JP2014085571A - 電気光学装置および電気光学装置の製造方法 - Google Patents

電気光学装置および電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率よく組み立て可能な構造で、電気光学パネルの表示光の出射側に配置したカバーの端板部と電気光学パネルとを接触した状態に保持することのできる電気光学装置、および電気光学装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】電気光学装置10では、電気光学パネル40の前側(表示光の出射側)に見切り部材として配置されたカバー90には側板部91、92、93が設けられており、カバー90をフレーム60に固定する際には、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15で固定する。このため、接着剤15が硬化した後、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが接触している状態を保持することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子ビューファインダー等に用いられる電気光学装置、および電気光学装置の製造方法に関するものである。
電子ビューファインダー等に用いられる電気光学装置は直視型の表示装置として構成されており、かかる電気光学装置は、表示光を出射する画像表示領域を備えた電気光学パネルと、電気光学パネルの側面に対向する側壁を備えたフレームとを有している。また、電気光学パネルに対して表示光の出射側には、電気光学パネルの画像表示領域の外側領域(周辺領域)に重なる端板部を備えたカバーが設けられており、カバーは、電気光学パネルに対する見切り部材等として機能している。
かかるカバーを設けるにあたっては、例えば、カバーをバックライトユニットとフック機構により結合させた構成が提案されている(特許文献1参照)。また、プレート部材(カバー)を電気光学パネルに接着固定した後、電気光学パネルをフレーム内に接着固定した構成が提案されている(特許文献2参照)。
特開2010−117640号公報 特開2005−115274号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、フック機構を用いているため、カバーをバックライトユニットと結合させた後も、カバーは、端板部が電気光学パネルから離間する方向にある程度は移動可能である。このため、端板部と電気光学パネルとの間に隙間が発生することを避けることができず、かかる隙間に埃等が溜まると、埃が視認されてしまうおそれがある。
また、特許文献1に記載の構成では、プレート部材(カバー)を固定するにあたって、プレート部材と電気光学パネルとの接着工程を行った後、電気光学パネルとフレームとの接着工程とを必要とするため、生産性が低いという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、効率よく組み立て可能な構造で、電気光学パネルの表示光の出射側に配置したカバーの端板部と電気光学パネルとを接触した状態に保持することのできる電気光学装置、および電気光学装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、表示光を第1方向に出射する画像表示領域、および平面視で前記画像表示領域と外縁との間に位置する外側領域を備えた電気光学パネルと、前記電気光学パネルの側面に対向する側壁を備えたフレームと、平面視で前記外側領域の前記第1方向側の面に重なる端板部、および該端板部から前記第1方向と反対側の第2方向に延在して前記側壁に対向する側板部を備えたカバーと、前記側板部と前記側壁とを固定して、前記端板部と前記電気光学パネルとが接触した状態を保持する接着剤と、を有していることを特徴とする。
また、本発明は、表示光を第1方向に出射する画像表示領域、および平面視で前記画像表示領域と外縁との間に位置する外側領域を備えた電気光学パネルと、前記電気光学パネルの側面に対向する側壁を備えたフレームと、平面視で前記外側領域の前記第1方向側の面に重なる端板部を備えたカバーと、を有する電気光学装置の製造方法であって、前記カバーに、前記端板部から前記第1方向と反対側の第2方向に延在して前記側壁に対向する側板部を設けておき、前記フレームの内側に前記電気光学パネルを配置した後、当該電気光学パネルに前記カバーを被せ、その後、前記端板部と前記電気光学パネルとを接触させた状態で前記側板部と前記側壁とを接着剤により固定することを特徴とする。
本発明における「電気光学パネル」とは、有機エレクトロルミネッセンス表示パネル等の場合のように、有機エレクトロルミネッセンス表示パネル単体を意味する他、液晶パネル等を用いた場合のように液晶パネルに偏光板等の光学素子が貼付されている場合、液晶パネルと偏光板等の光学素子とを合わせたものを意味する。
本発明において、カバーには側板部が設けられており、カバーをフレームに固定する際には、カバーの端板部と電気光学パネルとを接触させた状態でカバーの側板部とフレームの側壁とを接着剤で固定する。このため、接着剤が硬化した後、カバーの端板部と電気光学パネルとが接触している状態を保持することができる。従って、カバーの端板部と電気光学パネルとの隙間に埃等が溜まって視認されてしまうという事態の発生を防止することができる。また、カバーをフレームに固定するにあたって、カバーの側板部とフレームの側壁とを接着剤で直接固定する。従って、カバーをフレームに固定するのに1回の接着工程で済むので、電気光学装置の組み立てを効率よく行うことができる。
本発明において、前記電気光学パネルは液晶パネルを備え、前記フレームの内側には、前記電気光学パネルに対して前記第2方向側にバックライトユニットが保持されている構成を採用することができる。
本発明において、前記側板部は、前記側壁の内面に対向して前記接着剤により当該内面に固定されている構成を採用することができる。かかる構成によれば、フレームの側壁の外側に側板部が位置しないので、電気光学装置の小型化を図ることができる。
この場合、前記接着剤は、前記側板部と前記側壁の内面とを接着しているとともに、前記側板部と前記電気光学パネルの側面とを接着していることが好ましい。かかる構成によれば、1回の接着工程でフレーム、カバー、および電気光学パネルの固定を行うことができるので、電気光学装置の組み立てを効率よく行うことができる。
本発明において、前記側板部は、前記側壁の外面に対向して前記接着剤により当該外面に固定されている構成を採用してもよい。
本発明において、前記側壁には、前記第1方向に向けて開口する溝が設けられ、前記側板部は、前記溝の内部で当該溝の内面に対向して前記接着剤により当該内面に固定されている構成を採用してもよい。かかる構成によれば、カバーの側板部とフレームの側壁との接着面積が広いので、フレームとカバーとを強固に結合させることができる。
本発明においては、前記側壁の外面に係合部を設けておき、前記電気光学パネルに前記カバーを被せた後、前記接着剤が硬化するまで、前記端板部を前記電気光学パネルに向けて弾性をもって押し付ける板バネ部、および該板バネ部から前記係合部まで延在するフック部を備えた固定部材を前記フレームに取り付けておき、前記接着剤が硬化した後、前記固定部材を取り外すことが好ましい。かかる構成によれば、カバーの端板部と電気光学パネルとが接触している状態を確実に実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置に用いた電気光学パネルの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の詳細構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置を分解した様子を光出射側からみたときの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の断面構成を拡大して示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る電気光学装置の断面構成を拡大して示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る電気光学装置の断面構成を拡大して示す説明図である。 本発明の実施の形態4に係る電気光学装置の製造方法を示す断面図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の説明では、電気光学パネルとして、透過型の液晶パネルを用いた場合を中心に説明する。また、以下の説明では、電気光学パネルの面内方向で互いに交差する2方向のうちの一方をX軸方向とし、他方をY軸方向とし、X軸方向およびY軸方向に交差する方向をZ軸方向とする。また、以下に参照する図面では、X軸方向の一方側(フレキシブル配線基板40iが延在している側)をX1側とし、他方側をX2側とし、Y軸方向の一方側をY1側とし、他方側をY2側とし、Z軸方向の一方側(表示光が出射される側とは反対側/後側)をZ1側とし、これと他方側(表示光が出射される側/前側)をZ2側として表してある。従って、Z軸方向の他方側Z2の方向が本発明における「第1方向」に相当し、Z軸方向の一方側Z1の方向が本発明における「第2方向」に相当する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置の説明図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置に用いた電気光学パネルの説明図であり、図2(a)、(b)は、電気光学パネルを各構成要素とともに第2基板(対向基板)の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。
図1において、本形態の電気光学装置10は、一眼レフカメラの電子ビューファインダー等に用いられる直視型の表示装置であり、表示光を出射する画像表示領域40aを備えた電気光学パネル40と、電気光学パネル40を内側に保持するフレーム60と、電気光学パネル40に対して前側(表示光の出射側)に設けられた板状のカバー90と、フレーム60の後側(表示光の出射側とは反対側)に設けられた底板80とを有している。
図2に示すように、電気光学装置10において、電気光学パネル40は、液晶パネル50を有しており、液晶パネル50では、透光性の第1基板51(素子基板)と透光性の第2基板52(対向基板)とが所定の隙間を介してシール材407によって貼り合わされている。第1基板51および第2基板52は石英ガラスや耐熱ガラス等が用いられており、本形態において、第1基板51および第2基板52には石英ガラスが用いられている。第1基板51と第2基板52との間においてシール材407によって囲まれた領域内に電気光学物質層450としての液晶層が保持されている。シール材407は、第2基板52の外縁に沿うように枠状に設けられている。シール材407は、光硬化性を備えた接着剤、熱硬化性の接着剤、あるいは光硬化性および熱硬化性の双方を備えた接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。
第1基板51は四角形であり、4つの辺の各々に側面511、512、513、514を備えている。第2基板52も、第1基板51と同様、四角形であり、4つの辺の各々に側面521、522、523、524を備えている。このため、電気光学パネル40の側面は、第1基板51の側面511、512、513、514、または第2基板52の側面521、522、523、524に相当する。
本形態において、第1基板51は第2基板52よりサイズが大きく、第1基板51の4つの側面511、512、513、514のうち、側面511、512、514は各々、第2基板52の側面521、522、524より外側に位置する。このため、第2基板52の周りには、第1基板51と第2基板52の側面521、522、524とによって段部40s、40t、40vが形成され、かかる段部40s、40t、40vでは、第1基板51が第2基板52から露出した状態にある。なお、第1基板51の側面513と第2基板52の側面523とは重なっており、段部が形成されていない。
液晶パネル50の略中央には、変調光を出射する画像表示領域40aが四角形の領域として設けられている。かかる形状に対応して、シール材407も略四角形に設けられている。また、液晶パネル50では、画像表示領域40aの外側(画像表示領域40aと電気光学パネル40の側面(第1基板51の側面511、512、513、514))との間には、四角枠状の外側領域40c(周辺領域)が設けられている。
第1基板51は、側面514が位置する側の端部(Y軸方向の一方側Y1の端部)が他の端部より第2基板52の側面524から大きく張り出しており、第1基板51には、側面514に沿ってデータ線駆動回路401および複数の端子402が形成されている。また、第1基板51には、側面511、512に沿って走査線駆動回路404が形成されている。端子402には、フレキシブル配線基板40iが接続されており、第1基板51には、フレキシブル配線基板40iを介して各種電位や各種信号が入力される。なお、第1基板51では、側面514とフレキシブル配線基板40iとに跨るように補強剤41が塗布されている。
第1基板51の第1面51aおよび第2面51bのうち、第2基板52と対向する第1面51aには、画像表示領域40aに、透光性の画素電極405aおよび画素電極405aに対応する画素トランジスター(スイッチング素子/図示せず)を備えた画素がマトリクス状に形成されており、かかる画素電極405aの上層側には配向膜416が形成されている。また、第1基板51の第1面51aにおいて、外側領域40cのうち、シール材407より内側の領域には、画素電極405aと同時形成されたダミー画素電極405bが形成されている。ダミー画素電極405bについては、ダミーの画素トランジスターと電気的に接続された構成、ダミーの画素トランジスターが設けられずに配線に直接、電気的に接続された構成、あるいは電位が印加されていないフロート状態にある構成が採用される。
第2基板52の第1面52aおよび第2面52bのうち、第1基板51と対向する第1面52aには透光性の共通電極421が形成されており、共通電極421の上層には配向膜426が形成されている。共通電極421は、第2基板52の略全面あるいは複数の帯状電極として複数の画素に跨って形成されており、本形態において、共通電極421は、第2基板52の略全面に形成されている。また、第2基板52の第1面52aには、共通電極421の下層側に遮光層408が形成されている。本形態において、遮光層408は、画像表示領域40aの外周縁に沿って延在する額縁状に形成されており、かかる遮光層408の内縁によって画像表示領域40aが規定されている。遮光層408の外周縁は、シール材407の内周縁との間に隙間を隔てた位置にあり、遮光層408とシール材407とは被さっていない。また、第2基板52において、隣り合う画素電極405aにより挟まれた領域と重なる領域等には、遮光層408と同時形成された遮光層がブラックマトリクスあるいはブラックストライプとして形成されることもある。また、本形態の液晶パネル50はカラー表示用であるため、第2基板52の第1面52aには、共通電極421の下層側にカラーフィルターや保護層(図示せず)が形成されている。
第1基板51には、シール材407より外側において第2基板52の角部分と重なる領域に、第1基板51と第2基板52との間で電気的導通をとるための基板間導通用電極409が形成されている。基板間導通用電極409と第2基板52との間には、導電粒子を含んだ基板間導通材409aが配置されており、第2基板52の共通電極421は、基板間導通材409aおよび基板間導通用電極409を介して、第1基板51側に電気的に接続されている。このため、共通電極421は、第1基板51の側から共通電位が印加されている。シール材407は、略同一の幅寸法をもって第2基板52の外周縁に沿って設けられている。但し、シール材407は、第2基板52の角部分と重なる領域では基板間導通用電極409を避けて内側を通るように設けられている。
また、液晶パネル50において、第1基板51の第2面51b(外面/第1基板51の第2基板52と反対側の面)の略全面には出側偏光板56が接着剤等により貼付され、第2基板52の第2面52b(外面/第2基板52の第1基板51と反対側の面)の略全面には入側偏光板57が接着剤等により貼付されている。従って、電気光学パネル40は、液晶パネル50、出側偏光板56および入側偏光板57からなる。
かかる構成の電気光学パネル40において、本形態では、画素電極405aおよび共通電極421がITO膜等の透光性導電膜により形成されているため、電気光学パネル40は透過型の液晶パネルである。かかる透過型の液晶パネル(電気光学パネル40)の場合、第1基板51および第2基板52のうち、一方側の基板から入射した光が他方側の基板を透過して出射される間に変調される。本形態では、第2基板52の側から入射した光(矢印L11で示す)が第1基板51を透過して変調光(矢印L12で示す)として出射される構成になっている。このため、第2基板52に対向するようにバックライトユニット70が配置されており、かかるバックライトユニット70も、電気光学パネル40と同様、図1に示すフレーム60の内側に配置されている。
(電気光学装置10の詳細構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置10の詳細構成を示す説明図であり、図3(a)、(b)、(c)、(d)は、電気光学装置10を光出射側からみたときの平面図、Ya−Ya′断面図、Xa−Xa′断面図、および光入射側からみたときの底面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置10を分解した様子を光出射側からみたときの分解斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る電気光学装置10の断面構成を拡大して示す説明図であり、図5(a)、(b)は、Ya−Ya′断面図を拡大して示す説明図、およびXa−Xa′断面図を拡大して示す説明図である。
図3、図4および図5に示すように、電気光学パネル40を一眼レフカメラ等に搭載するにあたっては、補強等を目的に、電気光学パネル40をフレーム60により支持した電気光学装置10とする。また、本形態の電気光学装置10では、電気光学パネル40およびフレーム60に加えて、バックライトユニット70、底板80、および板状のカバー90が用いられている。以下、図5を中心に参照して、電気光学装置10の詳細構成を説明する。
本形態において、フレーム60は、中央に矩形の開口部を備えた矩形枠状の樹脂製部材あるいは金属製部材であり、電気光学パネル40の周りを囲む4つの側壁61、62、63、64を備えている。本形態において、フレーム60は金属製部材からなる。
本形態では、側壁61、62、63、64の外面61a、62a、63a、64aは概ね平坦面になっているのに対して、側壁61、62、63、64の内面61b、62b、63b、64bは、電気光学パネル40やバックライトユニット70の端部の形状に対応する段部が構成されている。
より具体的には、図5(a)に示すように、X軸方向の他方側X2に位置する側壁61は、Z軸方向の中間部に位置する肉厚部分611と、肉厚部分611から後方(Z軸方向の一方側Z1)に突出した第1板状部612(後方板状部)と、肉厚部分611から前方(Z軸方向の他方側Z2)に突出した第2板状部613(前方板状部)とを備えている。また、肉厚部分611は、本体部分615と、後側端部(Z軸方向の一方側Z1の端部)から内側に向けて突出した板状座部616とを備えている。このため、側壁61の内面には、第1板状部612と肉厚部分611との間、肉厚部分611における本体部分615と板状座部616との間、および肉厚部分611と第2板状部613との間に段部が形成されている。
また、X軸方向の一方側X1に位置する側壁62は、側壁61と同様、Z軸方向の中間部に位置する肉厚部分621と、肉厚部分621から後方(Z軸方向の一方側Z1)に突出した第1板状部622(後方板状部)と、肉厚部分621から前方(Z軸方向の他方側Z2)に突出した第2板状部623(前方板状部)とを備えている。また、肉厚部分621は、本体部分625と、後側端部(Z軸方向の一方側Z1の端部)から内側に向けて突出した板状座部626とを備えている。このため、側壁62の内面には、第1板状部622と肉厚部分621との間、肉厚部分621における本体部分625と板状座部626との間、および肉厚部分621と第2板状部623との間に段部が形成されている。
また、図5(b)に示すように、Y軸方向の他方側Y2に位置する側壁63は、側壁61、62と同様、Z軸方向の中間部に位置する肉厚部分631と、肉厚部分631から後方(Z軸方向の一方側Z1)に突出した第1板状部632(後方板状部)と、肉厚部分631から前方(Z軸方向の他方側Z2)に突出した第2板状部633(前方板状部)とを備えている。また、肉厚部分631は、本体部分635と、後側端部(Z軸方向の一方側Z1の端部)から内側に向けて突出した板状座部636とを備えている。このため、側壁63の内面には、第1板状部632と肉厚部分631との間、肉厚部分631における本体部分635と板状座部636との間、および肉厚部分631と第2板状部633との間に段部が形成されている。
これに対して、Y軸方向の一方側Y1に位置する側壁64では、電気光学パネル40に接続されたフレキシブル配線基板40iが外部に引き出される。このため、側壁64は、側壁61、62、63と違って、第2板状部が形成されていない。従って、側壁64は、Z軸方向の中間部に位置する肉厚部分641と、肉厚部分641から後方(Z軸方向の一方側Z1)に突出した第1板状部642(後方板状部)とを備えている。また、肉厚部分641は、本体部分645と、後側端部(Z軸方向の一方側Z1の端部)から内側に向けて突出した板状座部646とを備えている。このため、側壁64の内面には、第1板状部642と肉厚部分641との間、および肉厚部分641における本体部分645と板状座部646との間に段部が形成されている。また、第1板状部642には、バックライトユニット70に接続されたフレキシブル配線基板70i(図3参照)を外部に引き出す切り欠き649が形成されている。
(バックライトユニット70および底板80の構成等)
バックライトユニット70は、フレーム60の内形と同様な矩形の導光板71と、導光板71との側面に対向配置された光源部72とを備えており、本形態において、光源部72は、フレキシブル配線基板70iに実装された複数の発光ダイオードを備えている。かかる構成のバックライトユニット70は、板状座部616、626、636、646の後面に当接するように配置されている。なお、導光板71には、プリズムシート等の光学シートが重ねて配置されているが、図5等ではそれらの図示を省略してある。
底板80は、フレーム60の外形と同様な矩形形状を有しており、フレーム60の後側端部(第1板状部612、622、632、642の後側端部)に接着剤等により固定されている。その結果、フレーム60の後端側は底板80に塞がれた状態となり、この状態で、バックライトユニット70は、フレーム60の板状座部616、626、636、646と底板80との間に配置されている。
(電気光学パネル40の収容構造)
本形態において、電気光学パネル40は、入側偏光板57および第2基板52を後方(バックライトユニット70が位置する側)に向けてフレーム60の内側に配置されている。ここで、入側偏光板57が板状座部616、626、636、646の前面に当接し、電気光学パネル40の位置決めが行われる。このため、入側偏光板57とバックライトユニット70との間には隙間が形成されている。かかる状態で、電気光学パネル40の側面のうち、第2基板52の側面521、522、523、524は各々、フレーム60の側壁61、62、63、64に形成された肉厚部分611、621、631、641の本体部分615、625、635、645に隙間を介して対向する。また、電気光学パネル40の側面のうち、第1基板51の側面511、512、513は各々、フレーム60の側壁61、62、63に形成された第2板状部613、623、633に隙間を介して対向する。なお、電気光学パネル40の側面のうち、フレキブル配線基板40iが引き出されている側に位置するフレーム60の側壁64には第2板状部が形成されていないため、第1基板51の側面514は外側に向けて開放状態にある。
(カバー90の構成等)
電気光学パネル40の前方には、金属板または黒色の樹脂板からなる板状のカバー90が配置されており、かかるカバー90は、遮光性を有している。本形態において、板状カバー90は金属板からなり、Z軸方向の他方側Z2の面は、黒色化処理されている。
カバー90は、電気光学パネル40に対して前側(Z軸方向の他方側Z2)で重なる矩形枠状の端板部97を有しており、かかる端板部97の中央には、画像表示領域40aと重なる領域に開口部98が形成されている。このため、端板部97は、電気光学パネル40の画像表示領域40aの外側領域40cに表示光の出射側で重なっており、カバー90は、電気光学パネル40に対する見切り部材として機能している。
本形態において、カバー90では、端板部97の縁から後側(表示光の出射側とは反対側/Z軸方向の一方側Z1)に延在してフレーム60の側壁61、62、63に対向する側板部91、92、93が形成されている。より具体的には、カバー90では、端板部97の縁から後側(表示光の出射側とは反対側/Z軸方向の一方側Z1)に延在してフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bに対向する側板部91、92、93が形成されている。
側板部91、92、93は、Z軸方向における幅寸法は、フレーム60の第2板状部613、623、633の本体部分611、621、631からの突出寸法(高さ寸法)よりわずかに小である。従って、カバー90の側板部91、92、93は、フレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bのうち、第2板状部613、623、633の内面に対向している。また、カバー90の側板部91、92、93は、電気光学パネル40の側面のうち、第1基板51の側面511、512、513に対向している。
ここで、側板部91、92、93と第2板状部613、623、633、および側板部91、92、93と第1基板51の側面511、512、513とは離れており、かかる間は接着剤15によって埋められている。このため、側板部91、92、93は、接着剤15によってフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63b(第2板状部613、623、633の内面)と接着されているとともに、第1基板51の側面511、512、513と接着されている。本形態において、接着剤15は、フレーム60の板状座部616、626、636の前面まで到達しており、電気光学パネル40の第2基板52の側面521、522、523は、フレーム60の肉厚部分611、621、631と接着剤15によって固定されている。従って、電気光学パネル40、カバー90およびフレーム60は、接着剤15によって一体化され、その結果、電気光学パネル40およびカバー90は、フレーム60を介してバックライトユニット70および底板80と一体化されている。
この状態で、カバー90の端板部97は、電気光学パネル40のうち、出側偏光板56と接しており、カバー90の端板部97と電気光学パネル40の出側偏光板56との間には隙間がない。
(電気光学装置10の製造方法)
本形態の電気光学装置10の製造工程のうち、フレーム60に電気光学パネル40およびカバー90を接着剤15で固定するにあたっては、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、電気光学パネル40にカバー90を被せ、その後、端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15により固定する。
より具体的には、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、電気光学パネル40とフレーム60との間に未硬化の接着剤15を充填し、その後、カバー90を被せる。そして、カバー90の端板部97が電気光学パネル40に接するように、端板部97を電気光学パネル40に押し付け、この状態で接着剤15を硬化させる。
なお、フレーム60の内側に未硬化の接着剤15を塗布した後、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置し、その後、カバー90を被せる手順を採用してもよい。また、フレーム60の内側、電気光学パネル40の側面、およびカバー90の側板部91、92、93に未硬化の接着剤15を塗布した後、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置し、その後、カバー90を被せる手順を採用してもよい。さらに、また、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、カバー90を被せ、その後、未硬化の接着剤15を充填する手順等を採用してもよい。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電気光学装置10では、電気光学パネル40の前側(表示光の出射側)に見切り部材として配置されたカバー90には側板部91、92、93が設けられており、カバー90をフレーム60に固定する際には、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15で固定する。このため、接着剤15が硬化した後、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが接触している状態を保持することができる。従って、カバー90の端板部97と電気光学パネル40との隙間に埃等が溜まって視認されてしまうという事態の発生を防止することができる。
また、カバー90をフレーム60に固定するにあたって、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15で直接固定する。従って、カバー90をフレーム60に固定するのに1回の接着工程で済むので、電気光学装置10の組み立てを効率よく行うことができる。
また、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bとを対向させて接着剤15により固定しているので、フレーム60の側壁61、62、63の外側にカバー90の側板部91、92、93が位置しない。それ故、電気光学装置10の小型化を図ることができる。
また、接着剤15は、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bとを接着しているとともに、カバー90の側板部91、92、93と電気光学パネル40の側面(第1基板51の側面511、512、513)とを接着している。このため、1回の接着工程でフレーム60、カバー90、および電気光学パネル40の固定を行うことができるので、電気光学装置10の組み立てを効率よく行うことができる。しかも、接着剤15は、フレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bと電気光学パネル40の側面等(第2基板52の側面521、522、523等)とを直接、接着している。従って、フレーム60、カバー90、および電気光学パネル40を強固に固定することができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る電気光学装置10の断面構成を拡大して示す説明図であり、図6(a)、(b)は、図3(a)のYa−Ya′線で電気光学装置10を切断した断面図、および図3(a)のXa−Xa′線で電気光学装置10を切断した断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
実施の形態1では、カバー90をフレーム60に固定するにあたって、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bとを対向させて接着剤15により固定した。これに対して、本形態では、図6に示すように、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の外面61a、62a、63a(第2板状部613、623、633の外面)とを対向させて接着剤15により固定してある。また、接着剤15は、フレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bと電気光学パネル40の側面等(第2基板52の側面521、522、523等)とを直接、接着している。
かかる形態でも、実施の形態1と同様、電気光学装置10の製造工程では、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、電気光学パネル40にカバー90を被せ、その後、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15により固定する。
従って、本形態でも、実施の形態1と同様、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが接触している状態を保持することができるので、カバー90の端板部97と電気光学パネル40との隙間に埃等が溜まって視認されてしまうという事態の発生を防止することができる。また、カバー90をフレーム60に固定するにあたって、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15で直接固定するため、カバー90をフレーム60に固定するのに1回の接着工程で済む等、電気光学装置10の組み立てを効率よく行うことができる。
[実施の形態3]
図7は、本発明の実施の形態3に係る電気光学装置10の断面構成を拡大して示す説明図であり、図7(a)、(b)は、図3(a)のYa−Ya′線で電気光学装置10を切断した断面図、および図3(a)のXa−Xa′線で電気光学装置10を切断した断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
実施の形態1では、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bとを対向させて接着剤15により固定し、実施の形態2では、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63の外面61a、62a、63aとを対向させて接着剤15により固定した。これに対して、本形態では、図7に示すように、フレーム60の側壁61、62、63において、第2板状部613、623、633には、前側(表示光の出射側)に向けて開口する溝618、628、638が設けられている。また、カバー90の側板部91、92、93は、溝618、628、638の内部に位置している。この状態で、カバー90の側板部91、92、93は、両面が各々、溝618、628、638の内面に対向し、接着剤15により溝618、628、638の内面に固定されている。また、接着剤15は、溝618、628、638の内部でフレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bと電気光学パネル40の側面等(第2基板52の側面521、522、523等)とを直接、接着している。また、接着剤15は、フレーム60の側壁61、62、63の内面61b、62b、63bと電気光学パネル40の側面等(第2基板52の側面521、522、523等)とを直接、接着している。
かかる形態でも、実施の形態1と同様、電気光学装置10の製造工程では、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、電気光学パネル40にカバー90を被せ、その後、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15により固定する。
従って、本形態でも、実施の形態1と同様、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが接触している状態を保持することができるので、カバー90の端板部97と電気光学パネル40との隙間に埃等が溜まって視認されてしまうという事態の発生を防止することができる。また、カバー90をフレーム60に固定するにあたって、カバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15で直接固定するため、カバー90をフレーム60に固定するのに1回の接着工程で済む等、電気光学装置10の組み立てを効率よく行うことができる。
また、カバー90の側板部91、92、93は、両面が各々、溝618、628、638の内面に接着剤15により固定されているため、接着面積が広い。それ故、カバー90とフレーム60とを強固に固定することができる。
[実施の形態4]
図8は、本発明の実施の形態4に係る電気光学装置10の製造方法を示す断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
実施の形態1、2、3に係る電気光学装置10の製造工程においては、フレーム60の内側に電気光学パネル40を配置した後、電気光学パネル40にカバー90を被せ、その後、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とを接触させた状態でカバー90の側板部91、92、93とフレーム60の側壁61、62、63とを接着剤15により固定する。かかる工程において、本形態では、図8に示すように、カバー90の端板部97と電気光学パネル40と接触させるにあたって、フレーム60の側壁61、62の外面61a、62aに係合部619、629を設けておき、電気光学パネル40にカバー90を被せた後、接着剤15が硬化するまで、係合部619、629を利用して固定部材30をフレーム60に取り付けておき、接着剤15が硬化した後、固定部材30を取り外す。
より具体的には、固定部材30は、カバー90の端板部97に対して前側から被さる板バネ部35と、板バネ部35から係合部619、629まで延在する板状のフック部31、32を備えている。本形態において、係合部619、629は凸部として形成されており、フック部31、32は、係合部619、629に嵌る係合穴319、329を備えている。また、板バネ部35は、カバー90の端板部97から離間した位置で端板部97に対向する支持板部37と、支持板部37から端板部97に向けて斜めに延在する弾性変形部38と、弾性変形部38から延在して端板部97に接する押圧部39とを備えている。このため、フック部31、32と係合部619、629が各々係合するように、固定部材30をカバー90に被せると、押圧部39が端板部97に接するとともに、弾性変形部38が撓む。従って、押圧部39はカバー90に弾性をもって電気光学パネル40に向けて押圧するので、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが接触する。従って、接着剤15が硬化するまでの間、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが確実に接触するとともに、接着剤15が硬化した後、固定部材30を取り外しても、カバー90の端板部97と電気光学パネル40とが確実に接することになる。
なお、本形態では、実施の形態1に係る電気光学装置10の製造工程に固定部材30を用いた場合を例示したが、実施の形態2、3に係る電気光学装置10の製造工程に固定部材30を用いてもよい。また、図8に示す形態では、フレーム60の係合部619、629を凸部とし、フック部31、32に係合穴319、329を設けたが、フレーム60の係合部619、629を凹部とし、フック部31、32に凹状の係合部619、629と係合する係合爪を設けてもよい。
[電気光学装置の他の形態]
上記実施の形態では、電気光学パネル40として液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、有機エレクトロルミネッセンス表示用パネル、プラズマディスプレイパネル、FED(Field Emission Display)パネル、SED(Surface-Conduction Electron-Emitter Display)パネル、LED(発光ダイオード)表示パネル、電気泳動表示パネル等を用いた電気光学装置に本発明を適用してもよい。
[他の電子機器]
上記実施の形態では、電気光学装置10としては、一眼レフカメラの電子ビューファインダーに用いられる直視型の表示装置を例示したが、携帯電話機、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、液晶テレビ、カーナビゲーション装置、テレビ電話、POS端末、タッチパネル等の直視型の表示装置や、投射型表示装置のライトバルブとして用いられる電気光学装置10に本発明を適用してもよい。
10・・電気光学装置、15・・接着剤、31、32・・フック部、30・・固定部材、35・・板バネ部、40・・電気光学パネル、40a・・画像表示領域、50・・液晶パネル、60・・フレーム、61、62、63、64・・フレームの側壁、61a、62a、63a、64a・・側壁の外面、61b、62b、63b、64b・・側壁の内面、70・・バックライトユニット、80・・底板、90・・カバー、91、92、93、94・・カバーの側板部、97・・カバーの端板部、618、628、638・・側壁の溝

Claims (8)

  1. 表示光を第1方向に出射する画像表示領域、および平面視で前記画像表示領域と外縁との間に位置する外側領域を備えた電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの側面に対向する側壁を備えたフレームと、
    平面視で前記外側領域の前記第1方向側の面に重なる端板部、および該端板部から前記第1方向と反対側の第2方向に延在して前記側壁に対向する側板部を備えたカバーと、
    前記側板部と前記側壁とを固定して、前記端板部と前記電気光学パネルとが接触した状態を保持する接着剤と、
    を有していることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記電気光学パネルは液晶パネルを備え、
    前記フレームの内側には、前記電気光学パネルに対して前記第2方向側にバックライトユニットが保持されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記側板部は、前記側壁の内面に対向して前記接着剤により当該内面に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記接着剤は、前記側板部と前記側壁の内面とを接着しているとともに、前記側板部と前記電気光学パネルの側面とを接着していることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記側板部は、前記側壁の外面に対向して前記接着剤により当該外面に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  6. 前記側壁には、前記第1方向に向けて開口する溝が設けられ、
    前記側板部は、前記溝の内部で当該溝の内面に対向して前記接着剤により当該内面に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  7. 表示光を第1方向に出射する画像表示領域、および平面視で前記画像表示領域と外縁との間に位置する外側領域を備えた電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの側面に対向する側壁を備えたフレームと、
    平面視で前記外側領域の前記第1方向側の面に重なる端板部を備えたカバーと、
    を有する電気光学装置の製造方法であって、
    前記カバーに、前記端板部から前記第1方向と反対側の第2方向に延在して前記側壁に対向する側板部を設けておき、
    前記フレームの内側に前記電気光学パネルを配置した後、当該電気光学パネルに前記カバーを被せ、その後、前記端板部と前記電気光学パネルとを接触させた状態で前記側板部と前記側壁とを接着剤により固定することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  8. 前記側壁の外面に係合部を設けておき、
    前記電気光学パネルに前記カバーを被せた後、
    前記接着剤が硬化するまで、前記端板部を前記電気光学パネルに向けて弾性をもって押し付ける板バネ部、および該板バネ部から前記係合部まで延在するフック部を備えた固定部材を前記フレームに取り付けておき、
    前記接着剤が硬化した後、前記固定部材を取り外すことを特徴とする請求項7に記載の電気光学装置の製造方法。
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