JP2014090769A - 着脱可能型箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で見栄えもよく、特に再利用が可能により環境にも優しい着脱可能型箸を得ることにある。
【解決手段】着脱可能型箸は、一双の箸半体b、cを備え、一方の箸半体bの上部側面に凹状結合部gと他方の箸半体cの上部側面に凸状結合部hを形成し、凹状結合部gと凸状結合部hとは、箸半体の長手方向に移動させて結合可能であると共に、箸半体の下部を左右に開くと両者の結合が解除されて分離可能となる。着脱可能型箸が箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凸状結合部hとが結合可能で分割可能となり、更に上下方向と左右方向に着脱可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、再利用可能な割箸の着脱可能型箸に関する。
従来の割箸は、日本の文化であると言っても過言では無い。すなわち、木や竹を素材とした軸体の2本が一箇所で一体にくっ付いた割箸が使用されており、使用者は割れ目(スリット:割溝)に沿って割ることによって2本の箸が得られるように構成されている。
しかしながら、このような割箸は使用後には使い捨てであることから、資源の無駄遣いであるという欠点がある。
そこで、一部のレストラン等では、使い捨ての割箸では無く、洗って何度でも使用するタイプの箸が出されたりすることも有る。
一方、最近では、外食に際して、自己専用の箸を持って行くことがあるが、面倒で大変である。
特開平2008−206743号公報
従来の箸のように割箸半体同士を連結部で分割した場合、その分割面がギザギザの凹凸面となり、このギザギサ凹凸面によって皮膚が傷付く可能性もあり、老若男女を問わず注意し使用しても食事及び洗浄時に於いて非常に不安であった。また樹脂化しても最終的に廃棄する事になる。特許文献1のように、箸半体同士が連結されている割箸を使用に際して連結部で分割した場合、その分割面がギザギザの凹凸面となっていても、このギザギサ凹凸面によって皮膚が傷付き難いものとなる割箸があるが、分割式であり、再利用ができないものである。
本発明は、以上のような従来の欠点に鑑み、割箸(一膳分の箸)を分離し再利用が出来ない欠点を解決すると共に、従来の割箸と変わらなく使い易くすることにより、着脱可能型箸を提供する事を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分解させて、前記一双の箸本体とが使用可能状態となることを特徴とする。
本発明の請求項2は、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となることを特徴とする。
本発明の請求項3は、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となることを特徴とする。
本発明の請求項4は、前記凸状結合部には結合爪が設けられ、前記凹状結合部には結合凹部が設けられ、前記結合爪が前記結合凹部に結合することによって、前記一双の箸半体が前記結合状態となることを特徴とする。
本発明の請求項5は、前記凹状結合部の下端部に前記凸状結合部の下端部が当接するストッパー部を形成してなることを特徴とする。
本発明の請求項6は、前記凹状結合部と前記凸状結合部との少なくとも一方の下端部に横溝を形成してなることを特徴とする。
本発明は、一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分解させて、前記一双の箸本体とが使用可能状態となることによって分離して結合状態が解除されて、再三の着脱が可能となり再利用ができ、割口(離した時)の見栄えが美しく、誰が割っても割状態が統一され、安全で安心して使用可能である。そして、再使用が可能であることから、廃棄することなく無駄もなく環境に優しいものである。
また、本発明は、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となるので、結合方向あるいは分離方向が2方向となり、箸半体同士の結合・分離が容易になり、使い勝手がよいものである。そして、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となるので、普通の割り箸ように使用でき、更に使い勝手がよいものである。
本発明の実施形態である着脱可能型箸aを示す全体斜視図であり、図1(イ)は着脱可能型箸aを結合した状態を示す斜視図、図1(ロ)は分離した状態を示す斜視図である。 図1の本発明の着脱可能型箸aの結合状態を示す横断面図である。 図3(イ)は図1の本発明の着脱可能型箸aの結合状態を示す横断面であり、図3(ロ)は分離した状態を示す横断面図であり、矢印は結合、分離方向を示すものである。 本発明の実施形態である箸半体同士を箸半体の長さ方向に移動させて結合することを示す側面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの箸半体の上部の凹状結合部と凸状結合部を示す箸半体の側面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの結合している部分(片側)の係合状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの分離状態を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の着脱可能型箸aの実施例の全体斜視図であって、一双の箸半体b、cを備えるものである。図1(イ)は、箸半体bと箸半体cが互いに箸の上部にて結合されている斜視図であり、図1(ロ)は、使用時に箸半体b、cを分離したときの斜視図である。着脱可能型箸aは、樹脂製であっても、木製や金属製であっても良いものである。
一方の箸半体bの上部側面には、結合用の凹状結合部gが形成されており、他方の箸半体cの上部側面には、結合用の凸状結合部hが形成されている。この凹状結合部gと凸状結合部hとが結合されて、箸半体同士が一体となるものである。また、結合されている着脱可能型箸aは、分離されて2本となり、箸として利用できるものである。
図2に示されるように、箸半体bの凹状結合部gの溝状の開口端縁には、内側方向に爪部e、eが形成されており、他方の箸半体cの凸状結合部hの凸状部にも外側方向に爪部f、fが形成されている。この凹結合部gの爪部eと凸状結合部hの爪部fが係合されて結合できるものである。
この爪部e、fの寸法(後述する)は図7に示されるように具体的な実施例に示す近い寸法であり、弾性力を有するものである。図5に示されるように、凹状結合部gと凸状結合部hとは、箸半体の長手方向に移動させて結合可能であると共に、図1に示される箸半体b、cとが図3(ロ)に示される結合状態から、箸半体b、cの下部を左右「ハの字」方向に力を外側に加え開くと凹状結合部gと凸状結合部hの両者の結合が解除されて、図3(ロ)に示されるように分離可能になるものである。
図4に示されるように、箸半体の長手方向に移動させて結合する際に、凸状結合部cの下端部ttが凹状結合部bの下端部のストッパー部ssに当接して、長さ方向に上下を一致させることができ、持ち運びする際に互い違いにならず、便利なものである。
図5や図4に示されるように、凹状結合部bの結合部下端部に横溝dが形成されており、この横溝dは、箸半体同士を分離する際に、分離しやすくするものである。左右の爪部に弾力を持たした事により割れにくい。
また、分離された箸半体bと箸半体cの凹状結合部gと凸状結合部hの同士を向かい合わせにして押し付けると、図3(イ)のように分離とは反対に結合させることができるものである。
図6は、図1の本発明の着脱可能型箸aの結合している片側の係合状態を示す部分拡大断面図である。箸半体bの凹状結合部gの側面部j、k間に箸半体cの凸状結合部hの爪部fを接触させ挟み込ませて結合させ保持するものである。即ち凹状結合部gの側面部j、kの位置に溝mが形成されることになり、この溝mに凸状結合部hの爪部fが係合することになる。また、凹状結合部gの爪部eと対面する凸状結合部hの爪部fの基部に溝lが形成されている。
箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凸状結合部fを長手方向に挿脱して結合・分離する場合や横方向に移動させて結合・分離する場合に、凹状結合部gの爪部e、eへのストレスによる劣化を軽減させるために、爪部fと係合する凹状結合部bの側面j、kの間に形成した溝mに爪部fの先端を凹状結合部bの側面に当接しないように形成し、また、爪部eと対面する凸状結合部hの爪部fの基部に形成した溝lに爪部eの先端を凸状結合部cの側面(溝l)に当接しないように形成し、更に、爪部eと爪部fの先端に丸みを持たせると共に溝m及び溝lにも丸みを持たせて、そして、凹状結合部bの内面に凸状結合部hの先端が当接しないように凹ませて溝nを形成して、結合時や脱着時の爪部e、eへのストレスによる劣化を軽減させ、全体として再三の着脱を可能とし長期使用を可能にするものある。
図2、図3、図6、図7で示されているように結合時に接触する箸半体bの凹状結合部gの爪部e、eと箸半体cの凸状結合部h及び爪部f、fに丸みを持たせ、各爪部e、e及び爪部f、fのヘタリ(面が痩せていく)を防ぐものである。
図3(イ)、図6に示されているように、箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凹状結合部hを結合させた場合、凹状結合部bの溝m、溝n及び凸状結合部cの溝lの位置に隙間が形成されることになり、凹状結合部bに凸状結合部hの挿入時の弾力性を持たせて外れやすくすると共にストレスによる劣化を軽減させ割れを防ぐものとする。
また、図6に示されているように、箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凸状結合部hを結合させた場合、凹状結合部bの爪部eの凸状結合部c側の側面と対抗する凸状結合部cの側面間には隙間iが形成され、凸状結合部hを凹状結合部bに挿入時の弾力性を持たせストレスによる劣化を軽減させると共に、凸状結合部hの挿入時には箸半体bの側面j、kにて箸半体cの凸状結合部hの爪部fを挟みこませ前記結合時の結合力を高めるものとする。
以上に、本発明にあっては作用効果が次のように得られる。
(1)一般的な割箸として同様に分離して使用でき、一般的に使用している割箸と同様に、割った時の感触が殆ど変わらない。
(2)分離した箸半体同士を上下方向に移動させて凹状結合部と凸状結合部を係合させて一体とすることができる。
(3)箸半体bと箸半体cを向かい合わせ押付けて凹状結合部と凸状結合部とを係合、また分離させることができる。
(4)食事などで使用後には廃棄する場合が多いが、着脱可能型箸aは洗い乾燥した後に結合(一体にする)させ、再使用が可能であり、廃棄することなく無駄もなく環境に優しい。
本発明の実施例として、具体的な寸法を明示する。
o:箸半体bの横側面から爪部e先端までの距離 1.38mm
p:箸半体bの横側面から溝mまでの距離 1.07mm
q:箸半体bの溝mの丸み R0.1mm
r:箸半体bの結合凹部gの凹溝の丸み R4.25mm
s:箸半体bの爪部e側面から溝m中心部までの距離 0.97mm
t:箸半体bの爪部e側面から結合凹部gの溝nの最深部までの距離
2.00mm
u:箸半体cの爪部fの丸み R0.4mm
v:箸半体cの溝lの丸み R0.3mm
w:箸半体cの爪部f先端からまで溝lまでの距離 0.40mm
x:箸半体cの横側面から溝lまでの距離 1.66mm
y:箸半体cの凸状結合部h先端から溝l中心部までの距離
1.30mm
z:箸半体cの凸状結合部h先端から内側面iまでの距離 1.60mm
なお、本実施例では、具体的な寸法を記載したが、本発明はかかる実施例の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
a 着脱可能型箸
b 箸半体(凹面側)
c 箸半体(凸面側)
d 横溝部
e 爪部
f 爪部
g 凹状結合部
h 凸状結合部
本発明は、再利用可能な割箸の着脱可能型箸に関する。
従来の割箸は、日本の文化であると言っても過言では無い。すなわち、木や竹を素材とした軸体の2本が一箇所で一体にくっ付いた割箸が使用されており、使用者は割れ目(スリット:割溝)に沿って割ることによって2本の箸が得られるように構成されている。
しかしながら、このような割箸は使用後には使い捨てであることから、資源の無駄遣いであるという欠点がある。
そこで、一部のレストラン等では、使い捨ての割箸では無く、洗って何度でも使用するタイプの箸が出されたりすることも有る。
一方、最近では、外食に際して、自己専用の箸を持って行くことがあるが、面倒で大変である。
特開平2008−206743号公報
従来の箸のように割箸半体同士を連結部で分割した場合、その分割面がギザギザの凹凸面となり、このギザギサ凹凸面によって皮膚が傷付く可能性もあり、老若男女を問わず注意し使用しても食事及び洗浄時に於いて非常に不安であった。また樹脂化しても最終的に廃棄する事になる。特許文献1のように、箸半体同士が連結されている割箸を使用に際して連結部で分割した場合、その分割面がギザギザの凹凸面となっていても、このギザギサ凹凸面によって皮膚が傷付き難いものとなる割箸があるが、分割式であり、再利用ができないものである。
本発明は、以上のような従来の欠点に鑑み、割箸(一膳分の箸)を分離し再利用が出来ない欠点を解決すると共に、従来の割箸と変わらなく使い易くすることにより、着脱可能型箸を提供する事を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分離させて、前記一双の箸本体が使用可能状態となる着脱可能型箸であって、前記一双の箸本体は、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となり、前記一双の箸本体が、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となることを特徴とする。
本発明の請求項は、前記凸状結合部には結合爪が設けられ、前記凹状結合部には結合凹部が設けられ、前記結合爪が前記結合凹部に結合することによって、前記一双の箸半体が前記結合状態となることを特徴とする。
本発明の請求項は、前記凹状結合部の下端部に前記凸状結合部の下端部が当接するストッパー部を形成してなることを特徴とする。
本発明の請求項は、前記凹状結合部と前記凸状結合部との少なくとも一方の下端部に横溝を形成してなることを特徴とする。
本発明は、一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分解させて、前記一双の箸本体とが使用可能状態となることによって分離して結合状態が解除されて、再三の着脱が可能となり再利用ができ、割口(離した時)の見栄えが美しく、誰が割っても割状態が統一され、安全で安心して使用可能である。そして、再使用が可能であることから、廃棄することなく無駄もなく環境に優しいものである。
また、本発明は、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となるので、結合方向あるいは分離方向が2方向となり、箸半体同士の結合・分離が容易になり、使い勝手がよいものである。そして、前記一双の箸本体において、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となるので、普通の割り箸ように使用でき、更に使い勝手がよいものである。
本発明の実施形態である着脱可能型箸aを示す全体斜視図であり、図1(イ)は着脱可能型箸aを結合した状態を示す斜視図、図1(ロ)は分離した状態を示す斜視図である。 図1の本発明の着脱可能型箸aの結合状態を示す横断面図である。 図3(イ)は図1の本発明の着脱可能型箸aの結合状態を示す横断面であり、図3(ロ)は分離した状態を示す横断面図であり、矢印は結合、分離方向を示すものである。 本発明の実施形態である箸半体同士を箸半体の長さ方向に移動させて結合することを示す側面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの箸半体の上部の凹状結合部と凸状結合部を示す箸半体の側面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの結合している部分(片側)の係合状態を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施形態である着脱可能型箸aの分離状態を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の着脱可能型箸aの実施例の全体斜視図であって、一双の箸半体b、cを備えるものである。図1(イ)は、箸半体bと箸半体cが互いに箸の上部にて結合されている斜視図であり、図1(ロ)は、使用時に箸半体b、cを分離したときの斜視図である。着脱可能型箸aは、樹脂製であっても、木製や金属製であっても良いものである。
一方の箸半体bの上部側面には、結合用の凹状結合部gが形成されており、他方の箸半体cの上部側面には、結合用の凸状結合部hが形成されている。この凹状結合部gと凸状結合部hとが結合されて、箸半体同士が一体となるものである。また、結合されている着脱可能型箸aは、分離されて2本となり、箸として利用できるものである。
図2に示されるように、箸半体bの凹状結合部gの溝状の開口端縁には、内側方向に爪部e、eが形成されており、他方の箸半体cの凸状結合部hの凸状部にも外側方向に爪部f、fが形成されている。この凹結合部gの爪部eと凸状結合部hの爪部fが係合されて結合できるものである。
この爪部e、fの寸法(後述する)は図7に示されるように具体的な実施例に示す近い寸法であり、弾性力を有するものである。図5に示されるように、凹状結合部gと凸状結合部hとは、箸半体の長手方向に移動させて結合可能であると共に、図1に示される箸半体b、cとが図3(ロ)に示される結合状態から、箸半体b、cの下部を左右「ハの字」方向に力を外側に加え開くと凹状結合部gと凸状結合部hの両者の結合が解除されて、図3(ロ)に示されるように分離可能になるものである。
図4に示されるように、箸半体の長手方向に移動させて結合する際に、凸状結合部cの下端部ttが凹状結合部bの下端部のストッパー部ssに当接して、長さ方向に上下を一致させることができ、持ち運びする際に互い違いにならず、便利なものである。
図5や図4に示されるように、凹状結合部bの結合部下端部に横溝dが形成されており、この横溝dは、箸半体同士を分離する際に、分離しやすくするものである。左右の爪部に弾力を持たした事により割れにくい。
また、分離された箸半体bと箸半体cの凹状結合部gと凸状結合部hの同士を向かい合わせにして押し付けると、図3(イ)のように分離とは反対に結合させることができるものである。
図6は、図1の本発明の着脱可能型箸aの結合している片側の係合状態を示す部分拡大断面図である。箸半体bの凹状結合部gの側面部j、k間に箸半体cの凸状結合部hの爪部fを接触させ挟み込ませて結合させ保持するものである。即ち凹状結合部gの側面部j、kの位置に溝mが形成されることになり、この溝mに凸状結合部hの爪部fが係合することになる。また、凹状結合部gの爪部eと対面する凸状結合部hの爪部fの基部に溝lが形成されている。
箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凸状結合部fを長手方向に挿脱して結合・分離する場合や横方向に移動させて結合・分離する場合に、凹状結合部gの爪部e、eへのストレスによる劣化を軽減させるために、爪部fと係合する凹状結合部bの側面j、kの間に形成した溝mに爪部fの先端を凹状結合部bの側面に当接しないように形成し、また、爪部eと対面する凸状結合部hの爪部fの基部に形成した溝lに爪部eの先端を凸状結合部cの側面(溝l)に当接しないように形成し、更に、爪部eと爪部fの先端に丸みを持たせると共に溝m及び溝lにも丸みを持たせて、そして、凹状結合部bの内面に凸状結合部hの先端が当接しないように凹ませて溝nを形成して、結合時や脱着時の爪部e、eへのストレスによる劣化を軽減させ、全体として再三の着脱を可能とし長期使用を可能にするものある。
図2、図3、図6、図7で示されているように結合時に接触する箸半体bの凹状結合部gの爪部e、eと箸半体cの凸状結合部h及び爪部f、fに丸みを持たせ、各爪部e、e及び爪部f、fのヘタリ(面が痩せていく)を防ぐものである。
図3(イ)、図6に示されているように、箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凹状結合部hを結合させた場合、凹状結合部bの溝m、溝n及び凸状結合部cの溝lの位置に隙間が形成されることになり、凹状結合部bに凸状結合部hの挿入時の弾力性を持たせて外れやすくすると共にストレスによる劣化を軽減させ割れを防ぐものとする。
また、図6に示されているように、箸半体bの凹状結合部gと箸半体cの凸状結合部hを結合させた場合、凹状結合部bの爪部eの凸状結合部c側の側面と対抗する凸状結合部cの側面間には隙間iが形成され、凸状結合部hを凹状結合部bに挿入時の弾力性を持たせストレスによる劣化を軽減させると共に、凸状結合部hの挿入時には箸半体bの側面j、kにて箸半体cの凸状結合部hの爪部fを挟みこませ前記結合時の結合力を高めるものとする。
以上に、本発明にあっては作用効果が次のように得られる。
(1)一般的な割箸として同様に分離して使用でき、一般的に使用している割箸と同様に、割った時の感触が殆ど変わらない。
(2)分離した箸半体同士を上下方向に移動させて凹状結合部と凸状結合部を係合させて一体とすることができる。
(3)箸半体bと箸半体cを向かい合わせ押付けて凹状結合部と凸状結合部とを係合、また分離させることができる。
(4)食事などで使用後には廃棄する場合が多いが、着脱可能型箸aは洗い乾燥した後に結合(一体にする)させ、再使用が可能であり、廃棄することなく無駄もなく環境に優しい。
本発明の実施例として、具体的な寸法を明示する。
o:箸半体bの横側面から爪部e先端までの距離 1.38mm
p:箸半体bの横側面から溝mまでの距離 1.07mm
q:箸半体bの溝mの丸み R0.1mm
r:箸半体bの結合凹部gの凹溝の丸み R4.25mm
s:箸半体bの爪部e側面から溝m中心部までの距離 0.97mm
t:箸半体bの爪部e側面から結合凹部gの溝nの最深部までの距離
2.00mm
u:箸半体cの爪部fの丸み R0.4mm
v:箸半体cの溝lの丸み R0.3mm
w:箸半体cの爪部f先端からまで溝lまでの距離 0.40mm
x:箸半体cの横側面から溝lまでの距離 1.66mm
y:箸半体cの凸状結合部h先端から溝l中心部までの距離
1.30mm
z:箸半体cの凸状結合部h先端から内側面iまでの距離 1.60mm
なお、本実施例では、具体的な寸法を記載したが、本発明はかかる実施例の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
a 着脱可能型箸
b 箸半体(凹面側)
c 箸半体(凸面側)
d 横溝部
e 爪部
f 爪部
g 凹状結合部
h 凸状結合部
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分離させて、前記一双の箸本体が使用可能状態となる着脱可能型箸であって、前記一双の箸本体は、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となり、前記一双の箸本体が、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部との少なくとも一方の下端部に横溝を形成してなることを特徴とする。

Claims (6)

  1. 一双の箸半体を備え、一方の箸半体の上部側面に凹状結合部を設けるとともに、他方の箸半体の上部側面に凸状結合部を設け、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを結合させて、前記一双の箸本体が結合状態となり、前記凹状結合部と前記凸状結合部とを分解させて、前記一双の箸本体とが使用可能状態となることを特徴とする着脱可能型箸。
  2. 前記一双の箸本体は、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させる又は、近接する方向に移動させることによって前記結合状態となり、また相互に離れるように箸半体の長さ方向に移動させる又は離隔する方向に移動させることによって分離して前記使用可能状態となることを特徴とする請求項1に記載の着脱可能型箸。
  3. 前記一双の箸本体は、相互に重なるように箸半体の長さ方向に移動させて前記結合状態となり、この結合状態で箸半体の下部を離隔する方向に移動させることによって分離して結合状態が解除されて前記使用可能状態となることを特徴とする請求項1または2に記載の着脱可能型箸。
  4. 前記凸状結合部には結合爪が設けられ、前記凹状結合部には結合凹部が設けられ、前記結合爪が前記結合凹部に結合することによって、前記一双の箸半体が前記結合状態となることを特徴とする請求項1乃至3に記載の着脱可能型箸。
  5. 前記凹状結合部の下端部に前記凸状結合部の下端部が当接するストッパー部を形成してなることを特徴とする請求項1乃至4に記載の着脱可能型箸。
  6. 前記凹状結合部と前記凸状結合部との少なくとも一方の下端部に横溝を形成してなることを特徴とする請求項1乃至5に記載の着脱可能型箸。
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