JP2014091556A - 紙容器、筒体端部折曲装置、および筒体端部折曲方法 - Google Patents
紙容器、筒体端部折曲装置、および筒体端部折曲方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014091556A JP2014091556A JP2012243448A JP2012243448A JP2014091556A JP 2014091556 A JP2014091556 A JP 2014091556A JP 2012243448 A JP2012243448 A JP 2012243448A JP 2012243448 A JP2012243448 A JP 2012243448A JP 2014091556 A JP2014091556 A JP 2014091556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cylinder
- support member
- paper container
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
本発明は、紙製の内容器と紙製の外筒とを備えた紙容器、並びに、紙製の筒体の端部を折り曲げる筒体端部折曲装置および筒体端部折曲方法に関し、紙製の筒体の端縁に折曲げ加工を施し、例えばその折曲加工が施された筒体を用いた紙容器が複数個積み重ねられた後の、積み重ねられた紙容器の分離を一層容易ならしめる。
【解決手段】
突当部82とその突当部から立ち上がった立上部83とを有するブレード80を筒体に対し相対回転させ、その筒体の端部を突当部82に、立上部83側に鈍角θが形成されるように斜めに押し当てる。
【選択図】 図20
Description
円形の底紙と、筒形であって上端にその底紙よりも大口径の第1の開口が形成されて下端に向かって小径に窄み、下端寄りに、内側に突出して周回方向に延び、この紙容器にこの紙容器と同形の第2の紙容器を差し込んだときに第2の紙容器が干渉してその第2の紙容器の更なる下方への差し込みを阻止する段部が形成された胴紙とを有する内容器と、
筒形であって上端に第2の開口が形成され下端に向かって小径に窄んで下端に該第2の開口よりも小径の第3の開口が形成され、その第3の開口から内容器の下端部が突き出た状態に内容器の胴紙を覆う紙製の外筒とを備え、
上記外筒が、上記第3の開口を取り巻く下端縁に、この外筒の下端部分が一周に渡って内向きに折り曲げられさらに一周に渡って上向きに折り曲げられた形状を有することにより、この紙容器をこの紙容器と同形の第2の紙容器に差し込んだときにその第2の紙容器の上記段部に干渉する、下向きの平坦面が形成されていることを特徴とする。
第1の向きに棒状に延び端部折曲対象の折曲げ前の紙製の筒体の端縁が突き当てられる突当部と、その突当部の、上記第1の向きに延びた一方の端部から第2の向きに立ち上がってその第2の向きに棒状に延びた立上部とを有する、少なくとも1つのブレード部材と、
上記ブレード部材を、筒体の端縁が突当部に、立上部側に鈍角が形成されるように斜めに突き当てられる姿勢であって、かつ立上部が筒体に向かって立ち上がる姿勢に支持するブレード支持部材と、
筒体を、その筒体の折曲対象の端部をブレード支持部材に支持されたブレード部材に向けた姿勢に支持する筒体支持部材と、
筒体支持部材に支持された筒体の端縁をブレード支持部材に支持されたブレード部材の突当部に突き当ててさらにその筒体をブレード部材に押し付けるように筒体支持部材又はブレード支持部材を相対移動させながら、筒体支持部材又はブレード支持部材を筒体支持部材に支持されている筒体の回転中心線の回りに相対回転させることにより、筒体端部を、突当部に沿って第1の向きに折り曲げ、さらに立上部に沿って第2の向きに折り曲げる駆動機構とを備えたことを特徴とする。
第1の向きに棒状に延び端部折曲対象の折曲げ前の紙製の筒体の端縁が突き当てられる突当部と、その突当部の、上記第1の向きに延びた一方の端部から第2の向きに立ち上がってその第2の向きに棒状に延びた立上部とを有する、少なくとも1つのブレード部材を、筒体の端縁が突当部に、立上部側に鈍角が形成されるように斜めに突き当てられる姿勢であって、かつ立上部が筒体に向かって立ち上がる姿勢に支持したブレード支持部材と、
筒体を、その筒体の折曲対象の端部をブレード支持部材に支持されたブレード部材に向けた姿勢に支持する筒体支持部材とを備えた筒体端部折曲装置を用い、
筒体支持部材に筒体を支持させ、
筒体支持部材に支持された筒体の端縁をブレード支持部材に支持されたブレード部材の突当部に突き当ててさらにその筒体をブレード部材に押し付けるように筒体支持部材又はブレード支持部材を相対移動させながら、筒体支持部材又はブレード支持部材を筒体支持部材に支持されている筒体の回転中心線の回りに相対回転させることにより、筒体端部を、突当部に沿って第1の向きに折り曲げ、さらに立上部に沿って第2の向きに折り曲げることを特徴とする。
20,50,20B 外筒
30 内容器
30a 上端部分
30b 下端寄りの部分
31 底紙
32,32A 胴紙
60 加工装置
70 マンドレル
80 ブレード
90 ブレードホルダ
81 支持体
82 突当部
82a,82b 端部
83 立上部
100 支持部材
110 筒体
111 端縁
201,302,501 下端縁
201a,201aB 平坦面
202 上端縁
203,204,321 開口
205 内面上端部分
206 下端の内側に折り曲げられた部分
301 下端部
322,322A 段部
501,501a,501aB カール
901 回転軸
Claims (5)
- 紙容器であって、
円形の底紙と、筒形であって上端に該底紙よりも大口径の第1の開口が形成されて下端に向かって小径に窄み、下端寄りに、内側に突出して周回方向に延び、当該紙容器に当該紙容器と同形の第2の紙容器を差し込んだときに該第2の紙容器が干渉して該第2の紙容器の更なる下方への差し込みを阻止する段部が形成された胴紙とを有する内容器と、
筒形であって上端に第2の開口が形成され下端に向かって小径に窄んで該下端に該第2の開口よりも小径の第3の開口が形成され、該第3の開口から前記内容器の下端部が突き出た状態に前記胴紙を覆う紙製の外筒とを備え、
前記外筒が、前記第3の開口を取り巻く下端縁に、当該外筒の下端部分が一周に渡って内向きに折り曲げられさらに一周に渡って上向きに折り曲げられた形状を有することにより、当該紙容器を当該紙容器と同形の第2の紙容器に差し込んだときに該第2の紙容器の前記段部に干渉する、下向きの平坦面が形成されていることを特徴とする紙容器。 - 第1の向きに棒状に延び端部折曲対象の折曲げ前の紙製の筒体の端縁が突き当てられる突当部と、該突当部の、該第1の向きに延びた一方の端部から第2の向きに立ち上がって該第2の向きに棒状に延びた立上部とを有する、少なくとも1つのブレード部材と、
前記ブレード部材を、前記筒体の端縁が前記突当部に、前記立上部側に鈍角が形成されるように斜めに突き当てられる姿勢であって、かつ前記立上部が前記筒体に向かって立ち上がる姿勢に支持するブレード支持部材と、
前記筒体を、該筒体の折曲対象の端部を前記ブレード支持部材に支持された前記ブレード部材に向けた姿勢に支持する筒体支持部材と、
前記筒体支持部材に支持された前記筒体の端縁を前記ブレード支持部材に支持された前記ブレード部材の前記突当部に突き当ててさらに該筒体を該ブレード部材に押し付けるように該筒体支持部材又は該ブレード支持部材を相対移動させながら、該筒体支持部材又は該ブレード支持部材を該筒体支持部材に支持されている前記筒体の回転中心線の回りに相対回転させることにより、該筒体端部を、該突当部に沿って前記第1の向きに折り曲げ、さらに該立上部に沿って前記第2の向きに折り曲げる駆動機構とを備えたことを特徴とする筒体端部折曲装置。 - 前記ブレード部材は、前記突当部が前記筒体に接する側に円弧状に盛り上がって前記第1の向きに延びた形状を有し、前記立上部が前記筒体に接する側に円弧状に盛り上がって前記第2の向きに延びた形状を有する部材であることを特徴とする請求項2記載の筒体端部折曲装置。
- 前記ブレード支持部材が、前記ブレード部材を、該ブレード部材の前記姿勢に加えさらに、前記第1の向きに延びた前記突当部の、前記立上部が立ち上がった側の端部とは逆側の端部を、該ブレード支持部材の、前記筒体支持部材に対する相対回転方向前方斜めに向けた姿勢に支持するものであることを特徴とする請求項2又は3記載の筒体端部折曲装置。
- 第1の向きに棒状に延び端部折曲対象の折曲げ前の紙製の筒体の端縁が突き当てられる突当部と、該突当部の、該第1の向きに延びた一方の端部から第2の向きに立ち上がって該第2の向きに棒状に延びた立上部とを有する、少なくとも1つのブレード部材を、前記筒体の端縁が前記突当部に、前記立上部側に鈍角が形成されるように斜めに突き当てられる姿勢であって、かつ前記立上部が前記筒体に向かって立ち上がる姿勢に支持したブレード支持部材と、
前記筒体を、該筒体の折曲対象の端部を前記ブレード支持部材に支持された前記ブレード部材に向けた姿勢に支持する筒体支持部材とを備えた筒体端部折曲装置を用い、
前記筒体支持部材に前記筒体を支持させ、
前記筒体支持部材に支持された前記筒体の端縁を前記ブレード支持部材に支持された前記ブレード部材の前記突当部に突き当ててさらに該筒体を該ブレード部材に押し付けるように該筒体支持部材又は該ブレード支持部材を相対移動させながら、該筒体支持部材又は該ブレード支持部材を該筒体支持部材に支持されている前記筒体の回転中心線の回りに相対回転させることにより、該筒体端部を、該突当部に沿って前記第1の向きに折り曲げ、さらに該立上部に沿って前記第2の向きに折り曲げることを特徴とする筒体端部折曲方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012243448A JP6022308B2 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 筒体端部折曲装置および筒体端部折曲方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012243448A JP6022308B2 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 筒体端部折曲装置および筒体端部折曲方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014091556A true JP2014091556A (ja) | 2014-05-19 |
JP6022308B2 JP6022308B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=50935924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012243448A Active JP6022308B2 (ja) | 2012-11-05 | 2012-11-05 | 筒体端部折曲装置および筒体端部折曲方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6022308B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7427351B2 (ja) | 2017-12-05 | 2024-02-05 | 日本製鉄株式会社 | 積鉄心 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151236A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-08 | 味の素株式会社 | 複合容器の成形方法およびその装置 |
JP2001002052A (ja) * | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱性紙カップ |
JP2002240166A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 電子レンジ用紙カップの製造方法 |
JP2005289061A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Michael Hoerauf Mas Fab | 変形可能なスリーブ状容器ジャケットの前端をロール掛けするための装置 |
JP2006143331A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Michael Hoerauf Mas Fab | 二重壁紙カップ |
WO2010019146A1 (en) * | 2008-08-14 | 2010-02-18 | C2 Cups, Llc | Multi-wall container |
-
2012
- 2012-11-05 JP JP2012243448A patent/JP6022308B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151236A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-08 | 味の素株式会社 | 複合容器の成形方法およびその装置 |
JP2001002052A (ja) * | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱性紙カップ |
JP2002240166A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 電子レンジ用紙カップの製造方法 |
JP2005289061A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Michael Hoerauf Mas Fab | 変形可能なスリーブ状容器ジャケットの前端をロール掛けするための装置 |
JP2006143331A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Michael Hoerauf Mas Fab | 二重壁紙カップ |
WO2010019146A1 (en) * | 2008-08-14 | 2010-02-18 | C2 Cups, Llc | Multi-wall container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6022308B2 (ja) | 2016-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4667854B2 (ja) | ボトル缶およびその製造方法 | |
WO2010018835A1 (ja) | ボトル | |
RU2486118C2 (ru) | Торец банки | |
JP6022308B2 (ja) | 筒体端部折曲装置および筒体端部折曲方法 | |
JP2011152939A (ja) | ビード付缶 | |
JP5057305B2 (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
JP2016520026A (ja) | 弓状のパネル壁及び湾曲した遷移壁を有する飲料缶端部 | |
US20120261303A1 (en) | Pallet-like Underframe For Transport And Storage Containers For Liquids | |
JP6157378B2 (ja) | 嵌合型 | |
JP2009292480A (ja) | アルミニウム缶 | |
JP6836750B2 (ja) | 包装具及び包装箱 | |
JP2006176140A (ja) | ボトル缶体の製造方法およびボトル缶体の製造装置 | |
JP5515424B2 (ja) | 収納容器 | |
JP5348838B2 (ja) | 把手付きボトル | |
JP6341428B2 (ja) | 合成樹脂製丸形壜体 | |
JP4882442B2 (ja) | 包装材 | |
KR20160000996A (ko) | 골판지가 적용된 다겹 종이용기의 제조방법 및 골판지가 적용된 다겹 종이용기 | |
JP3223212U (ja) | 箱用シート | |
EP2796282B2 (en) | Method of producing a stacking projection and corresponding tool | |
US9677455B2 (en) | Stackable muffler shell | |
JP5673915B2 (ja) | 金属製容器の製造方法及びその内側成形ロール | |
US20140319009A1 (en) | Reinforced nestable container | |
JP2010100316A (ja) | 梱包用保持部材 | |
JP2019011088A (ja) | 缶の製造方法 | |
JP3179773U (ja) | 仕切板を備えた容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20150611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6022308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |