JP2014100418A - スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手術用装置を用いる手術において、状況に応じて迅速に同装置の少なくとも一部の駆動を停止することができるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】手術用装置2の電源用のプラグ25と、電源コンセント100とのそれぞれに、スイッチ装置1のコンセント12、プラグ13を接続する。そして例えば手術用装置2のフットスイッチ24を施術者が操作することによりハンドピース3を駆動し、スイッチ装置1のフットスイッチ10を横にいる指導者が操作する形態において、緊急にハンドピース3の駆動を停止したい場合に指導者がフットスイッチ10を踏んで、手術用装置2への電力供給を遮断する。
【選択図】図1
【解決手段】手術用装置2の電源用のプラグ25と、電源コンセント100とのそれぞれに、スイッチ装置1のコンセント12、プラグ13を接続する。そして例えば手術用装置2のフットスイッチ24を施術者が操作することによりハンドピース3を駆動し、スイッチ装置1のフットスイッチ10を横にいる指導者が操作する形態において、緊急にハンドピース3の駆動を停止したい場合に指導者がフットスイッチ10を踏んで、手術用装置2への電力供給を遮断する。
【選択図】図1
Description
本発明はスイッチ装置に関する。
眼の白内障に対する治療として、患者の白濁した水晶体の嚢内組織を摘出した後に、眼内レンズを嚢内に挿入する手術が広く行われている。白濁した水晶体の嚢内組織の除去のための代表的な手法として、超音波乳化吸引術と呼ばれる手法がある。
この手法では、超音波乳化吸引装置に接続されたハンドピースの先端部材が超音波振動の原理により振動して、水晶体の嚢内を乳化(液化、ゲル化、破砕)し、乳化された組織をハンドピースから装置まで吸引する。同装置は通常、施術者が足で踏んでハンドピースの駆動を操作するためのフットスイッチを備えている。例えば下記特許文献1には、フットスイッチの踏み込み量に応じて灌流圧、吸引流量なども制御する技術が提案されている。
超音波乳化吸引装置を用いた白内障手術は高い技術を習得しなければならず、ある程度の手術回数を経験しないうちは十分な技術が習得できないことが知られている。したがって手術経験が十分でない施術者が白内障手術を行う場合には、通常その横に熟練医師(指導者)が立って指導する。
上述のとおり、白内障手術には施術者が超音波振動したハンドピースの先端によって水晶体嚢内の組織を乳化して吸引する作業が含まれる。この作業においては、施術者が未熟な場合、水晶体嚢をハンドピースの先端で突き破ってしまう不具合を起こすことがある。そのような場合には、横に立った指導者が、水晶体嚢を破りそうになる直前に、声で注意してハンドピースの進行を止めさせることとなる。
しかし、白内障手術は通常局部麻酔で行われるので手術中も患者の意識は覚醒しており、指導者が発した声は施術者だけでなく患者にも聞こえることとなる。したがって、指導者の注意内容によっては、適切な手術が行われているかどうかの不安や疑念を患者がもつこととなり、手術中や手術後に患者と医師の間でトラブルが生じる場合もある。
よって、施術者が未熟な場合にも、上記のようなトラブルが生じることのない方法によって指導者が白内障手術を適切にコントロールできて、例えば水晶体嚢を破損することなどが確実に抑制できる技術の開発が求められる。こうした課題は、白内障手術や眼科手術に限定されず、手術用装置を用いた手術形態において、状況に応じて迅速に同装置の(少なくとも一部の)駆動を停止したい場合がある、あらゆる手術が対象となる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記に鑑み、手術用装置を用いる手術において、状況に応じて迅速に同装置の少なくとも一部の駆動を停止することができるスイッチ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るスイッチ装置は、電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部に電力を供給するように制御する第1制御部と、を備えた手術用装置に対するスイッチ装置であって、前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記駆動部への電力供給を遮断するように制御する第2制御部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、第2操作部を踏むという簡単な操作により、第1操作部が操作されているか否かに関わらず、手術用装置への電源供給をただちに遮断できる。したがって例えば施術者が第1操作部を操作し、その横に位置する指導者が第2操作部を操作する形態で、状況に応じて緊急に駆動を停止しなければならない手術において、従来のように指導者が声で注意して停止させる必要がなく、指導者が足で踏むのみで駆動部が停止できる。
また本発明に係るスイッチ装置は、電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部へ電力を供給するように制御する第1制御部と、を備えた手術用装置に対するスイッチ装置であって、前記駆動部に電力を供給するための接続部と着脱可能に接続される第1接続部と、電力を供給する電力源と着脱可能に接続される第2接続部と、前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な接続を遮断するように制御する第2制御部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、手術用装置と電源との間にスイッチ装置を接続する簡単な構成において、第2操作部を踏むという簡単な操作により、手術用装置への電源供給をただちに遮断できる。したがって例えば施術者が第1操作部を操作し、その横に位置する指導者が第2操作部を操作する形態で、状況に応じて緊急に駆動を停止しなければならない手術において、従来のように指導者が声で注意して停止させる必要がなく、指導者が足で踏むのみで駆動部が停止できる。
また、前記第2制御部は、前記第1接続部と第2接続部との間が電気的に遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な遮断を解除するように制御するとしてもよい。この発明によれば、第2操作部に対して所定の操作を行うことにより電力遮断を解除できるので、手術の進行に支障が生じない。
また本発明に係るスイッチ装置は、電力が供給されて駆動する駆動部と、前記駆動部と電気的に接続された第1接続部と、前記手術用装置に組み込まれて配置されて、前記手術用装置における外部から電力が供給される部位と電気的に接続された第2接続部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けていない状態で前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記第1接続部と第2接続部との間を電気的に接続するように制御し、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な接続を遮断するように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、踏むと電力供給が行われる第1操作部と、逆に踏むと電力供給を遮断する第2操作部と、を備えるという新規な構成の手術用装置によって、例えば施術者が第1操作部を操作し、その横に位置する指導者が第2操作部を操作する形態で、状況に応じて緊急に駆動を停止しなければならない手術において、従来のように指導者が声で注意して停止させる必要がなく、指導者が足で踏むのみで駆動部が停止できる。
また前記制御部は、前記第1接続部と第2接続部との間が電気的に遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な遮断を解除するように制御するとしてもよい。この発明によれば、第2操作部に対して所定の操作を行うことにより電力遮断を解除できるので、手術の進行に支障が生じない。
また本発明に係るスイッチ装置は、電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部に電力を供給するように制御する第1制御部と、を備え、前記第1操作部が所定の第1接続部を介して着脱可能に配置された手術用装置に対して、前記第1操作部を第1接続部から離脱させて装着されるスイッチ装置であって、前記第1接続部と接続するための第2接続部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けていない状態で前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら、前記駆動部へ電力を供給することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御し、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記駆動部への電力供給を遮断することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御する第2制御部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、踏むと電力供給が行われる第1操作部と、逆に踏むと電力供給を遮断する第2操作部と、を備えるという新規な構成のスイッチ装置が実現される。これを従来の第1操作部のみからなるスイッチ装置と取り替えることにより、例えば施術者が第1操作部を操作し、その横に位置する指導者が第2操作部を操作する形態で、状況に応じて緊急に駆動を停止しなければならない手術において、従来のように指導者が声で注意して停止させる必要がなく、指導者が足で踏むのみで駆動部が停止できる。
また前記第2制御部は、前記駆動部への電力供給が遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記駆動部への電力遮断を解除することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御するとしてもよい。この発明によれば、第2操作部に対して所定の操作を行うことにより電力遮断を解除できるので、手術の進行に支障が生じない。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施例1におけるスイッチ装置を含むシステム構成例を示している。
実施例1は、スイッチ装置1を白内障手術用の超音波乳化吸引装置2とは別体に構成する例である。超音波乳化吸引装置2にはハンドピース3が接続される。施術者がハンドピース3を手で把持して操作することで白内障手術における水晶体内の組織(核)の乳化や吸引などがなされる。スイッチ装置1の内部構成例は図2に示される。
図1のとおり、超音波乳化吸引装置2(装置)は、電力供給部20、灌流部21、吸引部22、制御部23、フットスイッチ24、プラグ25、スイッチ回路26、パワーボタン27、入力部28を備える。
電力供給部20はハンドピース3へ電力を供給する部位であり、例えば、商用電力をハンドピースに適した電圧に変換するなどして、電力ケーブルを通じてハンドピース3へ電力を供給する。ハンドピース3は、供給された電力によって超音波振動の原理で先端部を振動させる。患者の水晶体内にハンドピース3の先端が挿入され振動することにより、水晶体内の組織が破砕(乳化)される。
灌流部21はハンドピース3へ灌流水(例えば生理食塩水)を供給する部位である。ハンドピース3は供給された灌流水を、自身の先端から施術部位に供給する。吸引部22は、例えばバキューム部を備えてハンドピース3に対して吸引力を発生させる部位である。この吸引力により、ハンドピース3の先端に形成された孔部から、破砕された水晶体内組織や灌流水を吸引して超音波乳化吸引装置2へ回収する。
制御部23は、以上の電力供給部20、灌流部21、吸引部22を含めた超音波乳化吸引装置2の全体の処理を司る部位である。制御部23は、例えば通常のコンピュータと同様の構成、すなわち各種演算や指令を発するCPUや、各種情報を記憶するメモリ230(RAMや不揮発性の記憶部などを含む)を備えるとすればよい。
フットスイッチ24は、施術者が足で踏むことにより、ハンドピース3への電力供給、灌流供給、吸引力の生成を制御する部位である。図1のとおり、フットスイッチ24は装置2に対して着脱可能となっており、コネクタ240とコネクタ241とが接続されることにより制御部23とフットスイッチ24の間の信号の送受信が可能となる。プラグ25は、装置2への電力供給のために商用電力のコンセントへ接続される部位である。スイッチ回路26は、プラグ25と装置2の各部との間に配置されるスイッチ回路である。パワーボタン27は装置2の使用者が操作(例えば押下)するボタンであり、パワーボタン27の操作により、プラグ25を通じて商用電力が装置2の各部に供給される。
入力部28は、装置2の使用者による各種入力を受け付ける部位である。使用者は例えば白内障手術における各種入力のうちで、フットスイッチ24による制御入力以外の入力を入力部28により例えば手で入力する。
図1に示すとおり、制御部23から電力供給部20、灌流部21、吸引部22へ、制御部23からの制御信号の伝達のための信号線が配置されている。またスイッチ回路26の図示左側の端子から、電力供給部20、灌流部21、吸引部22へ、電力供給のための電力線が配置されている。この電力線の途中にはスイッチ回路200、210、220が配置されており、制御部23からの制御信号により、各々のスイッチ回路200、210、220の開閉(接続と遮断)が制御される。
上述のとおり、使用者(施術者)がフットスイッチ24を足で踏むことにより、ハンドピース3への電力供給、灌流供給、吸引力の生成を制御する。具体的には、フットスイッチ24が踏み込みを検出すると、その情報が制御部23に送られ、それにより制御部23がスイッチ回路200、210、220を閉じる(接続状態にする)。
次に、スイッチ装置1aは、超音波乳化吸引装置2への電力供給を状況に応じて迅速に遮断するために(あるいは接続と遮断とを切り替えるために)装備される装置である。基本的な実施形態においては、フットスイッチ24を白内障手術の施術者(執刀医)が踏んで操作し、スイッチ装置1aのフットスイッチ10を施術者の横に位置して施術者の手術を指導する指導者(上席医師)が踏んで操作する。
スイッチ装置1aは、フットスイッチ10、スイッチ回路11、コンセント12、プラグ13を備える。フットスイッチ10は、上述のとおり基本的な実施形態ではフットスイッチ24とは別の人が踏んで操作するためのスイッチである。スイッチ回路11は、フットスイッチ10から踏み込みを検出したことを示す信号(踏み込み検出信号)を受けて開閉される部位である。例えば、踏み込み検出信号を受信するごとに(ただちに)開閉を繰り返す形態、あるいは踏み込んでいる間は遮断し、踏み込みがなくなったら接続する形態などとすればよい。
コンセント12は、超音波乳化吸引装置2のプラグ25と接続される部位である。プラグ13は商用電力のコンセント100と接続される部位である。コンセント12、プラグ13は手術中常時接続しておけばよい。例えば図1のように、スイッチ回路11とコンセント12は共通の筐体のなかに配置し、そこから信号線(ケーブル)18を延ばしてその先端にフットスイッチ10を接続する。ケーブル18は、タッチセンサ16により踏み込みが検出されたら、それを示す信号をスイッチ回路11へ送る。ケーブル18は十分な長さと弾性を有するように構成すればよく、それにより施術場所におけるフットスイッチ10の配置場所に自由度が与えられる。
図2の例では、フットスイッチ10はペダル部14、本体部15、タッチセンサ16、バネ部17を備える。ペダル部14は使用者(指導者)が足で踏み込む部位である。使用者の踏み込みにより所定の軸まわりに回動する。本体部15はペダル部14、タッチセンサ16、バネ部17が取り付けられて、スイッチ装置1a0の本体となる部位である。
タッチセンサ16は、使用者が踏み込むことで回動したペダル部14と接触すると、踏み込みを検出するセンサである。タッチセンサは、接触を検出する周知の原理、構造を有するとすればよい。バネ部17は本体部15とペダル部14との間に配置されて、使用者がペダル部14を踏み込んでいない状態ではペダル部14とタッチセンサ16とを接触させないように機能する。上記のとおり、フットスイッチ24は踏み込むと(あるいは踏み込んでいる間)ハンドピース3が駆動するのに対して、フットスイッチ10は踏み込むと(あるいは踏み込んでいる間)ハンドピース3が停止する。
以上の構成において、白内障手術開始時には、プラグ25とコンセント12、そしてプラグ13とコンセント100とを接続した状態で、まず使用者はパワーボタン27を操作する。これによりスイッチ回路26が閉鎖されて、超音波乳化吸引装置2全体に電力が供給される。次に使用者は入力部28に対して手で各種設定入力などを行う。
そして施術者がフットスイッチ24を足で踏み込むことにより、制御部23がスイッチ回路200、210、220を閉鎖して、ハンドピース3への電力供給、灌流水供給、吸引力の発生が開始される。施術者は、ハンドピース3の振動した先端で水晶体内の組織(核)を破砕して、灌流水とともに装置2の方へ吸引する。これにより、白内障により白濁した水晶体の内部が嚢だけ残して空の状態にされる。その後に例えば空の嚢内に眼内レンズを装着する。
以上のような超音波乳化吸引処置を用いた手術の途中で、例えば水晶体の嚢が破損されることを防止するためにスイッチ装置1aが用いられる。具体的な状況の例としては、施術者がハンドピースの操作を誤って水晶体の嚢を破損してしまうそうになったことを横に位置した指導者が気づいたときに、直ちに指導者がフットスイッチ10を踏み込む。
これにより、スイッチ回路11が開放され、乳化吸引装置2への電力供給がただちに遮断される。これにより、水晶体の嚢が破損される前にハンドピース3の駆動が停止される。このように実施例1のスイッチ装置1aは、超音波乳化吸引装置2と商用電源との間に配置される簡素な構成によって、施術者以外の人によりハンドピース3の駆動を迅速に停止する効果が実現できる。
さらに、乳化吸引装置2への電力供給が遮断された後に、指導者がフットスイッチ10に対して上述のように所定の操作(ペダル部14を初期位置に戻す操作やもう一度踏む操作など)を行うことにより、スイッチ回路11が再び閉鎖(接続)されて、乳化吸引装置2への電力供給がただちに回復する。よって、例えば施術者がハンドピース3を水晶体嚢に近い位置から退避させたら、ただちにハンドピース3の駆動を再開できるので、手術の進行に支障を生じない。
次に実施例2を説明する。実施例2では、スイッチ装置1bを超音波乳化吸引装置2’に組み込んで構成する。実施例2におけるシステム構成例は図3に示されている。図3における図1や図2と同符号の部位は上記説明と同様であるので重複する説明は省略する。
超音波乳化吸引装置2’(装置)は、第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10を備える。例えば、第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10はそれぞれ、上述のフットスイッチ24、フットスイッチ10と同様の構成や機能を備えるとすればよい。図3のとおり、第2フットスイッチ10は装置2’に対して着脱可能となっており、コネクタ19とコネクタ242とが接続されることによりフットスイッチ10からスイッチ回路203への信号の送信が可能となる。
また装置2’はスイッチ回路203を備える。スイッチ回路203の一方の端子201はスイッチ回路200、210、220と接続され、スイッチ回路203の他方の端子202は、スイッチ回路26と接続される。これにより、例え制御部23からの制御によってスイッチ回路200、210、220が閉じられていても、スイッチ回路203が開放されると、電力供給部20、灌流部21、吸引部22への電力供給は遮断される。
図3のとおり、第2フットスイッチ10はスイッチ回路203と接続されるように配置される。第2フットスイッチ10の操作により、スイッチ回路203の開閉が制御される。例えば第2フットスイッチ10を踏み込むごとにスイッチ回路203の開閉が切り替えられるとしてもよく、第2フットスイッチ10を踏み込んでいる間はスイッチ回路203が遮断され、踏み込んでいない間はスイッチ回路203が接続されるとしてもよい。これにより、実施例1と同様に、施術者の横に位置する指導者がフットスイッチ10を踏み込むことによりただちにハンドピース3の駆動が停止できる。
実施例2の構成では、第2フットスイッチ10の操作によって制御部23などの装置2の他の部位への電力供給が停止されないので制御部23の各種制御などに支障がきたさない等の効果が得られる。
次に実施例3を説明する。実施例3においても、実施例2と同様、スイッチ装置1cを超音波乳化吸引装置2”に組み込んで構成する。実施例3におけるシステム構成例は図4に示されている。図4における上述の図と同符号の部位は上記説明と同様であり重複する説明は省略する。
図4の超音波乳化吸引装置2”も、図3の超音波乳化吸引装置2’と同様、第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10を備えるが、超音波乳化吸引装置2”では第2フットスイッチ10は制御部23に接続される。したがって制御部23に第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10の両方が接続される形態となる。この構成で制御部23は、入力部28からの各種の入力信号に加えて、第1フットスイッチ24への操作信号、第2フットスイッチ10への操作信号を受信して、これらを総合的に判断して乳化吸引装置2”における各種制御内容を決定する。
制御部23の処理手順の例が図5に示されている。この処理手順におけるユーザによる手動操作以外の処理は例えば、予めプログラム化してメモリ230に記憶しておいて、制御部23が呼び出して自動的に処理すればよい。
図5の手順ではまずS10でユーザがパワーボタン27を操作する。これにより超音波乳化吸引装置2”の全体に電力が供給される。続いてユーザはS20で入力部28を用いて各種設定を行う。
次にS30で制御部23は、第1フットスイッチ24に対する操作が行われたか、すなわち第1フットスイッチ24から踏み込み検出信号を受信したか否かを判断する。踏み込み検出信号は、施術者がハンドピース3の駆動を指令するためにフットスイッチ24を踏み込んだことを検出した信号である。踏み込み検出信号を受信した場合(S30:YES)はS40に進み、踏み込み検出信号を受信していない場合(S30:NO)はS60に進む。
S40に進んだら制御部23は、第2フットスイッチ10への操作があったか否か、すなわちすなわち第2フットスイッチ10からの踏み込み検出信号を受信したか否かを判断する。第2フットスイッチ10からの踏み込み検出信号を受信した場合(S40:YES)はS60に進み、踏み込み検出信号を受信していない場合(S40:NO)はS50に進む。
S50に進んだ場合は、施術者がハンドピース3を駆動するために第1フットスイッチ24を踏み込んでおり、かつ指導者はハンドピース3を停止させるためにフットスイッチ10を踏み込んでいない場合である。したがってS50に進んだら制御部23は、ハンドピース3を駆動する。つまり、制御部23からの指令により、スイッチ回路200における端子201、202間、スイッチ回路210における端子211、212間、スイッチ回路220における端子221、222間が接続される。同時にハンドピース3先端からの灌流水の供給処理や吸引処理も行う。
S60に進んだ場合は、施術者が第1フットスイッチ24を踏み込んでいないか、あるいは指導者がハンドピース3を停止させるためにフットスイッチ10を踏み込んでいる場合である。したがってS60に進んだら制御部23は、ハンドピース3を停止する(ハンドピース3を駆動状態から停止状態に切り替える、あるいはハンドピース3の停止状態を継続する)。つまり、制御部23からの指令により、スイッチ回路200における端子201、202間、スイッチ回路210における端子211、212間、スイッチ回路220における端子221、222間の接続が遮断される。
そしてS70に進んだら制御部23は、パワーボタン27がユーザによってオフとされたか否かを判断する。オフとされた場合(S70:YES)は図5の処理を終了し、依然としてオンの場合(S70:NO)はS30に戻って上記手順を繰り返す。これにより、パワーボタン27がオンの期間はS30からS60の処理が繰り返される。以上が図5の処理手順である。なお上記S40は第2フットスイッチ10を踏み込んでいる期間は肯定判断(YES)となる形態だが、第2フットスイッチ10を1度踏むと肯定判断となり、もう1度踏むと否定判断(NO)となる、つまり1度踏むごとに交互に肯定判断と否定判断とが入れ替わる形態でもよい。
以上の手順によって、実施例3の形態では、制御部23が第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10への踏み込みの有無を総合的に判断して適切にハンドピース3の駆動および停止が制御できる。したがってハンドピース3の駆動停止が装置2の他の制御などに悪影響を与えることがない。
次に実施例4を説明する。実施例4においては、スイッチ装置1dを超音波乳化吸引装置2に装着する。実施例4におけるシステム構成例は図6に示されている。図6における上述の図と同符号の部位は上記説明と同様であり重複する説明は省略する。
上述のとおり従来技術では装置2にフットスイッチ24を装着して使用するが、このフットスイッチ24はコネクタ241に対して着脱可能となっている。そこで実施例4では、従来のフットスイッチ24(図1のフットスイッチ24)をコネクタ241から離脱して、新たにスイッチ装置1dをコネクタ241に装着する。
スイッチ装置1dは、第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10、コネクタ19、制御部190、プラグ192を備える。第1フットスイッチ24、第2フットスイッチ10は上述と同様とし、基本的な使用形態としては第1フットスイッチ24を施術者が操作し、第2フットスイッチ10をその横の指導者が操作する。スイッチ装置1dでは、この2つのフットスイッチが制御部190に接続されている。
制御部190は通常のコンピュータと同様の構成、すなわち各種演算や指令を発するCPUや、各種情報を記憶するメモリ191(RAMや不揮発性の記憶部などを含む)を備えるとすればよい。、プラグ192が商用電力のコンセント100に接続されることによってスイッチ装置1dに電力が供給される。
コネクタ19はコネクタ241と接続可能な構造を有する。コネクタ241は従来技術においてフットスイッチ24のコネクタ240が接続されるコネクタであり、従来はフットスイッチ24が踏み込むまれたことを示す信号を通すコネクタであった。実施例4では、このコネクタ241を(そして装置2を)何ら変更を施さずを利用する。すなわち、コネクタ241にコネクタ19を接続し、これを通じて制御部190からの信号が制御部23に送られる。制御部190から送られる信号は、後述するように、第1フットスイッチ24と第2フットスイッチ10への操作(踏み込み)に応じた信号である。
なお図6に示すとおり、制御部190にコネクタ241を設けて、ここに図1のフットスイッチ24のコネクタ240を接続するようにしてもよい。この形態ならば、従来からのフットスイッチ24がそのままスイッチ装置1dのなかで利用できる。
制御部190の処理手順の例が図7に示されている。この処理手順におけるユーザによる手動操作以外の処理は例えば、予めプログラム化してメモリ191に記憶しておいて、制御部190が呼び出して自動的に処理すればよい。図7の手順では、図5のS50,S60がそれぞれS55、S65に置き換えられている。それ以外の手順は図5における同符号の処理と同様の処理を行う。
S55において制御部190は、ハンドピース駆動信号をコネクタ19を通じて装置2(制御部23)へ向けて送信する。ここでハンドピース駆動信号は、従来技術(図1でスイッチ装置1aを備えない構成)においてフットスイッチ24を踏むとフットスイッチ24から装置2へ向けて送信される信号である。またS65において制御部190は、ハンドピース駆動信号のコネクタ19を通じた装置2(制御部23)への送信を停止する。したがって図5と同様の作用が実現される。
実施例4により、従来からある超音波乳化吸引装置2に変更を施さず、そのコネクタ241にフットスイッチ24を接続する形態からスイッチ装置1dを接続する形態に切り替えるのみで、迅速にハンドピース3の駆動を停止できる構成が実現できる。
以上説明した本発明の実施形態は、特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更可能である。例えば上記実施例では白内障手術の場合を示したが、本発明はこれに限定されず、状況に応じて駆動を迅速に停止したい場合がある手術装置に適用できる。また実施例3などでは、フットスイッチ10に踏み込み操作があったら、電力供給部20、灌流部21、吸引部22のすべてを停止せず、電力供給部20のみを停止する形態でもよい。
1a、1b、1c、1d スイッチ装置
2 超音波乳化吸引装置(手術用装置)
3 ハンドピース(駆動部)
10 (第2)フットスイッチ(第2操作部)
11 スイッチ回路(制御部)
12 コンセント(第1接続部)
13 プラグ(第2接続部)
24 (第1)フットスイッチ(第1操作部)
200、210、220 スイッチ回路
201、211、221 端子(第1接続部)
202、212、222 端子(第2接続部)
203 スイッチ回路(制御部)
2 超音波乳化吸引装置(手術用装置)
3 ハンドピース(駆動部)
10 (第2)フットスイッチ(第2操作部)
11 スイッチ回路(制御部)
12 コンセント(第1接続部)
13 プラグ(第2接続部)
24 (第1)フットスイッチ(第1操作部)
200、210、220 スイッチ回路
201、211、221 端子(第1接続部)
202、212、222 端子(第2接続部)
203 スイッチ回路(制御部)
Claims (7)
- 電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部に電力を供給するように制御する第1制御部と、を備えた手術用装置に対するスイッチ装置であって、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、
前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記駆動部への電力供給を遮断するように制御する第2制御部と、
を備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部へ電力を供給するように制御する第1制御部と、を備えた手術用装置に対するスイッチ装置であって、
前記駆動部に電力を供給するための接続部と着脱可能に接続される第1接続部と、
電力を供給する電力源と着脱可能に接続される第2接続部と、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、
前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な接続を遮断するように制御する第2制御部と、
を備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記第2制御部は、前記第1接続部と第2接続部との間が電気的に遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な遮断を解除するように制御する請求項2に記載のスイッチ装置。
- 電力が供給されて駆動する駆動部と、
前記駆動部と電気的に接続された第1接続部と、
前記手術用装置に組み込まれて配置されて、前記手術用装置における外部から電力が供給される部位と電気的に接続された第2接続部と、
第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、
前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けていない状態で前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記第1接続部と第2接続部との間を電気的に接続するように制御し、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な接続を遮断するように制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記制御部は、前記第1接続部と第2接続部との間が電気的に遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記第1接続部と第2接続部との間の電気的な遮断を解除するように制御する請求項4に記載のスイッチ装置。
- 電力が供給されて駆動する駆動部と、第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら前記駆動部に電力を供給するように制御する第1制御部と、を備え、前記第1操作部が所定の第1接続部を介して着脱可能に配置された手術用装置に対して、前記第1操作部を第1接続部から離脱させて装着されるスイッチ装置であって、
前記第1接続部と接続するための第2接続部と、
第1の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第1操作部と、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者からの足で踏む操作を受け付ける第2操作部と、
前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けていない状態で前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けたら、前記駆動部へ電力を供給することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御し、前記第2操作部が前記踏む操作を受け付けると、前記第1操作部が前記踏む操作を受け付けているか否かに関わらず、前記駆動部への電力供給を遮断することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御する第2制御部と、
を備えたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記第2制御部は、前記駆動部への電力供給が遮断された状態で、前記第2操作部に対する所定の操作に応じて、前記駆動部への電力遮断を解除することを指令する信号を前記第2接続部に向けて送信するように制御する請求項6に記載のスイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255930A JP2014100418A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255930A JP2014100418A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014100418A true JP2014100418A (ja) | 2014-06-05 |
Family
ID=51023534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012255930A Pending JP2014100418A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014100418A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117617U (ja) * | 1991-02-08 | 1992-10-21 | 一夫 市川 | 眼科手術装置 |
JPH08117242A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-14 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波振動子用駆動装置 |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012255930A patent/JP2014100418A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04117617U (ja) * | 1991-02-08 | 1992-10-21 | 一夫 市川 | 眼科手術装置 |
JPH08117242A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-14 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波振動子用駆動装置 |
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