JP2021131675A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子メールからの情報漏洩を抑止することができる。【解決手段】受信した電子メールから添付ファイルがはがし、パスワードを生成してはがした添付ファイルを生成したパスワードで暗号化し、添付ファイルをはがした電子メールに対して暗号化したファイルを添付して受信者へ電子メールを送信し、送信後、所定時間経過した後、受信者宛てにパスワード通知用の電子メールを送信する。【選択図】 図5

Description

本発明は、メールに添付されたファイルに付与されたパスワードを通知する方法に関する。
近年、電子メールシステムでは、ネットワークを介して、クライアント端末間での電子メールの送受信が行われているが、遠方と情報をかわす上では、非常に利便性の高いツールとして、利用されている。
しかしながら、緊急時など、電子メールに機密性の高い情報を含ませて、相手先とやり取りを行うケースも度々発生し、この場合、送信された電子メールが、相手先のメールサーバへ送信される過程で、盗聴や改竄等が行われ、機密性の高い情報を安全に送信することができない、というリスクを抱えてしまう。
そこで、電子メールを暗号化する手法が幾つも提案され、例えば、PGP(Pretty Good Privacy)やS/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)等の方法が提案されているが、これらの方法は、送受信側の双方で暗号化、複合化を行うことで、前述のようなリスクを回避している。
このような手法を用いるには、各クライアント端末に対して、暗号化、及び復号化を行うための機能を提供するソフトウェアを導入する必要があり、これらのソフトウェアの導入の検討(費用や安全性等)、導入作業、及び導入後設定作業等、利用者にとっては、いささか不便な点があることは否めない。
しかしながら、電子メールの利用方法として、電子メールの本文には、機密性の低い、あるいは、ない情報を入力し、機密性の高い情報を含むファイルを電子メールに添付して送信する方法がある。
この場合、前述の手法のように、電子メールを全て暗号化する必要性は少なく、電子メールに添付されたファイルのみを暗号化することで対処することが可能であるため、電子メールの送受信を仲介するメールサーバ等で添付されたファイルを暗号化する仕組みが存在するが、このような構成に於いても、送受信側の双方のメールサーバに暗号化、及び複合化を行うための機能を提供するソフトウェアを導入する必要がある。
そこで、内部クライアントから外部クライアントへ電子メールを送信する際に、予め定めた固定パスワードを用いて、送信対象とする電子メールを暗号化して送信した後、当該固定パスワード等を含む通知メールも送信する技術が提示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−171542号公報
しかしながら、電子メールの送信先となる宛先を誤って設定し送信してしまった場合、パスワード等を含む通知メールも誤った送信先へ送られてしまい情報漏洩などのリスクが生じてしまう。
そこで、本発明では、電子メールからの情報漏洩を抑止する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、電子メールの中継制御を行う情報処理装置であって、前記電子メールに付されたファイルを抽出して当該電子メールを送信する第1の送信手段と、前記第1の送信手段による電子メールの送信後に所定条件を満たすと、当該電子メールから抽出したファイルを得るための取得情報を含む電子メールを、前記第1の送信手段で送信した電子メールの宛先に対して送信する第2の送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電子メールからの情報漏洩を抑止することができる、という効果を奏する。
情報処理システムの構成の一例を示す図である。 各装置におけるハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 ルールの登録、編集を行う処理を示すフローチャートである。 電子メールの送信制御を行う処理を示すフローチャートである。 電子メールの遅延処理を示すフローチャートである。 電子メールの保留処理を示すフローチャートである。 電子メールの送出処理を示すフローチャートである。 遅延メール自動送出処理を示すフローチャートである。 保留メール自動削除処理を示すフローチャートである。 受信者宛パスワード通知遅延処理を示すフローチャートである。 スワード通知用の電子メールの送信を制御する処理を示すフローチャートである。 受信者宛パスワード通知メールの自動送出処理を示すフローチャートである。 ルール登録画面の一部の構成を示す図である。 送信制御ルールDBの構成を示す図である。 パスワードの通知を行うか否かを送信者に確認を行うためのパスワード通知用の電子メールの一例である。 パスワード通知メール確認画面の構成を示す構成図である。 電子メール確認画面の構成を示す構成図である。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100は、メールサーバ101、メール中継装置102、クライアント端末103(少なくとも1台以上備える)、及びLAN104を含む構成を備えており、広域ネットワーク105を介して外部メールサーバ106と接続されている。
メールサーバ101は、電子メールの送受信を行うために用いられる情報処理装置であって、電子メールのメールアドレス管理や、当該メールアドレスに送信されてきた電子メールを保存する等の機能を有している。
メール中継装置102は、メールサーバ101やクライアント端末103から送信される電子メールに対する送信制御処理を、送信制御ルールを用いて行うとともに、外部メールサーバ106から送信される電子メールに対する受信制御処理を、後述する受信制御ルールを用いて行う。
また、メール中継装置102は、クライアント端末103を操作するユーザからの要求に応じて、電子メールの送信制御処理(受信制御処理)に用いる送信制御ルール(受信制御ルール)の入力を受け付けたり、送信制御処理(受信制御処理)の結果、送信(受信)が保留された電子メールに対する送信(受信)、送信禁止(受信禁止)の入力(監査入力)を受け付けたりする。
クライアント端末103は、メールサーバ101で管理されているメールアドレスを使用して電子メールのやり取りを行うユーザが操作する端末装置である。
また、クライアント端末103は、外部メールサーバ106から提供される様々なコンテンツ等をユーザへ提供する端末装置でもある。
さらに、クライアント端末103は、LAN104を介してメール中継装置102に記憶した中継制御ルール、送信制御ルール、及び受信制御ルールの参照や登録等を行うことが可能である。
外部メールサーバ106は、様々なコンテンツ等をユーザへ提供する装置であり、サービス事業者や個人ユーザ等によって設置されたものであったり、外部のユーザが所有するメールサーバとして設置されたものであったりする。
次に、図2を参照して、図1のメール中継装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
CPU201は、システムバス204に接続される後述の各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、メール中継装置102に後述する各種の処理を実行させるために必要な各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで後述する各種処理を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル等で構成される入力装置209からの入力を制御する。
なお、入力装置209がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーン等の、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ装置210等の表示装置への表示を制御する。ディスプレイ装置210は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等で構成される。尚、本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。また、プロジェクタであってもよいこととする。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。
また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
以上が、メール中継装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の説明であるが、後述する各種の処理を実行可能であれば、必ずしも図2に記載のハードウェア構成を有していなくとも構わないことは言うまでもない。
また、メールサーバ101、クライアント端末103については、メール中継装置102と同様のハードウェア構成を備えるため、説明を省略する。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、電子メールの中継制御で用いるルールの登録、編集を行う処理について説明を行う。
ステップS100では、クライアント端末103において、ルールを登録あるいは編集するためのルール登録画面(不図示)を表示し、ステップS102では、クライアント端末103において、ルール登録画面に対してルールに関する情報が入力され、登録ボタン(不図示)が押下されたか否かにより、登録・編集が行われたか否かを判定し、登録ボタンが押下されたと判定した場合は、ステップS104へ処理を進め、登録ボタンが押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS104では、クライアント端末103において、ルール登録画面により登録・編集されたルールに添付ファイル暗号化の設定を行う入力がなされている場合は、その設定を受付ける。
図13には、ルール登録画面の一部の構成を示しているが、ルールの一部として、電子メールに添付されているファイルを暗号化する場合は、添付ファイル暗号化チェックボックス300にチェックを行う。
また、ルール登録画面には、暗号化された添付ファイルを復号化する際に用いるパスワードを通知する電子メールを送信者へ送信する際にチェックを行う送信者チェックボックス302、当該電子メールを受信者へ送信する際にチェックを行う受信者チェックボックス304、及び当該電子メールを所定時間遅延させて送信する際の時間を指定するための遅延時間306を備えている。
ステップS106では、メール中継装置102において、ルール登録画面により登録・編集されたルールに添付ファイル暗号化の設定がなされており、さらに、暗号化された添付ファイルを復号化するためのパスワードを通知する電子メールを送信するための条件が入力されている場合は、その設定を受付ける。
本ステップでは、送信者チェックボックス302、受信者チェックボックス304、遅延時間306に入力されている情報を受付ける。
ステップS108では、メール中継装置102において、ルール登録画面により登録されたルールについて送信制御ルールDB(図14)へ登録を行う。
図14には、送信制御ルールDBの構成が示されており、送信制御ルールDBは、データ項目として、ルールID400、優先度402、ルール名称404、コメント406、条件408、動作410を備えている。
ルールID400は、送信制御ルールを一意に識別するための識別情報が登録されるデータ項目である。優先度402は、送信制御ルールを適用する優先順を示す優先度情報が登録されるデータ項目である。
ルール名称404は、送信制御ルールの名称が登録されるデータ項目である。コメント406は、送信制御ルールに関するコメントが登録されるデータ項目である。例えば、どのような趣旨で当該送信制御ルールが設けられているかを示す情報などが登録される。
条件408は、送信制御ルールを適用する電子メールの条件が設定されるデータ項目であり、送信者条件412、送信先条件414、件名・本文条件416、添付ファイル条件418が設定されている。
送信者条件412は、電子メールの送信者条件が登録されるデータ項目であり、例えば、「*example.co.jpである」、「*example.co.jp以外」(*はワイルドカード)、などの条件が登録されることになる。
送信先条件414は、電子メールの送信先条件が登録されるデータ項目であり、例えば、「TO、CC、BCCのいずれかに*example.co.jp以外のアドレスが設定されている」、「TO、CCに設定されているアドレス件数がn件以上である」や、「n以上のドメインが含まれる」、「送信者の管理者のメールアドレスがCCに設定されていない」、などの条件が登録されることになる。
件名・本文条件416は、電子メールの件名や本文に設定されている文字列に関する条件が登録されるデータ項目であり、例えば、「件名が入力されていない」、「件名又は本文に、『機密、極秘、社外秘、関係者外秘』のいずれか含まれる」、などの条件が登録されることになる。
添付ファイル条件418は、電子メールに添付されている添付ファイルに関する条件が登録されるデータ項目であり、MIMEタイプ条件420、キーワード条件422、サイズ条件424、及び暗号化条件426が設定されている。
MIMEタイプ条件420は、ファイルの種類に関する情報が登録されるデータ項目であり、例えば、JPEGファイルの場合には「image/jpeg」、テキストファイルの場合には「text/plain」が登録されることになる。
キーワード条件422は、添付ファイルに含まれる文字列に関する条件が登録されるデータ項目であって、例えば、「『機密、極秘、社外秘、関係者外秘』のいずれか含まれる」、などの条件が登録されることになる。
サイズ条件424は、添付ファイルのサイズに関する条件が登録されるデータ項目であって、例えば、「30MB以上」、「20MB未満」、等の条件が登録される。
暗号化条件426は、添付ファイルを暗号化するための条件が登録されるデータ項目であって、暗号化形式や固定あるいはランダムのパスワードを付与するかといったパスワード方式、パスワードを通知するための電子メールを送信者/受信者に送信する等の条件が登録される。
また、受信者にパスワードを通知するための電子メールを所定時間遅延させて送信する際に、その時間を条件として登録することが可能である。
尚、1つの送信制御ルールの条件としては、条件408の中の、送信者条件412、送信先条件414、件名・本文条件416、添付ファイル条件418のうち、1つの条件のみに値を設定することも、また、複数の条件に値を設定することも可能とする。
動作410は、条件408に合致した電子メールデータに対して適用する処理が登録されるデータ項目であって、「送信」、「削除」、「保留」のうちいずれかが登録される。
「送信」が設定されている場合には、電子メールを指定された送信先に送信する。「削除」が設定されている場合には、電子メールの送信を禁止し削除する。「保留」が設定されている場合には、電子メールの送信を保留し、管理者から受け付ける「送信」または「削除」の指示に従った送信制御が行われることになる。
尚、ステップS104及びステップS106において設定されたルールは、暗号化条件426に登録されることとなる。尚、本フローチャートでは、他のルールの登録については処理の説明を省略している。
次に、図4に示すフローチャートを用いて電子メールの送信制御を行う処理について説明する。尚、本処理については、メール中継装置102において行われ、メール中継装置102のCPU201の制御の下、処理が実行される。
ステップS200では、メール中継装置102において、電子メールを受信し、ステップS202では、中継装置102において、ステップS200で受信した電子メールを解析し、送信元、宛先、本文等の電子メールに関する情報を取得する。
ステップS204では、メール中継装置102において、ステップS202において取得した電子メールに関する情報に対して送信制御ルールDBに登録されているルールを適用し、該当する条件が存在した場合は、ルールに対応する動作を決定する。
ステップS206では、メール中継装置102において、ステップS204で決定した動作が削除であるか否かを判定し、削除であると判定した場合は、ステップS208へ処理を進め、削除であると判定しない場合は、ステップS210へ処理を進める。
ステップS208では、メール中継装置102において、電子メールを削除する処理を行う。
ステップS210では、メール中継装置102において、ステップS204で決定した動作が遅延送信であるか否かを判定し、遅延送信であると判定した場合は、ステップS212へ処理を進め、遅延送信であると判定しない場合は、ステップS214へ処理を進める。
ステップS212では、メール中継装置102において、電子メールの遅延処理を行う(詳細は、図5にて後述する)。
ステップS214では、メール中継装置102において、ステップS204で決定した動作が保留であるか否かを判定し、保留であると判定した場合は、ステップS216へ処理を進め、保留であると判定しない場合は、ステップS218へ処理を進める。
ステップS216では、メール中継装置102において、電子メールの保留処理を行う(詳細は、図6にて後述する)。
ステップS218では、メール中継装置102において、電子メールの送出処理を行う(詳細は、図7にて後述する)。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、電子メールの遅延処理について説明を行う。
ステップS300では、メール中継装置102において、電子メールを遅延キューに配置し、ステップS302では、メール中継装置102において、送信者や管理者に遅延する電子メールがあることを通知する設定がなされているか否かを判定し、なされていると判定した場合は、ステップS304へ処理を進め、なされていると判定しない場合は、ステップS318へ処理を進める。
ステップS304では、メール中継装置102において、電子メールを遅延させて送信する旨を示す通知文を作成し、ステップS306では、メール中継装置102において、ステップS304において作成した通知文を送信者や管理者へ送信する。
ステップS308では、クライアント端末103において、遅延している電子メールを操作するための遅延メール操作画面(不図示)を表示し、ステップS310では、クライアント端末103において、遅延メール操作画面の送出ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステプS312へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS314へ処理を進める。
ステップS312では、メール中継装置102において、送出処理を行う(詳細は。図7にて後述する。)。
ステップS314では、クライアント端末103において、遅延メール操作画面の削除ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステプS316へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS316では、メール中継装置102において、配置した電子メールを遅延キューから削除する。
ステップS318では、メール中継装置102において、遅延メール自動送出処理を行う(詳細は、図8にて後述する。)。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、電子メールの保留処理について説明を行う。
ステップS400では、メール中継装置102において、電子メールを保留キューに配置し、ステップS402では、メール中継装置102において、送信者や管理者に保留する電子メールがあることを通知する設定がなされているか否かを判定し、なされていると判定した場合は、ステップS404へ処理を進め、なされていると判定しない場合は、ステップS418へ処理を進める。
ステップS404では、メール中継装置102において、電子メールを遅延させて送信する旨を示す通知文を作成し、ステップS406では、メール中継装置102において、ステップS404において作成した通知文を送信者や管理者へ送信する。
ステップS408では、クライアント端末103において、保留している電子メールを操作するための保留メール操作画面(不図示)を表示し、ステップS410では、クライアント端末103において、保留メール操作画面の送出ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステプS412へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS414へ処理を進める。
ステップS412では、メール中継装置102において、送出処理を行う(詳細は。図7にて後述する。)。
ステップS414では、クライアント端末103において、保留メール操作画面の削除ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステプS416へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS416では、メール中継装置102において、配置した電子メールを保留キューから削除する。
ステップS418では、メール中継装置102において、保留メール自動削除処理を行う(詳細は、図9にて後述する。)。
次に、図7に示すフローチャートを用いて、電子メールの送出処理について説明を行う。
ステップS500では、メール中継装置102において、受信者宛のパスワード通知遅延処理を行う(詳細は、図10にて後述する。)。
ステップS502では、メール中継装置は、ステップS204において条件が合致したルールのうち、暗号化条件426が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS504へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、ステップS506へ処理を進める。
ステップS504では、メール中継装置102において、電子メールに添付されているファイルが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS508へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS506へ処理を進める。
ステップS506では、メール中継装置102は、電子メールを送信先の宛先に対して送信する。
ステップS508では、メール中継装置102において、電子メールに添付されているファイルをはがし、ステップS510では、メール中継装置102は、電子メールを復号化する際に用いるパスワードを生成する。
ステップS512では、メール中継装置102において、ステップS508においてはがした添付ファイルに対してステップS510において生成したパスワードで復号化できるように暗号化を行う。
ステップS514では、メール中継装置102は、ステップS512において暗号化したファイルを電子メールへ添付する。
ステップS516では、メール中継装置102は、ステップS512においてファイルを添付した電子メールを送信先の宛先に対して送信する。
ステップS518では、メール中継装置102は、暗号化条件426に送信者にパスワードを通知する設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS520へ処理を進め、登録されていると判定ない場合は、ステップS530へ処理を進める。
ステップS520では、メール中継装置102は、暗号化条件426に受信者にパスワードを通知する設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS522へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、ステップS526へ処理を進める。
ステップS522では、メール中継装置102は、暗号化条件426に受信者宛にパスワードを通知する遅延時間を所定時間以上(例えば、1分)とする設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS524へ処理を進め、登録されていると判定ない場合は、ステップS526へ処理を進める。
ステップS524では、メール中継装置102は、パスワードの通知を行うか否かを送信者に確認を行うためのパスワード通知用の電子メールを作成する。
このような電子メールの例として、図15に示すように、添付ファイルが暗号化され、暗号化された添付ファイルに関する情報、所定時間経過後に受信者へパスワード通知メールが送信される旨を示す情報、受信者に関する情報等が掲載され、暗号化されたファイルが添付された電子メールの内容を確認する際に押下するための確認リンク500、パスワード通知用の電子メールをすぐに送出したい場合に押下するための送出リンク502、パスワード通知用の電子メールをすぐに削除したい場合に押下するための削除リンク504を備えて構成されている。
電子メールに対するアクションは、例えば、図に示すように、リンクに実行するアクションの内容(例えば、送出を意味するsendや削除を意味するdelete等)を含めて構成されている。
ステップS526では、メール中継装置102は、送信者に向けたパスワードが掲載されたパスワード通知用の電子メールを作成する。
ステップS528では、メール中継装置102は、ステップS524、ステップS526において作成したパスワード通知用の電子メールを送信者へ送信する。
ステップS530では、メール中継装置102は、暗号化条件426に受信者にパスワードを通知する設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS532へ処理を進め、登録されていると判定ない場合は、本処理を終了する。
ステップS532では、メール中継装置102は、受信者に向けたパスワードが掲載されたパスワード通知用の電子メールを作成する。
ステップS534では、メール中継装置102は、ステップS532において作成したパスワード通知用の電子メールを受信者へ送信する。
次に、図8に示すフローチャートを用いて、遅延メール自動送出処理について説明を行う。
ステップS600では、メール中継装置102は、現在時刻を取得し、ステップS602では、遅延キューに配置されている全ての電子メールに関する情報を取得する。
次のステップS604からステップS608については、ステップS602について取得した電子メールに対して、1件ずつ処理を行い、全ての電子メールに関して処理を終えるとループを抜けるようになっている。
ステップS604では、メール中継装置102は、電子メールの送出予定時刻を取得する。電子メールの送出予定時刻は、予め定めた遅延時間を電子メールの受信時刻に加算した時刻となる。
ステップS606では、メール中継装置102は、現在時刻がステップS604において取得した送出予定時刻を超えているか否かを判定し、超えていると判定した場合は、ステップS608へ処理を進め、超えていると判定しない場合は、ステップS604へ処理を進める。
ステップS608では、メール中継装置102は、電子メールの送出処理を行う(詳細は、図7参照)。
次に、図9に示すフローチャートを用いて、保留メール自動削除処理について説明を行う。
ステップS700では、メール中継装置102は、現在時刻を取得し、ステップS702では、保留キューに配置されている全ての電子メールに関する情報を取得する。
次のステップS704からステップS708については、ステップS702について取得した電子メールに対して、1件ずつ処理を行い、全ての電子メールに関して処理を終えるとループを抜けるようになっている。
ステップS704では、メール中継装置102は、電子メールの削除予定時刻を取得する。電子メールの削除予定時刻は、予め定めた削除時間を電子メールの受信時刻に加算した時刻となる。
ステップS706では、メール中継装置102は、現在時刻がステップS704において取得した削除予定時刻を超えているか否かを判定し、超えていると判定した場合は、ステップS708へ処理を進め、超えていると判定しない場合は、ステップS704へ処理を進める。
ステップS708では、メール中継装置102は、保留キューから電子メールに関する情報を削除する。
次に、図10に示すフローチャートを用いて、受信者宛パスワード通知遅延処理いついて説明を行う。
ステップS800では、メール中継装置102は、ステップS204において条件が合致したルールのうち、暗号化条件426が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS802へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、処理を終了する。
ステップS802では、メール中継装置102は、暗号化条件426に受信者にパスワードを通知する設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS804へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS804では、メール中継装置102は、暗号化条件426に受信者宛にパスワードを通知する遅延時間を所定時間以上(例えば、1分)とする設定が登録されているか否かを判定し、登録されていると判定した場合は、ステップS808へ処理を進め、登録されていると判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS806では、メール中継装置102は、通知キューに電子メールに関する情報をコピーして配置する。
次に、図11に示すフローチャートを用いて、パスワード通知用の電子メールの送信を制御する処理について説明を行う。
ステップS900では、クライアント端末103は、確認リンク500(図15参照)が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS902へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS914へ処理を進める。
ステップS902では、クライアント端末103は、パスワード通知メール確認画面600を表示(図16参照)する。
パスワード通知メール確認画面600は、パスワード通知用の電子メールを遅延して送信する旨が示されており、元の電子メールの内容を確認することが可能である。
パスワード通知メール確認画面600は、パスワード通知用の電子メールを送出する際に押下するための送出ボタン602、パスワード通知用の電子メールを削除する際に押下するための削除ボタン604を備えている。
ステップS904では、クライアント端末103は、パスワード通知メール確認画面600は、通知キューから取得された元の電子メールに関する情報を表示する。
ステップS906では、クライアント端末103は、送出ボタン602が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS908へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS918へ処理を進める。
ステップS908では、メール中継装置102は、受信者宛にパスワード通知用の電子メールを作成し、ステップS910では、メール中継装置102は、ステップS908において作成してパスワード通知用の電子メールを送信先の宛先へ送信する。
ステップS912では、メール中継装置102は、通知キューから元の電子メールに関する情報を削除する。
ステップS914では、クライアント端末103は、送出リンク502が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS908へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、ステップS916へ処理を進める。
ステップS916では、クライアント端末103は、削除リンク504が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS912へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
ステップS918では、クライアント端末103は、削除ボタン604が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合は、ステップS912へ処理を進め、押下されたと判定しない場合は、本処理を終了する。
次に、図12に示すフローチャートを用いて、受信者宛パスワード通知メールの自動送出処理について説明を行う。尚、本処理は、例えば1分につき1回等、所定間隔で実行される。
ステップS1000では、メール中継装置102は、現在時刻を取得し、ステップS1002では、通知キューに配置されている全ての電子メールに関する情報を取得する。
次のステップS1004からステップS1012については、ステップS1002について取得した電子メールに対して、1件ずつ処理を行い、全ての電子メールに関して処理を終えるとループを抜けるようになっている。
ステップS1004では、メール中継装置102は、受信者宛のパスワード通知用の電子メールの送出予定時刻を取得する。受信者宛のパスワード通知用の電子メールの送出予定時刻は、遅延時間306で入力された時間をステップS514において暗号化した添付ファイルを元メールに添付した時刻に加算した時刻とする。
あるいは、送出予定時刻は、遅延時間306で入力された時間をステップS512において添付ファイルの暗号化が完了した時刻に加算しても良いし、ステップS516において受信者へ元のメールを送信し、送信先から元のメールが届いたことを検知した時刻に加算しても良い。
さらには、送出予定時刻は、遅延時間306で入力された時間をファイルが添付された電子メールの受信時刻に加算しても良い。
ステップS1006では、メール中継装置102は、現在時刻がステップS1004において取得した送出予定時刻を超えているか否かを判定し、超えていると判定した場合は、ステップS1008へ処理を進め、超えていると判定しない場合は、ステップS1004へ処理を進める。
ステップS1008では、メール中継装置102は、受信者宛のパスワード通知用の電子メールを作成し、ステップS1010では、メール中継装置102は、ステップS1008において作成した受信者宛のパスワード通知用の電子メールを送信先の宛先を送信する。
ステップS1012では、メール中継装置102は、通知キューから元の電子メールに関する情報を削除する。
尚、ステップS510において生成するパスワードは、文字列からなるパスワードに留まることなく、画像認証(例えば、CAPTCHA認証等)を行うための画像へ生成したパスワードを表示するものでも良いし、生成したパスワードを管理するシステムへ登録し、この登録したパスワードを取得するためのURL等であっても良い。
ステップS526、ステップS534、ステップS908、ステップS1008において作成するパスワード通知用の電子メールにこれらのパスワードやURL等の情報を含めて作成して
[変形例1]
次に、本発明の実施形態の変形例を説明する。尚、実施形態とほぼ同様な構成及び処理を備えるため、異なる部分のみ説明を行う。
本発明の実施形態では、図15に示すようなパスワード通知用の電子メールの送信をするか否かを確認する通知文を電子メールで送信したが、パスワード通知用の電子メールを一覧で確認できる画面を表示できるようなリンクをクライアント端末103に通知文として通知しても良い。
ステップS524及ぶステップS526において、パスワードの通知を行うか否かを送信者に確認を行うためのパスワード通知用の電子メールを作成して送信者へ送信しているが、パスワードの通知を保留している旨を示す情報と図17に示す電子メール確認画面700を表示できるようなリンクとが掲載された電子メールを送信者へ送信しても良い。
受信者は、電子メール確認画面700のメニューの項目である通知管理ボタン702を押下することにより、現在、パスワード通知用の電子メールを遅延送信させる電子メールが一覧でリスト表示704して見えるような構成を備えている。
このリスト表示704された電子メールを1つ選択すると、パスワード通知メール確認画面600が表示され、送信者は、パスワード通知用の電子メールを送信するか削除するかを選択することが可能となる。
尚、システムの利用可否を判定するために、送信者へユーザIDとパスワード等の認証情報を合わせて通知しても良い。
送信者がリンクをクリックするとログイン画面が表示され、送信者は、通知された認証情報をログイン画面へ入力してシステムへログインすると、電子メール確認画面700を表示するような構成として
[変形例2]
また、本発明の実施形態の他の変形例を説明する。尚、実施形態とほぼ同様な構成及び処理を備えるため、異なる部分のみ説明を行う。
本発明の実施形態では、パスワード通知用の電子メールを送信する態様について説明を行ったが、変形例2では、電子メールの添付ファイルをはがして、所定の装置へ添付ファイルを記憶しておき、記憶先のパスの情報をアクセス用のURLへ含めるように当該URLを生成する。
そして、添付ファイルをはがした電子メールを送信先へ送信した後、このURLが付与された電子メールを送信先へ送信する態様を備える。
ステップS508において電子メールから添付ファイルをはがした後、当該添付ファイルを所定の装置へ記憶し、ステップS510では、ステップS508において所定の装置へ添付ファイルを記憶したパスの情報に基づいてアクセス用のURLを生成する。
ステップS512、及びステップS514はスキップして、ステップS516において、添付ファイルがはがされた電子メールを受信者へ送信する。この際、当該電子メールには、添付ファイルが存在する旨を示す情報を含めても良い。
以後は、送信者あるいは受信者に対して、ステップS510において生成したURLが付与された電子メールを送信する。
これにより、誤った宛先に添付ファイルを有する電子メールを送信した場合でも、添付ファイルの保管先を示すURLが付された電子メールを遅延させて送信することができるので、誤送信防止対策として効果を奏する。
尚、添付ファイルがはがされた電子メールを受信者へ送信するときに、前述したURLを含めて送信しても良い。
ただし、受信者がこのURLを用いてアクセスしようとした際に、受信者に対してアクセスを許可するためのパスワードを入力させて認証がなされた場合に、所定の装置へ記憶した添付ファイルへアクセスさせる態様を想定しても良い。
この場合、このパスワード通知用の電子メールを送信する構成として、本発明の実施形態と同様な処理形態を備えても良い。
以上、本発明の実施形態について示したが、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記録媒体などとしての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明の実施形態では、メール中継装置102について示しているが、メールサーバ101とメール中継装置102との機能を合わせた1つの装置構成であっても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図3乃至図12に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図3乃至図12の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図3乃至図12の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスクなどを用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベースなどから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理システム
101 メールサーバ
102 メール中継装置
103 クライアント端末
104 LAN
105 広域ネットワーク
106 外部メールサーバ

Claims (14)

  1. 電子メールの中継制御を行う情報処理装置であって、
    前記電子メールに付されたファイルを抽出して当該電子メールを送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段による電子メールの送信後に所定条件を満たすと、当該電子メールから抽出したファイルを得るための取得情報を含む電子メールを、前記第1の送信手段で送信した電子メールの宛先に対して送信する第2の送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定条件を満たすまでに、前記第2の送信手段により送信される電子メールを削除する指示を受付ける削除指示受付手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定条件を満たすとは、前記第1の送信手段による電子メールを送信して所定時間経過した後、を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定条件を満たすとは、ファイルが付された電子メールを受信して所定時間経過した後、を示すことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定条件を満たすとは、電子メールに付されたファイルを暗号化して所定時間経過した後、を示すことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の送信手段により送信される電子メールを送信する指示を受付ける送信指示受付手段を備え、
    前記所定条件を満たすとは、前記所定時間経過する前に、前記送信指示受付手段により前記電子メールの送信指示を受付けること、を示すことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の送信手段は、前記電子メールを受信してから所定時間経過後、ファイルが抽出された前記電子メールを送信することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の送信手段は、前記所定時間経過前に、前記電子メールに対して送信指示を受付けて、ファイルが抽出された前記電子メールを送信する請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の送信手段は、保留している電子メールに対して送信指示を受付けて、ファイルが抽出された前記電子メールを送信することを特徴する請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の送信手段は、前記電子メールから抽出したファイルを暗号化して当該電子メールへ付して送信し、
    前記第2の送信手段は、前記取得情報として暗号化されたファイルを復号化するための情報を含む電子メールを送信することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 電子メールから抽出したファイルを記憶する記憶手段を備え、
    前記第1の送信手段は、前記記憶手段における前記ファイルの記憶先を示す記憶先情報を、前記ファイルを抽出した電子メールに含めて送信し、
    前記第2の送信手段は、前記取得情報として前記記憶先情報を用いてファイルを取得するために要する情報を含む電子メールを送信することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 電子メールの中継制御を行う情報処理装置であって、
    前記電子メールに付されたファイルを抽出して当該電子メールを送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段による電子メールの送信後に所定条件を満たすと、当該電子メールから抽出したファイルを得るための取得情報を含む電子メールを、前記第1の送信手段で送信した電子メールの宛先に対して送信する第2の送信手段と、
    前記第2の送信手段により送信される電子メールを送信する指示を受付ける送信指示受付手段と、
    前記所定条件を満たすまでに、前記送信指示受付手段により前記電子メールの送信指示を受付けた場合、当該電子メールの送信を行う第3の送信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  13. 電子メールの中継制御を行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記電子メールに付されたファイルを抽出して当該電子メールを送信する第1の送信ステップと、
    前記第1の送信ステップによる電子メールの送信後に所定条件を満たすと、当該電子メールから抽出したファイルを得るための取得情報を含む電子メールを、前記第1の送信ステップで送信した電子メールの宛先に対して送信する第2の送信ステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. コンピュータを、
    前記電子メールに付されたファイルを抽出して当該電子メールを送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段による電子メールの送信後に所定条件を満たすと、当該電子メールから抽出したファイルを得るための取得情報を含む電子メールを、前記第1の送信手段で送信した電子メールの宛先に対して送信する第2の送信手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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