵抗Kの閾値を、図4、図5に示すように、例えば1(N/mm)と規定する。
この場合、コンクリート用貫入抵抗試験機10Aによって測定した貫入抵抗Kが上記の閾値を超える前の時点でコンクリートを打設することによってコールドジョイントの発生を予防できる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
貫入抵抗Kを算出する際、貫入針16をコンクリートに貫入する際の貫入速度Vが貫入針16が受ける荷重に影響を与える。
すなわち、検出される荷重のばらつきを抑制する上で、貫入速度Vが予め定められた基準速度V0に保持されていることが好ましい。
貫入速度Vが基準速度V0よりも速いと荷重が大きめに検出され、反対に貫入速度Vが基準速度V0よりも遅いと荷重が小さめに検出される。
しかしながら、作業員が手作業でコンクリート用貫入抵抗試験機の操作を行なうことから、貫入速度Vを基準速度V0に正確に維持することは難しい。
そこで、第2の実施の形態では、貫入針16をコンクリートに貫入する際の貫入速度Vに基いて貫入抵抗Kを補正するようにしたものである。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図6、図7に示すように、コンクリート用貫入抵抗試験機10Bが第1の実施の形態と異なるのは、距離センサ32と、ブザー34と、貫入速度算出手段22Bと、速度判定手段22Cとが設けられている点である。
距離センサ32は、この距離センサ32とコンクリートCの表面との距離を検出して制御部22に供給するものである。
本実施の形態では、距離センサ32は、筺体18に設けられ、レーザ光をコンクリートCの表面に照射すると共に、コンクリートCの表面で反射されたレーザ光を受光することにより距離を検出する。なお、距離センサ32としては、超音波やレーダを用いたものなど従来公知の様々な距離センサ32が使用可能である。
ブザーは、筺体18に設けられ、速度判定手段22Cの判定結果に基づいて鳴動されるものである。
貫入速度算出手段22Bは、制御部22が前記の制御プログラムを実行することにより実現されるものであり、距離センサ32で検出された距離の単位時間当たりの変化量に基いて貫入針16のコンクリートCへの貫入速度Vを算出するものである。
本実施の形態では、距離センサ32と貫入速度算出手段22Bとによって貫入針16がコンクリートCに貫入されたときの貫入速度Vを検出する貫入速度検出手段が構成されている。
速度判定手段22Cは、制御部22が前記の制御プログラムを実行することにより実現されるものであり、検出された貫入速度Vの単位時間当たりの変化率(加速度)が予め定められた閾値を超過したか否かを判定し、超過したと判定したときにブザー34を鳴動させるものである。
本実施の形態では、速度判定手段22Cとブザー34とによって、貫入速度検出手段で検出された貫入速度Vの変化率が予め定められた閾値を超過したときに測定異常であると判定し、測定異常を示す警報を発する警報手段が構成されている。
上記閾値は、貫入針16がコンクリートC中の骨材(砂利)などの障害物にぶつかることで急激に貫入速度Vが低下したときの貫入速度Vの変化率(負の加速度)に基いて設定される。
また、演算手段22Aは、演算手段22Aが算出した貫入抵抗Kを、貫入速度検出手段で検出された貫入速度Vに基いて補正する機能を備えている。
演算手段22Aによる貫入抵抗Kの補正は、例えば以下のようにして行なう。
すなわち、測定対象となるコンクリートにおいて、基準速度V0で測定した貫入抵抗Kを基準貫入抵抗K0とする。
次に、基準速度V0よりも大きい貫入速度Vで、あるいは、貫入速度Vよりも小さい貫入速度Vで、貫入抵抗Kをそれぞれ測定する。このとき、基準貫入抵抗K0と、基準速度V0と異なる貫入速度Vで測定された貫入抵抗Kとに基いてK0=α・Kとなる補正係数αを求める。
貫入速度Vを様々に異ならせて補正係数αを実測し、その実測結果に基いて補正係数αを例えば貫入速度Vの関数として表した補正式(相関式)を求める。
そして、演算手段22Aは、上記補正式に基いて、演算手段22Aが算出した貫入抵抗Kを貫入速度検出手段で検出された貫入速度Vに基いて補正する。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、演算手段22Aが算出した貫入抵抗Kを貫入速度検出手段で検出された貫入速度Vに基いて補正するようにしたので、貫入速度Vの大きさによらず貫入抵抗Kを正確に測定する上で有利となる。
また、警報手段が、貫入速度検出手段で検出された貫入速度Vの変化率が予め定められた閾値を超過したときに測定異常であると判定し、測定異常を示す警報を発するようにしたので、貫入針16が骨材などの障害物にぶつかって正常な貫入抵抗Kの測定ができないことを作業者に知らせることができる。したがって、作業者は、測定場所を変更するなどして改めて測定をやり直すことができ、貫入抵抗Kを正確に測定する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、警報手段がブザー34を鳴動させる場合について説明したが、表示部26に「測定異常です。測定場所を変えて測定してください。」といったような警告メッセージを表示するようにしてもよい。あるいは、筺体18に警告ランプを設けておき、警告ランプを点灯あるいは点滅するようにしてもよい。
また、実施の形態では、ロードセル20、制御部22、入力部24、表示部26、通信部28を1つの筐体18に収容した場合について説明した。
しかしながら、ロードセル20以外の制御部22、入力部24、表示部26、通信部28を筺体18とは別体に設けてもよい。例えば、市販のデータロガーを用いて制御部22、入力部24、表示部26、通信部28を構成してもよい。
10A、10B……コンクリート用貫入抵抗試験機、12……ハンドル、14……軸部材、16……貫入針、20……ロードセル、22……制御部、22A……演算手段、22B……貫入速度算出手段、22C……速度判定手段、24……入力部、26……表示部、28……通信部、32……距離センサ、34……ブザー。

Claims (7)

  1. 手で把持されるハンドルと、
    前記ハンドルから突設された軸部材と、
    前記軸部材の先端に設けられコンクリートに貫入される貫入針と、
    前記軸部材に設けられ前記貫入針が受ける荷重を検出するロードセルと、
    前記ロードセルで検出された荷重を前記貫入針の断面積で除した貫入抵抗を算出する演算手段と、
    を備えることを特徴とするコンクリート用貫入抵抗試験機。
  2. 前記貫入針が前記コンクリートに貫入されたときの貫入速度を検出する貫入速度検出手段をさらに備え、
    前記演算手段は、前記演算手段が算出した貫入抵抗を前記貫入速度検出手段で検出された貫入速度に基いて補正する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
  3. 前記貫入針が前記コンクリートに貫入されたときの貫入速度を検出する貫入速度検出手段をさらに備え、
    前記演算手段は、前記演算手段が算出した貫入抵抗を、予め実測されている貫入速度と前記貫入抵抗との相関関係に基いて補正する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
  4. 前記貫入速度検出手段で検出された貫入速度の変化率が予め定められた閾値を超過したときに測定異常であると判定し、測定異常を示す警報を発する警報手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
  5. 前記演算手段で算出された前記貫入抵抗を表示する表示手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜3に何れか1項記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
  6. 前記演算手段で算出された前記貫入抵抗を外部装置に通信回線を介して送信する通信手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜4に何れか1項記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
  7. 前記貫入針は、断面積が異なるものが複数設けられ、
    前記軸部材の先端は、前記複数の貫入針に着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜5に何れか1項記載のコンクリート用貫入抵抗試験機。
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