JP2014089628A - 情報処理装置、関係情報生成方法、および関係情報生成プログラム - Google Patents

情報処理装置、関係情報生成方法、および関係情報生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファンを拡大可能な関係情報を生成する。
【解決手段】情報処理装置1は、公営競技場で用いられ投票者が着順予想の投票をおこなう際の参考となる情報を生成する。情報処理装置1は、所定のレースの投票券の売上に関する売上情報5を取得する。また、情報処理装置1は、所定のレース中の投票対象の展開予想であり、投票者が着順予想の投票の参考とする展開予想情報6を取得する。そして、情報処理装置1は、投票券の投票対象と、取得した展開予想情報6とを関係付けた関係情報7を生成する。
【選択図】図1

Description

情報処理装置、関係情報生成方法、および関係情報生成プログラムに関する。
従来、競艇、競輪、競馬、オートレース等の公営競技場は、投票券の売上や払戻しを管理する投票システムを備える。公営競技場の運営は、投票券の売上に依存するため、顧客である競技ファンに対するサービス向上に努めている。
たとえば、競技ファンは、競技の着順を予想して投票券を購入することから、公営競技場は、その予想の参考となる情報(過去の成績や直近の調子等)を情報開示システム等により提供することで、投票券の購入動機の向上を図っている。
また、サードパーティにより、競技の展開予想などを含めた情報開示がおこなわれている。
特開平10−334154号公報
しかしながら、競輪は、他の公営競技(たとえば、競艇、競馬、オートレース等)と異なり、個人の要素(過去の成績や直近の調子)だけではなく、選手同士がレース中に組む「ライン」と呼ばれる集団の要素も着順に影響を与える。「ライン」とは、2人〜5人程度で組む隊列であり、競輪は、ライン毎の駆け引きによって様々なレース展開が形成される。
このように、競輪は、「ライン」がレース展開を複雑にすることから、展開を含めて予想が的中したときに大きな興趣が得られるものとして熱烈な競技ファンに支持されている。一方、展開予想を含めた着順予想の難しさは、初心者が競輪を敬遠する理由の1つとなり、競輪にとって競技ファンの拡大が進まないという問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、競技(競輪)ファンを拡大可能な情報を生成する情報処理装置、関係情報生成方法、および関係情報生成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の公営競技場の情報処理装置は、第一情報取得部と第二情報取得部と関係情報生成部とを備える。
第一情報取得部は、所定のレースの投票券の売上に関する売上情報を取得する。第二情報取得部は、レース中の投票対象の展開予想である展開予想情報を取得する。関係情報生成部は、投票券の投票対象と、展開予想情報とを関係付けた関係情報を生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明は、以下に示すような処理をコンピュータがおこなう関係情報生成方法、および関係情報生成プログラムを提供することを目的とする。コンピュータは、所定のレースの投票券の売上に関する売上情報を取得し、レース中の投票対象の展開予想である展開予想情報を取得し、投票券の投票対象と、展開予想情報とを関係付けた関係情報を生成する。
情報処理装置、関係情報生成方法、および関係情報生成プログラムによればファンを拡大できる。
第一の実施形態における情報処理装置の概略図である。 第二の実施形態における競輪のトータリゼータシステムを示す図である。 第二の実施形態における開示情報生成装置の機能構成を示す図である。 第二の実施形態における開示情報生成装置のハードウェア構成を示す図である。 第二の実施形態における表示情報生成処理のフローチャートである。 第二の実施形態における選手データの一例を示す図である。 第二の実施形態におけるライン抽出処理のフローチャートである。 第二の実施形態におけるラインの組合せの一例を示す図である。 第二の実施形態におけるラインの成立可能性の評価の一例を示す図である。 第二の実施形態におけるラインの成立可能性の評価の一例を示す図である。 第二の実施形態におけるラインの成立可能性の評価の一例を示す図である。 第二の実施形態におけるラインの組合せの成立可能性の評価の一例を示す図である。 第二の実施形態における選手配置決定処理のフローチャートである。 第二の実施形態におけるライン評価処理のフローチャートである。 第二の実施形態における画像生成処理のフローチャートである。 第二の実施形態における画像の一例を示す図である。 第二の実施形態における画像の変形例を示す図である。
以下、実施形態を図面を参照して説明をおこなう。
[第一の実施形態]
まず、第一の実施形態の情報処理装置について、図1を用いて説明する。図1は、第一の実施形態における情報処理装置の概略図である。
情報処理装置1は、公営競技場で用いられ、売上情報5と展開予想情報6とを関係付けた関係情報7を生成する装置である。売上情報5は、所定のレースの投票券の売上に関する情報である。売上情報5には、たとえば、投票券の売上順位(投票券の人気順位)、投票券の売上高、投票券の売上高にもとづいて算出された投票オッズなどがある。
展開予想情報6は、レース結果に影響を及ぼすレース中の展開、すなわち他者(他の選手や、馬など)との関係に関する予想情報であり、投票者(利用者)が着順予想の投票の参考とする情報である。展開予想情報6には、たとえば、競輪のライン予想、競馬のペース予想、競艇の進入予想などがある。情報処理装置1は、第一情報取得部2と、第二情報取得部3と、関係情報生成部4とを備える。
第一情報取得部2は、所定のレースの投票券の売上に関する売上情報5を取得する。第一情報取得部2は、たとえば、賭式毎(投票方法毎)の売上情報5を取得する。賭式(投票)方法には、単勝式、複勝式、2連勝単式、2連勝複式、3連勝単式、3連勝複式などがある。第二情報取得部3は、所定のレース中の投票対象の展開予想である展開予想情報6を取得する。関係情報生成部4は、投票券の投票対象と、第二情報取得部3が取得した展開予想情報6とを関係付けた関係情報7を生成する。
ここで、競輪を例示して説明する。第一情報取得部2は、2連勝複式の投票券の売上順位の情報である売上情報5aを取得する。売上情報5aは、売上(人気)順位1位の投票券の投票対象が「4番、5番」の選手であり、売上(人気)順位2位の投票券の投票対象が「4番、6番」の選手であることを示している。
そして、第二情報取得部3は、展開予想情報6としてラインの組合せ6aを取得する。ラインとは、2人〜4人の選手が一列に並んで連携して戦う競輪の戦法の1つであり、競輪のレース展開を大きく左右する要素である。競輪では、ラインはレース展開を大きく左右する情報であるため、レース中に組まれるラインの組合せ6aに関する情報を参考に着順予想の投票がおこなわれている。レース中に組まれるラインの組合せ6aに関する情報とは、ラインの組合せ、ライン内の選手の並び順、ラインの強さなどを含む情報である。ラインの組合せ6aは、「1番、2番、5番」の選手で構成されたライン6bと、「3番、4番、7番」の選手で構成されたライン6cと、「6番、8番、9番」の選手で構成されたライン6dの3つのラインがレース中にできることを示している。
関係情報生成部4は、売上情報5aの投票券の投票対象と、ラインの組合せ6aとを関係付けた関係情報7aを生成する。関係情報7aは、ラインの組合せ6aと売上順位が1位の投票を関係付けた情報であり、ラインの組合せ6aにおいて売上順位が1位の投票の投票対象である「4」番の選手および「5」番の選手を識別可能にした情報である。このような関係情報7aを投票者に提供すれば、投票者は、ラインの組合せ6aと、投票の投票対象との関係を把握でき、ラインの組合せ6aがどのように着順予想に用いられているかがわかる。
以上が第一の実施形態における情報処理装置1である。このような情報処理装置1によれば、投票券の投票対象と、展開予想情報6とを関係付けた関係情報7を生成する。
また、関係情報7を投票者に提供することで、投票者は、人気のある(売上順位が高い)投票と展開予想情報6との関係を把握でき、初心者であっても展開予想情報6がどのように着順予想に用いられているかがわかる。
したがって、情報処理装置1が関係情報7を生成し、投票者に生成した関係情報7を提供することで、公営競技の着順予想に対する理解が深まり、初心者が公営競技の投票に参加しやすくなり、新規ファンの拡大につながる。すなわち、情報処理装置1によれば、新規ファンを拡大できる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について図2を用いて説明をおこなう。図2は、第二の実施形態における競輪のトータリゼータシステムを示す図である。
トータリゼータシステム11は、公営競技の運営を統括的に管理するシステムである。具体的にはトータリゼータシステム11は、選手データ、オッズの算出、投票券の票数(売上)の集計、配当金の計算などの公営競技に関する情報を管理し、投票者(利用者)に公営競技に関する情報を開示(提供)する。
トータリゼータシステム11は、公営競技に関する情報として投票者に着順予想の投票の参考となる情報を提供する。着順予想の投票の参考となる情報は、たとえば、出走する選手の選手データや投票オッズやラインの組合せなどである。選手データは、たとえば、選手の所属、脚質、戦績である。選手データについては、図6を用いて後で詳細に説明する。
トータリゼータシステム11は、管理装置13と、管理装置13とネットワーク16を介して接続する開示情報生成装置14と、開示情報生成装置14と接続する情報開示装置15とを備える。
管理装置13は、データセンタ等に備えられ、公営競技に関する情報の集計および公営競技に関する情報の管理をおこなう情報処理装置である。管理装置13は、図示しない投票券発券機等から投票券の売上を集計し、オッズや売上順位などの売上に関する売上情報を管理する。また、管理装置13は、選手の所属や過去戦績などの選手に関する情報を取得、または生成して管理する。
開示情報生成装置14は、投票者に開示する情報を生成する情報処理装置である。開示情報生成装置14は、管理装置13からレースに関する情報を受信し、受信した情報にもとづいて投票者に提供する画像(表示情報)を生成し、生成した画像(表示情報)を出力する。開示情報生成装置14は、管理装置13からレースに出場する選手データと売上情報を受信する。そして、開示情報生成装置14は、受信した選手データにもとづいてラインの組合せを生成する。そして、開示情報生成装置14は、投票券の投票対象とラインの組合せを関係付けた関係情報を生成し、関係情報を開示する画像(表示情報)を生成する。そして、開示情報生成装置14は、生成した関係情報を売上情報にもとづいて開示する画像を情報開示装置15へ出力する。関係情報については、図16、図17を用いて後で詳細に説明する。
情報開示装置15は、投票者に情報を開示する情報処理装置である。情報開示装置15は、公営競技場12内に備えられ、開示情報生成装置14と接続し、開示情報生成装置14が生成した画像を投票者に開示する。情報開示装置15には、たとえば、オッズを表示するオッズモニタや、座席に備え付けられたモニタや、公営競技場12のメインモニタなどがある。なお、開示情報生成装置14は、情報開示装置15が開示する情報を切り換え制御するようにしてもよい。
次に、開示情報生成装置14の機能構成について図3を用いて説明をおこなう。図3は、第二の実施形態における開示情報生成装置の機能構成を示す図である。
開示情報生成装置14は、データ受信部21と展開予想生成部22とライン評価部23と開示情報生成部24とデータ出力部25を含んで構成される。
データ受信部21は、管理装置13からレースに関する情報を受信する。データ受信部21は、たとえば、売上情報や、レースに出走する選手データや、外部から入力されたラインの組合せ予想に関する情報や、配当金に関する情報などを受信する。ラインの組合せ予想とは、レース中に組まれるラインの組合せの予想である。ラインの組合せ予想に関する情報とは、たとえば、ラインの組合せ予想、各ライン内の選手配置、各ラインの評価、各ラインを一意に識別可能な識別情報などである。外部から入力されたラインの組合せ予想とは、審判によって入力されたラインの組合せである。審判は、脚みせと呼ばれるレースに出場する選手がスタート前におこなう2周程度の自由走行にもとづいて、ラインの組合せ予想と、各ライン内の選手配置、各ラインを一意に識別可能な識別情報(ラインの名前)などを入力する。
展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想(展開予想)を生成する。展開予想生成部22は、データ受信部21が受信した選手データに基づいてラインの組合せ予想を生成する。展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想の生成において、想定している条件のもとで組合せ可能なラインの組合せを全て生成し、生成したラインの組合せを評価することで、レース中に組まれる可能性が高いラインの組合せを抽出する。想定している条件とは、たとえば、「レース中に3つのラインが組まれる」などがある。ラインの組合せ予想の生成については、図7を用いて後で詳細に説明する。
ライン評価部23は、ラインの強さを評価する。ライン評価部23は、ライン毎にラインを構成する選手の過去の戦績を評価し、選手の過去の戦績の評価にもとづいてラインの強さを評価する。ラインの強さの評価については、図14を用いて後で詳細に説明する。
開示情報生成部24は、開示情報を生成する。データ受信部21が受信した情報と、展開予想生成部22が生成した情報と、ライン評価部23が評価した情報とにもとづいて、投票者に提供するさまざまな開示情報を生成する。開示情報生成部24は、(展開予想生成部22が生成、またはデータ受信部21で受信した)ラインの組合せ予想と、投票券の投票対象とを関係付けた関係情報を生成し、関係情報を売上情報にもとづいて開示する画像(表示情報)を生成する。
データ出力部25は、開示情報生成部24が生成した開示情報を情報開示装置15に出力する。データ出力部25は、ラインの組合せ予想と、投票券の投票対象とを関係付けた関係情報を、売上情報にもとづいて開示する画像を情報開示装置15に出力する。
次に、開示情報生成装置14のハードウェア構成について図4を用いて説明をおこなう。図4は、第二の実施形態における開示情報生成装置のハードウェア構成を示す図である。
開示情報生成装置14は、プロセッサ31によって装置全体が制御されている。プロセッサ31には、バス39を介してRAM(Random Access Memory)32と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ31は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ31は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ31は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合せであってもよい。
RAM32は、開示情報生成装置14の主記憶装置として使用される。RAM32には、プロセッサ31に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM32には、プロセッサ31による処理に必要な各種データが格納される。
バス39に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)33、グラフィック処理装置34、入力インタフェース35、光学ドライブ装置36、機器接続インタフェース37およびネットワークインタフェース38がある。
HDD33は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読出しをおこなう。HDD33は、開示情報生成装置14の補助記憶装置として使用される。HDD33には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置34には、情報開示装置15が接続されている。グラフィック処理装置34は、プロセッサ31からの命令に従って、画像を情報開示装置15の画面に表示させる。情報開示装置15には、オッズを表示するオッズモニタや、座席に備え付けられたモニタや、公営競技場12のメインモニタなどがある。モニタとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入力インタフェース35には、キーボード42とマウス43が接続されている。入力インタフェース35は、キーボード42やマウス43から送られてくる信号をプロセッサ31に送信する。なお、マウス43は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
光学ドライブ装置36は、レーザ光などを利用して、光ディスク44に記録されたデータの読取りをおこなう。光ディスク44は、光の反射によって読取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク44には、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。
機器接続インタフェース37は、開示情報生成装置14に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。たとえば機器接続インタフェース37には、メモリ装置45やメモリリーダライタ46を接続できる。メモリ装置45は、機器接続インタフェース37との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ46は、メモリカード47へのデータの書き込み、またはメモリカード47からのデータの読出しをおこなう装置である。メモリカード47は、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース38は、ネットワーク16に接続されている。ネットワークインタフェース38は、ネットワーク16を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信をおこなう。
以上のようなハードウェア構成によって、第二の実施形態における処理機能を実現できる。なお、第一の実施形態に示した装置も、図3に示した開示情報生成装置14と同様のハードウェアにより実現できる。
開示情報生成装置14は、たとえばコンピュータが読取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第二の実施形態における処理機能を実現する。開示情報生成装置14に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。たとえば、開示情報生成装置14に実行させるプログラムをHDD33に格納しておくことができる。プロセッサ31は、HDD33内のプログラムの少なくとも一部をRAM32にロードし、プログラムを実行する。また開示情報生成装置14に実行させるプログラムを、光ディスク44、メモリ装置45、メモリカード47などの可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、たとえばプロセッサ31からの制御により、HDD33にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ31が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読出して実行することもできる。
次に、表示情報生成処理について図5を用いて説明をおこなう。図5は、第二の実施形態における表示情報生成処理のフローチャートである。
表示情報生成処理は、投票券を購入可能(購入時間開始)になった後、投票券を購入不可能(購入時間終了)になるまでおこなわれる処理である。
開示情報生成部24は、表示情報生成処理において、売上情報にもとづいて投票券の投票対象とラインの組合せ予想とを関係付けた関係情報を生成し、関係情報を開示する画像(表示情報)を生成する。
[ステップS11]データ受信部21は、レースに出場する選手の選手データを管理装置13から取得する。
[ステップS12]展開予想生成部22は、ライン抽出処理をおこなう。展開予想生成部22は、データ受信部21から選手データを取得する。そして、展開予想生成部22は、想定している条件のもとで組合せ可能なラインの組合せを全て生成する。そして、展開予想生成部22は、選手データにもとづいて、生成したラインの組合せの各ラインの成立可能性を評価し、各ラインの成立可能性の評価結果にもとづいてラインの組合せの成立可能性を評価し、評価の高いラインの組合せをラインの組合せ予想として抽出する。ライン抽出処理については、図7を用いて後で詳細に説明する。
[ステップS13]展開予想生成部22は、選手配置決定処理をおこなう。展開予想生成部22は、選手データとラインの組合せ予想にもとづいて各ライン内における選手の配置を決定する。選手配置決定処理については、図13を用いて後で詳細に説明する。
[ステップS14]ライン評価部23は、ラインの組合せ予想を構成するラインに対してライン評価処理をおこなう。ライン評価部23は、ライン評価処理において、選手データとラインの組合せ予想とにもとづいて各ラインを評価し、ラインの評価結果を比較することでラインの強さを評価する。ライン評価処理については、図14を用いて後で詳細に説明する。
[ステップS15]展開予想生成部22は、ライン評価部23の評価にもとづいてラインの組合せ予想におけるラインの配置(並び順)を決定する。展開予想生成部22は、たとえば、評価結果にもとづいてラインの配置を評価の高い(強い)順とする。
[ステップS16]開示情報生成部24は、画像生成処理をおこなう。開示情報生成部24は、投票券の投票対象と、ラインの組合せ予想に関する情報とを関係付けた関係情報を生成し、関係情報を売上情報にもとづいて開示する画像(表示情報)を生成する。画像生成処理については、図15を用いて後で詳細に説明する。
[ステップS17]開示情報生成部24は、投票券購入時間が終了しているか否かを判定する。開示情報生成部24は、投票券購入時間が終了していると判定した場合に表示情報生成処理を終了し、投票券購入時間が終了していないと判定した場合にステップS18にすすむ。
[ステップS18]開示情報生成部24は、画像を更新する時間であるか否かを判定する。開示情報生成部24は、画像を更新する時間でないと判定した場合にステップS17にすすみ、画像を更新する時間であると判定した場合にステップS19にすすむ。
なお、開示情報生成部24は、画像を所定時間毎に更新することに限らない。たとえば、開示情報生成部24は、データ受信部21が受信するレースのオッズ情報が変更された際に画像を更新するようにしてもよい。
[ステップS19]開示情報生成部24は、データ受信部21が、審判が入力したラインの組合せ予想を受信しているか否かを判定する。開示情報生成部24は、データ受信部21が、審判が入力したラインの組合せ予想を受信していると判定した場合にステップS20にすすむ。開示情報生成部24は、データ受信部21が、審判が入力したラインの組合せ予想を受信していないと判定した場合にステップS16にすすむ。そして、展開予想生成部22が生成したラインの組合せ予想を用いて開示情報生成部24が画像生成処理をおこなう。
[ステップS20]ライン評価部23は、データ受信部21が受信したラインの組合せ予想を評価済みであるか否かを判定する。ライン評価部23は、データ受信部21が受信したラインの組合せ予想を、評価済みであると判定した場合にステップS16にすすみ、評価済みでないと判定した場合にステップS14にすすむ。
次に、選手データについて図6を用いて説明をおこなう。図6は、第二の実施形態における選手データの一例を示す図である。
選手データ50は、レースに出走する選手に関するデータである。選手データ50は、レース毎に管理装置13によって生成、管理される。選手データ50は、「選手番号」と「所属競輪場」と「都道府県」と「地区」と「東西」と「平均競争得点」と「ランク」と「脚質」とを含んで構成される。
「選手番号」は、レースに出走する選手一人一人に割振られた選手を一意に識別可能な識別情報であり、投票券を購入する際の投票対象(選手)の指定に用いられる。「選手番号」の項目には、たとえば、「1」から順番に一意に番号が設定されている。
「所属競輪場」は、選手が所属する競輪場であり、選手は所属競輪場で練習をおこなう。したがって、同じ所属競輪場の選手は練習仲間と推定できる。練習仲間である選手同士には強い結びつきがあり、ラインを組む可能性が高い。「所属競輪場」の項目には、たとえば、「A」や「B」などと選手が所属する競輪場の名前が設定されている。
「都道府県」は、選手会の支部がある所在地の行政区分である。都道府県が同じ選手は、所属している選手会が同じであるという結びつきがある。「都道府県」の項目には、たとえば、「東京」や「神奈川」などと選手が所属する選手会の支部がある都道府県が設定されている。
「地区」は、都道府県をまとめていくつかに分類した区分である。地区が同じ選手は、所属している選手会の所在地が隣接しているという結びつきがある。「地区」の項目には、たとえば、「関東」や「南関東」や「九州」など選手が所属する選手会の支部がある都道府県を分類した区分が設定されている。
「東西」は、日本を東西に分類した区分である。東西が同じ選手は、所属している選手会の所在地が日本を東西に分類した同じ区分にあるという結びつきがある。「東西」の項目には、たとえば、選手が所属する選手会の支部がある都道府県を東西に分類した区分である「東」または「西」が設定されている。
選手データ50の「所属競輪場」、「都道府県」、「地区」、「東西」の4つの所属に関する項目は、展開予想生成部22のラインの抽出処理に用いられる。展開予想生成部22は、抽出処理において、ラインを構成する選手の所属に関する項目毎に設定されている内容の一致度(最大重複数)の評価(スコアの算出)をおこなう。そして、展開予想生成部22は、一致度の評価にもとづいてラインの成立可能性の評価(スコアの算出)をおこない、各ラインの成立可能性にもとづいてラインの組合せの成立可能性の評価(スコアの算出)をおこなう。そして、展開予想生成部22は、成立可能性の評価が高いラインの組合せをラインの組合せ予想として抽出する。
なお、所属を細かく分類している項目ほどラインの成立可能性に大きな影響を与える。具体的には「所属競輪場」>「都道府県」>「地区」>「東西」の順番にラインの成立可能性に影響を与える。
「平均競争得点」は、選手が獲得した競争得点を平均したものである。競争得点とはレースの格と着順によって選手に与えられる得点である。「平均競争得点」が高い選手ほど脚力のある選手(強い選手)であり、「平均競争得点」を見ることで選手の直近の状態を把握できる。また、「平均競争得点」によって後述するランクが昇格、降格するため、「平均競争得点」を見ることで選手のレースに対する入れ込み具合などを把握することもできる。「平均競争得点」の項目には、たとえば「190」や「185」などと得点が設定されている。
「ランク」は、選手の実力に応じた格付けである。「ランク」は、選手の実力に応じて6段階に分けられており、強い順番にS級S班(SS)、S級1班(S1)、S級2班(S2)、A級1班(A1)、A級2班(A2)、A級3班(A3)である。「ランク」の項目には、たとえば、「SS」や「S1」など選手のランクが設定されている。
「脚質」は、選手が得意とする戦法である。「脚質」には、自力型と呼ばれラインの先頭に位置取る「逃げ(先行)」「捲り」と、追込型と呼ばれラインの中ほどに位置取る「追込(差し)」と、自在型と呼ばれレースによってさまざまな戦法を取る「自在」がある。「脚質」の項目には、たとえば、「逃げ」や「追込」などと選手の得意とする戦法が設定されている。
たとえば、選手番号「1」を特定することで、所属競輪場「A」、都道府県「東京」、地区「関東」、東西「東」、平均競争得点「190」、ランク「S1」、脚質「逃げ」とレースに出場する選手の情報を一意に取得できる。
次に、ライン抽出処理について図7を用いて説明する。図7は、第二の実施形態におけるライン抽出処理のフローチャートである。
ライン抽出処理は、表示情報生成処理のステップS12において展開予想生成部22がおこなう処理である。展開予想生成部22は、想定している条件のもとで組合せ可能なラインの組合せを全て生成し、生成したラインの組合せを評価することで、評価の高いラインの組合せを抽出する。
[ステップS31]展開予想生成部22は、あらかじめ保持しているラインパターンの中から1つのラインパターンを選択する。ラインパターンとは、想定している条件の一例である。ラインパターンには代表的なパターンとして、3つのラインに分かれる3分戦、4つのラインに分かれる4分戦、2つのラインに分かれる2分戦がある。3分戦では「3人、3人、3人」のように3人のラインが3つできるパターンと、「4人、3人、2人」のように4人のラインと3人のラインと2人のラインができるパターンがある。4分戦では「3人、2人、2人、2人」のように3人のラインが1つと2人のラインが3つできるパターンがある。2分戦では「5人、4人」のように5人のラインと4人のラインができるパターンがある。ラインパターンにはこのように代表的な4つのパターンがあり、開示情報生成装置14はこの4つの代表的なラインパターンをあらかじめ保持している。
展開予想生成部22は、4つの代表的なラインパターンから1つのラインパターンを選択する。なお、展開予想生成部22が選択するラインパターンは、4つの代表的なラインパターンだけに限らず、とり得ることができる全てのラインパターンを対象としてもよい。
[ステップS32]展開予想生成部22は、選択したラインパターンにおいて、組合せ可能なラインの組合せをすべて生成する。たとえば、展開予想生成部22は、「3人、3人、3人」の3分戦のラインパターンを選択した場合には、1680通り(=9C3×6C3×3C3)のラインの組合せを生成する。
ここで生成するラインの組合せについて図8を用いて説明する。図8は、第二の実施形態におけるラインの組合せの一例を示す図である。
ラインの組合せ60は、レース中に組まれるラインの組合せである。ラインの組合せ60は、ライン61a(61)とライン61b(61)とライン61c(61)の3つのラインからなる。ライン61aは、「1番、2番、5番」の車番の選手で構成されたラインである。ライン61bは、「3番、4番、6番」の車番の選手で構成されたラインである。ライン61cは、「7番、8番、9番」の車番の選手で構成されたラインである。以下、ラインの組合せ60を用いて説明する。
[ステップS33]展開予想生成部22は、生成した全てのラインの組合せ60の成立可能性の評価をおこなう。展開予想生成部22は、選手データ50の選手の所属に関する情報を用いてラインの組合せ60を構成するライン毎に、ライン61を構成する選手の所属の一致度の評価(スコアの算出)をおこなう。そして、展開予想生成部22は、評価にもとづいてラインの成立可能性の評価(スコアの算出)をおこなう。そして、展開予想生成部22は、ライン毎におこなったライン61の成立可能性の評価にもとづいてラインの組合せ60の成立可能性の評価(スコアの算出)をおこなう。
ここでラインの組合せ60の評価について図9、図10、図11、図12を用いて説明する。図9、図10、図11は、第二の実施形態におけるラインの成立可能性の評価の一例を示す図である。図12は、第二の実施形態におけるラインの組合せの成立可能性の評価の一例を示す図である。
展開予想生成部22は、選手データ50を用いてライン61を構成する選手の所属に関する項目の設定内容の一致度の評価(スコアの算出)をおこない、ライン61の成立可能性の評価(スコアの算出)をおこなう。展開予想生成部22は、選手データ50の「所属競輪場」と「都道府県」と「地区」と「東西」の選手の所属に関する項目毎に選手の所属のスコアを算出し、各項目のスコアの合計をライン61のスコアとして算出する。展開予想生成部22は、項目に設定された内容が一致する一致度(最大重複数)と、あらかじめ項目に設定された重みをかけることでスコアを算出する。
重みは、項目の所属の分類の大きさに応じて設定される。具体的には、展開予想生成部22は、選手の所属を細かく分類する項目には大きな重みを設定し、選手の所属を大まかに分類する項目には小さな重みを設定する。たとえば、所属競輪場の重みを「1000」と設定し、都道府県の重みを「100」と設定し、地区の重みを「10」と設定し、東西の重みを「1」と設定する。このように選手の所属を細かく分類する項目に大きな重みを設定し、選手の所属を大まかに分類する項目に小さな重みを設定することで、展開予想生成部22は、選手同士の結びつきに大きな影響を与える項目の比重を大きくできる。
図9は、ライン61aの成立可能性の評価(スコアの算出)を示している。ライン61aを構成する選手のうち2人の「所属競輪場」が「A」であり、1人の「所属競輪場」が「B」である。「所属競輪場」の一致度が「2」であり、重みが「1000」であるため、展開予想生成部22は、「所属競輪場」の項目のスコアを「2000」と算出する。
ライン61を構成する選手のうち2人の「都道府県」が「東京」であり、1人の「都道府県」が「神奈川」である。「都道府県」の一致度が「2」であり、重みが「100」であるため、展開予想生成部22は、「都道府県」の項目のスコアを「200」と算出する。
ライン61aを構成する選手のうち2人の「地区」が「関東」であり、1人の「地区」が「南関東」である。「地区」の一致度が「2」であり、重みが「10」であるため、展開予想生成部22は、「地区」の項目のスコアを「20」と算出する。
ライン61aを構成する選手のうち3人の「東西」が「東」である。「東西」の一致度が「3」であり、重みが「1」であるため、展開予想生成部22は、「東西」の項目のスコアを「3」と算出する。そして、展開予想生成部22は、「所属競輪場」と「都道府県」と「地区」と「東西」の項目のスコアを合計し、ライン61aのスコアを「2223」と算出する。
図10は、ライン61bの成立可能性の評価(スコアの算出)を示している。ライン61bを構成する選手のうち1人の「所属競輪場」が「C」であり、1人の「所属競輪場」が「D」であり、1人の「所属競輪場」が「E」である。「所属競輪場」の一致度が「1」であり、重みが「1000」であるため、展開予想生成部22は、「所属競輪場」の項目のスコアを「1000」と算出する。
ライン61bを構成する選手のうち1人の「都道府県」が「熊本」であり、1人の「都道府県」が「福岡」であり、1人の「都道府県」が「広島」である。「都道府県」の一致度が「1」であり、重みが「100」であるため、展開予想生成部22は、「都道府県」の項目のスコアを「100」と算出する。
ライン61bを構成する選手のうち2人の「地区」が「九州」であり、1人の「地区」が「四国」である。「地区」の一致度が「2」であり、重みが「10」であるため、展開予想生成部22は、「地区」の項目のスコアを「20」と算出する。
ライン61bを構成する選手のうち3人の「東西」が「西」である。「東西」の一致度が「3」であり、重みが「1」であるため、展開予想生成部22は、「東西」の項目のスコアを「3」と算出する。そして、展開予想生成部22は、「所属競輪場」と「都道府県」と「地区」と「東西」の項目のスコアを合計し、ライン61bのスコアを「1123」と算出する。
図11は、ライン61cの成立可能性の評価(スコアの算出)を示している。ライン61cを構成する選手のうち1人の「所属競輪場」が「F」であり、1人の「所属競輪場」が「G」であり、1人の「所属競輪場」が「H」である。「所属競輪場」の一致度が「1」であり、重みが「1000」であるため、展開予想生成部22は、「所属競輪場」の項目のスコアを「1000」と算出する。
ライン61cを構成する選手のうち1人の「都道府県」が「愛知」であり、2人の「都道府県」が「岐阜」である。「都道府県」の一致度が「2」であり、重みが「100」であるため、展開予想生成部22は、「都道府県」の項目のスコアを「200」と算出する。
ライン61cを構成する選手のうち3人の「地区」が「中部」である。「地区」の一致度が「3」であり、重みが「10」であるため、展開予想生成部22は、「地区」の項目のスコアを「30」と算出する。
ライン61cを構成する選手のうち3人の「東西」が「東」である。「東西」の一致度が「3」であり、重みが「1」であるため、展開予想生成部22は、「東西」の項目のスコアを「3」と算出する。そして、展開予想生成部22は、「所属競輪場」と「都道府県」と「地区」と「東西」の項目のスコアを合計し、ライン61cのスコアを「1233」と算出する。
図12は、ラインの組合せ61の成立可能性の評価(スコアの算出)を示している。展開予想生成部22は、ライン61a、61b、61cのスコアの合計をラインの組合せ60のスコアとして算出する。
ライン61aのスコアは「2223」であり、ライン61bのスコアは「1123」であり、ライン61cのスコアは「1233」である。したがって、展開予想生成部22は、ラインの組合せ60のスコアを「4579」と算出する。
[ステップS34]展開予想生成部22は、全てのラインパターンでラインの組合せ60の生成と、生成したラインの組合せ60の成立可能性の評価を終えたか否かを判定する。展開予想生成部22は、全てのラインパターンでの生成と、生成したラインの組合せ60の成立可能性の評価を終えていないと判定した場合にステップS31にすすむ。そして、展開予想生成部22は、全てのラインパターンでラインの組合せ60の生成と、生成したラインの組合せ60の成立可能性の評価を終えていると判定した場合にステップS35にすすむ。
[ステップS35]展開予想生成部22は、成立可能性の高い(スコアの大きい)ラインの組合せ60をラインの組合せ予想として抽出する。展開予想生成部22は、たとえば、全てのラインパターンのラインの組合せ60の中から最も成立可能性の高いラインの組合せ60をラインの組合せ予想として抽出する。なお、展開予想生成部22は、ラインパターン毎に最も成立可能性の高いラインの組合せ60をラインの組合せ予想として抽出してもよい。以下、展開予想生成部22が、ラインの組合せ60をラインの組合せ予想として抽出したとして説明する。
[ステップS36]展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想を構成するライン61に名前をつける。展開予想生成部22は、たとえば、ライン61を構成する選手全員が一致する所属に関する項目の中で最も結びつきに強く関係する(所属を細かく区分している)項目に設定されている内容を用いてライン61に名前を付ける。具体的には展開予想生成部22は、ライン61aを「東ライン」、61bを「西ライン」、61cを「中部ライン」と名前を付ける。
なお、ライン61の名前を付ける方法はこれに限らない。たとえば、展開予想生成部22は、ライン61aを「Aライン」、ライン61bを「Bライン」、ライン61cを「Cライン」などと名前を付けてもよく、ライン61を一意に識別可能に名前を付ければよい。展開予想生成部22は、全てのライン61に名前を付け終えるとライン抽出処理を終了する。
このようなライン抽出処理によれば、展開予想生成部22は、想定しているラインパターンで組合せることが可能な全てのラインの組合せ60を生成する。そして、展開予想生成部22は、生成した全てのラインの組合せ60において、ライン61を構成する選手の所属に関する項目の設定内容の一致度を評価し、一致度の評価にもとづいてライン61の成立可能性を評価する。そして、展開予想生成部22は、各ラインの成立可能性の評価にもとづいてラインの組合せ60の成立可能性を評価する。そして、展開予想生成部22は、評価が高いラインの組合せ60をラインの組合せ予想として抽出する。
したがって、展開予想生成部22は、実際のライン61の組み方と同様、所属に関する情報(選手同士の結びつき)にもとづいてラインの組合せ60を抽出(決定)するため、信頼性の高いラインの組合せ予想を生成できる。以下、ライン61aを「東ライン」、61bを「西ライン」、61cを「中部ライン」として説明する。
次に、選手配置決定処理について図13を用いて説明する。図13は、第二の実施形態における選手配置決定処理のフローチャートである。
選手配置決定処理は、表示情報生成処理のステップS13において展開予想生成部22がおこなう処理である。展開予想生成部22は、選手配置決定処理において、脚質がライン61の先頭に向いている選手がいるか否かを判定し、脚質がライン61の先頭に向いている選手をライン61の先頭に配置する。脚質がライン61に向いている選手とは、脚質が「逃げ」または「捲り」の選手である。
[ステップS41]展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想からライン61を1つ選択する。
[ステップS42]展開予想生成部22は、選択したライン61の選手を車番順に並べる。たとえば、展開予想生成部22は、ライン61aでは先頭から「1番、2番、5番」の車番の選手を並べ、ライン61bでは先頭から「3番、4番、6番」の車番の選手を並べ、ライン61cでは先頭から「7番、8番、9番」の車番の選手を並べる。
[ステップS43]展開予想生成部22は、ライン61内に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手が存在するか否かを判定する。展開予想生成部22は、ライン61内に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手が存在すると判定した場合にステップS44にすすみ、ライン61内に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手が存在しないと判定した場合にステップS45にすすむ。
[ステップS44]展開予想生成部22は、脚質が「逃げ」または「捲り」の選手をライン61の先頭に配置する(並べる)。たとえば、展開予想生成部22は、1番と5番の選手の脚質が「逃げ」であるためライン61aを「1番、5番、2番」の順番に並び替える。また、展開予想生成部22は、6番の選手の脚質が「逃げ」であるためライン61bを「6番、3番、4番」の順番に並び替える。また、展開予想生成部22は、7番と9番の選手の脚質が「逃げ」であるためライン61cを「7番、9番、8番」の順番に並び替える。なお、展開予想生成部22が並び替える順番はこれに限らない。ライン内の先頭に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手が来るように並び替えればよい。
[ステップS45]展開予想生成部22は、ライン61内に脚質が「自在」の選手が存在するか否かを判定する。展開予想生成部22は、ライン61内に脚質が「自在」の選手が存在すると判定した場合にステップS46にすすみ、ライン61内に脚質が「自在」の選手が存在しないと判定した場合にステップS47にすすむ。
[ステップS46]展開予想生成部22は、脚質が「自在」の選手をライン61の先頭に配置する(並べる)。
[ステップS47]展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61の選手配置を決定し終えたか否かを判定する。展開予想生成部22は、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61の選手配置を決定し終えていないと判定した場合にステップS41にすすみ、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61の選手配置を決定し終えたと判定した場合に選手配置決定処理を終了する。
このような選手配置決定処理によれば、展開予想生成部22は、ライン61に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手がいる場合には、脚質が「逃げ」または「捲り」の選手をライン61の先頭に配置する。また、展開予想生成部22は、ライン61に脚質が「逃げ」または「捲り」の選手がおらず脚質が「自在」の選手がいる場合には、脚質が「自在」の選手をライン61の先頭に配置する。したがって、展開予想生成部22は、ライン61を構成する選手の脚質を考慮して、ライン61の選手の配置を決定できる。
次に、ライン評価処理について図14を用いて説明する。図14は、第二の実施形態におけるライン評価処理のフローチャートである。
ライン評価処理は、表示情報生成処理のステップS14においてライン評価部23がおこなう処理である。ライン評価部23は、ライン評価処理においてライン61の強さを評価する。ライン評価部23は、ライン毎にライン61を構成する選手の平均競争得点の平均を算出し、ライン毎に算出した平均競争得点の平均を比較することで、ライン61の強さを評価する。
[ステップS51]ライン評価部23は、ラインの組合せ予想からライン61を1つ選択する。
[ステップS52]ライン評価部23は、選手データ50を用いてライン61を構成する選手の平均競争得点の平均を算出する。ライン評価部23は、ライン61aの平均競争得点の平均を「173.3」と算出し、ライン61bの平均競争得点の平均を「121.7」と算出し、ライン61cの平均競争得点の平均を「212.7」と算出する。
[ステップS53]ライン評価部23は、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61において、ライン61を構成する選手の平均競争得点の平均を算出し終えたか否かを判定する。ライン評価部23は、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61で選手の平均競争得点の平均を算出し終えていると判定した場合には、ステップS54にすすむ。ライン評価部23は、ラインの組合せ予想を構成する全てのライン61で選手の平均競争得点の平均を算出し終えていないと判定した場合には、ステップS51にすすむ。
[ステップS54]ライン評価部23は、ライン毎に算出した平均競争得点の平均の大小を比較する。ライン評価部23は、平均競争得点の平均を比較することで、ライン61c、ライン61a、ライン61bの順番に平均競争得点の平均が大きいことを得る。
[ステップS55]ライン評価部23は、ライン毎に算出した平均競争得点の平均の比較結果にもとづいて、ライン61の強さを評価する。ライン評価部23は、競争得点の平均が大きいライン61を強いライン61と評価する。すなわち、ライン評価部23は、ライン61c、ライン61a、ライン61bの順に強いライン61であると評価する。
なお、ライン評価部23は、ライン61を構成する選手の平均競争得点の平均を用いてラインの強さの評価をすることに限らず、さまざまな要素を用いてラインの強さを評価してもよい。たとえば、ライン評価部23は、過去のライン61の戦績をラインの強さの評価に用いてもよいし、ライン61の成立可能性(スコア)をラインの強さの評価に用いてもよい。
次に画像生成処理について図15を用いて説明する。図15は、第二の実施形態における画像生成処理のフローチャートである。
画像生成処理は、表示情報生成処理のステップS16において開示情報生成部24がおこなう処理である。開示情報生成部24は、ラインの組合せ予想と投票対象とを関係付けた関係情報を生成し、関係情報にもとづいて売上情報を投票者に開示する画像(表示情報)を生成する。
[ステップS61]開示情報生成部24は、審判が入力したラインの組合せ予想をデータ受信部21が受信しているか否かを判定する。開示情報生成部24は、審判が入力したラインの組合せ予想をデータ受信部21が受信していると判定した場合にステップS62にすすむ。開示情報生成部24は、審判が入力したラインの組合せ予想をデータ受信部21が受信していないと判定した場合にステップS63にすすむ。
[ステップS62]開示情報生成部24は、データ受信部21が受信したラインの組合せ予想に関する情報を取得する。
[ステップS63]開示情報生成部24は、展開予想生成部22が生成したラインの組合せ予想に関する情報を取得する。
[ステップS64]開示情報生成部24は、投票券の売上情報をデータ受信部21から取得する。投票券の売上情報には、たとえば、投票券の売上順位(投票券の人気順位)、投票券の売上高、投票券の売上高にもとづいて算出された投票オッズなどがある。
[ステップS65]開示情報生成部24は、ラインの組合せ予想に関する情報と、投票券の投票対象とを関係付けた関係情報を生成する。そして、開示情報生成部24は、関係情報にもとづいて売上情報を開示する画像(表示情報)を生成し、画像生成処理を終了する。開示情報生成部24が生成する画像については、図16、図17を用いて後で詳細に説明する。
次に開示情報生成部24が生成する画像(表示情報)について説明する。図16は、第二の実施形態における画像の一例を示す図である。
表示画面100は、関係情報106にもとづいて生成された画像の一例である。関係情報106は、ラインの組合せ予想に関する情報と、投票券の投票対象とを関係付けた情報である。関係情報106は、ラインの組合せ60を構成するライン61内の選手配置にもとづいて車番を配置し、投票対象に対応する車番を加工し、投票の投票対象を識別可能にした情報である。表示画面100は、ライン評価領域101とライン名領域102と投票情報領域103とを含んで構成される。
ライン評価領域101は、ライン評価部23が評価したラインの強さを表示する領域である。ライン評価領域101では、投票情報領域103に表示される関係情報106に対応するようにラインの強さが表示される。ライン評価領域101には、ラインの強さに応じて「◎」「〇」「△」などの強さを識別可能な識別情報が表示される。
具体的には、ライン評価領域101では、関係情報106に対応するように、「7番、9番、8番」の選手で構成されたライン61cに対応する箇所には「◎」が表示されている。また、「1番、5番、2番」の選手で構成されたライン61aに対応する箇所には「〇」が表示されている。また、「6番、3番、4番」の選手で構成されたライン61bに対応する箇所には「△」が表示されている。
なお、ライン評価領域101に表示されるラインの強さは、これらに限らない。たとえば、開示情報生成部24は、ライン評価領域101に、ライン評価部23がラインの評価として算出した平均競争得点の平均を表示するようにしてもよいし、ラインの強さの評価に応じて「1」「2」「3」などと表示するようにしてもよい。
ライン名領域102は、ラインの組合せ予想を構成するラインのライン名を表示する領域である。ライン名領域102では、関係情報106に対応するようにライン名が表示される。具体的には、ライン名領域102では、ライン61cに対応する箇所には「中部ライン」が表示され、ライン61aに対応する箇所には「東ライン」が表示され、ライン61bに対応する箇所には「西ライン」が表示されている。
投票情報領域103は、売上情報にもとづいて関係情報106を表示する領域であり、投票内容領域104と、関係情報領域105を含む領域である。投票内容領域104は、投票の投票内容を表示する領域であり、投票の投票内容が人気順(売上順)に「7−8−9」、「7−8−5」、「7−9−4」と表示されている。関係情報領域105は、関係情報106を表示する領域であり、投票の投票対象に対応するように関係情報106a、関係情報106b、関係情報106cが表示されている。
関係情報106aは、投票「7−8−9」の投票対象に対応する「7番」「8番」「9番」の車番が投票対象でない車番(たとえば、「1番」)と識別可能に加工されている。関係情報106bは、投票「7−8−5」の投票対象に対応する「7番」「8番」「5番」の車番が投票対象でない車番と識別可能に加工されている。関係情報106cは、投票「7−9−4」の投票対象に対応する「7番」「9番」「4番」の車番が投票対象でない車番と識別可能に加工されている。
なお、投票が3連勝単式のように順位まで予想する賭式(投票方法)である場合には、開示情報生成部24は、投票対象に該当する車番のマークを、順位を識別可能に加工するとよい。たとえば、開示情報生成部24は、一着の投票対象に該当する車番のマークを金色に加工し、二着の投票対象に該当する車番のマークを銀色に加工し、三着の投票対象に該当する車番のマークを銅色に加工する。このように順位を識別可能に加工した関係情報106であれば、投票者が関係情報106から順位についても把握できる。
なお、表示画面100は関係情報106にもとづいて生成した表示画面の一例であってこれに限らない。たとえば、開示情報生成部24は、投票情報領域103に、投票対象を表示せずに、関係情報106だけを売上順に表示させるようにしてもよい。
なお、表示画面100は、3連勝単式のみの売上順位と関係情報106を表示する画面であるがこれに限らない。開示情報生成部24は、複数の賭式(たとえば、3連勝単式と2連勝単式など)の売上順位と関係情報106を同時に表示する表示画面100(画像)を生成してもよい。
このように関係情報106にもとづいて売上情報を開示した表示画面100によれば、初心者であっても、ラインの組合せ60がどのように着順予想に用いられているか把握できる。したがって、表示画面100を投票者に開示することで公営競技の着順予想に対する理解が深まり、初心者が公営競技の投票に参加しやすくなり、新規ファンの拡大につながる。
次に開示情報生成部24が生成する画像(表示情報)の変形例について説明する。図17は、第二の実施形態における画像の変形例を示す図である。図16と同様の構成の記載については適宜省略する。
表示画面110は、関係情報117にもとづいて生成された画像の変形例である。関係情報117は、ラインの組合せ予想に関する情報と、投票券の投票対象とを関係付けた情報である。関係情報117は、ラインの組合せ60を構成するライン61のライン名を用いて投票の投票対象を表現した情報である。表示画面110は、ライン名領域111とラインの組合せ領域112とライン評価領域113と投票情報領域114a、114b(114)とを含んで構成される。
ライン名領域111では、ラインの組合せ領域112に表示されるラインの組合せ予想に対応するようにライン名が表示される。具体的には、ライン名領域102では、ライン61cに対応する箇所には「中部ライン」が表示され、ライン61aに対応する箇所には「東ライン」が表示され、ライン61bに対応する箇所には「西ライン」が表示されている。
ラインの組合せ領域112は、ラインの組合せ予想が表示される領域である。具体的にはラインの組合せ領域112には、「7番、9番、8番」の選手で構成されたライン61cと、「1番、5番、2番」の選手で構成されたライン61aと、「6番、3番、4番」の選手で構成されたライン61bが表示されている。
ライン評価領域113では、ラインの組合せ領域112に表示されるラインの組合せ予想を構成するライン61に対応するようにラインの強さが表示される。ライン評価領域113には、ラインの強さに応じて「◎」「〇」「△」など強さの順序を識別可能な識別情報が表示される。
具体的には、ライン評価領域101では、ライン61cに対応する箇所には「◎」が表示され、ライン61aに対応する箇所には「〇」が表示され、ライン61bに対応する箇所には「△」が表示されている。
投票情報領域114(114a、114b)は、売上情報にもとづいて関係情報117を表示する領域であり、投票内容領域115(115a、115b)と関係情報領域116(116a、116b)を含む領域である。
投票内容領域115aには、投票の投票内容が人気順(売上順)に「7−8−9」、「7−8−5」、「7−9−4」と表示されている。関係情報領域116aには、投票の投票対象に対応するように関係情報117a、関係情報117a1、関係情報117a2が表示されている。
関係情報117aは、投票対象「7番」「8番」「9番」のライン名が投票「7−8−9」に対応するように「中部―中部―中部」と関係付けられた情報である。関係情報117a1は、投票対象「7番」「8番」「5番」のライン名が投票「7−8−5」に対応するように「中部―中部―東」と関係付けられた情報である。関係情報117a2は、投票対象「7番」「9番」「4番」のライン名が投票「7−9−4」に対応するように「中部―中部―西」と関係付けられた情報である。
投票内容領域115bには、投票の投票内容が人気順(売上順)に「7−8」、「7−9」、「7−4」と表示されている。関係情報領域116bは、投票の投票対象に対応するように関係情報117b、関係情報117b1、関係情報117b2が表示されている。
関係情報117bは、投票対象「7番」「8番」のライン名が投票「7−8」に対応するように「中部―中部」と関係付けられた情報である。関係情報117b1は、投票対象「7番」「9番」のライン名が投票「7−9」に対応するように「中部―中部」と関係付けられた情報である。関係情報117b2は、投票対象「7番」「4番」のライン名が投票「7−4」に対応するように「中部―西」と関係付けられた情報である。
このように関係情報117にもとづいて売上情報を開示した表示画面110によれば、初心者であっても、ラインの組合せ60がどのように着順予想に用いられているか把握できる。したがって、表示画面110を投票者に開示することで公営競技の着順予想に対する理解が深まり、初心者が公営競技の投票に参加しやすくなり、新規ファンの拡大につながる。
以上が第二の実施形態における開示情報生成装置14である。このような開示情報生成装置14によれば選手データ50の所属に関する項目の一致度にもとづいてラインの成立可能性を評価し、ラインの組合せ予想を抽出する。そして、開示情報生成装置14は、脚質がライン61の先頭に向いている選手を各ライン61の先頭に配置する。
したがって、開示情報生成装置14は、実際のラインの組み方と同様、所属に関する情報(選手同士の結びつき)にもとづいてラインの組合せ60を抽出(決定)するため、信頼性の高いラインの組合せ予想を生成できる。また各ラインを構成する選手を脚質(特性)にもとづいてライン内に配置するため、現実に即した選手配置をすることができる。すなわち、開示情報生成装置14は、審判からラインの組合せ予想に関する情報の入力がある前(脚みせの前)に、精度の高い展開予想情報(ラインの組合せ予想)を投票者に対して提供することができる。
また、開示情報生成装置14は、ラインの組合せ予想と、投票券の投票対象とを関係付けた関係情報を生成し、関係情報にもとづいて売上情報を開示する画像(表示情報)を生成する。
投票者は、このような画像を見ることで、人気のある(売上が高い)投票とラインの組合せ予想(展開予想情報)との関係を把握でき、初心者であってもラインの組合せ予想(展開予想情報)がどのように着順予想に用いられているか把握できる。
したがって、開示情報生成装置14が画像を生成し、情報開示装置15で投票者に開示することで、公営競技の着順予想に対する理解が深まり、初心者が公営競技の投票に参加しやすくなり、新規ファンの拡大につながる。すなわち、開示情報生成装置14によれば新規ファンを拡大できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現できる。その場合、情報処理装置1、または開示情報生成装置14が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施形態は、実施形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1 情報処理装置
2 第一情報取得部
3 第二情報取得部
4 関係情報生成部
5、5a 売上情報
6a、60 ラインの組合せ
6b、6c、6d、61 ライン
6 展開予想情報
7、106、117 関係情報
11 トータリゼータシステム
12 公営競技場
13 管理装置
14 開示情報生成装置
15 情報開示装置
16 ネットワーク
21 データ受信部
22 展開予想生成部
23 ライン評価部
24 開示情報生成部
25 データ出力部
50 選手データ

Claims (9)

  1. 公営競技場の情報処理装置であって、
    所定のレースの投票券の売上に関する売上情報を取得する第一情報取得部と、
    前記レース中の投票対象の展開予想である展開予想情報を取得する第二情報取得部と、
    前記投票券の投票対象と、前記展開予想情報とを関係付けた関係情報を生成する関係情報生成部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記レースは、競輪のレースであり、
    前記展開予想は、ライン予想であって、
    前記関係情報は、前記投票券の投票対象の選手と、前記ラインの組合せの予想との対応関係を示すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関係情報は、前記投票券の投票対象の選手によって構成される前記ラインを示すことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記関係情報は、前記ラインを構成する前記投票券の投票対象の選手の前記ライン内の並び順を示すことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記売上情報にもとづいて整列した前記投票券の内容と、前記整列した前記投票券に対応する関係情報とを表示するための表示情報を生成する表示情報生成部を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示情報生成部は、前記ラインの強さを評価した評価情報を含めて表示情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示情報生成部は、前記ラインの属性にもとづく識別情報を含めて表示情報を生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 公営競技場の情報処理装置における関係情報生成方法であって、
    コンピュータが、
    投票券の売上に関する売上情報を取得し、
    レース中の投票対象の展開予想である展開予想情報を取得し、
    前記投票券の投票対象と、前記展開予想情報とを関係付けた関係情報を生成する、
    処理を実行することを特徴とする関係情報生成方法。
  9. 公営競技場の情報処理装置における関係情報生成プログラムであって、
    コンピュータに、
    投票券の売上に関する売上情報を取得し、
    レース中の投票対象の展開予想である展開予想情報を取得し、
    前記投票券の投票対象と、前記展開予想情報とを関係付けた関係情報を生成する、
    処理を実行させることを特徴とする関係情報生成プログラム。
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