JP2014089642A - 業務用オンライン対話型システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システム利用者に対して表示するメッセージの精度を向上させることのできる務用対話型オンラインシステムを提供すること。
【解決手段】入力12a及び表示手段12bを備えたクライアント端末12と、該クライアント端末12の入力12aに入力される入力情報に応じて、メッセージを表示手段12bに表示させる制御を行う表示制御手段16、上記入力情報に対応したメッセージを記録しているメッセージ記録手段18、メッセージ記録手段18に記録された各メッセージの表示手段12bへの表示回数を含むメッセージ表示情報を記録したメッセージ表示情報記録手段20、及びメッセージ表示情報記録手段20に記録されたメッセージ表示情報に基づきメッセージ記録手段18に記録されているメッセージの編集を行うメッセージ編集手段23を備えたメッセージ管理サーバ14と、を有することを特徴とするオンライン対話型システム10を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務用オンライン対話型システムに関し、特に電力会社等の業務において所定のメッセージをクライアント端末に表示する業務用オンライン対話型システムに関する。
業務において使用される業務用オンライン対話型システムにおいては、管理サーバの業務画面管理プログラムが、クライアント端末からの入力に基づき、クライアント端末のディスプレイ等に業務において必要な画面を表示する制御を行うように構成されている。このようなシステムでは、ある業務画面においてクライアント端末に対して誤った入力操作が行われた場合などにおいて、クライアント端末の表示手段にエラーメッセージ等のメッセージを表示する処理を行う。
従来、このようなメッセージのデータは、管理サーバにおける業務画面管理プログラム内に組み込まれており、従って、例えば業務内容の変更を理由にメッセージ内容を変更する必要が生じた場合、上記メッセージを業務画面管理プログラムごと修正する必要があり、作業の煩雑化を招いていた。
このような問題を解決した業務用オンライン対話型システムの一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に係るシステムでは、図示のように、端末装置(1)と、端末装置(1)において表示するエラーメッセージ等の通知メッセージを記憶したメッセージ管理DB(3)と、このメッセージ管理DB(3)に記録されたメッセージの端末装置(1)への通知制御を行うオンライン利用者通知メッセージ管理手段(2)と、を有しており、メッセージ管理手段(2)は、メッセージファイル(4)、メッセージテーブル(5)、及びメッセージ一覧リスト(6)を用いて、端末装置(1)の表示部に適宜、必要なメッセージを表示する構成を有する。
具体的には、端末装置(1)が出力指示を与えることで、オンライン利用者通知メッセージ管理手段(2)が、メッセージ管理データベース(3)内の情報をメッセージファイル(4)内に格納すると共に、メッセージテーブル(5)、又はメッセージ一覧リスト(6)の何れかの形式で表示部に表示する。これにより、メッセージは、業務画面管理プログラムとは別に、専用のデータベース及びプログラムにより一元的に管理されることとなるので、上述の画面管理プログラムの修正にかかる作業の煩雑化を防止することができる。
実開平05−64942号公報
しかし、上記特許文献1に記載のシステムにおいては、メッセージ管理DBへのメッセージの登録について、具体的な手段が開示されていない。従って、例えば、利用者が誤った操作をした場合等に、適切なエラーメッセージを表示させることなど、メッセージの表示精度の確保において改善すべき問題があった。特に、特許文献1のシステムのように、メッセージ管理を業務画面管理プログラムとは別に行うことによって、業務画面ごとに関連付けて適切にメッセージの表示がなされるようにメッセージデータを管理することは、より重要な問題となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、システム利用者に対して表示するメッセージの精度を向上させることのできる業務用オンライン対話型システムを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の業務用オンライン対話型システムは、入力手段及び表示手段を備えたクライアント端末と、該クライアント端末の上記入力手段に入力される入力情報に応じてメッセージを上記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段、上記入力情報に対応したメッセージを記録したメッセージ記録手段、上記メッセージ記録手段に記録された各メッセージの上記表示手段への表示回数を含むメッセージ表示情報を記録したメッセージ表示情報記録手段、及び上記メッセージ表示情報記録手段の記録されたメッセージ表示情報に基づき上記メッセージ記録手段に記録されているメッセージの編集を行うメッセージ編集手段を備えたメッセージ管理サーバと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、メッセージ管理サーバのメッセージ編集手段は、メッセージ記録手段に記録されている各メッセージについて、それぞれのメッセージがクライアント端末の表示手段に表示された表示回数を含むメッセージ表示情報に基づいて、上記メッセージ記録手段に記録されているメッセージの編集を行う。従って、例えば、クライアント端末の表示手段への表示回数が著しく少ない、或いは著しく多いような場合には、当該メッセージの表示についての妥当性を検討し、妥当でない場合には当該メッセージを削除・変更することができる。従って、クライアント端末の表示手段に表示される可能性のあるメッセージの妥当性を精査して、表示すべきメッセージの精度をより向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のオンライン対話型システムにおいて、上記メッセージ記録手段は、各メッセージをメッセージIDごとに記録する。
これによれば、メッセージ記録手段に記録されたメッセージを明確に識別して、より統一的に管理することが可能となる。従って、例えば、クライアント端末の入力手段にある入力が行われた際に表示するメッセージを、業務画面管理プログラムのプログラム内容とは無関係に一元的に管理することができるので、業務内容の変更にかかる業務画面管理プログラムの修正に対しても容易に対応することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のオンライン対話型システムにおいて、上記メッセージ編集手段は、上記メッセージ表示手段への表示回数が相対的に少ないメッセージを上記メッセージ記録手段から削除する。
これによれば、クライアント端末の表示手段において行われた表示回数の少ないメッセージ、すなわち、業務における使用頻度の低いメッセージをチェックして、例えば、長い間使用されていないメッセージをシステムから削除することができ、業務画面において表示すべきメッセージ精度の向上をより助長することができるとともに、無駄なメッセージデータを削除してシステム容量や負荷を極力減少させることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3の何れか1項に記載のオンライン対話型システムにおいて、上記メッセージは、上記クライアント端末に対する操作に対してエラーメッセージである。このように、メッセージとして特に、業務従事者のクライアント端末に対する誤操作に基づいて表示されるエラーメッセージを設定し、これがメッセージ編集手段により編集可能とされていることによって、業務においてミスを防止する上で重点的に改善が必要とされると考えられるエラーメッセージの精度向上を図り、延いては業務におけるヒューマンエラーの防止に寄与することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のオンライン対話型システムにおいて、上記管理サーバは、上記クライアント端末への上記入力の操作を行ったクライアント端末操作者の個人データに対応させて、上記クライアント端末に表示したエラーメッセージの種類及び回数を記録する既表示メッセージ情報記録手段を有する。
これによれば、クライアント端末の表示手段に表示したエラーメッセージの種類及び回数が、クライアント端末操作者、すなわち、業務従事者の個人データと対応させて既表示メッセージ情報記録手段により記録されることとなる。従って、各業務従事者がクライアント端末を操作した際に表示されたエラーメッセージの種類及び回数を参照することができるので、例えば各業務従事者の業務従事年数等のデータごとに、表示回数の多いエラーメッセージを把握して、このエラーメッセージに対応する業務についての研修を行うなどして、業務従事者への効率的な教育に資することとなる。
本発明によれば、メッセージ管理サーバのメッセージ編集手段は、メッセージ記録手段に記録されている各メッセージについて、それぞれのメッセージがクライアント端末の表示手段に表示された表示回数を含むメッセージ表示情報に基づいて、上記メッセージ記録手段に記録されているメッセージの編集を行う。従って、例えば、クライアント端末の表示手段への表示回数が著しく少ない、或いは著しく多いような場合には、当該メッセージの表示についての妥当性を検討し、妥当でない場合には当該メッセージを削除・変更することができる。従って、クライアント端末の表示手段に表示される可能性のあるメッセージの妥当性を精査して、表示すべきメッセージの精度をより向上させることができる。
第1の実施の形態にかかる業務用オンライン対話型システムの構成を説明する図である。 メッセージ表示の態様の一例を説明する図である メッセージ表示情報記録手段におけるメッセージ表示情報の一例を示す。 第2の実施の形態にかかる業務用オンライン対話型システムの構成を説明する図である。 各業務従事者の個人データの一例を示した図である。 各メッセージIDごとのメッセージ最終表示日時及びメッセージ表示回数の一例を示す図である。 各業務従事者の業務年数ごとに分類した、各メッセージの表示回数の一例を示した図である。
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる業務用オンライン対話型システムの構成の概略を示すブロック図である。
図示のように、本実施の形態に係る業務用オンライン対話型システム10は、キーボード(入力手段)12a及びディスプレイ(表示手段)12bを備えたクライアント端末12と、該クライアント端末12の上記キーボード12aに対する入力情報に応じてディスプレイ12bにエラーメッセージを表示させる処理を行うメッセージ管理サーバ14と、を有する。
クライアント端末12は、上記キーボード12a及びディスプレイ12bの他に、CPU等の演算手段及び制御手段、メモリやハードディスク等の記憶手段を有したパーソナルコンピュータで構成されている。このクライアント端末12は、上記各手段によりネットワーク100を介してメッセージ管理サーバ14との間で通信が可能に構成されている。
なお、図においてクライアント端末12が、ネットワーク100に複数台設置された状態を示しているが、クライアント端末12の数は一台のみであっても良い。
また、ネットワーク100は、所定のネットワークプロトコルに従うLANやWANで構成されているが、本実施の形態に係るシステムが業務用であることを考慮すれば、外部ネットワークからファイヤウォール等の一定のセキュリティ機構を介して構築されたプライベートネットワークや、VPN等の暗号技術により保護された仮想プライベートネットワークであることが好ましい。
メッセージ管理サーバ14は、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示するメッセージについて制御を行う表示制御部16と、表示制御部16によりクライアント端末12に表示する複数のメッセージのデータを記録したメッセージデータ記録部18と、メッセージデータ記録部18に記録された複数のメッセージデータに係るメッセージ表示情報を記録したメッセージ表示情報記録部20と、メッセージ表示情報記録部20に記録されたメッセージ表示情報に基づき、メッセージ表示を行うために表示制御部16が参照するメッセージテーブル22と、上記メッセージ表示情報記録手段の記録されたメッセージ表示情報に基づき上記メッセージ記録手段に記録されたメッセージの編集を行うメッセージ編集部23と、を有している。なお、これら各構成要素は、公知の制御手段、演算手段、記憶手段、及び入出力手段により構成される。
本実施の形態では、図示のように、メッセージ表示情報記録部20において、メッセージID、及びメッセージ表示情報が記録されている。ここで、メッセージIDは、例えば、「入力操作誤り」や「入力データ不正」などの各内容のメッセージごとに付与されている識別子であり、本実施の形態では「01」、「02」等の識別番号で表される。また、メッセージ表示情報とは、各メッセージの表示回数、種類、及び/又はどのような業務において使用されているか等の情報を含むものであり、そのメッセージの内容自体も含むことが好ましい。
そして、上記構成を有する本実施の形態にかかるオンライン対話型システム10では、クライアント端末12のディスプレイ12bにある業務画面が表示されている状態で、クライアント端末12の操作者(すなわち、業務従事者)が入力間違い等を行うと、メッセージ管理サーバ14が当該入力情報を受信し、表示制御部16がこの入力情報に基づいて、メッセージテーブル22を参照してメッセージ表示情報記録部20から適切なメッセージを選択して、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示する。
一方、このように、選択されたメッセージがクライアント端末12のディスプレイ12bに表示されると、メッセージ表示情報記録部に記録されていた当該メッセージに係るメッセージID及びメッセージ表示情報が更新される。
以下では、上記メッセージに対する処理についてより具体的な説明を行う。
図2には、本実施の形態にかかるメッセージ表示の態様を説明する図である。図示のように、本実施の形態にかかる業務用オンライン対話型システム10では、メッセージデータ記録部18において、表示画面にかかるエラーメッセージが記録されている。そして、メッセージデータ記録部18における任意のメッセージ対して、1対1でメッセージIDが付与されている。特に、本実施の形態においては、図示のように、「入力操作誤り」に対してメッセージID01、「入力データ不正」に対してメッセージID02、「システム障害通知」に対してメッセージID03、「プログラム障害通知」に対してメッセージID04、「処理状態通知」に対してID05、及び「入力促進通知」に対してID06が設定されている。
なお、本実施の形態では、図面及び説明の簡略化のため、6種類のメッセージのみを図示しているが、メッセージの種類や内容はこれらに限られるものではなく、当業者が想起し得る態様で任意に変更が可能である。
このように、本実施の形態では、各メッセージがメッセージ記録部18にメッセージIDごとに記録されていることから、メッセージ記録部18の各メッセージを明確に識別して、統一的に管理することが可能となる。従って、例えば、クライアント端末12のキーボード12aに所定の入力が行われた際に表示するメッセージを、業務の管理プログラム(業務に係る画面の表示プログラム)のプログラム内容とは関係なく管理することができるので、業務内容の変更にかかる業務管理プログラムの修正に対しても容易に対応することができる。
図3には、メッセージ表示情報記録手段におけるメッセージ表示情報の一例を示している。本実施の形態では、このようにメッセージIDごとのメッセージ表示回数が記録されているので、これを参照することで、業務においてどのメッセージが頻繁に表示されているかが一見して明確になる。図の例で言えば、メッセージID01のメッセージが最も頻繁に表示されていることが理解され、続いてメッセージID02のメッセージが頻繁に表示されていることから、これらは業務において重要なメッセージであることが認識される。
一方で、メッセージID100、ID101、及びID102のメッセージは、表示頻度が少なく、数年にわたって表示されていないか、或いは全く表示されていない。従って、当該メッセージIDにかかるメッセージは業務において必要性が低いものであると判断される。この場合、メッセージ編集部23は、メッセージ表示手段12aへの表示回数が少ないメッセージをメッセージ記録部18から削除する。
ここで、メッセージの業務における使用頻度が少なく削除すべきであるとの判断基準については、例えば、当該メッセージに係る業務の性質を考慮して、所定の使用回数閾値を設定し、そして、一定の期間の間において当該メッセージの表示回数がこの使用回数閾値を下回った場合に、メッセージ編集部23がそのメッセージを不要と判断しこれを削除するようにしても良い。更に、単純なメッセージの表示回数だけでなく、メッセージの最終表示日時を考慮することもできる。例えば、メッセージの最終表示日時が、現在の日時に対して所定日数前である場合に、メッセージ編集部23が当該最終表示日時に係るメッセージを不要と判断しこれを削除するようにしても良い。
また、図3においては、メッセージID01〜07のそれぞれのメッセージに対し、当該メッセージが表示され得る対応の業務画面名の一例も示している。すなわち、これは、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示される業務画面に対し、業務従事者がクライアント端末12のキーボード12aに行う入力に応じて表示し得るメッセージと、当該業務画面に係る業務の種類との対応を示したものである。
なお、当図において、一種類のメッセージに対して一種類の業務画面が対応付けられているが、一つのメッセージに対して複数の業務画面、或いは一種類のメッセージに対して複数種類の業務画面が対応付けられていても良い。例えば、クライアント端末12のキーボード12aに対する入力操作の誤りを通知するメッセージ「入力操作誤り」などは、任意の業務にかかる業務画面において生じるものであるので、このメッセージに対しては全ての業務画面を対応付けるようにしても良い。
以上のように、メッセージIDごとのメッセージ表示回数を記録することによって、業務においてどのようなメッセージ表示を使用することが多いか、或いは逆に少ないかなどの情報を把握することができ、例えば、長い間使用されていないメッセージをチェックして、メッセージ編集部23によりメッセージ表示情報記録部20から削除することができる。従って、クライアント端末の表示手段に表示される可能性のあるメッセージの妥当性を精査して、業務において表示すべきメッセージ精度の向上をより助長することができるとともに、システム容量や負荷を極力減少させることができる。
更に、本実施の形態では、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示するメッセージとして特に、業務従事者のクライアント端末に対する誤操作に基づいて表示されるエラーメッセージが適用されており、これがメッセージ編集部23により編集可能とされている。このように、メッセージとして特に、業務従事者のクライアント端末12のキーボード12aに対する誤操作に基づいて表示されるエラーメッセージを設定し、これがメッセージ編集手段により編集可能とされていることによって、業務においてミスを防止する上で重点的に改善が必要とされると考えられるエラーメッセージの精度向上を図り、延いては業務におけるヒューマンエラーの防止に寄与することができる。
(第2の実施の形態)
以下第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態にかかる構成要素と同様の要素には同一の符号をし、その説明を省略する。
図4は、本実施の形態にかかるシステムの構成を説明するブロック図である。同図を参照すれば理解されるように、本実施の形態において、特徴的な構成は、メッセージ管理サーバ14が、各クライアント端末12を操作する業務従事者に関する個人データを記録した個人データ記録部24と、クライアント端末12への入力の操作を行った業務従事者の個人データに対応させて、クライアント端末12に既に表示したエラーメッセージの種類及び回数を統計的に記録する既表示メッセージ情報記録部25と、を有する点である。
そして、本実施の形態では、各クライアント端末12は、該クライアント端末12を操作する業務従事者により予め定められた業務従事者ID、勤務年数、及び所属部署等の該業務従事者の個人データが入力され、この情報が管理サーバ14に送信され、該入力された個人データと個人データ記録部24に記録された個人データとが照合・一致されたことをトリガとして、本システムが稼働するように構成されている。これにより、クライアント端末12を操作する業務従事者の特定が可能となる。このような業務従事者の特定ためのシステム構成の詳細は、当業者により容易に想到しうるものであるので、その説明を省略する。
そして、本実施の形態においては、既表示メッセージ情報記録部25により、クライアント端末12を操作する各業務従事者の個人データに対応させて、該クライアント端末12に表示されたメッセージを記録する。
より具体的に説明すると、例えば、業務従事者IDとしてID0000001が付された業務従事者がクライアント端末12を操作する場合、当該業務従事者は先ず、クライアント端末12に自らの業務従事者ID0000001を入力することで、このID情報が管理サーバ14に送信されて個人データ記録部24に記録されている個人データと照合され、一致した場合にシステム10が稼働する。これにより、現在、クライアント端末12を操作している者の特定が可能である。そして、この業務従事者がクライアント端末12において入力ミスをする等の所定の誤操作を行うと、表示制御部16がメッセージテーブル22を参照してメッセージデータ記録部18から操作に対応するメッセージを抽出して、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示する処理を行う。
本実施の形態では、この時、既表示メッセージ情報記録部25により、クライアント端末12を操作する各業務従事者の個人データ(業務従事者ID等)に対応させて、該クライアント端末12のディスプレイ12bに表示されたメッセージのメッセージID及び内容を記録する。
図5には、各業務従事者の個人データの一例を示しており、図6には、各メッセージIDごとのメッセージ最終表示日時及びメッセージ表示回数の一例を示しており、図7には各業務従事者の勤務年数ごとに分類した、各メッセージの表示回数の一例を示している。
図5を参照すれば理解されるように、業務従事者IDごとに個人データ記録部24に各従業員情報が記録されている。本実施の形態では、この個人データには、上述のように勤務年数、部署等のデータが含まれているかは、他の種類の情報、例えば資格等を含んでいても良い。
また、図6を参照すれば理解されるように、各業務従事者ごとにクライアント端末12のディスプレイ12bに表示されたメッセージに係るメッセージID、メッセージ最終表示日時、及びメッセージ表示回数が明確になる。
このように、クライアント端末12への操作においてディスプレイ12bに表示されたエラーメッセージのメッセージID及び内容等が業務従事者の個人データに対応させて、既表示メッセージ情報記録部25に記録されることによって、各業務従事者がクライアント端末12を操作した際に表示されたエラーメッセージの種類及び回数を参照することができるので、例えば各業務従事者の業務従事年数等のデータごとに、表示回数の多いエラーメッセージを把握して、このエラーメッセージに対応する業務についての研修を行うなどして、業務従事者への効率的な教育に資することとなる。
特に、上記個人データには、業務従事者の業務キャリアごとにメッセージ回数の過多を把握することができるように、業務従事年数等が情報として含まれることが好ましい。
更に、上記図5及び図6の情報を編集することにより、図7に示した情報、すなわち、各業務従事者を業務従事年数(3〜5年等)に分けて、該業務従事者がクライアント端末12を操作した際に表示されたメッセージの種類及び回数を既表示メッセージ情報記録部25に記録しておくことにより、これらの情報を一元的に把握することができる。なお、図ではメッセージIDのみを示しているが、併せてメッセージの具体的な内容を表示するようにしても良い。
これにより、勤務年数(業務従事年数)、すなわち各業務従事者の業務キャリアごとに各メッセージの表示頻度の高低を把握することができる。従って、例えば、業務キャリアの長い業務従事者と、業務キャリアの浅い業務従事者との間で、エラーメッセージ表示回数を比較し、業務においてどのような点に改善が必要かを明確に把握することができ、今後の業務の効率化に役立てることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、クライアント端末12のディスプレイ12bに表示するメッセージとして、エラーメッセージのみを例として説明しているが、これに限られず、警告やお知らせ等の当業者が想起し得る任意の種類のメッセージを適用することが可能である。また、上記メッセージ編集部23によるメッセージデータ記録部18に対するメッセージの編集は、メッセージを削除することに限られず、例えば、メッセージ内容の修正であっても良い。
10 オンライン対話型システム
12 クライアント端末
12a キーボード(入力手段)
12b ディスプレイ(表示手段)
14 メッセージ管理サーバ
16 表示制御部(表示制御手段)
18 メッセージデータ記録部(メッセージ記録手段)
20 メッセージ表示情報記録部(メッセージ表示情報記録手段)
22 メッセージテーブル
23 メッセージ編集部(メッセージ編集手段)
24 個人データ記録部(個人データ記録手段)
25 既表示メッセージ情報記録部(既表示メッセージ情報記録手段)

Claims (5)

  1. 入力手段及び表示手段を備えたクライアント端末と、
    該クライアント端末の上記入力手段に入力される入力情報に応じてメッセージを上記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段、上記入力情報に対応したメッセージを記録したメッセージ記録手段、上記メッセージ記録手段に記録された各メッセージの上記表示手段への表示回数を含むメッセージ表示情報を記録したメッセージ表示情報記録手段、及び上記メッセージ表示情報記録手段の記録されたメッセージ表示情報に基づき上記メッセージ記録手段に記録されているメッセージの編集を行うメッセージ編集手段を備えたメッセージ管理サーバと、
    を有することを特徴とする業務用オンライン対話型システム。
  2. 上記メッセージ記録手段は、各メッセージをメッセージIDごとに記録する請求項1に記載の業務用オンライン対話型システム。
  3. 上記メッセージ編集手段は、上記メッセージ表示手段への表示回数が相対的に少ないメッセージを上記メッセージ記録手段から削除する請求項1又は2に記載の業務用オンライン対話型システム。
  4. 上記メッセージは、上記クライアント端末に対する操作に対してエラーメッセージである請求項1〜3の何れか1項に記載の業務用オンライン対話型システム。
  5. 上記管理サーバは、
    上記クライアント端末への上記入力の操作を行ったクライアント端末操作者の個人データに対応させて、上記クライアント端末に表示したエラーメッセージの種類及び回数を記録する既表示メッセージ情報記録手段を有する請求項4に記載の業務用オンライン対話型システム。
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