JP2014094805A - 排出用トレイ - Google Patents

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【課題】設置の容易さや小型化に貢献し、さらに汎用性が高かったり、ユーザーにとって使い勝手に優れていたりする排出用トレイを提供する。
【解決手段】排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、上記記録媒体を排出する機器に対して着脱可能であり、かつ、上記機器が生じさせる動力を受けて回転することにより上記記録媒体を搬送する搬送部を備える。また、排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、かつ、上記湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることにより、上記湾曲する経路よりも直線的に上記記録媒体を通過させる第二の経路を形成可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、排出される記録媒体を受けるための排出用トレイに関する。
プリンターに配設される排紙トレイが知られている(特許文献1〜4参照。)。このような排紙トレイは、プリンターに対して着脱可能に構成されることがあり、プリンターから排出される記録媒体を通過させ、またそれら記録媒体を受けて収納・載置する。
特開平11‐5348号公報 特開2003‐104590号公報 特開2003‐112458号公報 特開2004‐331250号公報
プリンターやスキャナー等の製品には、設置の容易さや小型化が求められる。このような設置の容易さや小型化は、排紙トレイあるいは排紙トレイを含む構成に対しても同様に求められるものである。加えて、排紙トレイには、汎用性の高さや使い勝手の良さも、改善すべき点として求められる。
本発明は上述の課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、従来と比較して、設置の容易さや小型化に貢献し、さらに汎用性が高かったり、ユーザーにとって使い勝手に優れていたりする排出用トレイを提供する。
本発明の態様の一つは、排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、上記記録媒体を排出する機器に対して着脱可能であり、かつ、上記機器が生じさせる動力を受けて回転することにより上記記録媒体を搬送する搬送部を備える、構成としてある。
当該構成によれば、排出用トレイは、記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲している。そのため、排出用トレイが直線状である場合と比較して、排出用トレイを含む上記機器が任意の設置場所に占める面積を小さくすることができる。また、このように湾曲した排出用トレイを機器に対して着脱可能であるため、様々な機器に対して装着することができ、ユーザーは、様々な機器を狭い場所で使用できるようになる。さらに、排出用トレイは、機器が生じさせる動力を受けて回転することにより記録媒体を搬送する搬送部を備えるため、排出用トレイ自身は動力を備えていなくとも、自身が受ける記録媒体を積極的に搬送することができ、ユーザーの利便性を向上させる。
また、本発明の態様の一つとして、上記機器に対する装着状態の保持と当該保持の解除とを切り替える切替部を有するとしてもよい。
当該構成によれば、切替部により機器に対する排出用トレイの装着状態の保持と当該保持の解除とを切り替えることにより、排出用トレイを機器に対して容易に着脱可能である。
また、本発明の態様の一つとして、排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、かつ、上記湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることにより、上記湾曲する経路よりも直線的に上記記録媒体を通過させる第二の経路を形成可能である、構成としてある。
当該構成においても、排出用トレイは、記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲している。そのため、排出用トレイが直線状である構成と比較して、排出用トレイを含む上記機器が任意の設置場所に占める面積を小さくすることができる。また、湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることにより第二の経路を形成する。そのため、湾曲した経路の通過に適さない記録媒体(湾曲し難い記録媒体)が機器から排出される場合であっても、第二の経路を通過させることで確実に排出させることができ、非常に汎用性が高い。
また、本発明の態様の一つとして、上記湾曲する経路の所定部を当該経路に略直交する軸を中心として回転させることにより、上記湾曲する経路の少なくとも一部を開口させるとしてもよい。
当該構成によれば、湾曲する経路の所定部を回転させることにより、第二の経路を容易に形成することができる。
また、本発明の態様の一つとして、上記回転した上記所定部の位置を保持する保持機構を有するとしてもよい。
当該構成によれば、第二の経路が形成された状態を保持機構により保持することができる。
また、本発明の態様の一つとして、上記回転した上記所定部は、上記湾曲する経路を塞ぐ構成としてもよい。
当該構成によれば、第二の経路を形成した状態で、記録媒体が上記湾曲する経路の方へ進んでしまうことを防止できる。
また、本発明の態様の一つとして、上記記録媒体が通る経路の終端部の一部に切り欠き形状となった切欠部を有する構成としてもよい。
当該構成によれば、切欠部が存在することで、ユーザーが記録媒体を排出用トレイから取り出す作業が容易となる。
また、本発明の態様の一つとして、上記記録媒体が通る経路は、通過する記録媒体の一方の面に相対する第一の壁と記録媒体の他方の面に相対する第二の壁とを有する構成としてもよい。
当該構成によれば、第一の壁および第二の壁が記録媒体を支えるため、記録媒体が湾曲した経路から逸脱してしまうことが防止される。
排出用トレイが機器に対し着脱される様子の一例を示す斜視図である。 排出用トレイと機器の内部構成の一例を簡易的に示す図である。 切替部の一例を示す斜視図である。 排出用トレイの一部断面図であって特に初期位置の回転壁部を示す図である。 排出用トレイの一部断面図であって特に回転位置の回転壁部を示す図である。 初期位置および回転位置を保持するための構成の一例を示す図である。 排出用トレイの取出口付近の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかる排出用トレイ10が、機器20に対して着脱される様子の一例を斜視図により示している。機器20は、記録媒体を排出する製品を意味し、印刷後の記録媒体を排出するプリンターや、読み取り後の記録媒体を排出するスキャナー等が該当する。また、記録媒体とは、用紙、プラスチック、フィルム、繊維等、機器20が排出可能なものであればあらゆる記録媒体が該当する。
機器20から排出される記録媒体を受けるための排出用トレイ10は、着脱部11を有する。排出用トレイ10は、着脱部11を機器20の排出側(記録媒体を排出する側)21へ係止させることにより、機器20に装着される。機器20に装着された排出用トレイ10は、機器20から排出される記録媒体を、機器20の排出側21に対面した受入口12から受け入れる。ユーザーは、排出用トレイ10が受け入れた記録媒体を、取出口13から取り出すことができる。取出口13は、特許請求の範囲における終端部に該当する。
図1から判るように、排出用トレイ10は、記録媒体が通る受入口12から取出口13へ至る経路の少なくとも一部が湾曲した形状となっている。このような排出用トレイ10の形状(湾曲の程度)は様々なものが考えられるが、機器20に装着されたときに、取出口13が、機器20が設置される設置面よりも上側を向くように排出用トレイ10はカーブしている。また、排出用トレイ10は、図1に示すよりも急激にカーブし、受入口12と取出口13とがほぼ同一方向を向くようなU字状であるとしてもよい。
上記着脱の具体的態様は特に問わず、ユーザーが手動で排出用トレイ10を機器20へ装着し且つ排出用トレイ10を機器20から外すことができる構成であればよい。例えば、着脱部11は、図1に示すように受入口12の縁の一部から突出する板状に形成される。一方、機器20の排出側21には、板状の着脱部11を受け入れるための凹部が形成される。また、当該凹部の内壁の一部には不図示の溝が一定方向に沿って形成される。そして、着脱部11を当該凹部へ挿入したときに着脱部11の縁が当該溝に嵌合することで、着脱部11が係止され、排出用トレイ10が機器20に装着される。また、着脱部11を当該凹部から引き抜くことで、排出用トレイ10が機器20から外れる。
図2は、排出用トレイ10が機器20に装着された状態における、排出用トレイ10と機器20の内部構成の一例を、簡易的に示している。機器20内では、記録媒体Mが搬送用のローラー22によって、図中に実線の矢印で示す搬送方向へ搬送される。また、機器20は、ギア23を備える。ギア23は、機器20内の図示しない動力源(モーター)からの動力を受けて、ローラー22と同期して回転する。一方、排出用トレイ10内には、ギア14が備えられている。ギア14は、排出用トレイ10が機器20に装着されたときに、ギア23と直接あるいは間接的に接続することで、ギア23の回転に伴って回転する。さらに排出用トレイ10内には、記録媒体Mの経路(少なくとも一部が湾曲した経路)に沿う位置にローラー15が形成されている。ローラー15は、図示しないギアの輪列等を介してギア14と接続しており、ギア14の回転に伴って回転する。また、一つのローラー15に対しては、当該経路を挟む位置に一つの従動ローラー16が設けられている。ローラー15の数は一つであっても、二つ以上であってもよい。
つまり、排出用トレイ10は、機器20が生じさせる動力を受けて回転するローラー15を有し、機器20から排出されて受入口12から受け入れた記録媒体Mを、ローラー15の回転により搬送するとしてもよい。これにより、少なくとも一部が湾曲した排出用トレイ10内の経路に沿って、記録媒体Mを確実に搬送することができる。ギア14やローラー15は、特許請求の範囲における搬送部の一例に該当する。
また、図1から判るように、排出用トレイ10は、受入口12から取出口13へ至る経路を壁面で覆っている。これは、排出用トレイ10は、内部を通過する記録媒体の一方の面に相対する第一壁17と記録媒体の他方の面に相対する第二壁18とを有することを意味する(図2参照)。このように経路の周囲が壁で囲われることで、記録媒体が、上記湾曲した経路から逸脱してしまうことが防止される。特に、機器20側に近い第一壁17が存在することにより、取出口13へ向かって進む記録媒体が機器20側へ倒れ込んでしまうこと防止する。第一壁17、第二壁18のいずれか一方は特許請求の範囲における第一の壁に該当し、他方は第二の壁に該当する。
上述したように排出用トレイ10は機器20に対して着脱可能であるが、ユーザーの使い勝手および安全性を考えると、機器20に対する装着状態を保持したり、装着状態の保持を解除したりできることが望ましい。そこで、排出用トレイ10は、機器20に対する装着状態の保持と当該保持の解除とを切り替える切替部を有するとしてもよい。次の図3では、切替部の具体例について説明する。
図3は、図2に示す視点Pから機器20を見た場合の一例を、斜視図により示している。図3では、機器20の筺体の一部と、機器20内に挿入されている着脱部11の先端付近の一部とを示している。図示するように、着脱部11の先端付近からは、被ロック部11aが突出している。被ロック部11aは断面が略T字状であり、先端側がより大きくなっている。一方、機器20の筺体の一部には貫通穴24が形成されている。貫通穴24は、被ロック部11aが通過可能な大きさに形成されている。また、機器20の筺体外側には、スライドロック部11bが備えられている。スライドロック部11bは、断面が略C字状である。スライドロック部11bは、一定方向に沿ってスライドすることにより、被ロック部11aの先端を内側に抱え込むように嵌合した状態と、当該嵌合した状態の解除とを切替えることができる。
スライドロック部11bが被ロック部11aの先端に嵌合した状態においては、被ロック部11aは貫通穴24を通過できなくなる。そのため、機器20に対する排出用トレイ10の装着状態が保持(ロック)される。ロック状態においては、機器20から排出用トレイ10が外れることがないため、ユーザーは機器20および排出用トレイ10を安全に使用することができる。一方、スライドロック部11bが被ロック部11aの先端に嵌合していない状態においては、被ロック部11aは貫通穴24を通過できる。そのため、機器20に対する排出用トレイ10の装着状態の保持が解除(ロック解除)される。ロック解除状態においては、ユーザーは、機器20から排出用トレイ10を容易に引き抜くことができる。つまりユーザーは、スライドロック部11bをスライドさせるだけで、上記ロック状態とロック解除状態とを切替えることができ、このようなスライドロック部11b(および被ロック部11a)は切替部に該当する。
上述したように排出用トレイ10は、少なくとも一部が湾曲した経路(以下、第一の経路とも呼ぶ。)を実現するものであるが、湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることにより、第一の経路よりも直線的に記録媒体を通過させる第二の経路を形成するようにしてもよい。ここで言う直線的とは、完全な直線である必要はなく、少なくとも第一の経路よりも直線に近いことを言う。
図4は、排出用トレイ10の湾曲部分の断面を例示している。図4には、実線の矢印により第一の経路を例示している。また、図示のように、第二壁18の湾曲部分の少なくとも一部は、回転可能な回転壁部30として独立して構成されている。回転壁部30は、第一の経路に略直交する軸31を中心として回転可能な部位であり、特許請求の範囲における、上記湾曲する経路の所定部に該当する。図4(および後述の図5)では、見易さを考慮して、図中の断面部分のうち回転壁部30についてはハッチングを省略している。以下では便宜上、図4に示した回転壁部30の位置を初期位置と呼ぶ。
図5は、図4と同様に排出用トレイ10の湾曲部分の断面を例示したものであり、回転壁部30を初期位置から回転させた状態を示している。当該回転は、ユーザーが手動により行うことができる。以下では便宜上、図5に示した回転壁部30の位置を回転位置と呼ぶ。回転壁部30を回転位置とすることにより、上記湾曲する経路の少なくとも一部に開口18aが出現する。この結果、図5に実線の矢印で例示するような第二の経路が形成される。第二の経路が形成された場合、受入口12から受け入れられた記録媒体は、取出口13へ向かうのではなく開口18aへ向かう。
機器20が排出する記録媒体には、厚手の用紙やプラスチック等、曲げることに適さないもの(湾曲し難い記録媒体)が含まれ得る。このような湾曲し難い記録媒体が機器20から排出される際には、回転壁部30の位置を回転位置として第二の経路を形成することで、記録媒体に余計な負荷や損傷を与えることなく確実に記録媒体を排出させることができる。図5から判るように、回転位置となった回転壁部30は、同時に、取出口13側へ向かう経路を塞ぐ(第一の経路を塞ぐ)。従って、回転壁部30を回転位置とするだけで、記録媒体を確実に第二の経路へ誘導することができる。
図6は、回転壁部30の初期位置および回転位置をそれぞれ保持するための構成の一例を示している。図6では、初期位置の回転壁部30を実線で示し、回転位置の回転壁部30を二点差線で示している。回転壁部30は、軸31からずれた位置であって、側壁19と相対する所定位置に係止部32を備える。側壁19とは、第一壁17と第二壁18とをそれらの両側で接続する壁を意味し、図1では、図1における手前側に見える側壁について符号19により示している。係止部32は、例えば、突起である。一方、側壁19は、初期位置に在る回転壁部30の係止部32と相対する位置に係止部19aを備え、かつ、回転位置に在る回転壁部30の係止部32と相対する位置に係止部19bを備える。係止部19a,19bは、突起(係止部32)と嵌合する凹部である。むろん、係止部32が凹部で、係止部19a,19bが突起であるとしてもよい。
すなわち、係止部32と係止部19aとが嵌合し合うことにより回転壁部30の初期位置が保持され、第一の経路が確保される。一方、係止部32と係止部19bとが嵌合し合うことにより回転壁部30の回転位置が保持され、第二の経路が確保される。係止部19a,19b,32は、特許請求の範囲における保持機構の一例に該当する。
なお、湾曲する経路の少なくとも一部を開口させる手段は、回転壁部30に限定されない。例えば、第二壁18の湾曲部分の一部を取り外すことが可能な構成とし、開口18aを確保できるようにしてもよい。あるいは、第二壁18の湾曲部分の一部を、引き戸や、片開きの扉や、両開きの扉などで構成することにより、開口18aを確保できるようにしてもよい。
図7は、排出用トレイ10の取出口13付近の構成を、第一壁17(あるいは第二壁18)側から例示している。図7に示すように、取出口13の一部(第一壁17および第二壁18の端部)は、受入口12側へ凹むように切り欠かれた形状となっている(図1も適宜参照)。このような切り欠き形状の部分を切欠部13aと呼ぶ。切欠部13aの存在により、第一の経路を通過してきた記録媒体Mをユーザーが取り出す動作が容易になる。
このように本実施形態によれば、排出用トレイ10では、記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲している。そのため、直線状である従来の排紙トレイと比較して、排出用トレイ10を含む機器20が任意の設置場所に占める面積を小さくすることができる。また、このように小型化が実現されることにより、排出用トレイ10を含む機器20の設置も容易となる。また、取出口13に切欠部13aを有することにより、第一の経路を通過してきた記録媒体をユーザーは容易に取り出すことができる。また、第一壁17が形成されていることにより、第一の経路を通過する記録媒体が機器20側へ倒れ込んでしまうことを防止できる。
また、排出用トレイ10は機器20に対して着脱可能であるため、ユーザーが使用する様々な機器20に対し、様々な場所で装着することができ、汎用性が高く、かつユーザーにとって経済的である。さらに、排出用トレイ10は、機器20が生じさせる動力を受けて回転する搬送部により記録媒体を搬送可能である。そのため、直線的な排紙トレイと比較して記録媒体の通過の障害となり得る湾曲した経路においても、記録媒体を確実に通過させることができ、ユーザーの利便性を向上させる。さらに排出用トレイ10は、機器20に対する装着状態の保持と当該保持の解除とを切り替える切替部を有する。そのため、ユーザーは排出用トレイ10を機器20に対して容易に着脱可能であるとともに、機器20の使用中の安全性も確保される。
また、排出用トレイ10は、第一の経路の少なくとも一部を開口させることにより、第一の経路よりも直線的な第二の経路を形成可能である。そのため、ユーザーは、記録媒体の性質(曲げることに適さないか否か)に応じて第一の経路と第二の経路とを切替えることにより、実質的にあらゆる記録媒体の排出に排出用トレイ10を使用することができ、非常に汎用性が高い。
なお、本明細書による開示範囲には、上述の実施形態において説明した特徴の全てあるいは一部を備えた排出用トレイの全てが含まれる。例えば、上記搬送部と回転壁部30とを備える構成においては、搬送部と回転壁部30とが干渉しないようにそれらを配置することとなる。
10…排出用トレイ、11…着脱部、11a…被ロック部、11b…スライドロック部、12…受入口、13…取出口、13a…切欠部、14…ギア、15…ローラー、17…第一壁、18…第二壁、19…側壁、19a,19b…係止部、20…機器、30…回転壁部、31…軸、32…係止部、M…記録媒体

Claims (8)

  1. 排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、
    上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、
    上記記録媒体を排出する機器に対して着脱可能であり、
    かつ、上記機器が生じさせる動力を受けて回転することにより上記記録媒体を搬送する搬送部を備える、ことを特徴とする排出用トレイ。
  2. 上記機器に対する装着状態の保持と当該保持の解除とを切り替える切替部を有することを特徴とする請求項1に記載の排出用トレイ。
  3. 排出される記録媒体を受けるための排出用トレイであって、
    上記記録媒体が通る経路の少なくとも一部が湾曲し、
    かつ、上記湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることにより、上記湾曲する経路よりも直線的に上記記録媒体を通過させる第二の経路を形成可能である、ことを特徴とする排出用トレイ。
  4. 上記湾曲する経路の所定部を当該経路に略直交する軸を中心として回転させることにより、上記湾曲する経路の少なくとも一部を開口させることを特徴とする請求項3に記載の排出用トレイ。
  5. 上記回転した上記所定部の位置を保持する保持機構を有することを特徴とする請求項4に記載の排出用トレイ。
  6. 上記回転した上記所定部は、上記湾曲する経路を塞ぐことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の排出用トレイ。
  7. 上記記録媒体が通る経路の終端部の一部に切り欠き形状となった切欠部を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の排出用トレイ。
  8. 上記記録媒体が通る経路は、通過する記録媒体の一方の面に相対する第一の壁と記録媒体の他方の面に相対する第二の壁とを有することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の排出用トレイ。
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