JP2014091225A - チェンソー - Google Patents

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Abstract

【課題】スパイクをハウジング前面からガイドバーに平行に突出した第1の位置と、非突出状態の第2の位置との間で切り替えて保持可能とし、スパイクをハウジングから取り外す作業を不要にする。
【解決手段】 ガイドバー2が取り付けられるハウジング1と、ハウジングの前側であって、ガイドバー2の根本付近に、これに近接したスパイク3とを有し、スパイク3を、ハウジング前面1aからガイドバー2に平行に突出した第1の位置と、非突出状態の第2の位置との間で、切り替え保持機構により切り替えて保持可能である。切り替え保持機構はスパイク3に設けられたヒンジ部21とこれをハウジング1に揺動自在に取り付ける段付ネジ22とから構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、木材などを切断するチェンソーに係り、とくにスパイクを有するチェンソーに関する。
図12乃至図14に示すように、木材などを切断する従来のチェンソー10は、ハウジング1の前方であって、ガイドバー2の根本付近に、ガイドバー2に近接したスパイク3を備える。スパイクは爪部4を有し、爪部4を木材などに食い込ませることで、切断作業時におけるチェンソー10の位置が安定する。また、スパイク3を支点として、てこの原理によりソーチェン5の走行をガイドしているガイドバー2を木材などに対して少ない力で切り込むができる。
一方で、木材などにスパイク3の痕をつけたくない場合、あるいは小枝の剪定などスパイク3が不要な作業もある。
そこで、従来のチェンソーは、特許文献1に記載されたチェンソーのように、スパイク3はハウジング1にネジで固定され、このネジを外すことにより、ハウジング1からスパイク3を取り外すことが可能となっていた。
実開昭63−21002号公報
上記で述べたような従来の構造では、次のような課題がある。
スパイクの着脱にはドライバなどの工具を使ってネジの着脱をしなくてはならず、作業対象が変わるたびに工具を使ってスパイクの着脱を繰り返すのは作業性が悪い。また、外したスパイクやネジは紛失する恐れがある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、スパイクをハウジング前面からガイドバーに平行に突出した第1の位置と、非突出状態の第2の位置との間で切り替えて保持可能とし、スパイクをハウジングから取り外す作業を不要にしたチェンソーを提供することにある。
本発明のある態様はチェンソーである。このチェンソーはガイドバーが取り付けられるハウジングと、前記ハウジングの前側であって、前記ガイドバーの根本付近に、前記ガイドバーに近接したスパイクとを有する構成において、
前記スパイクを、前記ハウジング前面から前記ガイドバーに平行に突出した第1の位置と、非突出状態の第2の位置との間で切り替えて保持可能であることを特徴とする。
前記態様において、前記スパイクを、前記第1の位置と、前記第2の位置との間で切り替えて保持する切り替え保持機構を有し、
前記切り替え保持機構は、前記スパイクと前記ハウジングとを揺動自在に接続する揺動手段と、前記スパイクの揺動を規制する揺動規制手段とを有し、前記揺動規制手段は前記スパイクを前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ揺動規制可能である構成であるとよい。
前記態様において、前記揺動手段は、前記スパイク、あるいは前記スパイクと前記ハウジングの両方に設けられたヒンジ部と、前記ヒンジ部に挿入され、前記ヒンジ部を揺動可能に接続する軸部とを有し、
前記軸部は、前記スパイクの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングのいずれかに固定又は一体化された構成であるとよい。
前記態様において、前記揺動規制手段は、前記スパイクあるいは前記ハウジングに設けられた規制部材と、前記ハウジングあるいは前記スパイクに設けられた係止部とを有し、前記規制部材と前記係止部とが係合することによって前記スパイクの揺動が規制される構成であるとよい。
前記態様において、前記規制部材は、前記係止部と係合する向きに弾性体によって付勢されており、前記弾性体の付勢方向と反対方向の力を加えることにより、前記規制部材と前記係止部との係合が解除され、前記スパイクの揺動の規制が解除される構成であるとよい。また、前記規制部材は、前記ハウジングに対して移動自在で、かつ前記スパイクの揺動を規制する状態となるように弾性体で付勢されており、前記弾性体の付勢方向と反対方向の力を加えることで前記スパイクの揺動の規制が解除される位置に移動可能である構成であってもよい。
前記態様において、前記揺動規制手段は、前記スパイクが前記軸部の軸方向に摺動することにより、前記スパイクあるいは前記ハウジングに設けられた規制部材と前記ハウジングあるいは前記スパイクに設けられた係止部との係合及び係合の解除が行われるとよい。
前記態様において、前記揺動規制手段は、前記スパイクの前記軸方向の摺動を前記規制部材と前記係止部が係合した状態で規制する摺動規制部材を有し、前記摺動規制部材は、弾性体で付勢され、前記弾性体の付勢と反対方向の力を手動で加えることにより、前記スパイクの前記軸方向の摺動の規制が解除される構成であるとよい。
前記態様において、前記ハウジングの前面から引き出し自在に補助揺動規制部材が設けられており、前記補助揺動規制部材は引出状態で前記第1の位置にあるスパイクの側面に当接する構成であるとよい。
前記態様において、前記第2の位置では前記スパイクは前記ハウジングの前面を覆う配置になるとよい。
前記態様において、前記第1の位置と前記第2の位置の切り替えを、工具無しで行う構成であるとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るチェンソーによれば、スパイク使用時にはスパイクをハウジング前面からガイドバーに平行に突出した第1の位置とし、スパイク不使用時には非突出状態の第2の位置になるようにスパイクを切り替えて保持可能である。この結果、スパイクをハウジングから取り外す作業を不要にでき、またスパイクを取り外さないのでスパイク及び取付用ネジの紛失の恐れがなくなる。
本発明に係るチェンソーの第1の実施の形態であって、スパイクの使用状態を上から見た要部平面図。 図1のA−A断面図。 第1の実施の形態においてスパイクの不使用状態を上から見た要部平面図。 本発明の第2の実施の形態であって、第1の実施の形態に補助揺動規制部材を追加した構成でスパイク使用状態を示す要部平面図。 図4のB−B断面図。 図5のC−C断面図。 第2の実施の形態においてスパイク不使用状態の断面図(断面位置は図4のB−Bと同じ)。 本発明の第3の実施の形態であって、スパイク使用状態を示す要部正断面図。 図8のD−D断面図。 第3の実施の形態においてスライドロックが解除され、スパイクが上方向に摺動した状態の正断面図。 第3の実施の形態においてスパイク不使用状態の断面図(断面位置は図8のD−Dと同じ)。 従来のチェンソーの平面図。 同正面図。 同背面図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図3は本発明に係るチェンソーの第1の実施の形態を示す。図2でチェンソーの前後及び上下方向を定義する。これらの図において、ハウジング1の前側には、その前方に延在するようにソーチェンをガイドするガイドバー2が取り付けられている。スパイク3はハウジング1の前側であって、ガイドバー2の根本付近に近接配置されるものであるが、本例では、スパイク3を、ハウジング前面1aからガイドバー2に平行に突出した使用状態(第1の位置)と、ハウジング前面1aに略平行(ガイドバー2に対して非平行)に伏せた非突出の不使用状態(第2の位置)との間で、切り替え保持機構によって切り替えて保持可能としている。前記切り替え保持機構は、スパイク3とハウジング1とを揺動自在に接続する揺動手段と、スパイク3の揺動を規制する揺動規制手段とを有し、前記揺動規制手段はスパイク3を前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ揺動規制可能としている。具体的構成を以下に述べる。
スパイク3の上下端には、ヒンジ部21が折り曲げ形成等で一体に設けられており、段付ネジ22によりヒンジ部21をハウジング1に回転自在に取り付けることで、スパイク3とハウジング1は段付ネジ22を中心に揺動可能に接続(連結)されている。ヒンジ部21及び段付ネジ22が前記揺動手段に相当する。ヒンジ部21にはロックボタン25と係合する使用状態用凹部31(前記第1の位置にロックするためのもの)及び不使用状態用凹部32(前記第2の位置にロックするためのもの)が設けられている。
図1のA−A断面を示す図2のように、ロックボタン25はハウジング1の上部に上下動自在でかつ脱落しないように設けられており、弾性体としてのバネ26により上向きに付勢され、外力が働かない状態ではハウジング1の上面から突出している。なお、手動操作で押圧容易なように、ロックボタン25は凹部31,32と嵌合する部分よりも手動押圧部分が一段高く形成されている。ロックボタン25と凹部31、32とが前記揺動規制手段に相当し、ロックボタン25が規制部材、凹部31,32が係止部に相当する。
以上の第1の実施の形態において、図1のようにスパイク3と一体のヒンジ部21の凹部31とロックボタン25が係合するとき、スパイク3はハウジング前面1aからガイドバー2に平行に突出した使用状態(第1の位置)で揺動が規制される。この結果、チェンソーの作業者はスパイク3を利用した木材などの切断作業を行うことができる。
ロックボタン25はバネ26により上向きに付勢されているから、手動操作によりバネ26の付勢と反対方向にロックボタン25を下向きに押し込むと、凹部31とロックボタン25の係合が解除され、スパイク3は揺動可能となる。
スパイク3を回動させてハウジング前面1aに略平行となるまで折り畳めば、図3のようにスパイク3は、非突出の不使用状態(前記第2の位置)となり、また、この折り畳まれた状態ではスパイク3はハウジング前面1aを覆うこととなる。ヒンジ部21にはロックボタン25と係合する凹部32が設けられているから、ロックボタン25を下向きに押し込むのをやめると、バネ26によりロックボタン25は押し上げられ、凹部32とロックボタン25が係合する。これによりスパイク3は非突出の不使用状態で揺動が規制される。この結果、チェンソーの作業者はスパイク3を使用しない小枝剪定などの作業を行うことができる。
スパイク3の不使用状態から使用状態への切り替えもロックボタン25を下向きに押圧することで同様に行うことができる。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) スパイク使用時にはスパイク3をハウジング前面1aからガイドバー2に平行に突出した第1の位置とし、スパイク不使用時にはハウジング前面1aに略平行に折り畳まれた非突出状態の第2の位置になるように、スパイク3を切り替えて保持可能である。この結果、工具を用いてスパイク3をハウジングから取り外す作業を不要にでき、またスパイク3を取り外さないのでスパイク紛失の恐れがなくなる。
(2) 通常、ハウジング1は樹脂製、スパイク3は所定肉厚の金属板であり、従来のように、スパイク不使用時にスパイクを外すと、ハウジング前面1aに木材などが直接当たることになり、ハウジング1の前面が損傷する恐れがあるが、不使用時にはスパイク3がハウジング1の前面を覆うことになり、ハウジング1の前面を保護することができる。
図4乃至図7は本発明の第2の実施の形態であって、使用状態におけるスパイク3の揺動規制を、より堅固にするため、前記第1の実施の形態に補助揺動規制部材40を加えた構成を示す。
この場合、補助揺動規制部材40は上下部分が直線部45となった略コ字状であり、直線部45はハウジング1に形成された穴部1bに摺動自在に嵌合し、ハウジング1に対して前後に移動可能である。補助揺動規制部材40は前方に引き出された状態ではハウジング前面1aから突出してスパイク3の側面に当接する。また、補助揺動規制部材40の引き込み状態では、ハウジング前面1aに形成された収納凹部1cに収納される。
ロックボタン25には摺動規制部27が一体化若しくは接続されており、摺動規制部27はハウジング1内を上下に摺動可能である。摺動規制部27には貫通穴28が設けられており、貫通穴28には補助揺動規制部材40の直線部45が挿入され、摺動可能となっている。摺動規制部27はバネ26により上方へ付勢されており、貫通穴28の縁が直線部45の引出状態用凹部41に係合したときに、補助揺動規制部材40は引出状態で前後の摺動が規制される。また、貫通穴28の縁が直線部45の収納状態用凹部42に係合したときに、補助揺動規制部材40は収納凹部1cに収納された収納状態で前後の摺動が規制される。なお、直線部45の端部はハウジング1から脱落しない構造となっている。
以上の第2の実施の形態において、図4乃至図6のように、スパイク3と一体のヒンジ部21の凹部31とロックボタン25とを係合させ、かつ補助揺動規制部材40をハウジング前面1aから前方に引き出してスパイク3の側面に当接させることで、スパイク3をハウジング前面1aからガイドバー2に平行に突出した使用状態(第1の位置)で揺動規制することができる。補助揺動規制部材40は、その引出状態用凹部41が摺動規制部27と係合することで引出状態に保持され、スパイク3がハウジング前面1a側に向けて揺動しないように揺動規制している。なお、スパイク3がガイドバー2側に揺動することは、ヒンジ部21の凹部31とロックボタン25との係合に加えて、スパイク3の末端縁3aがハウジング前面1aに形成された段差面1dに当接することで阻止される。
ロックボタン25及びこれと一体的に動く摺動規制部27は、バネ26により上向きに付勢されているから、手動操作によりバネ26の付勢と反対方向にロックボタン25を下向きに押し込むと、貫通穴28の縁と使用状態用凹部41の係合が解除され、補助揺動規制部材40は摺動可能となる。補助揺動規制部材40をハウジング前面1aから突出しなくなるまで後方へ摺動させ、収納凹部1cへ収納すると、スパイク3は揺動可能となる。揺動可能となったスパイク3は、図7のようにハウジング前面1aの側に折り畳まれ非突出の不使用状態(前記第2の位置)となる。ロックボタン25を離すとバネ26の付勢により摺動規制部27は押し上げられ、貫通穴28の縁と収納状態用凹部42が係合し、補助揺動規制部材40の摺動が規制される(補助揺動規制部材40の収納凹部1cへの収納状態が保持される。)。
この第2の実施の形態によれば、スパイク3の使用時において補助揺動規制部材40によってもスパイク3をガイドバー2に平行な使用状態を維持するように支えることができ、スパイク3の機械的な保持強度の向上を図ることができる。
図8乃至図11は本発明の第3の実施の形態を示す。この場合、揺動規制手段は、ハウジング側のヒンジ部54、スパイク側のヒンジ部60、軸部53、使用状態用溝部51及び不使用状態用溝部52を有している。
すなわち、スパイク3を、ハウジング前面1aからガイドバーに平行に突出した使用状態(第1の位置)に保持するために、使用状態用溝部51がハウジング1に形成されている。また、スパイク3を非突出状態、つまりハウジング1に収納された(ハウジング前面1aに略平行に折り畳まれた)不使用状態(第2の位置)に保持するために、不使用状態用溝部52がハウジング1に形成されている。溝部51,52が設けられたハウジング1の一部分が規制部材に相当し、溝部51,52に係合するスパイク3の一部分が係止部に相当する。また、使用状態用溝部51と不使用状態用溝部52とが繋がった部分に軸部53がハウジング前面1aと平行で上下方向に設けられている。図示の例では軸部53はハウジング1のヒンジ部54に圧入されることでハウジング1に固定保持される。
一方、スパイク3の上下部分には円筒状のヒンジ部60が一体に形成され、ヒンジ部60は軸部53に対して揺動自在かつ摺動自在に装着される。摺動規制部材としてのスライドロック55は、ハウジング1の上面側に配置されるもので、ハウジング1に対して横方向に摺動自在(例えば前後方向)に取り付けられ、バネ56によりスパイク3を抜け止めするよう付勢されている。つまり、外力が無い状態では、図8に示すようにスパイク3の上側のヒンジ部60が上方に抜けないように軸部53の上部に係合する。
以上の第3の実施の形態において、図8及び図9のようにスパイク3が使用状態用溝部51に係合(嵌合)しているとき、スパイク3はハウジング前面1aからガイドバーに平行に突出した使用状態(第1の位置)で揺動が規制されるとともに、スライドロック55でスパイク3の抜けが防止される。この結果、チェンソーの作業者はスパイク3を利用した木材などの切断作業を行うことができる。
図10において、スライドロック55をバネ56の付勢方向とは反対方向に手動で摺動させると、スパイク3の抜け止めが解除され、スパイク3は軸部53に対して上方向に摺動可能となる。スパイク3が上方向に摺動すると使用状態用溝部51とスパイク3との係合が解除され、スパイク3は軸部53を中心に揺動可能となる。
図10の状態を経て図11のようにスパイク3を非突出の不使用状態(第2の位置)にまで揺動させ、軸部53に対して下方向に摺動させて不使用状態用溝部52に係合(嵌合)させれば、スパイク3の下端付近をハウジング1内に収納することができるとともに、ハウジング前面1aの側に折り畳まれ非突出の不使用状態とすることができる。この結果、チェンソーの作業者はスパイク3を使用しない小枝剪定などの作業を行うことができる。また、このとき、スパイク3はハウジング前面1aを覆うことになり、ハウジング前面1aを保護することができる。
スパイク3の不使用状態から使用状態への切り替えも、スライドロック55をバネ56の付勢方向とは反対方向に摺動させ、スパイク3の抜け止めを解除し、図10の状態とすることで同様に行うことができる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
第1の実施の形態では、規制部材として上下動するロックボタン25を用いたが、その代わりにハウジングに対して横方向に摺動自在な規制部材を用いてもよい。
ハウジング1に対してスパイク3を揺動自在に接続する揺動手段として用いるヒンジ部及び軸部の構成は、第1乃至第3の実施の形態に例示したもの以外の構成でもよく、スパイク3、あるいはスパイク3とハウジング1の両方に設けられたヒンジ部と、前記ヒンジ部に挿入され、前記ヒンジ部を揺動可能に接続する軸部とを有する場合において、前記軸部は、前記スパイクの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングのいずれかに固定又は一体化されていればよい。
1 ハウジング
1a ハウジング前面
2 ガイドバー
3 スパイク
10 チェンソー
21,54,60 ヒンジ部
22 段付ネジ
25 ロックボタン
26,56 バネ
27 摺動規制部
31 使用状態用凹部
32 不使用状態用凹部
40 補助揺動規制部材
41 引出状態用凹部
42 収納状態用凹部
45 直線部
51 使用状態用溝部
52 不使用状態用溝部
53 軸部
55 スライドロック

Claims (11)

  1. ガイドバーが取り付けられるハウジングと、
    前記ハウジングの前側であって、前記ガイドバーの根本付近に、前記ガイドバーに近接したスパイクとを有するチェンソーにおいて、
    前記スパイクを、前記ハウジング前面から前記ガイドバーに平行に突出した第1の位置と、非突出状態の第2の位置との間で切り替えて保持可能であることを特徴とするチェンソー。
  2. 前記スパイクを、前記第1の位置と、前記第2の位置との間で切り替えて保持する切り替え保持機構を有し、
    前記切り替え保持機構は、前記スパイクと前記ハウジングとを揺動自在に接続する揺動手段と、前記スパイクの揺動を規制する揺動規制手段とを有し、前記揺動規制手段は前記スパイクを前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ揺動規制可能であることを特徴とする請求項1に記載のチェンソー。
  3. 前記揺動手段は、前記スパイク、あるいは前記スパイクと前記ハウジングの両方に設けられたヒンジ部と、前記ヒンジ部に挿入され、前記ヒンジ部を揺動可能に接続する軸部とを有し、
    前記軸部は、前記スパイクの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングの前記ヒンジ部、あるいは前記ハウジングのいずれかに固定又は一体化されていることを特徴とする請求項2に記載のチェンソー。
  4. 前記揺動規制手段は、前記スパイクあるいは前記ハウジングに設けられた規制部材と、前記ハウジングあるいは前記スパイクに設けられた係止部とを有し、前記規制部材と前記係止部とが係合することによって前記スパイクの揺動が規制されることを特徴とする請求項2又は3に記載のチェンソー。
  5. 前記規制部材は、前記係止部と係合する向きに弾性体によって付勢されており、前記弾性体の付勢方向と反対方向の力を加えることにより、前記規制部材と前記係止部との係合が解除され、前記スパイクの揺動の規制が解除されることを特徴とする請求項4に記載のチェンソー。
  6. 前記規制部材は、前記ハウジングに対して移動自在で、かつ前記スパイクの揺動を規制する状態となるように弾性体で付勢されており、前記弾性体の付勢方向と反対方向の力を加えることで前記スパイクの揺動の規制が解除される位置に移動可能であることを特徴とする請求項4に記載のチェンソー。
  7. 前記揺動規制手段は、前記スパイクが前記軸部の軸方向に摺動することにより、前記スパイクあるいは前記ハウジングに設けられた規制部材と前記ハウジングあるいは前記スパイクに設けられた係止部との係合及び係合の解除が行われることを特徴とする請求項3に記載のチェンソー。
  8. 前記揺動規制手段は、前記スパイクの前記軸方向の摺動を前記規制部材と前記係止部が係合した状態で規制する摺動規制部材を有し、前記摺動規制部材は、弾性体で付勢され、前記弾性体の付勢と反対方向の力を手動で加えることにより、前記スパイクの前記軸方向の摺動の規制が解除されることを特徴とする請求項7に記載のチェンソー。
  9. 前記ハウジングの前面から引き出し自在に補助揺動規制部材が設けられており、前記補助揺動規制部材は引出状態で前記第1の位置にあるスパイクの側面に当接することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のチェンソー。
  10. 前記第2の位置では前記スパイクは前記ハウジングの前面を覆う配置となることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のチェンソー。
  11. 前記第1の位置と前記第2の位置の切り替えを、工具無しで行う構成であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のチェンソー。
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