JP2014101195A - シート処理装置、その制御方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】整合部材を備えた積載トレイに薄いシートを積載する場合に、積載済みのシートが折曲がり、品位が低下することを防止する。
【解決手段】排出されたシートを積載する積載トレイ700、701と、第1、第2の整合部材がそれぞれ積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、その積載トレイに積載されたシートを整合する整合部材と、積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合部材による整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶手段に記憶された前記条件とに基づいて、前記整合部材による整合動作を制御する制御手段とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】排出されたシートを積載する積載トレイ700、701と、第1、第2の整合部材がそれぞれ積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、その積載トレイに積載されたシートを整合する整合部材と、積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合部材による整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶手段に記憶された前記条件とに基づいて、前記整合部材による整合動作を制御する制御手段とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、積載トレイに積載されるシートを整合する機能を有するシート処理装置、その制御方法とプログラムに関する。
印刷装置から排紙され、印刷済のシートをトレイ上に積載するシート積載装置では、それらシートを、そのトレイ上で高い精度で整合する性能が要求されている。特許文献1では、積載トレイ上に揃え部材を設け、シートの排出方向と平行であるシートの端面に揃え部材を接離させてシート端面の位置を揃えることにより、積載トレイに積載されたシートを整合して積載することが提案されている。
しかし、薄紙等の坪量の低いシートを整合させる場合、薄紙は曲がりやすいため、整合板がシートの両端を圧接する際、シートの両端が折れ曲がり、シートの品位が低下してしまうおそれがある。また、整合板でシートを整合してもシートが湾曲するのみで、正しい位置にシートを積載して整合することが出来ず、整合品位や積載性が低下するおそれがある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の目的は、積載するシートの属性に応じて整合動作を行うようにすることで、積載したシートを良好に整合できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るシート処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
排出されたシートを積載する積載トレイと、第1、第2の整合部材がそれぞれ前記積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、前記積載トレイに積載されたシートを整合する整合手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合手段による整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶手段に記憶された前記条件とに基づいて、前記整合手段による整合動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
排出されたシートを積載する積載トレイと、第1、第2の整合部材がそれぞれ前記積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、前記積載トレイに積載されたシートを整合する整合手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合手段による整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶手段と、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶手段に記憶された前記条件とに基づいて、前記整合手段による整合動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、積載するシートの属性に応じて整合動作を行うことにより、例えば坪量が小さいために、整合時に、折れたり湾曲して整合しにくいシートであっても、積載されたシートを良好に整合できるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの主要部の断面構造を示す構成図である。
この画像形成システムは、画像形成装置10とシート処理装置としてのフィニッシャ500とを備えている。画像形成装置10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200、及び読み取った画像をシート上に形成(印刷)するプリンタ350を備えている。
原稿給送装置100は、原稿トレイ101上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上の所定の取り位置を経て搬送し、その後、排紙トレイ112へ排出する。このときスキャナユニット104は所定の読取位置に固定されており、原稿が読取位置を通過するときに、その原稿の画像がスキャナユニット104により読み取られる。原稿が読取位置を通過する際に、原稿がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、原稿からの反射光がミラー105,106,107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像され、画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、プリンタ350の露光部110にビデオ信号として入力される。
プリンタ350の露光部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づいて変調したレーザ光を出力する。このレーザ光は、ポリゴンミラー119により走査されながら感光ドラム111上に照射され、感光ドラム111には、その走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像され可視像化される。
印刷に使用されるシートは、プリンタ350に装備されている給紙段114或いは給紙段115から、ピックアップローラ127或いは128の回転により1枚ずつ取り出される。こうして取り出されたシートは、給紙ローラ129或いは給紙ローラ130の回転によりレジストローラ126の位置まで搬送される。図1では説明のため、給紙段を2つだけ示しているが、プリンタ350はこれら以外に不図示の給紙段を備えていても良い。また図示しないオプション給紙装置をプリンタ350に接続することで、給紙段を増設することが可能な構成であってもよい。こうしてシートの先端がレジストローラ126の位置まで達したところで、レジストローラ126が所定のタイミングで回転駆動され、そのシートを感光ドラム111と転写部116との間に搬送する。これにより感光ドラム111に形成された現像剤像は、その給紙されたシート上に転写部116により転写される。こうして現像剤像が転写されたシートは定着部117に搬送され、定着部117は、そのシートを加熱及び加圧することによって、シート上に画像を定着させる。定着部117を通過したシートは、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ350から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。またシートの両面に画像形成を行う場合には、シートは反転パス122を介して両面搬送パス124へ搬送され、再度、レジストローラ126の位置まで搬送される。
次に、本実施形態に係る画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成及び全体システムブロック図について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係る画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラはCPU回路部900を有し、CPU回路部900は、CPU901,ROM902,記憶部903を有している。記憶部903は、RAMやHDDで構成されている。CPU901は、この画像形システム全体の制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM902と、各種データを一時的に記憶するための記憶部903がアドレスバス、データバス(不図示)を介して接続されている。CPU901は、ROM902に格納されている制御プログラムに従って各制御部911,921,922,931,941,951及び外部インターフェース904を総括的に制御する。記憶部903は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送制御部911は、原稿給送装置100をCPU回路部900からの指示に基づいて駆動制御する。イメージリーダ制御部921は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力された画像信号を画像信号制御部922に転送する。画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。画像信号制御部922はまた、コンピュータ905から外部I/F904を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。この画像信号制御部922による処理動作は、CPU回路部900により制御される。プリンタ制御部931は、入力されたビデオ信号に基づき露光部110、プリンタ350を制御し、画像の形成やシートの搬送などを行う。フィニッシャ制御部951はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ500の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。操作表示制御部941は、図1の操作表示部400とCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示部400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。操作表示部400は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部900に出力するとともに、CPU回路部900からの信号に基づいて、対応する情報を操作表示部400に表示する。
図3は、実施形態に係る画像形成装置の操作表示部400を説明する図である。
操作表示部400には、画像形成動作を開始させるためのスタートキー402、画像形成動作を中断するためのストップキー403、置数設定等を行うテンキー404〜413、クリアキー415、リセットキー416などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された表示部420が配置されており、この表示部420の画面上にソフトキーを作成可能となっている。
この画像形成装置では、後処理モードとして、ノンソート、ソート、シフトソート、ステイプルソート(綴じモード)などの各処理モードを有する。このような処理モードの設定などは、操作表示部400からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図3に示す初期画面でソフトキーである「仕上げ」キー417を選択すると、メニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。
次に、フィニッシャ500の構成を図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係るフィニッシャ500の構成を説明する図である。図4(A)はフィニッシャ500を正面からみた図であり、図4(B)は、フィニッシャ500の積載トレイ700,701をシートの排出方向側からみた図である。
まず図4(A)を参照して説明する。
フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理などの後処理を行う。フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出されたシートを搬送ローラ対511により搬送パス520に取り込む。搬送ローラ対511により内部に取り込まれたシートは、搬送ローラ対512,513,514を介して搬送される。搬送パス520上には、搬送センサ570,571,572,573が設けられており、それぞれシートの通過を検出している。搬送ローラ対512は、搬送センサ571とともにシフトユニット580に備え付けられている。
シフトユニット580は、後述するシフトモータM5(図5)により、シートの搬送方向に直交するシート幅方向へシートを移動させることが可能である。搬送ローラ対512がシートを挟持している状態で、シフトモータM5を駆動することにより、シートを搬送しながら、そのシートを幅方向にオフセットすることができる。シフトソートモードでは、部ごとにシート束の位置が幅方向へずらされる。オフセット量としては、例えば、幅方向の中心位置に対して手前側に15mm(手前シフト)、或いは奥側に15mm(奥シフト)が設定される。シフト指定がない場合は、シートは手前シフトと同じ位置に排出される。
フィニッシャ500は、搬送センサ571からの入力により、シートがシフトユニット580を通過したことを検知すると、シフトモータM5(図5)を駆動させて、シフトユニット580をセンター位置へと戻す。搬送ローラ対513と514の間には、搬送ローラ対514によって反転搬送されるシートをバッファパス523に導く切替フラッパ540が配置されている。切替フラッパ540は後述するソレノイドSL1(図5)により駆動される。
搬送ローラ対514と515の間には、上排紙パス521または下排紙パス522に搬送するかを切り替える切替フラッパ541が配置されている。切替フラッパ541は後述するソレノイドSL1により駆動される。切替フラッパ541が上排紙パス521側に切り替わると、バッファモータM2(図5)により回転駆動される搬送ローラ対514により、シートは上排紙パス521へ導かれる。そして、排紙モータM3(図5)により回転駆動される搬送ローラ対515により積載トレイ701へ排出される。上排紙パス521上には搬送センサ574が設けられており、シートの通過を検出している。また切替フラッパ541が下排紙パス522側に切り替わると、バッファモータM2により回転駆動される搬送ローラ対514により、シートは下排紙パス522へ導かれる。そのシートは更に、排紙モータM3により回転駆動される搬送ローラ対516〜518により処理トレイ630へ導かれる。下排紙パス522上には搬送センサ575,576が設けられており、シートの通過を検出している。処理トレイ630へ導かれたシートは、束排紙モータM4(図5)により回転駆動される束排紙ローラ対680により、後処理モードに応じて、処理トレイ630上または積載トレイ700上へ排出される。
また、積載トレイ701上には、図4(B)に示すように、積載トレイ701に排紙されたシートの両方の側端に当接して(叩いて)シートの幅方向を揃える整合動作を行う整合板711a(第1の整合部材)、711b(第2の整合部材)が配置されている。これら整合板711a,711bは、図4(A)では、符号711で示している。同様に、積載トレイ700上には、積載トレイ700に排紙されたシートのシート幅方向を揃えるための整合板710a,710bが配置されている。これら整合板710a,710bは、図4(A)では、符号710で示している。これら整合板710a,710bは、それぞれ後述する下トレイ整合モータM11,M12(図5)により、シート幅方向に移動可能であり、図4(A)で、整合板710aが手前側、整合板710bが奥側に配置されている。また整合板711a,711bは、それぞれ後述する上トレイ整合モータM9,M10(図5)によって同様に駆動され、図4(A)で、整合板711aが手前側、整合板711bが奥側に配置されている。また整合板710,711は、それぞれ後述する上トレイ用の整合板昇降モータM13(図5)、下トレイ用の整合板昇降モータM14(図5)により上下方向に移動される。そして実際に整合処理を行う整合位置(図6(A))と、待機状態にある待機位置(図6(B))との間を、整合板軸713を中心に上下に移動される。
積載トレイ700及び701は、後述のトレイ昇降モータM15,16(図5)により昇降可能となっている。後述の紙面検知センサ720及び721(図4(A))により、トレイまたはトレイ上のシートの最上面が検出される。フィニッシャ500は、紙面検知センサ720,721からの入力に応じて、トレイ昇降モータM15,16を回転駆動することで、常に前述のトレイまたはトレイ上のシートの最上面が一定の位置になるように制御する。また、積載トレイ700及び701上のシートの有無は、紙有無検知センサ730或いは731(図4(A))により検出される。
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部951の構成について図5を参照して説明する。図5は、実施形態に係るフィニッシャ制御部951の構成を示すブロック図である。
フィニッシャ制御部951は、CPU952,ROM953,RAM954等を備えている。フィニッシャ制御部951は、CPU回路部900と通信を行い、コマンドの送受信やジョブの情報、シートの受け渡し通知などのデータ交換を行い、ROM953に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。次にフィニッシャ500に備えられた各種入出力に関して説明する。
フィニッシャ500は、シートの搬送のために、搬送ローラ対511〜513を回転駆動する入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3、シフトモータM5、ソレノイドSL1,SL2、搬送センサ570〜576を備えている。また、フィニッシャ500は、処理トレイ630(図4(A))の各種部材を駆動する手段として、束排紙ローラ680を駆動する束排紙モータM4、整合部材641(図4(A))を駆動する整合モータM6,M7を備える。更に、揺動ガイドを昇降駆動する揺動ガイドモータM8を備えている。また、フィニッシャ500は、積載トレイ700,701を昇降させるためのトレイ昇降モータM15,M16、紙面検知センサ720,721(図4(A))、紙有無検知センサ730,731を備えている。またフィニッシャ500は、積載トレイ上のシートの整合動作ための上トレイ整合モータM9,M10、下トレイ整合モータM11,M12、上トレイ整合板昇降モータM13、下トレイ整合板昇降モータM14を備えている。
図7は、実施形態に係るフィニッシャにおけるシートの搬送を説明する図で、前述の図4(A)と共通する部分は同じ記号で示している。
画像形成装置10からフィニッシャ500へシートPが排出される際、CPU回路部900のCPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952にシートの受け渡しを開始することを通知する。更に、CPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952にシートPのシフト情報、シート幅情報等のシート情報を通知する。CPU952は、シートの受け渡し開始の通知を受け取ると、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3を回転駆動する。その結果、図7に示す搬送ローラ対511,512,513,514,515が回転駆動され、画像形成装置10から排出されたシートPはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。搬送パスセンサ571がシートPを検知すると、搬送ローラ対512がシートPを挟持したことになるので、CPU952は、シフトモータM5を駆動することによりシフトユニット580を移動させ、シートを幅方向へオフセットさせる。CPU901から通知されたシート情報のうちシフト情報が「シフト指定なし」であれば、一律、手前側15mmにオフセットさせる。
切替フラッパ541がソレノイドS1により図7で示す位置に回動駆動されると、シートPは上排紙パス521に導かれる。そして搬送センサ574でシートPの後端の通過が検知されると、CPU952は、搬送ローラ対515が、シートPが積載に適した速度で搬送されるように排紙モータM3を回転駆動して、シートPを積載トレイ701上に排出させる。
[実施形態1]
次に、給紙カセットの設定の処理について図3、図10及び図11を参照しながら説明する。
次に、給紙カセットの設定の処理について図3、図10及び図11を参照しながら説明する。
ユーザが画像形成装置10の操作表示部400において、図3に示す初期画面で「用紙選択」キー418を押下すると、図11に示すような給紙カセット選択画面が表示部420に表示される。ここでユーザは、ジョブに使用するシートのサイズを選択する。図11では、「A4」サイズのシートを収容している給紙段を選択するものとする。図11において、ユーザが「A4」サイズを選択し、OKボタンを押すと、次に図10に示すような用紙タイプ設定画面が表示部420に表示される。
図10は、実施形態1に係る用紙タイプ(用紙の属性)の設定画面の一例を示す図である。
図10に示す画面を使用してユーザは、ジョブに使用するシートのタイプ(用紙タイプ)を選択する。ここでは、「薄紙(60〜79gsm)」を選択するものとする。ここで、「60〜79gsm」は、シートの1平方メートルあたりの質量(単位:g/m2)である坪量を意味する。図10の例では、ユーザが「薄紙(60〜79gsm)」を選択している。ここでOKボタンを押すと給紙カセットのセットが完了する。
次に、実施形態1に係る坪量に対する整合動作を行う枚数の設定について図9を参照して説明する。
図9は、実施形態における、用紙の坪量に対して整合動作を開始する枚数の設定例を示す図である。
ユーザが画像形成装置10の操作表示部400において、図9に示す画面で坪量の範囲と、その範囲に対応する整合動作を開始する枚数を設定する。例えば、図9において、坪量が60グラムから79グラムまでの間のシートがフィニッシャ500で整合される場合、積載トレイに3枚のシートが積載されて、始めて整合動作が実行される。また坪量が80グラムから89グラムまでの間のシートは、積載トレイに2枚積載されて始めて整合動作が実行され、更に、坪量が90グラムから300グラムまでの間のシートは、積載トレイに排出されて積載されるたびに整合動作が実行される。尚、これら設定は用紙タイプ(用紙の属性)毎に設定可能であり、かつ坪量の範囲はこの実施形態に限定されるものでなく、更に、より細かく、或いは粗く設定することが可能である。こうして設定された情報は、坪量などの用紙の属性に関連付けてRAM954に記憶される。
図8は、本発明の実施形態1に係るフィニッシャ500による排紙動作を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはフィニッシャ制御部951のROM953に記憶されており、このプログラムをCPU952が実行することにより、この処理が実現される。
まずS801でCPU952は、CPU901からシート情報が通知されたか否かを判定する。シート情報は、そのシートPがジョブの先頭紙かジョブの最終紙かというジョブ情報、シートの用紙タイプ等を含んでいる。また、このシート情報は、単一のジョブのシート情報でも、複数ジョブにまたがるシート情報でも構わない。シート情報を受信した場合はS802へ進み、シート情報を受信しない場合は再度、S801へ進む。S802でCPU952は、S801で受信したシート情報から、現シートPが、ジョブの先頭紙か否かを判断する。ジョブの先頭紙である場合はS803に進み、ジョブの先頭紙でない場合はS803をスキップしてS804に進む。S803では、CPU952は、RAM954に格納されている、図9に示すような坪量と枚数との設定テーブルを参照し、受信したシート情報の用紙タイプ情報の坪量に対応する整合動作を開始する枚数を取得し、それをRAM954に記憶してS804へ進む。
S804でCPU952は、紙有無検知センサ730或いは731の入力に基づいて、これからシートを排出する積載トレイ上にシートがあるか否かを判定し、シートがないと判定した場合はS806に進み、シートがあると判定した場合はS805に進む。S805でCPU952は、RAM954に記憶された先行するシートの幅を読み出し、現シートPの幅と先行シートの幅とを比較する。ここで、これらシート幅が同一であると判定した場合はS806に進み、シート幅が異なると判定した場合は、整合動作を行わず処理を終了する。
S806でCPU952は、RAM954に記憶された、積載トレイに積載されたシートの枚数を計数する枚数カウンタを参照し、その枚数カウンタに対し、現シートPの枚数である1を加算する。次にS807に進み、CPU952は、S803で取得した整合動作を開始する枚数と、S806で計数した枚数カウンタの値とを比較する。ここで枚数カウンタの値が整合動作を開始する枚数を超えていると判断した場合はS808に進み、超えていない場合は整合動作を行わず処理を終了する。S808では、CPU952は、整合モータM9,M10或いはM11,M12を動作させ、整合板710a,710b、或いは整合板711a,711bを、積載トレイに積載されたシートの側面を揃える整合動作を行って、この処理を終了する。なお、ここでは、枚数カウンタの値が整合動作を開始する枚数を超えていると判断した場合にS808に進み、整合動作を実行する例について説明した。しかしながら、これに限らず、S807でCPU952は、枚数カウンタの値が整合動作を開始する枚数以上であると判断した場合に、整合動作を実行するようにしてもよい。
例えば、積載トレイ701上にシートが無い状態で、5枚のA4サイズのシートに印刷するジョブが入力され、そのシートのタイプが、坪量が60〜79g/m2の「薄紙」に設定されていると仮定する。この場合は図9から、整合動作を開始する枚数は「3」であるため、1,2枚目のシートに対しては整合動作を実行しない。そして、3,4,5枚目のシートに対しては、積載された1,2枚目のシートと併せて整合動作が実行される。このようにして整合動作を実行することにより、整合動作により薄紙が折れ曲がってシートや整合の品位が低下するのを防止でき、更には、シートが湾曲することによる整合性の低下を防止することができる。なお、整合動作を開始する枚数は「3」である場合に、CPU952は、1,2,4,5枚目のシートに対しては整合動作を実行せず、3,6枚目のシートが排紙されたことに従ってシートの整合動作を実行するよう制御してもよい。つまり、CPU952は、整合動作を開始する枚数のシートが排紙されるまでは整合動作を実行せず、整合動作を開始する枚数のシートが排紙されたことに従ってシートの整合動作を実行するよう制御してもよい。また、坪量が大きいほど、シートの側面を叩く回数を増やしてもよい。例えば、坪量が150〜250gsmのシートを排紙する場合、CPU952は、シートを1枚排紙したことに従って2回シートを叩く整合動作を実行するよう制御すればよい。さらに、坪量が250〜300gsmのシートを排紙する場合には、シートを1枚排紙したことに従って3回シートを叩く整合動作を実行するよう制御すればよい。それによって、坪量の大きいシートを、より確実に整合させることができる。
以上説明したように実施形態1によれば、積載するシートのタイプに応じて、積載トレイ上に積載されたシートに対する整合動作を開始する枚数を任意に設定できる。これにより、例えば薄いシートに対する整合動作で、トレイ上でシートが折れ曲がったり、シートが湾曲する等の事態の発生を防止できる。尚、薄いシートに対しては、整合動作を開始する枚数を多くするのが好ましいが、あまり大きい枚数にすると一度にシートを整合できないおそれもあるため、この枚数の設定は経験則等に従うのが望ましい。
[実施形態2]
上述した実施形態1では、薄紙のようなシートの場合、トレイ上に複数枚のシートが積載されてから整合動作を行うことにより、シートの端部が折れ曲がったり整合性が低下することを防ぐ手段について示した。しかしながら、このような枚数の設定は、厚紙のような坪量の高いシートに対してはあまり効果が得られない。
上述した実施形態1では、薄紙のようなシートの場合、トレイ上に複数枚のシートが積載されてから整合動作を行うことにより、シートの端部が折れ曲がったり整合性が低下することを防ぐ手段について示した。しかしながら、このような枚数の設定は、厚紙のような坪量の高いシートに対してはあまり効果が得られない。
これに対して実施形態2では、積載枚数に関わらず常に整合動作を行いながら、シートの品位や整合性の低下を防止する手法について述べる。尚、実施形態2に係る画像形成システムの構成及び画像形成装置10とフィニッシャ500等の構成は前述の実施形態1と同様とし、それらの説明を省略する。
前述の整合板710a,710bを制御する整合モータM11,M12、及び整合板711a,711bを制御する整合モータM9,M10はサーボ制御が可能であり、PWM制御等により、モータの回転数を可変にして整合板を動作させることが可能である。モータを高い回転数で回転させて整合板を動作させると、整合板はより強い圧力でシートを整合する。逆に、モータを低い回転数で回転させて整合板を動作させると、整合板はより弱い圧力でシートを整合する。そこで、シートのタイプに応じて、整合板による整合動作の圧力を変更することにより、シートの品位や整合性の低下を防止する技術について説明する。
図12は、本発明の実施形態2に係る坪量に対する整合板の動作圧力の設定例を示す図である。
ユーザが画像形成装置10の操作表示部400で、図12に示す画面で坪量の範囲と、その範囲に対応する整合板の動作圧力を設定する。例えば、図12において、坪量が60〜79[g/m2]のシートがフィニッシャ500で整合される場合、整合板は10g/cm2の圧力となるよう制御される。同様に、坪量が80〜89[g/m2]のシートの場合、整合板は20g/cm2の圧力となるよう制御され、坪量が90〜300[g/m2]のシートの場合、整合板は30g/cm2の圧力となるよう制御される。尚、この設定は用紙タイプ毎に設定が可能であり、かつ坪量の範囲はこれに限定されるものでなく、ユーザがより細かく、或いは粗く設定することが可能である。この設定は、RAM954に記憶されている。
図13は、本発明の実施形態2に係るフィニッシャ500による排紙動作を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはフィニッシャ制御部951のROM953に記憶されており、このプログラムをCPU952が実行することにより、この処理が実現される。
まずS1301でCPU952は、CPU901から、現シートPのシート情報を受信したか否かを判定する。このシート情報は、このシートPがジョブの先頭紙かジョブの最終紙かというジョブ情報、シートPの用紙タイプを含んでいる。またこのシート情報は、単一のジョブのシート情報でも、複数ジョブにまたがるシート情報でも構わない。シート情報を受信した場合はS1302へ進み、シート情報を受信していない場合は、再度S1301へ進む。S1302では、CPU952は、RAM954に格納されている、図12に示すような坪量と整合動作の圧力の設定テーブルを参照し、受信したシート情報の用紙タイプ情報の坪量に対応する整合動作の圧力を取得し、RAM954に記憶してS1303へ進む。S1303では、CPU952は、紙有無検知センサ730或いは731の入力に基づいて、このシートPを排出する積載トレイにシートがあるか否かを判断し、シートがないと判断した場合はS1305に進み、シートがあると判断した場合はS1304に進む。
S1304では、CPU952は、RAM954に記憶された先行するシートの幅を読み出し、現シートPの幅と比較する。ここで、これらシートの幅が同一である場合はS1305に進み、シート幅が異なる場合は、整合動作を行わず処理を終了する。S1305でCPU952は、RAM954に記憶された、現シートPに対する整合動作の圧力を取得し、トレイ整合モータM9,M10,M11,M12に対し、この整合動作の圧力に対応する回転数を設定する。次にS1306に進み、CPU952は、整合モータM9,M10、或いはM11,M12を回転駆動することで整合板710a,710b、或いは整合板711a,711bを、積載されたシートの側面に当ててシートを揃える整合動作を行う。
例えば、積載トレイ701上にシートが無い状態で、全てがA4サイズの5枚シートに印刷するジョブから印刷済のシートが供給され、用紙タイプが「薄紙」に設定されていると仮定する。この場合、前述の実施形態1と異なり、積載トレイに排出される全てのシートに対して整合動作が行われるが、整合板710a,710b、或いは整合板711a,711bの動作圧力は、薄紙に応じた弱い圧力で整合される。
また、例えば用紙タイプが「厚紙」に設定された場合にも、前述の実施形態1と同様に、全てのシートに対して整合動作が行われる。しかし実施形態1と異なり、整合板710a,710b、或いは整合板711a,711bの動作圧力は、厚紙に応じた強い圧力(図12の例では、30g/cm2)で整合される。このように制御することで、シート(用紙)の坪量に応じて適切な圧力でシートを整合することが可能となる。
以上説明したように本実施形態2によれば、シートのタイプに応じた圧力で、トレイ上でシートの整合動作を行うことができるため、例えば薄紙が湾曲したり、或いは厚紙が整合できないなどの事態の発生を防止できるという効果がある。
[実施形態3]
上述した実施形態1,2では、フィニッシャ500で、シートの坪量に応じて整合動作条件を変更することにより、シートの坪量によらず最適な整合動作を行う例を説明した。しかしながら、これら実施形態1,2では、フィニッシャ500による機構制御の変更が必要となる。
上述した実施形態1,2では、フィニッシャ500で、シートの坪量に応じて整合動作条件を変更することにより、シートの坪量によらず最適な整合動作を行う例を説明した。しかしながら、これら実施形態1,2では、フィニッシャ500による機構制御の変更が必要となる。
これに対して実施形態3では、ジョブの先頭に補助シートを挿入する。これにより、画像形成装置10のコントローラにおける制御のみで、フィニッシャ500の整合動作条件に関わらず、常に一定の整合動作を行ってシートの品位や整合性の低下を防止する例について説明する。
図15は、本発明の実施形態3において、シートの坪量に対する補助シート要否の設定例を説明する図である。
ユーザが画像形成装置10の操作表示部400において、図15に示す画面で坪量の範囲と、その範囲に対応する補助シート要否を設定する。例えば、図15において、坪量が60〜89[g/m2]のシートがフィニッシャ500で整合される場合に補助シートが挿入されるよう制御される。そして坪量が90〜300[g/m2]のシートに対しては補助シートの設定は不要である。尚、この設定は用紙タイプ毎に設定が可能であり、かつ坪量の範囲は、ユーザがより細かく、或いは粗く設定することが可能である。この設定は、記憶部903に記憶されている。
図14は、本発明の実施形態3に係る画像形成装置10のコントローラによる排紙動作を説明するフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはCPU回路部900のROM902に記憶されており、このプログラムをCPU901が実行することにより、この処理が実現される。
まずS1401でCPU901は、外部I/F904或いは操作表示制御部941を介して、ジョブを受信したかどうかを判断する。ジョブを受信した場合はS1402へ進み、ジョブを受信していない場合は、再度S1401へ進む。S1402では、CPU901は、S1401で受信したジョブから、そのジョブで使用するシートの設定情報を抽出する。次にS1403に進み、CPU901は、記憶部903に格納されている、図15に示すような坪量と補助シート要否の設定テーブルを参照し、S1402で抽出したシート情報の用紙タイプ情報の有する坪量に対応する補助シートの要否情報を取得する。そして記憶部903に記憶してS1404へ進む。
S1404では、CPU901は、記憶部903に記憶された補助シートの要否情報を参照し、受信したジョブに補助シートが必要かどうか判断する。補助シートが必要な場合はS1405へ進み、補助シートが不要である場合はS1411で受信ジョブを投入して、この処理を終了する。
S1405では、CPU901は、プリンタ制御部931を介し、現時点で給紙可能な給紙カセットを検索し、給紙されているシート情報を取得する。次にS1406に進み、CPU901は、整合板で整合させる方向のシート幅について、S1405で取得した給紙カセットのシート幅と、S1401で受信したジョブのシート幅とが同じかどうかを判定する。同じ幅である場合はS1407に進み、同じ幅でない場合はS1409に進む。S1409では、CPU901は、プリンタ制御部931を介し、現時点で給紙可能な給紙カセットを全て検索し終えたかどうか判断する。全て検索し終えた場合は、S1410に進み、CPU901は、補助シートとして利用できる給紙カセットが見つからなかったという主旨のエラーを操作表示部400に表示して、この処理を終了する。一方、S1409で、全て検索し終えていない場合はS1405に戻り、再度、給紙可能な給紙カセットの検索を行う。
S1407では、CPU901は、記憶部903に格納されている、図15に示すような坪量と補助シートの要否の設定テーブルを参照し、S1405で取得した給紙カセットのシートの坪量が、補助シートが不要の範囲にあるかどうかを判断する。補助シートが不要の範囲にある場合はS1409に進み、補助シートが必要な範囲である場合はS1408に進む。S1408では、CPU901は、S1401で受信したジョブの前に、取得した給紙カセットのシートを補助シートとして挿入するようジョブを構成し、S1411でジョブを投入し終了する。
例えば、積載トレイ701上にシートが無い状態で、5枚シートに印刷するジョブのシートのサイズが全て「A4」に設定され、用紙タイプが坪量が60〜79[g/m2]に相当する「薄紙」に設定されたと仮定する。更に、別の給紙カセットに、サイズが「A3」で、用紙タイプが「厚紙」に設定されたシートがセットされているとする。
この実施形態3によれば、補助シートとして白紙のA3サイズの厚紙シートが最初に排出され、整合板により整合される。その次に、印刷されたA4サイズの薄紙シートが順次排出され、その排出の度に、薄紙シートが整合板により整合される。ここでは薄紙シートが排出されるたびに整合板により整合されるにも拘らず、積載トレイ701の最下段に、十分な硬さを持つ厚紙のシートが補助シートとして排出されているため、薄紙の端部が折れ曲がるおそれは少なくなる。
(その他の実施形態)
前述の実施形態1〜3では、シートの坪量に基づいて整合動作の調整、或いは補助シートの要否を判断しているが、これをシートの厚さや、シートの弾力性に基づいて判断しても同じ効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
前述の実施形態1〜3では、シートの坪量に基づいて整合動作の調整、或いは補助シートの要否を判断しているが、これをシートの厚さや、シートの弾力性に基づいて判断しても同じ効果を奏することができる。
また、フィニッシャ500の置かれる環境の温度や湿度に応じて、前記整合動作の調整、或いは補助シートの要否を判断してもよい。
また、整合するシートの坪量に基づいて、整合動作時における整合板の移動量を変更するようにしても良い。例えば、シートが薄紙のような坪量の小さいシートの場合には、整合板の移動量を短くし、厚紙のように坪量の大きいシートの場合には、整合板の移動量を長くして整合動作を行うようにしても良い。
また、整合するシートの坪量に基づいて、整合動作時における整合板がシートを叩く強さを変更するようにしても良い。例えば、シートが薄紙のような坪量の小さいシートの場合には、整合板がシートを叩く力を小さくし、厚紙のように坪量の大きいシートの場合には、整合板がシートを叩く力を大きくして整合動作を行うようにしても良い。
これにより上述した実施形態と同様の効果が得られる。
また上述した実施形態の動作を適宜組み合わせて実行するようにしても良い。例えば、薄紙の場合は、トレイに3枚以上積載してから整合動作を開始し、それ以降の整合動作では、薄紙に合わせた圧力、或いは叩く力でシートの整合を行うようにしても良い。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 排出されたシートを積載する積載トレイと、
第1、第2の整合部材がそれぞれ前記積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、前記積載トレイに積載されたシートを整合する整合手段と、
前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合手段による整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶手段と、
前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶手段に記憶された前記条件とに基づいて、前記整合手段による整合動作を制御する制御手段と、
を有することを特徴とするシート処理装置。 - 前記整合動作の条件は、前記積載トレイに積載されるシートの属性に対応した、前記積載トレイに積載されたシートの整合動作を開始するときの前記積載トレイに積載されたシートの枚数であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記整合動作の条件は、前記積載トレイに積載されるシートの属性に対応した、前記第1、第2の整合部材がそれぞれ前記積載トレイに積載されるシートの幅方向の両方の側端に当接する圧力であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記整合動作の条件は、前記積載トレイに積載されるシートの属性に対応して、前記積載トレイにシートを排紙する前に、当該積載トレイに補助シートを排紙するか否かの設定であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記シートの属性は、シートの坪量であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記シートの属性は、シートの厚さであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記積載トレイに積載されるシートの属性と、前記整合手段による整合動作の条件とを関連付ける情報を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 整合手段が、第1、第2の整合部材がそれぞれ積載トレイに積載されるシートの側面に当接して、前記積載トレイに積載されたシートを整合する整合工程と、
記憶手段が、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記整合工程における整合動作の条件とを関連付ける情報を記憶する記憶工程と、
制御手段が、前記積載トレイに積載されるシートの属性と前記記憶工程で記憶された前記条件とに基づいて、前記整合工程における整合動作を制御する制御工程と、
を有することを特徴とするシート処理装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項8に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012254626A JP2014101195A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | シート処理装置、その制御方法とプログラム |
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JP2014101195A true JP2014101195A (ja) | 2014-06-05 |
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ID=51024073
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JP2012254626A Pending JP2014101195A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | シート処理装置、その制御方法とプログラム |
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JP (1) | JP2014101195A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108217249A (zh) * | 2016-12-09 | 2018-06-29 | 佳能精技立志凯株式会社 | 片材处理装置及具备它的图像形成装置 |
-
2012
- 2012-11-20 JP JP2012254626A patent/JP2014101195A/ja active Pending
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