JP2014093155A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014093155A
JP2014093155A JP2012242049A JP2012242049A JP2014093155A JP 2014093155 A JP2014093155 A JP 2014093155A JP 2012242049 A JP2012242049 A JP 2012242049A JP 2012242049 A JP2012242049 A JP 2012242049A JP 2014093155 A JP2014093155 A JP 2014093155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
cooking container
heating coil
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012242049A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tamamura
勝紀 玉村
Takuya Sato
卓塁 佐藤
Toshihiro Sugano
稔弘 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2012242049A priority Critical patent/JP2014093155A/ja
Publication of JP2014093155A publication Critical patent/JP2014093155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】 調理物の量が異なっても、赤外線センサーを用いて、適切に温度管理を行うことが可能な誘導加熱調理器の提供。
【解決手段】 課題を解決する為には、誘導加熱調理器において、調理容器を加熱する加熱コイルと、加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、調理容器からの赤外線を検出する赤外線センサーと、赤外線センサーからの出力を温度変換する温度検出手段と、加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、設定手段への入力に基づき、インバーター回路を制御する制御手段を備え、制御手段は、加熱コイルへ電力の入力を開始した後、温度検出手段が検出する温度が所定の温度となった時、所定の時間の間、加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における温度検出手段が検出した調理容器の温度の変化量に基づき、加熱コイルへの入力電力を決定して加熱動作を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は赤外線センサーを用いて調理容器の温度を検知する誘導加熱調理器に関する。
従来から、本体内部に設けられた誘導加熱コイルと赤外線センサーと、赤外線を透過する材料で構成された調理容器載置面とを有する誘導加熱調理器がある。このような誘導加熱調理器は、赤外線センサーが、調理容器載置面に置かれた調理容器から発せられた赤外線を受けることにより、調理容器の温度を検知するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−184295号公報(第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の構成は、赤外線センサーは調理容器が発する赤外線を受けることにより、調理容器の温度を検知する為、調理容器内部に保持されている調理物や油の温度を、直接検知するものではない。
従って、揚げ物調理などのように、揚げ物油を低温状態から所定の温度まで加熱する制御を行う場合、油の量によって、赤外線センサーが検知している調理容器の温度と油の温度が異なる。
つまり油の温度は、低温から所定の温度へ加熱する過程では、油が少なければ、調理容器10の温度と油の温度は同じように上昇していくが、油の量が多ければ、調理容器の温度と油の温度の上昇の度合いが異なる(油の温度は調理容器の温度より遅れて上昇する)ことから、赤外線センサーの検知結果を用いて油などの調理物の温度管理が難しいという課題がある。
本発明は上記課題を解決するものであり、調理物の量が異なっても、赤外線センサーを用いて、適切に調理物の温度管理を行うことが可能な誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためには、誘導加熱調理器において、調理容器を載置する天板と、この天板の下方に配置され、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、該加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線センサーと、この赤外線センサーからの出力を温度に変換する温度検出手段と、加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、この設定手段への入力に基づき、インバーター回路を制御する制御手段を備え、制御手段は、調理容器の内部に保持される調理物を加熱するために加熱コイルへ電力の入力を開始した後、温度検出手段が検出する調理容器の温度が所定の温度となったとき、所定の時間の間、加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における温度検出手段が検出した調理容器の温度の変化量に基づき、調理容器内部に保持されている調理物の量を判定するように構成すればよい。
本発明によれば、調理物の量が異なっても、赤外線センサーを用いて、適切に調理物の温度管理を行うことが可能な誘導加熱調理器を提供することが可能となる。
誘導加熱調理器の外観を示す斜視図。 誘導加熱調理器の制御系の構成を示すブロック図。 実施の形態1における制御手段のメイン処理を示すフローチャート。 実施の形態1における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態2における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態3における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態3における加熱開始後の加熱コイルの出力、及び、IR温度と揚げ物油の温度変化を示すグラフ(揚げ物油が少ない場合)。 実施の形態3における加熱開始後の加熱コイルの出力、及び、IR温度と揚げ物油の温度変化を示すグラフ(揚げ物油が多い場合)。 実施の形態4における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態5における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態6における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態7における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。 実施の形態7における加熱開始後の加熱コイルの出力、及び、IR温度と揚げ物油の温度変化を示すグラフ(揚げ物油が少ない場合)。 実施の形態7における加熱開始後の加熱コイルの出力、及び、IR温度と揚げ物油の温度変化を示すグラフ(揚げ物油が多い場合)。 実施の形態8における制御手段の加熱調理処理の一つである揚げ物調理処理を示すフローチャート。
以下、本発明の各実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図、図2は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。
図1に示すように誘導加熱調理器100は、本体1と、本体1の上面を形成し鍋やフライパンなどの調理容器10を載置する耐熱ガラス製の天板2とから構成される。また、天板2の下方には調理容器10を誘導加熱する3つの加熱部の位置を示す加熱部マーク3が配置されている。
具体的には、手前から(図1の矢印Aから)見て左側の加熱部マーク3aと右側の加熱部マーク3bと後方の加熱部マーク3cが配置されている。
また、天板2上の3個の加熱部マーク3の各々に対応して、天板2の下方には加熱コイル4が配置されている。即ち、加熱部マーク3aの真下に加熱コイル4aが配置されており、加熱部マーク3bの真下に加熱コイル4bが配置されており、加熱部マーク3cの真下に加熱コイル4cが配置されている。
また、図2に示すように、本体1の内部には加熱コイル4a、4b及び4cに高周波電力を供給するインバーター回路5やインバーター回路5を制御する制御手段6、および時間を計算する計時手段7を搭載するプリント回路基板(図示せず)が基板ケース(図示せず)内に収容された状態で取付けられている。
制御手段6は、マイコンやDSPやマイクロプロセッサーなどで構成されており、図示しない記憶手段を内蔵している。プリント回路基板は、発熱個所から離れており、冷却可能な風路中であれば、設置位置として適切であるが、冷却効率の観点から、加熱コイル4よりも上流に配置するのがよい。
また、冷却ファン(図示せず)は本体1の下部後方の両側に設置され、本体1の外部から空気を吸入し、プリント回路基板(図示せず)及び加熱コイル4に冷却風を送ってこれらを冷却した後、後方に進んで本体1の後方に形成された排気口を介して調理器本体1の外へ排気する。
尚、図1に示すように本体1の下部にはグリル9が引き出し自在に設けられており、魚などの焼き物料理等の調理が可能となっている。
更に、本体1の上面手前側、及び、下部手前の右側には、図1に示すように、加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段としての操作部8が設けられており、ユーザーがこの操作部8を操作することにより、加熱出力の調整や誘導加熱調理器への設定などの操作・設定情報が入力可能である。
また、3つの加熱コイル4a、4b及び4cは所謂3口型の加熱部を構成しているが、加熱コイル4cに代えて、ほぼ同径のラジエントヒーターを配置しても良い。
また、天板2の加熱部マーク3の領域内の裏面(加熱コイル4と対応する面)には、サーミスターなどの接触式温度センサー11が1つ以上接触するように配置されている。
また、天板2の下方には、天板2を介して調理容器10の底部から放射された赤外線エネルギーを検出するように赤外線センサー12が加熱部毎に配置されている。
更に、天板2の下方には、サーミスター11の検知信号と赤外線センサー12の受光した赤外線エネルギーをA/D変換して調理容器10の温度に換算する温度検出手段13が設けられており、換算した温度情報を制御手段6へ出力する。
尚、接触式温度センサー11をTHと呼ぶことがある。同様に、赤外線センサー12をIRと呼ぶことがある。
また、本発明では、温度検出手段13は接触式温度センサーの出力と赤外線センサー12の出力の双方を入力してそれぞれの温度に換算しているが、接触式温度センサーの出力のみを温度に換算する温度検出手段と、赤外線センサー12の出力のみを温度に換算する温度検出手段を個別に設けても良い。
また、図3は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6のメイン処理を示すフローチャートであり、図4は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態1における制御手段6の動作を図1〜3を用いて説明する。
ユーザーが誘導加熱調理器100の電源スイッチ(図示せず)を投入すると、制御手段6が起動される。制御手段6は、図3に示すメイン処理において、まず、内部に保有しているカウンタのクリアや初期値設定などの初期処理(ステップS301)を行った後、操作部8からユーザーによって設定された情報を入力する(ステップS302)。
次に、制御手段6は、入力した設定情報が調理開始命令か否かを調べ(ステップS303)、調理開始でなければ、ステップS306、S307を経過した後、再びステップS302に戻り、上記と同様の処理を繰り返して調理開始命令が入力されるまで待ち状態となる。
この入力待ち状態において、ユーザーが天板2に被加熱物となる調理容器10を載置し、続いて火力情報などを設定して調理開始スイッチを押下すると、操作部8から調理開始命令の信号が生成されて制御手段6に入力される。
これにより、S303から加熱調理400,500に移行して、誘導加熱による調理容器10の加熱が開始する。次に、制御手段6は、加熱調理処理ソフトを起動した加熱調理400,500上で、ステップS302へ戻る。これにより、図4に示す加熱調理処理が動作が行われる。
ステップS303において、調理開始命令が入力されないとき、制御手段6は、計時手段7から取得した時間に基づいて所定時間(この時間は当該調理に必要な調理時間に余裕の時間を加えたもの)を経過したか否かを調べる(ステップS306)。
所定時間が経過したら、制御手段6は、当該調理の加熱調理が終了したと判断し、加熱調理ソフトを停止させ(ステップS308)、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止させた(ステップS309)後、処理を終了する。
また、ステップS306において、加熱調理の所定時間がまだ経過していなければ、制御手段6は調理停止命令が入力されたか否かを調べる(ステップS307)。
調理停止命令が入力されなければ、ステップS302へ戻り、処理を続行する。ステップS307において、調理停止命令が入力されたら、制御手段6は加熱調理が終了したと判断し、加熱調理ソフトを停止させ(ステップS308)、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止させた(ステップS309)後、処理を終了する。
尚、この停止命令の信号は何らかの原因によりユーザーが調理を緊急に停止したい場合や、ユーザー自身が、加熱調理が終了したと判断したときに加熱を停止する場合などに操作部8の該当スイッチを操作することで生成され、制御手段6に出力される。
次に、図4を参照して、加熱調理400の1つである揚げ物調理の動作について説明する。
揚げ物調理とは、油が揚げ物をするのに適した状態となるように、揚げ物に適した温度まで油を加熱して、調理の間、適切な温度に油の温度を保つ加熱調理制御の1つである。これらの調理制御は、操作部8から入力された操作・設定情報や各種センサーに基づき、制御手段6により実行される。
まず、制御手段6は、操作部8から揚げ物調理に関する調理条件が入力され(S302)、調理開始命令(S303)がなされると、加熱調理400(揚げ物調理)が開始される。
次に、制御手段6は、温度検出手段13から赤外線センサー12が検出した調理容器10の温度であるIR温度の取得を開始し(S401)、インバーター回路5から加熱コイル4へ高周波電力の供給を開始することで、天板2の上面に置かれた調理容器10の加熱を開始する(S402)。尚、調理容器10の内部には、揚げ物調理に用いる揚げ物油が保持されている。
この時、加熱コイル4には、低温状態の油を素早く揚げ物を行うのに適した温度である設定温度に上昇させる為に、高出力(高火力)となるように、比較的高い出力の高周波電力が供給される(例えば火力「強」で加熱)。
このように、調理容器10を誘導加熱することで調理容器10自体が発熱し、この調理容器10から熱が伝導して揚げ物油の温度が上昇する。つまり、調理容器10の温度上昇より遅れて揚げ物油の温度が上昇していく。
次に、制御手段6は、取得したIR温度と加熱を停止する為の基準となる停止温度とを比較して(S403)、IR温度が停止温度を超えた場合、インバーター回路5から加熱コイル4へ高周波電力の供給を停止又は弱くすることで、天板2の上面に置かれた調理容器10の加熱を所定時間の間停止又は弱める(S404)。
この加熱が停止している間も、調理容器10は、揚げ物油に熱を伝導し続けるが、加熱が停止している状態又は弱まった状態であることから、調理容器10の温度(IR温度)が低下していく。
ここで、加熱を停止又は弱める期間の長さである所定の時間とは、調理容器10の根雨が揚げ物油に伝わり、調理容器10の温度変化が見られる時間となっている。この時間の長さは、設定温度や調理容器10の特性により異なり、約数十秒を目安として決められる。
また、設定温度とは、ユーザーが揚げ物調理の設定を行う設定情報入力(S302)の際に入力した調理の際に保たれる揚げ物油の温度である。つまり、予熱工程において、揚げ物油の目標温度である。例えば揚げ物調理の場合、天ぷらや唐揚げ等の調理の種類に応じて、約150℃〜約190℃の間で設定される。
また、停止温度とは、設定温度に対応して決められており、設定温度より低い温度となっている。この停止温度が設定温度より低く温度となっている理由は、調理容器10が、急激に設定温度まで上昇して、設定温度を超えることを防止するためである。
尚、この設定温度は、ユーザーが入力した温度値をそのまま用いてもよいし、また、調理容器10の磁気特性等に応じて、ユーザーが入力した値を補正したものを用いてもよい。
次に、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出(S405)して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S406)。
ここで、T1は加熱停止時の温度、T2は加熱停止時間が経過した後の温度である。なお、上記の加熱停止後、調理容器10は、加熱停止時の温度より上昇する。T1は、この上昇後の最高温度を用いてもよい。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、一回目のS406であれば、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の温度上昇率が高い加熱は不要であることから、S404より前の段階の加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した油温である設定温度に保つ保温工程(S407)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
ここで保温工程とは、制御手段6が、IR温度に基づき比較的小さな入力(「弱」)でON/OFF又は入力電圧を所定の幅で上下(例えば。200W〜500W)することで加熱コイル4を駆動し、調理容器10のIR温度が設定温度となるように保たれるようにする工程である。
(ΔT≧Taの場合)
制御手段は、傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(ΔT≧Ta)、温度の変化量が大きいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、一回目のS406であれば、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、ΔT≧Taの場合、S408に移行し、再度加熱を開始(温度復帰工程)して、S403に移行する。
この時、制御手段6は、調理物が少ないと判定した場合の加熱コイル4へ入力する電力より、大きい電力(例えば、火力「中」「強」)を加熱コイル4へ入力する。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量が少ないと判定されたとき、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値Taや加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態2)
次に、図5を参照して、実施の形態2を説明する。尚、実施の形態1と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS405に至る。そして、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S416)。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、一回目のS406であれば、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく(例えば200g未満)、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S404の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S417)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(Tb<ΔTの場合)
傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(Ta≦ΔT)、S418も移行し、傾きΔTと閾値Tb(Ta<Tb)との比較を行う。
ここで、傾きΔTが、閾値Tbより大きい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということであり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、(一回目のS418であれば、)調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき(例えば800g以上)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Tb≦ΔTの場合、S420に移行して、火力「強」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S420)、S403に移行する。
この時、制御手段6は、調理物が少ないと判定した場合の加熱コイル4へ入力する電力より、大きい電力を加熱コイル4へ入力する。
(Ta≦ΔT≦Tbの場合)
次に、S418において、傾きΔTが、閾値Tbより小さい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が中位であり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導がある程度あったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、ある程度の差があると推測することができる。
また、(一回目のS418であれば、)調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下がある程度あることから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が中位と判断でき(例えば200〜800g)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Ta≦ΔT≦Tbの場合、S419に移行して、火力「中」で再度加熱を開始(温度復帰工程)し、S403に移行する。
この火力「中」のときの加熱コイルへの入力電力の大きさは、制御手段6は、調理物が少ないと判定した場合の加熱コイル4へ入力する電力より大きく、火力「強」より小さい大きさである。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量を細かく判断することができるので、再度加熱を行う再に、揚げ物油の量に応じて適切な出力で加熱を行うことができる。例えば、油の量が多い場合は、再度加熱時に出力を「強」にすることで、素早く揚げ物油の温度を上昇させることができ、油の量が中程度の場合、再度加熱時の出力を「中」とすることで、安全に揚げ物油の温度を上昇させることができる。
また、揚げ物油の量が少ない場合、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値TaやTb、加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態3)
次に、図6〜図9を参照して、実施の形態3を説明する。尚、実施の形態1と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS405に至る。そして、制御手段6は、加熱を弱めている間(200W)の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S426)。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、S426において、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S404の前の段階の加熱コイルへの入力電力(例えば、1500W)より、入力電力を弱めて、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S427)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(ΔT≧Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(ΔT≧Ta)、温度の変化量が大きいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、S426において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、S428においてΔT≧Taの場合、再度加熱(例えば1200W)を開始(温度復帰工程)して、S429に移行する。
そして、S429において、設定温度にIR温度が達すると、揚げ物に適した温度まで揚げ物油の温度が上昇したと判断し、保温工程(S427)へと移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量が少ないと判定されたとき、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値Taや加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態4)
次に、図9を参照して、実施の形態4を説明する。尚、実施の形態1と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS405に至る。そして、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S436)。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、S436において、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく(例えば200g未満)、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S404の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S437)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(Tb<ΔTの場合)
傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(Ta≦ΔT)、S438も移行し、傾きΔTと閾値Tb(Ta<Tb)との比較を行う。
ここで、傾きΔTが、閾値Tbより大きい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということであり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、S438において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき(例えば800g以上)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Tb≦ΔTの場合、火力「強」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S440)、S441に移行する。
そして、S441において、設定温度にIR温度が達すると、揚げ物に適した温度まで揚げ物油の温度が上昇したと判断し、保温工程(S437)へと移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(Ta≦ΔT≦Tbの場合)
次に、S438において、傾きΔTが、閾値Tbより小さい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が中位であり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導がある程度あったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、ある程度の差があると推測することができる。
また、S438において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下がある程度あることから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が中位と判断でき(例えば200〜800g)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Ta≦ΔT≦Tbの場合、火力「中」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S4390)、S441に移行する。
そして、S441において、設定温度にIR温度が達すると、揚げ物に適した温度まで揚げ物油の温度が上昇したと判断し、保温工程(S437)へと移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量を細かく判断することができるので、再度加熱を行う再に、揚げ物油の量に応じて適切な出力で加熱を行うことができる。例えば、油の量が多い場合は、再度加熱時に出力を「強」にすることで、素早く揚げ物油の温度を上昇させることができ、油の量が中程度の場合、再度加熱時の出力を「中」とすることで、安全に揚げ物油の温度を上昇させることができる。
また、揚げ物油の量が少ない場合、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値TaやTb、加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態5)
次に、図10を参照して実施の形態5ついて説明する。尚、実施の形態1と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
まず、制御手段6は、操作部8から揚げ物調理に関する調理条件が入力され(S302)、調理開始命令(S303)がなされると、加熱調理処理500(揚げ物調理)が開始される。
次に、制御手段6は、温度検出手段13から赤外線センサー12が検出した調理容器10の温度であるIR温度を取得し(S501)、インバーター回路5から加熱コイル4へ高周波電力の供給を開始することで、天板2の上面に置かれた調理容器10の加熱を開始する(S502)。
尚、調理容器10の内部には、揚げ物調理に用いる食用油が保持されている。
この時、加熱コイル4には、低温状態の油を素早く揚げ物を行うのに適した温度(設定温度)に上昇させる為に、高出力(高火力)となるように、比較的高い出力の高周波電力が供給される(例えば火力「強」で加熱)。
このように、調理容器10を誘導加熱することで調理容器10自体が発熱し、この調理容器10から熱が伝導して揚げ物油の温度が上昇する。つまり、調理容器10の温度上昇より遅れて揚げ物油の温度が上昇していく。
次に、制御手段6は、S502の加熱開始から所定時間経過すると(S503)、インバーター回路5から加熱コイル4へ高周波電力の供給を停止又は弱くすることで、天板2の上面に置かれた調理容器10の加熱を所定時間の間、停止又は弱める(S504)。
この加熱が停止している状態の間も、調理容器10は、揚げ物油に熱を伝導し続け、揚げ物油を温め続けるが、加熱が停止している状態又は弱まった状態であることから、調理容器10の温度(IR温度)が低下していく。
ここで、S503の加熱開始からの所定時間は、ユーザーが設定した設定温度や調理容器10の特性などに応じて、長短が決まっている。
次に、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出(S505)して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S506)。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、一回目のS506であれば、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S504の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S507)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(ΔT≧Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(ΔT≧Ta)、温度の変化量が大きいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、S506において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、S508においてΔT≧Taの場合、再度加熱を開始(温度復帰工程)して、S509に移行する。
そして、S509において、再加熱から所定時間経過すると、S504に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量が少ないと判定されたとき、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値Taや加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態6)
次に、図11を参照して、実施の形態6を説明する。尚、実施の形態5と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態5と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS505に至る。そして、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S516)。
(ΔT<Taの場合)
傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、一回目のS516であれば、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく(例えば200g未満)、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S504の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S517)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(Tb<ΔTの場合)
傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(Ta≦ΔT)、S518に移行し、傾きΔTと閾値Tb(Ta<Tb)との比較を行う。
ここで、傾きΔTが、閾値Tbより大きい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということであり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、一回目のS518であれば、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき(例えば800g以上)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Tb≦ΔTの場合、火力「強」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S520)、S521に移行する。
そして、S521において、再加熱から所定時間経過すると、S504に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
(Ta≦ΔT≦Tbの場合)
次に、S518において、傾きΔTが、閾値Tbより小さい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が中位であり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導がある程度あったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、ある程度の差があると推測することができる。
また、一回目のS518であれば、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下がある程度あることから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が中位と判断でき(例えば200〜800g)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Ta≦ΔT≦Tbの場合、火力「中」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S520)、S521に移行する。
そして、S521において、再加熱から所定時間経過すると、S504に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量を細かく判断することができるので、再度加熱を行う再に、揚げ物油の量に応じて適切な出力で加熱を行うことができる。例えば、油の量が多い場合は、再度加熱時に出力を「強」にすることで、素早く揚げ物油の温度を上昇させることができ、油の量が中程度の場合、再度加熱時の出力を「中」とすることで、安全に揚げ物油の温度を上昇させることができる。
また、揚げ物油の量が少ない場合、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値TaやTb、加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態7)
次に、図12〜図14を参照して実施の形態7ついて説明する。尚、実施の形態5と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態5と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS505に至る。そして、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S526)。
(ΔT<Taの場合)
S526において、傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、S526において、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S504の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S527)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(ΔT≧Taの場合)
S526において、傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(ΔT≧Ta)、温度の変化量が大きいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、S526において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、S528においてΔT≧Taの場合、再度加熱を開始(温度復帰工程)して、S529に移行する。
そして、S529において、IR温度が設定温度より大きくなると、S527に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量が少ないと判定されたとき、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値Taや加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
(実施の形態8)
次に、図15を参照して、実施の形態8を説明する。尚、実施の形態5と同じステップについては、同様の符号を付し、説明を省略する。
実施の形態5と同様に、揚げ物調理開始後、所定のステップを経てS505に至る。そして、制御手段6は、加熱が停止している間の調理容器10の温度であるIR温度の下降変化の傾き(変化率)ΔT(ΔT=(T1−T2)/加熱停止時間)を算出して、温度の変化量の大小を判断する為の所定の閾値Taと比較する(S536)。
(ΔT<Taの場合)
S536において、傾きΔTが所定の閾値Ta未満であるとき(ΔT<Ta)、温度の変化量が小さいものと判断する。
この時、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が小さいということは、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が少なかったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度が、近いと推測することができる。
また、S536において、調理容器10の温度上昇に応じて揚げ物油の温度も上昇していることから、使用している揚げ物油の量が少なく(例えば200g未満)、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断できる。
従って、制御手段5は、揚げ物油の量が少なく、揚げ物油の温度も設定温度に近いと判断し、予熱工程におけるこれ以上の揚げ物油の加熱は不要であることから、S504の前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より、入力電力を弱める、又は、停止して、揚げ物調理に適した温度となるように油温である設定温度に保つ保温工程(S537)に移行し、保温工程が開始された後、S302に移行する。
(Tb<ΔTの場合)
S537において、傾きΔTが所定の閾値Taより大きいとき(Ta≦ΔT)、S538に移行し、傾きΔTと閾値Tb(Ta<Tb)との比較を行う。
ここで、傾きΔTが、閾値Tbより大きい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が大きいということであり、加熱が停止している間に、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導が多かったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、大きな差があると推測することができる。
また、S538において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下が大きいことから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が多いと判断でき(例えば800g以上)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Tb≦ΔTの場合、火力「強」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S540)、S541に移行する。
そして、S541において、IR温度が設定温度より大きくなると、S537に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
(Ta≦ΔT≦Tbの場合)
次に、S538において、傾きΔTが、閾値Tbより小さい場合、調理容器10の温度であるIR温度の変化量が中位であり、加熱が停止している間、調理容器10から揚げ物油へ、熱の伝導がある程度あったといえる。つまり、揚げ物油と調理容器10の温度に、ある程度の差があると推測することができる。
また、S538において、調理容器10の加熱を停止後、調理容器10の温度低下がある程度あることから、調理容器10内に保持されている揚げ物油の量が中位と判断でき(例えば200〜800g)、揚げ物油の温度も設定温度には至っていないと判断できる。
従って、Ta≦ΔT≦Tbの場合、火力「中」で再度加熱を開始(温度復帰工程)して(S539)、S541に移行する。
そして、S541において、IR温度が設定温度より大きくなると、S537に移行する。この間、再加熱が続き、揚げ物油の温度が上昇していく。
以上のように、揚げ物油を保持する加熱容器を加熱し、所定の加熱停止期間を設け、この期間の調理容器10の温度であるIR温度の変化量を検知することにより、揚げ物油の量を適切に判定することができる。
これにより、調理容器10内の揚げ物油の量に応じて、予熱工程や保温工程時に、揚げ物油の温度管理を適切に行うことができる。
特に、揚げ物油の量を細かく判断することができるので、再度加熱を行う再に、揚げ物油の量に応じて適切な出力で加熱を行うことができる。例えば、油の量が多い場合は、再度加熱時に出力を「強」にすることで、素早く揚げ物油の温度を上昇させることができ、油の量が中程度の場合、再度加熱時の出力を「中」とすることで、安全に揚げ物油の温度を上昇させることができる。
また、揚げ物油の量が少ない場合、不要な加熱動作を行うことなく、保温工程にスムーズに移行することができる。
尚、本実施の形態において、閾値TaやTb、加熱を停止するまでの加熱時間や加熱出力(加熱電力)は、調理容器10の特性などにより適切な値や時間や出力が用いられる。
以上、各実施の形態を説明したが、実施の形態1〜8において、フローチャートに揚げ物調理の途中で、この調理を終了させるステップは記載されていないが、ユーザーに操作により揚げ物調理を中止し、誘導加熱調理器を待機状態にすることができる。
また、各実施の形態において、加熱コイルの火力レベルを「弱」「中」「強」と表現して説明したが、より細かく表現しても良い。
また、加熱コイルの火力レベルに対応した加熱コイルへの入力電力(W)について、実施の形態中で用いた電力は一例であり、誘導加熱調理器の特性に応じて決められるものである。
1 誘導加熱調理器本体、2 天板、3、3a〜3c 加熱部マーク、4,4a〜4c 加熱コイル、5 インバーター回路、6 制御手段、7 計時手段、8 操作部、9 グリル、10 被加熱物(鍋)、11 接触式温度センサー(サーミスター)、12 赤外線センサー、13 温度検出手段、14 警報報知手段、100 誘導加熱調理器。

Claims (10)

  1. 調理容器を載置する天板と、
    該天板の下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    該加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、
    前記調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線センサーと、
    該赤外線センサーからの出力を温度に変換する温度検出手段と、
    前記加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、
    前記設定手段への入力に基づき、前記インバーター回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調理容器の内部に保持される調理物を設定温度まで加熱するために前記加熱コイルへ電力の入力を開始した後、前記温度検出手段が検出する前記調理容器の温度が所定の温度となったとき、所定の時間の間、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における前記温度検出手段が検出した前記調理容器の温度の変化量に基づき、前記調理容器内部に保持されている調理物の量を判定することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 調理容器を載置する天板と、
    該天板の下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    該加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、
    前記調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線センサーと、
    該赤外線センサーからの出力を温度に変換する温度検出手段と、
    前記加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、
    前記設定手段への入力に基づき、前記インバーター回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調理容器の内部に保持される調理物を設定温度まで加熱するために前記加熱コイルへ電力の入力を開始した後、所定の時間が経過すると、所定の時間の間、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における前記温度検出手段が検出した前記調理容器の温度の変化量に基づき、前記調理容器内部に保持されている調理物の量を判定することを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 前記制御手段は、前記調理物の量の判定の結果、調理物が少ないと判定した場合、前記期間より前の段階の前記加熱コイルへの入力電力より前記加熱コイルへ入力する電力を弱める、又は、停止する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記制御手段は、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める、又は、停止した後、保温工程に移行する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記制御手段は、前記調理物の量の判定の結果、調理物が多いと判定した場合、調理物が少ないと判定した場合の前記加熱コイルへ入力する電力より、大きい電力を前記加熱コイルへ入力する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  6. 調理容器を載置する天板と、
    該天板の下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    該加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、
    前記調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線センサーと、
    該赤外線センサーからの出力を温度に変換する温度検出手段と、
    前記加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、
    前記設定手段への入力に基づき、前記インバーター回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調理容器の内部に保持される調理物を設定温度まで加熱するために前記加熱コイルへ電力の入力を開始した後、前記温度検出手段が検出する前記調理容器の温度が所定の温度となったとき、所定の時間の間、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における前記温度検出手段が検出した前記調理容器の温度の変化量に基づき、前記加熱コイルへの入力電力を決定して加熱動作を行うことを特徴とする誘導加熱調理器。
  7. 調理容器を載置する天板と、
    該天板の下方に配置され、前記調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、
    該加熱コイルへ電力を入力するインバーター回路と、
    前記調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線センサーと、
    該赤外線センサーからの出力を温度に変換する温度検出手段と、
    前記加熱コイルへ入力する電力を設定入力する設定手段と、
    前記設定手段への入力に基づき、前記インバーター回路を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記調理容器の内部に保持される調理物を設定温度まで加熱するために前記加熱コイルへ電力の入力を開始した後、所定の時間が経過すると、所定の時間の間、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める又は停止する期間を設け、この期間における前記温度検出手段が検出した前記調理容器の温度の変化量に基づき、前記加熱コイルへの入力電力を決定して加熱動作を行うことを特徴とする誘導加熱調理器。
  8. 前記制御手段は、前記変化量が所定の値より小さい場合、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める、又は、停止した後、保温工程に移行する制御を行うことを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記制御手段は、前記加熱コイルへ入力する電力を弱める、又は、停止した後、保温工程に移行する制御を行うことを特徴とする請求項8に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記制御手段は、前記変化量が所定の値より大きい場合、前記変化量が所定の値より小さい場合に前記加熱コイルへ入力する電力より、大きい電力を前記加熱コイルへ入力する制御を行うことを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
JP2012242049A 2012-11-01 2012-11-01 誘導加熱調理器 Pending JP2014093155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012242049A JP2014093155A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012242049A JP2014093155A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 誘導加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014093155A true JP2014093155A (ja) 2014-05-19

Family

ID=50937109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012242049A Pending JP2014093155A (ja) 2012-11-01 2012-11-01 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014093155A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262722A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JP2011060569A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Panasonic Corp 加熱調理器およびプログラム
JP2011249204A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 電磁調理器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262722A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JP2011060569A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Panasonic Corp 加熱調理器およびプログラム
JP2011249204A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 電磁調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008140678A (ja) 加熱調理器
JP7094417B2 (ja) 加熱調理器
JP2005011618A (ja) 誘導加熱調理器
JP5590987B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5747178B2 (ja) 誘導加熱調理器およびそのプログラム
JP4998062B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4996289B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2014093155A (ja) 誘導加熱調理器
JP5052567B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5930663B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4497196B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009043587A (ja) 誘導加熱調理器
JP4357938B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5264838B2 (ja) 加熱調理器
JP5546367B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5579101B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2008262722A (ja) 誘導加熱調理器
JP2008060088A5 (ja)
JP5892862B2 (ja) 加熱調理器
JP6537336B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5979990B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2004146275A (ja) 電磁調理装置
JP2007335233A (ja) 加熱調理器
JP2010146933A (ja) 誘導加熱調理器
JP2009123411A (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140331

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140331

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160906