JP2014086922A - 無線通信装置、及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】軟判定データを格納するメモリの容量を低減すること。
【解決手段】無線通信装置は、受信データを処理する際に、復調した受信データを格納するメモリと、受信データに適用される送信方式に基づき、前記メモリに合わせて、復調した受信データを変換する変換部とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信装置に関する。
送信機と受信機とが、チャネルを通じて、情報ビットを送受信する無線通信システムが知られている。
送信機の処理について説明する。送信機は、符号化、変調処理等を行う。送信機は、送信する情報ビット系列を誤り訂正符号化し、符号ビット系列へ変換する。送信機は、規定の複数のビット単位で、符号ビット系列を変調し、信号シンボルへマッピングする。信号シンボル(以下、「シンボル」という)は、元のビットの値に対応して、複素平面上(信号空間)の異なる点として表される。
受信機の処理について説明する。受信機は、復調処理、軟判定データの量子化処理、復号処理等を行う。受信機は、受信データに、同期検波等の処理を行い、信号空間上の点の形で、受信シンボルを求める。受信機は、受信シンボルから各ビットに対応する軟判定データとなる尤度を求める。軟判定データは、十分に大きなビット精度を有する。ビット精度は、1ワードを表現するビット数である。受信機は、軟判定データの量子化処理を行う。受信機は、復号処理で十分な特性を得ることができ、且つより小さなワードあたりのビット数に変換することにより、軟判定データの量子化処理を行う。受信機は、量子化データを用いて誤り訂正復号処理を行い、送信ビットを推定する。
<符号化処理、復号処理>
誤り訂正技術には、誤り訂正符号化と、再送制御とが含まれる。
誤り訂正符号化には、情報ビット系列から符号化ビット系列を生成する「母符号による誤り訂正符号化」が含まれる。また、誤り訂正符号化には、符号化ビット系列から、実際に送信するビット系列を生成する、補足的な符号化処理(「通信路符号化」と呼ぶ)が含まれる。「誤り訂正符号化」と「通信路符号化」の2段階の処理では、「ブロック」又は「パケット」と呼ばれる予め規定された有限のビットを含む処理単位で実行される。
<誤り訂正符号化>
誤り訂正符号化には、軟判定データを利用する復号処理が標準的に確立しているタイプの符号が含まれる。例えば、誤り訂正符号化には、ターボ符号や、低密度パリティ検査(Low Density Parity Check: LDPC)符号等が含まれる。例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定されるシステムでは、ターボ符号が適用される。
<通信路符号化>
通信路符号化には、「レートマッチング」や、「インターリーブ」が含まれる。
レートマッチング(RM)では、実際に送信するために割り当てられた物理チャネルのビットサイズと、誤り訂正符号化により符号化されたビット系列(以下、「符号化ビット系列」という)のサイズが異なる場合に、ビットサイズを調整する。ビットサイズを調整する方法には、パンクチャリングと、レペティションが含まれる。
パンクチャリングは、符号化されたビット系列からいくつかのビットを間引くことで、送信する系列のサイズを小さくする。レペティションは、符号化されたビット系列のいくつかのビットについて、同じビットを繰り返すことで送信する系列のサイズを大きくする。
インターリーブは、レートマッチング前又は後において、ビット系列の順番を規定のパターンで置換する。
<再送制御>
再送制御には、H−ARQ(Hybrid−ARQ)が含まれる。H−ARQは、自動再送制御(Auto Repeat Request: ARQ)と、誤り訂正符号化を組み合わせる符号化方式である。
送信機は符号化ビット系列を生成し、該符号化ビット系列から、全部又は一部を選択して送信する。ここで、一部を選択する処理は、RMに対応する。
受信機は、受信したデータを元に復号処理を行う。復号処理の結果、推定されたビット系列に対してエラー判定を行う。受信機は、エラーの場合には、NACKを返信することで再送要求を行うとともに、受信データをバッファに保存する。
受信機は、エラーフリーの場合には、ACKを返信するとともに、新規情報ビットのブロックの受付が可能であることを通知し、バッファをクリアにする。
送信機は、再送データ処理を行う。つまり、送信機は、受信機からNACK信号を受信すると、前回と同じ情報ビットの符号化ビット系列から、全部又は一部を選択して送信処理を行う。
受信機は、再送データ処理を行う。受信機は、再送データと、H−ARQバッファの保存データとを利用して、合成処理を行う。受信機は、1セットの軟判定データ系列を生成する。受信機は、受信データを復号する。受信機は、復号結果に、初回の受信処理と同様の処理を行う。
送信機は、復号結果がエラーで再送要求がある場合に、以上の再送処理を規定の最大再送回数まで繰り返し行う。規定の最大再送回数に達してもエラーフリーとならない場合は、送信機は、対応する現在の情報ビットブロックを「エラー」と判定し、次の情報ビットのブロックに対して処理を開始する。
<変復調処理>
<変調処理>
送信機は、先頭ビットから規定のビットサイズmビット毎に、通信路符号化結果のビット系列(以下、「符号化ビット系列」と呼ばれることもある)を1つの信号シンボルにマッピングする。ここでは、3GPPで適用される、QPSK、16QAM、64QAMを想定して説明する。QPSK、16QAM、64QAMは、それぞれ、m=2、4、6に対応する。
信号シンボルは、通常、便宜的に複素数で表現される。実数部、虚数部は、それぞれIch、Qch成分と呼ばれる。
<復調処理>
受信機は、受信シンボルから軟判定データを生成する。チャネルで雑音が付加されない場合、同期検波等のデータ受信処理後のシンボルは、振幅の大きさの自由度を除いて、送信された信号シンボルが完全に再現された複素データである。しかし、一般的には雑音が付加されるため、信号点からずれた位置のシンボルとなる。この複素シンボルを用いて、送信シンボルにマッピングされたm個の符号ビットのそれぞれに対応する軟判定データを生成する。
<軟判定データ>
軟判定データは、各送信ビットに対応する受信データである。軟判定データは、正負符号ビットと振幅をもつ実数データである。振幅の大きさは、信頼度に対応する。
典型的な例としては、軟判定データは、送信データに対して、チャネルで付加される雑音に対して定義される相対尤度データとして求められる。HW装置として実装する場合には、近似的に簡単化されたものがよく使用される。以下その生成方法について、16QAMを例にして示す。
図1は、軟判定データを生成する処理を示す。
受信シンボル(「×」により示す)から、m=4個の各ビットについて、0の値をとるシンボルのグループから、それぞれ尤も近いシンボルを選択する。
受信シンボルと、選択したシンボルと間のユークリッド距離を求める。受信シンボルと、選択したシンボルと間のユークリッド距離を、それぞれ「0値距離」、「1値距離」と呼ぶ。
0値距離の2乗から、1値距離の2乗を差し引く。
<軟判定データの量子化>
より小さいビット数での固定小数値に、各データの軟判定データを変換する。つまり、各データの軟判定データの数値の置き換えを想定する。軟判定データは、アナログ値(実数)、又は、アナログ値に近い十分大きなビット精度で表現されるのが好ましい。
図2は、軟判定データの量子化を示す。各符号ビット系列が量子化される。
図3は、4ビットでの量子化の例を示す。軟判定データが4ビットに量子化される。
<ダイナミックレンジ(振幅最大値)の決定>
軟判定データ系列は、送信電力の違い又は、雑音の付加等によって、さまざまな大きさの振幅を取る。その分布は、典型的には、正負対称の分布関数に類似する。その分布は、送信シンボルの固定電力に対応するいくつかの固定の値を中心として両側へ減衰する関数となる。多値の場合は1つの値とは限らないため、いくつかの固定の値を中心として両側へ減衰する関数となる。従って、固定の値が含まれるように、ダイナミックレンジの最大値を取るようにすると、確率的に大きな割合のデータが、規定のビット精度での量子化値に置き換えることができるようになる。
具体的に最大値を決定する方法にはいくつか方法が知られている。
平均法は、軟判定データの平均値を求め、その規定数倍を最大値とする。
最大値法は、軟判定データの最大値を求めそれを最大値とする。
中間値法は、軟判定データの中間値を求め、その規定数倍を最大値とする。
累積指数分布法は、軟判定データの指数値(初めて正負符号と異なるビットの位置)についての分布を求め、規定の割合で最も近い指数位置をデータの切り取り位置とする。
<データ範囲の限定>
ダイナミックレンジを超えるデータについて、規定の方法で、ダイナミックレンジの範囲に含まれるように変換する。典型的には、最大値で置き換える。最大値で置き換えることは、クリッピングとも呼ばれる。
<小区分の決定>
ダイナミックレンジの範囲を小区分に分割する。典型的には、一定の幅の区分とする。小区分の数は、規定の量子化ビット数で表現できる異なる数値の数に対応する。それぞれの小区分に、量子化後の数値を対応させる。典型的には、最小値から昇順に対応させる。
各データを、その数値が含まれる小区分に対応する固定少数値で置き換える。
<AMC>
フェージング等の現象により、伝搬チャネルの性質は、時間経過とともに大きく変動する場合がある。チャネルの変動に従って、受信データのSNRは変動する。受信機は、一定周期のタイミングでのSNRの値を測定して、SNRの情報を送信機に通知する。
送信機は、受信したSNRの情報から、情報ビットを送信するために最適な符号化方法(情報ビットサイズ、符号化ビットサイズ)及び変調方式(Modulation and Coding Scheme(MCS)、又は「符号化フォーマット」と呼ぶ)を決定して、送信処理を行う。最適なMCSとは、例えば、推定されているSNRについて、受信機での復号処理の結果のブロックエラーレート(BLER)が規定の値(例えば、0.1程度)になるMCSであってもよい。
<復号器>
複数の符号化フォーマット(MCS)を利用する場合について説明する。
H−ARQやAMCが利用される場合、送信機は、時間の経過とともに異なる符号化方式や変調方式の符号化フォーマットで情報ビットを送信する場合がある。
受信機には、送信機からの情報ビットを処理するために、1系統の処理ブロックでパラメータの切り替え等で対応できる回路が実装される。複数の処理ブロックを実装し、符号化フォーマットについて個別に対応するよりも、回路規模を抑えることができる。
<処理ブロック(ロジック)>
LTEやHSPA+等が適用される通信システムでは、情報ビットサイズや符号化ビットサイズ等のパラメータの変更に応じて、異なるフォーマットが実現できることが好ましい。例えば、基本となるフォーマットに対して、情報ビットサイズや符号化ビットサイズ等のパラメータの変更に応じて、複数の符号化フォーマットを実現できるのが好ましい。
<データ保存メモリ>
軟判定データは、インターフェースと、メモリを介して、復調部と復号部で受け渡しされる。該メモリは、中間バッファとも呼ばれる。つまり、通信路の復号処理の結果は、一時的に中間バッファに保存される。復号処理においては、処理の前後に軟判定データをメモリに保存して、次の処理は、メモリから読み出して行う。このメモリを「通信路バッファ」と呼ぶ。また、H−ARQにおける合成処理において、合成後のデータはH−ARQソフトバッファに保存される。次回再送時には、H−ARQソフトバッファからデータを読み出し、再送されたビットに対応する軟判定データと合成処理が行われる。
<通信路バッファ>
通信路バッファは、符号化フォーマットによって、必要となるワードサイズが異なる。通信路バッファには、全てのワードサイズに対応できるメモリが実装されるのが好ましい。
メモリのワード数と、ワードあたりの量子化ビット数のそれぞれを独立して決定し、必要なメモリのサイズを決定する方法が知られている。ここで、ワード数は、利用される全ての符号化フォーマットにおいて、必要となる符号化ビット数Nの最大値であるのが好ましい。また、量子化ビット数については、規定の特性劣化を満たす、最小の量子化ビット数qである。
<H−ARQソフトバッファ>
H−ARQソフトバッファについても、再送方式としてIR(Incremental Redundancy)を適用する場合には、再送毎に符号化ビットサイズが変わる場合がある。再送回数が増加し、最小の符号化率に達した後は、符号ビットは固定される。例えば、最小の符号化率は、ターボ符号の符号化率1/3であってもよい。実装メモリのサイズの決定方法は通信路バッファと同様である。
メモリ容量の増大を抑え、且つメモリ容量とインターリーブの長さに応じて、1キャリア分のデータを表現するために必要なビット数を最適に設定することにより、復調性能を向上させる受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−199142号公報
軟判定データを格納するメモリを実装する際、ワード数とワードあたりのビット数のそれぞれについて、別々に最大のものが選択される。しかし、ワード数が最大の場合に、ワードあたりのビット数が最大となるとは限らない。このため、各符号化フォーマットが必要とする総ビット数の最大値よりも、メモリの容量が大きい場合がある。この場合、同じ誤り率特性を得るのに必要な最小限のメモリサイズよりも、冗長な総ビット数を格納できるメモリを実装していることになる。同じ誤り率特性を得るのに必要な最小限のメモリ数よりも、冗長な総ビット数を格納できるメモリが実装される場合、回路規模が大きくなる。
また、全ての符号化フォーマットに対応できるメモリを実装する場合、総ビット数が小さい符号化フォーマットでは、より大きな量子化ビットを利用すると特性が改善する場合がある。
開示の無線通信装置は、軟判定データを格納するメモリの容量を低減することを目的とする。
開示の一実施例の無線通信装置は、
受信データを処理する際に、復調した受信データを格納するメモリと、
受信データに適用される送信方式に基づいて、前記メモリに合わせて、復調した受信データを変換する変換部と
を備える。
開示の実施例によれば、軟判定データを格納するメモリの容量を低減することができる。
復調処理を示す図である。 軟判定データの量子化処理を示す図である。 軟判定データの量子化処理を示す図である。 無線通信システムの一実施例を示す図である。 送信装置の一実施例を示す図である。 MCSテーブルの一実施例を示す図である。 受信装置の一実施例を示す図である。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置の動作の一実施例を示すフローチャートである。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置の一実施例を示す図である。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置の動作の一実施例を示すフローチャートである。 受信装置の一実施例を示す図である。 受信装置に実装されるメモリの一実施例を示す図である。 受信装置の動作の一実施例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、実施例を説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<無線通信システム>
図4は、無線通信システムの一実施例を示す。無線通信システムには、送信装置100と、受信装置200とが含まれる。
送信装置100と、受信装置200は、3GPPの規定に従って動作する。3GPPで規定されている通信システムには、LTE、HSPA+等が含まれる。送信装置100は、3GPPの規定に従って、レイヤー1(Layer1: L1)の処理等を行う。例えば、送信装置100は、3GPPの規定に従って、符号化し、変調する。
<送信装置100>
送信装置100は、CPU(Central Processing Unit)1002と、ハードウェア装置(HW装置)1004とを備える。
図5は、送信装置100の一実施例を示す。送信装置100は、無線通信装置に含まれる。
送信装置100は、符号化処理部102と、変調処理部104と、MCS(Modulation and Coding Scheme)選択部106と、SNR信号受信部108とを備える。
ハードウェア装置(HW装置)1004が機能することにより、符号化処理部102の機能と、変調処理部104の機能と、MCS選択部106の機能と、SNR信号受信部108の機能とが実現されてもよい。
また、DSP(Digital Signal Processor)が機能することにより、符号化処理部102の機能と、変調処理部104の機能と、MCS選択部106の機能と、SNR信号受信部108の機能とが実現されてもよい。
符号化処理部102は、情報ビットの符号化処理を行う。例えば、符号化処理部102は、符号化率1/3のターボ符号により符号化処理を行う。符号化処理部102は、変調処理部104へ、符号化された情報ビットを入力する。
変調処理部104は、符号化された情報ビットを変調する。変調方式には、QPSK、16QAM、64QAM等が適用される。送信装置100の一実施例では、64QAMが適用される。
MCS選択部106は、受信装置200から通知される受信信号のSNRに基づいて、最適なMCSを選択する。送信装置100には、適応変調符号化(Adaptive Modulation and Coding: AMC)が適用される。適応変調符号化が適用される際には、適用される符号化フォーマットはMCSとして、個々に規定され、テーブル化される。
SNR信号受信部108は、受信装置200からの受信信号のSNRを受信する。SNR信号受信部108は、MCS選択部106へ、SNRを入力する。
図6は、MCSテーブルの一実施例を示す。
MCSテーブルの一実施例では、MCSインデックスI(I=0,・・・,M)について、変調方式、情報ビットサイズ、符号化ビットサイズ、符号化率が対応付けられる。図6には、一例として、M=5について示される。以下、インデックス0−5のMCSをそれぞれ、MCS0−MCS5をいう。
適応変調符号化では、変調方式を固定とすることを前提としてもよい。この場合、MCSの違いは、情報ビットサイズ、符号化ビットサイズ及び符号化率である。
符号化率が低くなるに従って、物理チャネルのビットサイズが小さくなる。ここで、物理チャネルのビットサイズには、符号化ビットサイズが含まれる。各MCSに対して、SNRの値の範囲が規定されている。SNRが低いほうから昇順に、I=1,・・・,Mのインデックスで区別される。
量子化ビット数は、変調方式のマッピングビット数が大きいほど、大きくなる傾向がある。また、同じ変調方式では、量子化ビット数は、符号化率が小さいほど、大きくなる傾向がある。
<受信装置200>
受信装置200は、CPU2002と、ハードウェア装置2004とを備える。
受信装置200は、受信データに対してデマッピング処理を行い、軟判定データを生成する。受信装置200の一実施例では、軟判定データを生成する際のビット精度は32ビットである。軟判定データを生成する際のビット数は、特性劣化が許容されれば、32ビットに限られない。
デマッピング処理されたデータは、復号処理の際に、32ビットの精度の入力データとなる。受信装置200は、復号処理の前に、デマッピング処理されたデータに対して量子化処理を行う。量子化処理の際に、平均法が利用されてもよいし、最大値法が利用されてもよいし、中間値法が利用されてもよいし、累積指数分布法が利用されてもよい。また、量子化処理の際に、他の方法が利用されてもよい。
受信装置200は、中間バッファに、量子化処理の結果を保存する。
図7は、受信装置200の一実施例を示す。
受信装置200は、同期検波・復調処理部202と、量子化処理部204と、ビットサイズ変換処理部206と、フォーマット判定部208と、通信路バッファ210と、通信路処理部212と、復号処理部214とを備える。
CPU2002が機能することにより、フォーマット判定部208の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置(HW装置)2004が機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置2004が機能することにより、ビットサイズ変換処理部206の機能と、通信路バッファ210の機能と、通信路処理部212の機能と、復号処理部214の機能が実現されてもよい。
また、DSP(Digital Signal Processor)が機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能と、ビットサイズ変換処理部206の機能が実現されてもよい。DSPが機能することにより、フォーマット判定部208の機能と、通信路バッファ210の機能と、通信路処理部212の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、復号処理部214の機能が実現されてもよい。
同期検波・復調処理部202は、送信装置100と同期し、該送信装置100からの受信データを検波し、信号空間上の点の形で、受信シンボルを求め、軟判定データを生成する。同期検波・復調処理部202は、量子化処理部204へ、軟判定データを入力する。
量子化処理部204は、同期検波・復調処理部202からの軟判定データを量子化する。同期検波・復調処理部202からの軟判定データは、十分に大きなビット精度を有する。つまり、1ワードは、大きなビット数で表現される。量子化処理部204は、軟判定データを復号する際に十分な特性を得ることができる程度のビット数に、1ワードを表現するビット数を減少させる。量子化処理部204の一実施例では、1ワードを表現するビット数をqとする。量子化処理部204は、ビットサイズ変換処理部206へ、量子化処理されたデータを入力する。
フォーマット判定部208は、量子化処理部204から、ビットサイズ変換処理部206へ入力されるデータの符号化フォーマットを判定する。具体的には、フォーマット判定部208は、送信装置100からの制御情報に基づいて、量子化処理部204から、ビットサイズ変換処理部206へ入力されるデータの符号化フォーマットがMCS0−MCS5のいずれかであるかを判定する。フォーマット判定部208は、ビットサイズ変換処理部206へ、符号化フォーマットの判定結果を入力する。
ビットサイズ変換処理部206は、量子化処理部204からのデータを伝送路バッファ210に格納する。ビットサイズ変換処理部206は、フォーマット判定部208からの符号化フォーマットの判定結果に基づいて、量子化処理部204からのデータを伝送路バッファ210に実装されたメモリに合わせて格納する。
伝送路バッファ210には、1又は複数の符号化フォーマットに共通して使用できるメモリが実装される。
伝送路バッファ210の一実施例は、MCS1と、MCS2に共通して使用できるメモリが実装される。他のMCSと共通して使用できるメモリが実装されてもよい。
図8、図9は、ビットサイズ変換処理部206に入力されるデータと、伝送路バッファ210に実装されるメモリ2102の一実施例を示す。
図8、図9に示される例では、伝送路バッファ210に実装されるメモリ2102が示される。メモリ2102は、MCS2に対応する符号化ビットを格納できるサイズ以上であるのが好ましい。つまり、MCS2に対応する符号化ビットである2000ビット以上を格納できるのが好ましい。
図8に示す伝送路バッファ210の一実施例では、2000ビットを格納できる場合について示す。具体的には、ワード数N2で、1ワード当りのビット数qを格納できる。MCS1に対応する符号化ビットが、メモリ2102に格納される。
ビットサイズ変換処理部206には、量子化処理部204から、1ワード当りのビット数q1であり、且つワード数N1であるデータが入力される。1ワード当りのビット数q1と、ワード数N1は、送信装置100において適用されたMCSで決まる。
ビットサイズ変換処理部206は、量子化処理部204からのデータの最初のq1ビットを、qとq1−qに分割する。ビットサイズ変換処理部206は、メモリ2102の所定のワード、例えば最初のワードに、ビット数qを格納し、次のワードにビットq1−qを格納する。ビットサイズ変換処理部206は、量子化処理部204からのデータの次のq1ビットをメモリ2102に格納できるように必要に応じて分割し格納する。ビットサイズ変換処理部206により、1ワード当りのビット数q1であり、且つワード数N1であるデータは、メモリ2102のワード数N1´の範囲に格納される。
MCS2に対応する符号化ビットがメモリ2102に格納される場合には、ビットサイズ変換処理部206には、量子化処理部204から、1ワード当りのビット数q2であり、且つワード数N2であるデータが入力される。ここで、q2=qであるため、ビットサイズ変換処理部206は、量子化処理部204からのデータをそのまま、メモリ2102に格納する。
図9に示すメモリ2102の一実施例は、必要な総ビット数が最大となるMCSをI=M番目とする。メモリ2102の一実施例は、M番目のMCSに合わせたものとする。
メモリ2102の一実施例では、ワード数を、符号化ビットサイズN、ワード当りのビット数を量子化ビット数qとする。
Mより小さいインデックスI<MのMCSでは、量子化ビット数はq≦qとなる。量子化ビット数がq≦qとなる場合、ビットサイズ変換処理部206は、通信路バッファ210のメモリ2102に、I番目のMCSでの軟判定データの量子化データを、以下の手順に従って格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、各ワードのqビットの上位からqM−1ビットを、そのままの並びでメモリ2102に格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、レジスタに、各ワードの残りのqIM=q−qビットを一旦保持する。
ビットサイズ変換処理部206は、続く式(1)個のワードを、連結してビット数q´=n・qIM≦qとして、N+1番目のワードに保存する。
Figure 2014086922
通信路処理部212は、デインタリーブ処理を行う。例えば、通信路処理部212は、送信装置100からの信号にインターリーブ処理がされている場合に、デインタリーブ処理を行う。また、通信路処理部212は、デレートマッチング処理を行う。例えば、通信路処理部212は、送信装置100からの信号にレートマッチング処理がされている場合に、デレートマッチング処理を行う。通信路処理部212からの出力信号は、復号処理部214に入力される。
復号処理部214は、伝送路処理部212からのデータを用いて、送信ビットを推定する。例えば、復号処理部214は、伝送路処理部212からのデータに対して、誤り訂正符号化を行う。
<受信装置200の動作>
図10は、受信装置200の動作の一実施例を示す。
ステップS1002では、同期検波・復調処理部202は、同期検波・復調処理を行う。
ステップS1004では、量子化処理部204は、同期検波・復調処理部202により復調されたデータを量子化する。
ステップS1006では、フォーマット判定部208では、送信装置100からの制御情報に基づいて、受信データのフォーマットを判定する。
ステップS1008では、ビットサイズ変換処理部206は、量子化された受信データのビット数qが、通信路バッファ210に実装されたメモリ2102の量子化ビット数q2より大きいか否かを判定する。
ステップS1010では、q>q2である場合、ビットサイズ変換処理部206は、ビットサイズを変換する。
ステップS1012では、ステップS1010によりビットサイズが変換された場合、又はステップS1008によりq>q2でない場合、通信路バッファ210に格納する。
ステップS1014では、通信路処理部212は、必要に応じて、デインタリーブ処理、デレートマッチング処理を行う。
ステップS1016では、復号処理部214は、ステップS1014により伝送路処理が行われたデータに対して、誤り訂正符号化を行い、送信ビットを推定する。
受信装置200の一実施例によれば、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、該信号に含まれるデータのフォーマットを変換して中間バッファ(通信路バッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、送信装置100からのデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
<変形例(その1)>
受信装置200の一変形例は、図7と略同一である。
受信装置200の一変形例は、上述した実施例と、ビットサイズ変換処理部206の処理が異なる。
図11は、ビットサイズ変換処理部206に入力されるデータと、伝送路バッファ210に実装されるメモリ2102の一変形例を示す。
メモリ2102の一変形例は、必要な総ビット数が最大となるMCSをI=M番目とする。メモリ2102の一変形例は、M番目のMCSに合わせたものとする。
メモリ2102の一変形例では、ワード数を、符号化ビットサイズN、ワード当りのビット数を量子化ビット数qとする。
Mより小さいインデックスI<MのMCSでは、量子化ビット数はq≦qとなる。量子化ビット数がq≦qとなる場合、ビットサイズ変換処理部206は、通信路バッファ210のメモリ2102に、I番目のMCSでの軟判定データの量子化データを、以下の手順に従って格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、各ワードのqビットの上位からqビットを、そのままの並びでメモリ2102に格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、NI個のワードについて、残りのビットの先頭から1ビットを抽出する。
ビットサイズ変換処理部206は、NI個のワードについて残りのビットの先頭から抽出したビットを結合し、1個のワードを作成する。ここでは、ビットサイズ変換処理部206は、qIM個のワードが作成されるとする。
ビットサイズ変換処理部206は、メモリ2102のNI+1番目のワードから、qIM個のワードを格納する。
受信装置200の一変形例によれば、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、該信号に含まれるデータのフォーマットを変換して中間バッファ(通信路バッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、送信装置100からのデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
さらに、q個のビットが格納される部分と、残りのビットが格納される部分とが分かれているため、読み出す際の処理を簡略化できる。
<変形例(その2)>
受信装置200の一変形例は、図7と略同一である。
受信装置200の一変形例は、上述した実施例と、ビットサイズ変換処理部206の処理が異なる。
図12は、ビットサイズ変換処理部206に入力されるデータと、伝送路バッファ210に実装されるメモリ2102の一変形例を示す。
メモリ2102の一変形例は、必要な総ビット数が最大となるMCSをI=M番目とする。メモリ2102の一変形例は、M番目のMCSに合わせたものとする。
メモリ2102の一変形例では、ワード数を、符号化ビットサイズN、ワード当りのビット数を量子化ビット数qとする。
Mより小さいインデックスI<MのMCSでは、量子化ビット数はq≦qとなる。量子化ビット数がq≦qとなる場合、ビットサイズ変換処理部206は、通信路バッファ210のメモリ2102に、I番目のMCSでの軟判定データの量子化データを、以下の手順に従って格納する。
とqとの間の最小公倍数をmとする。このとき、r=m/q、r=m/qとする。
ビットサイズ変換処理部206は、レジスタ上で、r個のデータをmビットのワートとして結合する。
ビットサイズ変換処理部206は、メモリ2102に、レジスタ上のビットをqビット毎に保存する。
受信装置200の一変形例によれば、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、該信号に含まれるデータのフォーマットを変換して中間バッファ(通信路バッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、送信装置100からのデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
さらに、q個のビットが格納される部分と、残りのビットが格納される部分とが分かれているため、読み出す際の処理を簡略化できる。
<変形例(その3)>
無線通信システムとして、3GPPで規定されるLTEシステムを想定する。
送信装置100の一変形例は、図5と略同一である。
送信装置100の一変形例では、符号化処理部102は、符号化率1/3のターボ符号により符号化する。また、変調処理部104は、QPSK、16QAM,64QAM等の変調方式で変調する。送信装置100の一変形例では、変調処理部104は、64QAMにより変調する。
送信装置100の一変形例では、AMCが適用される。物理チャネルのビットサイズ毎に、MCSのテーブルが定義される。受信装置200に実装されるメモリ2102の回路規模に影響がある例として、最大のビットサイズとなる場合について説明する。このとき、各MCSは、情報ビットサイズ、符号化率が異なる。
さらに、送信装置100と、受信装置200との間で、H−ARQが適用される。
図13は、受信装置200の一変形例を示す。
受信装置200は、同期検波・復調処理部202と、量子化処理部204と、ビットサイズ変換処理部206と、フォーマット判定部208と、通信路処理部212と、復号処理部214と、H−ARQ合成部216と、H−ARQソフトバッファ218とを備える。
CPUが機能することにより、フォーマット判定部208の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能と、ビットサイズ変換処理部206の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、通信路処理部212の機能と、復号処理部214の機能と、H−ARQ合成部216の機能と、H−ARQソフトバッファ218の機能が実現されてもよい。
また、DSPが機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能と、ビットサイズ変換処理部206の機能が実現されてもよい。DSPが機能することにより、フォーマット判定部208の機能と、通信路処理部212の機能と、H−ARQ合成部216の機能と、H−ARQソフトバッファ218の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、復号処理部214の機能が実現されてもよい。
通信路処理部212は、量子化処理部204と接続される。通信路処理部212は、デインタリーブ処理を行う。例えば、通信路処理部212は、送信装置100からの信号にインターリーブ処理がされている場合に、デインタリーブ処理を行う。また、通信路処理部212は、デレートマッチング処理を行う。例えば、通信路処理部212は、送信装置100からの信号にレートマッチング処理がされている場合に、デレートマッチング処理を行う。通信路処理部212からの出力信号は、H−ARQ合成部216に入力される。
H−ARQ合成部216は、H−ARQにより、前回のデータと、再送データとを合成する。H−ARQ合成部216は、ビットサイズ変換処理部206へ、H−ARQにより前回のデータと再送データとを合成したデータを入力する。
ビットサイズ変換処理部206は、H−ARQソフトバッファ218へ、H−ARQ合成部216からのデータを格納する。例えば、ビットサイズ変換処理部206は、上述した実施例、変形例(その1)、変形例(その2)と同様の方法により、H−ARQソフトバッファ218へ、H−ARQ合成部216からのデータを格納するようにしてもよい。また、ビットサイズ変換処理部206は、他の方法により、H−ARQソフトバッファ218へ、H−ARQ合成部216からのデータを格納するようにしてもよい。
H−ARQソフトバッファ218は、中間バッファとして機能する。H−ARQソフトバッファ218は、ビットサイズ変換処理部206からのデータを格納する。
図14は、ビットサイズ変換処理部206に入力されるデータと、HARQソフトバッファ218に実装されるメモリ2182の一変形例を示す。
H−ARQソフトバッファ218には、メモリ2182が実装される。メモリ2182のメモリサイズは、MCSの符号化フォーマットと、再送後の符号化率に基づいて設定される。ここでは、一例として、変形例(その1)と同様の方法で、ビットサイズ変換処理部206は、HARQソフトバッファ218へ、H−ARQにより合成したデータを格納する。実施例、変形例(その2)と同様の方法で、ビットサイズ変換処理部206は、HARQソフトバッファ218へ、H−ARQにより合成したデータを格納するようにしてもよい。
初回送信データの符号化率を0.9、再送データの符号化率を3/4とする。H−ARQソフトバッファ218のワードあたりの量子化ビットサイズをq=4とする。
再送ごとのビット選択のパターンは、一例として、初回及び再送1回目は符号化率0.9の符号化ビット、再送2回目は符号化率2/3の符号化ビット、再送3回目は符号化率2/3の符号化ビットとする。
ビットサイズ変換処理部206は、HARQソフトバッファ218へ、1ワード当りq=5として、初回と、再送1回目とを合成したデータを格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、初回と、再送1回目とを合成したデータの上位4ビットを、そのままの並びでメモリ2182のワードの先頭から格納する。
ビットサイズ変換処理部206は、残りの1ビットは、続く4個のデータのビットを1つのデータワードとして結合する。ビットサイズ変換処理部206は、メモリ上の未使用のN+1番目のワードから順に格納する。ここで、Nは、符号ビットサイズである。
ビットサイズ変換処理部206は、再送2回目以降の合成後のデータを、4ビットで再量子化を行い、そのままの並びでメモリ2182に格納する。
次に、送信装置100から、符号化率1/3の低い伝送レートのMCSで送信されるデータに、H−ARQが適用される場合について示す。符号化ビットサイズをNとする。送信装置100からの再送データには、新たに、符号ビットは含まれない。この場合、ビットサイズ変換処理部206は、再送回数によらずに、データの量子化ビットq=5の場合と同様の方法で、H−ARQソフトバッファ218に、H−ARQ合成部216からのデータを格納する。
<受信装置200の動作>
図15は、受信装置200の動作の一実施例を示す。
ステップS1502では、同期検波・復調処理部202は、同期検波・復調処理を行う。
ステップS1504では、量子化処理部204は、同期検波・復調処理部202により復調されたデータを量子化する。
ステップS1506では、通信路処理部212は、必要に応じて、デインタリーブ処理、デレートマッチング処理を行う。
ステップS1508では、H−ARQ合成部216は、H−ARQにより、受信データと、再送データとを合成する。
ステップS1510では、ビットサイズ変換処理部206は、量子化された受信データのビット数qが、H−ARQソフトバッファ218に実装されたメモリ2182の量子化ビット数qより大きいか否かを判定する。
ステップS1512では、フォーマット判定部208では、送信装置100からの制御情報に基づいて、受信データのフォーマットを判定する。
ステップS1514では、q>qである場合、ビットサイズ変換処理部206は、ビットサイズを変換する。
ステップS1516では、ステップS1514によりビットサイズが変換された場合、又はステップS1510によりq>qでない場合、H−ARQソフトバッファ218に格納する。
ステップS1518では、復号処理部214は、H−ARQ合成されたデータに対して、誤り訂正符号化を行い、送信ビットを推定する。
受信装置200の一変形例によれば、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、H−ARQ合成されたデータのフォーマットを変換して、中間バッファ(H−ARQソフトバッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、H−ARQ合成されたデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
さらに、q個のビットが格納される部分と、残りのビットが格納される部分とが分かれているため、読み出す際の処理を簡略化できる。
<変形例(その4)>
無線通信システムとして、3GPPで規定されるLTEシステムと、HSPA+システムを想定する。
送信装置100の一変形例は、図5と略同一である。
送信装置100の一変形例では、符号化処理部102は、符号化率1/3のターボ符号により符号化する。また、変調処理部104は、QPSK、16QAM,64QAM等の変調方式で変調する。送信装置100の一変形例では、変調処理部104は、64QAMにより変調する。
送信装置100の一変形例では、AMCが適用される。物理チャネルのビットサイズ毎に、MCSのテーブルが定義される。受信装置200に実装されるメモリ2102の回路規模に影響がある例として、最大のビットサイズとなる場合について説明する。このとき、各MCSは、情報ビットサイズ、符号化率が異なる。
さらに、送信装置100と、受信装置200との間で、H−ARQが適用される。
受信装置200の一変形例は、LTEシステム、HSPA+システムに従って送信装置100から送信されたデータを受信できる。つまり、受信装置200の一変形例は、LTEシステム、HSPA+システムで共有できるものについては、同じデバイスのロジック、メモリを使用する。
LTEシステムとして機能するか、HSPA+システムとして機能するかは、上位レイヤーからの指示に従う。
図16は、受信装置200の一変形例を示す。
受信装置200は、同期検波・復調処理部202と、量子化処理部204と、通信路処理部212と、第1のビットサイズ変換処理部220と、フォーマット判定部208と、通信路バッファ210と、復号処理部214と、H−ARQ合成部216と、第2のビットサイズ変換処理部222と、H−ARQソフトバッファ218と、通信システム切替判定部224とを備える。
CPUが機能することにより、フォーマット判定部208の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能と、通信路処理部212の機能と、第1のビットサイズ変換処理部220の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、通信路バッファ210の機能と、H−ARQ合成部216の機能と、復号処理部214の機能と、第2のビットサイズ変換処理部222の機能と、H−ARQソフトバッファ218の機能が実現されてもよい。
また、DSPが機能することにより、同期検波・復調処理部202の機能と、量子化処理部204の機能と、通信路処理部212の機能と、第1のビットサイズ変換処理部220の機能が実現されてもよい。DSPが機能することにより、フォーマット判定部208の機能と、通信路バッファ210の機能と、H−ARQ合成部216の機能と、第2のビットサイズ変換処理部222の機能と、H−ARQソフトバッファ218の機能が実現されてもよい。ハードウェア装置が機能することにより、復号処理部214の機能が実現されてもよい。
HSPA+の伝送レートより、LTEの伝送レートの方が大きい場合が多い。従って、伝送路バッファ210に実装されるメモリのサイズと、H−ARQソフトバッファ218に実装されるメモリのサイズは、LTEに対応するMCSに基づいて設定されるのが好ましい。
通信路バッファ210に実装されるメモリについて説明する。
LTEでは、リソースブロック(Resource Block: RB)単位で、取り得る物理チャネルのサイズが変化する。RBには、規定されたシンボルが含まれる。従って、物理チャネルのサイズは、RBの数と、シンボルにマッピングされるビット数によって決まる。
MCSテーブルには、物理チャネルのサイズ毎に、MCSが規定されている。従って、通信路バッファ210に実装されるメモリは、RBの数が最大であり、且つ符号化ビット数が最大となる場合に、そのサイズが決まる。LTEの場合、通信路バッファ210に実装されるメモリは、RBの数が最大であり、且つ64QAMの場合に、そのサイズが決まる。変調方式として64QAMを含むMCSには、符号化率として1/3〜9/10が含まれることが規格に規定されている。ワード当りの量子化ビット数qは、全フォーマットで許容できるものであるのが好ましい。ここで、誤り率の特性劣化がないと仮定した場合に得られる量子化ビット数を選択してもよいし、選択しなくてもよい。つまり、規定の劣化を許容し、ワード当りの量子化ビット数qを小さく設定するようにしてもよい。
RBの数が同じである場合に、変調方式がQPSKとなるMCSの符号化率は1/3となり、変調方式が16QAMとなるMCSの符号化率は2/3となる。変調方式がQPSKとなるMCSが適用される場合には、軟判定データの量子化ビット数を3倍まで設定できる。また、変調方式が16QAMとなるMCSが適用される場合には、軟判定データの量子化ビット数を3/2倍まで設定できる。しかし、量子化ビット数を増加させても特性の改善には限界があるため、変調方式がQPSKとなるMCSが適用される場合には、軟判定データの量子化ビット数を3倍以下、例えば2倍程度にするのが好ましい。同様に、変調方式が16QAMとなるMCSが適用される場合には、軟判定データの量子化ビット数を3/2倍以下、例えば1.5倍程度にするのが好ましい。
図17は、第1のビットサイズ変換処理部220に入力されるデータと、通信路バッファ210に実装されるメモリ2104の一変形例を示す。
通信路バッファ210には、メモリ2104が実装される。図16に示される例では、メモリ2104は、軟判定データの量子化ビット数を2倍にしたメモリサイズである。
第1のビットサイズ変換処理部220は、QPSKの場合、通信路処理部212からのデータをq毎に分離する。第1のビットサイズ変換処理部220は、メモリ2104の連続する2ワードに、q毎に分離したデータを格納する。
第1のビットサイズ変換処理部220は、16QAMの場合、通信路処理部212からのデータを2ワード毎に、レジスタ上で結合する。第1のビットサイズ変換処理部220は、メモリ2104の連続する3ワードに、2ワード毎に結合したデータを3分割して格納する。
HSDPA+は、最大伝送レートがLTEの1/2以下である。最大伝送レートとなるMCSは、変調方式が64QAMで、符号化率が0.97である。従って、符号化ビットサイズは、LTEの最大伝送レートの1/2以下となる。
従って、HSDPA+の場合にも、軟判定データの量子化ビット数をqより大きい値にできる。つまり、量子化ビット数は、符号ビットサイズで、メモリ2104の総ビット数を割った値で与えられる。量子化ビット数は、変調方式によって、64QAMの場合で2倍、16QAMの場合で3倍、QPSKの場合で6倍まで設定できる。
H−ARQソフトバッファ218に実装されるメモリについて説明する。
H−ARQソフトバッファ218に実装されるメモリは、通信路バッファ210に実装されるメモリと略同一である。つまり、H−ARQソフトバッファ218に実装されるメモリは、伝送レートが最大の場合で、且つ、再送により最大符号化ビット数となる場合に合わせて、そのサイズが設定されるのが好ましい。他のフォーマットに関しては、符号化ビットサイズと、実装メモリの総ビット数から、可能な量子化ビット求める。この場合にも最大の量子化ビットサイズqhmを超える場合にはqhmとする。
<受信装置200の動作>
図18は、受信装置200の動作の一実施例を示す。
ステップS1802では、通信システム切替え判定部224は、システムを判定する。
ステップS1804では、同期検波・復調処理部202は、同期検波・復調処理を行う。
ステップS1806では、量子化処理部204は、同期検波・復調処理部202により復調されたデータを量子化する。
ステップS1808では、通信路処理部212は、必要に応じて、デインタリーブ処理、デレートマッチング処理を行う。
ステップS1810では、第1のビットサイズ変換処理部220は、受信データの量子化されたビット数qが、通信路バッファ210に実装されたメモリ2102の量子化ビット数qより大きいか否かを判定する。
ステップS1812では、q>qである場合、第1のビットサイズ変換処理部220は、ビットサイズを変換する。
ステップS1814では、ステップS1812によりビットサイズが変換された場合、又はステップS1810によりq>qでない場合、通信路バッファ210に格納する。
ステップS1816では、H−ARQ合成部216は、H−ARQにより、受信データと、再送データとを合成する。
ステップS1818では、第2のビットサイズ変換処理部222は、伝送路バッファ210に格納された量子化されたデータのビット数qが、H−ARQソフトバッファ218に実装されたメモリ2182の量子化ビット数qより大きいか否かを判定する。
ステップS1820では、フォーマット判定部208では、送信装置100からの制御情報に基づいて、受信データのフォーマットを判定する。
ステップS1822では、q0>qである場合、ビットサイズ変換処理部206は、ビットサイズを変換する。
ステップS1824では、ステップS1822によりビットサイズが変換された場合、又はステップS1818によりq0>qでない場合、H−ARQソフトバッファ218に格納する。
ステップS1826では、復号処理部214は、H−ARQ合成されたデータに対して、誤り訂正符号化を行い、送信ビットを推定する。
受信装置200の一変形例によれば、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、該信号に含まれるデータのフォーマットを変換して中間バッファ(通信路バッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、送信装置100からのデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
さらに、送信装置100からの信号に適用されるMCSに応じて、H−ARQ合成されたデータのフォーマットを変換して、中間バッファ(H−ARQソフトバッファ)に格納できる。このため、MCS毎に中間バッファを備えることなく、H−ARQ合成されたデータを中間バッファに格納できる。このため、中間バッファのサイズを削減できる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
受信データを処理する際に、復調した受信データを格納するメモリと、
受信データに適用される送信方式に基づいて、前記メモリに合わせて、復調した受信データを変換する変換部と
を備える、無線通信装置。
(付記2)
前記メモリは、受信データに適用される送信方式に基づいて、該受信データに含まれるビット数が最大となるサイズを有する、付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
前記変換部は、前記qが前記q1よりも大きい場合には、前記受信データの上位からq1ビットを、前記メモリの最初のワードに格納し、残りのq−q1ビットを前記メモリの次のワードに格納する、付記1又は2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
前記変換部は、前記qが前記q1よりも大きい場合には、前記受信データについて各ワードの上位からq1ビットを、前記メモリの各ワードに格納し、前記受信データについて残りのq−q1ビットを前記メモリの前記各ワードの上位からq1ビットを格納した後のワードに格納する、付記1又は2に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
前記変換部は、前記qが前記q1と異なる場合に、前記qと前記q1との間の最大公倍数mに対して、m/q個のビット毎に連結し、m/q1毎に、前記メモリの各ワードに格納する、付記1又は2に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記復調した受信データと、復調した再送データを合成する合成部
を有し、
前記変換部は、前記メモリに合わせて、前記合成部により前記復調した受信データと、前記復調した再送データを合成した信号を変換する、付記1に記載の無線通信装置。
(付記7)
受信データを処理する際に、該受信データに適用される送信方式に基づき、復調した前記受信データを格納するメモリに合わせて、復調した受信データを変換し、
前記メモリに、該メモリに合わせて変換した復調した受信データを格納する、受信方法。
(付記8)
前記受信データに適用される変調方式と符号化率の組合せを判定する判定部
を有し、
前記変換部は、前記判定部により判定された変調方式と符号化率の組合せに基づいて、前記メモリに合わせて、復調した受信データを変換する、付記1ないし6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記9)
前記復調した受信データを量子化する量子化処理部
を有し、
前記変換部は、前記量子化処理部により量子化したデータを変換する、付記1ないし6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
100 送信装置
102 符号化処理部
104 変調処理部
106 MCS選択部
108 SNR信号受信部
200 受信装置
202 同期検波・復調処理部
204 量子化処理部
206 ビットサイズ変換処理部
208 フォーマット判定部
210 通信路バッファ
212 通信路処理部
214 復号処理部
2102 メモリ

Claims (7)

  1. 受信データを処理する際に、復調した受信データを格納するメモリと、
    受信データに適用される送信方式に基づいて、前記メモリに合わせて、復調した受信データを変換する変換部と
    を備える、無線通信装置。
  2. 前記メモリは、受信データに適用される送信方式に基づいて、該受信データに含まれるビット数が最大となるサイズを有する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
    前記変換部は、前記qが前記q1よりも大きい場合には、前記受信データの上位からq1ビットを、前記メモリの最初のワードに格納し、残りのq−q1ビットを前記メモリの次のワードに格納する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
    前記変換部は、前記qが前記q1よりも大きい場合には、前記受信データについて各ワードの上位からq1ビットを、前記メモリの各ワードに格納し、前記受信データについて残りのq−q1ビットを前記メモリの前記各ワードの上位からq1ビットを格納した後のワードに格納する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信データのワード毎のビット数をqとし、前記メモリのワード毎のビット数をq1とした場合に、
    前記変換部は、前記qが前記q1と異なる場合に、前記qと前記q1との間の最大公倍数mに対して、m/q個のビット毎に連結し、m/q1毎に、前記メモリの各ワードに格納する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  6. 前記復調した受信データと、復調した再送データを合成する合成部
    を有し、
    前記変換部は、前記メモリに合わせて、前記合成部により前記復調した受信データと、前記復調した再送データを合成した信号を変換する、付記1に記載の無線通信装置。
  7. 受信データを処理する際に、該受信データに適用される送信方式に基づき、復調した前記受信データを格納するメモリに合わせて、復調した受信データを変換し、
    前記メモリに、該メモリに合わせて変換した復調した受信データを格納する、受信方法。
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