JP2014101796A - プラズマ点火装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラズマ点火装置は、交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグと、交流電源部と、交流電源部の出力インピーダンスと負荷側の入力インピーダンスとの整合をおこなうための整合部と、プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうスイッチと、を備え、整合部は、スイッチを介して交流側伝送路とグランドとをつなぐ回路を備え、スイッチは、オンとオフとで出力インピーダンスと入力インピーダンスとの整合の程度を変化させることによって切り換えをおこなう。
【選択図】図1
Description
中心電極から交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグと、前記中心電極から交流プラズマを発生させるための交流電力を生成する交流電源部と、前記交流電源部と前記プラズマ点火プラグとの間の交流電力の伝送路に配置され、前記交流電源部の出力インピーダンスと、前記プラズマ点火プラグを含む負荷側の入力インピーダンスとの整合をおこなうための整合部と、前記交流電源部から前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうためのスイッチと、を備えるプラズマ点火装置が提供される。このプラズマ点火装置は、前記整合部に、コンデンサおよびコイルの少なくとも一方と前記スイッチとを介して前記伝送路とグランドとをつなぐ回路を備え、前記スイッチは、オンとオフとで前記出力インピーダンスと前記入力インピーダンスとの整合の程度を変化させることによって、前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことを特徴としている。
この構成によれば、スイッチが、交流電源部とプラズマ点火プラグとの間の伝送路上に配置されていなくても、スイッチのオンとオフによって交流電源部からプラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。また、スイッチが、交流電源部とプラズマ点火プラグとの間の伝送路上に配置されていないため、交流電源からプラズマ点火プラグに交流電力が伝送されるときにスイッチに生じる負荷を抑制することができる。スイッチに生じる負荷を抑制することによって、スイッチのコストを抑制することができる。
前記プラズマ点火プラグは、接地電極を備え、前記中心電極と前記接地電極との間の電極間に交流プラズマを発生させることを特徴としていてもよい。
この構成によれば、中心電極と接地電極との間の電極間に交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグを含んで構成されてるプラズマ点火装置において、スイッチに生じる負荷を抑制することができる。
中心電極と接地電極との間の電極間に火花放電および交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグと、前記電極間に火花放電を発生させるための直流電力を生成する直流電源部と、前記火花放電後に前記電極間に交流プラズマを発生させるための交流電力を生成する交流電源部と、前記直流電源部から直流側伝送路を介して供給される直流電力と、前記交流電源部から交流側伝送路を介して供給される交流電力とを、同じ伝送路を介して前記プラズマ点火プラグに伝送する結合部であって、供給された直流電力が前記交流電源部に伝送されることを抑制するためのコンデンサを含んで構成される結合部と、前記交流側伝送路の前記交流電源部と前記結合部との間に配置され、前記交流電源部の出力インピーダンスと、前記結合部および前記プラズマ点火プラグを含む負荷側の入力インピーダンスとの整合をおこなうための整合部と、前記交流電源部から前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうためのスイッチと、を備えるプラズマ点火装置が提供される。このプラズマ点火装置は、前記整合部または前記結合部に、コンデンサおよびコイルの少なくとも一方と前記スイッチとを介して前記交流側伝送路とグランドとをつなぐ回路を備え、前記スイッチは、オンとオフとで前記出力インピーダンスと前記入力インピーダンスとの整合の程度を変化させることによって、前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことを特徴としている。
この構成によれば、スイッチが、交流電源部とプラズマ点火プラグとの間の伝送路上に配置されていなくても、スイッチのオンとオフによって交流電源部からプラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。また、スイッチが、交流電源部とプラズマ点火プラグとの間の伝送路上に配置されていないため、交流電源からプラズマ点火プラグに交流電力が伝送されるときにスイッチに生じる負荷を抑制することができる。スイッチに生じる負荷を抑制することによって、スイッチのコストを抑制することができる。
前記回路は、前記整合部が備えていることを特徴としていてもよい。
この構成によれば、コンデンサおよびコイルの少なくとも一方とスイッチとを介して交流側伝送路とグランドとをつなぐ回路が整合部に形成されたプラズマ点火装置において、スイッチに生じる負荷を抑制することができる。
図1は、第1実施形態におけるプラズマ点火装置1の概略構成を説明するための説明図である。プラズマ点火装置1は、高周波プラズマ点火プラグ(以後、単に「点火プラグ」とも呼ぶ)10の中心電極と接地電極との間の電極間(以後、単に「電極間」とも呼ぶ)に交流プラズマおよび火花放電を発生させる。プラズマ点火装置1は、内燃機関を備える車両(例えば、自動車)等に搭載され、点火プラグ10の電極間に発生させた交流プラズマによって燃料(混合気)の点火をおこなう。ここでは、プラズマ点火装置1は、2気筒の内燃機関を備える車両に搭載され、2つの点火プラグ10(10a、10b)を含んで構成されているものとして説明する。なお、プラズマ点火装置1に含まれる点火プラグ10の数は、2つに限定されず、1つであってもよもいし、3つ以上であってもよい。2つの点火プラグ10a、10bは、それぞれ先端部が図示しない内燃機関の燃焼室に露出した状態で内燃機関に固定されている。点火プラグ10の構成については後述する。
図5は、第2実施形態におけるプラズマ点火装置1Bの概略構成を説明するための説明図である。第2実施形態のプラズマ点火装置1Bは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50Bがπ型の整合回路である点が異なる。このプラズマ点火装置1Bの整合部50Bは、コイル51Bとコンデンサ52B、53Bとを含んで構成されている。コイル51Bは、一方の端部が交流電源部30に接続され、他方の端部が結合部40に接続されている。コンデンサ52Bは、一方の端部がグランドに接続され、他方の端部が交流電源部30とコイル51Bとの間の交流側伝送路82Bに接続されている。コンデンサ53Bは、一方の端部がグランドに接続され、他方の端部がスイッチ60Bを介してコイル51Bと結合部40との間の交流側伝送路82Bに接続されている。すなわち、整合部50Bは、コンデンサ53Bとスイッチ60Bとを介して交流側伝送路82Bとグランドとをつなぐ回路55Bを含んでいる。
図6は、第3実施形態におけるプラズマ点火装置1Cの概略構成を説明するための説明図である。第3実施形態のプラズマ点火装置1Cは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50Cの回路55Cにおいて、スイッチ60Cとコンデンサ52Cの並びが回路55(図1)と反対である点が異なる。このような構成であっても、スイッチ60Cがオンのときに負荷側の入力インピーダンスと電源側の出力インピーダンスとの整合が図られ、スイッチ60Cがオフのときに負荷側の入力インピーダンスと電源側の出力インピーダンスとの整合がくずれる。そのため、スイッチ60Cのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図7は、第4実施形態におけるプラズマ点火装置1Dの概略構成を説明するための説明図である。第4実施形態のプラズマ点火装置1Dは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50Dがπ型の整合回路である点が異なる。第4実施形態のプラズマ点火装置1Dは、第2実施形態のプラズマ点火装置1Bと比較すると、整合部50Dの回路55Dにおいて、スイッチ60Dとコンデンサ53Dの並びが回路55B(図5)と反対である点が異なる。このような構成であっても、スイッチ60Dのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図8は、第5実施形態におけるプラズマ点火装置1Eの概略構成を説明するための説明図である。第5実施形態のプラズマ点火装置1Eは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50EがT型の整合回路である点が異なる。このプラズマ点火装置1Eの整合部50Eは、コイル51E、54Eとコンデンサ53Eとを含んで構成されている。コイル51Eとコイル54Eは、それぞれの一方の端部が互いに接続されている。コイル51Eの他方の端部は、交流電源部30に接続され、コイル54Eの他方の端部は、結合部40に接続されている。コンデンサ53Eは、一方の端部がコイル51Eとコイル54Eとの間の交流側伝送路82Eに接続され、他方の端部がスイッチ60Eを介してグランドに接続されている。すなわち、整合部50Eは、コンデンサ53Eとスイッチ60Eとを介して交流側伝送路82Eとグランドとをつなぐ回路55Eを含んでいる。このような構成であっても、スイッチ60Eのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図9は、第6実施形態におけるプラズマ点火装置1Fの概略構成を説明するための説明図である。第6実施形態のプラズマ点火装置1Fは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50Fがπ型の整合回路である点が異なる。このプラズマ点火装置1Fの整合部50Fは、コンデンサ52Fとコイル51F、54Fとを含んで構成されている。コンデンサ52Fは、一方の端部が交流電源部30に接続され、他方の端部が結合部40に接続されている。コイル51Fは、一方の端部がグランドに接続され、他方の端部が交流電源部30とコンデンサ52Fとの間の交流側伝送路82Fに接続されている。コイル54Fは、一方の端部がコンデンサ52Fと結合部40との間の交流側伝送路82Fに接続され、他方の端部がスイッチ60Fを介してグランドに接続されている。すなわち、整合部50Fは、コイル54Fとスイッチ60Fとを介して交流側伝送路82Fとグランドとをつなぐ回路55Fを含んでいる。このような構成であっても、スイッチ60Fのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図10は、第7実施形態におけるプラズマ点火装置1Gの概略構成を説明するための説明図である。第7実施形態のプラズマ点火装置1Gは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、整合部50GがT型の整合回路である点が異なる。このプラズマ点火装置1Gの整合部50Gは、コンデンサ52G、53Gとコイル51Gとを含んで構成されている。コンデンサ52Gとコンデンサ53Gは、それぞれの一方の端部が互いに接続されている。コンデンサ52Gの他方の端部は、交流電源部30に接続され、コンデンサ53Gの他方の端部は、結合部40に接続されている。コイル51Gは、一方の端部がコンデンサ52Gとコンデンサ53Gとの間の交流側伝送路82Gに接続され、他方の端部がスイッチ60Gを介してグランドに接続されている。すなわち、整合部50Gは、コイル51Gとスイッチ60Gとを介して交流側伝送路82Gとグランドとをつなぐ回路55Gを含んでいる。このような構成であっても、スイッチ60Gのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図11は、第8実施形態におけるプラズマ点火装置1Hの概略構成を説明するための説明図である。第8実施形態のプラズマ点火装置1Hは、第3実施形態のプラズマ点火装置1Cと比較すると、整合部50Hにおいて、コイル51C(図6)の位置にコンデンサ52Hが配置され、コンデンサ52Cの位置にコイル51Hが配置されている点が異なる。このような構成であっても、スイッチ60Hのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図12は、第9実施形態におけるプラズマ点火装置1Iの概略構成を説明するための説明図である。第9実施形態のプラズマ点火装置1Iは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、スイッチ60Iが整合部50Iではなく結合部40Iに配置さている点が異なる。このプラズマ点火装置1Iの結合部40Iは、コンデンサ41I、42Iとスイッチ60Iとを含んで構成されている。コンデンサ41Iは、交流側伝送路82Iの交点Pcと整合部50Iとの間に配置されている。スイッチ60Iは、一方の端部がグランドに接続され、他方の端部がコンデンサ42Iを介して直流電源部20とコンデンサ41Iとの間の交流側伝送路82Iに接続されている。すなわち、結合部40Iは、コンデンサ42Iとスイッチ60Iとを介して交流側伝送路82Iとグランドとをつなぐ回路43Iを含んでいる。
図13は、第10実施形態におけるプラズマ点火装置1Jの概略構成を説明するための説明図である。第10実施形態のプラズマ点火装置1Jは、3気筒の内燃機関を備える車両に搭載され、3つの点火プラグ10(10a、10b、10c)を含んで構成されているものとして説明する。上述した第1〜9実施形態のプラズマ点火装置は、それぞれ任意に組み合わせることが可能である。第10実施形態のプラズマ点火装置1Jは、第4、6、7実施形態のプラズマ点火装置を組み合わせた構成を備えている。具体的には、プラズマ点火装置1Jの整合部50Jaは、第4実施形態の整合部50D(図7)と同様の構成を備えている。整合部50Jbは、第6実施形態の整合部50F(図9)と同様の構成を備えている。整合部50Jcは、第7実施形態の整合部50G(図10)と同様の構成を備えている。このような構成であっても、スイッチ60Jのオンとオフによって、交流電源部30から点火プラグ10に交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことができる。
図14は、第11実施形態におけるプラズマ点火装置1Kの概略構成を説明するための説明図である。第11実施形態のプラズマ点火装置1Kは、第1実施形態のプラズマ点火装置1と比較すると、直流電源部20と結合部40と直流側伝送路81と混合伝送路83とを備えていない点が異なる。このプラズマ点火装置1Kの交流側伝送路82Kは、一方の端部が交流電源部30に接続され、他方の端部が点火プラグ10に接続されている。整合部50Kは、コイル51Kと、コンデンサ52K、53Kとを含んで構成されている。コイル51Kは、一方の端部が交流電源部30に接続され、他方の端部がコンデンサ53Kに接続されている。コンデンサ52Kは、一方の端部がグランドに接続され、他方の端部がスイッチ60Kを介してコイル51Kとコンデンサ53Kとの間の交流側伝送路82Kに接続されている。コンデンサ53Kは、一方の端部がコイル51Kに接続され、他方の端部が点火プラグ10に接続されている。整合部50Kは、コンデンサ52Kとスイッチ60Kとを介して交流側伝送路82Kとグランドとをつなぐ回路55Kを含んでいる。
なお、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、整合部50の回路55は、コンデンサとコイルのいずれか一方と、スイッチ60とを備えているものとして説明したが、回路55は、コンデンサとコイルの両方と、スイッチ60とを備えていてもよい。すなわち、回路55は、コンデンサとコイルの少なくとも一方と、スイッチ60とを備えた構成であればよい。このとき、コンデンサ、コイル、および、スイッチ60の並び順は、任意とすることができる。また、第9実施形態の回路43Iもコンデンサとコイルの両方と、スイッチ60Iとを備えていてもよい。
プラズマ点火装置1に含まれる各整合部50a、50bは、それぞれ、上述したL型や、T型、π型などの整合部が複数かつ任意に組み合わされた構成を備えていてもよい。また、プラズマ点火装置1に含まれる各整合部50a、50bは、それぞれ、複数のスイッチを備えていてもよい。
上記実施形態では、結合部40におけるコンデンサ41は、整合部50とは別の回路として構成されていたが、コンデンサ41は、整合部50に含まれていてもよい。
上記実施形態で示した回路構成や点火プラグ10の構成は例示であり、これ以外の構成を備えていてもよい。例えば、プラズマ点火装置1は、複数の交流電源部30を備えていてもよいし、機械式のスイッチを備えていてもよい。直流電源部20は、フルトランジスタ点火方式であってもよいし、CDI点火方式であってもよい。直流電源部20と交流電源部30は、同一のバッテリから電力が供給されていてもよい。同軸ケーブル150は、外部導体152を備えていなくてもよい。なお、本実施形態および変形例でいう「交流」とは、正弦波形的な電流を持つものを意味し、電流値が+と−をまたぐものに限定されない。例えば、+と−をまたがずに正弦波形を取るものも交流に含まれる。また、本実施形態および変形例でいう「交流プラズマ」には「高周波プラズマ」が含まれる。
10…点火プラグ
20…直流電源部
21…一次コイル
22…二次コイル
23…コア
24…放電用スイッチ
25…バッテリ
30…交流電源部
40,40I…結合部
41,41I…コンデンサ
42I…コンデンサ
43I…回路
50,50B〜K…整合部
51,51B〜H…コイル
52,52B〜H…コンデンサ
53B〜F…コンデンサ
55,55B〜G…回路
60,60A〜K…スイッチ
70…点火制御部
81…直流側伝送路
82,82A〜I…交流側伝送路
83…混合伝送路
110…中心電極
116…シール体
119…端子金具
120…絶縁碍子
128…軸孔
130…主体金具
131…先端面
132…取付ネジ部
140…接地電極
141…基端部
142…先端部
150…同軸ケーブル
151…内部導体
152…外部導体
200…内燃機関
210…ネジ孔
Claims (4)
- 中心電極から交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグと、
前記中心電極から交流プラズマを発生させるための交流電力を生成する交流電源部と、
前記交流電源部と前記プラズマ点火プラグとの間の交流電力の伝送路に配置され、前記交流電源部の出力インピーダンスと、前記プラズマ点火プラグを含む負荷側の入力インピーダンスとの整合をおこなうための整合部と、
前記交流電源部から前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうためのスイッチと、を備えるプラズマ点火装置であって、
前記整合部は、コンデンサおよびコイルの少なくとも一方と前記スイッチとを介して前記伝送路とグランドとをつなぐ回路を備え、
前記スイッチは、オンとオフとで前記出力インピーダンスと前記入力インピーダンスとの整合の程度を変化させることによって、前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことを特徴とする、プラズマ点火装置。 - 請求項1に記載のプラズマ点火装置において、
前記プラズマ点火プラグは、接地電極を備え、前記中心電極と前記接地電極との間の電極間に交流プラズマを発生させることを特徴とする、プラズマ点火装置。 - 中心電極と接地電極との間の電極間に火花放電および交流プラズマを発生させるプラズマ点火プラグと、
前記電極間に火花放電を発生させるための直流電力を生成する直流電源部と、
前記火花放電後に前記電極間に交流プラズマを発生させるための交流電力を生成する交流電源部と、
前記直流電源部から直流側伝送路を介して供給される直流電力と、前記交流電源部から交流側伝送路を介して供給される交流電力とを、同じ伝送路を介して前記プラズマ点火プラグに伝送する結合部であって、供給された直流電力が前記交流電源部に伝送されることを抑制するためのコンデンサを含んで構成される結合部と、
前記交流側伝送路の前記交流電源部と前記結合部との間に配置され、前記交流電源部の出力インピーダンスと、前記結合部および前記プラズマ点火プラグを含む負荷側の入力インピーダンスとの整合をおこなうための整合部と、
前記交流電源部から前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうためのスイッチと、を備えるプラズマ点火装置であって、
前記整合部または前記結合部は、コンデンサおよびコイルの少なくとも一方と前記スイッチとを介して前記交流側伝送路とグランドとをつなぐ回路を備え、
前記スイッチは、オンとオフとで前記出力インピーダンスと前記入力インピーダンスとの整合の程度を変化させることによって、前記プラズマ点火プラグに交流プラズマを維持しうる交流電力を供給するか否かの切り換えをおこなうことを特徴とする、プラズマ点火装置。 - 請求項3に記載のプラズマ点火装置であって、
前記回路は、前記整合部が備えていることを特徴とする、プラズマ点火装置。
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