JP2014091870A - 全頭かつら - Google Patents

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Abstract

【課題】使用耐久性が向上した全頭かつらを提供する。
【解決手段】本発明は、かつら本体1と、かつら本体1に着脱可能に接合する部分かつら2を備えた全頭かつら100において、かつら本体1は、かつらベース11と、かつらベース11に植毛された毛髪12とを備え、部分かつら2は、接続部材21と、接続部材21に植毛された毛髪22とを備え、かつらベース11には、頭部に接する側とは反対側の後頭部を覆う領域に接合部13が設けられ、かつらベース11の接合部13と部分かつら2の接続部材21には、係合手段14、23が設けられ、かつらベース11の接合部13と部分かつら2の接続部材21は、係合手段14、23により着脱可能に接合し、係合手段14、23は、面ファスナーで構成されている全頭かつらに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、全頭かつらに関する。詳細には、部分かつらを備えている全頭かつらに関する。
通常、先天的に頭髪が少ない場合、円形脱毛症により頭髪が消失している時、抗ガン剤治療などにより脱毛している場合には、頭部全体を覆う全頭かつらが用いられていた。例えば、特許文献1には、かつらベースに伸縮性ネットと非伸縮性ネットを組み合わせることにより、頭部への装着性とフィット感を向上させた全頭用かつらが開示されている。また、髪型のファッション性を高めるために全頭かつらを用いることもある。例えば、特許文献2には、頭部を被包する第1かつらと襟足部分に被冠してこれを装飾する第2かつらからなり、それぞれのかつらを単独で又はクリップにより連結して使用することにより、髪型に多様な意匠性を自由に設定できるかつらが提案されている。
特開2008−163497号公報 特開2004−91972号公報
本発明者らは、全頭かつらを装着した際に首部分を覆う領域の毛髪が劣化しやすく、全頭かつらの使用耐久性が低下することを見出した。
本発明は、上記問題を解決するため、使用耐久性の向上した全頭かつらを提供する。
本発明は、かつら本体と、前記かつら本体に着脱可能に接合する部分かつらを備えた全頭かつらにおいて、前記かつら本体は、かつらベースと、前記かつらベースに植毛された毛髪とを備え、前記部分かつらは、接続部材と、前記接続部材に植毛された毛髪とを備え、前記かつらベースには、頭部に接する側とは反対側の後頭部を覆う領域に接合部が設けられ、前記かつらベースの接合部と前記部分かつらの接続部材には、係合手段が設けられ、前記かつらベースの接合部と前記部分かつらの接続部材は、係合手段により着脱可能に接合し、前記係合手段は、面ファスナーで構成されていることを特徴とする全頭かつらに関する。
本発明の全頭かつらにおいて、前記部分かつらは、少なくとも首を覆うことが好ましい。また、前記面ファスナーにおいて、ループ面及びフック面からなる群から選ばれる少なくとも一つの面が伸縮性素材で構成されていることが好ましい。また、前記係合手段は、前記かつらベースの接合部の周縁部及び前記部分かつらの接続部材の周縁部に設けられていることが好ましい。また、前記係合手段は、前記かつらベースの接合部の周縁部及び前記部分かつらの接続部材の周縁部に加えて、横方向に縞状又は網目状に設けられていることが好ましい。また、本発明の全頭かつらは、部分かつらを二つ以上有することが好ましい。
本発明は、かつら本体のかつらベースにおいて、後頭部を覆う領域に接合部を設け、該接合部に部分かつらの接続部材を面ファスナーで構成されている係合手段により着脱可能に接合することで、全体としての使用耐久性が向上した全頭かつらを提供する。また、本発明は、好ましくは、部分かつらを異なるものに交換することや、異なる部分かつらをカットして組み合わせて使用することで、スタイルやカラーのバリエーションが豊富になる。
図1は、本発明の一実施形態の全頭かつらを装着した状態を、毛髪を透過して示した側面図である。 図2は、本発明の一実施形態の全頭かつらの裏面図である。 図3Aは本発明の一実施形態の全頭かつらのかつら本体におけるかつらベースの背面図であり、図3Bは同実施形態の全頭かつらの部分かつらにおける接続部材の裏面図である。 図4Aは本発明の一実施形態の全頭かつらのかつら本体におけるかつらベースの背面図であり、図4Bは同実施形態の全頭かつらの部分かつらにおける接続部材の裏面図である。 図5Aは本発明の一実施形態の全頭かつらのかつら本体におけるかつらベースの背面図であり、図5Bは同実施形態の全頭かつらの部分かつらにおける接続部材の裏面図である。 図6Aは本発明の一実施形態の全頭かつらのかつら本体におけるかつらベースの背面図であり、図6Bは同実施形態の全頭かつらの部分かつらにおける接続部材の裏面図である。 図7は、ダメージ促進テストに用いたかつらの背面図である。 図8は、ダメージ促進テストに用いたタングル試験機の概略的説明図である。
本発明者らは、全頭かつら(フルウィッグ、全かつらとも称される。)の使用耐久性について検討した。具体的には、各種毛髪用繊維を用い、擬似かつらを作製し、ダメージ促進テストを行った。毛髪用繊維としては、難燃ポリエステル繊維(株式会社カネカ製、商品名「Futura」)、塩化ビニル繊維(株式会社カネカ製、商品名「ADR」)、モダクリル繊維(株式会社カネカ製、商品名「FS−TEX」)及びタンパク繊維(株式会社カネカ製、商品名「Ultima」)を用いた。図7に示しているように、擬似かつら200は、ネット30(縦21.5cm、横12cm、厚み0.5mm、塩化ビニル繊維製、ラッセル網目、糸径0.1mm)に、毛髪用繊維のみの毛(ウェフト)31(長さ20cm)を1cm間隔で20段貼りつけて作製した。図7において、L1で示す部位は頭部を覆う領域に該当し、L2で示す部位は首を覆う領域に該当し、L3で示す部位は肩位置に該当する。ダメージ促進テストは、図8に示すタングル試験機300を用い、恒温恒湿室(設定温度25℃、設定相対湿度30%)にて行った。図8に示しているように、タングル試験機300は、金属製の回転体301と、回転体301とフレキシブルに連結している横軸305(金属棒)と、横軸305と連結している試料挟持部303と、摩擦板304と、駆動スイッチ302とを備えている。図示はないが、駆動スイッチ302は、モーターを介して回転体301の回転を制御する。回転体301が1回転/2秒の速度で1回転すると、横軸305が上下に6cm、左右に20cm動くことになる。1週間〜2週間の装着を想定し、擬似かつら200を試料挟持部303で横軸305に取り付けた後、回転体301を30分間回転させた。回転体301の回転に伴い、横軸305に取り付けられた擬似かつら200は摩擦板304と接した状態で上下左右に動くことになる。その後、(カトーテック株式会社製の「KES−SE摩擦感テスター」)を用い、表面摩擦係数(MIU)を測定し、その結果を下記表1に示した。表面摩擦係数は、頭部を覆う領域L1に該当するネット上部と、首を覆う領域L2と肩を覆う領域L3に該当するネット下部に分けて測定した。対照として原綿の表面摩擦係数も測定した。
Figure 2014091870
上記表1のデータから分かるように、みの毛を構成する毛髪用繊維の種類により毛髪繊維表面のダメージの度合いは変化するが、いずれの場合も、首を覆う領域(ネープ部分)を含むネット下部の方の毛髪繊維表面の平均摩擦係数(MIU)が高く、ダメージが大きいことが分かった。
そこで、本発明では、全頭かつらにおいて、かつらベースの後頭部を覆う領域に接合部を設け、該接合部に部分かつらを面ファスナーにより着脱可能に接合することにより、全頭かつらの全体としての使用耐久性を向上させた。即ち、本発明の全頭かつらは、着脱可能な部分かつらを備え、部分かつらを全頭かつらの装着時にダメージを受けやすい首を覆う領域に配置しているため、部分かつらのみを交換することで、全頭かつらを長く使用することができ、かつら全体としての使用耐久性が向上する。また、本発明では、部分かつらを面ファスナーで構成されている係合手段によりかつら本体に接合するため、接着強度が高く、装着耐久性即ち使用耐久性が向上する。
本発明において、かつらベースとしては、特に限定されず、例えば、ネットなどの一般的にかつらベースとして用いるものを用いることができる。また、毛髪としては、特に限定されず化学繊維や天然素材などを用いることができる。化学繊維としては、例えば、ポリエステル繊維、塩化ビニル繊維、モダクリル繊維、タンパク繊維などが挙げられ、天然素材としては、人毛、獣毛などが挙げられる。毛髪の植毛も、特に限定されず、例えば、一般的にかつらを作製する時に行われる方法及び装置などを用いて行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の全頭かつらを装着した状態を、毛髪を透過して示した側面図である。図2は、本発明の一実施形態の全頭かつらの裏面図である。図3A、図4A、図5A及び図6Aは、それぞれ、本発明の一の実施形態の全頭かつらのかつら本体におけるかつらベースの背面図であり、図3B、図4B、図5B及び図6Bは、それぞれ、本発明の一の実施形態の全頭かつらの部分かつらにおける接続部材の裏面図である。
図1〜2に示しているように、本発明の一実施形態の全頭かつら100は、かつら本体1と部分かつら2を備えている。かつら本体1と、部分かつら2は、脱着可能に接合する。かつら本体1は、かつらベース11と、かつらベース11に植毛された毛髪12を備えている。部分かつら2は、接続部材21と、接続部材21に植毛された毛髪22を備えている。
図3A、図4A、図5A及び図6Aに示しているように、かつらベース11は頭部形状に成形されており、頭部に接する側とは反対側、即ちかつらベース11の背面の後頭部を覆う領域に接合部13が設けられ、接合部13には係合手段14が設けられている。図3B、図4B、図5B及び図6Bに示しているように、接続部材21には係合手段23が設けられている。かつら本体1と、部分かつら2は、係合手段14及び係合手段23により、着脱可能に接合する。全頭かつらの装着時に毛髪が劣化しやすい首を覆う領域に着脱可能な部分かつらを配置しているため、部分かつらのみを交換することで、かつら全体としての使用耐久性が向上する。
図1に示しているように、全頭かつら100を装着すると、部分かつら2は、かつら本体1の裏面に配置され、少なくとも首を覆うようになることが好ましい。装着時に毛髪が劣化しやすい領域に部分かつら2を配置することにより、部分かつら2のみを交換することで、全体としての全頭かつらの使用耐久性が高くなる。また、全頭かつら100は、部分かつら2を二つ以上有してもよい。二つ以上の部分かつらを交互にかつら本体に接合して装着することや、二つ以上の部分かつらをカットして組み合わせてかつら本体に接合して装着することができ、スタイルやカラーのバリエーションが豊富になる。
全頭かつら100において、係合手段14及び係合手段23は、面ファスナーで構成されている。係合手段14と係合手段23は、対応するように配置されている。かつら本体1と部分かつら2は、接合部13に設けられている係合手段14と接続部材21に設けられている係合手段23により脱着可能に接合している。係合手段14がループ面(雌面ファスナー)で構成されている場合、係合手段23はフック面(雄面ファスナー)で構成されることになる。なお、係合手段14がフック面(雄面ファスナー)で構成されている場合、係合手段23はループ面(雌面ファスナー)で構成されることになる。図3A及び図4Aに示しているように、係合手段14は接合部13の周縁部に配置されることが好ましい。同様に、図3B及び図4Bに示しているように、係合手段23は係合手段14に対応するように接続部材21の周縁部に配置されることが好ましい。例えば、係合手段14と係合手段23は、図3A及び図3Bに示しているように、周縁部に一定の間隔を持って多数配置されていてもよく、図4A及び図4Bに示しているように、周縁部に連続的に配置されていてもよい。また、係合手段14と係合手段23は、周縁部に加え、周縁部以外の部分にも配置されていてもよい。例えば、図5A及び図5Bに示しているように、係合手段14と係合手段23は、周縁部に加えて、横方向に縞状に配置されてもよい。或いは、例えば、図6A及び図6Bに示しているように、係合手段14と係合手段23は、周縁部に加えて、網目状に配置されてもよい。係合手段14及び係合手段23が、上記のように、接合部13及び接続手段21の一部に配置されていると、接合部13及び接続手段21がより軽量になり、柔軟性もより良好である。また、図5に示しているように、周縁部に加えて、係合手段14と係合手段23を横方向に縞状に設ける場合と、図6に示しているように、周縁部に加えて、係合手段14と係合手段23を網目状に設ける場合は、周縁部のみに設けた場合に比べて、接合部13及び接続手段21の接着性がより高くなる。
接合部13及び接続部材21の全体を、面ファスナーで構成し、そのまま係合手段としてもよい。接続部材21全体が面ファスナーで構成されている場合は、接続部材21のサイズを接合部13のサイズより大きくしてもよい。部分かつら2を複数個にカットして使うことができる。
係合手段14が接合部13の一部のみに設けられている場合、接合部13は、かつらベース11の一部で構成されていてもよく、かつらベース11の背面に別途貼り合わせた構成であってもよい。別途貼り合わせる場合、接合部13は、特に限定されず、例えば、一般的にかつらベースに用いる素材で構成することができる。このような場合、係合手段14は、特に限定されないが、例えば、縫製などにより接合部13に取り付けることができる。
係合手段23が接続部材21の一部のみに設けられている場合、接続部材21を構成する素材は、特に限定されず、例えば、一般的にかつらベースに用いる素材で構成することができる。このような場合、係合手段23は、特に限定されないが、例えば、縫製などにより接続部材21に取り付けることができる。
係合手段14及び係合手段23を構成する面ファスナーの素材は、特に限定されないが、フィット性の観点から、ループ面及びフック面からなる群から選ばれる少なくとも一つの面が伸縮性素材で構成されていることが好ましい。また、伸縮性素材において、横方向の伸長率が縦方向の伸長率より高いことがより好ましい。前記面ファスナーとしては、特に限定されないが、例えば、クラレ社製の品名「エラストグリップ」などの市販のものを用いることができる。
全頭かつら100において、係合手段14及び係合手段23が面ファスナーで構成されていることで、クリップなどの係合手段より、接着強度が高く、装着耐久性及び使用耐久性が良好になる。また、クリップなどの係合手段を使用する場合と比較して、軽量になる。特に、本発明の全頭かつら100は、上下左右のいずれの方向の負荷に対しても、装着耐久性が高く、装着したまま寝てもよい。ここで、下方向とは上から下に向けて力を加える方向をいい、上方向とは下から上に向けて力を加える方向をいい、右方向とは左から右に向けて力を加える方向をいい、左方向とは右から左に向けて力を加える方向をいう。また、係合手段14及び係合手段23を貼りつけるだけでかつら本体1と部分かつら2を接合できるため、装着性も良好である。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図3Aに示しているようにかつら本体のかつらベース11に接合部13を設け、接合部13に雌面ファスナー(クラレ社製品名「エラストグリップ」)で構成された係合手段14を設け、図3Bに示しているように、部分かつらの接続部材21の対応する部分に雄面ファスナー(クラレ社製品名「エラストグリップ」)で構成された係合手段23を設けた以外は、通常の方法により、図1〜2に示しているかつら本体1と部分かつら2を作製し、かつら本体1と部分かつら2を接合して全頭かつら100得た。毛髪用繊維としては、株式会社カネカ製の難燃ポリエステル繊維(商品名「Futura」)を用い、かつら本体用の毛髪の長さが約12インチ(約30.48cm)であるみの毛と、部分かつら用の毛髪の長さが約12インチ(約30.48cm)であるみの毛を作製した。
(比較例1)
本体の接合部と部分かつらの接続部材の係合手段として、面ファスナーに替えてほぼ同じサイズのクリップを用いた以外は、実施例1と同様にして全頭かつらを得た。
実施例1及び比較例1の全頭かつらを頭部に装着させ、かつら本体と部分かつらの接着強度を下記のように測定し、その結果を下記表2に示した。
(接着強度)
フォースケージ(日本電産シンポ社製、型番「FGC−10B」)を用い、毛髪の上下左右各方向の引っ張り荷重を測定した。引っ張り位置は、毛髪の根元から約9インチ(約22.86cm)とした。かつら本体と部分かつらが接合している領域から10箇所を選択し、それらの平均値を引っ張り荷重とした。引っ張り荷重の値が大きいほど、接着強度に優れることになる。
Figure 2014091870
実施例1では、面ファスナーで構成されている係合手段により部分かつらをかつら本体に接合しているため、上下左右のいずれの方向から力が加わっても1kg以上の荷重に耐えることができ、上下左右のいずれの方向においても接着強度が高かった。一方、比較例1では、クリップにより部分かつらをかつら本体に接合しているため、下方向に対しては強い接着強度を示すが、上方向、右方向及び左方向においては接着強度が弱かった。実施例1の全頭かつらが比較例1の全頭かつらより装着耐久性及び使用耐久性が良好であることが分かった。
実施例1の全頭かつらは、部分かつらのみを交換することで、長く使用することができ、部分かつらとの接着強度も高く、全体としての使用耐久性が向上していた。また、実施例1の全頭かつらは、面ファスナーで構成されている係合手段により部分かつらをかつら本体に貼りつけることで簡単に装着でき、装着性も良好であった。また、実施例1の全頭かつらは係合手段が面ファスナーで構成されているため、軽量であった。
1 かつら本体
2 部分かつら
11 かつらベース
12、22 毛髪
13 接合部
14、23 係合手段
21 接続部材
30 ネット
31 みの毛
100 全頭かつら
200 擬似かつら
300 タングル試験機
301 回転体
302 駆動スイッチ
303 試料挟持部
304 摩擦板
305 横軸

Claims (7)

  1. かつら本体と、前記かつら本体に着脱可能に接合する部分かつらを備えた全頭かつらにおいて、
    前記かつら本体は、かつらベースと、前記かつらベースに植毛された毛髪とを備え、前 記部分かつらは、接続部材と、前記接続部材に植毛された毛髪とを備え、
    前記かつらベースには、頭部に接する側とは反対側の後頭部を覆う領域に接合部が設けられ、
    前記かつらベースの接合部と前記部分かつらの接続部材には、係合手段が設けられ、前記かつらベースの接合部と前記部分かつらの接続部材は、係合手段により着脱可能に接合し、前記係合手段は、面ファスナーで構成されていることを特徴とする全頭かつら。
  2. 前記部分かつらは、少なくとも首を覆う全頭かつら。
  3. 前記面ファスナーにおいて、ループ面及びフック面からなる群から選ばれる少なくとも一つの面が伸縮性素材で構成されている請求項1又は2に記載の全頭かつら。
  4. 前記係合手段は、前記かつらベースの接合部の周縁部及び前記部分かつらの接続部材の周縁部に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の全頭かつら。
  5. 前記係合手段は、前記かつらベースの接合部の周縁部及び前記部分かつらの接続部材の周縁部に加えて、横方向に縞状に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の全頭かつら。
  6. 前記係合手段は、前記かつらベースの接合部の周縁部及び前記部分かつらの接続部材の周縁部に加えて、網目状に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の全頭かつら。
  7. 部分かつらを二つ以上含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の全頭かつら。
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