JP2014102103A - Probe pin, probe pin unit, and IC socket - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ICパッケージの電気的テストに使用されるプローブピン、このプローブ
ピンを収容してなるプローブピンユニット、及びこのプローブピンユニットを備えたIC
ソケットに関するものである。
The present invention relates to a probe pin used for electrical testing of an IC package, a probe pin unit containing the probe pin, and an IC including the probe pin unit
It relates to sockets.
従来から、ICパッケージの電気的テストを行うために使用されるICソケットは、ソ
ケット本体内に複数収容したプローブピンの一端側にICパッケージの端子を押し付け、
ICパッケージと外部電気的テスト回路とをプローブピンを介して電気的に接続するよう
になっている。
Conventionally, an IC socket used to conduct an electrical test of an IC package is to press a terminal of the IC package against one end side of a plurality of probe pins accommodated in the socket body,
The IC package and an external electrical test circuit are electrically connected via probe pins.
図15は、このようなICソケット100に使用されるプローブピン101を示すもの
である。この図15に示すプローブピン101は、導電性金属部材で形成された有底筒状
体(バレル)102と、この有底筒状体102の内部に収容された導電性金属部材で形成
された圧縮コイルばね103と、有底筒状体102の内部にスライド可能に収容され且つ
圧縮コイルばね103によって有底筒状体102の外方へ向けて常時付勢されるようにな
っているプランジャ104と、を備えている。
FIG. 15 shows a
この図15に示すプローブピン101において、プランジャ104は、大径部105の
一端側に小径部108が一体に形成され、この小径部108が有底筒状体102の開口部
106から外方へ突出するようになっている。また、プランジャ104は、大径部105
の他端側の面がプローブピン101の中心軸110に対して斜めに交差する傾斜面111
であり、その傾斜面111が圧縮コイルばね103のばね力によって常時押圧されている
ため、大径部105の外周面が有底筒状体102の内面に押し付けられると共に、大径部
105の一端側が有底筒状体102の縮径変形させられた開口部106の縁(ストッパ)
107に押し付けられている。このようなプローブピン101と同様の構造のものが、特
許文献1に開示されている。
In the
An
Since the
107 is pressed. A structure having the same structure as the
図15に示すように、プローブピン101は、例えば、ソケット本体112内に収容さ
れ、有底筒状体102の突起113が基板114の通電用電極115に接触し、プランジ
ャ104の小径部108の先端にICパッケージ116の端子117が押し付けられるこ
とにより、プランジャ104が圧縮コイルばね103を押し縮めて有底筒状体102内に
押し込まれる。この際、圧縮コイルばね103は、プランジャ104によって押されて座
屈しており、その先端でプランジャ104の傾斜面111を押圧し、プランジャ104の
大径部105の外周面を有底筒状体102の内面に押し付けるようになっている。その結
果、ICパッケージ116の端子117と基板114の通電用電極115(外部電気的テ
スト回路)は、プランジャ104と有底筒状体102を介して電気的に接続される。
As shown in FIG. 15, the
しかしながら、図15に示した従来のプローブピン101は、プランジャ104が有底
筒状体102内に押し込まれた際に、プランジャ104が圧縮コイルばね103との接触
部で滑りを生じ、プランジャ104が有底筒状体102の内面に当接するまで移動し、プ
ランジャ104が圧縮コイルばね103のばね力によって有底筒状体102の内面に押し
付けられるようにするため、傾斜面111の傾斜角度αを10°〜30°に設定している
。また、この従来のプローブピン101において、圧縮コイルばね103は、コイル11
8の端部の片側だけがプランジャ104で押され、有底筒状体102内で座屈させられる
ようになっている。その結果、図15に示した従来のプローブピン101は、プランジャ
104と有底筒状体102との接触部分及び圧縮コイルばね103と有底筒状体102と
の接触部分の摩擦力が大きくなりすぎ、これら接触部分の擦れ合いによって摩耗が生じ、
耐久性が低下するという問題を生じる。しかも、この従来のプローブピン101は、圧縮
コイルばね103の座屈角度が大きくなりすぎると、座屈した圧縮コイルばね103と有
底筒状体102との接触部分において滑り運動ができなくなり(スタックが生じ)、プラ
ンジャ104の円滑な作動が不可能になるという問題を生じる。
However, in the
Only one side of the
This causes a problem that durability is lowered. In addition, when the buckling angle of the
このような問題を解決するには、圧縮コイルばね103の座屈角度を小さくし、プラン
ジャ104と有底筒状体102との接触圧及び圧縮コイルばね103と有底筒状体102
との接触圧をなるべく小さく抑えた状態で、プランジャ104と有底筒状体102とを確
実に接触させる必要がある。
In order to solve such a problem, the buckling angle of the
It is necessary to ensure that the
しかし、図15に示した従来のプローブピン101は、圧縮コイルばね103の端部と
プランジャ104の傾斜面111との接触位置を定める手段(位置決め手段)がないため
、圧縮コイルばね103の端部とプランジャ104の傾斜面111との接触位置が製品毎
にばらつきを生じる。その結果、図15に示した従来のプローブピン101は、圧縮コイ
ルばね103の中心軸110に直交する仮想平面を平面視したと仮定し、例えば、図16
に示すように、圧縮コイルばね103のコイル118の先端118aが第1象限にある場
合と、図17に示すように、圧縮コイルばね103のコイル118の先端118aが第3
象限にある場合(圧縮コイルばね103のコイル118の先端118aが図16の圧縮コ
イルばね103のコイル118の先端118aと180°異なる場合)とを比較すると、
プランジャ104と圧縮コイルばね103の最初の接触位置120が異なり、有底筒状体
102内における圧縮コイルばね103の押し縮められ量(δ)が異なっている(図18
参照)。なお、図16〜図18は、圧縮コイルばね103の端部にプランジャ104を乗
せただけの(プランジャ104の自重だけが作用している)状態であって、圧縮コイルば
ね103を押し縮めてない状態を示している。また、図18において、実線で示す圧縮コ
イルばね103は、図16の圧縮コイルばね103に対応し、仮想線で示す圧縮コイルば
ね103は、図17の圧縮コイルばね103に対応している。
However, since the
As shown in FIG. 17, the
Compared with the case in the quadrant (when the
The
reference). 16 to 18 show a state in which the
また、図15に示した従来のプローブピン101において、圧縮コイルばね103とプ
ランジャ104の接触状態は、図19に示すように、プランジャ104の押し込み量(圧
縮コイルばね103の押し縮められ量)に応じて変化する。
Further, in the
すなわち、従来のプローブピン101は、図19(a−1,a−2)に示すように、圧
縮コイルばね103の端部にプランジャ104が自重のみで乗った状態において、プラン
ジャ104と圧縮コイルばね103が1箇所S10で接触している。次に、図19(b−
1,b−2)に示すように、プランジャ104を少し押し込んで圧縮コイルばね103を
押し縮めた状態において、プランジャ104と圧縮コイルばね103が2箇所S10,S
11で接触している。次に、図19(c−1,c−2)に示すように、プランジャ104
を更に押し込んで(図19(b−1)の状態から更にプランジャ104を押し込んで)圧
縮コイルばね103を押し縮めた状態において、プランジャ104と圧縮コイルばね10
3とが2箇所S10,S11で接触しているものの、図19(b−2)の第2の接触箇所
S11が第1の接触箇所S10側へ近づくように移動している。その結果、図19(c−
1,c−2)の圧縮コイルばね103の座屈方向は、図19(b−1,b−2)の圧縮コ
イルばね103の座屈方向と異なっている。また、このように、プランジャ104に対す
る圧縮コイルばね103の座屈方向が異なると、プランジャ104の傾斜面111と圧縮
コイルばね103との接触状態が異なり、座屈角度が異なることになる。
That is, as shown in FIGS. 19 (a-1 and a-2), the
1, b-2), the
11 is in contact. Next, as shown in FIG. 19 (c-1, c-2), the
Is further pushed (the
3 is in contact at two locations S10 and S11, but the second contact location S11 in FIG. 19 (b-2) is moving so as to approach the first contact location S10 side. As a result, FIG.
1, c-2) the buckling direction of the
しかも、圧縮コイルばね103として、例えば、クローズドエンド(無研削)のものは
、コイル118の端部の接地角度(コイル118の外表面と仮想水平面Hとのなす角度)
βが5°程度である(図16,図17参照)。したがって、図15に示す従来のプローブ
ピン101は、プランジャ104の傾斜面111と圧縮コイルばね103との接触位置1
20が異なる図16の場合と図17の場合とを比較すると、図16の場合における圧縮コ
イルばね103のコイル118の端部とプランジャ104の傾斜面111とのなす角度θ
がα+βとなり、図17の場合における圧縮コイルばね103のコイル118の端部とプ
ランジャ104の傾斜面111とのなす角度θがα−βとなり、図16の場合の方が図1
7の場合よりも角度θが大きくなる。その結果、従来のプローブピン101は、例えば、
図16におけるプランジャ104の傾斜面111と圧縮コイルばね103との接触位置1
20を基準にプランジャ104の傾斜面111の傾斜角度αや角度θを設計したとしても
、組立時や使用中に、図17におけるプランジャ104の傾斜面111と圧縮コイルばね
103との接触位置120へ変化すると、圧縮コイルばね103のコイル118の端部と
プランジャ104の傾斜面111とのなす角度θが小さくなりすぎて、プランジャ104
の外表面と有底筒状体102の内面とが接触不良になる虞がある。一方、従来のプローブ
ピン101は、例えば、図17におけるプランジャ104の傾斜面111と圧縮コイルば
ね103との接触位置120を基準にプランジャ104の傾斜面111の傾斜角度αや角
度θを設計したとしても、組立時や使用中に、図16におけるプランジャ104の傾斜面
111と圧縮コイルばね103との接触位置120へ変化すると、圧縮コイルばね103
のコイル118の端部とプランジャ104の傾斜面111とのなす角度θが大きくなりす
ぎて(圧縮コイルばね103の座屈角度が大きくなりすぎて)、プランジャ104と有底
筒状体102との接触部分及び圧縮コイルばね103と有底筒状体102との接触部分の
摩擦力が大きくなりすぎ、これら接触部分の擦れ合いによって摩耗が生じ、耐久性が低下
したり、圧縮コイルばね103が有底筒状体102の内面との接触部分でスタックすると
いう問題を生じる。なお、圧縮コイルばね103の座屈が圧縮コイルばね103のコイル
118の端部とプランジャ104の傾斜面111とのなす角度θによって定まるため、角
度θを座屈角度と呼ぶこととする。
Moreover, as the
β is about 5 ° (see FIGS. 16 and 17). Therefore, the
16 and FIG. 17 are compared, the angle θ formed between the end of the
Is α + β, and the angle θ between the end of the
The angle θ is larger than in the case of 7. As a result, the
Even if the inclination angle α and angle θ of the
There is a possibility that contact between the outer surface of the tube and the inner surface of the bottomed
The angle θ formed by the end of the
このように、図15に示した従来のプローブピン101は、圧縮コイルばね103の座
屈角度θを所望の角度に設計することが困難であり、プランジャ104と有底筒状体10
2との接触部分の接触圧及び圧縮コイルばね103と有底筒状体102との接触部分の接
触圧を所望の数値範囲に設計することが困難であった。
Thus, it is difficult for the
It is difficult to design the contact pressure at the contact portion with 2 and the contact pressure at the contact portion between the
そこで、本発明は、プランジャに対する圧縮コイルばねの座屈方向及び座屈角度を定め
ることができるようにし、従来例よりも小さな接触圧でプランジャとバレル及び圧縮コイ
ルばねとバレルとを接触させ、プローブピンの円滑で確実な作動を確保しつつ、プローブ
ピンの耐久性を向上させることを目的とする。
Therefore, the present invention makes it possible to determine the buckling direction and the buckling angle of the compression coil spring with respect to the plunger, bring the plunger and the barrel and the compression coil spring and the barrel into contact with a contact pressure smaller than that of the conventional example, and The object is to improve the durability of the probe pin while ensuring the smooth and reliable operation of the pin.
本発明は、図1〜3,4,6,7及び9に示すように、(1)筒状の導電性を有するバ
レル2と、(2)前記バレル2の内部の端部側に大径部11がスライド可能に収容され、
小径部12が前記バレル2の端部側から外方へ突出するようになっている導電性を有する
プランジャ3と、(3)前記バレル2の内部に収容され、前記プランジャ3を前記バレル
2から押し出す方向へ付勢する圧縮コイルばね4と、(4)前記バレル2の端部に位置し
、前記圧縮コイルばね4によって付勢された前記プランジャ3の前記大径部11の端部に
当接して、前記プランジャ3が前記圧縮コイルばね4のばね力で前記バレル2から押し出
されるのを防止するストッパ6と、を備えたプローブピン1に関するものである。
1 to 3, 4, 6, 7 and 9, the present invention includes (1) a
A
この発明において、前記プランジャ3のうちの前記バレル2の内部に位置する内側端部
は、前記圧縮コイルばね4に対向する端面16と、この端面16よりも前記バレル2の内
方へ向かって出っ張る突起17と、を有している。
In the present invention, an inner end portion of the
また、前記圧縮コイルばね4は、
・前記圧縮コイルばね4の中心軸23に直交する仮想平面を平面視したと仮定した場合
、
・前記プランジャ3が前記圧縮コイルばね4を押し縮めた状態で前記バレル2の内部に
収容される過程において、前記中心軸23を中心とする第1象限乃至第4象限のうちの第
1象限と第2象限のいずれか一方で、コイル22の先端22aが前記突起17の側面17
aと前記端面16に突き当って位置決めされ、前記第1象限と前記第2象限のいずれか他
方で、前記コイル22の外表面が前記突起17の先端面17bに当接し、前記第1象限乃
至第4象限のうちの第3象限乃至第4象限の範囲内で、前記コイル22の外表面が前記端
面16に当接しない状態があり、
・少なくとも、前記プランジャ3が前記圧縮コイルばね4を押し縮めた状態で前記バレ
ル2の内部に収容された段階において、前記中心軸23を中心とする第1象限乃至第4象
限のうちの第1象限と第2象限のいずれか一方で、コイル22の先端22aが前記突起1
7の側面17aと前記端面16に突き当って位置決めされ、前記第1象限と前記第2象限
のいずれか他方で、前記コイル22の外表面が前記突起17の先端面17bに当接し、且
つ、前記第1象限乃至第4象限のうちの第3象限乃至第4象限の範囲内で、前記コイル2
2の外表面が前記端面16に当接することにより、
・前記バレル2の内部における座屈方向と座屈角度が定められ、前記プランジャ3を前
記バレル2の内壁面2aに押し付け、座屈した状態で前記バレルに当接するようになって
いる。
The
When assuming that a virtual plane orthogonal to the
In the process in which the
a and abutting against the
At least when the
7, the outer surface of the
When the outer surface of 2 abuts against the
A buckling direction and a buckling angle inside the
本発明は、プランジャに対する圧縮コイルばねの座屈方向及び座屈角度を定めることが
できるようにし、従来例よりも小さな接触圧でプランジャとバレル及び圧縮コイルばねと
バレルとを接触させ、プローブピンの円滑で確実な作動を確保しつつ、プローブピンの耐
久性を向上させることができる。
The present invention makes it possible to determine a buckling direction and a buckling angle of a compression coil spring with respect to a plunger, bring a plunger and a barrel and a compression coil spring and a barrel into contact with a contact pressure smaller than that of the conventional example, and The durability of the probe pin can be improved while ensuring a smooth and reliable operation.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(プローブピンの構造)
図1乃至図2は、本実施形態に係るプローブピン1を示すものである。なお、図1にお
いて、図1(a)がプローブピン1の正面図であり、図1(b)が図1(a)のプローブ
ピン1の上方から下方(−Z方向)へ向かって見た状態を示す図(プローブピン1の上面
図)であり、図1(c)が図1(a)のプローブピン1の下方から上方(+Z方向)へ向
かって見た状態を示す図(プローブピン1の下面図)である。また、図2は、図1(a)
のA1−A1線に沿ってバレル2を破断した状態のプローブピン1の図であり、プローブ
ピン1の内部構造を示す図である。
(Probe pin structure)
1 and 2 show a
It is a figure of the
これらの図に示すように、プローブピン1は、バレル2の内部に第1プランジャ3,圧
縮コイルばね4及び第2プランジャ5を収容し、バレル2の一端部側に第1ストッパ6を
有し、バレル2の他端部側に第2ストッパ7を有している。
As shown in these drawings, the
図1乃至図2に示すように、バレル2は、導電性金属材料で円筒状に形成されている。
このバレル2は、一端部側が端部(上端部)へ向かうに従って直径を漸減するようなテー
パ状に縮径変形させられることにより、第1ストッパ6が一体に形成されている。また、
このバレル2は、他端部側が端部(下端部)へ向かうに従って直径を漸減するようなテー
パ状に縮径変形させられることにより、第2ストッパ7が一体に形成されている。その結
果、バレル2は、一端部側の開口部8の内径及び他端部側の開口部10の内径が他部の内
径よりも小さくなっている。なお、バレル2は、第1ストッパ6及び第2ストッパ7を除
いた部分が同一内径となるように、パイプ状の導電性金属材料を素材として形成されてい
る。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
The
図1乃至図2に示すように、第1プランジャ3は、丸棒状の導電性金属材料で形成され
、大径部11と小径部12とを有している。この第1プランジャ3は、大径部11がバレ
ル2の内部にスライド可能に収容され、小径部12がバレル2の一端部側の開口部8から
バレル2の外方へ突出するようになっている。また、この第1プランジャ3の小径部12
の先端は、ICパッケージ13の端子14に確実に接触させるため(図14参照)、複数
の突起でクラウン状に形成されている。また、この第1プランジャ3の大径部11と小径
部12は、テーパ状の接続部分15によって滑らかに接続されている。また、この第1プ
ランジャ3は、大径部11の端面16(圧縮コイルばね4に対向する側の端面16)に突
起17が一体に形成されている(図3参照)。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The tip of each is formed in a crown shape with a plurality of protrusions so as to be surely brought into contact with the terminal 14 of the IC package 13 (see FIG. 14). The
図2及び図3に示すように、突起17は、端面16から第1プランジャ3の中心軸18
に沿って(バレル2の中心軸20に沿って)突出しており、端面16を平面視した場合(
図3の下方から+Z軸方向へ向かって見た場合)、X軸方向に沿った中心線C1と平行な
弦21であって、且つ、+Y軸方向に沿った第1プランジャ3の大径部11の半径を2分
するように位置する弦(突起17の端縁)21によって、端面16と区画されている。ま
た、突起17は、圧縮コイルばね4がクローズドエンド(無研削)の場合、圧縮コイルば
ね4のコイル22の先端(上端)22aが突起17の側面17aに突き当たると共に圧縮
コイルばね4のコイル22の先端22aが端面16に当接するように、第1プランジャ3
が圧縮コイルばね4の端部に乗せられ、且つ、第1プランジャ3の中心軸18と圧縮コイ
ルばね4の中心軸23とを同心となるように合わせた際に、突起17の先端面17bが圧
縮コイルばね4のコイル22の外表面に当接する突出高さに形成されている(図4参照)
。この際の第1プランジャ3と圧縮コイルばね4の接触状態は、図4に示すように、圧縮
コイルばね22の中心軸23に直交する仮想平面を平面視したと仮定した場合、中心軸2
3を中心とする第1象限において、圧縮コイルばね4のコイル22の先端22aが第1プ
ランジャ3の突起17の側面17aと端面16に当接し、中心軸23を中心とする第2象
限において、圧縮コイルばね4のコイル22の外表面が第1プランジャ3の突起17の先
端面17bに当接し、中心軸23を中心とする第3象限及び第4象限において、第1プラ
ンジャ3と圧縮コイルばね4とが接触していない。すなわち、中心軸23を中心とする第
3象限及び第4象限において、第1プランジャ3の端面16と圧縮コイルばね4のコイル
22の外表面との間には角度θ分の隙間が生じるようになっている。これによって、圧縮
コイルばね4のプランジャ3に対する座屈方向が一義的に定められる。また、この第1プ
ランジャ3の端面16と圧縮コイルばね4のコイル22の外表面との間における角度θ分
の隙間に応じ、圧縮コイルばね4の座屈角度が定められるようになっている(図4(a)
参照)。なお、座屈方向は、圧縮コイルばね4とプランジャ3との接触点S1,S2を結
ぶ仮想直線の中間と圧縮コイルばね4の中心軸23とを結ぶ線分Faの方向となっている
。また、本実施形態においては、圧縮コイルばね4のコイル22の先端22aと第1プラ
ンジャ3の突起17の側面17aとの当接位置を、説明の便宜上、第1象限としている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
Projecting along the
3. When viewed from the bottom of FIG. 3 toward the + Z-axis direction), the
Is placed on the end of the
. As shown in FIG. 4, the contact state between the
In the first quadrant centered on 3, the
reference). The buckling direction is the direction of a line segment Fa connecting the middle of the imaginary straight line connecting the contact points S <b> 1 and S <b> 2 between the
図2に示すように、第2プランジャ5は、丸棒状の導電性金属材料で形成され、大径部
24と小径部25とを有している。この第2プランジャ5は、大径部24がバレル2の内
部にスライド可能に収容され、小径部25がバレル2の他端部側の開口部10からバレル
2の外方へ突出するようになっている。また、この第2プランジャ5の小径部25の先端
側は、基板26の通電用電極27に確実に接触させるため、略円錐形状に形成されている
(図14参照)。また、この第2プランジャ5の大径部24と小径部25は、テーパ状の
接続部分28によって滑らかに接続されている。また、この第2プランジャ5は、大径部
24の端面30(圧縮コイルばね4に対向する側の端面30)に突起31が一体に形成さ
れている。
As shown in FIG. 2, the
図2及び図3に示すように、突起31は、端面30から第2プランジャ5の中心軸32
に沿って(バレル2の中心軸20に沿って)突出しており、端面30を平面視した場合(
図2の上方から−Z軸方向へ向かって見た場合)、X軸方向に沿った中心線C1と平行な
弦33であって、且つ、+Y軸方向に沿った第2プランジャ5の大径部24の半径を2分
するように位置する弦(突起31の端縁)33によって、端面30と区画されている。ま
た、突起31は、圧縮コイルばね4がクローズドエンド(無研削)の場合、圧縮コイルば
ね4のコイル22の先端(下端)22bが突起31の側面31aに突き当たると共に圧縮
コイルばね4のコイル22の先端側外表面が端面30に当接するように、圧縮コイルばね
4の端部が第2プランジャ5に乗せられ、且つ、第2プランジャ5の中心軸32と圧縮コ
イルばね4の中心軸23とを同心となるように合わせた際に、突起31の先端面31bが
圧縮コイルばね4のコイル22の外表面に当接する突出高さに形成されている。この際の
第2プランジャ5と圧縮コイルばね4の接触状態は、図5に示すように、圧縮コイルばね
4の中心軸23に直交する仮想平面を平面視したと仮定した場合、中心軸23を中心とす
る第2象限において、圧縮コイルばね4のコイル22の先端22bが第2プランジャ5の
突起31の側面31aと端面30に当接し、中心軸23を中心とする第1象限において、
圧縮コイルばね4のコイル22の外表面が第2プランジャ5の突起31の先端面31bに
当接し、中心軸23を中心とする第3象限及び第4象限において、第2プランジャ5と圧
縮コイルばね4とが接触していない。すなわち、中心軸23を中心とする第3象限及び第
4象限において、第2プランジャ5の端面30と圧縮コイルばね4のコイル22の外表面
との間には隙間が生じるようになっている。これによって、圧縮コイルばね4の第2プラ
ンジャ5に対する座屈方向が一義的に定められる。そして、この第2プランジャ5の端面
30と圧縮コイルばね4のコイル22の外表面との間における角度θ分の隙間に応じ、圧
縮コイルばね4の座屈角度が定められるようになっている(図5(a)参照)。なお、座
屈方向は、圧縮コイルばね4と第2プランジャ5との接触点S3,S4を結ぶ仮想直線の
中間と圧縮コイルばね4の中心軸23とを結ぶ線分Fbの方向となっている。また、第2
プランジャ5の端面30及び突起31の形状は、第1プランジャ3の端面16及び突起1
7の形状と同一である。そして、圧縮コイルばね4の一端部側の座屈角度と他端部側の座
屈角度が同一となるように、第1プランジャ3,第2プランジャ5,圧縮コイルばね4及
びバレル2が形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
Projecting along the
2 when viewed from the top in the −Z-axis direction), the large diameter of the
The outer surface of the
The shapes of the
The shape is the same as that of FIG. The
圧縮コイルばね4は、導電性金属材料で右巻きに形成されたものであって、クローズド
エンド(無研削)のものが使用されている。
The
なお、圧縮コイルばね4は、オープンエンド(無研削)のものを使用してもよい。但し
、この場合(圧縮コイルばね4がオープンエンド(無研削)の場合)、第1プランジャ3
の突起17の高さ(端面16からの中心軸18に沿った高さ)と端面16の形状及び第2
プランジャ5の突起31の高さ(端面30からの中心軸32に沿った高さ)と端面30の
形状は、圧縮コイルばね4の端部形状に合わせて決定する必要がある。
The
The height of the protrusion 17 (height along the
The height of the
また、圧縮コイルばね4は、左巻きのものを使用してもよい。但し、この場合(圧縮コ
イルばね4が左巻きの場合)、圧縮コイルばね4のコイル22の先端22a側と第1プラ
ンジャ3との接触位置は、中心軸18(23)を中心とした第2象限である。また、第1
プランジャ3の突起17の先端面17bと圧縮コイルばね4のコイル22の外表面との接
触位置は、中心軸18(23)を中心とした第1象限である。また、圧縮コイルばね4の
コイル22の先端22b側と第2プランジャ5との接触位置は、中心軸32(23)を中
心とした第1象限である。また、第2プランジャ5の突起31の先端面31bと圧縮コイ
ルばね4のコイル22の外表面との接触位置は、中心軸32(23)を中心とした第2象
限である。
The
The contact position between the
(プローブピンの組立手順)
図6を参照して、プローブピン1の組立手順の一例を示す。先ず、図6(a)に示すよ
うに、第2ストッパ7が形成されたバレル2の内部には、第2プランジャ5の小径部25
がバレル2の他端側の開口部10からバレル2の外部に突出するように収容される。この
際、第2プランジャ5は、その大径部25がバレル2の第2ストッパ7に当接した状態で
停止している。
(Assembly procedure of probe pin)
With reference to FIG. 6, an example of the assembly procedure of the
Is accommodated so as to protrude from the
次に、図6(b)に示すように、バレル2の内部には、圧縮コイルばね4が収容される
。この圧縮コイルばね4は、他端側のコイル22の先端22bが第2プランジャ5の大径
部24の端面30に乗せられ、且つ第2プランジャ5の突起31の側面31aに突き当て
られる。これによって、圧縮コイルばね4は、第2プランジャ5に対して位置決めされる
(図5参照)。また、圧縮コイルばね4は、コイル22の外表面が突起31の先端面31
bに当接している(図5参照)。
Next, as shown in FIG. 6B, the
b (see FIG. 5).
次に、図6(c)に示すように、バレル2の内部には、第1プランジャ3が大径部11
を先に(下に)して挿入される。この際、第1プランジャ3は、その大径部11の端面1
6を圧縮コイルばね4の一端側に乗せると共に、大径部11の突起17の側面17aを圧
縮コイルばね4のコイル22の先端22aに突き当てる。これによって、第1プランジャ
3は、圧縮コイルばね4に対して位置決めされる(図4参照)。また、圧縮コイルばね4
は、コイル22の外表面が突起17の先端面17bに当接している(図4参照)。
Next, as shown in FIG. 6 (c), the
Is inserted first (down). At this time, the
6 is placed on one end side of the
The outer surface of the
次に、図6(d)〜(e)に示すように、第1プランジャ3が圧縮コイルばね22を押
し縮めながらバレル2の内部に所定量だけ押し込まれ、バレル2の一端部が縮径変形させ
られて第1ストッパ6が形成される。その後、第1プランジャ3をバレル2の内部に押し
込む力が解除されると、第1プランジャ3の大径部11が圧縮コイルばね4のばね力で第
1ストッパ6に押し付けられる。これによって、プローブピン1の組立作業が完了する(
図2参照)。
Next, as shown in FIGS. 6D to 6E, the
(See FIG. 2).
そして、図7に示すように、プローブピン1の組立作業が完了した段階において、第1
プランジャ3と圧縮コイルばね4の接触状態は、圧縮コイルばね4の中心軸23に直交す
る仮想平面を平面視したと仮定した場合、中心軸23を中心とする第1象限において、圧
縮コイルばね4の一端部側におけるコイル22の先端22aが第1プランジャ3の突起1
7の側面17aと端面16に当接し、中心軸23を中心とする第2象限において、圧縮コ
イルばね4のコイル22の外表面が第1プランジャ3の突起17の先端面17bに当接し
、中心軸23を中心とする第1象限,第4象限及び第3象限にわたる範囲(図7の円弧状
点線34aで示す範囲)内において、圧縮コイルばね4のコイル22の外表面が第1プラ
ンジャ3の端面16に線状に当接している。その結果、圧縮コイルばね4は、第1プラン
ジャ3によって座屈角度が所定角度(θ)に制限される。そして、座屈した圧縮コイルば
ね4は、一端部側から他端側方向へ向かって離れた位置でバレル2の内壁面2aに当接し
、一端部側が第1プランジャ3をバレル2の内壁面2aに押し付け、第1プランジャ3と
バレル2とを確実に接触させる(図2参照)。
Then, as shown in FIG. 7, at the stage where the assembly work of the
Assuming that the contact state between the
7, the outer surface of the
また、図8に示すように、プローブピン1の組立作業が完了した段階において、第2プ
ランジャ5と圧縮コイルばね4の接触状態は、圧縮コイルばね4の中心軸23に直交する
仮想平面を平面視したと仮定した場合、中心軸23を中心とする第2象限において、圧縮
コイルばね4の他端部側におけるコイル22の先端22bが第2プランジャ5の突起31
の側面31aと端面30に当接し、中心軸23を中心とする第1象限において、圧縮コイ
ルばね4のコイル22の外表面が第2プランジャ5の突起31の先端面31bに当接し、
中心軸23を中心とする第2象限から第4象限にわたる範囲(図8の円弧状点線34bで
示す範囲)内において、圧縮コイルばね4のコイル22の外表面が第2プランジャ5の端
面30に線状に当接している。その結果、圧縮コイルばね4は、第2プランジャ5によっ
て座屈角度が所定角度(θ)に制限される。そして、座屈した圧縮コイルばね4は、他端
部側から一端側方向へ向かって離れた位置でバレル2の内壁面2aに当接し、他端部側が
第2プランジャ5をバレル2の内壁面2aに押し付け、第2プランジャ5とバレル2とを
確実に接触させる(図2参照)。
Further, as shown in FIG. 8, when the assembly work of the
The outer surface of the
The outer surface of the
なお、図4(a)において、第1プランジャ3及び圧縮コイルばね4の製造誤差等によ
って、図9(a)に示すように、第1プランジャ3の突起17の先端面17bと圧縮コイ
ルばね4のコイル22の外表面との間に微小隙間δ1が生じたり、図9(b)に示すよう
に、第1プランジャ3の端面16と圧縮コイルばね4のコイル22の先端22aとの間に
微小隙間δ2が生じる場合がある。しかしながら、図6(c)〜(d)に示すプローブピ
ン1の組立過程において、圧縮コイルばね4が第1プランジャ3によって押し縮められる
ため、図9(a)に示した微小隙間δ1、又は図9(b)に示した微小隙間δ2がなくな
り、図4(a)に示す状態になる。また、図5(a)において、第2プランジャ5及び圧
縮コイルばね4の製造誤差等によって、第2プランジャ5の突起31の先端面31bと圧
縮コイルばね4のコイル22の外表面との間に微小隙間が生じたり、第2プランジャ5の
端面30と圧縮コイルばね4のコイル22の先端22bとの間に微小隙間が生じたとして
も、図6(c)〜(d)に示すプローブピン1の組立過程において、圧縮コイルばね4が
第1プランジャ3によって押し縮められるため、上述の第1プランジャ3と圧縮コイルば
ね4との関係と同様に、上記微小隙間がなくなり、図5(a)に示す状態になる。
In FIG. 4A, due to manufacturing errors of the
(プローブピンの作用・効果)
以上のように、本実施形態に係るプローブピン1は、圧縮コイルバネ4の一端側におけ
るコイル22の先端22aと第1プランジャ3との接点を位置決めでき、圧縮コイルばね
4の第1プランジャ3に対する座屈方向を定めることができるため、圧縮コイルばね4の
一端側の座屈角度を所定角度(θ)に定めることができる。したがって、本実施形態に係
るプローブピン1は、従来例と比較して、第1プランジャ3とバレル2との接触圧及び圧
縮コイルばね4とバレル2との接触圧を小さくしても、第1プランジャ3とバレル2を確
実に接触させることができる。
(Function and effect of probe pin)
As described above, the
また、本実施形態に係るプローブピン1は、圧縮コイルバネ4の他端側におけるコイル
22の先端22bと第2プランジャ5との接点を位置決めでき、圧縮コイルばね4の第2
プランジャ5に対する座屈方向を定めることができるため、圧縮コイルばね4の他端側の
座屈角度を所定角度(θ)に定めることができる。したがって、本実施形態に係るプロー
ブピン1は、従来例と比較して、第2プランジャ5とバレル2との接触圧及び圧縮コイル
ばね4とバレル2との接触圧を小さくしても、第2プランジャ5とバレル2を確実に接触
させることができる。
Further, the
Since the buckling direction with respect to the
その結果、本実施形態に係るプローブピン1は、第1プランジャ3,第2プランジャ5
とバレル2の接触部における摩耗を低減でき、圧縮コイルばね4とバレル2の接触部にお
ける摩耗を低減できるため、円滑な作動を長期間確保することができ、耐久性を向上させ
ることが可能になる。
As a result, the
Since the wear at the contact portion between the
また、本実施形態に係るプローブピン1は、従来例と比較して、圧縮コイルばね4が第
1プランジャ3及び第2プランジャ5を付勢するばね力のばらつきを少なくすることがで
きるため、ICパッケージ13の端子14と第1プランジャ3との接触圧を一定化できる
と共に、基板26の通電用電極27と第2プランジャ5との接触圧を一定化することがで
き、ICパッケージ13の電気的テストを高精度に且つ安定して行うことができる。
Further, the
(第1プランジャ及び第2プランジャの変形例)
図10乃至図13は、第1プランジャ3及び第2プランジャ5の端面16,30側の形
状の変形例を示すものである。
(Modifications of the first plunger and the second plunger)
10 to 13 show modified examples of the shapes of the end surfaces 16 and 30 of the
すなわち、図10(a)〜(b)及び図11(a)〜(b)に示すように、第1プラン
ジャ3及び第2プランジャ5は、端面16,30のうちの突起17,31に隣接する部分
を突起17,31の弦21,33と平行に凹ませて凹部35とし、この凹部35が座屈し
た圧縮コイルばね4と接触しないようにして、端面16,30と圧縮コイルばね4との接
触範囲を狭くしている。このような本変形例に係る第1プランジャ3及び第2プランジャ
5を使用したプローブピン1は、圧縮コイルばね4と端面16,30との接触範囲が、第
4象限,第3象限の一部に限定される(図7,図8参照)。なお、図10(c)及び図1
1(c)に示すように、第1プランジャ3及び第2プランジャ5は、突起17,31の先
端面17b,31bを弦21,33に沿って切り欠いて、先端面17b,31bを略線状
の微小先端面とし、端面16,30を弦29,39に沿って切り欠いて、端面16,30
を略線状の微小端面としてもよい。
That is, as shown in FIGS. 10A to 10B and FIGS. 11A to 11B, the
As shown in FIG. 1 (c), the
May be a substantially linear minute end face.
また、図12及び図13に示すように、第1プランジャ3及び第2プランジャ5は、座
屈した圧縮コイルばね4のコイル22の先端22a,22bと突起17,31の側面17
a,31aとの接触位置から座屈した圧縮コイルばね4のコイル22の外表面と突起17
,31の先端面17b,31bとの接触位置までの全域(第1象限の一部、第2象限の一
部、第3及び第4象限の全域)において、座屈した圧縮コイルばね4のコイル22の外表
面が端面16,30によって支持されるようになっている(図7,図8参照)。なお、図
12は、第1プランジャ3及び第2プランジャ4の大径部11,24が中実丸棒形状の場
合を示している。また、図13は、第1プランジャ3及び第2プランジャ5の大径部11
,24が中空丸棒形状又は中心に円形の穴(凹み)36がある場合を示している。
Further, as shown in FIGS. 12 and 13, the
The outer surface of the
31 of the
24 have a hollow round bar shape or a circular hole (dent) 36 at the center.
(プローブピンユニット及びこれを備えたICソケット)
図14は、本実施形態に係るプローブピン1を備えたプローブピンユニット40及びこ
のプローブピンユニット40を組み込んでなるICソケット41を示すものである。
(Probe pin unit and IC socket equipped with the same)
FIG. 14 shows a
この図14に示すように、プローブピンユニット40は、絶縁性樹脂材料で形成された
プローブピン収容体42に複数のプローブピン収容穴43を所定のピッチで形成し、本実
施形態に係るプローブピン1を各プローブピン収容穴43にそれぞれ収容できるようにな
っている。プローブピン収容体42のプローブピン収容穴43に収容されたプローブピン
1は、バレル2の一端(図14の上端)がプローブピン収容体42の抜け止め突起44に
押し当てられる。そして、プローブピン収容体42のプローブピン収容穴43に収容され
たプローブピン1は、第1プランジャ3の小径部12がプローブピン収容穴43の一端部
側開口部45からプローブピン収容体42の外方へ突出するようになっている。
As shown in FIG. 14, the
また、図14に示すように、ICソケット41は、ソケット本体47のプローブピンユ
ニット収容部48内にプローブピンユニット40が収容されている。そして、このICソ
ケット41に収容されたプローブピンユニット40のプローブピン1は、第2プランジャ
5の小径部25の先端が基板26上の通電用電極27に押圧され、第1プランジャ3の小
径部12の先端にICパッケージ13の端子14がICパッケージ押圧手段50によって
押し付けられるようになっている。この際、図2及び図14に示したプローブピン1は、
第1プランジャ3がICパッケージ13で押されてバレル2内に押し込まれ、圧縮コイル
ばね4がバレル2内で押し縮められる。そして、第1プランジャ3と第2プランジャ5は
、バレル2内で座屈した圧縮コイルばね4のばね力によってバレル2の内壁面2aに押し
付けられた状態になっている。このような状態において、ICソケット41は、ICパッ
ケージ13の端子14と基板26の通電用電極27とがプローブピン1の第1プランジャ
3,バレル2及び第2プランジャ5を介して電気的に接続され、ICパッケージ13の電
気的テストを長期間にわたって確実に実行できるようになっている。
As shown in FIG. 14, the
The
(その他の変形例)
図6に示したように、バレル2は、予め第2ストッパ7を形成しておき、後に第1スト
ッパ6を形成するようになっているが、これに限定されず、予め第1ストッパ6を形成し
ておき、後に第2ストッパ7を形成するようにしてもよい。ただし、この場合、バレル2
には、第1プランジャ3,圧縮コイルばね4,第2プランジャ5の順で収容されることに
なる。また、第1,第2ストッパ6,7を同時に形成してもよい。
(Other variations)
As shown in FIG. 6, the
The
また、本発明は、第2プランジャ5がバレル2に固定され、第1プランジャ3がバレル
2に対してスライド移動できるようになっているプローブピン(例えば、図15に示すプ
ローブピン101参照)にも適用できる。なお、この場合、第1プランジャ3における圧
縮コイルばね4の支持構造は、図4及び図7に示した構造となる。一方、第2プランジャ
5における圧縮コイルばね4の支持構造は、図5及び図8に示した構造に限定されない。
例えば、第2プランジャ5における圧縮コイルばね4の支持面を平坦面又は円錐面にして
もよい。
In the present invention, the
For example, the support surface of the
1……プローブピン、2……バレル、2a……内壁面、3……第1プランジャ(プラン
ジャ)、4……圧縮コイルばね、5……第2プランジャ、6……第1ストッパ(ストッパ
)、7……第2ストッパ、11,24……大径部、12,25……小径部、13……IC
パッケージ、14……端子、16,30……端面、17,31……突起、17a,31a
……側面、17b,31b……先端面、22……コイル、22a,22b……先端、23
……中心軸、26……基板、27……通電用電極、40……プローブピンユニット、41
……ICソケット、42……プローブピン収容体、43……プローブピン収容穴、47…
…ソケット本体、50……ICパッケージ押圧手段
DESCRIPTION OF
Package, 14 ... terminal, 16, 30 ... end face, 17, 31 ... projection, 17a, 31a
…… Side, 17b, 31b …… Tip, 22 …… Coil, 22a, 22b …… Tip, 23
…… Center axis, 26 …… Substrate, 27 …… Electroconductive electrode, 40 …… Probe pin unit, 41
... IC socket, 42 ... probe pin housing, 43 ... probe pin housing hole, 47 ...
... Socket body, 50 ... IC package pressing means
Claims (4)
前記バレルの内部の端部側に大径部がスライド可能に収容され、小径部が前記バレルの
端部側から外方へ突出するようになっている導電性を有するプランジャと、
前記バレルの内部に収容され、前記プランジャを前記バレルから押し出す方向へ付勢す
る圧縮コイルばねと、
前記バレルの端部に位置し、前記圧縮コイルばねによって付勢された前記プランジャの
前記大径部の端部に当接して、前記プランジャが前記圧縮コイルばねのばね力で前記バレ
ルから押し出されるのを防止するストッパと、
を備えたプローブピンであって、
前記プランジャのうちの前記バレルの内部に位置する内側端部は、前記圧縮コイルばね
に対向する端面と、この端面よりも前記バレルの内方へ向かって出っ張る突起と、を有し
、
前記圧縮コイルばねは、
前記圧縮コイルばねの中心軸に直交する仮想平面を平面視したと仮定した場合、
前記プランジャが前記圧縮コイルばねを押し縮めた状態で前記バレルの内部に収容され
る過程において、前記中心軸を中心とする第1象限乃至第4象限のうちの第1象限と第2
象限のいずれか一方で、コイルの先端が前記突起の側面と前記端面に突き当って位置決め
され、前記第1象限と前記第2象限のいずれか他方で、前記コイルの外表面が前記突起の
先端面に当接し、前記第1象限乃至第4象限のうちの第3象限乃至第4象限の範囲内で、
前記コイルの外表面が前記端面に当接しない状態があり、
少なくとも、前記プランジャが前記圧縮コイルばねを押し縮めた状態で前記バレルの内
部に収容された段階において、前記中心軸を中心とする第1象限乃至第4象限のうちの第
1象限と第2象限のいずれか一方で、コイルの先端が前記突起の側面と前記端面に突き当
って位置決めされ、前記第1象限と前記第2象限のいずれか他方で、前記コイルの外表面
が前記突起の先端面に当接し、且つ、前記第1象限乃至第4象限のうちの第3象限乃至第
4象限の範囲内で、前記コイルの外表面が前記端面に当接することにより、
前記バレルの内部における座屈方向と座屈角度が定められ、前記プランジャを前記バレ
ルの内壁面に押し付け、座屈した状態で前記バレルに当接するようになっている、
ことを特徴とするプローブピン。 A barrel having a cylindrical conductivity;
A plunger having conductivity, wherein a large diameter portion is slidably accommodated on an end portion inside the barrel, and a small diameter portion protrudes outward from the end portion side of the barrel;
A compression coil spring housed in the barrel and biasing the plunger in a direction of pushing out the barrel;
The plunger is pushed out of the barrel by the spring force of the compression coil spring, located at the end of the barrel, abutting against the end of the large diameter portion of the plunger biased by the compression coil spring. A stopper to prevent
A probe pin comprising:
The inner end portion of the plunger located inside the barrel has an end surface facing the compression coil spring, and a protrusion protruding toward the inside of the barrel from the end surface,
The compression coil spring is
When assuming that the virtual plane orthogonal to the central axis of the compression coil spring is viewed in plan,
In the process in which the plunger is housed in the barrel with the compression coil spring compressed, the first quadrant and the second quadrant of the first to fourth quadrants centered on the central axis.
In one of the quadrants, the tip of the coil is positioned against the side surface and the end surface of the projection, and in either one of the first quadrant or the second quadrant, the outer surface of the coil is the tip of the projection. In contact with the surface, within the range of the third quadrant to the fourth quadrant of the first quadrant to the fourth quadrant,
There is a state where the outer surface of the coil does not contact the end surface,
At least the first and second quadrants of the first to fourth quadrants centered on the central axis in the stage where the plunger is housed in the barrel with the compression coil spring compressed. Either of the first and second quadrants is positioned so that the tip of the coil hits the side surface and the end surface of the projection, and the outer surface of the coil is the tip surface of the projection. And the outer surface of the coil is in contact with the end face within the range of the third quadrant to the fourth quadrant of the first quadrant to the fourth quadrant,
The buckling direction and the buckling angle inside the barrel are determined, the plunger is pressed against the inner wall surface of the barrel, and comes into contact with the barrel in a buckled state.
A probe pin characterized by that.
前記バレルの内部の一端側に大径部がスライド可能に収容され、小径部が前記バレルの
一端側から外方へ突出するようになっている導電性を有する第1プランジャと、
前記バレルの内部の他端側に大径部がスライド可能に収容され、小径部が前記バレルの
他端側から外方へ突出するようになっている導電性を有する第2プランジャと、
前記バレルの内部で且つ前記第1プランジャと前記第2プランジャとの間に収容され、
前記第1プランジャと前記第2プランジャを前記バレルから押し出す方向へ付勢する圧縮
コイルばねと、
前記バレルの一端部に位置し、前記圧縮コイルばねによって付勢された前記第1プラン
ジャの前記大径部の端部に当接して、前記第1プランジャが前記圧縮コイルばねのばね力
で前記バレルから押し出されるのを防止する第1ストッパと、
前記バレルの他端部に位置し、前記圧縮コイルばねによって付勢された前記第2プラン
ジャの前記大径部の端部に当接して、前記第2プランジャが前記圧縮コイルばねのばね力
で前記バレルから押し出されるのを防止する第2ストッパと、
を備えたプローブピンであって、
前記第1プランジャ及び前記第2プランジャのうちの前記バレルの内部に位置する内側
端部は、前記圧縮コイルばねに対向する端面と、この端面よりも前記バレルの内方へ向か
って出っ張る突起と、を有し、
前記圧縮コイルばねは、
前記圧縮コイルばねの中心軸に直交する仮想平面を平面視したと仮定した場合、
前記第1プランジャ及び前記第2プランジャが前記圧縮コイルばねを押し縮めた状態で
前記バレルの内部に収容される過程において、前記中心軸を中心とする第1象限乃至第4
象限のうちの第1象限と第2象限のいずれか一方で、コイルの先端が前記突起の側面と前
記端面に突き当って位置決めされ、前記第1象限と前記第2象限のいずれか他方で、前記
コイルの外表面が前記突起の先端面に当接し、前記第1象限乃至第4象限のうちの第3象
限乃至第4象限の範囲内で、前記コイルの外表面が前記端面に当接しない状態があり、
少なくとも、前記第1プランジャ及び前記第2プランジャが前記圧縮コイルばねを押し
縮めた状態で前記バレルの内部に収容された段階において、前記中心軸を中心とする第1
象限乃至第4象限のうちの第1象限と第2象限のいずれか一方で、コイルの先端が前記突
起の側面と前記端面に突き当って位置決めされ、前記第1象限と前記第2象限のいずれか
他方で、前記コイルの外表面が前記突起の先端面に当接し、且つ、前記第1象限乃至第4
象限のうちの第3象限乃至第4象限の範囲内で、前記コイルの外表面が前記端面に当接す
ることにより、
前記バレルの内部における座屈方向と座屈角度が定められ、前記第1プランジャ及び前
記第2プランジャを前記バレルの内壁面に押し付け、座屈した状態で前記バレルに当接す
るようになっている、
ことを特徴とするプローブピン。 A barrel having a cylindrical conductivity;
A first plunger having conductivity, wherein a large-diameter portion is slidably accommodated at one end inside the barrel, and a small-diameter portion protrudes outward from one end of the barrel;
A second plunger having conductivity, wherein a large-diameter portion is slidably accommodated on the other end side of the barrel, and a small-diameter portion protrudes outward from the other end side of the barrel;
Housed within the barrel and between the first plunger and the second plunger;
A compression coil spring that biases the first plunger and the second plunger in a direction to push out the barrel;
The first plunger is located at one end of the barrel and abuts on the end of the large diameter portion of the first plunger biased by the compression coil spring, and the first plunger is pressed by the spring force of the compression coil spring. A first stopper for preventing the first stopper from being pushed out,
The second plunger is located at the other end of the barrel and abuts against an end of the large diameter portion of the second plunger biased by the compression coil spring, and the second plunger is moved by the spring force of the compression coil spring. A second stopper to prevent extrusion from the barrel;
A probe pin comprising:
Of the first plunger and the second plunger, an inner end portion located inside the barrel includes an end face facing the compression coil spring, and a protrusion protruding toward the inside of the barrel from the end face. Have
The compression coil spring is
When assuming that the virtual plane orthogonal to the central axis of the compression coil spring is viewed in plan,
In the process in which the first plunger and the second plunger are accommodated in the barrel in a state where the compression coil spring is compressed, the first quadrant to the fourth quadrant centering on the central axis.
One of the first quadrant and the second quadrant of the quadrant, the tip of the coil is positioned against the side surface and the end surface of the projection, and in either one of the first quadrant and the second quadrant, The outer surface of the coil abuts on the tip surface of the protrusion, and the outer surface of the coil does not abut on the end surface within the third to fourth quadrants of the first to fourth quadrants. There is a state
At least when the first plunger and the second plunger are accommodated in the barrel in a state where the compression coil spring is compressed, the first plunger centered on the central axis
One of the first quadrant and the second quadrant of the quadrant to the fourth quadrant, the tip of the coil is positioned against the side surface and the end surface of the projection, and either the first quadrant or the second quadrant On the other hand, the outer surface of the coil abuts against the tip surface of the protrusion, and the first quadrant to the fourth quadrant.
Within the range of the third quadrant to the fourth quadrant of the quadrant, the outer surface of the coil abuts on the end face,
A buckling direction and a buckling angle inside the barrel are determined, the first plunger and the second plunger are pressed against the inner wall surface of the barrel, and are in contact with the barrel in a buckled state.
A probe pin characterized by that.
前記プローブピン収容体に形成された複数のプローブピン収容穴に収容される請求項1
又は2に記載のプローブピンと、
を備えたことを特徴とするプローブピンユニット。 A probe pin housing formed of an insulating material;
The probe pin accommodating body is accommodated in a plurality of probe pin accommodating holes formed in the probe pin accommodating body.
Or the probe pin according to 2,
A probe pin unit comprising:
前記ソケット本体内に収容される請求項3に記載のプローブピンユニットと、
前記プローブピンユニットの前記プローブピン収容穴に収容された前記プローブピンの
一端部にICパッケージの端子を押圧し、前記ICパッケージの前記端子と前記基板の通
電用電極とを前記プローブピンを介して電気的に接続できるようにするICパッケージ押
圧手段と、
を備えたことを特徴とするICソケット。 A socket body installed on the board;
The probe pin unit according to claim 3 accommodated in the socket body,
A terminal of the IC package is pressed against one end portion of the probe pin housed in the probe pin housing hole of the probe pin unit, and the terminal of the IC package and the current-carrying electrode of the substrate are interposed through the probe pin. IC package pressing means for enabling electrical connection;
An IC socket characterized by comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252762A JP2014102103A (en) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | Probe pin, probe pin unit, and IC socket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012252762A JP2014102103A (en) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | Probe pin, probe pin unit, and IC socket |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014102103A true JP2014102103A (en) | 2014-06-05 |
Family
ID=51024738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012252762A Pending JP2014102103A (en) | 2012-11-16 | 2012-11-16 | Probe pin, probe pin unit, and IC socket |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014102103A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106296A (en) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社日本マイクロニクス | Electrical connection device |
-
2012
- 2012-11-16 JP JP2012252762A patent/JP2014102103A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106296A (en) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社日本マイクロニクス | Electrical connection device |
JP7346026B2 (en) | 2018-12-26 | 2023-09-19 | 株式会社日本マイクロニクス | electrical connection device |
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