JP2014092985A - 情報処理システム、携帯型情報処理装置、情報処理システムプログラム及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、携帯型情報処理装置、情報処理システムプログラム及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止するようにした携帯型情報処理装置を提供する。
【解決手段】携帯型情報処理装置の取得手段は、携帯型情報処理装置の位置を取得し、特定手段は、位置に基づいて、訪問先の顧客を特定し、送信手段は、顧客を識別する情報と記憶装置に記憶されている文書の型を送信し、受取手段は、顧客に関する情報、又は顧客に関する情報と顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取り、記憶手段は、文書の型を受け取った場合は、文書の型を記憶装置に記憶させ、生成手段は、顧客に関する情報と顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成し、削除手段は、位置に基づいて、顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、携帯型情報処理装置、情報処理システムプログラム及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、営業担当者が出張先においてその住所を伝票印刷するような場合においても、特別な操作を行うことなしに、現在位置の所在名を出力することを課題とし、携帯端末装置は現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)端末器を備え、センター装置は位置データに対応してその位置の所在名を記憶するCDROMを有しており、GPS端末器によって検出された位置データをセンター装置へ送信し、センター装置はこの位置データに基づいてCDROMを検索し、現在位置に対応する所在名を携帯端末装置へ送信し、携帯端末装置はこの所在名を受信して伝票印刷を行うことが開示されている。
特許文献2には、現在時点又は現在位置においてアクセスの可能性の高いファイルを、ユーザによる取捨選択の判断及び操作を必要とすることなく、内部の記憶装置に保持された状態にすることができる携帯型情報機器を提供することを課題とし、管理対象のファイル毎に、ファイル選択条件としての曜日や時間帯、現在のユーザ位置と、ネットワーク上の当該ファイルの原ファイル格納位置情報とを記録するファイル管理テーブルを設け、所定の時点で、ファイル管理テーブルに基づいて、現在の曜日や現在のユーザ位置に合致したファイルを検索し、ファイル選択条件に合致したファイルが携帯型情報機器の記憶装置内に存在しない場合に、ネットワーク上の原ファイル格納位置から当該ファイルをダウンロードして内部の記憶装置内に格納することが開示されている。
特許文献3には、携帯端末の現在位置に対応したコンテンツを詳細な位置に基づいて取得することが可能であるとともに、利用者がコンテンツに関する情報を登録することが可能なコンテンツ提供システムを提供することを課題とし、サーバ装置に、コンテンツを記憶するとともに、コンテンツに関連付けられ、位置情報と対応付けて登録された登録情報を記憶しておき、携帯端末が自身の端末位置情報をサーバ装置に送信すると、送信した端末位置情報に対応する地図及びその地図の範囲に含まれる登録情報がサーバ装置から送信されてくるので、地図情報に登録情報を重ねて表示し、また、地図上には、端末位置情報に対応する印が中央に表示され、表示された登録情報に対して操作を行うことにより、対応するコンテンツをサーバ装置から取得できることが開示されている。
特開平10−254982号公報 特開2000−339276号公報 特開2010−026546号公報
本発明は、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止するようにした情報処理システム、携帯型情報処理装置、情報処理システムプログラム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、携帯型情報処理装置から顧客を識別する情報と該携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を受け取る第1の受取手段と、前記顧客を識別する情報に基づいて、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されていない場合は、該顧客に関する情報と該文書の型を該携帯型情報処理装置に送信し、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている場合は、該顧客に関する情報を該携帯型情報処理装置に送信する第1の送信手段を具備する情報処理装置と、前記情報処理装置と通信可能である前記携帯型情報処理装置を具備しており、前記携帯型情報処理装置は、前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する第2の送信手段と、前記第2の送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る第2の受取手段と、前記第2の受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、前記第2の受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段を具備することを特徴とする情報処理システムである。
請求項2の発明は、携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する送信手段と、前記送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る受取手段と、前記受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、前記受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段を具備することを特徴とする携帯型情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記特定手段は、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、予め定められた訪問先の顧客内から訪問先の顧客を特定することを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報処理装置である。
請求項4の発明は、情報処理装置を、携帯型情報処理装置から顧客を識別する情報と該携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を受け取る第1の受取手段と、前記顧客を識別する情報に基づいて、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されていない場合は、該顧客に関する情報と該文書の型を該携帯型情報処理装置に送信し、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている場合は、該顧客に関する情報を該携帯型情報処理装置に送信する第1の送信手段として機能させるための情報処理プログラムと、前記情報処理装置と通信可能である前記携帯型情報処理装置を、前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する第2の送信手段と、前記第2の送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る第2の受取手段と、前記第2の受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、前記第2の受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段
として機能させるための携帯情報処理プログラムの組み合わせである情報処理システムプログラムである。
請求項5の発明は、携帯型情報処理装置を、前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する送信手段と、前記送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る受取手段と、前記受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、前記受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理システムによれば、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止することができる。
請求項2の携帯型情報処理装置によれば、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止することができる。
請求項3の携帯型情報処理装置によれば、予め定められた訪問先ではない顧客の近くにいる場合であっても、訪問先の顧客ではない情報を取得してしまうことを防止することができる。
請求項4の情報処理システムプログラムによれば、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止することができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成する場合にあって、携帯型情報処理装置の記憶装置に顧客に関する情報が記憶されたままとなることを防止することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 顧客テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 スケジュールテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 テンプレートテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を適用する場合における顧客の位置関係の例を示す説明図である。 訪問先テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 スケジュールテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 テンプレートテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 テンプレートテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 テンプレートテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 属性テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理システムは、訪問する顧客に関する情報に基づいて文書を生成するものであって、図1の例に示すように、携帯型端末100と文書管理サーバ150を有している。なお、以下、顧客とは、取引のある無しにかかわらず、携帯型端末100を有する担当者が訪問する可能性があるお客様をいう。訪問先とは、訪問予定の顧客をいう。テンプレート(文書の型)とは、文書の雛型であり、テンプレート内に必要に応じて属性情報を埋め込むことで1つの文書となる。属性情報とは、テンプレートに埋め込む属性(とそのセット)の情報をいう。
携帯型端末100と文書管理サーバ150は、通信回線199を介して接続されている。したがって、携帯型端末100と文書管理サーバ150は互いに通信可能である。通信回線199は、有線、無線のいずれであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
携帯型端末100は、現在位置取得モジュール105、訪問先判定モジュール110、訪問先DB115、スケジュールDB120、属性削除判定モジュール125、送信情報作成モジュール130、テンプレートDB135、属性DB140、文書生成モジュール142、指示受付モジュール144、表示モジュール146、通信モジュール149を有している。
現在位置取得モジュール105は、訪問先判定モジュール110と接続されている。現在位置取得モジュール105は、携帯型端末100の位置を取得する。例えば、GPSを用いて、携帯型端末100の現在の位置情報である緯度、経度、標高を計測する。
訪問先判定モジュール110は、現在位置取得モジュール105、訪問先DB115、スケジュールDB120、属性削除判定モジュール125、送信情報作成モジュール130と接続されている。訪問先判定モジュール110は、現在位置取得モジュール105によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する。具体的には、その顧客に対して開示する文書を生成するために、その顧客に関する情報(属性情報)とその顧客に対応する文書の型が必要である。その顧客に関する情報と文書の型を得るためには、訪問先の顧客の顧客ID(本実施の形態によって、その顧客を一意に識別する情報)が必要である。訪問先判定モジュール110は、その顧客IDを特定する。例えば、訪問先判定モジュール110によって取得された位置、現在の日時(年、月、日、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を用いて、訪問先DB115、スケジュールDB120内の情報を検索して顧客を特定する。例えば、現在位置取得モジュール105によって取得された位置と予め定められた距離以内に顧客が位置していれば、訪問先である顧客として特定する。つまり、訪問先判定モジュール110は、現在位置取得モジュール105と訪問先DB115から訪問先を特定する。
また、訪問先判定モジュール110は、現在位置取得モジュール105によって取得された位置に基づいて、予め定められた訪問先の顧客内から訪問先の顧客を特定するようにしてもよい。例えば、移動途中で今回の訪問先ではない顧客の近辺を通過した場合に、その顧客の情報を取得してしまっては、余分な通信が発生してしまい、セキュリティからも望ましくない。そこで、余分な通信を抑制すること、セキュリティの向上を図るためにこのような処理を行う。具体的には、スケジュールDB120内のスケジュール情報から、その日時(現在の日時)に訪問先として予定されている顧客だけを対象として特定処理を行う。なお、「その日時に訪問先として予定されている」には、遅刻等に対応するために、現在の日時に対して予め定められた時間だけ前後したスケジュールを含めてもよい。
訪問先DB115は、訪問先判定モジュール110と接続されている。例えば、訪問先DB115は、携帯型端末100の所持者(担当者)の本日の訪問先とその位置情報を記憶する。訪問先DB115は、例えば、訪問先テーブル900を記憶している。訪問先テーブル900については図9を用いて後述する。
スケジュールDB120は、訪問先判定モジュール110と接続されている。例えば、スケジュールDB120は、本日の訪問予定を記憶する。スケジュールDB120は、例えば、スケジュールテーブル1000を記憶している。スケジュールテーブル1000については図10を用いて後述する。
送信情報作成モジュール130は、訪問先判定モジュール110、テンプレートDB135、属性DB140、通信モジュール149と接続されている。送信情報作成モジュール130は、訪問先判定モジュール110によって特定された顧客IDと携帯型端末100内のテンプレートDB135に記憶されている文書の型を、通信モジュール149を介して文書管理サーバ150へ送信する。送信する文書の型は、その文書の型を示す種類を示す情報でよい。つまり、送信情報作成モジュール130は、文書管理サーバ150に送信する訪問先情報(少なくとも顧客IDを含む)と保持テンプレートの種類を含む情報を作成する。
テンプレートDB135は、送信情報作成モジュール130、文書生成モジュール142、通信モジュール149と接続されている。例えば、テンプレートDB135は、文書管理サーバ150から取得したテンプレートを記憶する。テンプレートDB135は、例えば、テンプレートテーブル1100を記憶している。テンプレートテーブル1100については図11を用いて後述する。
属性DB140は、属性削除判定モジュール125、送信情報作成モジュール130、文書生成モジュール142、通信モジュール149と接続されている。例えば、属性DB140は、文書管理サーバ150から取得した属性情報を記憶する。属性DB140は、例えば、属性テーブル1200を記憶している。属性テーブル1200については図12を用いて後述する。
文書生成モジュール142は、テンプレートDB135、属性DB140、指示受付モジュール144、表示モジュール146と接続されている。文書生成モジュール142は、通信モジュール149によって受け取られた顧客に関する情報(属性DB140内の顧客に関する情報)とテンプレートDB135内のその顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する。「顧客に関する情報と文書の型に基づいて」とは、文書の型にそって、顧客に関する情報を当てはめることをいい、いわゆる顧客に関する情報を文書の型に流し込むことをいう。
指示受付モジュール144は、文書生成モジュール142と接続されている。指示受付モジュール144は、操作者の携帯型端末100のキーボード、マウス、タッチパネル等に対する操作を検知し、顧客に応じた文書を表示することの指示を受け付ける。そして、文書生成モジュール142に対して文書の生成を指示する。
表示モジュール146は、文書生成モジュール142と接続されている。表示モジュール146は、文書生成モジュール142によって生成された文書を携帯型端末100のディスプレイ、プロジェクター等に表示する。なお、プリンタに対して印刷指示を行うことも含まれる。
通信モジュール149は、送信情報作成モジュール130、テンプレートDB135、属性DB140と接続されている。通信モジュール149は、携帯型端末100と文書管理サーバ150との間でデータの送受信を行う。例えば、送信情報作成モジュール130からの指示に応じて文書管理サーバ150へ情報を送信し、文書管理サーバ150からの情報をテンプレートDB135、属性DB140へ記憶させる。通信モジュール149は、送信情報作成モジュール130によって文書管理サーバ150へ行われた送信に対する返信として、文書管理サーバ150から顧客に関する情報、又は顧客に関する情報と顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る。ここで、受け取る情報は、「顧客に関する情報」であるか、「顧客に関する情報と顧客に対応する文書の型の組み合わせ」である。なお、もちろんのことながら、これら以外の情報を受け取ってもよい。そして、文書の型(顧客に関する情報と顧客に対応する文書の型の組み合わせ)を受け取った場合は、その文書の型をテンプレートDB135に記憶させる。受け取る文書の型は、文書の型そのものであり、受け取った文書の型を用いて文書が生成される。また、顧客に関する情報を属性DB140に記憶させてもよい。
属性削除判定モジュール125は、訪問先判定モジュール110、属性DB140と接続されている。属性削除判定モジュール125は、現在位置取得モジュール105によって取得された位置に基づいて、顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は訪問先判定モジュール110によって、その顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、その顧客に関する情報を削除する。具体的には、顧客の訪問が終了した場合であり、その訪問が終了したことを顧客からの距離又は次の顧客に訪問したことで判断する。なお、次の訪問先の顧客が予め定められた距離未満であった場合は、単なる距離のみでは判断できないので、次の顧客に訪問したか否かを判断している。また、顧客に関する情報が属性DB140に記憶されている場合は、属性DB140から削除する。つまり、属性削除判定モジュール125は、現在位置取得モジュール105と訪問先判定モジュール110から現時点では不要な属性情報を特定して削除する。
文書管理サーバ150は、スケジュール管理システム160、文書管理システム170、通信モジュール189を有している。なお、スケジュール管理システム160と文書管理システム170は、図1の例では文書管理サーバ150内にあるが、両者は各々の筐体に収められて、通信回線を介して接続されていてもよい。
スケジュール管理システム160は、訪問スケジュール検索モジュール162、顧客DB164、スケジュールDB166を有している。スケジュール管理システム160は、顧客への訪問スケジュールを管理、検索する。
訪問スケジュール検索モジュール162は、顧客DB164、スケジュールDB166、通信モジュール189と接続されている。訪問スケジュール検索モジュール162は、携帯型端末100からの指示に基づいて、又は、スケジュールDB166内の予め定められた日時になった場合には、顧客DB164、スケジュールDB166内から、携帯型端末100に対応する情報を検索して、携帯型端末100へ送信する。例えば、訪問先スケジュール検索モジュール162は、顧客情報と現在時刻から、現在時刻以降の訪問先リストと訪問先の位置情報を検索して、送信する。
顧客DB164は、訪問スケジュール検索モジュール162と接続されている。例えば、顧客DB164は、顧客情報とその位置情報を記憶する。顧客DB164は、顧客テーブル400を記憶している。顧客テーブル400については図4を用いて後述する。
スケジュールDB166は、訪問スケジュール検索モジュール162と接続されている。例えば、スケジュールDB166は、顧客への訪問スケジュールを記憶する。スケジュールDB166は、スケジュールテーブル500を記憶している。スケジュールテーブル500については図5を用いて後述する。
文書管理システム170は、送信情報判定モジュール172、テンプレート/属性情報取得モジュール174、テンプレートDB176、属性DB178を有している。文書管理システム170は、文書、テンプレート、属性情報を顧客毎に管理する。
テンプレート/属性情報取得モジュール174は、送信情報判定モジュール172、テンプレートDB176、属性DB178、通信モジュール189と接続されている。テンプレート/属性情報取得モジュール174は、通信モジュール189を介して、携帯型端末100から顧客IDと携帯型端末100内のテンプレートDB135に記憶されている文書の型(文書の型の種類)を受け取る。そして、携帯型端末100から受信した情報を元に必要な情報(テンプレート/属性情報)をテンプレートDB176、属性DB178から取得する。
送信情報判定モジュール172は、テンプレート/属性情報取得モジュール174、通信モジュール189と接続されている。送信情報判定モジュール172は、顧客IDに基づいて、その顧客に対応する文書の型が携帯型端末100内のテンプレートDB135に記憶されていない場合は、その顧客に関する情報とその文書の型を携帯型端末100に通信モジュール189を介して送信し、その顧客に対応する文書の型が携帯型端末100内のテンプレートDB135に記憶されている場合は、その顧客に関する情報を携帯型端末100に通信モジュール189を介して送信する。つまり、送信情報判定モジュール172は、携帯型端末100に送信する情報を判定して送信する。
テンプレートDB176は、テンプレート/属性情報取得モジュール174と接続されている。例えば、テンプレートDB176は、文書管理サーバ150で管理されているテンプレートを記憶する。テンプレートDB176は、例えば、テンプレートテーブル600を記憶している。テンプレートテーブル600については図6を用いて後述する。
属性DB178は、テンプレート/属性情報取得モジュール174と接続されている。例えば、属性DB178は、文書管理サーバ150で管理されている属性情報を記憶する。属性DB178は、属性テーブル700を記憶している。属性テーブル700については図7を用いて後述する。
通信モジュール189は、訪問スケジュール検索モジュール162、送信情報判定モジュール172、テンプレート/属性情報取得モジュール174と接続されている。通信モジュール189は、文書管理サーバ150と携帯型端末100との間でデータの送受信を行う。例えば、訪問スケジュール検索モジュール162、送信情報判定モジュール172からの指示に応じて携帯型端末100へ情報を送信し、携帯型端末100からの情報を訪問スケジュール検索モジュール162、テンプレート/属性情報取得モジュール174へ渡す。
図2は、本実施の形態(携帯型端末100、文書管理システム170、スケジュール管理システム160)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、携帯型端末100の送信情報作成モジュール130が、現在時刻から訪問先情報を取得する。具体的には、訪問予定のリストと訪問スケジュールの取得をスケジュール管理システム160に対して要求する。
ステップS204では、スケジュール管理システム160の訪問スケジュール検索モジュール162が、訪問スケジュール(顧客リスト、訪問スケジュール)を検索する。具体的には、携帯型端末100の担当者の訪問予定の顧客リストと訪問スケジュールを検索し、送信する。
ステップS206では、携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が、現在位置を取得する。
ステップS208では、携帯型端末100の訪問先判定モジュール110が、現在位置から訪問先の顧客を特定する。
ステップS210では、携帯型端末100の送信情報作成モジュール130が、訪問先の顧客ID及び保持しているテンプレートの種類を送信する。つまり、文書管理システム170に文書取得要求を送信する。
ステップS212では、文書管理システム170のテンプレート/属性情報取得モジュール174が、顧客IDに対応するテンプレートと属性情報を検索する。
ステップS214では、文書管理システム170の送信情報判定モジュール172が、携帯型端末100が、テンプレートを保持しているか否かを判断し、保持している場合はステップS218へ進み、それ以外の場合はステップS216へ進む。
ステップS216では、文書管理システム170の送信情報判定モジュール172が、携帯型端末100にテンプレート及び属性情報を送信する。
ステップS218では、文書管理システム170の送信情報判定モジュール172が、携帯型端末100に属性情報を送信する。つまり、テンプレートの送信は不要である。
ステップS220では、携帯型端末100の通信モジュール149が、受信したテンプレートと属性情報を記憶領域(テンプレートDB135及び属性DB140)に格納する。
ステップS222では、携帯型端末100の指示受付モジュール144が、文書の表示指示を受け付ける。
ステップS224では、携帯型端末100の文書生成モジュール142が、テンプレートと属性情報から文書を作成する。
ステップS226では、携帯型端末100の表示モジュール146が、作成した文書を表示する。
なお、携帯型端末100は現在時刻に基づき、予め訪問先DB115を更新しておく。
訪問先候補が複数ある場合には、訪問先候補を優先度が高い順にリストし、ユーザに選択させる。優先度は、(1)訪問スケジュール、(2)現在位置と訪問先位置の距離、(3)携帯型端末100の進行方向(過去の位置から現在の位置までのベクトルによって算出する)、を元に算出する。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、現在位置取得モジュール105が、現在位置を取得する。
ステップS304では、属性削除判定モジュール125が、過去に作成した文書に対応する顧客Xを離れたか否かを判断し、離れた場合はステップS308へ進み、それ以外の場合はステップS306へ進む。離れたか否かについては、顧客Xと現在位置との距離が予め定められた距離以上であれば離れたと判断し、それ以外の場合は顧客Xを離れていないと判断する。
ステップS306では、属性削除判定モジュール125が、次の訪問先の顧客Yを特定できたか否かを判断し、特定できた場合はステップS308へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS399)。特定処理については、図2に例示したステップS208と同等の処理を行う。
ステップS308では、属性削除判定モジュール125が、顧客Xに対応する文書と属性情報を削除する。なお、文書生成モジュール142が作成する文書は、テンプレートに属性情報を埋め込むことによって表示するだけである場合(つまり、表示するたびに埋込処理を行い、作成した文書を記憶しない場合)は、文書を削除する必要はない。
スケジュール管理システム160内の顧客DB164が記憶している顧客テーブル400について説明する。図4は、顧客テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。顧客テーブル400は、顧客ID欄410、顧客名欄420、住所欄430、座標欄440、補正欄450を有している。顧客ID欄410は、顧客IDを記憶している。顧客名欄420は、その顧客の顧客名を記憶している。住所欄430は、その顧客の住所を記憶している。座標欄440は、その顧客の位置を記憶している。補正欄450は、位置に関する補正値を記憶している。このように、住所に加え、座標(緯度、経度、標高)と補正情報(補正1,補正2,補正3)を管理しておくことで、住所近傍を表現する。具体的には、緯度±補正1,経度±補正2,標高±補正3内に、携帯型端末100があるか否かで顧客を特定する。なお、補正値は、携帯型端末100毎に又は顧客毎に定めた値である。
スケジュール管理システム160内のスケジュールDB166が記憶しているスケジュールテーブル500について説明する。図5は、スケジュールテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。スケジュールテーブル500は、ユーザ欄510、開始日時欄520、終了日時欄530、顧客ID欄540を有している。ユーザ欄510は、担当者を本実施の形態によって一意に識別する情報(ユーザID)を記憶している。ここでの担当者は、携帯型端末100を所持している。開始日時欄520は、その担当者のスケジュール内の訪問の開始日時を記憶している。終了日時欄530は、その訪問の終了日時を記憶している。顧客ID欄540は、訪問先の顧客IDを記憶している。
文書管理システム170内のテンプレートDB176が記憶しているテンプレートテーブル600について説明する。図6は、テンプレートテーブル600のデータ構造例を示す説明図である。テンプレートテーブル600は、テンプレートID欄610、テンプレート名欄620、顧客ID欄630を有している。テンプレートID欄610は、テンプレートを本実施の形態によって一意に識別する情報であるテンプレートIDを記憶している。テンプレート名欄620は、そのテンプレートの名称を記憶している。顧客ID欄630は、そのテンプレートを用いる顧客の顧客IDを記憶している。テンプレートテーブル600を検索することによって、顧客に対応するテンプレートを抽出することができる。
文書管理システム170内の属性DB178が記憶している属性テーブル700について説明する。図7は、属性テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。属性テーブル700は、属性セットID欄710、テンプレートID欄720、顧客ID欄730を有している。属性セットID欄710は、顧客ID欄730内の顧客IDに対応する属性情報である属性セットを本実施の形態によって一意に識別する情報である属性セットIDを記憶している。テンプレートID欄720は、その属性セットを適用可能なテンプレートのテンプレートIDを記憶している。顧客ID欄730は、顧客IDを記憶している。属性テーブル700を検索することによって、顧客に対応する属性情報を抽出することができる。
具体例として、2012年02月01日にユーザXが顧客を訪問する場合について説明する。図8は、本実施の形態を適用する場合における顧客の位置関係の例を示す説明図である。この日のスケジュールとして、訪問先はA社810、B社820、C社840であり、訪問順として、会社800からA社810へ行き、次にB社820へ行き、そしてC社840へ行く。なお、B社820からC社840へ行く途中でD社830があるが、この日はD社830へは訪問しない。
このような場合に、携帯型端末100にテンプレート、属性情報がダウンロードされる流れを示す。
(0) まず、訪問前に、携帯型端末100の記憶領域(訪問先DB115、スケジュールDB120)に本日訪問する顧客とスケジュールがダウンロードされる。
携帯型端末100内の訪問先DB115が記憶する訪問先テーブル900について説明する。図9は、訪問先テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。訪問先テーブル900は、顧客ID欄910、座標欄920、補正欄930を有している。顧客ID欄910は、顧客IDを記憶している。座標欄920は、その顧客の位置を記憶している。補正欄930は、位置に関する補正値を記憶している。つまり、スケジュール管理システム160内の顧客DB164に記憶されている顧客テーブル400に対応するものであり、事前に(その日の訪問前に)訪問予定である顧客の座標等(顧客テーブル400の一部の内容)がダウンロードされ、その情報を記憶している。なお、どの顧客の情報をダウンロードするかについては、訪問スケジュール検索モジュール162がスケジュールテーブル500を参照して決定する。具体的には、ダウンロード先の携帯型端末100の所持者であるユーザをスケジュールテーブル500のユーザ欄510から検索し、その行の顧客ID欄540から顧客IDを抽出し、顧客テーブル400から対応する顧客ID欄410、座標欄440、補正欄450を抽出して、携帯型端末100へ送信し、訪問先DB115内の訪問先テーブル900に記憶させる。
携帯型端末100内のスケジュールDB120が記憶するスケジュールテーブル1000について説明する。図10は、スケジュールテーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。スケジュールテーブル1000は、ユーザ欄1010、開始日時欄1020、終了日時欄1030、顧客ID欄1040を有している。ユーザ欄1010は、担当者(携帯型端末100を所持している者)のユーザIDを記憶している。開始日時欄1020は、その担当者のスケジュール内の訪問の開始日時を記憶している。終了日時欄1030その訪問の終了日時を記憶している。顧客ID欄1040は、訪問先の顧客IDを記憶している。つまり、スケジュール管理システム160内のスケジュールDB166に記憶されているスケジュールテーブル500に対応するものであり、事前に(その日の訪問前に)訪問のスケジュール(スケジュールテーブル500の内容(一部であってもよい))がダウンロードされ、その情報を記憶している。具体的には、ダウンロード先の携帯型端末100の所持者であるユーザをスケジュールテーブル500のユーザ欄510から検索し、その行の開始日時欄520、終了日時欄530、顧客ID欄540を抽出し、携帯型端末100へ送信し、スケジュールDB120内のスケジュールテーブル1000に記憶させる。
(1) 次に、ユーザXがA社(C0001)を訪問する。
携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が現在位置を取得し、訪問先判定モジュール110がA社810(C0001)近傍であると判定したら、文書管理システム170に顧客ID(C0001)とテンプレートDB135に保持しているテンプレート( − (無し))を送信する(C0001, − )。それに対して、文書管理システム170は、テンプレートテーブル600、属性テーブル700を参照して、テンプレートT0001と属性セットA0001を携帯型端末100に送信する。
その結果、テンプレートDB135内のテンプレートテーブル1100、属性DB140内の属性テーブル1200が更新される。図11は、テンプレートテーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。テンプレートテーブル1100は、更新日時欄1110、テンプレートID欄1120を有している。更新日時欄1110は、テンプレートをダウンロードした日時を記憶している。テンプレートID欄1120は、送信されてきたテンプレートIDを記憶している。もちろんのことながら、テンプレートそのものもテンプレートDB135に記憶される。
図12は、属性テーブル1200のデータ構造例を示す説明図である。属性テーブル1200は、属性セットID欄1210、テンプレートID欄1220、顧客ID欄1230を有している。属性セットID欄1210は、属性セットIDを記憶している。テンプレートID欄1220は、その属性情報が適用されるテンプレートのテンプレートIDが記憶されている。顧客ID欄1230は、その属性情報に対応する顧客IDが記憶されている。もちろんのことながら、顧客ID(C0001)の属性情報(A0001)そのものも属性DB140に記憶される。
(2) ユーザXがB社(C0002)を訪問する。
携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が現在位置を取得し、属性削除判定モジュール125がA社810(C0001)近傍を離れたと判定したら、A社810(C0001)に対応する属性DB140内の属性情報(A0001)を削除する。
携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が現在位置を取得し、訪問先判定モジュール110がB社820(C0002)近傍であると判定したら、文書管理システム170に顧客ID(C0002)とテンプレートDB135に保持しているテンプレート(T0001)を送信する(C0002,T0001)。それに対して、文書管理システム170は、テンプレートテーブル600、属性テーブル700を参照して、テンプレートT0003と属性セットA0004、属性セットA0002を携帯型端末100に送信する。
B社820に対応するテンプレートは、テンプレートT0001、T0003であるが、そのうちのテンプレートT0001はすでに保持しているため、ダウンロードしない。
その結果、テンプレートDB135内のテンプレートテーブル1100、属性DB140内の属性テーブル1200が更新され、それぞれテンプレートテーブル1300、属性テーブル1400のようになる。
図13は、テンプレートテーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。テンプレートテーブル1100が更新された結果である。つまり、テンプレートテーブル1100の2行目にテンプレートT0003が加わり、テンプレートテーブル1300のようになる。
図14は、属性テーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。属性テーブル1200が更新された結果である。つまり、属性テーブル1200の1、2行目に属性セットA0002、A0004が加わり、属性テーブル1400のようになる。なお、属性テーブル1200の1行目(属性セットA0001)は、A社810を離れたと判定された時点で削除されている。
(3) ユーザXがB社820からC社840(C0003)を訪問する途中に、D社830(C0004)近傍を通過する。
携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が現在位置を取得し、属性削除判定モジュール125がB社820(C0002)近傍を離れたと判定したら、B社820(C0002)に対応する属性DB140内の属性セットA0002、A0004を削除する。
携帯型端末100はD社830(C0004)近傍で現在位置を取得しても、訪問先DB115(スケジュールテーブル1000)にD社830(C0004)が存在しないため、文書管理システム170への問い合わせは行わない。なお、この場合、単に近傍にある顧客の顧客IDがスケジュールテーブル1000内に存在しないというだけでなく、現在日時も含めて判定してもよい。具体的には、現在の日時を取得し、現在日時から予め定められた範囲内(前後数10分以内等)にあるスケジュール情報に近傍にある顧客の顧客IDが存在するか否かを判定してもよい。
(4) ユーザXがC社(C0003)を訪問する。
携帯型端末100の現在位置取得モジュール105が現在位置を取得し、C社840(C0003)近傍であると判定したら、文書管理システム170に顧客ID(C0003)とテンプレートDB135に保持しているテンプレート(T0001,T0003)を送信する(C0003,(T0001,T0003))。それに対して、文書管理システム170は、テンプレートテーブル600、属性テーブル700を参照して、テンプレートT0002と属性セットA0003を携帯型端末100に送信する。
その結果、テンプレートDB135内のテンプレートテーブル1300、属性DB140内の属性テーブル1400が更新され、それぞれテンプレートテーブル1500、属性テーブル1600のようになる。
図15は、テンプレートテーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。テンプレートテーブル1300が更新された結果である。つまり、テンプレートテーブル1300の3行目にテンプレートT0002が加わり、テンプレートテーブル1500のようになる。
図16は、属性テーブル1600のデータ構造例を示す説明図である。属性テーブル1400が更新された結果である。つまり、属性テーブル1400の1行目に属性セットA0003が加わり、属性テーブル1600のようになる。なお、属性テーブル1400の1、2行目(属性セットA0002、A0004)は、B社820を離れたと判定された時点で削除されている。
前述した訪問におけるテンプレート、属性セットのダウンロード/削除を図17の例に示す。
(0) 会社800では、訪問スケジュールと訪問先情報をダウンロードする。
(1) A社810の訪問によって、テンプレート(T0001)と属性セット(A0001)をダウンロードする。
A社810からB社820へ行く途中で、属性セット(A0001)を削除する。
(2) B社820の訪問によって、属性セット(A0002)とテンプレート(T0003)と属性セット(A0004)をダウンロードする。なお、テンプレート(T0001)はすでに保持している。したがって、すでに保持しているテンプレート(T0001)はダウンロードしない。
(3) B社820からC社840へ行く途中で、属性セット(A0002)と属性セット(A0004)を削除する。なお、D社830を通過するが、何もダウンロードしない。つまり、訪問予定のない場所ではダウンロードしない。
(4) C社840の訪問によって、テンプレート(T0002)と属性セット(A0003)をダウンロードする。
なお、本実施の形態(携帯型端末100、文書管理サーバ150、スケジュール管理システム160、文書管理システム170)としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図18に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバとなり得るコンピュータ等である。また、携帯型端末100としては、携帯電話(スマートフォン等を含む)、通信機能を備えたノートPC、携帯型タブレットPC等であってもよい。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1801を用い、記憶装置としてRAM1802、ROM1803、HD1804を用いている。HD1804として、例えばハードディスクを用いてもよい。なお、携帯型端末100では、ハードディスクの代わりにメモリーカード等であってもよい。現在位置取得モジュール105、訪問先判定モジュール110、属性削除判定モジュール125、送信情報作成モジュール130、文書生成モジュール142、送信情報判定モジュール172、テンプレート/属性情報取得モジュール174、訪問スケジュール検索モジュール162等のプログラムを実行するCPU1801と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1802と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1803と、補助記憶装置であるHD1804と、キーボード、マウス、キー、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1806(指示受付モジュール144に対応)と、液晶ディスプレイ等の出力装置1805(表示モジュール146に対応)と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1807(通信モジュール149、189に対応)、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1808により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図18に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図18に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図18に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…携帯型端末
105…現在位置取得モジュール
110…訪問先判定モジュール
115…訪問先DB
120…スケジュールDB
125…属性削除判定モジュール
130…送信情報作成モジュール
135…テンプレートDB
140…属性DB
142…文書生成モジュール
144…指示受付モジュール
146…表示モジュール
149…通信モジュール
150…文書管理サーバ
160…スケジュール管理システム
162…訪問スケジュール検索モジュール
164…顧客DB
166…スケジュールDB
170…文書管理システム
172…送信情報判定モジュール
174…テンプレート/属性情報取得モジュール
176…テンプレートDB
178…属性DB
189…通信モジュール
199…通信回線

Claims (5)

  1. 携帯型情報処理装置から顧客を識別する情報と該携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を受け取る第1の受取手段と、
    前記顧客を識別する情報に基づいて、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されていない場合は、該顧客に関する情報と該文書の型を該携帯型情報処理装置に送信し、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている場合は、該顧客に関する情報を該携帯型情報処理装置に送信する第1の送信手段
    を具備する情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信可能である前記携帯型情報処理装置
    を具備しており、
    前記携帯型情報処理装置は、
    前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する第2の送信手段と、
    前記第2の送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る第2の受取手段と、
    前記第2の受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、
    前記第2の受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段
    を具備することを特徴とする情報処理システム。
  2. 携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る受取手段と、
    前記受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、
    前記受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段
    を具備することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記取得手段によって取得された位置に基づいて、予め定められた訪問先の顧客内から訪問先の顧客を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 情報処理装置を、
    携帯型情報処理装置から顧客を識別する情報と該携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を受け取る第1の受取手段と、
    前記顧客を識別する情報に基づいて、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されていない場合は、該顧客に関する情報と該文書の型を該携帯型情報処理装置に送信し、該顧客に対応する文書の型が前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている場合は、該顧客に関する情報を該携帯型情報処理装置に送信する第1の送信手段
    として機能させるための情報処理プログラムと、
    前記情報処理装置と通信可能である前記携帯型情報処理装置を、
    前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する第2の送信手段と、
    前記第2の送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る第2の受取手段と、
    前記第2の受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、
    前記第2の受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段
    として機能させるための携帯情報処理プログラム
    の組み合わせである情報処理システムプログラム。
  5. 携帯型情報処理装置を、
    前記携帯型情報処理装置の位置を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、訪問先の顧客を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された顧客を識別する情報と前記携帯型情報処理装置内の記憶装置に記憶されている文書の型を送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信に対して、前記顧客に関する情報、又は該顧客に関する情報と該顧客に対応する文書の型のいずれか一方を受け取る受取手段と、
    前記受取手段によって文書の型を受け取った場合は、該文書の型を前記記憶装置に記憶させる記憶手段と、
    前記受取手段によって受け取られた顧客に関する情報と前記記憶装置内の該顧客に対応する文書の型に基づいて、文書を生成する生成手段と、
    前記取得手段によって取得された位置に基づいて、前記顧客から予め定められた距離以上に離れた場合又は前記特定手段によって該顧客とは異なる第2の顧客が特定された場合は、該顧客に関する情報を削除する削除手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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