JP2014089535A - 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールの送受信を行う上で、柔軟な運用を行いつつ、セキュリティー向上を図る。
【解決手段】内部メールサーバ104は、クライアント端末101から送信された電子メールに添付ファイルが存在する場合(ステップS101〜ステップS102)、当該電子メールの宛先に対応するパスワードを特定して、特定されたパスワードを添付ファイルに設定し、当該パスワードが設定された電子メールを送信した後、このパスワードの通知用メールを生成し、同じ宛先に送信する(ステップS103〜ステップS124)。
【選択図】図4

Description

本発明は、メールに添付されたファイルの暗号化に関するものである。
近年、電子メールシステムでは、ネットワークを介して、クライアント端末間での電子メールの送受信が行われているが、遠方と情報をかわす上では、非常に利便性の高いツールとして、利用されている。
しかしながら、緊急時など、電子メールに機密性の高い情報を含ませて、相手先とやり取りを行うケースも度々発生し、この場合、送信された電子メールが、相手先のメールサーバへ送信される過程で、盗聴や改竄等が行われ、機密性の高い情報を安全に送信することができない、というリスクを抱えてしまう。
そこで、電子メールを暗号化する手法が幾つも提案され、例えば、PGP(Pretty Good Privacy)やS/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)等の方法が提案されているが、これらの方法は、送受信側の双方で暗号化、複合化を行うことで、前述のようなリスクを回避している。
このような手法を用いるには、各クライアント端末に対して、暗号化、及び複合化を行うための機能を提供するソフトウェアを導入する必要があり、これらのソフトウェアの導入の検討(費用や安全性等)、導入作業、及び導入後設定作業等、利用者にとっては、いささか不便な点があることは否めない。
しかしながら、電子メールの利用方法として、電子メールの本文には、機密性の低い、あるいは、ない情報を入力し、機密性の高い情報を含むファイルを電子メールに添付して送信する方法がある。
この場合、前述の手法のように、電子メールを全て暗号化する必要性は少なく、電子メールに添付されたファイルのみを暗号化することで対処することが可能であるため、電子メールの送受信を仲介するメールサーバ等で添付されたファイルを暗号化する仕組みが存在するが、このような構成に於いても、送受信側の双方のメールサーバに暗号化、及び複合化を行うための機能を提供するソフトウェアを導入する必要がある。
そこで、内部クライアントから外部クライアントへ電子メールを送信する際に、予め定めた固定パスワードを用いて、送信対象とする電子メールを暗号化して送信した後、当該固定パスワード等を含む通知メールも送信する技術が提示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−171542号公報
しかしながら、頻繁に電子メールのやり取りを行う者同士で、利用するパスワードを決めて運用を行うことが通常であり、特許文献1に記載の技術では、固定パスワードを送信先の外部クライアントへ通知するが、1つの固定パスワードを通知することが示されており、前述のような運用を行う場合には、不向きな構成が取られている。
このような特許文献1に記載の技術を用いれば、内部メールから送信された電子メールに対するパスワードが、このシステムを利用しているユーザに知れ渡り、誤って電子メールを想定外のユーザへ送信した場合、情報漏えい等のリスクが生じることとなる。
更に、特許文献1に記載の技術では、自動でパスワードを生成する構成が記載されており、情報漏えい等のリスクを軽減することが可能であるものの、前記のような運用を行う場合には、不向きな構成である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、電子メールの送受信を行う上で、柔軟な運用を行いつつ、セキュリティー向上を図ることが可能な情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための第1の発明は、電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段と、電子メールを受信するサーバメール受信手段と、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置である。
上記の目的を達成するための第2の発明は、電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記クライアント端末は、前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信手段と、サーバメール送信手段から前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段と、前記クライアントメール送信手段から電子メールを受信するサーバメール受信手段と、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信手段と、を備えたことを特徴とする情報処理システムである。
上記の目的を達成するための第3の発明は、電子メールの送受信処理を行う情報処理装置の制御方法であって、電子メールを受信するサーバメール受信ステップ、前記サーバメール受信ステップによって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定ステップ、前記パスワード設定判定ステップによって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成ステップ、前記メール生成ステップによって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信ステップ、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
上記の目的を達成するための第4の発明は、電子メールの送受信処理を行う情報処理装置で読取実行可能なプログラムであって、電子メールを受信するサーバメール受信手段と、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
上記の目的を達成するための第5の発明は、電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムの制御方法であって、前記クライアント端末は、前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信ステップ、サーバメール送信ステップから前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信ステップ、を含み、前記情報処理装置は、前記クライアントメール送信ステップから電子メールを受信するサーバメール受信ステップ、前記サーバメール受信ステップによって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定ステップ、前記パスワード設定判定ステップによって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成ステップ、前記メール生成ステップによって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信ステップ、を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法である。
上記の目的を達成するための第6の発明は、電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて読取実行可能なプログラムであって、前記クライアント端末を、前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信手段と、サーバメール送信手段から前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信手段と、して機能させ、前記情報処理装置を、前記クライアントメール送信手段から電子メールを受信するサーバメール受信手段と、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、電子メールを送信した後、送信先のメールアドレスによって所定のパスワードを通知することで、電子メールの送受信を行う上で、柔軟な運用を行いつつ、セキュリティー向上を図ることができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る各種端末のハードウェアの概略構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムにおける機能構成を示す構成図である 本発明の実施形態に係る情報システムにおける電子メールのパスワード通知処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るクライアント端末における電子メールの送信指示を行うための画面の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末における添付ファイルの所定パスワードが通知されたことの1例を示す画面の構成を表す構成図である。 本発明の実施形態に係るクライアント端末における添付ファイルの自動生成パスワードが通知されたことの1例を示す画面の構成を表す構成図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムにおける電子メールのパスワード通知処理で用いられるテーブルの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係る情報処理システムにおける電子メールのパスワード通知処理で用いられるテーブルの構成を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムにおけるシステム構成の一例を示す図である。尚、図1に示す各種端末の構成は一例であり、目的や用途に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100には、クライアント端末101、システム管理者が利用する管理者用クライアント端末102、内部メールサーバ104が設置されており、それら端末は、ローカルエリアネットワーク(LAN)103を介して相互に通信可能に接続されており、内部システムとして構築されている。
また、クライアント端末101は、広域ネットワーク105を介して、少なくとも1以上の外部メールサーバ106と相互に通信可能に接続されている。また、LAN103と広域ネットワーク105との間には不図示のファイアウォール装置が設置されており、あらかじめ決められた規則に従った通信制御処理が行われている。
内部メールサーバ104は、クライアント端末101による電子メール中継のためのサーバ装置であり、クライアント端末101のSMTP通信内容を特定し、その通信内容に応じて後述する各種の処理を行うことになる。
管理者用クライアント端末102は、内部メールサーバ104の設定、管理を行うことになる。
次に、図1に示す内部メールサーバ104の各種端末のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。尚、クライアント端末101、及び管理者用クライアント端末102についても同様な構成を備えるため説明は省略する。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各クライアント装置の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボードや不図示のマウス等のポインティングデバイスを示す入力部209からの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのパスワード通知メールの送信処理を実行するためのプログラム等は、外部メモリ211に記憶されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行される。
本発明に係わるパスワード通知メールの送信処理が用いる定義情報及び各種情報テーブルについても、外部メモリ211に記憶されている。これらについての詳細な説明は、後述する。
図3は、情報処理システム100に係る機能構成を示す模式図であり、各々の機能に関して概要を説明する。尚、この模式図に限らず図4に示すフローチャートと合わせて、各機能内容を説明する。
図3に示すように、クライアント端末101は、クライアントメール送信手段301を備えており、クライアントメール送信手段301は、LAN103を介して、内部メールサーバ104と接続されている。
クライアントメール送信手段301は、電子メールを送信指示するためのソフトウェアによって実現される機能を備えており、例えば、図5に示すメール作成画面500を、ディスプレイ装置210に表示し、ユーザは、入力部209を用いて、電子メールの送信先アドレスを示す宛先501、及びCC(Carbon Copy)502、電子メールのタイトルを示す件名503、電子メール本文504、電子メールに対して添付されたファイルを示す添付ファイル505等に対して、入力あるいは添付等を行う。
そして、ユーザは、電子メールを送信するにあたり、メール作成画面500に備えられた送信ボタン506を押下することで、入力部209を用いて作成した電子メールを、宛先501及びCC502に設定された送信先アドレスへ送信する。
また、メール作成画面500は、添付ボタン507を備えており、ユーザは、添付ファイル505を電子メールに添付する際に、添付ボタン507を押下することにより、クライアント端末101に存在するファイルを指定するための画面(不図示)をディスプレイ装置210に表示し、当該画面に表示されたファイルから入力部209を用いて選択指定することで、添付対象となるファイルを電子メールへ添付する。
クライアント端末101は、クライアントメール受信手段302を備えており、クライアントメール受信手段302は、ネットワーク103を介して、内部メールサーバ104と接続されている。
クライアントメール受信手段302は、内部システムに存在するクライアント端末101や内部システム以外の外部システムに存在するクライアント端末から、内部メールサーバ104を介して、電子メールの受信を行う。
受信されたメールは、図5に示すメール作成画面500の宛先501、CC502、件名503、電子メール本文504、及び添付ファイル505等の各項目を含んで、ディスプレイ装置210に表示され、ユーザは、受信された電子メールの内容を確認する。
内部メールサーバ104は、サーバメール受信手段303を備えており、サーバメール受信手段303は、クライアント端末101や、広域ネットワーク105を介して、少なくとも1以上の外部メールサーバ106と接続されている。
サーバメール受信手段303は、内部システムに存在するクライアント端末101や内部システム以外の外部システムに存在するクライアント端末から電子メールの受信を行う。
内部メールサーバ104は、パスワード設定判定手段304、パスワード記憶手段305、メール生成手段306、サーバメール送信手段307、パスワード通知メール生成手段308、及びパスワード通知メール送信手段309を備えている。
パスワード設定判定手段304は、サーバメール受信手段303、パスワード記憶手段305、メール生成手段306、及びパスワード通知メール生成手段308に接続されている。
パスワード設定判定手段304は、サーバメール受信手段303において電子メールを受信した旨の通知を受け取ると、当該電子メールの内容を解析するが、解析内容の概要としては、添付ファイルが存在する電子メールであれば、電子メールの宛先(CCを含めても良い)を抽出し、この宛先に対応する所定のパスワードを特定するか、あるいは、自動でランダムにパスワードを生成する。
つまり、宛先に設定されている相手先に対しては、所定のパスワードを用いて、添付ファイルに対してパスワードを設定する運用を行っているようであれば、添付ファイルに設定するための所定のパスワードを特定し、所定のパスワードを用いる運用を行っていないようであれば、電子メールを送信する度に、自動でランダムにパスワードを生成する。
このような宛先に応じて設定すべくパスワードは、パスワード記憶手段305を構成するテーブルに予め記憶されており、このテーブルの構成例として、図8に示されるパスワードテーブル800があげられる。
パスワードテーブル800は、添付ファイルに所定のパスワードを設定する対象とすべく宛先を示すメールアドレス801、所定のパスワードを示す添付ファイル用パスワード802、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを送信した時の日付を示す利用日時803を含む構成を有する。
パスワード設定判定手段304は、抽出した宛先に対応する所定のパスワードがパスワード記憶手段305(パスワードテーブル800)に存在するか否かの判定を行い、存在するようであれば、前述したように、所定のパスワードを用い、存在しないようであれば、自動でランダムにパスワードを生成する。
あるいは、存在するとしても、相互に、電子メールを送信する度に、自動でランダムに生成したパスワードを用いる運用を行い、存在しない場合、添付ファイルに対してパスワードを設定しない運用を取ることも可能であり、この場合、パスワードテーブル800の添付ファイル用パスワード802には、自動でランダムにパスワードを生成する旨の情報を設定しておいても良い。
パスワード設定判定手段304は、電子メールの解析を行った後、抽出した宛先に対応するパスワードがパスワード記憶手段305に存在する場合、メール生成手段306に対して、パスワード、及び解析終了結果を通知し、存在しない場合、メール生成手段306に対して、解析終了結果を通知する。
また、抽出した宛先に対応する所定のパスワードがパスワード記憶手段305に存在する場合、パスワード通知メール生成手段308に対して、解析終了結果と共に、抽出した宛先、及びパスワード等を通知するが、これらの項目に限らず、送信先に通知を行いたい内容(後述)を電子メールから特定されうる限り、項目を通知することも可能である。
メール生成手段306は、サーバメール送信手段307とも接続されており、パスワード設定判定手段304によって、パスワード、及び解析終了結果の通知を受け取った場合、サーバメール受信手段303によって受信した電子メールの添付ファイルを抽出し、当該添付ファイルに対して、通知されたパスワードを設定して、再度、当該電子メールにパスワードが設定された添付ファイルを添付して、サーバメール送信手段307に出力する。
また、パスワード設定判定手段304によって、解析終了結果の通知のみを受け取った場合、サーバメール受信手段303によって受信した電子メールを、サーバメール送信手段307に出力する。
サーバメール送信手段307は、クライアント端末101や、広域ネットワーク105を介して、少なくとも1以上の外部メールサーバ106と接続されている。
サーバメール送信手段307は、メール生成手段306から、電子メールの出力を受け取ると、内部システムに存在するクライアント端末101や内部システム以外の外部システムに存在するクライアント端末に対して当該電子メールの送信を行う。
パスワード通知メール生成手段308は、パスワード通知メール送信手段309と接続されており、パスワード設定判定手段304から、解析終了結果と共に、抽出した宛先、及びパスワード等の通知を受け取ると、添付ファイルに設定されたパスワードのみを通知するための電子メールの生成を行う。
添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールの一例として、図6に示されるパスワード通知画面600があげられ、パスワード通知画面600は、電子メールの送信先アドレスを示す宛先601、CC(Carbon Copy)602、電子メールのタイトルを示す件名603、及び電子メール本文604を備えている。
宛先601及びCC602は、記載順に、パスワード設定判定手段304から通知された宛先(メール作成画面500の宛先501)及びCC(メール作成画面500のCC502)が、この記載順に設定され、件名603には、本電子メールが、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールであることを示す内容(例えば、パスワード通知)等を設定する。
また、電子メール本文604には、宛先に対応する名称や、パスワード設定判定手段304から通知されたパスワードを出力する。但し、前述したように、パスワード設定判定手段304から通知される情報として、サーバメール受信手段303によって受信した電子メールから抽出可能な情報、例えば、件名503に設定されたタイトルなど、添付ファイルが存在する電子メールを特定し易い情報を出力しても良い。
パスワード通知メール生成手段308は、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールの生成が完了すると、パスワード通知メール送信手段309に対して、生成完了を通知する。
パスワード通知メール送信手段309は、クライアント端末101や、広域ネットワーク105を介して、少なくとも1以上の外部メールサーバ106と接続されている。
パスワード通知メール送信手段309は、パスワード通知メール生成手段308から、生成完了通知を受け取ると、内部システムに存在するクライアント端末101や内部システム以外の外部システムに存在するクライアント端末に対して添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールの送信を行う。
管理者用クライアント端末102は、パスワード設定手段310を備えており、パスワード設定手段310は、内部メールサーバ104と接続されており、宛先に応じたパスワードを設定するための画面(不図示)をディスプレイ装置210へ表示し、管理者へ入力を行わせる。
パスワード設定手段310によって入力されたパスワードは、ネットワーク103を介して、内部メールサーバ104へ送信され、パスワード記憶手段305(パスワードテーブル800)へ記憶される。
つまり、パスワード設定手段310における宛先に応じたパスワードを設定するための画面(不図示)は、パスワードテーブル800における各項目(少なくともメールアドレス801、及び添付ファイル用パスワード802の項目)を入力可能な構成を備えている。但し、レコードの初期登録時、あるいはレコードの変更時には、利用日時803については、空欄として設定する。
次に、図4には、本発明の実施形態に係る情報処理システムにおけるパスワード通知メールの送信処理を表すフローチャートが示されている。尚、各ステップで実行される処理については、内部メールサーバ104のCPU201の制御の下、処理が実行される。
ステップS101では、サーバメール受信手段303は、クライアント端末101のクライアントメール送信手段301によって送信された電子メールを受信し、ステップS102では、パスワード設定判定手段304は、ステップS101で受信した電子メールに添付ファイルが存在するか否かを判定する。
添付ファイルが存在すると判定した場合、ステップS103へ処理を進め、添付ファイルが存在すると判定しない場合、ステップS117へ処理を進める。
ステップS103では、パスワード設定判定手段304は、電子メールから宛先に関する情報を取得し、ステップS104では、パスワード設定判定手段304は、ステップS103において取得した宛先に該当するパスワードテーブル800のメールアドレス801に対応する添付ファイル用パスワード802を取得して、当該宛先に対応するパスワードを特定する。尚、パスワードテーブル800に宛先に該当するメールアドレス801が存在しない場合、当該宛先に対応するパスワードが存在しない旨を特定する。
ステップS105では、パスワード設定判定手段304は、ステップS104において特定したパスワードが所定のパスワードであるか否かを判定し、所定のパスワードであると判定した場合、ステップS106へ処理を進め、所定のパスワードであると判定しない場合、ステップS118へ処理を進める。
この判定方法としては、添付ファイル用パスワード802に所定のパスワードのみを設定しておくと共に、パスワードテーブル800に存在しない宛先については、自動でランダムにパスワードを生成する場合、本ステップでは、添付ファイル用パスワード802に、宛先に対応する所定のパスワードが存在する場合、ステップS106へ処理を進め、存在しない場合、ステップS118へ処理を進める。
また、別の判定方法として、添付ファイル用パスワード802に所定のパスワード、あるいは自動でランダムにパスワードを生成する旨の情報を設定する場合、本ステップでは、添付ファイル用パスワード802に設定された情報が、所定のパスワードである場合、ステップS106へ処理を進め、自動でランダムにパスワードを生成する旨の情報である場合、ステップS118へ処理を進める。尚、この別の判定方法の場合、フローチャート上図示されてはいないが、パスワードテーブル800に宛先が存在しない場合、ステップS117へ処理を進める。
ステップS106では、メール生成手段306は、ステップS101で受信した電子メールの添付ファイルを抽出し、ステップS107では、メール生成手段306は、ステップS106において抽出した添付ファイルに対して、ステップS104で特定したパスワードを設定する。
ステップS108では、メール生成手段306は、ステップS107においてパスワードが設定された添付ファイルを、電子メールに対して、再度、添付する。
ステップS109では、パスワード通知メール生成手段308は、宛先に対して、初めて、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを通知するか否かを判定し、初めて通知すると判定した場合、ステップS110へ処理を進め、初めて通知すると判定しない場合、ステップS113へ処理を進める。
このステップでは、電子メールを送信する度に、所定のパスワードの通知メールを送信せずに、1度(最初)、所定のパスワードを通知しておき、以後、通知メールの送信を停止することも可能である。
これによって、パスワード漏洩、電子メール受信数増加に伴う電子メールの見落とし、通信量の負荷軽減等の効果を奏する。
尚、この判定は、パスワードテーブル800の利用日時803を参照することで、判定を行うことが可能であり、利用日時803が空欄として設定されていれば、初めて、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを通知すると判定し、ステップS110へ処理を進め、利用日時803に、日時が設定されていれば、ステップS113へ処理を進める。
尚、本ステップにおける判定は、初めて通知するか否かによって判定を行ったが、ユーザが、相互に、電子メールをやり取りする際に利用するパスワードを所定回数、通知したか否かによって判定を行っても良い。
この場合、パスワードテーブル800において、利用回数の項目を追加し、パスワードを利用する都度、回数をインクリメントしても良い。例えば、ステップS112の処理を行った後、インクリメントを行う。
ステップS110では、パスワード通知メール生成手段308は、ステップS103で取得した宛先、ステップS104で特定したパスワードを用いて、所定のパスワードが出力された、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを生成する。この電子メールの1例は、前述した様に、図6に示す構成を有している。
ステップS111では、サーバメール送信手段307は、ステップS108で生成した電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信し、その後、ステップS112では、サーバメール送信手段307は、ステップS110で生成した添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信する。また、本ステップでは、送信した日を利用日時803に記憶する。
ステップS113では、パスワード通知メール生成手段308は、所定のパスワードが前回利用された時から所定期間経過したか否かを判定し、所定期間経過したと判定した場合、ステップS114へ処理を進め、所定期間経過したと判定しない場合、ステップS117へ処理を進める。
ステップS114では、パスワード通知メール生成手段308は、ステップS103で取得した宛先、ステップS104で特定したパスワードを用いて、所定のパスワードが出力された、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを生成する。この電子メールの1例は、前述した様に、図6に示す構成を有している。本ステップでは、この構成に所定期間経過した旨を追加出力し、ユーザの混同を招くことを抑止しても良い。
ステップS115では、サーバメール送信手段307は、ステップS108で生成した電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信し、その後、ステップS116では、サーバメール送信手段307は、ステップS114で生成した添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信する。また、本ステップでは、送信した日を利用日時803に記憶する。
ステップS117では、サーバメール送信手段307は、ステップS101で取得した電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信する。
ステップS118では、パスワード通知メール生成手段308は、ワンタイムパスワード等のランダムなパスワードを生成し、ステップS119では、メール生成手段306は、ステップS101で受信した電子メールの添付ファイルを抽出し、ステップS120では、メール生成手段306は、ステップS119において抽出した添付ファイルに対して、ステップS118で生成したパスワードを設定する。
ステップS121では、メール生成手段306は、ステップS107においてパスワードが設定された添付ファイルを、電子メールに対して、再度、添付する。
ステップS122では、パスワード通知メール生成手段308は、ステップS103で取得した宛先、ステップS118で生成したパスワードを用いて、生成したパスワードが出力された、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを生成する。この電子メールの1例は、前述した様に、図7に示す構成を有している。
ステップS123では、サーバメール送信手段307は、ステップS121で生成した電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信し、その後、ステップS124では、サーバメール送信手段307は、ステップS122で生成した添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを、宛先(CCを含む)に対して送信する。
尚、本発明の第1の実施形態では、宛先に対してのみ、パスワードの適用を行っているが、CCに含まれるメールアドレスを対象にパスワードを適用しても良い。この場合、ステップS103において、パスワード設定判定手段304は、電子メールから宛先及びCCに設定されたメールアドレスを取得する。
ステップS104では、パスワード設定判定手段304は、ステップS103において取得した宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに該当するパスワードテーブル800のメールアドレスに対応する添付ファイル用パスワード802をそれぞれ取得して、当該宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに対応するパスワードを特定する。
尚、パスワードテーブル800に宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに該当するメールアドレス801が存在しない場合、当該宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに対応するパスワードが存在しない旨を特定する。
ステップS105以後の処理については、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスの数の分だけ処理を行う。
つまり、添付ファイルに対して、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに対応するパスワードを設定し、パスワードが設定された添付ファイルを電子メールへ添付する。
この際に、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスの数の分だけ、パスワードを設定した添付ファイルが添付された電子メールを生成する。
更に、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスの数の分だけ、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに対応するパスワードに準じる、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを生成して、各宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに送信する。
このような態様を取る場合、基本的に、パスワードテーブル800に宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレスに該当するメールアドレス801が存在しない場合、ステップS118以後において、その存在しないと判定した、宛先、あるいはCCに設定されたメールアドレス、其々に対して、ランダムなパスワードを生成して、添付ファイルに設定されたパスワードのみ通知する電子メールを生成して、当該宛先、あるいは当該CCに設定されたメールアドレスに送信する。
また、宛先が複数存在する場合も同様に、宛先に設定されたメールアドレスの数の分だけ処理を行うことは、言うまでもない。CCに設定されたメールアドレスが複数存在する場合も、同様である。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態に関して説明するが、第1の実施形態とほぼ同様な構成及び処理等をとるため、同一の構成及び処理については、同様な符号を用いて、以後、説明を行う。
第1の実施形態においては、電子メールの送信先のアドレスに応じて、利用するパスワードを適用知していたが、第2の実施形態では、電子メールの送信元及び送信先のメールアドレスに応じて、利用するパスワードを適用する。
第1の実施形態と異なる点は、まず、図8に示すパスワードテーブル800の構成に対して、図9に示すようにメールアドレス_1901、メールアドレス_2902の項目を追加した点であり、メールアドレス_2902については、メールアドレス801と同一の項目である。つまり、図8に示すパスワードテーブル800に対してメールアドレス_1901の項目を追加している。
このパスワードテーブル900を利用して、図4に示すパスワード通知メールの送信処理において、ステップS103では、パスワード設定判定手段304は、電子メールから宛先を取得する際に、宛先及び送信元のメールアドレスを取得する。
ステップS104では、パスワード設定判定手段304は、ステップS103において取得した宛先及び送信元の組み合わせに該当するパスワードテーブル900のメールアドレス_1901及びメールアドレス_2902に対応する添付ファイル用パスワード802を取得して、当該宛先に対応するパスワードを特定する。尚、パスワードテーブル900に宛先及び送信元の組み合わせに該当するメールアドレス_1901及びメールアドレス_2902が存在しない場合、当該宛先及び送信元の組み合わせに対応するパスワードが存在しない旨を特定する。
そして、ステップS107以後の処理では、ステップS104で特定した、宛先及び送信元の組み合わせに対応するパスワードを用いて処理を行う。
以上、本発明に依れば、電子メールを送信した後、送信先のメールアドレスによって所定のパスワードを通知することで、電子メールの送受信を行う上で、柔軟な運用を行いつつ、セキュリティー向上を図ることができる。
また、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理システム
101 クライアント端末
102 管理者用クライアント端末
103 ローカルエリアネットワーク(LAN)
104 内部メールサーバ
105 広域ネットワーク
106 外部メールサーバ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力部
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ

Claims (14)

  1. 電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段と、
    電子メールを受信するサーバメール受信手段と、
    前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、
    前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、
    前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記パスワード設定判定手段によって電子メールの宛先に対応するパスワードが前記記憶手段から取得できた場合、前記メール生成手段は、前記パスワードを所定のパスワードとして前記添付したファイルに対して設定し、一方、前記パスワード設定判定手段によって電子メールの宛先に対応するパスワードが前記記憶手段から取得できない場合、前記メール生成手段は、ランダムにパスワードを自動生成して、前記添付したファイルに対して設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段に記憶したパスワードは、所定のパスワード、あるいは、電子メールを送信する度にランダムにパスワードを自動生成する旨を示す情報を記憶し、
    前記パスワード設定判定手段によって前記記憶手段から所定のパスワードを取得した場合、前記メール生成手段は、前記所定のパスワードを前記添付したファイルに対して設定し、一方、前記パスワード設定判定手段によって前記記憶手段からランダムにパスワードを自動生成する旨を示す情報を取得した場合、前記メール生成手段は、ランダムにパスワードを自動生成して、前記添付したファイルに対して設定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードが示されるパスワード通知用の電子メールを生成するパスワード通知メール生成手段と、
    前記サーバメール送信手段によって電子メールを送信した後、前記パスワード通知メール生成手段によって生成したパスワード通知用の電子メールを前記宛先に送信するパスワード通知メール送信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記パスワード通知メール送信手段は、前記宛先に前記所定のパスワードに関する前記パスワード通知用の電子メールを初回送信時のみ送信することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記パスワード通知メール送信手段は、前記宛先に前記所定のパスワードに関する前記パスワード通知用の電子メールを送信してから所定期間経過した後、前記パスワード通知用の電子メールを送信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶手段は、電子メールの送信元及び送信先のメールアドレスの組み合わせに対応して電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを記憶し、
    前記パスワード設定判定手段は、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先及び送信元の組み合わせに対応するパスワードを前記記憶手段に記憶されたパスワードから取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記パスワード設定判定手段によって、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先を複数取得した場合、前記メール生成手段は、前記パスワード設定判定手段によって取得した其々のパスワードを前記宛先の数の添付したファイルに対して設定することを特徴とする請求項1乃至7に記載の情報処理装置。
  9. 前記パスワード設定判定手段によって、前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先を複数取得した場合、前記パスワード通知メール生成手段は、宛先の数分、前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードが示されるそれぞれのパスワード通知用の電子メールを生成するパスワード通知メール生成手段を備えたことを特徴とする請求項4乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記クライアント端末は、
    前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信手段と、
    サーバメール送信手段から前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段と、
    前記クライアントメール送信手段から電子メールを受信するサーバメール受信手段と、
    前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、
    前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、
    前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  11. 電子メールの送受信処理を行う情報処理装置の制御方法であって、
    電子メールを受信するサーバメール受信ステップ、
    前記サーバメール受信ステップによって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定ステップ、
    前記パスワード設定判定ステップによって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成ステップ、
    前記メール生成ステップによって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信ステップ、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. 電子メールの送受信処理を行う情報処理装置で読取実行可能なプログラムであって、
    電子メールを受信するサーバメール受信手段と、
    前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、
    前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、
    前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先に送信するサーバメール送信手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムの制御方法であって、
    前記クライアント端末は、
    前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信ステップ、
    サーバメール送信ステップから前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信ステップ、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    前記クライアントメール送信ステップから電子メールを受信するサーバメール受信ステップ、
    前記サーバメール受信ステップによって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定ステップ、
    前記パスワード設定判定ステップによって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成ステップ、
    前記メール生成ステップによって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信ステップ、
    を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  14. 電子メールの送受信を行う複数のクライアント端末と情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムにおいて読取実行可能なプログラムであって、
    前記クライアント端末を、
    前記電子メールの送信を行うクライアントメール送信手段と、
    サーバメール送信手段から前記電子メールの受信を行うクライアントメール受信手段と、
    して機能させ、
    前記情報処理装置を、
    前記クライアントメール送信手段から電子メールを受信するサーバメール受信手段と、
    前記サーバメール受信手段によって受信した電子メールの宛先に対応するパスワードを前記電子メールに添付したファイルへ設定するパスワードを前記電子メールの宛先に応じて記憶する記憶手段に記憶されたパスワードから取得するパスワード設定判定手段と、
    前記パスワード設定判定手段によって取得したパスワードを前記添付したファイルに対して設定するメール生成手段と、
    前記メール生成手段によって生成した電子メールを前記宛先から特定される前記クライアント端末に送信するサーバメール送信手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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