JP2014101736A - 装置の設置方法および屋根の葺き替え方法 - Google Patents

装置の設置方法および屋根の葺き替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えてその屋根に太陽電池アレイ等の装置を設置することができる装置の設置方法、および、コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えることができる屋根の葺き替え方法を提供する。
【解決手段】装置Sの設置方法は、(1)複数の屋根面のうち特定の屋根面1cについてのみ既存の屋根材2cを取り外す工程と、(2)特定の屋根面1cに新規のシート状下地防水材16を敷設する工程と、(3)新規のシート状下地防水材16の端部を防水テープ11により貼着する工程と、(4)装置用の取付具20に対応する特定の屋根材12cを特定の屋根面1cに葺く工程と、(5)特定の屋根面1cと既存の屋根面1bとの間の棟部1fに棟包金物18を被せ固定する工程と、(6)取付具20を介して特定の屋根面1cに装置Sを取り付ける工程と、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、葺き替えられた屋根への装置の設置方法および屋根の葺き替え方法に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、屋根面を増築する際における、既存の屋根材と新設する屋根材との接続部分における葺き替え方法が知られている。この方法では、棟部を超えるように屋根面の葺き替え領域を設定する。そして、既存のルーフィングシートを残して既存の屋根材を除去し、既存のルーフィングシート上に新規のルーフィングシートを敷き込み、その上に新規の屋根材を敷設する。
特開2006−028928号公報
ところで、近年、既存の建物の勾配屋根に太陽電池アレイ等の装置を取り付けることが多くなっている。この場合、屋根材に対応した金具を介して装置を取り付ける。しかし、屋根材の厚み、形状、材質は多種多様であり、すべての屋根材に対応できるように金具が用意されているわけではない。そのため、既存の建物の勾配屋根に太陽電池アレイを後設置する際は、金具に対応する屋根材への葺き替えが必要になることがある。
しかし、従来の技術では、シート状下地防水材であるルーフィングシート(若しくはアスファルトルーフィング)を棟部の反対側まで敷き込むため、屋根材を全面的に葺き替えるのが一般的であった。よって、従来の方法ではコストや手間がかかっていた。特許文献1に記載の方法では、新規の屋根面に新規の屋根材を設置することができるが、既存の屋根の葺き替えに対しては、コストや手間の問題を解決できない。
本発明は、特定の屋根面の屋根材のみを葺き替え可能とすることにより、コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えてその屋根に太陽電池アレイ等の装置を設置することができる装置の設置方法、および、コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えることができる屋根の葺き替え方法を提供することを目的とする。
本発明の装置の設置方法は、棟部によって区画された複数の屋根面を有する既存の勾配屋根において屋根材を葺き替え、屋根材が葺き替えられた屋根面に装置を設置する装置の設置方法であって、
(1)複数の屋根面のうち特定の屋根面についてのみ既存の屋根材を取り外す工程と、
(2)特定の屋根面に新規のシート状下地防水材を敷設する工程と、
(3)新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着する工程と、
(4)装置用の取付具に対応する特定の屋根材を特定の屋根面に葺く工程と、
(5)特定の屋根面と当該屋根面に隣接する既存の屋根材が葺かれた屋根面との間の棟部に棟包金物を被せ固定する工程と、
(6)取付具を介して特定の屋根面に装置を取り付ける工程と、を含む。
この装置の設置方法によれば、新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着するため、特定の屋根面についてのみ屋根材を葺き替える場合でも、防水性能を満足することができる。また、特定の屋根面のみの屋根材を特定の屋根材に葺き替え可能であるため、コストや手間が低減される。さらに、装置用の取付具に対応する特定の屋根材を特定の屋根面に葺くことにより、コストや手間を低減しながらも、特定の屋根面に対して装置を後設置することができる。
また、装置の設置方法において、装置は太陽電池アレイである。太陽電池アレイは、取付具が特殊であることが多く、ある特定の屋根材にしか設置できない。この方法によれば、太陽電池アレイ用の取付具に対応する特定の屋根材を特定の屋根面に葺くことにより、コストや手間を低減しながらも、特定の屋根面に対して太陽電池アレイを後設置することができる。
また、装置の設置方法において、特定の屋根材は、既存の屋根材よりも軽量である。この方法によれば、装置の重量が追加される一方で、屋根材の重量が減少する。よって、装置の重量による増加分と屋根材の重量の減少分とで重量が相殺されて、建物の構造安全性を確保しやすい。
本発明の屋根の葺き替え方法は、棟部によって区画された複数の屋根面を有する既存の勾配屋根において屋根材を葺き替える屋根の葺き替え方法であって、
(1)複数の屋根面のうち特定の屋根面についてのみ既存の屋根材を取り外す工程と、
(2)特定の屋根面に新規のシート状下地防水材を敷設する工程と、
(3)新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着する工程と、
(4)特定の屋根面に新規の屋根材を葺く工程と、
(5)特定の屋根面と当該屋根面に隣接する既存の屋根材が葺かれた屋根面との間の棟部に棟包金物を被せ固定する工程と、を含む。
この屋根の葺き替え方法によれば、新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着するため、特定の屋根面についてのみ屋根材を葺き替える場合でも、防水性能を満足することができる。また、特定の屋根面のみの屋根材を特定の屋根材に葺き替え可能であるため、コストや手間が低減される。
また、屋根の葺き替え方法において、新規の屋根材の厚み、形状、または材質は、既存の屋根材の厚み、形状、または材質とは異なる。この方法によれば、既存の屋根材が太陽電池アレイ等の装置の取付具に対応していない場合であっても、その取付具に対応する新規の屋根材を用意することにより、特定の屋根面に対して太陽電池アレイ等の装置を後設置することができる。
本発明の装置の設置方法によれば、特定の屋根面の屋根材のみを葺き替え可能とすることにより、コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えてその屋根に太陽電池アレイ等の装置を設置することができる。本発明の屋根の葺き替え方法によれば、特定の屋根面の屋根材のみを葺き替え可能とすることにより、コストや手間を低減しながらも屋根を葺き替えることができる。
(a)および(b)は、本発明の実施形態が適用される勾配屋根を模式的に示す平面図である。 勾配屋根の隅棟における断面図である。 新規のシート状下地防水材を敷設する工程を示す図である。 新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着する工程を示す図である。 屋根材を葺き替えた後の隅棟における断面図である。 (a)は、特定の屋根面に太陽電池アレイの取付具を固定した状態を示す斜視図、(b)は、(a)中の取付具を拡大して示す斜視図である。 図6(a)の取付具に横ラックを設置した状態を示す斜視図である。 図7の横ラックに太陽電池アレイを設置した状態を示す斜視図である。 屋根材を葺き替えた後の隅棟における断面図であり、他の形態の棟包金物を用いた場合を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1(a)に示されるように、本実施形態の屋根の葺き替え方法は、複数の棟部1e,1fによって区画された複数の屋根面1a,1b,1c,1dを有する既存の勾配屋根1に適用されて、複数の屋根面1a,1b,1c,1dのうち特定の屋根面においてのみ屋根材を葺き替える方法である。また、装置の設置方法は、屋根材が葺き替えられた特定の屋根面に、太陽電池アレイS(図8参照)等の装置を設置する方法である。特定の屋根面は、複数の屋根面1a,1b,1c,1dのうち一部の屋根面であり、一または複数の屋根面である。
勾配屋根1は、寄棟屋根であり、4つの屋根面1a,1b,1c,1dを有する。屋根面1a,1bの間には、水平に延びる大棟(棟部)1eが設けられている。屋根面1aの長辺方向における両端、すなわち屋根面1aと屋根面1c,1dとの間には、大棟1eの両端から軒先に向けて下がる隅棟(棟部)1f,1fが設けられている。屋根面1bの長辺方向における両端、すなわち屋根面1bと屋根面1c,1dとの間には、大棟1eの両端から下方に傾斜して延びる隅棟(棟部)1f,1fが設けられている。
なお、図1(b)に示されるように、本実施形態の屋根の葺き替え方法は、水平に延びる大棟1kによって区画された屋根面1g,1hを有する既存の勾配屋根1Aに適用されてもよい。勾配屋根1は、切妻屋根である。この場合、屋根面1gおよび屋根面1hいずれか一方の屋根面においてのみ屋根材が葺き替えられる。なお、本実施形態の屋根の葺き替え方法は、寄棟屋根と切妻屋根を組み合わせたいわゆる入母屋屋根(図示せず)に適用されてもよい。
以下の説明では、寄棟屋根である勾配屋根1の特定の屋根面1cに太陽電池アレイSを設置する場合について説明する。図2に示されるように、隅棟1fにおける隅棟部構造Aは、隅棟ラインLを通る鉛直面に対して対称な構造を有する。隅棟部構造Aは、垂木3b,3cと、垂木3b,3c上に配置された野地板4b,4cと、野地板4b,4c上に敷設されたシート状下地防水材であるルーフィング6とを有する。さらに、隅棟部構造Aは、ルーフィング6上に固定された屋根材2b,2cと、屋根材2b,2c上で隅棟ラインLの両側に沿って配置された笠木7b,7cと、笠木7b,7c上に被さるように配置されて固定された棟包金物8とを有する。なお、隅棟部構造Aは、垂木3b,3cの間に棟木が配置された構造であってもよい。
図2では、ルーフィング6を簡略化して一層で図示しているが、実際には、複数のルーフィング(屋根面1bに貼られたルーフィング6bと屋根面1cに貼られたルーフィング6c、図3参照)が隅棟ラインL付近で重ね合わされている。
垂木3b、野地板4bおよび屋根材2bは、既存の屋根面1bを構成している。垂木3c、野地板4cおよび屋根材2cは、太陽電池アレイSが設置される特定の屋根面1cを構成している。屋根面1bには、複数の屋根材2bの端部同士が重ね合されるようにして、複数の屋根材2bが設置されている。屋根面1cには、複数の屋根材2cの端部同士が重ね合されるようにして、複数の屋根材2cが設置されている。屋根面1bの屋根材2bと、屋根面1cの屋根材2cとは、同一の屋根材である。特定の屋根面1cは、南向きの屋根面であってもよく、南向き以外の方向に面する屋根面であってもよい。
太陽電池アレイSが設置される屋根面1cの屋根材2cは、太陽電池アレイSを設置するための取付金具(取付具)20(図6(a),(b)参照)に対応していない。すなわち、屋根材2cの厚み、形状、または材質が、太陽電池アレイS設置用の取付金具20に対応していない。言い換えれば、強度面もしくは構造面において、屋根材2cに取付金具20を固定することはできない。そのため、屋根材2cを別の特定の屋根材12cに葺き替える必要がある。
図3〜図8を参照して、屋根面1cの屋根材2cの葺き替え方法および太陽電池アレイSの設置方法について説明する。以下の説明では、屋根面1cと屋根面1bとの間の隅棟1fにおける施工方法について説明するが、屋根面1cと屋根面1aとの間の隅棟1fにおいても、同様の施工が行われる。
まず、隅棟1fにおいて、棟包金物8および屋根面1c側の笠木7cを取り外す。さらに、屋根面1cについてのみ、屋根材2cを取り外す。屋根面1cに設置された屋根材2cは、すべて取り外される。これにより、屋根面1cにおいて、既存のルーフィング6が露出する。
次に、図3に示されるように、屋根面1cに新規のルーフィング(シート状下地防水材)16を敷設する。この工程では、既存のルーフィング6c上に、新規のルーフィング16を敷設する。新規のルーフィング16は、隅棟ラインLの手前まで設置される。言い換えれば、ルーフィング16の隅棟ラインL側の端部は、隅棟ラインLから離間している。屋根面1bの屋根材2bおよび笠木7bは取り外されていないので、ルーフィング16が、隅棟ラインLを超えて敷設されることはない。
次に、図4に示されるように、新規のルーフィング16の隅棟ラインL側の端部を防水テープ11により貼着する。この工程により、新規のルーフィング16は、既存のルーフィング6cと一体化される。防水テープ11としては、公知の材料を用いることができる。
次に、図5に示されるように、屋根面1cに特定の屋根材12cを葺く。この特定の屋根材12cは、太陽電池アレイSを設置するための取付金具20(図6(a),(b)参照)に対応するものである。図5に示す例では、屋根材12cの厚みは、既存の屋根材2cの厚みよりも大きく(厚く)なっている。しかも、屋根材12cは、既存の屋根材2cよりも軽量である。屋根材12cとしては、なお、取付金具20に対応する屋根材として、屋根材2cとは形状が異なる屋根材を採用してもよく、屋根材2cとは材質が異なる屋根材を採用してもよい。屋根材12cは、公知の方法によってルーフィング16上に固定される。
次に、隅棟ラインLに沿うようにして、屋根材12c上に新規の笠木17cを固定する。屋根材12cが屋根材2cよりも厚くなった分、この笠木17cは、既存の笠木7cよりも薄くなっている。
次に、隅棟ラインL上において、屋根面1bと屋根面1cとに跨るように新規の棟包金物18を被せ固定する。言い換えれば、特定の屋根面1cと屋根面1cに隣接する既存の屋根材2cが葺かれた屋根面1bとの間の隅棟1fに、棟包金物18を被せ、固定する。棟包金物18は、屋根面1b側の一端部18aが既存の笠木7bに合わせた形状とされている。よって、この工程では、棟包金物18を新規の笠木17cに合わせるため、棟包金物18の他端部18bの折曲部18cを広げる加工を行う。
以上の工程により、屋根面1cのみ屋根材12cが張り替えられた隅棟部構造Bが完成する。隅棟部構造Bにおいて、屋根面1b側は変更されていない。隅棟構造Bの屋根面1c側には、追加で設置されたルーフィング16と、防水テープ11と、新規の屋根材12cと、新規の笠木17cとが設けられている。
さらに、図6(a)に示されるように、屋根面1cの屋根材12cに複数の取付金具20を固定する。各取付金具20は、ビス22によって、屋根材12cに対して固定される(図6(b)参照)。複数の取付金具20は、互いに所定の間隔を有して、水平方向に配列される。
次に、図7に示されるように、取付金具20上に複数の横ラック21が固定される。そして、図8に示されるように、横ラック21上に、複数の太陽電池モジュールMから構成された太陽電池アレイSが取り付けられる。
以上説明した太陽電池アレイSの設置方法および屋根の葺き替え方法によれば、新規のルーフィング16の端部を防水テープ11により貼着するため、特定の屋根面1cについてのみ屋根材を葺き替える場合でも、防水性能を満足することができる。また、特定の屋根面1cのみの屋根材を特定の屋根材12cに葺き替え可能であるため、屋根面全面を葺き替える場合に比して、コストや手間が低減される。さらに、太陽電池アレイS用の取付金具20に対応する特定の屋根材12cを特定の屋根面1cに葺くことにより、コストや手間を低減しながらも、特定の屋根面1cに対して太陽電池アレイSを後設置することができる。
また、太陽電池アレイSは、取付金具20が特殊であることが多く、ある特定の屋根材(たとえば屋根材12c)にしか設置できない。上記の方法によれば、太陽電池アレイS用の取付金具20に対応する特定の屋根材12cを特定の屋根面1cに葺くことにより、コストや手間を低減しながらも、特定の屋根面1cに対して支障なく太陽電池アレイSを後設置することができる。
また、特定の屋根材12cは、既存の屋根材2cよりも軽量であるため、太陽電池アレイSの重量が追加される一方で、屋根材12cの重量が減少する。よって、太陽電池アレイSの重量による増加分と屋根材12cの重量の減少分とで重量が相殺されて、建物の構造安全性が確保しやすくなっている。
また、新規の屋根材13cの厚み、形状、または材質は、既存の屋根材2cの厚み、形状、または材質とは異なるため、既存の屋根材2cが太陽電池アレイS等の装置の取付金具20に対応していない場合であっても、その取付金具20に対応する新規の屋根材12cを用意することにより、特定の屋根面1cに対して太陽電池アレイS等の装置を後設置することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。たとえば、上記実施形態では、棟包金物18の他端部18bの折曲部18cを広げる加工を行う場合について説明したが、図9に示されるように、棟包金物28の屋根面1cの他端部28bが新規の笠木7cに合わせた形状とされている場合、棟包金物28を既存の笠木7bに合わせるため、棟包金物28の一端部28aの折曲部28cを広げる加工を行ってもよい。
また、本発明の屋根の葺き替え方法は、大棟1e(図1(a)参照)の両側の寄せ屋根面1a,1bに適用してもよい。新規の棟包金物18を用いずに、既存の棟包金物8を加工して取り付けてもよい。太陽電池アレイに限られず、他の装置を設置してもよい。装置を設置することなく、屋根材の葺き替えのみを行ってもよい。
1,1A…勾配屋根、1b…屋根面、1c…特定の屋根面、2b…既存の屋根材、2c…新規の屋根材(特定の屋根材)、11…防水テープ、16…ルーフィング(シート状下地防水材)、18…棟包金物、20…取付金具(取付具)、S…太陽電池アレイ(装置)。

Claims (5)

  1. 棟部によって区画された複数の屋根面を有する既存の勾配屋根において屋根材を葺き替え、屋根材が葺き替えられた屋根面に装置を設置する装置の設置方法であって、
    (1)前記複数の屋根面のうち特定の屋根面についてのみ既存の屋根材を取り外す工程と、
    (2)前記特定の屋根面に新規のシート状下地防水材を敷設する工程と、
    (3)前記新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着する工程と、
    (4)前記装置用の取付具に対応する特定の屋根材を前記特定の屋根面に葺く工程と、
    (5)前記特定の屋根面と当該屋根面に隣接する既存の屋根材が葺かれた屋根面との間の棟部に棟包金物を被せ固定する工程と、
    (6)前記取付具を介して前記特定の屋根面に前記装置を取り付ける工程と、
    を含む、装置の設置方法。
  2. 前記装置は太陽電池アレイである、請求項1記載の装置の設置方法。
  3. 前記特定の屋根材は、前記既存の屋根材よりも軽量である、請求項1または2記載の装置の設置方法。
  4. 棟部によって区画された複数の屋根面を有する既存の勾配屋根において屋根材を葺き替える屋根の葺き替え方法であって、
    (1)前記複数の屋根面のうち特定の屋根面についてのみ既存の屋根材を取り外す工程と、
    (2)前記特定の屋根面に新規のシート状下地防水材を敷設する工程と、
    (3)前記新規のシート状下地防水材の端部を防水テープにより貼着する工程と、
    (4)前記特定の屋根面に新規の屋根材を葺く工程と、
    (5)前記特定の屋根面と当該屋根面に隣接する既存の屋根材が葺かれた屋根面との間の棟部に棟包金物を被せ固定する工程と、
    を含む、屋根の葺き替え方法。
  5. 前記新規の屋根材の厚み、形状、または材質は、前記既存の屋根材の厚み、形状、または材質とは異なる、請求項4記載の屋根の葺き替え方法。
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