JP2014097159A - 練習装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 足の長手方向軸線を中心とした足の回転運動(即ち、足の裏を足の幅方向に傾ける運動)を体験することができる、即ち、三次元的な動きを体験可能な練習装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の練習装置1は、ベースプレート2と、ベースプレートに対してスライド可能にベースプレート上に連結されたスライドプレート4と、使用者の足が載置されるステッププレート10を有し、スライドプレートの上面に回転可能に連結される回転部と、ステッププレートを、水平面から傾斜した傾斜位置に移動可能とする傾斜機構8、32、36と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、概略的には練習装置に関連し、詳細には、スキー等のスポーツの技術を習得する際に使用する練習装置に関する。
スキー等の技術を習得する際に使用する練習装置としては、例えば、特開平7-328146号公報(特許文献1)に記載されている「ツイストスキートレーニング遊具」が知られている。
この装置は、第1の枠体に設けられた矩形の開口内で左右に摺動かつ自転可能な円形の第2の枠体に、一対の自転可能なターンテーブルが配置された構造を備えている。使用者は、一対の自転可能なターンテーブルのそれぞれに左右の足を載せて、スキー滑走中に行われるような運動を行うことにより、スキー滑走中に行われる、左右へのスライド運動、左右の足の独立したツイスト運動、および左右の足の前後差を作る運動が合成された動きを体験することができる。
特開平7−328146号公報
上記先行技術の装置(遊具)は、左右のスライド、ツイスト等の複数種類の運動が合成された動きを体験することが可能であるが、これら運動のすべては、同一平面上における二次元的な運動であった。
一方、近年のスキー技術においては、ターンに際して、内足のインエッジ、外足のアウトエッジの操作等の三次元的な動きが重要視されてきている。しかしながら、上記先行技術の装置(遊具)では、このような三次元的な動きを体験することができなかった。
このため、足の長手方向軸線を中心とした足の回転運動(即ち、足の裏を足の幅方向に傾ける運動)を体験することができる、即ち、三次元的な動きも体験可能な練習装置が求められている。
本発明は上記要請に応じてなされたものであり、足の長手方向軸線を中心とした足の回転運動(即ち、足の裏を足の幅方向に傾ける運動)を体験することができる、即ち、三次元的な動きを体験可能な練習装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、
練習装置であって、
ベースプレートと、
該ベースプレートに対してスライド可能に前記ベースプレート上に連結されたスライドプレートと、
使用者の足が載置されるステッププレートを有し前記スライドプレートの上面に回転可能に連結される回転部と、
前記ステッププレートを、水平面から傾斜した傾斜位置に移動可能とする傾斜機構と、を備えている、ことを特徴とする練習装置が提供される。
このような構成を有する本発明の練習装置は、2台の練習装置を並列配置し、使用者が、左右の練習装置のステッププレートのそれぞれに左右の足を載せて使用される。
尚、本明細書において、「足」とは、股関節から先端側の部分を指す「脚」のうちの足首から先端側の部分を指す。
本発明の練習装置では、ステッププレートが水平面から傾斜した傾斜位置に移動できるので、使用者は、スライドプレートに連結されたステッププレートをベースプレートに対してスライドさせ且つ回転させながら、ステッププレートに載せた足を傾斜させ(即ち、足の裏を巾方向に傾斜させ)、種々の三次元運動を行うことができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、
前記回転部が、前記ステッププレートの下方に配置され、前記スライドプレートに回転可能に連結された旋回プレートを有し、
前記傾斜機構が、前記ステッププレートと前記旋回プレートとの間で水平方向に延びるように配置された支点シャフトを備え、
前記ステッププレートの下面と前記旋回プレートの上面とに、前記支点シャフトを回転可能に支持する支持部材が設けられている。
このような構成によれば、ステッププレートが水平方向に延びる回転軸(支点シャフト)を中心に回転可能とされているので、使用者は、ステップ台に乗せた足を足の長手方向軸線を中心に沿って内側または外側に傾斜させ(即ち、足の裏を巾方向に傾斜させ)、スキー操作におけるインエッジを立てる動き或いはアウトエッジを立てる動きに類似する三次元運動を、練習装置上で行うことができる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記ステッププレートを水平位置に向けて付勢する付勢手段をさらに備えている、
このような構成によれば、ステッププレートに足が載せられていない状態(非使用時)には、ステッププレートは水平に維持されるので、使用開始時に、足を載せ易くなる。
また、付勢手段による付勢力を適宜、調整することにより、スキー操作時にエッヂ操作を行った際の雪面からの抵抗を再現することが可能となる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記傾斜機構が、前記スライドプレートの上面に形成され上方に向かって開口する略半球状の凹部と、該ステッププレートの下面に取付けられ前記凹部の直径と略等しい直径を有する半球部を備えた支点部材と、を有し、
前記ステッププレートは、前記半球部が前記スライドプレートの凹部に収容された状態で、前記スライドプレートに連結され、
前記ステッププレートは、前記半球部が前記スライドプレートの凹部内で回転することにより、前記半球部を中心に水平面内で回転し、且つ前記半球部を中心に全周に傾斜できる。
このような構成によれば、ステッププレートが、傾斜機構によって全周方向に傾斜する。従って、使用者は、ステッププレートに載せた足を左右方向のみならず前後方向さらに斜め方向にも傾斜させ、多種の三次元運動を体験することができる。
本発明の他の好ましい態様によれば、
前記ステッププレートを水平位置に向けて付勢する付勢手段をさらに備えている、
請求項3に記載の練習装置。
このような構成によれば、ステッププレートに足が載せられていない状態(非使用時)には、ステッププレートは水平に維持されるので、使用開始時に、足を載せ易くなる。
また、付勢手段による付勢力を適宜、設定することにより、スキー操作時にエッヂ操作を行った際の雪面からの抵抗を再現することが可能となる。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記付勢手段が、前記凹部の周囲に設けられた複数の孔と、該各孔内に配置されたスプリングと、該各スプリングと前記ステッププレートの下面との間に配置された支え部材とを有する。
以上のように、上記構成を有する本発明によれば、足の長手方向軸線を中心とした足の回転運動(即ち、足の裏を足の幅方向に傾ける運動)を体験することができる、即ち、三次元的な動きを体験可能な練習装置が提供される。
本発明の第1実施形態の練習装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の練習装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態の練習装置の練習装置の平面図である。 図3の A−A線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態の練習装置の練習装置の側面図である。 本発明の第2実施形態の練習装置の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の練習装置の平面図である。 本発明の第2実施形態の練習装置の側面図である。 本発明の第2実施形態の練習装置の底面図である。 図7のB−B線に沿った断面図である。 図7のC−C線に沿った断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。
先ず、本発明の第1実施形態の練習装置1について説明する。図1は、練習装置1の分解斜視図である。図2は、練習装置1の斜視図であり、図3は、練習装置1の平面図である。さらに、図4は図3のA−A線に沿った断面図であり、図5は練習装置1の側面図である。
図1ないし図5に示されているように、本実施形態の練習装置1は、ベースプレート2と、ベースプレート2上にスライド可能に連結された円形のスライドプレート4と、このスライドプレート4に直交する軸線を中心にスライドプレート4に対して相対回転可能に連結された円形の旋回プレート6とを備えている。
本実施形態の練習装置1は、さらに、旋回プレート6上で水平方向に延びるように配置された回転軸である支点シャフト8と、この支点シャフト8を中心に回動可能に旋回プレート6に連結された略長円形のステッププレート10とを備えている、
スライドプレート4は、円板状部材であり、外周に沿って環状に延び、上方に向かって開口する下方ガイド溝12を備えている。また、旋回プレート6は、スライドプレート4と略同一径の円盤状部材であり、外周に沿って環状に延び、下方に向かって開口する上方ガイド溝14を備えている。
図4に示されているように、スライドプレート4と旋回プレート6は、上下に重なり合って配置されている。スライドプレート4の下方ガイド溝12と旋回プレート6の上方ガイド溝14は、スライドプレート4と旋回プレート6が上下に重なり合って配置されたとき、上下方向に整列し円環状の空間を形成するように構成されている。
図5に示されているように、スライドプレート4と旋回プレート6の間には、環状のガイドリング16が配置されている。ガイドリング16は、環状の下方ガイド溝12と上方ガイド溝14の巾より広い巾を有し、上下方向に整列した下方ガイド溝12と上方ガイド溝14によって形成された円環状の空間を上下に二分するように配置されている。
ガイドリング16は、巾(径方向)中央位置に、所定の角度間隔で設けられた複数の貫通穴18を備えている。各貫通穴18は、同一の円形断面形状を有し、練習装置1では、30度の角度間隔で、合計12個形成されている。
各貫通穴18内には、硬質の金属、プラスチック等で形成された硬球20が配置されている。各硬球20は、貫通穴18の直径より若干小さく、且つ上下方向に整列した下方ガイド溝12と上方ガイド溝14によって形成された円環状の空間の略円形断面の直径とほぼ等しい直径を有している。
旋回プレート6の中央には、下方に向かって延びる支持ピン22が固定されている。支持ピン22の下端は、スライドプレート4の中央に形成された開口24に回転可能に挿通されている。この結果、旋回プレート6は、スライドプレート4に対して、支持ピン22を中心に回転可能に連結されることになる。
このような構成では、組み立て状態においては、硬球20が、ガイドリング16の貫通穴18内に回転可能に保持された状態で、上下方向に整列した下方ガイド溝12の底壁と上方ガイド溝14の底壁との間に回転可能に挟持されるので、旋回プレート6に円周方向の力が加わると、床面に載置され固定状態にあるスライドプレート4と旋回プレート6との間で硬球20が回転し、旋回プレート6がスライドプレート4に対して支持ピン22を中心に矢印A方向に回転運動することになる。
さらに、支持ピン22には、一対のワッシャ26、28に挟持された状態で環状の皿ばね30が挿通され、各ワッシャ26、28を、それぞれ、旋回プレート6およびスライドプレート4の内面に向けて付勢している。
この結果、旋回プレート6と上方のワッシャ24との間、およびスライドプレート4と下方のワッシャ28との間に摩擦が生じ、旋回プレート6にこの摩擦によって生じた力以上の円周方向の力が加わったときに、旋回プレート6がスライドプレート4に対して矢印A方向に回転し始めることになる。
図5に示されているように、旋回プレート6の上面中央には、支点シャフト8の支持部となるシャフト取付部32が形成されている。シャフト取付部32は、上部の巾方向中央に軸線方向に延びるかまぼこ状の隆起部32aを有する細長いブロックであり、中心(長手方向軸線の中間地点)が、旋回プレート6の中心と上下方向に整列するように、旋回プレート6上に配置されている。
また、隆起部32aは、支点シャフト8が回転可能に挿通される寸法を有し、隆起部32aを軸線方向に貫通するシャフト孔34を備えている。
旋回プレート6の上方には、支点シャフト8を中心に回転可能すなわち傾斜位置に移動可能に旋回プレート6に連結されたステッププレート10が配置されている。ステッププレート10は、頂面に使用者の足(足の裏)が載置される踏み板であり、左右の長辺が内方に向かって湾曲した長円形の形状を有する。
更に、ステッププレート10の下面には、一対のシャフト保持部36、36が設けられている。シャフト保持部36は、長さが短いかまぼこ状の形状を有し、貫通孔36aが形成されている。貫通孔36aも、支点シャフト8が回転可能に挿通される寸法を有している。
一対のシャフト保持部36は、シャフト取付部32の長さに略等しい距離だけ離間するようにステッププレート10の下面に配置されている。この結果、ステッププレート10を旋回プレート6上方の所定位置に配置すると、一対のシャフト保持部36のそれぞれが、旋回プレート6の上面に取付けられたシャフト取付部32の長手方向の各端の外方に配置され、一対のシャフト保持部34がシャフト取付部32を長手方向両端から挟むことになる。
また、シャフト保持部34の貫通孔34aは、ステッププレート10が旋回プレート6の上方の所定位置に配置されると、シャフト取付部32のシャフト孔32と整列する位置に形成されている。したがって、シャフト孔32に挿通された支点シャフト8が、各シャフト保持部34の貫通孔34aにも挿通される。
この結果、ステッププレート10は、支点シャフト8によって、支点シャフト8を中心に矢印B方向に回動可能に旋回プレート6に連結されることになる。
本実施形態では、シャフト孔32に挿通された支点シャフト8の両端に抜け止めリング38、38が配置される。
さらに、シャフト取付部32のシャフト孔32には、ステッププレート10を水平位置に向けて付勢するように、支点シャフト8を付勢するテンションスプリング40が配置されている。
図1に示されているように、ベースプレート2には、ベースプレート2を厚さ方向に貫通する一対の長孔42が形成されている。
各長孔42は、図4に示されているように、ベースプレート2の下側面に向かって開口する幅広部42aと、幅広部42aに連通して配置されベースプレート2の上側面に向かって開口する幅狭部42bとを備えている。幅広部42aと幅狭部42bとの間には、水平方向に延びる段部42cが形成されている。
各長孔42内には、円筒状のストッパ44が配置されている。ストッパ44は、円筒状の本体部44aと本体部44aの下端に設けられたフランジ44bとを備えている。このストッパ44は、上端がスライドプレート4の下面に形成された凹部4a内に挿入され、先端が凹部4aにねじ込まれるボルト46によってスライドプレート4の下面に固定されている。
本体部44aの外径は、本体部44aが長孔42の幅狭部42b内を摺動可能となるように、長孔42の幅狭部42bの幅と略等しく設定されている。このようにストッパ44の本体部44が長孔42の幅狭部42b内を摺動することによって、ストッパ44の先端が固定されているスライドプレート4が、ベースプレート2に対してスライドすることになる。
ストッパ44の本体部44aの外周には、下方側から順に、円筒状の圧縮バネ47と円筒状のテンションカラー48が取付けられている。圧縮バネ47とテンションカラー48の外径は、長孔42の幅狭部42bの幅より大きく設定されている。この結果、ストッパ44がスライドプレート4の下面に固定された状態では、テンションカラー48が圧縮バネ47によって、長孔42の段部42cに下側から押圧されている状態となる。このテンションカラー48と長孔42の段部42cとの間の摩擦抵抗によって、スライドプレート4のベースプレート2に対するスライド抵抗が決定される。
さらに、ベースプレート2の上面の長孔42の外方位置には、一対のスライド溝50が形成されている。
スライドプレート4の下面の両側は、複数の半球状の凹部52が一直線状に形成されている。各凹部52には、金属または硬質樹脂性の硬球54の上側半部が、回転可能に収容されている。各硬球54の下側半部分は、ベースプレート2に形成されたスライド溝50に回転可能に受け入れられている。
このような構成によれば、ライドプレート4がベースプレート2に対してスライドする際に、上半部分がスライドプレート4の下面の凹部52に収容されている各硬球54が、ベースプレート2のスライド溝50内を転がるので、ライドプレート4のベースプレート2に対するスライドが円滑になる。
又、ステッププレート10の表面には、滑り止めのゴムシート54が貼り付けられている。
通常の使用では、2台の練習装置1を、各練習装置1のスライド溝50が平行になるように並列配置する。そして、ステッププレート10の長手方向軸線がスライド溝50が延びる方向と直交する方向に配向するように、各練習装置1のステッププレート10を平行に配置する。
そして、使用者は、各練習装置1のステッププレート10に、ステッププレート10の長手方向軸線が足の長手方向軸線を揃えるように左右の足をそれぞれ載せる。
このような構成によれば、使用者は、ステッププレート10に載せた足で、支点シャフト8を中心にステッププレートを矢印B方向に回転させ(即ち、足の裏を巾方向に傾斜させ)、ステッププレート10に連結された旋回プレート6をベースプレート2に対して回転させ、さらに旋回プレート6をベースプレート2に対してスライド溝50方向にスライドさせることができる。
この結果、足を回転(ピボット)させ且つ脚を開閉させながら、スキー操作におけるインエッジを立てる動き或いはアウトエッジを立てる動きに類似する三次元運動を体験することができる。
次に、本発明の第2実施形態の練習装置100について説明する。
図6は、練習装置100の分解斜視図である。図7は、練習装置100の平面図であり、図8は練習装置100の側面図であり、図9は練習装置100の底面図である。さらに、図10は、図7のB−B線に沿った断面図であり、図11は図7のC−C線に沿った断面図である。
図6ないし図11に示されているように、本実施形態の練習装置100は、ベースプレート102と、ベースプレート102上にスライド可能に連結された円形のスライドプレート104と、このスライドプレート104に回転可能に連結されたステッププレート106とを備えている。
本実施形態では、ステッププレート106は円形の下部分106aと下部分106aの上部に取付けられた略長円形のステップ部分106bとを備えている。
スライドプレート104の中央上面には、上方に向かって開口した略半球状の凹部108が形成されている。一方、ステッププレート106の下面には、スライドプレート104の凹部108と内径より僅かに大きな外径を有する略球状の支点球110が取付けられている。
支点球110は、ステッププレート106の中央を厚さ方向に貫通するボルト112によって、ステッププレート106の下面に連結固定され、スライドプレート104の凹部108内で回転可能に収容されている。また、ステッププレート106の上面には、滑り止めのゴムシート114が取り付けられている。
このような構成によって、ステッププレート106が支点球110を中心として、水平面内での回転運動(矢印C方向)、および全周方向において水平面に対して傾いた方向(矢印D方向)への移動が可能となる。
なお、ステッププレート106の外縁には、下方に向かって延びる突出部106cが形成され、この突出部106cが、スライドプレート104の上面の環状凹部104aに当接することによって、ステッププレート106の傾斜範囲が規定される。
スライドレート104の上面の凹部108の周囲には、上方に向かって開口した8本の円柱状の孔部116が環状に配置されている。各孔部116は、円筒状のスプリング118と、略円柱状のプレート支持部材120とが収容されている。本実施形態の練習装置100は、プレート支持部材120が下方に配置されたスプリング118によって上方に向けて付勢され、その上端部120aが、各孔部116から上方に突出するように構成されている。
各孔部116の上方には、円環上の浮き止めカラー122が、ボルト124によってスライドプレート104の上面に固定されている。浮き止めカラー122には、各孔部116に対応した位置に複数の貫通孔126が形成されている。この貫通孔126からは、スプリング118によって上方に向けて付勢された浮き止めカラー122の上端部が突出するように構成されている。
浮き止めカラー122の上端部120aは、ステッププレート106の下面に常時、当接し、ステッププレート106を水平位置に向けて付勢することになる。
図6に示されているように、ベースプレート102の中央には、ベースプレート102を厚さ方向に貫通する一対の長孔142が形成されている。
各長孔142は、図6に示されているように、ベースプレート102の下側面に向かって開口する幅広部142aと、幅広部142aの上に連通して配置されベースプレート102の上側面に向かって開口する幅狭部142bとを備えている。幅広部142aと幅狭部142bとの間には、水平方向に延びる段部142cが形成されている。
各長孔142内には、円筒状のストッパ144が配置されている。ストッパ144は、円筒状の本体部144aと本体部144aの下端に設けられたフランジ144bとを備えている。このストッパ144は、上端がスライドプレート104の下面に形成された凹部104a内に挿入され、先端が凹部104aにねじ込まれるボルト146によってスライドプレート104の下面に固定されている。
本体部144aの外径は、本体部144aが長孔142の幅狭部142b内を摺動可能となるように、長孔142の幅狭部142bの幅と略等しく設定されている。このようにストッパ144の本体部144aが長孔142の幅狭部142b内を摺動することによって、ストッパ144の先端が固定されているスライドプレート104が、ベースプレート102に対し図9の矢印E方向にスライドすることになる。
ストッパ144の本体144aの外周には、下方側から順に、円筒状の圧縮バネ147と円筒状のテンションカラー148が取付けられている。圧縮バネ146とテンションカラー148の外径は、長孔142の幅狭部142bの幅より大きく設定されている。この結果、ストッパ144がスライドプレート104の下面に固定された状態では、図10に示されているように、テンションカラー148が圧縮バネ147によって、長孔142の段部142cに下側から押圧されている状態となる。このテンションカラー148と長孔142の段部142cとの間の摩擦抵抗によって、スライドプレート104のベースプレート2に対するスライド抵抗が決定される。
さらに、ベースプレート2の上面の長孔142の外方位置には、一対のスライド溝150が形成されている。
一方、スライドプレート104の下面の両側は、複数の半球状の凹部152が一直線状に形成されている。各凹部152には、金属または硬質樹脂性の硬球154の上側半部が、回転可能に収容されている。各硬球154の下側半部分は、ベースプレート102に形成されたスライド溝150に回転可能に受け入れられている。
このような構成によれば、ライドプレート104がベースプレート102に対してスライドする際に、上半部分がスライドプレート4の下面の凹部152に収容されている各硬球154が、ベースプレート2のスライド溝50内を転がるので、ライドプレート104のベースプレート102に対するスライドが円滑になる。
第2実施形態の練習装置100も、通常の使用では、2台の練習装置100が、各練習装置1のスライド溝150が平行になるように並列配置される。そして、ステッププレート106のステップ部分106bの長手方向軸線がスライド溝150が延びる方向と直交する方向に配向するように、各練習装置100のステッププレート106を並列状態に配置する。
そして、使用者は、各練習装置1のステッププレート106のステップ部分106bに、ステッププレート106のステップ部分106bの長手方向軸線が足の長手方向軸線を揃えるように左右の足をそれぞれ載せる。
このような構成によれば、使用者は、ステッププレート106に載せた足で、ステッププレート106を、支点球110を中心に水平面内で回転させ、さらに全周方向で傾斜させ、さらに旋回プレート106をベースプレート102に対してスライド溝150方向にスライドさせることができる。
この結果、足を回転(ピボット)させ且つ脚を開閉させながら、スキー操作におけるインエッジを立てる動き或いはアウトエッジを立てる動きに類似する三次元運動を体験することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
1:練習装置
2:ベースプレート
4:スライドプレート
6:旋回プレート
8:支点シャフト
10:ステッププレート
12:下方ガイド溝
14:上方ガイド溝
20:硬球
22:支持ピン
32:シャフト取付部
36:シャフト保持部
42:長孔
50:スライド溝
54:硬球

Claims (6)

  1. 練習装置であって、
    ベースプレートと、
    該ベースプレートに対してスライド可能に前記ベースプレート上に連結されたスライドプレートと、
    使用者の足が載置されるステッププレートを有し前記スライドプレートの上面に回転可能に連結される回転部と、
    前記ステッププレートを、水平面から傾斜した傾斜位置に移動可能とする傾斜機構と、を備えている、
    ことを特徴とする練習装置。
  2. 前記回転部が、前記ステッププレートの下方に配置され、前記スライドプレートに回転可能に連結された旋回プレートを有し、
    前記傾斜機構が、前記ステッププレートと前記旋回プレートとの間で水平方向に延びるように配置された支点シャフトを備え、
    前記ステッププレートの下面と前記旋回プレートの上面とに、前記支点シャフトを回転可能に支持する支持部材が設けられている、
    請求項1に記載の練習装置。
  3. 前記ステッププレートを水平位置に向けて付勢する付勢手段をさらに備えている、
    請求項2に記載の練習装置。
  4. 前記傾斜機構が、前記スライドプレートの上面に形成され上方に向かって開口する略半球状の凹部と、該ステッププレートの下面に取付けられ前記凹部の直径と略等しい直径を有する半球部を備えた支点部材と、を有し、
    前記ステッププレートは、前記半球部が前記スライドプレートの凹部に収容された状態で、前記スライドプレートに連結され、
    前記ステッププレートは、前記半球部が前記スライドプレートの凹部内で回転することにより、前記半球部を中心に水平面内で回転し、且つ前記半球部を中心に全周に傾斜できる、
    請求項1に記載の練習装置。
  5. 前記ステッププレートを水平位置に向けて付勢する付勢手段をさらに備えている、
    請求項4に記載の練習装置。
  6. 前記付勢手段が、前記凹部の周囲に設けられた複数の孔と、該各孔内に配置されたスプリングと、該各スプリングと前記ステッププレートの下面との間に配置された支え部材とを有する、
    請求項5に記載の練習装置。
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