JP5182037B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、適応リンク制御を利用する無線通信装置および無線通信方法に関する。
3GGP(3rd Generation Partnership Project)で規定されるLTE(Long Term Evolution )などの移動体通信における移動体通信システムにおいては、限られた無線リソースを効率的に活用するために、移動局が推定した無線チャネル品質情報に基づいて基地局が適応的に符号化率および変調方式などの伝送フォーマットを変更する適応リンク制御が用いられている。このような移動体通信システムでは、基地局装置は、移動局から報告された無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う。
移動体通信システムにおいて、適応リンク制御を実現するために、一般的には以下に示すような処理を行う。
移動局は、既知の信号である基準信号(RS:Reference Signal)を用いて信号対雑音電力比(SN比:Signal to Noise Ratio )を推定する。移動局は、移動局であらかじめ用意しておいたテーブルを用いて、SN比を無線チャネル品質情報を表すCQI(Channel Quality Indicator )に変換する。このテーブルを、「SN比−CQIマッピングテーブル」と呼ぶ。一方で移動局は、データ信号を復調/復号する。復号の方法としては、軟判定方式がある(例えば、特許文献1参照)。そして、移動局は、上りの通信チャネルを用いて、基地局に下りの無線チャネル品質情報を報告する。基地局は、セル内の複数の移動局からの無線チャネル品質情報の報告値を集計し、チャネル品質が良い移動局に無線リソースを割当てるように適応リンク制御を行う。
特許文献1には、MAP(Maximum A Posteriori)規範に基づくMAP受信機が記載されている。特許文献1に記載されたMAP受信機のMAPチャネル等化器は、インパルス応答の推定値、共分散行列、検波信号および符号化ビットの軟判定による情報を用いてMAP規範に基づく符号化ビットの事後確率を求め、その対数尤度比を符号化ビットの事前情報として出力する。
特開2006−333419号公報(段落0009−0010)
しかし、移動局から報告された無線チャネルの品質情報と、現在の移動局の位置の伝搬環境との差分が大きい場合には、基地局装置は効果的に伝送フォーマットを変更することができず、適応リンク制御が効果的に行われなくなる可能性がある。
基地局は、移動局から報告されるCQIに基づいてスケジューリングを行うため、移動局の報告値(無線チャネルの品質情報)と実際のチャネル品質との間の誤差が大きいと、適切なスケジューリングが行えなくなる。適切なスケジューリングが行えないと、システムスループットが低下する。従って、基地局主導のスケジューリングを行う際には、移動局から報告されるCQIには高い信頼性が求められる。
更に、LTEでは、移動局は、CQIだけでなく、RI(Rank Indicator)およびPMI(Precoding Matrix Indicator)を基地局に報告するため、変調方式および符号化効率だけでなく、送信モード(シングルアンテナ送信、送信ダイバーシチおよび空間多重)も適応的に制御することになる。CQI、RIおよびPMIの精度が低いと、再送制御が頻発する可能性があり、システムスループットが低下するおそれがある。
そこで、本発明は、無線チャネル品質情報の推定精度を向上させるために、受信信号の復号処理で得た情報を利用して補正した無線チャネル品質情報を基地局に報告する無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明における無線通信装置は、無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う無線通信システムにおける無線通信装置であって、受信信号のSN比を推定するチャネル品質推定部と、受信信号の復調を行う復調部と、復調した受信信号に軟判定復号を行う復号部と、チャネル品質推定部が推定したSN比を軟判定復号で得られる尤度情報を利用して補正する補正部と、補正部が補正したSN比を無線チャネル品質情報に変換する変換部と、変換部が変換した無線チャネル品質情報を信号送信側に送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明における無線通信方法は、無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、受信信号のSN比を推定し、受信信号の復調を行い、復調した受信信号に軟判定復号を行い、推定したSN比を軟判定復号で得られる尤度情報を利用して補正し、補正したSN比を無線チャネル品質情報に変換し、変換した無線チャネル品質情報を信号送信側に送信することを特徴とする。
本発明によると、受信信号の復号処理で得た情報を利用して補正した無線チャネル品質情報を基地局に報告して、無線チャネル品質情報の推定精度を向上させる無線通信装置および無線通信方法を提供することができる。
図1は、本発明による無線通信装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。図1を参照して、本実施形態の無線通信装置について説明する。
無線通信装置100は、適応リンク制御を用いる無線通信システムにおける移動局の受信装置とする。無線通信装置100は、物理チャネル/信号分離部10、チャネル品質情報推定部11、チャネル推定部12、復調部13、ターボ復調部14、尤度加工部16およびチャネル品質情報報告部112を備えている。無線通信装置100は、下りの受信信号の受信処理を行うとする。
物理チャネル/信号分離部10は、受信信号からRSとデータ信号とを分離する。物理チャネル/信号分離部10は、RSをチャネル品質情報推定部11およびチャネル推定部12に出力し、データ信号を復調部13に出力する。
チャネル品質情報推定部11は、信号対雑音電力推定部110およびチャネル品質情報補正部111を備えている。信号対雑音電力推定部110は、物理チャネル/信号分離部10から入力したRSを基に、雑音電力および信号電力からSN比を推定する。信号対雑音電力推定部110は、推定したSN比(測定SN比)をチャネル品質情報補正部111に出力する。チャネル品質情報補正部111は、SNR判定部1110、SNR中間値設定部1111および補正SNR算出部1112を備えている。
チャネル推定部12は、物理チャネル/信号分離部10から入力したRSに基づいてチャネルの推定処理を行い、チャネル推定値を算出する。チャネル推定部12は、チャネル推定値を復調部13に出力する。
復調部13は、物理チャネル/信号分離部10から入力したデータ信号と、チャネル推定部12から入力したチャネル推定値とを利用して復調処理を行う。復調処理に際して、復調部13は、リソースエレメントの事前尤度を取得する。
ターボ復号部14は、復調部13が取得した事前尤度を利用してターボ復号処理を行う。ターボ復号部14は、復号機能として軟判定復号を備えている。ターボ復号部14は、各コードワードの復号を実施し、コードブロック(誤り訂正符号化単位)ごとの事後尤度情報およびコードブロックごとのCRC(CB−CRC:Code Block CRC)判定結果を取得する。ターボ復号部14は、コードブロックごとの事後尤度情報およびCB−CRC判定結果を、尤度加工部16に備えられた尤度サンプリング部160および尤度閾値算出部163に出力する。
尤度加工部16は、無線チャネル品質情報を補正する前準備として事後尤度情報の加工を行う。尤度加工部16は、尤度サンプリング部160、尤度平均化部161、尤度判定部162および尤度閾値算出部163を備えている。
尤度サンプリング部160は、コードワードごとの事後尤度をバッファリングし、サブバンド単位に各コードワードで得られたビットの事後尤度を分割する(事後尤度のサンプリング)。尤度サンプリング部160は、サンプリングした事後尤度を尤度平均部161に出力する。尤度平均部161は、サンプリングされた全ての事後尤度の絶対値の平均値を算出する。
尤度閾値算出部163は、ターボ復号部14が取得した全てのコードワードの事後尤度の絶対値の平均を尤度閾値Tとして算出する。尤度閾値算出部163は、尤度閾値Tを尤度判定部162に出力する。なお、尤度閾値Tを、不揮発な値としてあらかじめROMに保持させておいてもよい。
尤度判定部162は、尤度サンプリング部160でサンプリングされたサブバンド単位の事後尤度L[s](s=0,・・・,(S−1) S:サブバンド数)と、尤度閾値算出部163で算出された尤度閾値Tとを用いて、サブバンドごとに事後尤度の大小比較の判定を行う。尤度判定部162は、事後尤度の大小比較の判定結果として、COMPとして示されるパラメータに0か1を保持する。事後尤度の大小比較の判定式を示す。
s=0,・・・,(S−1)のそれぞれのL[s]について
L[s]>T である場合、COMP=0
L[s]≦T である場合、COMP=1
COMPの値は、チャネル品質情報推定部11のチャネル品質情報補正部111の補正SNR算出部1112に出力される。
チャネル品質情報補正部111のSNR判定部1110は、信号対雑音電力推定部110から入力した測定SN比を基地局に報告するCQIに変換するために、移動局にあらかじめ用意されているSN比−CQIマッピングテーブル(図示せず)を参照し、対応するCQIの値を読み取る。SNR判定部1110は、測定SN比がSN比−CQIマッピングテーブルでどの範囲に位置しているか判定し、属している範囲のSN比の最大値X[n+1]および最小値X[n]を読み取る。SNR中間値設定部1111は、SNR判定部1110で読み取った値や測定SN比を基にして、SN比の中間値X[c]を算出する。
補正SNR算出部1112は、測定SN比、測定SN比に対応するCQI値、X[n+1]、X[n]、X[c]、および尤度加工部16の尤度判定部162から入力するCOMPの値を用いてCQIの補正を行う。補正SNR算出部1112は、コードブロックごとの尤度情報を利用して、CQI値を補正する。なお、CQIはサブバンド単位(周波数軸上で連続した周波数リソース)で測定されるとする。CQIの補正の方法を、以下の(1)〜(4)に示す。
(1)X[n]≦測定SN比<(X[c]+X[n])/2 である場合、
測定SN比は、X[n+1]に比べてX[n]に十分近いことを意味するので、補正処理を行わない。すなわち、測定SN比に基づいて、CQI=nとする。
(2)(X[c]+X[n])/2≦測定SN比<X[c] である場合、
COMP=0であれば、事後尤度の絶対値が尤度閾値よりも大きいにもかかわらず、測定SN比がSN比の中間値よりも小さく推定されていることを意味するので、実際のチャネル品質よりも悪く推定されていると判定する。したがって、CQI=n+1と補正する。
COMP=1であれば、事後尤度の絶対値が尤度閾値よりも小さく、測定SN比もSN比の中間値よりも小さく推定されていることを意味するので、推定された測定SN比は、妥当なチャネル品質を表していると判定する。したがって、補正処理は行わず、CQI=nとする。
(3)X[c]≦測定SN比<(X[c]+x[n+1])/2 である場合、
COMP=0であれば、事後尤度の絶対値が尤度閾値よりも大きく、測定SN比もSN比の中間値よりも大きく推定されていることを意味するので、推定された測定SN比は、妥当なチャネル品質を現していると判定する。したがって、補正処理を行わず、CQI=n+1とする。
COMP=1であれば、事後尤度の絶対値が尤度閾値よりも小さいにもかかわらず、測定SN比がSN比の中間値よりも大きく推定されていることを意味するので、実際のチャネル品質よりも良好に推定されていると判定する。したがって、CQI=nと補正する。
(4)(X[c]+X[n+1])/2≦測定SN比≦X[n+1] である場合、
測定SN比は、X[n]に比べてx[n+1]に十分近いことを意味するので、補正処理を行わない。すなわち、測定SN比に基づいて、CQI=n+1とする。
チャネル品質情報報告部112は、補正SNR算出部1112で補正を行ったCQIを符号化し、変調処理を施して、上り通信チャネルで基地局に送信する。
図2は、図1に示された無線通信装置の動作を示すフローチャートである。図2を参照して、本実施形態の無線通信装置が、下り信号を受信してから基地局に報告する無線チャネル品質情報を算出する動作を説明する。
図3は、3GPP TS36.211で規定されるLTEのslot構造を示す説明図である。図3に示されたslotは、時間方向に7または6のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex )を持ち、周波数方向にシステム帯域幅ごとに定義される数に相当するリソースエレメント(サブキャリア)を持つ。周波数方向の連続するp個(pは12または24)のリソースエレメントを束ねた単位は、リソースブロック(RB:Resource Block)と定義される。更に連続するq個のRBを束ねた単位はサブバンドと定義される。
図4は、リソースエレメントにマッピングされたコードブロックを示す説明図である。基地局で符号化された各コードブロックは、それぞれが変調処理で複素シンボルに変換された後、図4に示されたように、周波数方向および時間方向の順で各リソースエレメントにマッピングされるとする。また、CQIはサブバンド単位、またはシステム帯域幅全体で算出されて基地局に報告されるとする。
移動局である無線通信装置100において、物理チャネル/信号分離部10は、受信信号から既知信号であるRSとデータ信号とを分離する。信号対雑音電力比推定部110は、RSを用いて雑音電力およびSN比を算出する(ステップS11)。チャネル推定部12は、RSを用いてチャネル推定処理を行って各リソースエレメントのチャネル推定値を算出する。復調部13は、算出したチャネル推定値を用いて各リソースエレメントの復調処理を行って事前尤度を算出する。ターボ復号器14は、事前尤度を入力として、N個のコードブロックのターボ復号処理を行ってコードブロックの事後尤度を取得する(ステップS12)。
尤度サンプリング部160は、N個のコードブロックの事後尤度を自局宛にリソースが割当てられているS個のサブバンド毎にバッファリングし、サブバンド単位に各コードワードで得られたビットの事後尤度を分割する(ステップS14)。尤度平均化部161は、サブバンドごとに各事後尤度の絶対値を取得してそれらの平均値を算出する。図4に示されたサブバンドとコードブロックの関係を参照して具体的に説明する。図4に示されたサブバンド#0には、コードブロックを意味するCB#0、CB#1およびCB#2がマッピングされている。尤度サンプリング部160は、CB#0、CB#1およびCB#2のうち、サブバンド#0にマッピングされているビットの事後尤度をバッファリングする。尤度平均化部161は、バッファリングした各ビットの事後尤度の絶対値を取得してそれらの平均値を算出する(ステップS15)。尤度閾値算出部163は、全てのコードブロックの事後尤度の絶対値の平均を尤度閾値Tとして設定する。なお、事後尤度のサンプリング処理で事後尤度をサブバンド単位に分割する前に、尤度閾値Tを算出してもよい(ステップS13)。
尤度判定部162は、各サブバンドsの事後尤度L[s]に対して尤度閾値Tとの大小比較の判定を行い、判定結果をサブバンドごとの大小比較結果を示すパラメータであるCOMPに0,1で格納する(ステップS16)。
図5は、SN比とCQIの対応を示すSNR−CQIマッピングテーブルの一例を示す説明図である。チャネル品質情報補正部111のSNR判定部1110は、図5に示されたSNR−CQIマッピングテーブルを参照する(ステップS17)。SNR判定部1110は、測定SN比がどの範囲に位置しているか判定し、属している範囲のSN比の最大値をX[n+1]、最小値をX[n]として読み取る。SNR中間値設定部1111は、X[n+1]およびX[n]から、中間値X[c]を算出する(ステップS18)。例えば、測定SN比が、図5のSNRの列に示されたX2とX3との間に位置していたとする。この場合、測定SN比が属している範囲のSN比の最大値X[n+1]はX3となり、最小値X[n]はX2となる。SNR中間値設定部1111が算出するSN比の中間値X[c]は、(X2+X3)/2となる。
なお、本説明では、SN比の中間値X[c]は、SNR−CQIマッピングテーブルのSN比の各要素の中間値を用いているが、例えば、SN比の各要素の中間値に特定のオフセット値を加えた値などを用いてもよい。
補正SNR算出部1112は、COMP、X[n]、x[n+1]、X[c]および測定SN比を用いて、本実施形態の説明で先述した補正方法(1)〜(4)に従って、基地局に報告するCQIを補正する(ステップS19〜S28)。ここで、図2のステップS19に示された中間値1は、補正方法(1)の(X[c]+X[n])/2に相当する。図2のステップS20に示された中間値2は、補正方法(2)のX[c]に相当する。図2のステップS24に示された中間値3は、補正方法(3)の(X[c]+x[n+1])/2に相当する。図6は、補正SNR算出部によって補正されたCQIを示す説明図である。図6に示された中間値1、中間値2および中間値3の値は、それぞれの中間値をX2およびX3で表した値であり、CQIの値は、図5に示されたSN比とCQIとの対応に基づいている。
チャネル品質情報報告部112は、補正SNR算出部1112で補正を行ったCQI(図2のステップS28に示されたCQIrepに相当)を符号化し、変調処理を施して、上り通信チャネルで基地局に送信する。
このような無線通信装置では、移動局での復号結果を加味して補正した無線チャネル品質情報を基地局に報告するので、伝搬環境だけでなく移動局の受信状態も報告し、基地局装置での適応リンク制御に用いられる無線チャネル品質情報の精度を高め、適応リンク制御の品質を向上させることができる。
なお、本実施形態では、適応リンク制御を用いる無線通信方式として、LTEを想定したが、本発明は、適応リンク制御を用いるマルチキャリア無線通信システムに適用可能である。
また、本実施形態では、移動局の復号器としてターボ復号器(ターボ復号部14)が用いられているが、他の軟判定繰り返し復号器を備えてもよい。
図7は、本発明による無線通信装置の主要部を示すブロック図である。図7に示すように、無線通信装置1は、無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う無線通信システムにおける無線通信装置であって、受信信号のSN比を推定するチャネル品質推定部2(図1に示す物理チャネル/信号分離部10、チャネル推定部12および信号対雑音電力比推定部110に相当)と、受信信号の復調を行う復調部3(図1に示す復調部13に相当)と、復調した受信信号に軟判定復号を行う復号部4(図1に示すターボ復号部14に相当)と、チャネル品質推定部2が推定したSN比を軟判定復号で得られる尤度情報を利用して補正する補正部5(図1に示す尤度加工部16およびチャネル品質情報補正部111に相当)と、補正部5が補正したSN比を無線チャネル品質情報に変換する変換部6(図1に示すチャネル品質情報補正部111に相当)と、変換部6が変換した無線チャネル品質情報を信号送信側に送信する送信部7(図1に示すチャネル品質情報報告部112に相当)とを備えたことを特徴とする。このような無線通信装置では、移動局での復号結果を加味して補正した無線チャネル品質情報を基地局に報告するので、伝搬環境だけでなく移動局の受信状態も報告し、基地局装置での適応リンク制御に用いられる無線チャネル品質情報の精度を高め、適応リンク制御の品質を向上させることができる。
また、上記の実施形態の無線通信装置には、以下の(1)〜(3)に示すような無線通信装置も示されている。
(1)SN比と無線チャネル品質情報との対応関係を示すマッピングテーブルを記憶する記憶部を備え、変換部は、補正部が補正したSN比に対応する無線チャネル情報を記憶部に記憶されているマッピングテーブルから読み取る(例えば、ステップS17の動作によって実現される。)無線通信装置。そのように構成された無線通信装置では、復号処理で得られる尤度情報を利用して補正されたSN比に対応する無線チャネル品質情報を読み取り、基地局に報告することができる。
(2)補正部は、復号部から得られる尤度情報から尤度閾値を算出し(例えば、ステップS13の動作によって実現される。)、各尤度と尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する(例えば、ステップS16〜S28の動作によって実現される。)無線通信装置。そのように構成された無線通信装置では、復号処理で得られる尤度情報を利用してSN比を補正することができる。
(3)記憶部は、尤度閾値を記憶し、補正部は、復号部から得られる尤度情報の各尤度と記憶部に記憶されている尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する(例えば、尤度閾値算出部163の動作によって実現される。)無線通信装置。そのように構成された無線通信装置では、復号処理で得られる事後尤度と記憶部に記憶されている尤度閾値とを利用してSN比の補正を行うことができる。
本発明を、適用リンク制御を利用する無線通信システムに適用することができる。
本発明による無線通信装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示された無線通信装置の動作を示すフローチャート図である。 3GPP TS36.211で規定されるLTEのslot構造を示す説明図である。 リソースエレメントにマッピングされたコードブロックを示す説明図である。 SN比とCQIの対応を示すSNR−CQIマッピングテーブルの一例を示す説明図である。 補正SNR算出部によって補正されたCQIを示す説明図である。 本発明による無線通信装置の主要部を示すブロック図である。
符号の説明
1 無線通信装置
2 チャネル品質推定部
3 復調部
4 復号部
5 補正部
6 変換部
7 送信部
10 物理チャネル/信号分離部
11 チャネル品質情報推定部
12 チャネル推定部
13 復調部
14 ターボ復号部
16 尤度加工部
100 無線通信装置
110 信号対雑音電力比推定部
111 チャネル品質情報補正部
112 チャネル品質情報報告部
160 尤度サンプリング部
161 尤度平均化部
162 尤度判定部
163 尤度閾値算出部
1110 SNR判定部
1111 SNR中間値設定部
1112 補正SNR算出部

Claims (8)

  1. 無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う無線通信システムにおける無線通信装置であって、
    受信信号のSN比を推定するチャネル品質推定部と、
    受信信号の復調を行う復調部と、
    復調した受信信号に軟判定復号を行う復号部と、
    チャネル品質推定部が推定したSN比を軟判定復号で得られる尤度情報を利用して補正する補正部と、
    補正部が補正したSN比を無線チャネル品質情報に変換する変換部と、
    変換部が変換した無線チャネル品質情報を信号送信側に送信する送信部とを備えた
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. SN比と無線チャネル品質情報との対応関係を示すマッピングテーブルを記憶する記憶部を備え、
    変換部は、補正部が補正したSN比に対応する無線チャネル情報を前記記憶部に記憶されているマッピングテーブルから読み取る
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 補正部は、復号部から得られる尤度情報から尤度閾値を算出し、各尤度と尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する
    請求項1または請求項2記載の無線通信装置。
  4. 記憶部は、尤度閾値を記憶し、
    補正部は、復号部から得られる尤度情報の各尤度と前記記憶部に記憶されている尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する
    請求項1または請求項2記載の無線通信装置。
  5. 無線チャネル品質情報に基づいて適応リンク制御を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    受信信号のSN比を推定し、
    受信信号の復調を行い、
    復調した受信信号に軟判定復号を行い、
    推定したSN比を軟判定復号で得られる尤度情報を利用して補正し、
    補正したSN比を無線チャネル品質情報に変換し、
    変換した無線チャネル品質情報を信号送信側に送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  6. 補正したSN比に対応する無線チャネル情報を記憶部に記憶されているSN比と無線チャネル品質情報との対応関係を示すマッピングテーブルから読み取る
    請求項5記載の無線通信方法。
  7. 軟判定復号で得られる尤度情報から尤度閾値を算出し、各尤度と尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する
    請求項5または請求項6記載の無線通信方法。
  8. 軟判定復号で得られる尤度情報の各尤度と記憶部に記憶されている尤度閾値との大小関係を判定した結果を反映してSN比を補正する
    請求項5または請求項6記載の無線通信方法。
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