JP2014093204A - 音響照明装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の音響照明装置が連動してユーザ個人に応じた音響/照明空間を提供することが可能な照明装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】照明部と、音響出力部と、周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部と、を備える、音響照明装置。
【選択図】図1

Description

本開示は、音響照明装置およびプログラムに関する。
一般的に、建物内に設置されている照明装置は、管理者や利用者によりON/OFFが操作される。また、ON/OFFが自動的に制御される照明装置としては、人感センサと組み合わせて、来客を検知した場合にON制御される照明装置が知られている。
また、近年、照明とスピーカが一体化された装置が提案されている。このように、屋内にほぼ必ず設置されている照明装置にスピーカ(音響出力装置)を一体化させることで、スピーカ設置のためのスペースを別途設ける必要がなくなり、スペースを有効活用できる。
例えば特許文献1には、天井に吊り下げるスピーカキャビネットの下側に照明キャビネットが一体的に取り付けられ、また、スピーカキャビネットには、複数のスピーカが略45度の角度で天井方向を向くよう取り付けられているスピーカ装置が開示されている。かかるスピーカ装置は、オーディオ本体から音声信号を受信し、スピーカキャビネットに取り付けられたスピーカから再生する。この際、スピーカ装置は、照明の光量レベルに連動させてアンプの増幅レベルを制御することで、照明の明るさに合わせた音環境を提供することができる。これにより、例えば聴取者が就寝するために照明を或る一定以上に暗くすると、スピーカの音量も下がる。
また、照明と音環境を個人の好みに応じて制御するシステムとしては、下記特許文献2が提案されている。具体的には、特許文献2には、個室での作業能率を促進するために、その個室の照明環境や香り環境、音環境を、個人が入力した個人識別番号に予め対応付けられた環境条件に従って制御するワークスペースシステムの制御方法が開示されている。
特表2008−35133号公報 特開2002−129765号公報
しかしながら、上記特許文献1では、スピーカの音量を照明の明るさに連動させる制御は開示されているが、聴取者を特定して個人の好み等に応じた音楽および照明を制御する点については言及されていない。
これに対し、上記特許文献2では、個人の好みに応じて個室の照明環境や香り環境、音環境を制御することが開示されている。しかしながら、特許文献2に記載の制御方法では、個室を利用する個人が個人識別番号を手動入力しなければならず、自動的に個人の好み等に応じた音楽および照明を制御する点については言及されていない。また、特許文献2に記載の制御方法は、個室内での照明環境および音環境の制御方法であって、個人の好みに応じた環境条件を他の個室や他の空間に伝達することは想定されていない。
そこで、本開示では、複数の音響照明装置が連動してユーザ個人に応じた音響/照明空間を提供することが可能な、新規かつ改良された音響照明装置およびプログラムを提案する。
本開示によれば、照明部と、音響出力部と、周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部と、を備える音響照明装置を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、照明部と、音響出力部と、周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部、として機能させるためのプログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、複数の音響照明装置が連動してユーザ個人に応じた音響/照明空間を提供することが可能となる。
本開示の一実施形態による音響・照明制御システムの概要を説明するための図である。 本実施形態による複数のデバイス2の配置位置の一例を説明するための図である。 第1の実施形態によるデバイスの構成を説明するためのブロック図である。 第1の実施形態によるCPUの機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による音響・照明制御システムの動作処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるユーザの優先度に応じた転送範囲の制限を設定する処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるサーバと複数のデバイス2の配置位置の一例を説明するための図である。 第2の実施形態によるCPUの機能構成を示すブロック図である。 第2の実施形態によるデバイスの来客発見処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態による音響・照明制御システムの動作処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による音響・照明制御システムの概要
2.第1の実施形態
2−1.デバイスの構成例
2−2.動作処理
3.第2の実施形態
4.まとめ
<1.本開示の一実施形態による音響・照明制御システムの概要>
まず、本開示の一実施形態による音響・照明制御システムの概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態による音響・照明制御システムの概要を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態によるデバイス2A、2B(以下、デバイス2とも総称する)は、例えば通路の天井に設置されている。デバイス2は、音響出力機能および照明機能を有する音響照明装置であって、自装置の周辺に存在すると認識されたユーザ1に応じて音響・照明制御を行い、ユーザ1に快適な音響照明空間を提供することができる。具体的には、デバイス2は、ユーザ1の好みに応じた音楽を再生したり、好みに応じた光量や色で照明したりすることで、快適な音響照明空間を提供する。なお、デバイス2は、ユーザ1を認識できない場合は、デフォルト設定された音響・照明制御を行い、ユーザ1を認識した場合にユーザに応じた音響・照明制御に切り替えてもよい。
また、デバイス2Aが、ユーザに応じた音響出力や照明のパラメータを周辺のデバイス2B等に送信することで、複数のデバイス2が連動して、ユーザ1に応じた音響・照明制御を行うことができる。この際、デバイス2Aは、ユーザ1の行先に応じて、経路上に配置されているデバイス2にパラメータを送信してもよい。これにより、各デバイス2は音楽や照明でユーザ1を誘導することができる。
また、デバイス2は、イメージセンサまたはマイクロフォン等のセンサを備え、人間の検出や、さらにユーザの認識(特定)を行ってもよい。
なお、図1に示すデバイス2は、天井に埋め込んで取り付けられるダウンライト式であるが、本実施形態による音響照明装置はこれに限定されず、例えばスタンドライト式やテーブルライト式等であってもよい。
ここで、図1に示す例では、略水平から見た建物内の一部分における複数のデバイス2の配置が図示されているが、建物内のフロア全体における複数のデバイス2の配置例について図2を参照して説明する。図2は、建物内のフロア全体に配置されている複数のデバイス2の配置位置の一例を説明するための図である。
図2に示すように、通路に沿って、デバイス2A、2B、2C、2D、2I、2J、2Kが所定の間隔毎に配置されている。また、各会議室にも複数のデバイス2が配置されている。具体的には、図2に示すように、ROOM1にデバイス2N、2O、ROOM2にデバイス2L、2M、ROOM3にデバイス2H、2G、ROOM4にデバイス2F、2Eが配置されている。また、レセプション近くの入口の外側には、人感センサ3が配置されている。人感センサ3は、外からの来客を検知し、来客データをデバイス2Aに通知する。人感センサ3は、本実施形態によるデバイス2で代用してもよい。
また、図2に示すデバイス2A〜2Oは、有線/無線により相互に通信することで、メッシュネットワークを形成する。
これにより、例えば入口からユーザ1が入ると、まずデバイス2Aが、ユーザ1に応じた音響・照明制御を行うと略同時に、音響・照明制御のパラメータを周辺のデバイス2Bに送信する。そしてデバイス2Bは、受信したパラメータに従って照明・音響制御を行うと略同時に、周辺のデバイス2C、2Iに同パラメータを転送する。このように各デバイス2が順次パラメータを転送すると共に当該パラメータに従って音響・照明制御を行うことで、複数のデバイス2が連動してユーザ1に応じた音響・照明制御を行うことができる。
以上、本開示の一実施形態における音響・照明制御システムの概要について説明した。続いて、本実施形態による音響・照明制御システムについて、複数の実施形態を挙げて詳細に説明する。
<2.第1の実施形態>
[2−1.デバイスの構成例]
図3は、本実施形態によるデバイスの構成を説明するためのブロック図である。図3に示すように、本実施形態によるデバイス2は、センサ・アクチュエータ部5および通信部6を有する。センサ・アクチュエータ部5および通信部6は相互にデータの入出力が可能である。
(センサ・アクチュエータ部)
センサ・アクチュエータ部5は、I/Oインタフェース20、照明部21、カメラ22、スピーカ23、およびMic(マイクロフォン)24を有し、これらは内部バスに接続されている。
センサ・アクチュエータ部5は、照明部21やスピーカ23といったアクチュエータを、I/Oインタフェース20を介して通信部6から入力される指令に応じて制御し、ユーザ1に応じた音響・照明空間を提供する。
具体的には、照明部21は、センサ・アクチュエータ部5の制御に応じて発光する機能を有する。また、照明部21は、LED(Light Emitting Diode)ランプ、白熱電球、またはHID(High Intensity Discharge)ランプ等により実現される。スピーカ23は、音響(オーディオ信号)を出力する音響出力部である。また、スピーカ23は、オーディオ信号を増幅するアンプやデジタル信号をアナログ信号に変換するDACを含む。
さらに、センサ・アクチュエータ部5は、カメラ22、Mic24といったセンサから得られた信号を、I/Oインタフェース20を介して通信部6に出力する。これらセンサから得られた信号は、人間の検出や、ユーザ1の認識(特定)に用いられる。センサ・アクチュエータ部5に搭載されるセンサ(人感センサ)は、カメラ22またはMic24のいずれかであってもよいし、他の人感センサであってもよい。
具体的には、カメラ22は、撮像素子、撮像レンズを含む撮像光学系、および撮像画像信号処理部を含み、デジタル信号とされた撮像画像のデータを出力する撮像部である。なお、撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージャやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージャにより実現される。Mic24は、周辺の音声を集音する集音部であって、デジタル信号とされた音声データを出力する。
なお、図3に示すセンサ・アクチュエータ部5は、照明部21、カメラ22、スピーカ23、Mic24が搭載される場合について例示したが、他のセンサやアクチュエータが搭載されていてもよいし、アクチュエータのみが搭載されていてもよい。
(通信部)
通信部6は、I/Oインタフェース25、CPU26、メモリ27、無線モデム28、および有線モデム29を有し、これらは内部バスに接続されている。
無線モデム28は、電波の送受信を行うためのモジュールである。具体的には、無線モデム28は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはWi−Fi等により、電波の送受信を行う。有線モデム29は、有線で信号を送受信するためのモジュールである。各モデムは、CPU26で生成され送り込まれた送信パケットを、伝送するための通信方式のフォーマットなどに変換した後に、アンテナ/有線インタフェースなどから外部装置に送信する。また、各モデムは、アンテナで受信した電波信号や有線インタフェースで受信した受信信号を信号処理し、受信パケットを抽出してCPU26に送る。
なお、図3に示す例では、通信部6に、2種類のモデムが搭載されている場合について説明しているが、本実施形態による通信部6は、無線モデム28のみが搭載されていてもよいし、有線モデム29のみが搭載されていてもよい。
メモリ27は、デバイス2が動作するために必要な情報を格納する。具体的には、メモリ27は、CPU26が動作するための各種プログラムや、ユーザの好みに応じた照明や音響の各種パラメータを格納する。また、メモリ27は、ユーザの行先(どの会議室に向かう予定か)を示す情報を格納していてもよい。
I/Oインタフェース25は、センサ・アクチュエータ部5とデータの入出力を行うためのインタフェースである。具体的には、I/Oインタフェース25は、CPU26の制御に従って、センサ・アクチュエータ部5へ指令を出力する。また、I/Oインタフェース25は、センサ・アクチュエータ部5のセンサから得られた信号を受け取る。
CPU26は、デバイス2の各構成に指令を出してデバイス2全体を制御する制御部である。具体的には、CPU26は、I/Oインタフェース25を介してセンサ・アクチュエータ部5から入力されたデータや、無線モデム28または有線モデム29により外部装置(他のデバイス2を含む)から送信されたデータを処理する。
また、CPU26は、メモリ27から読みだした情報やI/Oインタフェース25から入力された信号などを処理し、外部装置に送信するデータの塊(パケット)を生成する。
また、CPU26は、各モデムにより抽出された受信パケットの解釈を行い、解釈の結果、保持すべきデータと判断した場合には、当該データをメモリ27に転送する。また、解釈の結果、他の通信装置(他のデバイス2)へ転送すべきと判断した場合には、CPU26は、再度各モデムに送信パケットとして転送する。また、解釈の結果、アクチュエータへ転送すべきと判断した場合には、I/Oインタフェース26からセンサ・アクチュエータ部5へ転送する。
以上、本実施形態によるデバイス2の内部構成について説明した。上記の構成により、デバイス2は、センサから得た情報をCPU26にて情報処理することが可能であり、さらにその情報を他デバイスに転送することが可能である。また、デバイス2は、他デバイスから転送されてきた信号に基づいて情報処理を行い、アクチュエータを動作させることが可能である。さらに、デバイス2は、他デバイスから転送されてきた信号を、他デバイスに転送することも可能である。
(CPUの機能構成)
続いて、図4を参照して上記CPU26の具体的な機能構成について説明する。図4は、CPU26の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態によるCPU26は、ユーザ認識部261、パラメータ設定部263、動作制御部265、および通信制御部267として機能する。
ユーザ認識部261は、カメラ22やMic24といったセンサから得られた信号に基づいて、デバイス2の周辺に存在するユーザを認識(特定)する。例えば、ユーザ認識部261は、カメラ22により撮像された撮像画像に基づいて顔認識を行い、ユーザを認識する。また、ユーザ認識部261は、Mic24により集音された集音データ(音声データ)に基づいて音声認識または話者認識を行い、ユーザを認識してもよい。ユーザ認識部261は、ユーザの性別や年代、容姿の特徴等を特定してもよいし、メモリ27に予め格納された登録ユーザの個人情報(顔画像、氏名、声質等)を参照して個人を特定してもよい。
パラメータ設定部263は、ユーザ認識部261により認識された、デバイス2の周辺に存在するユーザに応じた音響出力または照明の少なくともいずれかのパラメータを設定する。具体的には、パラメータ設定部263は、例えばメモリ27に格納された情報に基づいて、認識されたユーザの好みの音響・照明パラメータを設定してもよいし、ユーザの性別や年代、国籍、人種等に応じた音響・照明パラメータを設定してもよい。さらに、複数のユーザが認識された場合、パラメータ設定部263は、予め設定された各ユーザの優先度に応じて優先度が高い方のユーザに応じた音響・照明パラメータを設定してもよい。各ユーザの優先度は、例えば、性別や年代、ユーザが客人か自社員か、登録されているユーザか否か、ユーザの役職等に応じて設定されていてもよい。
また、音響出力のパラメータとしては、例えば音色、音の強さ、ピッチ、テンポ、イコライジング、音楽のジャンル、特定の楽曲、スピーカ23の指向性(指向性の有無)、および音量の少なくともいずれかが設定される。なお、スピーカ23の指向性が有りの場合、スピーカ23の指向性の向きがユーザに向けて設定され、ユーザだけが自分の好みの曲を聴くことができる。
また、照明のパラメータとしては、例えば照明パターン、色、および明るさの少なくともいずれかが設定される。
さらに、音響・照明のパラメータには、複数のデバイス2で音響・照明の開始タイミングを合わせるためのタイムコードや、楽曲の途中や照明パターンの途中からでも同期を取ってつなげられるようにするためのタイムコードが含まれていてもよい。各デバイス2は、タイムコードに従って、所定のタイミングで音響・照明制御を開始したり、音響・照明制御の他デバイス2との同期を取ったりすることで、周辺の他デバイス2と連動して音響・照明制御を実行することができる。
動作制御部265は、パラメータ設定部263により設定された音響・照明のパラメータに応じて、スピーカ23や照明部21といったアクチュエータの動作を制御する。具体的には、動作制御部265は、パラメータに従って動作するようアクチュエータに指示する指令を出力する。また、動作制御部265は、パラメータに従って動作するためのオーディオ信号をメモリ27から抽出してスピーカ23に出力してもよい。
なお、動作制御部265は、他デバイス2から受信した音響・照明のパラメータに応じて、スピーカ23や照明部21といったアクチュエータの動作を制御してもよい。
通信制御部267は、パラメータ設定部263により設定された音響・照明のパラメータを、他デバイス2に送信するよう制御する。具体的には、通信制御部267は、音響・照明のパラメータを、無線モデム28または有線モデム29により、周辺の他デバイス2に送信するよう制御する。
[2−2.動作処理]
次に、第1の実施形態による動作処理として、図2に示すように建物のフロア全体に配置された人感センサ3およびデバイス2A〜2Oを含む音響・照明制御システムの動作処理について図5を参照して説明する。図5は、第1の実施形態による音響・照明制御システムの動作処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、ステップS103において、人感センサ3は、入口付近を継続的に撮像し、撮像した撮像画像に基づいて人を検出する(来客発見)。なお、人感センサ3は、周辺の音声を継続的に集音し、音声データに基づいて来客を発見してもよいし、赤外線を用いて来客を発見してもよい。また、上述したように、本実施形態による音響・照明制御システムでは、人感センサ3としてデバイス2を用いてもよい。
次いで、ステップS106において、人感センサ3は、来客発見イベントを、周辺のデバイス2Aに通達する。具体的には、人感センサ3は、来客データをデバイス2Aに送信する。この来客データには、人感センサ3が得た客人のデータ(撮像画像または音声データ等)が含まれていてもよい。
次に、ステップS109において、来客データを受信したデバイス2Aは、客人が来るかもしれないことを認識し、デバイス2Aのセンサ(例えばカメラ22)を起動する。さらに、デバイス2Aは、受信した来客データをメモリ27に格納する。
続いて、ステップS112において、デバイス2Aは、起動したカメラ22により撮像した撮像画像に基づいて、入口から入ってきた来客を発見する。
次いで、ステップS115において、デバイス2Aのユーザ認識部261は、撮像画像に基づいて、来客(ユーザ)が誰であるのかを認識する。
次に、ステップS118において、デバイス2Aのパラメータ設定部263は、ユーザ認識部261により認識された来客に対して、どのような音響や照明を出力することになっているかの情報をメモリ27から抽出し、音響・照明のパラメータを設定する。
次いで、ステップS121において、デバイス2Aの動作制御部265は、デバイス2Aのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、パラメータ設定部263により設定されたパラメータに従ってアクチュエータの動作を制御する。これにより、デバイス2Aは、来客に応じた音響や照明を出力することができる。なお、この際、スピーカ23に再生させる音楽コンテンツは、デバイス2Aのメモリ27に格納されている場合の他、他デバイス2から転送され取得される場合もある。
次に、ステップS124において、デバイス2Aの通信制御部267は、パラメータ設定部263により設定された音響・照明のパラメータを、アクチュエータの起動を指示するコマンドと共に、提供情報として周辺の他デバイス2に送信する。そして、パラメータを受信した周辺の他デバイス2は、受信したパラメータに従ってアクチュエータの動作制御を行うと共に、さらに周辺の他デバイス2に当該パラメータを転送する。このような処理がメッシュネットワークを形成する複数のデバイス2間で行われることで、複数のデバイス2が連動してユーザに応じた音響・照明環境を提供することができる。
なお、ここで、本実施形態による音響・照明制御システムは、音響・照明のパラメータを転送する範囲を制限してもよい。例えば、音響・照明のパラメータや、アクチュエータの起動/終了コマンドを、いくつの他デバイス2に転送するかを設定してもよいし、認識された客人の行先(どこに向かう予定となっているか)に応じた経路上の他デバイス2に転送するよう設定してもよい。以下、一例として、各デバイス2が周辺に配置されている2つ以内の他デバイス2に転送するよう設定され、また、客人が会議室4に向かう予定となっている場合を想定して説明する。
この場合、デバイス2Aは、会議室4までどの他デバイス2を経由して到達できるかの経路情報を探索する。探索の方法は特に限定しないが、例えばメッシュネットワークが有する経路探索機能として一般的に知られている技術を用いてもよい。探索の結果、会議室4に向かう客人の経路は、デバイス2A、デバイス2B、デバイス2C、デバイス2D、デバイス2E、デバイス2Fであることが判明する。この経路を示す経路情報の少なくとも一部は、当該客人に関する経路情報として各デバイス2に保持され、後に各デバイス2が他デバイス2に提供情報を転送する際に利用される。
経路情報が判明すると、デバイス2Aは、会議室4への経路に相当する周辺の他デバイス2Bに、アクチュエータ起動を指示するコマンドおよび照明・制御のパラメータを含む提供情報1を送信する(図5 ステップS124)。また、本実施形態による提供情報には、あと何回、提供情報を転送すべきか(転送回数制限)を示すカウンタ情報(TTL:Time To Live)が含まれていてもよく、各デバイス2は、提供情報を転送する毎にこの値をデクリメントする。例えば、上述したように各デバイス2が周辺に配置されている2つ以内の他デバイス2に転送するよう設定されている場合、デバイス2Aは、提供情報1に「TTL=2」のカウンタ情報を含める。
さらに、提供情報1には、デバイス2Aが人感センサ3から送信された来客データまたはデバイス2Aのセンサにより得た来客データが含まれる。これにより、提供情報1を受信したデバイス2Bは、同来客に対して、提供情報1に含まれているパラメータに従ってアクチュエータを制御して所定の音響・照明環境を提供することができる。
次いで、ステップS127において、デバイス2Bは、デバイス2Aと同様に、自デバイスのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、デバイス2Aから受信した提供情報1に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。
次に、ステップS130において、デバイス2Bは、提供情報1のTTLがゼロでないことを確認すると、「周辺に配置されている2つ以内の他デバイス2」に転送するために、経路情報に基づいて周辺のデバイス2Cへも同様の提供情報2を転送する。この際、デバイス2Bは、提供情報2のTTL値をデクリメントし、TTL=1に設定する。
続いて、ステップS133において、デバイス2Bから上記提供情報2を受信したデバイス2Cは、上記S127と同様に、自デバイスのアクチュエータを起動し、提供情報2に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。また、デバイス2Cは、提供情報2に格納されているTTLをデクリメントするとゼロになるので、当該提供情報を転送する必要がないと判断し、他デバイス2への提供情報の転送は行わない。
次いで、ステップS136において、入口から入ってきた客人が会議室4に向かって移動し、デバイス2Bに近付くと、デバイス2Bは、デバイス2Bのカメラ22により撮像した撮像画像に基づいて来客を発見する。
デバイス2Bは、この客人を発見すると、上記S124と同様に、周辺の他デバイス2に提供情報を通達する。すなわち、提供情報には、認識した来客に応じた音響・照明のパラメータ、来客データ(撮像画像や音声データ)、およびTTL=2のカウンタ情報が含まれる。通達先の他デバイスは、上述した経路情報に基づいて選定され、ここでは経路の隣接局であるデバイス2Cとデバイス2Aが選定される。
そして、デバイス2Bは、ステップS139において、提供情報3をデバイス2Cに送信し、ステップS142において、提供情報4をデバイス2Aに送信する。
次に、ステップS145において、提供情報3をデバイス2Bから受信したデバイス2Cは、既に起動されている自デバイスのアクチュエータの起動を継続する。また、デバイス2Cは、受信した提供情報3のTTLをデクリメントしてもゼロにならないことを確認すると、この提供情報を次のデバイスであるデバイス2Dに提供情報5として転送する。
次いで、ステップS148において、提供情報5を受信したデバイス2Dは、上記S133と同様に、自デバイスのアクチュエータを起動し、提供情報5に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。また、デバイス2Dは、TTLをデクリメントするとゼロになるので、当該提供情報を転送する必要がないと判断し、他デバイス2への提供情報の転送は行わない。
続いて、ステップS151において、客人が会議室4に向かってさらに移動し、デバイス2Cに近付くと、デバイス2Cは、デバイス2Cのカメラ22により撮像した撮像画像に基づいて客人を発見する。デバイス2Cは、この客人を発見すると、上記S139と同様に、周辺の他デバイス2に提供情報を通達する。通達先の他デバイスは、上述した経路情報に基づいて選定され、ここでは経路の隣接局であるデバイス2Dとデバイス2Bが選定される。
そして、デバイス2Cは、ステップS154において、提供情報6をデバイス2Dに送信し、ステップS157において、提供情報7をデバイス2Bに送信する。
次に、ステップS160において、提供情報7をデバイス2Cから受信したデバイス2Bは、既に起動されている自デバイスのアクチュエータの起動を継続する。また、デバイス2Cは、受信した提供情報3のTTLをデクリメントしてもゼロにならないことを確認すると、この提供情報を隣接するデバイスであるデバイス2Aに提供情報9として転送する。
次いで、ステップS163において、デバイス2Aは、提供情報9のTTLをデクリメントするとゼロになることで、自デバイスが現在提供されているサービスのエッジに位置していることを認識し、現在起動しているアクチュエータを停止させる。
一方、ステップS166において、提供情報6をデバイス2Cから受信したデバイス2Dは、既に起動されている自デバイスのアクチュエータの起動を継続する。また、デバイス2Dは、受信した提供情報6のTTLをデクリメントしてもゼロにならないことを確認すると、この提供情報を隣接するデバイスである会議室4のデバイス2E、2Fに提供情報8として転送する。
そして、ステップS169において、デバイス2E、2Fは、提供情報8を受信すると、上記S127と同様に、自デバイスのアクチュエータを起動し、提供情報2に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。また、デバイス2E、2Fは、上述した経路情報に基づき、自デバイスが客人の目的地(最終アドレス)であるので、当該提供情報を転送する必要はないと判断する。
以上、第1の実施形態について詳細に説明した。これによれば、本実施形態による音響・照明制御システムは、客人に応じた音響・照明環境を複数のデバイス2(音響照明装置)で連動して提供することができる。
また、本実施形態による音響・照明制御システムは、音響・照明パラメータを含む提供情報の転送範囲を、転送回数や、客人の行先に応じた経路上の隣接する他デバイス2に限定してもよい。これにより、客人の行先に応じて、客人の周辺の複数のデバイス2が連動して音響・照明環境を提供することができる。
(補足)
ここで、上述した第1の実施形態について補足する。第1の実施形態では、音響・照明のパラメータを転送する範囲(送信範囲)の制限を、一例として2つ以内の他デバイス2としたが、この他ユーザの優先度に応じて転送する範囲(送信範囲)を制限してもよい。以下、図6を参照して具体的に説明する。
図6は、ユーザの優先度に応じた転送範囲の制限を設定する処理を示すフローチャートである。図6に示すように、まずステップS180において、デバイス2のユーザ認識部261は、センサから得られたデータに基づいて、デバイス2の周辺に存在するユーザが誰なのかを認識する。
次いで、ステップS183において、デバイス2のCPU26は、ユーザ認識部261により認識されたユーザの優先度に応じて、優先度が高い程パラメータの転送回数を多く設定する。ユーザの優先度とは、例えばユーザが客人か自社員か、登録されているユーザか否か、ユーザの年代、役職等に基づく優先度であってもよい。
そして、ステップS186において、デバイス2のCPU26は、「TTL=設定した転送回数」として、音響・照明のパラメータと共に提供情報に含む。これにより、優先度の高いユーザ、例えば役職が高いユーザが来客した場合、より多くのデバイス2が連動してユーザに応じた音響・照明環境を提供するよう動作することができる。
<3.第2の実施形態>
以上説明した第1の実施形態では、複数のデバイス2が相互にデータ通信を行ってメッシュネットワークを形成する場合において、デバイス2がユーザの認識を行い、自デバイスのメモリ27からアクチュエータ制御に必要な情報を抽出している。しかしながら、本開示による音響・照明制御システムはこれに限定されず、例えば、ユーザの認識をサーバ側で行い、また、アクチュエータ制御に必要な情報もサーバから抽出してもよい。以下、このようなサーバと、複数のデバイス2で形成されるメッシュネットワークを含む第2の実施形態による音響・照明制御システムについて図7〜図10を参照して具体的に説明する。
図7は、第2の実施形態によるサーバと複数のデバイス2の配置位置の一例を説明するための図である。図7に示すように、第2の実施形態による音響・照明制御システムは、サーバ4と、デバイス2A〜2Oを含む。なお、図7に示す人感センサ3は、第1実施形態と同様にデバイス2で代用してもよいものであって、本実施形態による音響・照明制御システムに必須の構成ではない。
デバイス2A〜2Oおよび人感センサ3は、各々有線接続でサーバ4と接続されている。
サーバ4は、第1の実施形態によるユーザ認識部261に相当するユーザ認識機能と、第1の実施形態によるメモリ27に相当する記憶部を有する。すなわち、サーバ4の記憶部には、登録ユーザの顔画像、氏名、声質等のユーザ認識用情報や、ユーザの好みの音響・照明情報、ユーザの行先(どの会議室か)を示す情報、ユーザの年齢や役職等を示す情報等が格納されている。
これにより、サーバ4は、デバイス2から送信された来客データ(撮像画像や音声データ)に基づいて、客人(ユーザ)が誰なのかを認識することができる。また、サーバ4は、認識した客人に応じた(例えば客人の好みの)音響・照明パラメータ、さらにはその客人がどこに向かう予定になっているか等の情報を抽出することができる。そして、サーバ4は、抽出した情報を、デバイス2に送信する。
そして、デバイス2は、サーバ4により抽出された情報に基づいて、音響・照明パラメータを設定し、客人に応じた音響・照明環境を提供することができる。
なお、図7に示す例では、レセプション近くにサーバ4が配置されているが、サーバ4の配置位置は特に限定されず、他のフロアであっても、また、建物外であってもよい。
[3−1.デバイスの構成例]
次に、本実施形態によるデバイス2の構成例について説明する。本実施形態によるデバイス2は、図3に示す構成と、CPU26以外は同様である。第1の実施形態と異なる本実施形態によるCPU26’について、以下図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態によるCPU26’の機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態によるCPU26’は、パラメータ設定部263、動作制御部265、通信制御部267、および人検出部269として機能する。
人検出部269は、デバイス2のセンサで継続的に得られているデータに基づいて人を検出する(来客を発見する)。例えば、人検出部269は、カメラ22で撮像された撮像画像に顔領域が含まれるか否か応じて人を検出したり、Mic24で集音された音声データに人の声、足音が含まれるか否かに応じて人を検出したりする。また、人検出部269は、スピーカ23から出力した音に対する反射音をMic24で集音し、人を検出してもよい。
通信制御部267は、人検出部269により人が検出された場合、来客データとして、センサで得られたデータをサーバ4に送信する。これにより、デバイス2は、ユーザ認識に必要なセンサデータのみをサーバ4に送信することができる。また、通信制御部267は、サーバ4を介して周辺の他デバイス2に、パラメータ設定部263により設定された音響・照明パラメータ等を送信する。
パラメータ設定部263は、サーバ4から受信した音響・照明情報に基づいて、アクチュエータを制御するためのパラメータを設定する。上述したように、サーバ4から送信される音響・照明情報は、認識したユーザ(来客)に応じた音響・照明情報である。
動作制御部265は、第1の実施形態と同様に、パラメータ設定部263により設定された音響・照明のパラメータに応じて、スピーカ23や照明部21といったアクチュエータの動作を制御する。
以上、本実施形態によるCPU26’の機能構成について説明した。なお、本実施形態によるデバイス2のメモリ27には、CPU26’が動作するための各種プログラムが格納されている。
[3−2.動作処理]
次に、第2の実施形態による音響・照明制御システムの動作処理について図9〜図10を参照して説明する。
図9は、デバイス2による来客発見処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS203において、デバイス2は、カメラ22やMic24により、継続的に撮像、集音を行う。
次いで、ステップS206において、デバイス2の人検出部269は、撮像画像、音声データに基づいて、デバイス2の周辺に存在する人を継続的に検出する(来客を発見する)。
次に、人が検出された場合(S206/Yes)、ステップS209において、デバイス2の通信制御部267は、人が検出された撮像画像、音声データを来客データとしてサーバ4に送信する。
以上により、本実施形態によるデバイス2は、ユーザ認識に必要なセンサデータのみをサーバ4に送信することができる。続いて、図10を参照してシステム全体の動作処理について説明する。
図10は、第2の実施形態による音響・照明制御システムの動作処理を示すフローチャートである。なお、デバイス2A〜2Oは、図9を参照して上述した来客発見処理を継続的に行っている。ここでは、デバイス2A〜2Oのうち、デバイス2Aが先に来客を発見し、サーバ4を介して他デバイス2に来客に応じた音響・照明のパラメータを送信する場合について説明する。
図10に示すように、まずS300において、人感センサ3は、入口付近を継続的に撮像し、撮像した撮像画像に基づいて人を検出する(来客発見)。なお、人感センサ3は、周辺の音声を継続的に集音し、音声データに基づいて来客を発見してもよいし、赤外線を用いて来客を発見してもよい。
次いで、ステップS303において、人感センサ3は、発見した来客の来客データ(例えば撮像画像)をサーバ4に送信する。
次に、ステップS306において、デバイス2Aの人検出部269は、カメラ22により継続的に撮像した撮像画像に基づいて、入口から入ってきた来客を発見する。
次いで、ステップS307において、デバイス2Aは、発見した来客の来客データ(例えば撮像画像)をサーバ4に送信する。
続いて、ステップS308において、サーバ4は、人感センサ3から受信した来客データおよびデバイス2Aから受信した来客データに基づいて、来客(ユーザ)が誰であるのかを認識する。
次に、ステップS309において、サーバ4は、認識された来客に対して、どのような音響や照明を出力することになっているかの情報(音響・照明情報)を自装置の記憶部から抽出し、デバイス2Aに送信する。また、サーバ4は、認識された来客の行先(例えば会議室4に向かう予定)を示す情報も自装置の記憶部から抽出し、デバイス2Aに送信してもよい。
次いで、ステップS310において、デバイス2Aのパラメータ設定部263は、サーバ4から受信した音響・照明情報に基づいて、来客に応じた音響・照明パラメータを設定する。
次に、ステップS312において、デバイス2Aの動作制御部265は、デバイス2Aのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、パラメータ設定部263により設定されたパラメータに従ってアクチュエータの動作を制御する。これにより、デバイス2Aは、来客に応じた音響や照明を出力することができる。
次いで、ステップS315において、デバイス2Aの通信制御部267は、パラメータ設定部263により設定された音響・照明のパラメータを、アクチュエータの起動を指示するコマンドと共に、提供情報として周辺の他デバイス2にサーバ4を介して送信する。ここで、通信制御部267は、客人の行先に応じた経路上の他デバイス2に、提供情報を送信してもよい。例えば客人の行先が会議室4の場合、客人の経路は、デバイス2A、デバイス2B、デバイス2C、デバイス2D、デバイス2E、デバイス2Fであることが判明する。これにより、デバイス2Aは、デバイス2B、デバイス2C、デバイス2D、デバイス2E、およびデバイス2Fに提供情報を転送することで、客人の経路に沿って客人に応じた音響・照明環境を提供することができる。
さらに、通信制御部267は、いくつの他デバイス2に転送するかを設定してもよい。これにより、例えば客人の周囲2デバイス等、所定の範囲に限ってアクチュエータを起動・終了させ、所定の範囲で、客人に応じた音響・照明を提供することができる。
ここでは、一例として、会議室4に向かう経路上において、客人の周囲2デバイスの範囲に限ってアクチュエータを起動・終了させるよう設定されている場合を想定する。従ってサーバ4は、以下に説明するように、デバイス2Aから受信した提供情報を、まずデバイス2Bおよびデバイス2Cの2デバイスに提供情報を転送する(S318、S324)。その後、サーバ4は、客人の移動に応じて、客人の周囲2デバイスに順次提供情報を転送する(S336、S348)。
上述したように、ステップS318において、サーバ4は、デバイス2Aから受信した提供情報をデバイス2Bに転送する。
次に、ステップS321において、デバイス2Bは、自デバイスのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、提供情報に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。
また、上述したように、ステップS324において、サーバ4は、デバイス2Aから受信した提供情報をデバイス2Cに転送する。
次いで、ステップS327において、デバイス2Cは、自デバイスのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、提供情報に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。
次に、ステップS330において、入口から入ってきた客人が会議室4に向かって移動し、デバイス2Bに近付くと、デバイス2Bは、デバイス2Bのカメラ22により撮像した撮像画像に基づいて来客を発見する。
次いで、ステップS333において、デバイス2Bは、上記S318で受信した提供情報に含まれている客人データに基づいて、この客人を発見すると、上記S307と同様に、発見した来客の来客データ(例えば撮像画像)をサーバ4に送信する。
続いて、ステップ336において、サーバ4は、客人の周囲2デバイスでアクチュエータを起動すべく、デバイス2Dに提供情報を送信する。なお、客人の周囲2デバイスとは、ここではデバイス2C、2Dであるが、サーバ4は、デバイス2Cに対しては上記S324で既に提供情報を送信し、アクチュエータを起動させているので、デバイス2Dのみに提供情報を送信している。
次に、ステップS339において、デバイス2Dは、自デバイスのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、提供情報に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。
次いで、ステップS342において、客人が会議室4に向かってさらに移動し、デバイス2Cに近付くと、デバイス2Cは、デバイス2Cのカメラ22により撮像した撮像画像に基づいて来客を発見する。
次に、ステップS345において、デバイス2Cは、上記S324で受信した提供情報に含まれている客人データに基づいて、この客人を発見すると、発見した来客の来客データ(例えば撮像画像)をサーバ4に送信する。
次いで、ステップ348において、サーバ4は、客人の周囲2デバイスでアクチュエータを起動すべく、デバイス2E、2Fに提供情報を送信する。なお、客人の周囲2デバイスとは、ここではデバイス2D、2Eであるが、デバイス2Eは客人の行先である会議室4内に配置され、同会議室内にはデバイス2Fも配置されているので、ここではデバイス2Fにも提供情報を送信している。
次に、ステップS351において、デバイス2E、2Fは、自デバイスのアクチュエータ(照明部21やスピーカ23)を起動し、提供情報に含まれる音響・照明パラメータに従って、音響・照明制御を行う。
次いで、ステップS354において、サーバ4は、デバイス2Cから来客データを受け取ることで、デバイス2Aが現在提供されているサービスのエッジに位置していることを認識し、デバイス2Aのアクチュエータ動作を終了させるよう終了情報を送信する。
そして、ステップS357において、サーバ4から終了情報を受信したデバイス2Aは、現在起動しているアクチュエータを停止させる。
<4.まとめ>
上述したように、本実施形態による音響・照明制御システムでは、複数の音響照明装置が連動してユーザ個人に応じた音響/照明空間を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記各実施形態では、デバイス2がカメラ22やMic24で得たデータに基づいて来客を発見しているが、本実施形態による来客発見方法はこれに限定されず、例えばRFID(Radio Frequency Identification)を用いてもよい。具体的には、デバイス2は、来客に付与されているRFIDタグのデータを読み取ることで、来客を発見したり、来客が誰であるかを認識したりしてもよい。
また、デバイス2は、ユーザの好みに応じた音響・照明のパラメータを、環境(場所、時間等)に応じて切り替えてもよい。
また、デバイス2は、複数のユーザを認識した場合、自デバイスの複数のアクチュエータを、それぞれ各ユーザに応じたパラメータに設定してもよい。例えばデバイス2は、ユーザAおよびユーザBを認識した場合、ユーザAに応じて照明のパラメータを設定するとともに、ユーザBに応じて音響のパラメータを設定する。
また、デバイス2は、認識したユーザの歩行スピードに応じて音響・照明パラメータを設定してもよい。ユーザの方向スピードは、例えば複数枚の撮像画像を時系列で取得した場合に推定され得る。歩行スピードに応じた音響・照明パラメータの設定として、例えばデバイス2は、歩行のピッチに合わせて楽曲のピッチや点滅の速さを変えたり、ユーザの好みの音響・照明のうち、歩行スピードに合っている曲や照明パターンを選択したりする。
また、図5、図10を参照して説明した各実施形態の動作処理では、来客に移動に応じてアクチュエータを起動/終了している。しかしながら本実施形態による音響・照明制御システムはこれに限定されず、各デバイス2は、来客が認識されていない時(図5、図10に示すアクチュエータ起動の前、または動作終了の後)に、デフォルト設定された音響・照明制御を行っていてもよい。
また、デバイス2のアクチュエータは、照明部21およびスピーカ23の他、香り、振動(触覚)、または風圧を出力できるものであってもよい。これによりデバイス2は、ユーザに応じた香り、振動(触覚)、または風圧を出力することができる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
照明部と、
音響出力部と、
周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、
前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、
前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部と、
を備える、音響照明装置。
(2)
前記送信部は、前記ユーザの優先度に応じた送信範囲に前記パラメータを送信する、前記(1)に記載の音響照明装置。
(3)
前記送信部は、前記ユーザの行先に応じた経路に設置されている他の音響照明装置に、前記パラメータを送信する、前記(1)または(2)に記載の音響照明装置。
(4)
前記音響照明装置は、撮像部をさらに備え、
前記制御部は、人が検出された場合、前記撮像部により撮像した撮像画像をサーバに送信するよう制御する、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(5)
前記音響照明装置は、前記撮像部により撮像された撮像画像に基づいて、人を検出する検出部をさらに備える、前記(4)に記載の音響照明装置。
(6)
前記音響照明装置は、集音部をさらに備え、
前記制御部は、人が検出された場合、前記集音部により集音した音声データをサーバに送信するよう制御する、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(7)
前記音響照明装置は、前記音響出力部から出力した音響に対する反射音に基づいて、人を検出する検出部をさらに備える、前記(6)に記載の音響照明装置。
(8)
前記音響照明装置は、前記集音部により集音された足音または人の声により、人を検出する検出部をさらに備える、前記(6)に記載の音響照明装置。
(9)
前記設定部は、前記ユーザに応じた前記照明部の照明のパラメータとして、照明パターン、色、および明るさの少なくともいずれかを設定する、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(10)
前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、音色、音の強さ、ピッチ、テンポ、およびイコライジングの少なくともいずれかを設定する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(11)
前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、音楽のジャンルまたは特定の楽曲を設定する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(12)
前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、前記音響出力部の指向性を設定する、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(13)
前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、前記音響出力部の音量を設定する、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(14)
前記設定部は、認識されたユーザの予め登録された好みに応じて、照明および音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(15)
前記音響照明装置は、前記音響照明装置の周囲に存在するユーザを認識する認識部をさらに備える、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(16)
前記認識部は、撮像部により周囲を撮像した撮像画像に基づいて顔認識を行うことで、前記ユーザを認識する、前記(15)に記載の音響照明装置。
(17)
前記認識部は、集音部により周囲の音声を集音した集音データに基づいて音声認識または話者認識を行うことで、前記ユーザを認識する、前記(15)または(16)に記載の音響照明装置。
(18)
前記認識部は、無線タグから取得したID情報に基づいて認証を行うことで、前記ユーザを認識する、前記(15)〜(17)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(19)
前記パラメータには、タイムコードが含まれ、
前記制御部は、前記タイムコードに従って、照明または音響出力の少なくともいずれかを開始、若しくは、照明または音響出力の同期を取るよう制御する、前記(1)〜(18)のいずれか1項に記載の音響照明装置。
(20)
コンピュータを、
照明部と、
音響出力部と、
周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、
前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、
前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部、
として機能させるための、プログラム。
2、2A〜2O デバイス(音響照明装置)
3 人感センサ
4 サーバ
5 センサ・アクチュエータ部
6 通信部
20 I/Oインタフェース
21 照明部
22 カメラ
23 スピーカ
24 Mic
25 I/Oインタフェース
26、26’ CPU
261 ユーザ認識部
263 パラメータ設定部
265 動作制御部
267 通信制御部
269 人検出部
27 メモリ
28 無線モデム
29 有線モデム


Claims (20)

  1. 照明部と、
    音響出力部と、
    周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、
    前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、
    前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部と、
    を備える、音響照明装置。
  2. 前記送信部は、前記ユーザの優先度に応じた送信範囲に前記パラメータを送信する、請求項1に記載の音響照明装置。
  3. 前記送信部は、前記ユーザの行先に応じた経路に設置されている他の音響照明装置に、前記パラメータを送信する、請求項1に記載の音響照明装置。
  4. 前記音響照明装置は、撮像部をさらに備え、
    前記制御部は、人が検出された場合、前記撮像部により撮像した撮像画像をサーバに送信するよう制御する、請求項1に記載の音響照明装置。
  5. 前記音響照明装置は、前記撮像部により撮像された撮像画像に基づいて、人を検出する検出部をさらに備える、請求項4に記載の音響照明装置。
  6. 前記音響照明装置は、集音部をさらに備え、
    前記制御部は、人が検出された場合、前記集音部により集音した音声データをサーバに送信するよう制御する、請求項1に記載の音響照明装置。
  7. 前記音響照明装置は、前記音響出力部から出力した音響に対する反射音に基づいて、人を検出する検出部をさらに備える、請求項6に記載の音響照明装置。
  8. 前記音響照明装置は、前記集音部により集音された足音または人の声により、人を検出する検出部をさらに備える、請求項6に記載の音響照明装置。
  9. 前記設定部は、前記ユーザに応じた前記照明部の照明のパラメータとして、照明パターン、色、および明るさの少なくともいずれかを設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  10. 前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、音色、音の強さ、ピッチ、テンポ、およびイコライジングの少なくともいずれかを設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  11. 前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、音楽のジャンルまたは特定の楽曲を設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  12. 前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、前記音響出力部の指向性を設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  13. 前記設定部は、前記ユーザに応じた前記音響出力部の音響出力のパラメータとして、前記音響出力部の音量を設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  14. 前記設定部は、認識されたユーザの予め登録された好みに応じて、照明および音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する、請求項1に記載の音響照明装置。
  15. 前記音響照明装置は、前記音響照明装置の周囲に存在するユーザを認識する認識部をさらに備える、請求項1に記載の音響照明装置。
  16. 前記認識部は、撮像部により周囲を撮像した撮像画像に基づいて顔認識を行うことで、前記ユーザを認識する、請求項15に記載の音響照明装置。
  17. 前記認識部は、集音部により周囲の音声を集音した集音データに基づいて音声認識または話者認識を行うことで、前記ユーザを認識する、請求項15に記載の音響照明装置。
  18. 前記認識部は、無線タグから取得したID情報に基づいて認証を行うことで、前記ユーザを認識する、請求項15に記載の音響照明装置。
  19. 前記パラメータには、タイムコードが含まれ、
    前記制御部は、前記タイムコードに従って、照明または音響出力の少なくともいずれかを開始、若しくは、照明または音響出力の同期を取るよう制御する、請求項1に記載の音響照明装置。
  20. コンピュータを、
    照明部と、
    音響出力部と、
    周囲に存在する認識されたユーザに応じて、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかのパラメータを設定する設定部と、
    前記設定部により設定されたパラメータを、周辺の音響照明装置に送信する送信部と、
    前記設定されたパラメータに従って、前記照明部の照明および前記音響出力部の音響出力の少なくともいずれかを制御する制御部、
    として機能させるための、プログラム。

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