JP2014098501A - 空気調和機及び空調制御プログラム - Google Patents

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保明 宮馬
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Abstract

【課題】赤外線カメラ等の新たなセンサを導入することがなく、また、ユーザに特段の負担を強いずに、活動量の誤差を補正することができ、従来よりも高精度な快適性指標に基づいた空調制御を可能とする空気調和機及び空調制御プログラムを提供する。
【解決手段】PMVに基づいて機械設定温度TPMVを算出する機械設定温度算出部13を備えた空気調和機であって、機械設定温度TPMVを受け付ける機械設定温度受付部14と、ユーザ設定温度Tを受け付けるユーザ設定温度受付部15と、機械設定温度TPMV及びユーザ設定温度Tのいずれかに基づいて、空調制御を行う空調制御部16と、機械設定温度TPMV及びユーザ設定温度Tに基づいて、活動量の誤差を補正する活動量補正部17と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、人間の温冷感に影響を与える複数のパラメータから算出される快適性指標に基づいて空調制御を行う空気調和機、及び、該空気調和機の制御に用いられる空調制御プログラムに関するものである。
例えばPMV等の快適性指標に基づいて空調制御を行う場合、空調対象空間内の活動量を取得する必要がある。特許文献1に記載の空気調和機では、予め設定された活動量を時間ごとに呼び出してPMVの値を算出するよう構成されている。また、特許文献2に記載の空気調和機では、赤外線カメラの画像からユーザの動きを検知して活動量を算出するよう構成されている。
特許文献1の方法の場合、活動量が予め定められているため、空調対象空間内におけるユーザの人数や、その他状況が変化することで活動量の誤差が大きく発生することがある。また、特許文献2の方法の場合は、既存の空気調和機には通常設けられていない赤外線カメラを新たに付加する必要があり、導入コストの上昇を招いてしまう。
上述した問題を解決することを意図して、赤外線カメラを用いずに予め定められた活動量を適宜補正するように構成された空気調和機が特許文献3に記載されている。この特許文献3に示されている従来の施設管理システムでは、人員収容ゾーンにおけるユーザから申告された快適感情報に基づき、快適指標値の算出モデルを用いてユーザの活動量を逆算し、この逆算結果に基づき、快適指標値の算出に用いる活動量を更新することで、人員収容ゾーンにおける真の快適指標値を得ようとしている。
特開平05−87386号公報 特開2011−174665号公報 特開2004−271093号公報
しかしながら、この従来の施設管理システムでは、人員収容ゾーンにおける各ユーザが、快適感情報を申告する必要があるため、ユーザの負担が大きいものとなっていた。また、快適感情報の申告にあたって、ユーザ全員の協力が得られない場合、活動量の更新を正確に行うことができない結果、快適指標値の算出を正確に行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は上述したような問題を鑑みてなされたものであり、赤外線カメラ等の新たなセンサを導入することがなく、また、ユーザに特段の負担を強いずに、活動量の誤差を補正することができ、従来よりも高精度な快適性指標に基づいた空調制御を可能とする空気調和機及び空調制御プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の空気調和機は、空調対象空間内に存在するユーザの活動量を少なくとも含む複数のパラメータから算出される快適性指標に基づいて、前記空調対象空間内の設定温度として設定される機械設定温度を算出する機械設定温度算出部を備えた空気調和機であって、前記機械設定温度算出部で算出される前記機械設定温度を受け付ける機械設定温度受付部と、前記ユーザの操作に応じて設定される設定温度であるユーザ設定温度を受け付けるユーザ設定温度受付部と、前記機械設定温度受付部で受け付けた前記機械設定温度、及び、前記ユーザ設定温度受付部で受け付けた前記ユーザ設定温度のいずれかに基づいて、空調制御を行う空調制御部と、前記機械設定温度及び前記ユーザ設定温度、又は、設定された時間帯の異なる複数のユーザ設定温度に基づいて、前記活動量の誤差を補正する活動量補正部と、を備えたことを特徴とする。
このように構成すれば、機械設定温度とユーザ設定温度、又は、ユーザ設定温度だけに基づいて、活動量の誤差を補正することができる。その結果、補正後の活動量を用いることで、前記機械設定温度算出部において正確な快適性指標に基づきより正確な機械設定温度の再算出を実現することができる。
言い換えると、本発明であれば活動量に誤差が含まれているために、機械設定温度算出部において算出され、前記空調制御部において用いられる機械設定温度が現状に対して最適なものでない場合において、現状に不満のあるユーザにより変更されるユーザ設定温度を利用して、活動量を補正することができる。
すなわち、従来のようにユーザに意識的に現在の快適性について申告してもらう等の特段の負担を強いることなく、空気調和機に元々備え付けられている既存の設備を用いて、自然に行われるユーザの設定温度の変更という行動に基づいて活動量の誤差を修正できる。
より具体的には、本発明の空気調和機では、例えば、元々備え付けられているリモコン等の操作に応じてユーザ設定温度を受け付けることができるので、従来のような快適感情報の申告といった特別な操作をユーザに強いることなく、空気調和機を使用する際にユーザが通常行うリモコン操作を利用して、活動量の誤差を修正できる。
このように、本発明の空気調和機では、従来のように新たな赤外線カメラや申告用設備を導入することなく、空気調和機に元々備え付けられている既存の設備を用いて、活動量の誤差を修正できる。そのため、従来よりも低コストで、快適性を保ちながらも省エネを実現可能な空調制御を行うことができる。
活動量の誤差が大きいほど、機械設定温度とユーザ設定温度との乖離が大きくなる傾向にあることを利用して、活動量の誤差の大きさを反映した活動量誤差の修正を実現できるという効果を得るには、前記活動量補正部が、前記機械設定温度と前記ユーザ設定温度とが異なる場合に、前記機械設定温度と前記ユーザ設定温度との温度差に基づいて、前記活動量の誤差を補正することが好ましい。
例えば昼休み等の休憩時間帯においては節電のために空気調和機を停止させるような時間帯によって空気調和機の運転状況がユーザにより大きく変更されている場合でも、確実に活動量の誤差を定量化できるようにするには、前記活動量補正部が、予め設定された活動量である基準活動量に基づいて前記機械設定温度算出部が算出した機械設定温度と、当該機械設定温度からユーザが変更したユーザ設定温度の温度差に基づいて前記活動量の誤差を算出する誤差算出部と、前記誤差算出部において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部と、を備えていればよい。
機械設定温度を用いずに、ユーザ設定温度だけに基づいて活動量の補正を行えるようにして、機械設定温度を算出する元になる快適性指標を算出するための活動量以外のパラメータの誤差影響を受けないようにし、活動量の誤差の推定精度をより高めるには、前記活動量補正部が、前記空調対象空間内に存在する各ユーザが休憩する休憩時間帯において、前記ユーザ設定温度受付部が受け付けたユーザ設定温度である休憩時間帯ユーザ設定温度を記憶する休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部と、前記空調対象空間内に存在する各ユーザが活動する活動時間帯において、前記ユーザ設定温度受付部が受け付けたユーザ設定温度である活動時間帯ユーザ設定温度を記憶する活動時間帯ユーザ設定温度記憶部と、前記休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部に記憶されている前記休憩時間帯ユーザ設定温度と、前記活動時間帯ユーザ設定温度記憶部に記憶されている前記活動時間帯ユーザ設定温度との温度差に基づいて、前記活動量の誤差を算出する誤差算出部と、前記誤差算出部において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部と、を備えていればよい。
活動量の誤差を一定期間計測し、それらの値を利用することで、突発的な外部からの影響を受け難くして、平均的な活動量の取得を実現できるという効果を得るには、前記補正値算出部が、前記誤差算出部において所定日数間において算出された活動量の誤差の平均値に基づいて活動量補正値を算出するように構成されていることが好ましい。
活動量誤差が最も大きい、又は、最も小さい日に合わせて快適性指標が算出されるようにし、安全側の空調制御を可能とするには、前記補正値算出部が、前記誤差算出部において所定日数間において算出された活動量の誤差の最大値に基づいて活動量補正値を算出するように構成されている。
室温、輻射温度、風速、湿度、着衣量、及び、代謝量の6要素の組み合せを変化させた環境試験結果を基に定量化された値を用いて、精度の良い空調制御を実現できるという効果を得るには、前記快適性指標がPMV(Predicted Mean Vote)であることが好ましい。
既存の空気調和機に本発明の機能を追加するには、空気調和機の制御に用いられる空調制御プログラムであって、コンピュータを、空調対象空間内に存在する各ユーザの活動量を少なくとも含む複数のパラメータから算出される快適性指標に基づいて、前記空調対象空間内の設定温度を機械設定温度として算出する機械設定温度算出部と、前記機械設定温度算出部で算出された前記機械設定温度を受け付ける機械設定温度受付部と、前記ユーザの操作に応じて設定された設定温度であるユーザ設定温度を受け付けるユーザ設定温度受付部と、前記機械設定温度受付部で受け付けた前記機械設定温度、及び、前記ユーザ設定温度受付部で受け付けた前記ユーザ設定温度のいずれかに基づいて、空調制御を行う空調制御部と、前記機械設定温度及び前記ユーザ設定温度、又は、設定された時間帯の異なる複数のユーザ設定温度とに基づいて、前記活動量の誤差を補正する活動量補正部として機能させることを特徴とするプログラムを用いればよい。
このように本発明の空気調和機及び空調制御プログラムによれば、新たなセンサや、ユーザ申告用の入力端末等を設けることなく、快適性指標の算出に用いられる活動量の誤差を補正することができる。さらに、本発明は活動量に誤差があるために機械設定温度が最適な値とならないことに起因して、ユーザが現状を良くしようとして設定温度を変更する動作を利用して活動量誤差を補正することができる。従って、ユーザに特段の負担を強いることなく、正しく算出された快適性指標に基づく快適性と省エネが両立された高度な空調制御をユーザに提供する事が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における機械設定温度の算出動作の一例を示したフローチャートである。 PMVと活動量との関係の一例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態における機械設定温度の算出動作の一例を示したフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、図1〜図4を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る空気調和機について説明する。
[空気調和機1の全体構成]
図1は、本発明の空気調和機1の冷媒回路を示している。空気調和機1は、人間の温冷感に影響を与える複数のパラメータから算出されるPMV(快適性指標)に基づいて空調制御を行う空気調和機であって、図1に示すように、室内機100と室外機101とを備えている。ここで、本実施形態の空気調和機1は、ビル内のオフィス等の広い室内空間を対象とした空気調和機であって、室外機101と、室内の各領域に分散配置された複数の室内機とからなる空気調和機1を想定したものであるが、図1では説明の便宜上、複数の室内機のうち、代表する室内機100のみを図示している。
室内機100は、室内における室温を検知可能な室温センサ2と、室内熱交換器3と、利用者の操作に応じて室内機100を制御可能なリモコン4とを有している。
室外機101は、圧縮機5と、四路切換弁6と、室外ファン7と、室外熱交換器8と、膨張弁9と、外気温度を検知可能な外気温度センサ10とを有している。室外機101は、室外機ケーシング101aを有しており、その内部において、圧縮機5、室外ファン7、室外熱交換器8及び電装品箱11等が収容されている。電装品箱11には、各温度センサからの検出情報に基づいて圧縮機5の冷媒吐出量、及び、膨張弁9の開度を制御可能な制御部12を内蔵した制御基板等が収容されている。
[空気調和機1の動作]
空気調和機1では、四路切換弁6を図示の点線位置に切り換えることで、冷房運転が実現可能であり、図示の実線位置に切り換えることで、暖房運転が実現可能となっている。
[制御部12の構成]
図2は、制御部12の構成を示している。制御部12は、ユーザに特段の負担を強いることなく、現在の活動量の誤差を推定し、その誤差を補正可能とする機能を有したものである。なお、この制御部12における機能は、例えば、CPU、メモリ、入出力手段等で構成される外部のコンピュータと協業してその機能が実現されるものであっても構わない。すなわち、制御部12は、メモリに格納されているプログラムを実行することによって、図2に示すように機械設定温度算出部13、機械設定温度受付部14、ユーザ設定温度受付部15、空調制御部16、及び、活動量補正部17としての機能を少なくとも実現するものである。
機械設定温度算出部13は、空調対象空間内に存在するユーザの活動量(代謝量)を少なくとも含む複数のパラメータから算出されるPMV(快適性指標)に基づいて、空調対象空間内の設定温度として機械設定温度TPMV[℃]を算出するように構成されている。より具体的には、機械設定温度算出部13は、現在のPMVの値を算出するとともに、目標のPMVとして予め定められた目標PMVを実現するための機械設定温度を逆算するように構成されている。
ここでのPMVとは、ユーザの快適性を左右する要素として、室温、輻射温度、風速、湿度、着衣量、及び、代謝量の6要素の組み合せを変化させた環境試験室で、被験者から試験室での寒暑についての投票を受け、その結果を基に定量化したものである。すなわち、人間の状態(代謝や着衣の状況)と室内の環境(室温、輻射温度、風速、及び、湿度)によって、PMVの値は、3:寒い、2:涼しい、1:やや涼しい、0:なんともない、+1:やや暖かい、+2:暖かい、+3:暑い、と評価することができるものであって、統計的に最も多くの被験者が最も快適であると感じられるPMVの値は0であることが既に判明している。なお、目標PMVの値は0だけでなく、設定したい省エネルギー性と快適だと感じる人の割合とに基づいて、適宜その他の値も設定される。
機械設定温度受付部14は、機械設定温度算出部13で算出された機械設定温度TPMV
[℃]を受け付けるように構成されている。
ユーザ設定温度受付部15は、ユーザのリモコン操作に応じて設定された設定温度であるユーザ設定温度T[℃]を受け付けるように構成されている。
空調制御部16は、機械設定温度受付部14で受け付けた機械設定温度TPMV[℃]、及び、ユーザ設定温度受付部15で受け付けたユーザ設定温度T[℃]のいずれかに基づいて、圧縮機5や膨張弁9などの各種機器の空調制御を行うように構成されている。
活動量補正部17は、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]とが異なる場合に、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との温度差に基づいて、活動量の誤差を補正するように構成されている。
より具体的には、前記活動量補正部17は、予め設定された活動量である基準活動量に基づいて前記機械設定温度算出部13が算出した機械設定温度TPMVと、当該機械設定温度TPMVからユーザが変更したユーザ設定温度Tの温度差に基づいて前記活動量の誤差を算出する誤差算出部171と、前記誤差算出部171において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部172とを具備している。
前記誤差算出部171は、基準活動量に基づいて算出されるPMVから逆算された機械設定温度TPMVと、ユーザ設定温度Tとの温度差を10分毎に算出し、その結果を活動量誤差としてそれぞれ記憶するように構成されている。そして、各活動量の誤差について一日の平均を算出し、その平均値をその日の活動量誤差として記憶する。
前記補正値算出部172は、前記誤差算出部171において算出された所定日数間における活動量誤差の平均値を算出し、その所定日数間における活動量誤差の平均値に基づいて活動量補正値を算出する。前記補正値算出部172は、所定日数間における活動量誤差の平均値に対して所定係数を乗じた値を活動量補正値として算出するように構成されている。また、この活動量補正値は、前記基準活動量に加算されることで活動量の真値に近づくように定義されている。なお、目標PMVに対して基準活動量である1.2metを用いて算出された機械設定温度TPMVの代わりに、ユーザ設定温度Tに置き換えるとともに、活動量を未知数xとしてPMV算出式を逆演算することで、真の活動量を直接算出して、活動量補正値を算出するようにしても構わない。
そして、機械設定温度算出部13は、活動量補正部17で補正された活動量を用いて算出されたPMVに基づいて、機械設定温度TPMV[℃]を再算出するように構成されている。
[本実施形態における機械設定温度の算出動作]
以下では、図3を参照しながら、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作の一例について説明する。図3は、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作の一例を示したフローチャートである。なお、図3に示す各動作は、制御部12が、ROMに格納されたプログラム(空調制御プログラム)を実行することによって実現可能である。
まず、ステップS1において、制御部12は、空調対象空間内に存在する各ユーザの活動量の初期値である基準活動量(本実施形態では1.2[met])を用いて、現在のPMVを算出する。
次に、ステップS2において、機械設定温度算出部13が、現在のPMVから目標のPMV(例えば0.5等)に変化させるのに設定するべき機械設定温度TPMV[℃]を算出する。ここでの機械設定温度TPMV[℃]の算出は、PMV算出式に対して目標PMVと、室温以外の各パラメータを与えることで、室温について逆算することによって算出可能である。
次に、ステップS3において、機械設定温度受付部14が、機械設定温度算出部13で算出された機械設定温度TPMV[℃]を受け付ける。
次に、ステップS4において、ユーザ設定温度受付部15が、ユーザのリモコン操作に応じてユーザ設定温度T[℃]を受け付ける。
次に、ステップS5において、誤差算出部171は、基準活動量に基づいて算出されるPMVから逆算された機械設定温度TPMVと、ユーザ設定温度Tとの温度差を10分毎に算出し、その結果を活動量誤差としてそれぞれ記憶する。そして、各活動量の誤差について一日の平均を算出し、その平均値をその日の活動量誤差として記憶する。
次に、ステップS6において、補正値算出部172は、誤差算出部171において算出された所定日数間(本実施形態では10日間)における活動量誤差の平均値を算出し、その所定日数間における活動量誤差の平均値に基づいて活動量補正値を算出する。この際、補正値算出部172は、所定日数間における活動量誤差の平均値に対して所定係数を乗じた値を活動量補正値として算出する。
最後に、ステップS7において、機械設定温度算出部13は、真値に近づくように定義された活動量を用いて算出されたPMVに基づいて、機械設定温度TPMV[℃]を再算出する。そして、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作が完了する。
次に、実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、本実施例に限定されるものではない。
以下の表1は、気温[℃]、平均放射温度[℃]、平均風速[m/s]、相対湿度[%]、着衣量[clo]、及び、代謝量[met]からなる6要素と、PMV及びPPD[%]との関係の一例を示している。ここでの「PPD(Predicted Percentage of Dissatisfied)」とは、予測不快者率(その温熱環境に不満足・不快さを感じる人の割合)を示している。
図4は、表1の結果に基づいてPMVと活動量[met]との関係の一例を示したものである。この例では、室温:25[℃]、輻射温度:25[℃]、風速:0.1[m/s]、湿度:50[%]、及び、着衣量:0.7[clo]の条件下で、PMVと活動量[met]との関係について調査を行った。
この例では、活動量の初期値として設定している1.2[met]は事務作業の目安値であり、1.2[met]を基準活動量として活動量の誤差が増える方向には、0.1[met]の誤差で、PMVに0.1程度の変化が発生する。このPMVの変化時には、室内機100(図1参照)に設定される機械設定温度TPMVに1〜2[℃]程度の変化が生じることになる。
ここで、本実施形態の空気調和機1であれば、この0.1[met]程度の活動量の誤差を補正する事が可能となるため、機械設定温度TPMVの1〜2[℃]正確な値が設定されることになる。従って、この温度差に相当する省エネ効果として、本実施形態では活動量の精度向上により従来の空調制御と比較して5[%]以上の省エネを実現できることになる。
[第1実施形態における空気調和機の特徴]
上記構成によれば、機械設定温度TPMV[℃]又はユーザ設定温度T[℃]に基づいて、活動量の誤差を補正することができる。その結果、補正後の活動量を用いることで、機械設定温度算出部13において正確な快適性指標に基づきより正確な機械設定温度TPMV[℃]の再算出を実現することができる。
言い換えると、上記構成であれば活動量に誤差が含まれており、機械設定温度算出部13において算出されて、空調制御部16において用いられる機械設定温度TPMV[℃]も現状に対して最適なものでない場合において、現状に不満のあるユーザにより変更されるユーザ設定温度T[℃]を利用して、活動量を補正することができる。
すなわち、従来のようにユーザに意識的に現在の快適性について申告してもらう等の特段の負担を強いることなく、空気調和機1に元々備え付けられている既存の設備を用いて、自然に行われるユーザの設定温度の変更という行動に基づいて活動量の誤差を修正できる。
より具体的には、上記構成では、元々備え付けられているリモコン4の操作に応じてユーザ設定温度T[℃]を受け付けることができるので、従来のような快適感情報の申告といった特別な操作をユーザに強いることなく、空気調和機1を使用する際にユーザが通常行うリモコン操作を利用して、活動量の誤差を修正できる。
このように、上記構成では、従来のように新たな赤外線カメラや申告用設備を導入することなく、空気調和機1に元々備え付けられている既存の設備を用いて、活動量の誤差を修正できる。そのため、従来よりも低コストで、快適性を保ちながらも省エネを実現可能な空調制御を行うことができる。
さらに、活動量補正部17が、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]とが異なる場合に、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との温度差に基づいて、活動量の誤差を補正するものであるので、活動量の誤差が大きいほど、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との乖離が大きくなる傾向にあることを利用して、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との温度差に基づいて活動量の誤差修正を行うことで、活動量の誤差の大きさを反映した活動量誤差の修正を実現できる。
上記構成によれば、活動量補正部17が、予め設定された活動量である基準活動量に基づいて機械設定温度算出部13が算出した機械設定温度TPMV[℃]と、当該機械設定温度TPMV[℃]からユーザが変更したユーザ設定温度T[℃]の温度差に基づいて活動量の誤差を算出する誤差算出部171と、誤差算出部171において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部172と、を備えているので、例えば昼休み等の休憩時間帯においては節電のために空気調和機1を停止させるような時間帯によって空気調和機1の運転状況がユーザにより大きく変更されている場合でも、確実に活動量の誤差を定量化できる。
また、補正値算出部172が、誤差算出部171において所定日数間において算出された活動量の誤差の平均値を活動量補正値として算出するように構成されているので、活動量の誤差を一定期間計測して活動量を推定し、外部からの影響を受け難くして、平均的な活動量の取得を実現できる。
加えて、上記構成によれば、快適性指標にPMVを用いるものであるので、室温、輻射温度、風速、湿度、着衣量、及び、代謝量の6要素の組み合せを変化させた環境試験結果を基に定量化された値を用いた精度の良い空調制御を実現することができる。
[第2実施形態]
次に、図5及び図6を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る空気調和機1について説明する。なお、第1実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。この実施形態では、活動量補正部17が休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173及び活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174を更に備える点で、第1実施形態と相違する。
[活動量補正部17の構成]
休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173は、空調対象空間内に存在する各ユーザが休憩する休憩時間帯において、ユーザ設定温度受付部15が受け付けたユーザ設定温度である休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]を記憶するように構成されている。
活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174は、空調対象空間内に存在する各ユーザが活動する活動時間帯において、ユーザ設定温度受付部15が受け付けたユーザ設定温度である活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]を記憶するように構成されている。
誤差算出部171は、休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173に記憶されている休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]と、活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174に記憶されている活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]との温度差を10分毎に算出し、その結果を活動量誤差としてそれぞれ記憶するように構成されている。そして、各活動量の誤差について一日の平均を算出し、その平均値をその日の活動量誤差として記憶する。
補正値算出部172は、誤差算出部171において算出された所定日数間における活動量誤差の平均値を算出し、その所定日数間における活動量誤差の平均値に基づいて活動量補正値を算出する。補正値算出部172は、所定日数間における活動量誤差の平均値に対して所定係数を乗じた値を活動量補正値として算出するように構成されている。また、この活動量補正値は、基準活動量に加算されることで真値に近づくように定義されている。
[本実施形態における機械設定温度の算出動作]
以下では、図6を参照しながら、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作の一例について説明する。図6は、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作の一例を示したフローチャートである。なお、図に示す各動作は、制御部12が、ROMに格納されたプログラム(空調制御プログラム)を実行することによって実現可能である。
まず、ステップST1において、制御部12は、空調対象空間内に存在する各ユーザの活動量の初期値である基準活動量(本実施形態では1.2[met])を用いて、現在のPMVを算出する。
次に、ステップST2において、機械設定温度算出部13が、現在のPMVから目標のPMV(例えば0.5等)に変化させるのに設定するべき機械設定温度TPMV[℃]を算出する。ここでの機械設定温度TPMV[℃]の算出は、PMV算出式に対して目標PMVと、室温以外の各パラメータを与えることで、室温について逆算することによって算出可能である。
次に、ステップST3において、機械設定温度受付部14が、機械設定温度算出部13で算出された機械設定温度TPMV[℃]を受け付ける。
次に、ステップST4において、制御部12は、現在の時間帯が休憩時間帯及び活動時間帯のいずれであるかを判断する。現在の時間帯が休憩時間帯であると判断した場合、処理はステップS5に移行する。一方、現在の時間帯が活動時間帯であると判断した場合、処理はステップS6に移行する。
ステップST5において、休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173は、休憩時間帯において、ユーザ設定温度受付部15が受け付けた休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]を記憶する。
一方、ステップST6において、活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174は、活動時間帯において、ユーザ設定温度受付部15が受け付けた活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]を記憶する。
そして、ステップST7において、誤差算出部171は、休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173に記憶されている休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]と、活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174に記憶されている活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]との温度差を10分毎に算出し、その結果を活動量誤差としてそれぞれ記憶する。そして、各活動量の誤差について一日の平均を算出し、その平均値をその日の活動量誤差として記憶する。
次に、ステップST8において、補正値算出部172は、誤差算出部171において算出された所定日数間(本実施形態では10日間)における活動量誤差の平均値を算出し、その所定日数間における活動量誤差の平均値に基づいて活動量補正値を算出する。この際、補正値算出部172は、所定日数間における活動量誤差の平均値に対して所定係数を乗じた値を活動量補正値として算出する。そして、この活動量補正値は、前記基準活動量に加算されることで真値に近づくように定義される。
最後に、ステップST9において、機械設定温度算出部13は、基準活動量に対して活動量補正値が加えられることにより真値に近づいた活動量を用いて算出されたPMVに基づいて、機械設定温度TPMV[℃]を再算出する。そして、本実施形態における機械設定温度TPMV[℃]の算出動作が完了する。
[第2実施形態における空気調和機の特徴]
上記構成によれば、第1実施形態における空気調和機1と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記構成によれば、活動量補正部17が、休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]を記憶する休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部173と、活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]を記憶する活動時間帯ユーザ設定温度記憶部174とを備えるので、機械設定温度TPMV[℃]を用いずに、各ユーザ設定温度TRU[℃],TAU[℃]だけに基づいて活動量の補正を行えるようにして、機械設定温度TPMV[℃]を算出する元になる快適性指標を算出するための活動量以外のパラメータの誤差影響を受けないようにし、活動量の誤差の推定精度をより高めることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
なお、上記各実施形態では、快適性指標がPMV(Predicted Mean Vote)である例について述べたが、本発明はこれに限定されず、快適性指標が標準新有効温度SET*(standard new effective temperature)であってもよい。
なお、上記第1実施形態では、活動量補正部17が、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との温度差に基づいて、活動量の誤差を補正する例について述べたが、本発明はこれに限定されず、機械設定温度TPMV[℃]とユーザ設定温度T[℃]との比に基づいて、活動量の誤差を修正してもよい。同様に、上記第2実施形態では、活動量補正部17が、休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]と活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]との温度差に基づいて、活動量の誤差を補正する例について述べたが、本発明はこれに限定されず、休憩時間帯ユーザ設定温度TRU[℃]と活動時間帯ユーザ設定温度TAU[℃]との比に基づいて、活動量の誤差を修正してもよい。
なお、上記各実施形態では、補正値算出部172が、誤差算出部171において算出された10日間分の活動量誤差の平均値を算出し、その平均値に基づいて活動量補正値を算出する例について述べたが、本発明はこれに限定されず、補正値算出部172が、誤差算出部171において算出された10日間分の活動量誤差の最大値を算出し、その最大値に基づいて活動量補正値を算出してもよい。また、補正値算出部172が、誤差算出部171において10日間に亘って算出された活動量誤差の最大値を10日間分で平均し、その平均値に基づいて活動量補正値を算出してもよい。また、補正値算出部172が、誤差算出部171において10日間に亘って算出された活動量誤差の最大値のうちで最も大きな値に基づいて活動量補正値を算出してもよい。
1 空気調和機
2 室温センサ
3 室内熱交換器
4 リモコン
5 圧縮機
6 四路切換弁
7 室外ファン
8 室外熱交換器
9 膨張弁
10 外気温度センサ
11 電装品箱
12 制御部
13 機械設定温度算出部
14 機械設定温度受付部
15 ユーザ設定温度受付部
16 空調制御部
17 活動量補正部
171 誤差算出部
172 補正値算出部
173 休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部
174 活動時間帯ユーザ設定温度記憶部
100 室内機
101 室外機
101a 室外機ケーシング

Claims (8)

  1. 空調対象空間内に存在するユーザの活動量を少なくとも含む複数のパラメータから算出される快適性指標に基づいて、前記空調対象空間内の設定温度として設定される機械設定温度を算出する機械設定温度算出部を備えた空気調和機であって、
    前記機械設定温度算出部で算出される前記機械設定温度を受け付ける機械設定温度受付部と、
    前記ユーザの操作に応じて設定される設定温度であるユーザ設定温度を受け付けるユーザ設定温度受付部と、
    前記機械設定温度受付部で受け付けた前記機械設定温度、及び、前記ユーザ設定温度受付部で受け付けた前記ユーザ設定温度のいずれかに基づいて、空調制御を行う空調制御部と、
    前記機械設定温度及び前記ユーザ設定温度、又は、設定された時間帯の異なる複数のユーザ設定温度に基づいて、前記活動量の誤差を補正する活動量補正部と、を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記活動量補正部が、
    前記機械設定温度と前記ユーザ設定温度との温度差、又は、設定された時間帯の異なる複数のユーザ設定温度の温度差に基づいて、前記活動量の誤差を補正することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記活動量補正部が、
    予め設定された活動量である基準活動量に基づいて前記機械設定温度算出部が算出した機械設定温度と、当該機械設定温度からユーザが変更したユーザ設定温度の温度差に基づいて前記活動量の誤差を算出する誤差算出部と、
    前記誤差算出部において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部と、を備えている請求項1又は2記載の空気調和機。
  4. 前記活動量補正部が、
    前記空調対象空間内に存在する各ユーザが休憩する休憩時間帯において、前記ユーザ設定温度受付部が受け付けたユーザ設定温度である休憩時間帯ユーザ設定温度を記憶する休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部と、
    前記空調対象空間内に存在する各ユーザが活動する活動時間帯において、前記ユーザ設定温度受付部が受け付けたユーザ設定温度である活動時間帯ユーザ設定温度を記憶する活動時間帯ユーザ設定温度記憶部と、
    前記休憩時間帯ユーザ設定温度記憶部に記憶されている前記休憩時間帯ユーザ設定温度と、前記活動時間帯ユーザ設定温度記憶部に記憶されている前記活動時間帯ユーザ設定温度との温度差に基づいて、前記活動量の誤差を算出する誤差算出部と、
    前記誤差算出部において算出された複数の活動量の誤差に基づいて、基準活動量に加算するべき活動量補正値を算出する補正値算出部と、を備えている請求項1又は2記載の空気調和機。
  5. 前記補正値算出部が、前記誤差算出部において所定日数間において算出された活動量の誤差の平均値を活動量補正値として算出するように構成されている請求項3又は4記載の空気調和機。
  6. 前記補正値算出部が、前記誤差算出部において所定日数間において算出された活動量の誤差の最大値を活動量補正値として算出するように構成されている請求項3又は4記載の空気調和機。
  7. 前記快適性指標がPMV(Predicted Mean Vote)である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の空気調和機。
  8. 空気調和機の制御に用いられる空調制御プログラムであって、
    空調対象空間内に存在するユーザの活動量を少なくとも含む複数のパラメータから算出される快適性指標に基づいて、前記空調対象空間内の設定温度を機械設定温度として算出する機械設定温度算出部と、
    前記機械設定温度算出部で算出された前記機械設定温度を受け付ける機械設定温度受付部と、
    前記ユーザの操作に応じて設定された設定温度であるユーザ設定温度を受け付けるユーザ設定温度受付部と、
    前記機械設定温度受付部で受け付けた前記機械設定温度、及び、前記ユーザ設定温度受付部で受け付けた前記ユーザ設定温度のいずれかに基づいて、空調制御を行う空調制御部と、
    前記機械設定温度及び前記ユーザ設定温度、又は、設定された時間帯の異なる複数のユーザ設定温度とに基づいて、前記活動量の誤差を補正する活動量補正部と、を備えることを特徴とする空調制御プログラム。
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