JP2014096933A - 先端工具取付用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】先端工具の向きを任意に変えることを実現した先端工具取付用アダプタを提供する。
【解決手段】固定操作棒7に連結される操作棒側連結部12と、高圧カットアウトから延びる縁線に取り付けるPDクランプに連結される工具側連結部10と、一端部に操作棒側連結部12をスライド移動可能に連結し、他端部に工具側連結部10を回転自在に支持し、リンク部材に係合する可撓性を有する内軸14と、内軸14を内部に挿通するフレキシブルホース16と、操作棒側連結部12とフレキシブルホース16とを係合及び係合解除させる係合部とを備え、操作棒側連結部12は、操作棒側連結部12がスライド移動した際に、係合解除状態となる位置で内軸14の一端部を支持する内軸回転支持部と、係合状態となる位置で内軸14の一端部を支持する内軸固定支持部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、PDクランプの取り付けに使用する先端工具取付用アダプタに関する。
高圧カットアウトは、変圧器の過負荷保護を目的として変圧器の一次側に設置されている。この高圧カットアウトの故障によって停電が発生した場合、高圧カットアウトの電源側の縁線と負荷側の縁線にそれぞれPDクランプを取り付けて、2つのPDクランプを接続するバイパス線によって高圧カットアウトを迂回する回路を形成する作業が行われる。PDクランプの取付作業おいて作業員は、PDクランプを装着した2軸回転操作棒を持ってPDクランプの開口部に縁線を挿入し、2軸回転操作棒を操作して縁線を挟持させることにより、PDクランプが有する針電極を縁線に差し込んで縁線内部の導線と針電極とを導通させる作業を行う。
また、従来、この種の技術として、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、針電極クランプaから延びる支持棒に針電極クランプa’を仮支持させて針電極クランプaと針電極クランプa’とを一体化した状態で、針電極クランプaを絶縁操作棒に装着する。そして絶縁操作棒を操作し、針電極クランプaを高圧カットアウトにおける変圧器一次側リード線に取り付け、絶縁操作棒を針電極クランプaから外して針電極クランプa’に装着し、針電極クランプa’を支持棒から外して、高圧カットアウトの電源側のリード線に取付けたのち、絶縁操作棒を針電極クランプa’から外す。これによって、高圧カットアウトを迂回するバイパス回路が構築される、といった技術について提案されている。
特開2000−209726号公報
ところで、高圧カットアウトの種類によっては、電源側縁線が延びる方向と負荷側縁線が延びる方向とが異なるものがある。例えば、円筒型の高圧カットアウトにおいては、電源側縁線は、高圧カットアウト本体の上部から鉛直上方に延びており、負荷側縁線は、高圧カットアウト本体の側面の下部から水平方向に延びている。ここで、高圧カットアウトに対するPDクランプの取付位置は高圧カットアウトに近い所定の範囲に規定されているため、円筒型の高圧カットアウトの故障時において電源側縁線にPDクランプを取り付ける場合には、鉛直上方に延びている電源側縁線に対してPDクランプを取り付けることが多くなる。
PDクランプの取付作業を行う場所が、作業車が使用できる場所であれば、作業車の昇降台に作業員が乗り込み、円筒型の高圧カットアウトの側方から2軸回転操作棒を操作して、負荷側縁線にPDクランプを取り付けた後に、電源側縁線にPDクランプを取り付けることが可能である。
しかし、作業車が使用できない場合には、作業員が電柱に作業台を取り付け、その作業台に乗ってPDクランプを取り付けている。通常、作業台は、電柱における円筒型の高圧カットアウトの下方に設置されるため、作業員は円筒型の高圧カットアウトの下方から2軸回転操作棒を用いてPDクランプの取付作業を行うことになる。この場合、PDクランプが有する縁線を挿入するための開口部は、操作棒に対して垂直方向に延びていることから、円筒型の高圧カットアウトの下方からの取付作業においては、開口部が水平方向を向くようになる。このため、水平に延びる負荷側縁線にPDクランプを取り付けることは比較的容易である。しかし、鉛直上方に延びる電源側縁線にPDクランプを取り付ける場合には、PDクランプの開口部が電源側の縁線に対して垂直になるため、PDクランプの開口部を垂直方向に向ける必要がある。このため、鉛直に延びる電源側縁線にPDクランプを取り付ける場合には、作業員に無理な作業姿勢を強いるおそれがあり、困難な作業となる。
ここで、円筒型の高圧カットアウトの側方から作業員が作業できるように、作業台の位置を変えることが考えられる。しかし、円筒型の高圧カットアウトの側方には変圧器の他に各種の線が配置されている場合が多く、これらの部材が2軸回転操作棒を操作する際の障害となる。このため、柱上における円筒型の高圧カットアウトの側方からのPDクランプの取付作業はほとんど不可能である。
しかも、従来より、PDクランプの取付作業に用いられる2軸回転操作棒は、約1.6mの長尺の部材であり、作業員は、このような長尺でかつ重い操作棒を不安定な姿勢で操作する必要がある。このため、円筒型の高圧カットアウトにおける電源側の縁線へのPDクランプの取付作業には、作業員に大きな労力がかかる。
本発明は、このような問題を解決し、先端工具の向きを任意に変えることを実現した先端工具取付用アダプタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) 操作棒の先端部に連結される操作棒側連結部と、軸周りに回転する軸部材を有する先端工具に連結される工具側連結部と、一端部に前記操作棒側連結部がスライド移動自在に連結され、他端部に前記工具側連結部が回転自在に連結され、前記工具側連結部が前記先端工具に連結された場合に前記他端部が前記軸部材の端部に係合される内軸と、前記操作棒側連結部と前記工具側連結部との間に配置され、内部に前記内軸が挿通される管状部材と、前記操作棒側連結部が前記管状部材側にスライド移動した状態において、前記操作棒側連結部の回転を前記管状部材に伝達可能に前記操作棒側連結部を前記管状部材に係合し、前記操作棒側連結部が前記管状部材から離間した状態において係合を解除する係合部とを備え、前記内軸は可撓性を有し、前記管状部材は、前記工具側連結部に固定され、任意方向に屈曲自在でありかつ屈曲状態を維持可能なフレキシブルホースからなり、前記操作棒側連結部は、前記係合部の係合が解除される位置で前記操作棒の回転を伝達可能に前記内軸の一端部を支持する内軸手動回転支持部と、前記係合部が係合する位置で前記内軸の一端部を支持する内軸固定支持部とを備えることを特徴とする先端工具取付用アダプタ。
(1)によれば、フレキシブルホースを屈曲させることにより、先端工具の向きを調整することが可能になる。これにより、先端工具を所定の方向に向けるために作業員が無理な体勢で操作棒を操作する必要がなくなり、作業性を向上させることが可能になる。また、係合部の係合状態及び係合解除状態の切替によって、操作棒の操作によって先端工具本体を回転させたり、先端工具の軸部材を駆動させたりすることが可能になり、従来のような2軸回転操作棒を用いる必要がなくなる。これにより、操作棒の軽量化が図れ、作業性を向上させることが可能になる。
(2) (1)において、前記操作棒側連結部は、前記内軸の一端部を軸周りに回転させるモータと、当該モータの電源となるバッテリと、前記モータに対する前記バッテリからの電流の供給をオンオフするスイッチと、前記係合部の係合が解除される位置で前記内軸の一端部を回転可能に支持する内軸自動回転支持部とを更に備え、前記スイッチは、前記内軸自動回転支持部に備えられ、前記内軸の一端部が前記内軸自動回転支持部に位置する場合にオンになることを特徴とする先端工具取付用アダプタ。
(2)によれば、作業員が操作棒を保持した状態で、先端工具の軸部材を自動的に駆動させることが可能になる。
(3) (2)において、前記操作棒側連結部の内部において、前記管状部材側から前記操作棒側に向かって前記内軸手動回転支持部、前記内軸自動回転支持部、前記内軸固定支持部の順に配置されることを特徴とする先端工具取付用アダプタ。
(3)によれば、操作棒を押し込んだり引っ張ったりするという単純な操作によって、内軸の一端部を、内軸手動回転支持部、内軸自動回転支持部及び内軸固定支持部のいずれかに容易に切り替えることが可能になる。
(4) (3)において、前記内軸の一端部はフランジ状に形成されており、前記操作棒側連結部は、前記内軸手動回転支持部と前記内軸自動回転支持部との境界、及び前記内軸自動回転支持部と前記内軸固定支持部との境界に弾性部材を備え、当該弾性部材は、前記操作棒側連結部のスライド移動によって前記内軸の一端部が通過する際に、前記内軸の一端部に押圧されて前記内軸に対して放射方向に弾性変形することを特徴とする先端工具取付用アダプタ。
(4)によれば内軸手動回転支持部、内軸自動回転支持部及び内軸固定支持部を段階的に移動させる際に、弾性部材が弾性変形して元に戻ることにより、操作棒の押し込み、引っ張り以外の操作で内軸の一端部が隣り合う支持部に移動することが規制される。
本発明によれば、先端工具の向きを任意に変えることが可能になり、先端工具を用いることによる作業性を向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態における先端工具取付用アダプタ1を用いてPDクランプ5を固定操作棒7に装着した状態を示す正面図である。 図1の先端工具取付用アダプタ1、PDクランプ5及び固定操作棒7を切り離した状態を示す正面図である。 PDクランプの内部構成を示す断面図である。 操作棒側連結部12の内部構成を示す断面図である。 PDクランプの取付位置の一例を示す説明図である。 先端工具取付用アダプタ1を屈曲させた状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態における先端工具取付用アダプタ1を用いてPDクランプ5を固定操作棒7に装備した状態を示す正面図、図2は、図1の先端工具取付用アダプタ1、PDクランプ5及び固定操作棒7を切り離した状態を示す正面図である。PDクランプ5は、先端工具取付用アダプタ1を介して固定操作棒7に装着される。
固定操作棒7は、図2に示すように、長尺の円柱状の棒状部材7aと、この棒状部材7aの先端に固定された装着部7bとを備えている。装着部7bは、棒状部材7aと同軸に配置された円柱体7cと、この円柱体7cの側面の一部から円柱体7cの中心軸に対して直角方向に延びる係止シャフト7d、7dとを備えている。
本実施形態における先端工具取付用アダプタ1は、図2に示すように、工具側連結部10と、操作棒側連結部12と、内軸14と、フレキシブルホース16とを備えている。工具側連結部10は、PDクランプ5に連結するものであり、円柱体10aと、この円柱体10aの側面の一部から円柱体10aの中心軸に対して直角方向に延びる係止シャフト10b、10bとを備えている。なお、円柱体10aと円柱体7cとは同径であり、円柱体10aの上面を基準とする係止シャフト10b、10bの配置と、円柱体7cの上面を基準とする係止シャフト7d、7dの配置は同じである。このため、PDクランプ5は、先端工具取付用アダプタ1及び固定操作棒7のいずれにも連結可能である。また、円柱体10aの中心部には中心軸に沿った円柱状の孔部10cが形成されている。
操作棒側連結部12は、固定操作棒7の装着部7bに連結するものである。操作棒側連結部12は、有底の円筒体形状であり、操作棒側連結部12の開口は、円柱体7cが挿入可能な径に設定されている。また、操作棒側連結部12の開口側の側面には、開口端面の一部からL字状に延びる溝12aが2箇所形成されている。そして、操作棒側連結部12の開口に、係止シャフト7d、7dを溝12a、12aに通すように円柱体7cを挿入し、更に、棒状部材7aを回転させて溝12a、12aの端部に係止シャフト7d、7dを位置付けることによって、固定操作棒7の装着部7bと操作棒側連結部12とが連結される。なお、固定操作棒7から操作棒側連結部12が外れないように、ねじやベルト等の補助固定部材を用いて固定することが望ましい。
内軸14は、可撓性を有する長尺の円柱状の棒状部材である。内軸14の一端部には、操作棒側連結部12が配置されている。内軸14の他端部は、工具側連結部10の孔部10cに挿入され、一部が工具側連結部10から突出している。工具側連結部10は、内軸14を回転自在に支持している。ここで、内軸14の軸方向へのスライド移動は工具側連結部10によって規制される。また、操作棒側連結部12は、内軸14を回転自在に支持するとともに、内軸14の一端部においてスライド移動自在である。操作棒側連結部12の詳細な構成については、図4を用いて後述する。
フレキシブルホース16は、内軸14を内部に挿通する管状部材であり、一端部には操作棒側連結部12が配置され、他端部には工具側連結部10が配置されている。また、フレキシブルホース16の一端部は、操作棒側連結部12の内軸14上のスライド移動によって、操作棒側連結部12に対して当接、離間可能であり、フレキシブルホース16の他端部は、工具側連結部10に固定されている。更に、フレキシブルホース16は、任意方向に屈曲自在でありかつ屈曲状態を維持可能な部材である。フレキシブルホース16が屈曲された場合、内部の内軸14も撓んだ状態で維持される。
PDクランプ5は、図1に示すように、第1クランプ5aと、第2クランプ5bと、高圧引下用絶縁電線5cとを備えている。第1クランプ5aと第2クランプ5bとは高圧引下用絶縁電線5cによって連結されている。
図3は第1クランプ5aの内部構成を示す断面図である。第1クランプ5aは、絶縁カバー20と、電線締付コマ22と、針電極24と、リンク部材26、支持棒28とを備えている。
絶縁カバー20は、内部に電線締付コマ22と、針電極24と、軸部材に相当するリンク部材26とを内部に備えている。絶縁カバー20の下部には筒部20aが形成されている。この筒部20aの底面の外周形状は、円柱体10aの上面よりも大きい略正方形であり、内周形状は、円柱体10aの上面よりも若干大きい円形である。更に、筒部20aには、筒部20a下端の一部から上方に向かってJ字型に延びる溝20bが形成されている。なお、溝20bは筒部20aに2箇所形成されている。
また、絶縁カバー20における上部には、縁線が挿入可能な開口部20cが形成されている。この開口部20cは、筒部20aの中心軸に対して垂直方向に延びており、絶縁カバー20の両側部を切り欠いている。針電極24は、絶縁カバー20における開口部20cの上部に設置され、電線締付コマ22は、開口部20cの下部に設置されている。また、リンク部材26の一端部には、電線締付コマ22が連結されており、リンク部材26の他端側が筒部20a内に配置されている。
針電極24は、先端部が鋭利に形成されており、この先端部は、開口部20cが延びる方向に対して垂直方向でかつ開口部20cの内部に向けられている。電線締付コマ22は、針電極24の先端部に対向配置されている。針電極24には、高圧引下用絶縁電線5cの一端が電気的に接続される。なお、針電極24は、絶縁カバー20内に2つ並べて設置されている。
リンク部材26は、回転が伝達されて回転する軸部材と、この軸部材が回転することによって上下動する連動機構を備えている。電線締付コマ22は、リンク部材26の連動機構に設置されており、リンク部材26に連動して上下動する。具体的には、PDクランプ5と先端工具取付用アダプタ1とを連結した時に、内軸14の他端部がリンク部材26の他端部に係合する。そして、内軸14が回転することによって電線締付コマ22が上下動する。
支持棒28は、開口部20cに挿入可能な太さの棒状部材であり、絶縁カバー20における開口部20cの背面側に設置されており、絶縁カバー20から側方に突出している。この時の支持棒28の長手方向は開口部20cが延びる方向に平行である。
第2クランプ5bは、支持棒28を有さない以外、第1クランプ5aと略同一の構成であり、第2クランプ5bの針電極24には、高圧引下用絶縁電線5cの他端が電気的に接続される。
PDクランプ5は、通常状態において、支持棒28を第2クランプ5bの開口部20cに挿入することにより、第1クランプ5aと第2クランプ5bとが一体化された状態となる。このとき、第1クランプ5aの後方に第2クランプ5bが配置される。
図4は、操作棒側連結部12の構成を示す断面図である。操作棒側連結部12は、円筒体12bと、蓋体12cと、ばね40と、ばね42と、モータ44と、バッテリ46と、スイッチ48とを備えている。
円筒体12b及び蓋体12cは、操作棒側連結部12における外装を構成するものであり、円筒体12bの中央部には、リング状の仕切板12dが形成されており、円筒体12bの一端部にリング状の蓋体12cが取り付けられる。このため、円筒体12bの内部には、蓋体12cと仕切板12dとによって仕切られた部屋12eが形成され、この部屋12eに内軸14の一端部が配置される。また、円筒体12bの他端部に溝12aが形成されている。
内軸14の一端部には円板状のフランジ部14aが設けられており、このフランジ部14aは、蓋体12c及び仕切板12dの中央の孔部よりも大きいため、操作棒側連結部12は、蓋体12cから仕切板12dまでの範囲内でスライド移動可能である。
部屋12eの内部には、内軸手動回転支持部に相当する第1内軸支持部30と、内軸自動回転支持部に相当する第2内軸支持部32と、内軸固定支持部に相当する第3内軸支持部34が備えられており、第1内軸支持部30は、蓋体12cとばね40とによって構成され、第2内軸支持部32は、ばね40とばね42とによって構成され、第3内軸支持部34は、ばね42と仕切板12dとによって構成される。
ばね40及びばね42は、C字型のばね部材であり、径が広がる方向に弾性変形可能である。また、ばね40は、部屋12eにおける蓋体12c側に配置され、ばね42は、部屋12eにおける仕切板12d側に配置される。また、蓋体12c、ばね40、ばね42及び仕切板12dは、円筒体12bの中心軸に対して同軸に配置される。つまり、第1内軸支持部30、第2内軸支持部32及び第3内軸支持部34は、部屋12eの内部に蓋体12c側から仕切板12d側に向かって、第1内軸支持部30、第2内軸支持部32、第3内軸支持部34の順に配置されている。
また、ばね40及びばね42の径は、通常状態においてフランジ部14aの径より若干小さくなるように設定されている。また、ばね40及びばね42における円筒体12bの中心軸方向の断面形状において、ばね40及びばね42の内周面が円弧状に形成されている。
蓋体12cからばね40までの幅は、フランジ部14aの幅より若干小さくなるように設定されている。ばね40からばね42までの幅は、フランジ部14aの幅より若干大きくなるように設定されている。ばね42から仕切板12dまでの幅は、フランジ部14aの幅より若干小さくなるように設定されている。
また、蓋体12cの上面には、複数の突起50が立設している。また、フレキシブルホース16における蓋体12cとの対向面における複数の突起50との対向部位には、突起50が遊嵌可能な孔部52が形成されている。このように、突起50及び孔部52は係合部に相当する。
また、モータ44は、内軸14を軸周りに回転させる駆動源である。バッテリ46は、モータ44に電流を供給する電源である。スイッチ48は、ばね40とばね42との間に設けられ、ばね40とばね42との間、すなわち第2内軸支持部32にフランジ部14aがスライド移動した場合にのみ、フランジ部14aに押圧されてオンになるスイッチである。本実施形態においては、スイッチ48がオンの場合に、バッテリ46からモータ44に電流が供給されるように電気回路が構成されている。
次に、操作棒側連結部12内のフランジ部14aの動作について説明する。
操作棒側連結部12は、固定操作棒7を押し込んだり、引っ張ったりすることによって内軸14に沿ってスライド移動する。操作棒側連結部12がスライド移動するとフランジ部14aは、部屋12e内をスライド移動する。
フランジ部14aが第1内軸支持部30に位置している場合、ばね40による付勢によりフランジ部14aは蓋体12cに密着する。これにより、フランジ部14aは、操作棒側連結部12におけるばね40と蓋体12cとの間に固定された状態となる。
フランジ部14aが第1内軸支持部30に位置している状態から、操作棒側連結部12をフレキシブルホース16側に押し込むと、フランジ部14aはばね40の内側を通過して第2内軸支持部32に位置付けられる。ばね40は、フランジ部14aが通過する際に操作棒側連結部12の中心軸に対して放射方向に弾性変形して、フランジ部14aが通過可能な径に広がる。そして、ばね40は、フランジ部14aを通過した後、元の形状に戻る。この時、フランジ部14aは、ばね40とばね42との間に、操作棒側連結部12に対して独立して回転可能に支持された状態となる。
更に、フランジ部14aが第2内軸支持部32に位置している状態から、操作棒側連結部12を押し込むと、フランジ部14aはばね42の内側を通過して第3内軸支持部34に位置付けられる。ばね42は、フランジ部14aが通過する際に操作棒側連結部12の中心軸に対して放射方向に弾性変形して、フランジ部14aが通過可能な径に広がる。そして、ばね42は、フランジ部14aを通過した後、閉じる方向に弾性変形するともに、フランジ部14aを付勢して仕切板12dに密着させる。これにより、フランジ部14aは、操作棒側連結部12におけるばね42と仕切板12dとの間に固定された状態となる。
フランジ部14aが第1内軸支持部30に位置している状態においては、図3に示すように、操作棒側連結部12の突起50とフレキシブルホース16の孔部52とが離間しており、突起50と孔部52との係合が解除されている。このため、作業員が固定操作棒7を回転操作した場合には、内軸14のみが回転する。
フランジ部14aが第2内軸支持部32に位置している状態においては、図3に示すように、操作棒側連結部12の突起50とフレキシブルホース16の孔部52とが離間しており、突起50と孔部52との係合が解除されている。また、この状態においては、フランジ部14aによってスイッチ48が押下されるため、モータ44が回転する。このモータ44の回転が内軸14に伝達されて内軸14のみが自動的に回転する。
フランジ部14aが第3内軸支持部34に位置している状態においては、図3において、操作棒側連結部12の突起50がフレキシブルホース16の孔部52に遊嵌することによって係合状態となり、操作棒側連結部12とフレキシブルホース16が一体化する。このため、作業員が固定操作棒7を回転操作した場合には、内軸14とフレキシブルホース16とが一緒に回転する。なお、本実施形態によれば、フランジ部14aが第3内軸支持部34に位置している状態においては、フランジ部14aは、操作棒側連結部12におけるばね42と仕切板12dとの間に固定された状態となるが、フランジ部14aを操作棒側連結部12に対して独立して回転可能に支持された状態としてもよい。
図5は、PDクランプの取付位置の一例を示す説明図である。電柱100に変圧器102、腕金104が装柱されており、腕金104には円筒型の高圧カットアウト106が装着されている。円筒型の高圧カットアウト106からは負荷側縁線106a及び電源側縁線106bが延びており、負荷側縁線106aは変圧器102に接続されており、電源側縁線106bは図示しない送電線から分岐した分岐線に接続されている。円筒型の高圧カットアウト106において、負荷側縁線106aは本体下部から水平方向に延びており、電源側縁線106bからは本体上部から鉛直上方に延びている。図1に示すPDクランプ5において、第1クランプ5aは、図5に示す負荷側縁線106aの円筒型の高圧カットアウト106近傍の取付部位Aに取り付けられ、第2クランプ5bは、図5に示す電源側縁線106bの円筒型の高圧カットアウト106近傍の取付部位Bに取り付けられる。
次に、本実施形態の先端工具取付用アダプタ1を使用した固定操作棒7によるPDクランプ5の取付作業の手順について説明する。
まず、図2に示すPDクランプ5の組み立てを行う。作業員は、第1クランプ5aと、第2クランプ5bとにおける電線締付コマ22(図3参照)と針電極24(図3参照)とが開いていることを確認する。次に、適当な長さの高圧引下用絶縁電線5cを用意し、高圧引下用絶縁電線5cの両端部の被覆をストリップゲージに合わせて剥ぎ取って、第1クランプ5a及び第2クランプ5bのPD線挿入孔(図示せず)に挿入して締め付ける。そして、第1クランプ5aの支持棒28に第2クランプ5bを固定する。本実施形態においては支持棒28を有する第1クランプ5aが負荷側接続用のクランプとなり、第2クランプ5bが電源側接続用のクランプとなる。
次に、作業員は、電柱100に作業台(図示せず)を取り付けた後、PDクランプ5と、固定操作棒7と、先端工具取付用アダプタ1を持って昇柱して作業台に移動する。
次に、作業員は、高圧カットアウト106の開放や変圧器102の点検等の作業を行った後、固定操作棒7に先端工具取付用アダプタ1を連結し、更に先端工具取付用アダプタ1に第1クランプ5aを連結する。この時、先端工具取付用アダプタ1のフレキシブルホース16は真っ直ぐな状態とする。また、操作棒側連結部12内のフランジ部14aは第3内軸支持部34に位置するように予め切り替えておく。
次に、作業員は、固定操作棒7を操作してPDクランプ5を高圧カットアウト106の負荷側縁線106aにおける取付部位Aに近づけ、水平方向に延びる高圧カットアウト106近傍の負荷側縁線106aを第1クランプ5aの開口部20cに挿通して、負荷側縁線106aに第1クランプ5aを引っ掛ける。この時、第2クランプ5bは第1クランプ5aの背後にあるため、第1クランプ5aと第2クランプ5bとが同時に負荷側縁線106aに引っ掛かることはない。
負荷側縁線106aに第1クランプ5aを引っ掛けたのち、固定操作棒7を引っ張って、操作棒側連結部12内のフランジ部14aを第2内軸支持部32に位置付ける。これにより、モータ44に電流が供給されて内軸14が自動的に回転する。そして、内軸14の回転が第1クランプ5aのリンク部材26に伝達されることにより、電線締付コマ22が負荷側縁線106aを針電極24に押し上げられ、針電極24が負荷側縁線106aに差し込まれる。
作業員は、第2固定状態を所定時間継続させた後に固定操作棒7を引っ張って、操作棒側連結部12内のフランジ部14aを第1内軸支持部30に位置付ける。そして、作業員は、固定操作棒7を手動で回転させることにより、針電極24の負荷側縁線106aへの差し込みを確実に行い、針電極24を縁線内の導線に電気的に導通させる。これにより、負荷側縁線106aへの第1クランプ5aの取付が完了する。
負荷側縁線106aへの第1クランプ5aの取付が完了した後、作業員は、固定操作棒7を押し込んで、操作棒側連結部12内のフランジ部14aを第3内軸支持部34に位置付ける。そして、固定操作棒7を逆回転させて引っ張ることにより、第1クランプ5aから先端工具取付用アダプタ1を取り外す。
次に、作業員は、固定操作棒7を操作して、第1クランプ5aから取り外した先端工具取付用アダプタ1を第2クランプ5bに装着する。更に、作業員は、固定操作棒7を操作して、支持棒28から第2クランプ5bを取り外し、高圧カットアウト106の電源側縁線106bにおける第2クランプ5bの取付部位Bに、第2クランプ5bを近づける。この時、高圧カットアウトの電源側縁線106bを第2クランプ5bの開口部20cに挿入し難い場合、例えば図5に示すように電源側縁線106bが鉛直方向に延びている場合には、腕金104に第2クランプ5bを押し当てることによってフレキシブルホース16を屈曲させ、図6に示すように、第2クランプ5bの開口部20cの向きが鉛直方向を向くように調整してから、電源側縁線106bに第1クランプ5aを引っ掛ける。
電源側縁線106bに第2クランプ5bを引っ掛けたのち、固定操作棒7を引っ張って、操作棒側連結部12内のフランジ部14aを第2内軸支持部32に位置付ける。これにより、モータ44に電流が供給されて内軸14が自動的に回転する。そして、内軸14の回転が第2クランプ5bのリンク部材26に伝達されることにより、電線締付コマ22によって電源側縁線106bが針電極24に向かって押し上げられ、針電極24が電源側縁線106bに差し込まれる。作業員は、フランジ部14aを第2内軸支持部32に位置付け状態を所定時間継続させた後に固定操作棒7を引っ張って、操作棒側連結部12内のフランジ部14aを第1内軸支持部30に位置付ける。そして、作業員は、固定操作棒7を手動で回転させることにより、針電極24の電源側縁線106bへの差し込みを確実に行い、針電極24を電源側縁線106b内の導線に電気的に導通させる。これにより、電源側縁線106bへの第2クランプ5bの取付が完了する。
なお、第2クランプ5bの取付完了後において、固定操作棒7は、先端工具取付用アダプタ1を介して第2クランプ5bに装着されたまま電源側縁線106bに垂下させてもよい。また、固定操作棒7にベルト部材を備え、このベルト部材によって固定操作棒7を電柱100に固定してもよい。
そして、高圧カットアウト106の修理や交換が完了した後、固定操作棒7を逆回転させて電線締付コマ22を縁線から離間させる。そして、電線締付コマ22を移動させた後、固定操作棒7を操作して、電源側縁線106bから針電極24を抜き取り、第2クランプ5bを電源側縁線から取り外す。以降、PDクランプ5の取り付け手順とは逆の手順で第1クランプ5aを取り外す。
以上、説明したように構成された本実施形態によれば、フレキシブルホース16を屈曲させることにより、PDクランプ5を高圧カットアウトの縁線に取り付ける際に、PDクランプ5の向きを縁線に取り付け易い向きに調整することが可能になる。これにより、PDクランプ5の向きを縁線の向きに合わせるために、作業員が無理な体勢で操作棒を操作する必要がなくなり、柱上におけるPDクランプ5を縁線に取り付ける際の作業性を向上させることが可能になる。
また、操作棒側連結部12をスライド移動させることによって突起50と孔部52とを係合状態及び係合解除状態に切り替え自在であり、係合状態においては固定操作棒7を回転させることによってPDクランプ5全体を回転させることが可能になり、係合解除状態においては固定操作棒7の回転が内軸14を介してPDクランプ5のリンク部材26に伝達され、電線締付コマ22が縁線を移動させることにより、針電極24を縁線に差し込むことが可能になる。これにより、従来のような2軸回転操作棒を用いる必要がなくなるために操作棒の軽量化が図れ、柱上におけるPDクランプ5を縁線に取り付ける際の作業性を向上させることが可能になる。
また本実施形態によれば、操作棒側連結部12は、内軸14の一端部を軸周りに回転させるモータ44と、モータ44の電源となるバッテリとを備え、フランジ部14aが第2固定状態となった場合にモータが駆動することによって内軸14が回転し、その回転がリンク部材26に伝達されて電線締付コマ22が縁線を移動させることにより、針電極24を縁線に仮差込することを自動的に行うことが可能になる。
また本実施形態によれば、第1内軸支持部30、第2内軸支持部32及び第3内軸支持部34は、部屋12eの内部に蓋体12c側から仕切板12d側に向かって順番に配置されている。このため、まず、内軸14の一端部(フランジ部14a)を第3内軸支持部34に位置付けてフレキシブルホース16と内軸14とを一体にすることによってPDクランプ5が軸周りに回転しないため、縁線にPDクランプ5を取り付けることが容易に可能になる。また、固定操作棒7を引っ張って内軸14の一端部を第3内軸支持部34から第2内軸支持部32に位置付けることにより、自動的にPDクランプ5を動作させて、PDクランプ5の針電極24に縁線を自動的に差し込むことが可能になる。次に、操作棒を引っ張って内軸14の一端部を第2内軸支持部32から第1内軸支持部30に位置付けることにより、手動で固定操作棒7を回転させた場合にその回転が内軸14を介してPDクランプ5のリンク部材26に伝達される。これにより、PDクランプ5の針電極24に縁線を確実に差し込むことが可能になる。このように段階的な手順でPDクランプ5を縁線に取り付けることが可能になる。しかも、固定操作棒7を押し込んだり引っ張ったりするという単純な操作によって、内軸の一端部を、第1内軸支持部30、第2内軸支持部32及び第3内軸支持部34のいずれかに容易に切り替えることが可能になる。
また本実施形態によれば、内軸14の一端部にフランジ部14aが形成されており、操作棒側連結部12は、第2内軸支持部32と第3内軸支持部34との境界にばね42を備え、第1内軸支持部30と第2内軸支持部32との境界にばね40を備え、ばね40、42は、フランジ部14aの外周部に対して軸方向に対向し、操作棒側連結部12のスライド移動によってフランジ部14aが通過する際に、フランジ部14aに押圧されて内軸14に対して放射方向に移動する。このため、フランジ部14aを第3内軸支持部34、第2内軸支持部32及び第1内軸支持部30の順に段階的に移動させることが可能になり、固定操作棒7の操作による、操作棒側連結部12とフレキシブルホース16との係合及び係合解除や、モータ44のオンオフ操作が容易に可能になる。また、第1内軸支持部30、第2内軸支持部32及び第3内軸支持部34を段階的に移動させる際に、ばね40、42が弾性変形して元に戻ることにより、固定操作棒7の押し込み、引っ張り以外の操作でフランジ部14aが隣り合う支持部に移動することが規制される。また、ばね40、42から固定操作棒7に加わる力が作業員に伝わってくるため、フランジ部14aの移動が完了したか否かを判断することが可能になる。
1 先端工具取付用アダプタ
5 PDクランプ
5a 第1クランプ
5b 第2クランプ
5c 高圧引下用絶縁電線
7 固定操作棒
7a 棒状部材
7b 装着部
7c 円柱体
7d 係止シャフト
10 工具側連結部
10a 円柱体
10b 係止シャフト
10c 孔部
12 操作棒側連結部
12a 溝
12b 円筒体
12c 蓋体
12d 仕切板
12e 部屋
14 内軸
14a フランジ部
16 フレキシブルホース
20 絶縁カバー
20a 筒部
20b 溝
20c 開口部
22 電線締付コマ
24 針電極
26 リンク部材
28 支持棒
30 第1内軸支持部
32 第2内軸支持部
34 第3内軸支持部
40、42 ばね
44 モータ
46 バッテリ
48 スイッチ
50 突起
52 孔部
100 電柱
102 変圧器
104 腕金
106 高圧カットアウト
106a 負荷側縁線
106b 電源側縁線

Claims (4)

  1. 操作棒の先端部に連結される操作棒側連結部と、
    軸周りに回転する軸部材を有する先端工具に連結される工具側連結部と、
    一端部に前記操作棒側連結部がスライド移動自在に連結され、他端部に前記工具側連結部が回転自在に連結され、前記工具側連結部が前記先端工具に連結された場合に前記他端部が前記軸部材の端部に係合される内軸と、
    前記操作棒側連結部と前記工具側連結部との間に配置され、内部に前記内軸が挿通される管状部材と、
    前記操作棒側連結部が前記管状部材側にスライド移動した状態において、前記操作棒側連結部の回転を前記管状部材に伝達可能に前記操作棒側連結部を前記管状部材に係合し、前記操作棒側連結部が前記管状部材から離間した状態において係合を解除する係合部とを備え、
    前記内軸は可撓性を有し、
    前記管状部材は、前記工具側連結部に固定され、任意方向に屈曲自在でありかつ屈曲状態を維持可能なフレキシブルホースからなり、
    前記操作棒側連結部は、前記係合部の係合が解除される位置で前記操作棒の回転を伝達可能に前記内軸の一端部を支持する内軸手動回転支持部と、前記係合部が係合する位置で前記内軸の一端部を支持する内軸固定支持部とを備えることを特徴とする先端工具取付用アダプタ。
  2. 前記操作棒側連結部は、
    前記内軸の一端部を軸周りに回転させるモータと、
    当該モータの電源となるバッテリと、
    前記モータに対する前記バッテリからの電流の供給をオンオフするスイッチと、
    前記係合部の係合が解除される位置で前記内軸の一端部を回転可能に支持する内軸自動回転支持部とを更に備え、
    前記スイッチは、前記内軸自動回転支持部に備えられ、前記内軸の一端部が前記内軸自動回転支持部に位置する場合にオンになることを特徴とする請求項1記載の先端工具取付用アダプタ。
  3. 前記操作棒側連結部の内部において、前記管状部材側から前記操作棒側に向かって前記内軸手動回転支持部、前記内軸自動回転支持部、前記内軸固定支持部の順に配置されることを特徴とする請求項2記載の先端工具取付用アダプタ。
  4. 前記内軸の一端部はフランジ状に形成されており、
    前記操作棒側連結部は、前記内軸手動回転支持部と前記内軸自動回転支持部との境界、及び前記内軸自動回転支持部と前記内軸固定支持部との境界に弾性部材を備え、
    当該弾性部材は、前記操作棒側連結部のスライド移動によって前記内軸の一端部が通過する際に、前記内軸の一端部に押圧されて前記内軸に対して放射方向に弾性変形することを特徴とする請求項3記載の先端工具取付用アダプタ。
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