JP2014085241A - 計測装置 - Google Patents

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成吾 奥村
Kyohei Ozawa
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Abstract

【課題】簡易な回路構成によって、交流信号源からの電流を効率よく蓄電し、それを動作電力として交流信号源からの交流信号を高い精度で計測する。
【解決手段】電流トランス12の一端が第1端子111に接続され、他端が第2端子112に接続され、第2端子112がグランド接続される。整流部130が電流トランス12からの交流電流を整流済み電流に整流し、蓄電部140がこの整流済み電流の電荷を蓄電する。電流トランス12の計測を行うときに抵抗R7の一端がグランドCTRL_GNDに接続され、この抵抗R7の他端にモニタリングラインAC_MONが接続される。また電流トランス12の計測を行うときにリレー回路SSRが第1端子111を抵抗R7の他端およびモニタリングラインAC_MONに接続し、電流トランス12の計測を行わないときにリレー回路SSRが第1端子111を抵抗R7およびモニタリングラインAC_MONから分離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流信号源からの交流信号を計測する技術に関し、特に、交流信号源からの電荷を蓄電して動作のための電力として利用する技術に関する。
電流トランス(CT:Current Trans)を用いて電線の電流値を計測する装置では、計測対象の電線を電流トランスに挿入し、電流トランスを計測部に接続し、マイクロコンピュータが計測部の出力から電線の電流値を推定する。一般にマイクロコンピュータや計測部は外部電源によって動作する。しかしながら、電流トランスからの微弱電流を蓄電部に蓄電し、そこから動作電力を得る技術も提案されている。さらに蓄電部の電圧値に応じ、計測の開始および停止を切り替える技術も提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2010−181378号公報
しかしながら、簡易な回路構成によって、電流トランスからの電流を効率よく蓄電し、それを動作電力とし、電流トランスからの交流信号を高い精度で計測する技術は存在しない。このことは電流トランスの電流値を計測する技術に限られたものではなく、交流信号源からの交流信号を計測する技術一般に共通する。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡易な回路構成によって、交流信号源からの電流を効率よく蓄電し、それを動作電力とし、交流信号源からの交流信号を高い精度で計測する技術を提供する。
本発明では、交流信号源の一端に接続される第1端子と、グランドに接続され、交流信号源の他端に接続される第2端子と、第1端子に接続され、交流信号源からの交流電流を整流済み電流に整流する整流部と、整流部に接続され、整流部で得られた整流済み電流の電荷を蓄電する蓄電部と、交流信号源の計測を行うときに一端がグランドに接続される抵抗と、抵抗の他端に接続されたモニタリングラインと、第1端子に接続されており、交流信号源の計測を行うときに第1端子を抵抗の他端およびモニタリングラインに接続し、交流信号源の計測を行わないときに第1端子を抵抗およびモニタリングラインから分離するリレー回路と、交流信号源の計測を行うときに、蓄電部から動作電力が供給され、モニタリングラインの電圧に基づいた計測結果を得る計測処理部とを有する計測装置が提供される。
ここで、交流信号源の計測を行わないときに第1端子を抵抗およびモニタリングラインから分離することで、交流信号源で得られた電力が抵抗で消費されたり、交流信号源からの電流がモニタリングラインから漏洩したりすることを抑制できる。また、第2端子をグランドに接続し、交流信号源の計測を行うか否かに応じて第1端子を抵抗およびモニタリングラインに接続するか否かを切り替えることとするため、1個のリレー回路によって蓄電と計測とを切り替えることができる。さらに、第1端子に整流部が接続され、整流部に蓄電部が接続されているため、蓄電部への充電を開始するための動作に電力が消費されることはない。以上より、簡易な回路構成によって、交流信号源で得られた電力を効率よく蓄電できる。さらに、交流信号源の計測を行うときに第1端子が抵抗の他端およびモニタリングラインに直接接続され、モニタリングラインの電圧に基づいて測定を行うため、交流信号源からの交流信号を高い精度で計測できる。
このように本発明では、簡易な回路構成によって、交流信号源からの電流を効率よく蓄電し、それを動作電力として交流信号源からの交流信号を高い精度で計測できる。
図1は実施形態の計測装置を例示するブロック図である。 図2Aは図1のマイクロコンピュータの詳細を例示する回路図であり、図2Bは図1の整流部130の詳細を例示する回路図である。 図3は図1の蓄電部および起動制御部の詳細を例示する回路図である。 図4は図1のアナログ電源制御部の詳細を例示する回路図である。 図5は図1の蓄電・計測制御部の詳細を例示する回路図である。 図6は図1の計測部の詳細を例示する回路図である。 図7は実施形態の計測装置の状態を説明するための図である。 図8は実施形態のマイクロコンピュータの処理を説明するためのフローチャートである。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<全体構成>
図1に例示するように、本形態の計測装置1は、第1端子111、第2端子112、マイクロコンピュータ120(計測処理部)、整流部130、蓄電部140、起動制御部150、アナログ電源制御部160、蓄電・計測制御部170、および計測部180(計測処理部)を有する。本形態の電流トランス12(交流信号源)は電流検出用のトランスである。電流トランス12は二次巻線を備え、一次巻線として機能する測定対象の電線13が挿入される。電線13には商用電源電流などの交流電流が流れ、二次巻線の端子TER1,TER2の電圧を計測することで電線13の電流値を得ることができる。
電流トランス12の一端(端子TER1)は第1端子111に接続され、他端(端子TER2)は第2端子112に接続される。第2端子112は計測装置1に共通のグランドCTRL_GNDに接続されている。整流部130は、第1端子111、蓄電部140、およびグランドCTRL_GNDに接続され、電流トランス12からの交流電流を整流済み電流に整流する。蓄電部140は、整流部130、起動制御部150、電源端子VCC、およびグランドCTRL_GNDに接続され、整流部130で得られた整流済み電流の電荷を蓄電する。起動制御部150は、蓄電部140、マイクロコンピュータ120、およびグランドCTRL_GNDに接続され、マイクロコンピュータ120の起動を制御する。マイクロコンピュータ120は、起動制御部150、アナログ電源制御部160、電源端子VCC、および計測部180に接続され、制御処理や演算処理を行う。アナログ電源制御部160は、マイクロコンピュータ120、蓄電・計測制御部170、計測部180、電源端子VCC、およびグランドCTRL_GNDに接続され、蓄電・計測制御部170および計測部180の電源制御を行う。蓄電・計測制御部170は、アナログ電源制御部160、計測部180、第1端子111、およびグランドCTRL_GNDに接続され、蓄電および計測の切り替えを制御する。蓄電・計測制御部170は、電流トランス12の計測を行うときに一端がグランドCTRL_GNDに接続される抵抗R7(但し、AGNDとCTRL_GNDは計測時に接続される)、抵抗R7の他端に接続されたモニタリングラインAC_MON、および第1端子111に接続されたリレー回路SSRを有する。リレー回路SSRは、電流トランス12の計測を行うときに第1端子111を抵抗R7の他端およびモニタリングラインAC_MONに接続し、電流トランス12の計測を行わないときに第1端子111を抵抗R7およびモニタリングラインAC_MONから分離する。計測部180は、マイクロコンピュータ120、アナログ電源制御部160、および蓄電・計測制御部170に接続され、モニタリングラインAC_MONの電圧に基づいた計測を行う。
<マイクロコンピュータ120の構成例>
本形態のマイクロコンピュータ120は、演算部、制御部、メモリ、および無線通信部を含み、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行する。図2Aに例示するように、マイクロコンピュータ120は、電源端子VCC、端子ADC4、端子DIO19、端子DIO20、および端子GNDに接続される。端子GNDは、起動制御部150によって、グランドCTRL_GNDに接続され、または、グランドCTRL_GNDから切断される。
<整流部130の構成例>
図2Bに例示するように、本形態の整流部130は、コンデンサC5およびダイオードD2,D3から構成された半波倍電圧整流回路からなる。コンデンサC5の一端は第1端子111に接続され、他端はダイオードD2のアノードおよびダイオードD3のカソードに接続されている。ダイオードD3のアノードはグランドCTRL_GNDに接続されている。ダイオードD2のカソードはコンデンサC2の一端および端子PWRに接続され、コンデンサC2の他端はグランドCTRL_GNDに接続されている。
<蓄電部140および起動制御部150の構成例>
図3に例示するように、蓄電部140は電界コンデンサC3を有し、起動制御部150は、抵抗R2,R3,R4、コンデンサC1、n型のFETスイッチT1,T2、および集積回路IC1を有する。電界コンデンサC3の正極端子は、抵抗R2,R3,R4の一端および電源端子VCCに接続されている。電界コンデンサC3の負極端子はグランドCTRL_GNDに接続されている。抵抗R2の他端は集積回路IC1の端子VINおよびコンデンサC1の一端に接続され、コンデンサC1の他端はグランドCTRL_GNDに接続されている。抵抗R3の他端は集積回路IC1の端子VOUTおよびFETスイッチT1のゲートに接続され、抵抗R4の他端は端子DIO20およびFETスイッチT2のゲートに接続されている。FETスイッチT1のソースはグランドCTRL_GNDに接続され、ドレインは端子GNDに接続されている。FETスイッチT2のソースはグランドCTRL_GNDに接続され、ドレインは集積回路IC1の端子VSSに接続されている。
<アナログ電源制御部160の構成例>
図4に例示するように、アナログ電源制御部160は、抵抗R6,R8,R9,R10,R13、P型のFETスイッチQ1,Q2、およびn型のFETスイッチT3を有する。端子DIO19が抵抗R6,R8,R13の一端に接続されている。抵抗R6の他端は電源端子VCCおよびFETスイッチQ1のソースに接続され、抵抗R8の他端はFETスイッチQ1のゲートに接続され、抵抗R13の他端はFETスイッチQ2のゲートに接続されている。FETスイッチQ1のドレインは抵抗R9,R10の一端および端子A_STATに接続され、抵抗R9の他端はFETスイッチT3のゲートに接続され、抵抗R10の他端はFETスイッチT3のソースおよびグランドCTRL_GNDに接続されている。FETスイッチT3のドレインは端子AGNDに接続されている。FETスイッチQ2のソースは電源端子VCCに接続され、ドレインは端子V+に接続されている。
<蓄電・計測制御部170の構成例>
図5に例示するように、蓄電・計測制御部170は、抵抗R5,R7、およびリレー回路SSRを有する。リレー回路SSRの例はソリッドステートリレー等の半導体リレーや電磁リレーなどである。リレー回路SSRの入力回路側の一方の端子IN1は抵抗R5を介して端子A_STATに接続され、他方の端子IN2はグランドCTRL_GNDに接続されている。リレー回路SSRの出力回路側の一方の端子OUT1は第1端子111に接続され、他方の端子OUT2は抵抗R7の一端およびモニタリングラインAC_MONの一端に接続されている。抵抗R7の他端は端子AGNDに接続されている。
<計測部180の構成例>
図6に例示するように、計測部180は、抵抗R11,R14,R15、可変抵抗器VR、コンデンサC7、およびオペアンプOP1Bを有し、これらは反転増幅回路を構成している。抵抗R11の一端は端子V+に接続され、他端は可変抵抗器VRの一方の固定端子に接続されている。可変抵抗器VRの他方の固定端子は端子AGNDに接続され、可変端子はオペアンプOP1Bの非反転入力端子(+)に接続されている。オペアンプOP1Bの反転入力端子(−)は抵抗R14,15およびコンデンサC7の一端に接続されている。抵抗R14の他端はモニタリングラインAC_MONの他端に接続され、オペアンプOP1Bの出力端子は抵抗R15およびコンデンサC7の他端および端子ADC4に接続されている。可変抵抗器VRは、端子V+が電源端子VCCに接続され、端子AGNDがグランドCTRL_GNDに接続されたときに、グランドCTRL_GNDを基準とした入力オフセット電圧がオペアンプOP1Bの非反転入力端子(+)に印加されるように調整されている。
<動作の概要>
図7に例示するように、本形態の計測装置1は、電流トランス12からの微弱電流を蓄電部140に蓄電する蓄電モード、電流トランス12の交流信号を計測する計測モード、マイクロコンピュータ120を低消費電力状態にするスリープモードを遷移する。
蓄電モードでは、電流トランス12からの交流電流が整流部130で整流済み電流に整流され、得られた整流済み電流が蓄電部140に蓄電される。蓄電モードでは電流トランス12の計測は行われず、リレー回路SSRが第1端子111から抵抗R7およびモニタリングラインAC_MONを分離する。これにより、蓄電時に電流トランス12からの交流電流が抵抗R7で消費されたり、モニタリングラインAC_MONから漏洩したりすることを防止する。また蓄電モードでは、起動制御部150がグランドCTRL_GNDから端子GNDを切断する。これによってマイクロコンピュータ120がグランドCTRL_GNDに未接続な状態(浮いている状態)となり、非活性状態となるため、マイクロコンピュータ120で電力が消費されない。さらにアナログ電源制御部160がグランドCTRL_GNDから端子AGNDを切断し、電源端子VCCから端子V+を切断する。これによって計測部180が電源端子VCCおよびグランドCTRL_GNDに未接続な状態となるため、計測部180でも電力が消費されない。よって蓄電モードでは、電流トランス12からの電流を効率よく蓄電部140に蓄電できる。
蓄電部140の電圧(グランドCTRL_GNDを基準とした電圧)が第1値以上となると、電流トランス12の計測を行う計測モードに遷移する。計測モードでは、起動制御部150が端子GNDをグランドCTRL_GNDに接続し、蓄電部140からマイクロコンピュータ120に動作電力を供給してマイクロコンピュータ120を活性状態にする。さらに、アナログ電源制御部160が端子V+および端子AGNDを電源端子VCCおよびグランドCTRL_GNDにそれぞれ接続する。これによって、計測部180が電源端子VCCおよびグランドCTRL_GNDに接続されて蓄電部140から計測部180に動作電力が供給されるとともに、抵抗R7の一端がグランドCTRL_GNDに接続される。また、リレー回路SSRが、抵抗R7の他端およびモニタリングラインAC_MONを第1端子111に接続する。計測部180はモニタリングラインAC_MONの電圧に基づいた計測を行い、マイクロコンピュータ120がその計測結果に基づいた演算を行って計測結果を得る。マイクロコンピュータ120は計測結果を無線伝送する。
計測結果が無線伝送されるとスリープモードに遷移する。スリープモードでは、一定時間だけマイクロコンピュータ120が低消費電力状態とされる。その後、蓄電部140の電圧が第2値以下となれば蓄電モードに遷移し、蓄電部140の電圧が第2値以下でなければ計測モードに遷移する。第1値と第2値とは同じであってもよいし、異なってもよい。ただし、計測モード状態を十分な長さ維持するために、第1値が第2値よりも大きいことが望ましい。
計測モードでは、抵抗R7の電圧の最大値が「蓄電部140の電圧」と「整流部130の順方向電圧」との和よりも小さければ、電流トランス12から蓄電部140側に電流が流れることはなく、高い精度で測定を行うことができる。そのため、抵抗R7の電圧の最大値は、第1値と整流部130の順方向電圧との和よりも小さいことが望ましく、第2値と整流部の順方向電圧との和よりも小さいことがより望ましい。
蓄電部140の電圧が第1値以上であるか否かの判定や、蓄電部140の電圧が第2値以下であるか否かの判定は、蓄電部140の電圧そのものを閾値と比較して行ってもよいし、蓄電部140の電圧に対応する電圧を閾値と比較して行ってもよい。すなわち、必ずしも蓄電部140の電圧そのものを検出してこれらの判定を行う必要はない。第1値の例は集積回路C1の閾値、第2値の例はマイクロコンピュータ120の動作下限電圧である。
<動作の詳細>
次に動作の詳細を例示する。
[蓄電モード]
蓄電モードでは、整流部130が電流トランス12で得られた交流電流を整流し、蓄電部140の電界コンデンサC3に蓄電する(図2Bおよび図3)。
[蓄電モードから計測モードへの遷移]
起動制御部150は電界コンデンサC3の電圧を監視する。この例では端子VINの電圧を閾値電圧THR1(例えば、3.4V)と比較することで、電界コンデンサC3の電圧が第1値以上であるか否かを判定する。以下に詳細を説明する。
集積回路IC1の端子VINの電圧(蓄電部140の電圧に対応する電圧)が閾値電圧THR1未満の場合、集積回路IC1は端子VSSと端子VOUTとの間を導通状態にする。一方、端子VINの電圧が閾値電圧THR1以上の場合、集積回路IC1は端子VSSと端子VOUTとの間を非導通状態にする。
端子VINの電圧が閾値電圧THR1未満(VSS−VOUT間が導通状態)の場合、FETスイッチT1のゲートは端子GNDと同電位であるため、FETスイッチT1はOFF状態にあり、端子GNDはグランドCTRL_GNDに導通しない。すなわち、マイクロコンピュータ120はグランドCTRL_GNDに未接続であるために非活性状態であり、マイクロコンピュータ120の各回路ブロックは、原則としてグランドCTRL_GNDを基準とした電源端子VCCの電位となる。
端子VINの電圧が閾値電圧THR1以上(VSS−VOUT間が非導通状態)の場合、FETスイッチT1のゲートは電源端子VCCと同電位となるため、FETスイッチT1はON状態にあり、端子GNDはグランドCTRL_GNDに導通する。これにより、マイクロコンピュータ120に接続された電源端子VCCと端子GNDとの間に電位差が生じ、マイクロコンピュータ120が起動して活性状態となる。
FETスイッチT2は、マイクロコンピュータ120が活性状態になった後に集積回路IC1を不活性状態にし、集積回路IC1での消費電力を抑制する。すなわち、マイクロコンピュータ120が活性状態になるまでは、端子DIO20およびFETスイッチT2のゲートは電源端子VCCと同電位にある。この場合、FETスイッチT2はON状態にあり、FETスイッチT2のソースとドレインとは導通し、VSS端子はグランドCTRL_GNDに導通するため、集積回路IC1は活性状態にある。マイクロコンピュータ120が活性状態となった直後、マイクロコンピュータ120は端子DIO20をHi電位(電源端子VCCと同電位)にしているため、FETスイッチT2はON状態を維持し、集積回路IC1は活性状態を維持する。その後、マイクロコンピュータ120は端子DIO20をLo電位(グランドCTRL_GNDと同電位)に設定し、FETスイッチT2をOFF状態にする。これにより、集積回路IC1のVSS端子がグランドCTRL_GNDに未接続な状態(浮いている状態)となるため、集積回路IC1は非活性状態となる。さらに集積回路IC1のVOUT端子がHi電位(電源端子VCCと同電位)となるため、FETスイッチT1はON状態を維持し、マイクロコンピュータ120は活性状態を維持する。
上述のように、端子VINの電圧が閾値電圧THR1以上となり、マイクロコンピュータ120が活性状態となった直後(DIO20がHi電位の間)、集積回路IC1は活性状態にある。また、マイクロコンピュータ120は電界コンデンサC3の電荷を利用して稼働するため、マイクロコンピュータ120が活性状態となった直後、電源端子VCCの電圧が急激に低下し、それによって端子VINの電圧も急激に低下する。集積回路IC1が活性状態にあるときに、集積回路IC1が端子VINの電圧が閾値未満であると判断してしまうと、VSS−VOUT間が導通状態となり、FETスイッチT1がOFF状態となり、マイクロコンピュータ120が再び非活性状態となってしまう。このことが頻繁に発生すると、安定した計測を行うことが困難となる。このことを防止するため、この例では以下の2つの手段を用いる。
第1の手段では、集積回路IC1のヒステリシス動作を利用する。すなわち、閾値電圧THR1(例えば、3.4V)以外に、閾値電圧THR1よりも小さな閾値電圧THR2(例えば、3.3V)を設定する。集積回路IC1は、端子VINの電圧が閾値電圧THR1未満のときに端子VSSと端子VOUTとの間を導通状態にし、端子VINの電圧が閾値電圧THR1以上となった場合に、端子VSSと端子VOUTとの間を非導通状態にする。その後、集積回路IC1が活性状態を維持している間に端子VINの電圧が低下して閾値電圧THR1に達しても、集積回路IC1は端子VSSと端子VOUTとの間の非導通状態を維持する。さらにその後、集積回路IC1が活性状態を維持している間に端子VINの電圧が閾値電圧THR2未満となった場合、集積回路IC1は端子VSSと端子VOUTとの間を導通状態にする。
第2の手段では、時定数回路を用いる。図3に例示した集積回路IC1の端子VINには、コンデンサC1および抵抗R2が接続されているが、これらは端子VINの電圧を急激に低下させないための時定数回路である。これにより、端子VINの電圧が急激に低下することを防止する。ただし、環境によっては、第1の手段および第2の手段の何れか一方のみを用いる構成であってもよいし、第1の手段および第2の手段の何れも用いない構成であってもよい。第1の手段および第2の手段の何れも用いない場合には、例えば、集積回路IC1は、検出電圧の検知後一定時間検知状態を維持する。
[計測モード]
マイクロコンピュータ120の起動後、マイクロコンピュータ120は端子DIO19をLo電位(グランドCTRL_GNDと同電位)に設定する。これにより、アナログ電源制御部160による計測部180への電力供給、および蓄電・計測制御部170による電流トランス12の交流電流の計測部180への供給が行われる。
マイクロコンピュータ120の起動時には、端子DIO19はHi電位(電源端子VCCと同電位)である。この場合、アナログ電源制御部160(図4)のFETスイッチQ1,Q2,T3はいずれもOFF状態(非導通状態)であり、端子V+が電源端子VCCに接続されておらず、端子AGNDもグランドCTRL_GNDに接続されていない状態(浮いている状態)にある。よって、計測部180は稼働しておらず、さらに、蓄電・計測制御部170の抵抗R7はグランドCTRL_GNDに接続されていない(図5および図6)。
マイクロコンピュータ120が端子DIO19をLo電位に設定すると、FETスイッチQ1,Q2,T3はいずれもON状態(導通状態)となる。これにより、端子V+が電源端子VCCに接続され、端子AGNDがグランドCTRL_GNDに接続され、計測部180が活性状態となる。また、蓄電・計測制御部170の抵抗R7の一端が端子AGNDを介してグランドCTRL_GNDに接続される(図5および図6)。また端子DIO19がLo電位になると、端子A_STATが電源端子VCCと同電位となるため(図4)、リレー回路SSRの端子OUT1,OUT2間が接続される。これにより、電流トランス12の端子TER1が接続された第1端子111に、抵抗R7の他端およびモニタリングラインAC_MONの一端が接続される。
前述のように、モニタリングラインAC_MONの他端は計測部180の反転増幅回路に接続されている(図6)。計測部180は、モニタリングラインAC_MONの電圧に基づいて電流トランス12の信号波形を計測する。計測結果を表す電圧波形は、オペアンプOP1Bの出力端子から端子ADC4を介して、マイクロコンピュータ120に与えられる。前述のように、抵抗R7の電圧の最大値が蓄電部140の電圧と整流部130の順方向電圧との和よりも小さければ、電流トランス12から蓄電部140側に電流が流れることはなく、高い精度で測定を行うことができる。また、整流部130が半波倍電圧整流回路を含む場合、蓄電部140への蓄電効率をより向上でき、かつ、蓄電部140の電圧が低下した場合であっても計測部180での計測への影響が小さいという検証結果が得られている。
マイクロコンピュータ120は(図2A)、例えば、端子ADC4を介して与えられる電圧波形を周期的に測定して波形周期分の電圧波形の計測値(デジタルデータ)を得る。マイクロコンピュータ120は、これらの電圧波形の計測値から電圧波形の振幅を取得し、電線13を流れる電流値を推定してもよい。またマイクロコンピュータ120は、得られた値から電力を推定することもできる。ただし、電線13に流れる電流が商用電源電流の場合、電線13に接続される負荷によって電流波形が歪んだり、位相がずれたりすることがあり、電流波形のみから正確に電力を推定することが困難な場合もある。この推定精度を改善ため、例えば、電流波形の面積から電力を推定することもできる。
計測後、マイクロコンピュータ120は、計測データ(電圧波形の最大振幅値等)を無線伝送する。無線伝送されたデータは、遠隔配置されたパーソナルコンピュータなどに記録され、表示等される。
[スリープモード]
マイクロコンピュータ120は、計測データの無線伝送完了後、内部の起床タイマーを設定した後、マイクロコンピュータ120をスリープ状態(低消費電力状態)にする。起床タイマーに設定した時間が経過後、電源端子VCCの電圧に応じて蓄電モードまたは計測モードに遷移する。例えば、マイクロコンピュータ120は、電源端子VCCの電圧と動作下限電圧とを比較することで、蓄電部140の電圧が前述の第2値以下であるかを判定する。マイクロコンピュータ120は、電源端子VCCの電圧が動作下限電圧以下の場合(すなわち、蓄電部140の電圧が第2値以下の場合)に蓄電モードに遷移させ、そうでない場合に計測モードに遷移させる。
<マイクロコンピュータ120の動作>
図8を用いてマイクロコンピュータ120の動作を例示する。
集積回路IC1の端子VINの電圧が閾値電圧THR1となると(ステップS101)、マイクロコンピュータ120がグランドCTRL_GNDに接続され、マイクロコンピュータ120が起動する(ステップS102)。起動したマイクロコンピュータ120はプログラムを読み出して実行する(ステップS103)。マイクロコンピュータ120は、端子DIO20をLo電位に設定する(ステップS104)。これにより、集積回路IC1が不活性状態となる。さらにマイクロコンピュータ120は、端子DIO19をLo電位に設定する(ステップS105)。これにより、計測部180が活性状態となる。次にマイクロコンピュータ120は、計測部180を安定させる目的で所定時間(例えば、5ms程度)の時間待ちを行う(ステップS106)。マイクロコンピュータ120は、ADC4端子の電圧波形をアナログデジタル変換して信号計測を行う(ステップS107)。例えばマイクロコンピュータ120は、1/3000秒周期で60回の信号計測を行い、60個の計測値Vct1〜Vct60を収集する。例えば、これらの計測値は12bitの整数値であり、計測値=0は0Vを表し、計測値=4095は2.4Vを表す。マイクロコンピュータ120は、60個の計測値Vct1〜Vct60の中で最大値Vct_maxと最小値Vct_minを基め、最大値Vct_maxと最小値Vct_minとの差(Pd=Vct_max−Vct_min)を求める(ステップS108)。次にマイクロコンピュータ120は、計測値Vct1〜Vct60や差Pdなどを無線伝送するためのパケットデータを作成し、パケットデータを無線伝送する(ステップS109)。パケットデータの構成は無線規格などによって決定される。以下にパケットデータの構成を例示する。なお、実際にはさらにプリアンブルやチェックサム等の無線伝送に必須のデータが含まれるが、本形態では省略する。
Figure 2014085241
マイクロコンピュータ120は、パケットデータの無線伝送完了後、内部の起床タイマーを設定し、マイクロコンピュータ120をスリープ状態(低消費電力状態)にする(ステップS110)。起床タイマーに設定した時間が経過後、電源端子VCCの電圧が動作下限電圧以下でなければステップS103に遷移し、電源端子VCCの電圧が動作下限電圧以下であればステップS112に遷移する(ステップS111)。ステップS112では、マイクロコンピュータ120の電源がオフになって設定がリセットされ(ステップS112)、ステップS101に遷移する。
<本形態の特徴>
電流トランス12の計測を行わないときにも電流トランス12からの交流電流が抵抗R7に流れ込むと、抵抗R7で電力を浪費してしまい、蓄電効率が低下してしまう。抵抗R7の抵抗値を大きくすれば抵抗R7に流れ込む電流量を小さくできるが、その場合には計測精度が低下する。具体的には、電流トランスによる測定範囲に制限が出たり、精度が低下するといった問題が生じる。また抵抗R7の抵抗値を大きくするだけでは、モニタリングラインAC_MONからの電流漏洩を防止することはできない。或いは、電流トランス12の計測を行わないときに、FETスイッチを用いて抵抗R7をグランドCTRL_GNDから切断すれば、抵抗R7での電力の浪費を防止できる。しかし、この場合でもモニタリングラインAC_MONからの電流漏洩を防止することはできない。
本形態では、電流トランス12の計測を行わないときに、リレー回路SSRが第1端子111から抵抗R7およびモニタリングラインAC_MONを分離する。これにより、蓄電時に電流トランス12からの交流電流が抵抗R7で消費されたり、モニタリングラインAC_MONから漏洩したりすることを防止できる。なお、電流トランス12の計測を行わないときに、FETスイッチやトランジスタなどの簡易なスイッチによって、第1端子111から抵抗R7およびモニタリングラインAC_MONを切り離す構成も考えられる。しかしながら、このような構成を簡易な回路で実現することはできない。FETスイッチやトランジスタなどの簡易なスイッチの場合、入出力端子のいずれかがグランドCTRL_GNDまたは電源端子VCCに接続されている必要があり、本形態のリレー回路SSRの位置にそのまま挿入することはできないからである。
或いは、蓄電を行う場合に電流トランス12の2端子を計測部側から切断して蓄電部側に接続し、計測を行う場合に電流トランス12の2端子を蓄電部側から切断して計測部側に接続する構成も考えられる。しかしながら、電流トランス12の2端子をまるごと切り替える構成の場合、切り替え機能を実現するための回路が複雑になる。このような切り替え機能を実現する汎用部品も存在するが、このような汎用部品は通電状態でしか動作しない。すなわち蓄電部に十分な電荷が蓄電されていない場合には、このような汎用部品も機能せず、蓄電モード自体を開始できない。
本形態では、電流トランス12の一端のみを切り替え、電流トランス12の他端は常時グランドCTRL_GNDに接続しておくことにした。これにより、簡易なリレー回路SSRのみで切り替え機能を構成できる。この構成では、蓄電部140に全く電荷が蓄電されていない状態であっても蓄電モードを開始できる。なお、蓄電部140に十分な蓄電がなされた後は第1端子111から蓄電部140側に電流が流れず、蓄電・計測制御部170へ交流電流が流れることになるため、高い精度で計測を行うことができる。
さらに本形態では、電流トランス12の計測を行わないときに、マイクロコンピュータ120や計測部180をグランドCTRL_GNDから切断する。そのため、蓄電モードにおいてマイクロコンピュータ120や計測部180で電力が消費されることがない。
また本形態の計測部180は、モニタリングラインAC_MONが反転入力端子(−)に接続され、電流トランス12の計測を行うときにグランドCTRL_GNDを基準とした入力オフセット電圧が非反転入力端子(+)に印加され、電流トランス12の計測を行わないときに非反転入力端子(+)がグランドかCTRL_GNDら分離される、オペアンプ180を含む反転増幅回路を有する(図6参照)。このような計測部180は本実施形態に特に適する。例えば、計測部180として、入力オフセット電圧が印加されるオペアンプを含む電流検出型の回路を用いた場合(例えば、「トランジスタ技術,2007年7月号,P175−P176」参照)、蓄電モードと計測モードとで電流トランス12のグランドを切り替えなければならない。また例えば、計測部180として非反転増幅回路を用いた場合、入力オフセット電圧の設定が困難であり、かつ、オペアンプの増幅倍率が1倍以上に制限されてしまう。本形態の計測部180にはこのような問題が生じず、この計測部180を用いることは、本実施形態に対して合理的な選択であるといえる。
また本形態では、蓄電部140に蓄電した電荷を動作電力とするため、外部電源が不要である。
<変形例>
なお、本発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上述の蓄電部140では電界コンデンサC3に電荷を蓄電したが、電界コンデンサC3に代えて二次電池に電荷を蓄電してもよいし、二次電池と電界コンデンサとに電荷を蓄電してもよい。また、上述のように整流部130が半波倍電圧整流回路を含む場合、蓄電部140への蓄電効率をより向上でき、かつ、蓄電部140の電圧が低下した場合であっても計測部180での計測への影響が小さいという検証結果が得られている。すなわち、以下の理由によって半波倍電圧整流回路が合理的であると言える。第一に、誤差の範囲で波形は乱れるものの電界コンデンサC3の電圧に依存せず抵抗R7の計測が可能である(コンデンサC5へ充電される微小な電荷のみ影響するため)。第二に、電流トランス13に流れ込む電流が微小であっても、より高い電圧に蓄電可能である。そのため、整流部130が半波倍電圧整流回路であることが望ましい。しかしながら、半波倍電圧整流回路に代えて、ダイオードD2のみからなる半波整流回路やダイオードブリッジを含む全波整流回路その他の整流回路が用いられてもよい。また、上述の実施形態では、交流信号源として電流トランスを用いた例を説明したが、圧電素子その他の交流信号源が用いられてもよい。また、電流トランス12の計測を行わないときに計測部180をグランドCTRL_GNDおよび電源端子VCCから切断することとしたが、電流トランス12の計測を行わないときに計測部180を電源端子VCCに接続したままでグランドCTRL_GNDから切断することにしてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
1 計測装置
12 電流トランス(交流信号源)
13 電線
111 第1端子
112 第2端子
120 マイクロコンピュータ(計測処理部)
130 整流部
140 蓄電部
150 起動制御部
160 アナログ電源制御部
170 蓄電・計測制御部
180 計測部(計測処理部)

Claims (9)

  1. 交流信号源の一端に接続される第1端子と、
    グランドに接続され、前記交流信号源の他端に接続される第2端子と、
    前記第1端子に接続され、前記交流信号源からの交流電流を整流済み電流に整流する整流部と、
    前記整流部に接続され、前記整流部で得られた前記整流済み電流の電荷を蓄電する蓄電部と、
    前記交流信号源の計測を行うときに一端が前記グランドに接続される抵抗と、
    前記抵抗の他端に接続されたモニタリングラインと、
    前記第1端子に接続されており、前記交流信号源の計測を行うときに前記第1端子を前記抵抗の他端および前記モニタリングラインに接続し、前記交流信号源の計測を行わないときに前記第1端子を前記抵抗および前記モニタリングラインから分離するリレー回路と、
    前記交流信号源の計測を行うときに、前記蓄電部から動作電力が供給され、前記モニタリングラインの電圧に基づいた計測結果を得る計測処理部と、
    を有する計測装置。
  2. 請求項1の計測装置であって、
    前記蓄電部の一端が電源端子に接続され、前記蓄電部の他端が前記グランドに接続され、
    前記交流信号源の計測を行うときに前記計測処理部が前記電源端子および前記グランドに接続され、前記交流信号源の計測を行わないときに前記計測処理部が前記グランドから分離される、
    ことを特徴とする計測装置。
  3. 請求項1または2の計測装置であって、
    前記リレー回路は、前記蓄電部の電圧が第1値以上のときに前記第1端子を前記抵抗の他端および前記モニタリングラインに接続し、前記蓄電部の電圧が第2値以下のときに前記第1端子を前記抵抗および前記モニタリングラインから分離する、
    ことを特徴とする計測装置。
  4. 請求項1から3の何れかの計測装置であって、
    前記蓄電部の一端が電源端子に接続され、前記蓄電部の他端が前記グランドに接続され、
    前記蓄電部の電圧が第1値以上のときに前記計測処理部が前記電源端子および前記グランドに接続され、前記蓄電部の電圧が第2値以下のときに前記計測処理部が前記グランドから分離される、
    ことを特徴とする計測装置。
  5. 請求項3または4の計測装置であって、
    前記抵抗の電圧の最大値が前記第1値と前記整流部の順方向電圧との和よりも小さい、ことを特徴とする計測装置。
  6. 請求項3から5の何れかの計測装置であって、
    前記抵抗の電圧の最大値が前記第2値と前記整流部の順方向電圧との和よりも小さい、ことを特徴とする計測装置。
  7. 請求項1から6の何れかの計測装置であって、
    前記整流部が半波倍電圧整流回路である
    ことを特徴とする計測装置。
  8. 請求項1から7の何れかの計測装置であって、
    前記交流信号源が電流トランスまたは圧電素子である
    ことを特徴とする計測装置。
  9. 請求項1から8の何れかの計測装置であって、
    前記計測処理部は、
    前記モニタリングラインが反転入力端子に接続され、前記交流信号源の計測を行うときに前記グランドを基準とした入力オフセット電圧が非反転入力端子に印加され、前記交流信号源の計測を行わないときに前記非反転入力端子が前記グランドから分離される、オペアンプを含む反転増幅回路を有する
    ことを特徴とする計測装置。
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