JP2014091165A - 多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法 - Google Patents

多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の抵抗スポット溶接技術の溶接の効率とナゲットの品質を改善するのに用いられる多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】高抵抗率を有する活性剤をいかなる相互に隣接した二個の金属板の間に接合しようとする部位に塗布し、上記金属板の表面を被覆することによって溶接作業エリアを形成する段階と、上電極と下電極をもって共同で上記溶接作業エリアを挟持し、さらに電流を上記溶接作業エリアまで流入し、上記高抵抗率活性剤によって生じられる抵抗の高熱により、上記相互に隣接した二個の金属板の接合の部位は熱によって熔融して接合する段階とを含み、上記高抵抗率活性剤の抵抗率は上記金属板の抵抗率より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤は多組成の粉末と有機溶剤を混合してなるように構成されている。
【選択図】図1b

Description

本発明は、多層金属板の重ね継ぎの方法に関するもので、特に、高抵抗率を有する活性剤を用いて抵抗スポット溶接技術と合わせて多層金属板の重ね継ぎに用いられる方法に係るものである。
多層金属板の重ね継ぎ技術はすでに工業において広く使用され、特に自動車の鋼板の接合作業において普及されており、その内、例えば中華民国公開第201330962号(特許文献1)に掲示される抵抗スポット溶接(resistance spot welding)の技術は多層金属板の重ね継ぎに最も利用されている。
中華民国公開第201330962号
しかしながら、抵抗スポットの溶接技術をもって多層金属板の溶接を行う過程においては、電極の挟持力を考慮しなければならないだけではなく、溶接電流と溶接時間などの要素の外に、ややもすれば各金属板間の材質に制限されてしまうものである。また、肉厚と表面状況などの要素によって多数回の溶接または高い電極の挟持力或いは高い溶接電流などの作用を用いることにより、初めて多層金属板の接合を完成することができる。このように、多数回の溶接過程によって過度に煩雑になり勝ちであるだけではなく、高い溶接電流または高い電極の挟持力の作用によって金属板の接合部位に異常な散り(expulsion)または過度な凹みなどの不良な現象が生じてしまう。さらに、ナゲット内部の熱エネルギー分布の不均一またはナゲットの局部的な冷却速度の差異により、ナゲットに中心収縮孔が生じ易くなり、また熔融不完全や裂け目の発生などの欠陥があった。さらに、隣接した金属板間の接触抵抗が異なることにより、通電時の抵抗熱エネルギーはその多くが接触抵抗の比較的高い部位に集中するため、後続においてナゲットの成長時に偏移した状況が生じることによってナゲットの直径が減ったり、ナゲットの熔融面積が減ったりして、多層金属板の重ね継ぎスポット溶接の品質に大きな影響を及ぼすという問題があった。
その他に、抵抗スポット溶接時に高い電流を通すことによってもたらされた高温の作用により、ややもすれば金属板そのものの強度または硬度が低くなるという問題点を有するため、上電極と下電極で金属板を挟持して施される高い作用力の影響で、結果的に金属板の外表面において凹みの現象が生じ易くなり、さらに上記凹みの深さが金属板の肉厚の20%以上(一般に「ナゲット過圧力」と称される)に達した時、金属板の重ね継ぎ強度が大幅に低下してしまうという問題があった。
上述した従来技術における問題点に鑑みて、上述した従来技術と異なる多層金属板の重ね継ぎ方法を確実に発展することにより、多層金属板の重ね継ぎスポット溶接を有効に行うと同時に、上述した各種の問題点を解決することができる。
本発明の第一の目的は、相互に隣接した二個の金属板間の接触抵抗を変えることにより、ナゲットの直径またはナゲットの熔融面積を増やし、より良好な溶接効果を獲得することができる多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法を提供することにある。
本発明の第二の目的は、比較的低い電流を採用することにより、ナゲットに中心収縮孔や熔融不完全や裂け目などの欠陥が生じるのを避け、比較的低い電極挟持力を採用することにより、ナゲット過圧力の現象が生じるのを避けることができ、ナゲットの品質を有効に高めることができる多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法は、高抵抗率を有する活性剤を相互に隣接した二個の金属板間の接合しようとする部位に塗布し、上記金属板の表面を被覆することによって溶接作業エリアを形成する段階と、上電極と下電極でもって協働して上記溶接作業エリアを挟持し、さらに電流を上記溶接作業エリアに流入させて上記高抵抗率活性剤の抵抗によって生じる高熱により、上記相互に隣接した二個の金属板の接合部位を熔融して接合する段階とを含む。上記高抵抗率活性剤の抵抗率は上記金属板の抵抗率より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤は多組成の粉末と有機溶剤を混合してなるものである。
また、本発明による多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法は、上記多組成の粉末は金属と非金属化合物により組成され、上記多組成の粉末と上記有機溶剤の重量比は2:3であるように構成することもできる。また、上記多組成の粉末は酸化物、硫化物、炭酸化合物とハロゲン化合物で構成することもできる。また、上記多組成の粉末は酸化シリコン、酸化チタン、酸化鉄、硫化モリブデン、炭酸マンガンとハロゲン化合物で構成することもできる。また、上記高抵抗率活性剤は重量百分率で30〜50%の酸化シリコン、20〜40%の酸化チタン、5〜20%の酸化鉄、10〜25%の硫化モリブデン、10〜15%の炭酸マンガンと5〜10%のハロゲン化合物を上記有機溶剤と混合することにより、上記高抵抗率活性剤をスラリー状に形成させることもできる。また、上記高抵抗率活性剤の抵抗率と金属板の抵抗率の差は1015〜1025であることもできる。また、上記有機溶剤はメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールまたはアセトンであることもできる。また、上記高抵抗率活性剤の単位面積の塗布量は0.00009g/cm2 〜0.00099g/cm2 であることもできる。また、上記高抵抗率活性剤の塗布幅は上記上電極と下電極の端部の直径より大きくなるように塗布することもできる。
さらに、本発明による多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法は、高抵抗率を有する活性剤を相互に隣接した二個の金属板間の接合しようとする部位に均一に塗布し、上記金属板の表面を被覆することによって溶接作業エリアを形成する段階と、上電極と下電極でもって協働して上記溶接作業エリアを挟持し、さらに電流を上記溶接作業エリアに流入させて上記高抵抗率活性剤の抵抗によって生じる高熱により、上記相互に隣接した二個の金属板の接合部位を熱によって熔融して接合する段階とを含む。上記高抵抗率活性剤の抵抗率は上記金属板の抵抗率より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤は多組成の粉末と有機溶剤を混合してなり、かつその間に上記高抵抗率活性剤を塗布する上記相互に隣接した二個の金属板は全て上記上電極と接触しない。
本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法によれば、相互に隣接した二個の金属板間の接触抵抗を変えることにより、ナゲットの直径またはナゲットの熔融面積を増やすことができるため、よりよい溶接効果を獲得することができるという利点がある。
また、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法によれば、比較的低い電流を採用することにより、ナゲットに中心収縮孔や熔融不完全や裂け目などの欠陥が生じるのを避けることができ、また、比較的低い電極挟持力を採用することにより、ナゲット過圧力の現象が生じるのを避けることができるため、ナゲットの品質を有効に高めることができるという利点がある。
図1aは、本発明の高抵抗率活性剤の塗布の説明図である。 図1bは、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法の説明図である。 図2の(a)は、本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の一であり、(b)は、(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は、(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。 図3の(a)は、本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の二であり、(b)は、(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は、(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。 図4の(a)は、本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の三であり、(b)は、(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は、(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。 図5の(a)は、本発明の多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接のナゲットの断面図であり、(b)は、本発明の多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接のナゲットの断面図であり、(c)は、本発明の多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接のナゲットの断面図であり、(d)は、本発明の多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接のナゲットの断面図である。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法は、異なる材質や異なる肉厚の金属板の溶接に適用することができ、特に、自動車の高強度の鋼板を主な加工実施対象とするもので、これによって抵抗重ね継ぎのスポット溶接技術と合わせることにより、交通輸送の業界に広く応用することができるため、多層金属板の溶接の効率とナゲットの品質を高めることができるものである。
本発明の説明において、「ナゲット」の用語は広く抵抗スポット溶接の過程において電流が通過するエリアを指すものであるが、これは本発明の技術分野において通常用いられる用語であり、当該技術分野の技術者が理解できるものであるため、ここではその詳細については割愛する。
本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法は次の段階を含む。
図1aは、本発明の高抵抗率活性剤の塗布の説明図である。図1aを参照すると、先ず高抵抗率活性剤Pを相互に隣接した二個の金属板1間の接合しようとする部位に塗布し、金属板1の表面を被覆することによって溶接作業エリアAを形成する。その中、高抵抗率活性剤Pの抵抗率は金属板1の抵抗率(例えば、二酸化シリコン粉末の典型的な抵抗率は1.0×1018Ω-cm、二酸化チタン粉末の典型的な抵抗率は1.0×1012Ω-cm、高強度鋼板材の典型的な抵抗率は2.8×10-5Ω-cmで、ステンレス鋼板材の典型的な抵抗率は7.4×10-5Ω-cmである)より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤Pと金属板1の抵抗率の差は好ましくは約1015〜1025であり、そのため、金属板1間の接触抵抗を有効に増やすことができる。
また、高抵抗率活性剤Pは選択的に多組成の粉末と有機溶剤を混合してなることができる。上記多組成の粉末は金属と非金属化合物により組成される。上記多組成の粉末と上記有機溶剤の重量比は好ましくは2:3である。また、上記多組成の粉末は酸化物、硫化物、炭酸化合物とハロゲン化合物を含むことができ、例えば、酸化シリコン、酸化チタン、酸化鉄、硫化モリブデン、炭酸マンガン、ハロゲン化合物などの金属板1に対して比較的高い抵抗率を有する金属または非金属化合物であり、上記有機溶剤は選択的にメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールまたはアセトンなどの揮発性のよい液体からなることができる。
より詳しく言えば、本実施例の高抵抗率活性剤Pは選択的に重量百分率で30〜50%の酸化シリコン、20〜40%の酸化チタン、5〜20%の酸化鉄、10〜25%の硫化モリブデン、10〜15%の炭酸マンガン、5〜10%のハロゲン化合物などを混合して多組成の粉末として形成することができ、さらに適量のメタノール(多組成の粉末:メタノール=2:3)による調合で、高抵抗率活性剤Pはスラリー状に形成される。
引き続き図1aに示される三層金属板の重ね継ぎスポット溶接(金属板1a、1b、1c)を例に挙げて説明すると、相互に隣接した二個の金属板1a、1bおよび金属板1b、1cが相互に隣接した面間(実際的には、図面に示される金属板1b、1cの上表面)にスラリー状の高抵抗率活性剤Pを塗布することにより、金属板1b、1cの上表面にそれぞれ一個の覆蓋有高抵抗率活性剤Pが被覆された溶接作業エリアAを形成する。さらに、各層の金属板1b、1cの溶接作業エリアAを相互に位置合わせを行って積み重ね、それから再び最上層の金属板1aをもって共に貼り合わせる。
高抵抗率活性剤Pは金属板1の表面まで塗布して光沢ある被覆をすることができることを原則とし、好ましくは高抵抗率活性剤Pの単位面積の塗布量を0.00009g/cm2〜0.00099g/cm2に維持するように操作し、いわゆる完全かつ均一に溶接作業エリアAを被覆することにより、電流が溶接作業エリアAを通過する精確性を増やすことができる。
特に、高抵抗率活性剤Pは全面的に各層の金属板1の間に塗布することができるが、この限りではなく、本発明の技術分野の技術者は金属板1の材質、肉厚に従って高抵抗率活性剤Pの塗布位置と肉厚の具合を微調整することができるもので、比較的厚い金属板の間のナゲットの直径またはナゲットの熔融面積を増やすことができることを原則とする。
図1bは、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法の説明図である。各層の金属板1間に高抵抗率活性剤Pが塗布され、さらに各々の溶接作業エリアAに基づいて位置合わせして積み重ねた後、再び図1bに示すように、上電極2aと下電極2bによって溶接作業エリアAを挟持しする。次いで、電流を溶接作業エリアAに流入させて高抵抗率活性剤Pの抵抗によって生じる高熱により、相互に隣接した二個の金属板1の接合の部位は熱熔融して接合する。その中、高抵抗率活性剤Pの塗布幅は上電極2aと下電極2bの端部の直径より大きい。本実施例におけるより良好な例としては、中間周波数の直流抵抗スポット溶接の設備を採用し、端部の直径は6.0mmで、最高の溶接電流は6.1kAで、かつ電極の挟持力は350kgfであった。
図2の(a)は本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の一で、(b)は(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。上述したように、上電極2aと下電極2bをもって最外層の金属板1a、1cを挟持し、さらに上電極2aと下電極2bの電極ヘッドを全て溶接作業エリアAに位置合わせして、溶接電流および電極の挟持力を適当に調整した後、電流を溶接作業エリアAに導入させる。金属板1a、1bと1cの間に高抵抗率活性剤Pを塗布していない時(図2の(a)に示す如く)、その抵抗率と温度の関係は図2の(b)と(c)に示す如くであった。
その中に、RaとTaは金属板1aが上電極2aの表面に接触する時に測定して得た抵抗率と温度であり、RabとTabは金属板1aと1bの接触面において測定して得た抵抗率と温度であり、RbcとTbcは金属板1bと1cの接触面において測定して得た抵抗率と温度であり、さらにRcとTcは金属板1cが下電極2bの表面に接触する時に測定して得た抵抗率と温度である。図2の(b)と(c)から知ることができるように、抵抗率RabとRbcは抵抗率RaとRcより大きく、かつ温度TabとTbcは温度TaとTcより高い。
図3の(a)は本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の二で、(b)は(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。図3の(a)、(b)、(c)を参照すると、金属板1aと1bの間および金属板1bと1cの間に、溶接作業エリアAに高抵抗率活性剤Pを塗布する(図3の(a)参照)。溶接作業エリアAを通過する電流は高抵抗率活性剤Pの高い抵抗率の特性を受けるため、金属板1aと1bの間および金属板1bと1cの間には高い抵抗熱が発生する。
図3の(b)を参照すると、金属板1aと1bの間および金属板1bと1cの間では、その抵抗率Rab’とRbc’が塗布していない時の抵抗率RabとRbcよりも明らかに高く、かつその温度Tab’とTbc’も塗布していない時の温度TabとTbcより高いため、金属板1a、1b、1cのそれぞれの接合部位は熱を受けて熔融し、さらに上電極2aと下電極2bの加圧によって金属板1a、1b、1cは緊密な接合を完成することができる。
図4の(a)は本発明の三層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の説明図の三で、(b)は(a)の三層金属板の電気抵抗分布の説明図であり、(c)は(a)の三層金属板の温度分布の説明図である。図4の(a)を参照すると、金属板1aと1bの間に高抵抗率活性剤Pを塗布しておらず、かつ金属板1bと1cの間には高抵抗率活性剤Pを塗布している(すなわち、上電極2aに接触していない金属板1bと1cの間だけに高抵抗率活性剤Pを塗布する)。高抵抗率活性剤Pによって金属板1aと1bの間および金属板1bと1cの間に高い抵抗熱が生じるのを有効に促がすことができ(図4の(b)と(c)を参照)、さらにそれぞれの金属板1a、1b、1cの接合部位は熱を受けて熔融することにより、金属板1a、1b、1cは緊密な接合を完成することができる。
このように、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法においては、高抵抗率活性剤によって相互に隣接した金属板間の接触抵抗を増やすことができるため、抵抗による熱エネルギーを明らかに高めることができる。言い換えれば、抵抗スポット溶接の過程において生じる抵抗熱はその多くが接触抵抗の比較的明らかな位置に集中し易いため、抵抗熱の分布は不均一になる。それ故、本発明においては選択的に高抵抗率活性剤を接触抵抗が比較的明らかでない相互に隣接した二個の金属板間に塗布した時、高抵抗率活性剤の高い抵抗率によって相互に隣接した二個の金属板間の接触抵抗を増やすことができるため、より低い電流の作用で安定かつ均一に分布した抵抗熱を生じることができ、多層金属板の一回目の溶接の工程を完成することができる。
前述した技術の概念に基づき、ここで慣用の抵抗スポット溶接の技術と本発明の差異を比較するために、ナゲットの金相の断面図をもって図5の(a)〜(d)に示す。図面から明らかなように、流入させる溶接電流が5.0kAの場合、慣用の抵抗スポット溶接の技術をもって溶接したとき、図5の(a)に示すように、金属板のナゲット中心に明らかに収縮孔、裂け目などの欠陥があり、さらに外層の金属板の部位に熔融不完全の現象が生じている。これに反し、本発明をもって溶接を行ったとき、図5の(c)に示すように、ナゲットは完璧であり、欠陥がなく、よい品質であることが表わされている。
さらに、溶接電流を6.1kAまで上げた場合、慣用の抵抗スポット溶接によるナゲットは、図5の(b)に示すように、依然として収縮孔の欠陥がある。そして、本発明の作用を経た場合、図5の(d)に示すように、多層金属板の重ね継ぎスポット溶接のナゲットの直径またはナゲットの融熔面積は全て大幅に高めることができ、そのナゲットの品質は明らかに比較的よくなっていることが判る。
一方、多層金属板が異なる溶接電流の作用を経て、さらに重ね継ぎのスポット溶接を完成した場合におけるナゲットの直径の差異をピール試験(peel test)をもって評価した。その結果は表一の如くである。
表一から判るように、本発明の高抵抗率活性剤の作用を経た場合、比較的低い溶接電流だけで多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接のナゲット直径を増やすことができる。
これらを綜合すると、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法によれば、抵抗熱を安定する作用を経てナゲットの直径またはナゲットの熔融面積を増やすことができるだけではなく、さらに高い溶接電流または高い電極の挟持力の作用によって異常な散りまたは過度な凹みなどの不良な現象が生じるのを避けることができるため、この一回目の溶接の工程を経て比較的よい溶接の効果を獲得することができることが判った。
さらに、本発明の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法によれば、低い溶接電流の作用でナゲットに中心収縮孔や熔融不完全や裂け目などの欠陥が生じるのを避け、また、比較的低い電極挟持力を採用することにより、ナゲット過圧力の現象が生じるのを避けることができるため、ナゲットの品質を有効に高めることができ、さらに多層金属板の重ね継ぎのスポット溶接の強度を相対的に増やすことができることが判った。
本発明は、その精神および必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1、1a、1b、1c 金属板
2a 上電極
2b 下電極
P 高抵抗率活性剤
A 溶接作業エリア
Ra、Rab、Rbc、Rc、Ra’、Rab’、Rbc’、Rc’、Ra”、
Rab”、Rbc”、Rc” 抵抗率
Ta、Tab、Tbc、Tc、Ta’、Tab’、Tbc’、Tc’、Ta”、
Tab”、Tbc”、Tc” 温度

Claims (18)

  1. 高抵抗率を有する活性剤を相互に隣接した二個の金属板の間の接合しようとする部位に塗布し、上記金属板の表面を被覆することによって溶接作業エリアを形成する段階と、
    上電極と下電極でもって協働して上記溶接作業エリアを挟持し、さらに電流を上記溶接作業エリアに流入させて上記高抵抗率活性剤の抵抗によって生じる高熱により、上記相互に隣接した二個の金属板の接合部位を熔融して接合する段階と
    を含み、
    上記高抵抗率活性剤の抵抗率は上記金属板の抵抗率より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤は多組成の粉末と有機溶剤を混合してなる
    ことを特徴とする多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  2. 上記多組成の粉末は金属と非金属化合物により組成され、上記多組成の粉末と上記有機溶剤の重量比は2:3であることを特徴とする請求項1に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  3. 上記多組成の粉末は酸化物、硫化物、炭酸化合物およびハロゲン化合物であることを特徴とする請求項2に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  4. 上記多組成の粉末は酸化シリコン、酸化チタン、酸化鉄、硫化モリブデン、炭酸マンガンおよびハロゲン化合物であることを特徴とする請求項3に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  5. 上記高抵抗率活性剤は重量百分率で30〜50%の酸化シリコン、20〜40%の酸化チタン、5〜20%の酸化鉄、10〜25%の硫化モリブデン、10〜15%の炭酸マンガンおよび5〜10%のハロゲン化合物を上記有機溶剤と混合することにより、上記高抵抗率活性剤をスラリー状に形成させることを特徴とする請求項4に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  6. 上記高抵抗率活性剤の抵抗率と金属板の抵抗率の差は1015〜1025であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  7. 上記有機溶剤はメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールまたはアセトンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  8. 上記高抵抗率活性剤の単位面積の塗布量は0.00009g/cm2 〜0.00099g/cm2 であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  9. 上記高抵抗率活性剤の塗布幅は上記上電極と下電極の端部の直径より大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  10. 高抵抗率を有する活性剤を相互に隣接した二個の金属板の間の接合しようとする部位に均一に塗布し、上記金属板の表面を被覆することによって溶接作業エリアを形成する段階と、
    上電極と下電極でもって協働して上記溶接作業エリアを挟持し、さらに電流を上記溶接作業エリアに流入させて上記高抵抗率活性剤の抵抗によって生じる高熱により、上記相互に隣接した二個の金属板の接合の部位を熱によって熔融して接合する段階と
    を含み、
    上記高抵抗率活性剤の抵抗率は上記金属板の抵抗率より遥かに高く、かつ高抵抗率活性剤は多組成の粉末と有機溶剤を混合してなり、かつその間に上記高抵抗率活性剤を塗布する上記相互に隣接した二個の金属板は全て上記上電極と接触しない
    ことを特徴とする多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  11. 上記多組成の粉末は金属と非金属化合物により組成され、上記多組成の粉末と上記有機溶剤の重量比は2:3であることを特徴とする請求項10に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  12. 上記多組成の粉末は酸化物、硫化物、炭酸化合物およびハロゲン化合物であることを特徴とする請求項11に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  13. 上記多組成の粉末は酸化シリコン、酸化チタン、酸化鉄、硫化モリブデン、炭酸マンガンおよびハロゲン化合物であることを特徴とする請求項12に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  14. 上記高抵抗率活性剤は重量百分率で30〜50%の酸化シリコン、20〜40%の酸化チタン、5〜20%の酸化鉄、10〜25%の硫化モリブデン、10〜15%の炭酸マンガンおよび5〜10%のハロゲン化合物を上記有機溶剤と混合することにより、上記高抵抗率活性剤をスラリー状に形成させることを特徴とする請求項13に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  15. 上記高抵抗率活性剤の抵抗率と金属板の抵抗率の差は1015〜1025であることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  16. 上記有機溶剤はメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールまたはアセトンであることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  17. 上記高抵抗率活性剤の単位面積の塗布量は0.00009g/cm2〜0.00099g/cm2であることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
  18. 上記高抵抗率活性剤の塗布幅は上記上電極と下電極の端部の直径より大きいことを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の多層金属板の重ね継ぎスポット溶接方法。
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