JP2014096094A - 減圧弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】減圧弁において、静粛性を向上させることにある。
【解決手段】減圧弁30においてばね収容室37が密閉される。よって、ピストン32の作動音が外部に伝わることが抑制される。これにより、減圧弁30における静粛性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、減圧弁に関する。
近年、環境に対する配慮から二酸化炭素を排出しない燃料電池車両が注目されている。この燃料電池車両は、燃料である水素を供給する燃料供給システムを備える。この燃料供給システムにおいて、高圧のガス(水素)を減圧する減圧弁を備える。
図5に示すように、減圧弁100は、シリンダ110と、そのシリンダ110内を上下移動可能な円柱状のピストン120と、そのピストン120を下側に付勢するコイルばね130と、ピストン120の上下動に応じて開閉する弁160と、を備える。
弁160の開閉に応じてピストン120の下側に形成される減圧室150への水素(高圧ガス)の流入量が制御される。シリンダ110の上面には、大気へと連通する連通孔125が形成されている。
シリンダ110は、大気圧による力及びコイルばね130からの力(上側からの力)と、減圧室150内の圧力Pによる力(下側からの力)とのバランスに応じて上下動する。
例えば、減圧室150の圧力Pが一定値より高くなった場合、ピストン120が上側に移動することで弁160が閉じる。これにより、減圧室150内への水素の流入が抑制されて、減圧室150内の圧力上昇が抑制される。
また、減圧室150の圧力Pが一定値より低くなった場合、ピストン120が下側に移動することで弁160が開く。これにより、弁160を通じて減圧室150内へ水素が流入して、減圧室150内の圧力が上昇する(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2004−192462号公報 特開2006−164210号公報 特開2001−99011号公報
上記減圧弁100においては、ピストン120の上下動に伴う作動音が連通孔125を通じて外部に伝播する。よって、減圧弁100の静粛性が損なわれるおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、静粛性を向上させた減圧弁を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するために、シリンダ内を高圧側空間及び低圧側空間に区画し、前記低圧側空間に位置するばねを通じて前記高圧側空間へ付勢されたピストンを備え、前記高圧側空間内の圧力に応じて前記ピストンが移動することで開閉する減圧弁において、前記低圧側空間を密閉した。
この構成によれば、低圧側空間が密閉される。よって、ピストンの作動音が外部に伝わることが抑制される。これにより、減圧弁における静粛性を向上させることができる。
上記減圧弁について、前記シリンダにおいて前記低圧側空間と外部とを連通する貫通孔が形成され、その貫通孔に、前記低圧側空間の圧力に基づき開閉する逆止弁が設けられることで、前記低圧側空間を密閉可能とすることが好ましい。
この構成によれば、逆止弁が閉じることで低圧側空間を密閉させ、逆止弁が開くことで低圧側空間を外部と連通させることができる。
上記減圧弁について、前記逆止弁の外部側には、負の圧力を発生させる負圧発生装置が接続され、前記低圧側空間が真空状態にあるとき前記逆止弁が閉じた状態となって、前記低圧側空間が真空状態から圧力上昇したとき前記逆止弁が開いた状態となって、前記負圧発生装置は開いた前記逆止弁を通じて前記低圧側空間を真空状態とすることが好ましい。
この構成によれば、負圧発生装置及び逆止弁を通じて、低圧側空間を真空状態に保つことができる。真空状態においては、音波を伝播させる媒体(空気)が存在しないため、ピストンの作動音が伝わらない。よって、減圧弁における静粛性をいっそう向上させることができる。
本発明によれば、減圧弁において、静粛性を向上させることができる。
本発明の一実施形態における燃料電池車両の燃料供給システムの構成を示したブロック図。 本発明の一実施形態における減圧弁の断面図。 本発明の一実施形態における逆止弁が閉じたときの断面図。 本発明の一実施形態における逆止弁が開いたときの断面図。 背景技術における減圧弁の断面図。
以下、本発明にかかる減圧弁を燃料電池車両の燃料供給システムに具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、燃料供給システムは、燃料となる水素が貯蔵される水素タンク52と、水素及び酸素を化学反応させるスタック51と、を備える。これら水素タンク52及びスタック51間には、スタック51への水素の供給を調整するインジェクタ53と、スタック51へ供給する圧力を所定値に低減する高圧水素タンク用の減圧弁30とが設けられている。
図2に示すように、減圧弁30は、シリンダ31と、ピストン32と、コイルばね33と、弁機構36とを備える。
シリンダ31は、円柱状のピストン32を収納可能に略円筒状に構成される。ピストン32の上面には凹状のばね収納穴32aが形成されている。コイルばね33は、シリンダ31とばね収納穴32aとで区画されるばね収容室37に収容される。コイルばね33は、自身の弾性力によりピストン32を下側に押圧する。ばね収容室37は低圧側空間の一例である。
ピストン32の外周面には樹脂製のウェアリング35及びシール部材38が嵌め込まれている。ピストン32がシリンダ31内を上下移動する際には、ウェアリング35及びシール部材38がシリンダ31の内周面に摺動する。これにより、ピストン32の往復移動がスムーズとなる。
また、シリンダ31内において、ピストン32に対して下側に離間する位置には区画部14が形成されている。ピストン32及び区画部14間には減圧室15が形成されている。この減圧室15は高圧側空間の一例である。
弁機構36は、ピン20と、ポペット18とを備える。区画部14には貫通孔14aが形成されている。この貫通孔14aは、区画部14の厚さ方向において、減圧室15側から区画部14の中央まで円径が同一に形成されるとともに、区画部14の中央から下端面までその円径が徐々に大きくなるテーパ面14bが形成されている。
区画部14と一体でピン20の外周を覆うピンプラグ19が減圧室15側に形成されている。
ポペット18は、円柱状の本体部18aと、その本体部18aより直径の小さい円柱状の先端部18bと、これら本体部18a及び先端部18bを連結するテーパ部18cと、を有する。
ポペット18のテーパ部18cはテーパ面14bに面接触可能に形成されている。ポペット18の先端部18bは区画部14の貫通孔14aを通じて減圧室15側に突出している。また、先端部18bの先端面にはピン20の下面が接触している。
また、シリンダ31の上部には、貫通孔31aが形成されている。この貫通孔31aには逆止弁40が設けられている。この逆止弁40の構成及び作用については後述する。
次に、減圧弁30の作用について説明する。
減圧室15の圧力Pが一定値より高くなった場合、その圧力Pによりピストン32はコイルばね33の付勢力に抗しつつ上側に移動する。このピストン32の移動に伴い、ピン20ひいてはポペット18が上側に移動する。よって、ポペット18のテーパ部18cが貫通孔14aのテーパ面14bに面接触する。これが弁機構36が閉じた状態である。この状態においては、減圧室15内への水素の流入が抑制されて、減圧室15内の圧力上昇が抑制される。
また、減圧室15の圧力Pが一定値より低くなった場合、ピストン32はコイルばね33の付勢力に従い下側に移動する。このピストン32の移動に伴い、ピン20ひいてはポペット18が下側に移動する。よって、ポペット18のテーパ部18cが貫通孔14aのテーパ面14bと離間する。これが弁機構36が開いた状態である。この状態においては、ポペット18及び区画部14の隙間から減圧室15内へ水素が流入して、減圧室15内の圧力が上昇する。以上により、減圧室15の圧力Pが一定値に保たれる。
次に、逆止弁40の構成について説明する。
図3に示すように、逆止弁40は、可動部材41と、シール部材42と、逆止弁用ばね43と、上蓋部44と、継手45と、を備える。
上蓋部44は、貫通孔31aを上側から塞ぐとともに、その上面中央に上側に突出する筒状の継手45が形成されている。上蓋部44の下面には、逆止弁用ばね43が収納可能に凹部44aが形成されている。
この逆止弁用ばね43の下端側には可動部材41が設けられている。ここで、貫通孔31aの下側には、その貫通孔31aより径が小さい貫通孔31bが形成されている。この可動部材41は、ばね収容室37へと繋がる貫通孔31bを塞ぐことが可能に設けられている。可動部材41の下面には円環状のシール部材42が装着されている。可動部材41が貫通孔31bを塞いだ状態で、シール部材42は貫通孔31bの周縁部に当接する。これにより、減圧室15が密閉された状態とされる。
継手45には負圧発生装置48が接続されている。負圧発生装置48は大気圧より小さい負圧を発生させることで、継手45を通じて逆止弁40における可動部材41より上側の減圧空間47を真空状態とする。
負圧発生装置48及び逆止弁40は、ばね収容室37を真空に保つべく作用する。以下、逆止弁40の作用について説明する。
例えば、ばね収容室37が真空状態にあるとき、そのばね収容室37と減圧空間47との圧力の平衡が保たれている。このため、図3に示すように、逆止弁用ばね43からの付勢力を通じて可動部材41が貫通孔31aを塞ぐことで、ばね収容室37を密閉した状態にある。
ばね収容室37の圧力が上昇すると、その圧力が減圧空間47の圧力より大きくなる。図4に示すように、この圧力差を通じて、可動部材41には上側への力が作用する。これにより、可動部材41は、逆止弁用ばね43を圧縮させつつ上側に移動して貫通孔31bを開放する。従って、ばね収容室37と減圧空間47とが連通した状態となって、図4の矢印で示すように、空気がばね収容室37から減圧空間47に流れることになる。よって、ばね収容室37の圧力が低下して、再び真空状態とすることができる。ばね収容室37が真空状態となると、再び可動部材41が貫通孔31aを塞ぐことでばね収容室37を密閉した状態となる。よって、ばね収容室37を真空状態で、かつ密閉状態に保つことができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)減圧弁30においてばね収容室37は密閉される。よって、ピストン32の作動音が外部に伝わることが抑制される。これにより、減圧弁30における静粛性を向上させることができる。
(2)負圧発生装置48及び逆止弁40を通じて、ばね収容室37を真空状態に保つことができる。真空状態においては、ピストン32の作動音が伝わらない。よって、減圧弁30における静粛性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、減圧弁30は燃料電池車両の燃料供給システムに適用されていた。しかし、減圧弁30をその他減圧が必要な構成に適用してもよい。
・上記実施形態においては、減圧弁30には逆止弁40が設けられていたが、この減圧弁30を省略してもよい。この場合であっても、シリンダ31に形成される貫通孔31a,31bを省略することで、ばね収容室37を密閉する。これにより、ピストン32の作動音の外部への伝達が抑制される。よって、従来に比べて、減圧弁30の静粛性を向上させることができる。
・上記実施形態におけるウェアリング35の数及び位置はシール部材38の位置に対して適宜変更可能である。
14…区画部、15…減圧室、18…ポペット、20…ピン、30…減圧弁、31…シリンダ、32…ピストン、32a…ばね収納穴、33…コイルばね、35…ウェアリング、37…ばね収容室、38…シール部材、40…逆止弁、41…可動部材、42…シール部材、43…逆止弁用ばね、44…上蓋部、44a…凹部、45…継手、47…減圧空間、48…負圧発生装置。

Claims (3)

  1. シリンダ内を高圧側空間及び低圧側空間に区画し、前記低圧側空間に位置するばねを通じて前記高圧側空間へ付勢されたピストンを備え、前記高圧側空間内の圧力に応じて前記ピストンが移動することで開閉する減圧弁において、
    前記低圧側空間を密閉した
    ことを特徴とする減圧弁。
  2. 請求項1に記載の減圧弁において、
    前記シリンダにおいて前記低圧側空間と外部とを連通する貫通孔が形成され、その貫通孔に、前記低圧側空間の圧力に基づき開閉する逆止弁が設けられることで、前記低圧側空間を密閉可能となる
    ことを特徴とする減圧弁。
  3. 請求項2に記載の減圧弁において、
    前記逆止弁の外部側には、負の圧力を発生させる負圧発生装置が接続され、
    前記低圧側空間が真空状態にあるとき前記逆止弁が閉じた状態となって、前記低圧側空間が真空状態から圧力上昇したとき前記逆止弁が開いた状態となって、
    前記負圧発生装置は開いた前記逆止弁を通じて前記低圧側空間を真空状態とする
    ことを特徴とする減圧弁。
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