JP2014085189A - 測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガタの発生を防止し得、高密度の三次元測定を行うことができる測定装置を提供する。
【解決手段】反射鏡83,83の鏡面は、レーザ光センサ9にて走査されたレーザ光をそれぞれ反射した各光路が、第1回転軸の中心軸に直交する第1光路に対して適宜の角度を有する第m光路から前記第1光路まで漸次異なる角度になるように、その傾斜角度を長手方向へ亘って滑らかに傾斜させてある。レーザ光センサ9から走査されたレーザ光は反射鏡83,83によって、中心軸に直交する方向から中心軸の軸長方向へ漸次立ち上げられるため、三次元空間を高密度に走査できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物へ投光して測定を行う測定装置に関する。
平坦面上を走行する移動ロボットにあっては、移動空間内に存在する物体までの距離を随時測定し、測定結果が得られる都度、その測定結果に基づいて自身の走行を制御するようになしてある。物体までの距離を測定する測定装置としては、迅速に測定時間が可能であり、また測定精度が高いことが必要であるが、移動ロボットに適用するためには更に、走査できる範囲が広いのに加え、装置が小型であることが重要である。
そのような測定装置として、レーザ光を二次元で走査させる測定装置が開発されているが、二次元平面から得られる測定結果だけでは、移動ロボットが三次元の物体に十分に対応することができなかった。
そのため、後記する特許文献1には次のような測定装置が開示されている。
すなわち、投光部から出力された測定光を一軸回りに回転走査させ、対象物からの反射光に基づいて対象部までの距離を算出する走査式二次元測距装置と、この走査式二次元測距装置を前記投光部の回転走査させる一軸と斜交する他軸周りに回転駆動させる回転機構とを備え、回転機構にて走査式二次元測距装置を回転させることによって、前記一軸のロール角度及びピッチ角度を変化させるようになしてある。走査式二次元測距装置は、前記一軸周りに回転走査することによって二次元の測定を行いつつ、回転機構によって前記他軸の軸長方向へ揺動されるため、三次元の測定を行うことができる。
また、後記する特許文献2には、基準平面に対して傾斜配置された偏向ミラーと、該変更ミラーを前記基準面に対して鉛直な軸周りに回転する走査機構と、前記鉛直な軸周りに配置してあり、前記偏向ミラーに対して互いに異なる角度で投光するようになされた複数の投光部と、対象物からの反射光を集光する集光光学系と、集光された反射光を検出する受光部とを備えており、前記走査機構によって偏向ミラーを回転させつつ、異なるタイミングで各投光部から投光させるようになした測定装置が開示されている。各投光部から出力された測定光は前記鉛直な軸の軸長方向の異なる位置へ投光されるとともに、各投光部からの測定光は回転する偏向ミラーによって360°の方向へ放射状に偏向されるため、その全周方向に三次元の測定を行うことができる。
特開2008−134163号公報 特開2009−236774号公報
しかしながら、前者の測定装置にあっては、走査式二次元測距装置を回転機構によって、前記投光部の回転走査させる一軸と斜交する他軸周りに回転させるため、ガタが発生し易く、大きな測定誤差を招来する虞があった。
一方、後者の測定装置にあっては、各投光部の角度が固定されているため、三次元の測定密度が低い。そのため、投光部の個数を増やすことが考えられるが、各投光部の角度を相互に変える必要があるので取付け作業が煩雑であり、組み立てコストが嵩む。また、基準平面に対して傾斜配置された偏向ミラーを回転させるため、前同様ガタが発生し易いという問題もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、ガタの発生を防止し得、高密度の三次元測定を行うことができる測定装置を提供する。
(1)本発明に係る測定装置は、所定の回転軸廻りに測定光を走査させ、対象物からの反射光が入射されるセンサと、該センサからの測定光を反射する反射鏡とを備え、該反射鏡で反射された測定光が対象物で反射されてセンサに入射された結果に基づいて測定を行うようになしてある場合、1又は複数の前記反射鏡がセンサの周囲に配設してあり、該反射鏡の鏡面は走査方向の異なる位置では互いに、回転軸廻りに走査される複数の測定光の光路で構成される平面に平行な第1平面における前記測定光の反射方向、及び前記第1平面に直交する他の平面に平行な第2平面における前記測定光の反射方向が異なるように傾かせてあることを特徴とする。
本発明の測定装置にあっては、所定の回転軸廻りに測定光を走査させ、対象物からの反射光が入射されるセンサと、該センサからの測定光を反射する反射鏡とを備え、該反射鏡で反射された測定光が対象物で反射されてセンサに入射された結果に基づいて測定を行うようになしてある。
このセンサの周囲には1又は複数の前記反射鏡が配設してある。そして、反射鏡の鏡面は、走査方向の異なる位置では互いに、回転軸廻りに走査される複数の測定光の光路で構成される平面に平行な第1平面における前記測定光の反射方向、及び前記第1平面に直交する他の平面に平行な第2平面における測定光の反射方向がともに異なるように傾かせてある。つまり、反射鏡の鏡面は、測定光の走査方向へ所定の曲率を有する円弧状をなすとともに、第2平面に対する傾きが測定光の走査方向へ異ならせてある。
これによって、反射鏡上を走査された測定光は、該反射鏡の鏡面によって連続的に螺旋状に反射される。従って、高密度の三次元測定を行うことができる。一方、反射鏡を回転駆動せずに固定してある場合、ガタは発生しない。
(2)本発明に係る測定装置は、前記鏡面は前記第1平面において、走査された測定光をそれぞれ反射した各反射光の光路が、前記回転軸を中心として設定した基準円の接線上に位置するように傾かせてあることを特徴とする。
本発明の測定装置にあっては、反射鏡の鏡面は、前述した第1平面において、走査された測定光をそれぞれ反射した各反射光の光路が、前記回転軸を中心として設定した基準円の接線上に位置するように傾かせてある。これによって、反射鏡の鏡面で反射された各反射光はセンサに干渉されることなくセンサの外方へ放射状に出射されるため、高密度の三次元測定を維持することができる。
(3)本発明に係る測定装置は、前記鏡面の傾きは次の両式に基づいて定めてあることを特徴とする。
αm(k)=45°+(θmc+θm(k))/2
γm(k)=θm(k)/n
但し、αm(k):k番目の反射点における鏡面のX軸に対する傾き
γm(k):k番目の反射点における鏡面のZ軸に対する傾き
θmc :各反射光の光路の基準円に対する接点のZ軸回りのX軸からの角度
θm(k):k番目の測定光のZ軸回りのX軸からの角度
n :適宜の数
本発明の測定装置にあっては、反射鏡の鏡面の傾きは、上記両式に基づいて設計してあるため、反射鏡上を走査された測定光は、該反射鏡の鏡面によって連続的に螺旋状に反射されるとともに、反射鏡の鏡面で反射された各反射光はセンサに干渉されることなくセンサの外方へ放射状に出射される。従って、前同様、高密度の三次元測定を行うことができる。
(4)本発明に係る測定装置は、前記鏡面は滑らかに傾かせてあることを特徴とする。
本発明の測定装置にあっては、反射鏡の鏡面が滑らかに傾かせてある。このような平滑化処理は、例えば、当該鏡面の走査方向の各位置においてそれぞれ、当該位置を通り、鏡面に対して垂直な線分であり、前述した第1平面から互いに同じ高さ領域に配する反射線を設定し、相隣る反射線の間を滑らかに繋げることによって実現することができる。測定光が対象物で反射してセンサに入射される場合、センサから出射された光の直径よりセンサに入射される光の直径が広がることがあるが、反射鏡の鏡面が滑らかに傾かせてある場合、全ての光がセンサに入射させることができるため、測定感度の低下を防止することができる。
(5)本発明に係る測定装置は、更に、前記回転軸と同心円上で回転する回転板と、該回転板を回転駆動させるモータとを備え、この回転板に前記反射鏡が取り付けてあることを特徴とする。
本発明の測定装置にあっては、測定光を走査させる回転軸と同心円上で回転する回転板と、この回転板を回転駆動させるモータとを備え、前記回転板に反射鏡が取り付けてある。そして、モータにて回転板を回転させつつセンサから測定光を前記回転軸廻りに走査させる。このとき、測定光の走査速度と回転板の回転速度とは互いに異ならせておくとよい。
これによって、回転軸廻りに走査される測定光は、回転軸廻りに走査される都度、その回転方向の異なる位置で反射鏡に対向するため、更に高密度の三次元測定を行うことができる。
(6)本発明に係る測定装置は、前記回転板に複数の反射鏡が回転対称になるように取り付けてあることを特徴とする。
本発明の測定装置にあっては、回転板に複数の反射鏡が回転対称になるように取り付けてあり、これによって回転板のバランスが図られる。従って、回転時に回転板にガタが生じることが防止される。
本発明に係る測定装置の構成例を示す模式的斜視図である。 図1に示した回転板、反射鏡及びレーザ光センサの模式的平面図である。 図1に示した回転板、反射鏡及びレーザ光センサの模式的側面図である。 反射鏡の鏡面の設計方法を説明する説明図である。 レーザ光センサの固定座標系のX軸、及び回転板及び反射鏡の回転座標系のX軸における各パラメータを説明する説明図である。 1回の走査で測定された対象物上の各反射点の位置を示したグラフである。
図1は本発明に係る測定装置の構成例を示す模式的斜視図であり、図中、2は基台である。基台2上には複数の支柱21,21,…が適宜の位置に立設してあり、これら支柱21,21,…によって平板状の台座部材3が基台2から適宜距離を隔てて基台2と平行に支持されている。
台座部材3上の一側側には該台座部材3を貫通する第1回転軸81が、台座部材3に固定された軸受(図示せず)によって回転自在に設けてある。第1回転軸81の基台2側の端部にはプーリ82が外嵌してあり、第1回転軸81のこれとは反対側の端部には回転板8が台座部材3との間に適宜の間隙を隔てて外嵌固着してある。台座部材3の他側側にはモータ4が、該モータ4の駆動軸に連結された第2回転軸41が台座部材3を貫通する様態で取り付けてある。モータ4の回転駆動力は、第2回転軸41に外嵌させたプーリ42と前記第1回転軸81の端部に外嵌させたプーリ82との間に掛け回した環状のベルト6を介して第1回転軸81に伝えられるようになっており、これによって第1回転軸81に固定された回転板8が回転駆動される。また、回転板8の近傍には該回転板8の回転速度を検出するエンコーダ5が配設してあり、エンコーダ5の検出結果は後述する制御部1に与えられるようになっている。
回転板8上には、適宜の高さ寸法を有する一対の円弧状の反射鏡83,83が回転板8の周方向へ180°位置を異ならせて配置してあり、両反射鏡83,83は回転板8に立設した固定脚84,84、84,84によって回転板8から適宜の距離を隔てた位置に固定されている。
また、回転板8の第1回転軸81上には、レーザ光を前記第1回転軸81の中心軸回りに所定の走査周期で放射状に出射して対象物からの反射光を受けるレーザ光センサ9が、前記中心軸が回転板8の回転軸と同軸上になるように支持アーム32の一端部に垂下されており、両支持アーム32の他端部は台座部材3上に立設した支持部材31,31にそれぞれ固定してある。これによって、レーザ光センサ9からレーザ光が、前記第1回転軸81の中心軸と直交する方向へ出射される。なお、レーザ光センサ9としては、例えば側域センサUTM−30LX(北陽電機株式会社製)を用いることができるが、これに限られず、更に小型化したものであってもよい。なお、レーザ光センサ9として側域センサUTM−30LXを用いた場合、レーザ光の走査範囲が270°であるので、レーザ光が走査されない範囲に前述した支持部材31,31が位置するようにレーザ光センサ9の取付け姿勢を調整しておく。
前述した反射鏡83,83はレーザ光センサ9から出射されるレーザ光の光路上に配置してある。反射鏡83,83の鏡面は、該鏡面の中央を通り第1回転軸81に直交する軸と平行をなす軸方向において捻じれた形状になしてあり、レーザ光センサ9から第1回転軸81の中心軸回りに走査されるレーザ光は、反射鏡83,83に対向する領域では、両反射鏡83,83によって、前記中心軸と斜交する方向から該中心軸と直交する方向へ、又は中心軸と直交する方向から該中心軸と斜交する方向へ、軸長方向に対する反射角度が漸次異なるように反射されて対象物へ出射され、対象物からの反射光は対応する反射鏡83,83によって反射されてレーザ光センサ9に入射されるようになっている。
一方、レーザ光センサ9から出射されたレーザ光は、反射鏡83,83に対向しない領域では、前記第1回転軸81の中心軸と直交する方向へ出射され、対象物からの反射光がレーザ光センサ9に入射される。
更に、レーザ光センサ9の外側、又はレーザ光センサ9内(図1にあってはレーザ光センサ9の外側)には制御部1が設けてあり、該制御部1によって、レーザ光センサ9及び前述したモータ4の駆動制御、並びにレーザ光センサ9の検出結果に基づく対象物の測定が行われるようになっている。なお、これら制御部1、レーザ光センサ9及びモータ4には外部から給電されるようになっている。
このような測定装置にあっては、モータ4によって回転板8及び該回転板8に固定された反射鏡83,83が所定方向へ回転駆動されると、エンコーダ5が回転板8の回転状態を検出してその検出結果が制御部1に与えられる。制御部1にはレーザ光センサ9によるレーザ光の走査速度の値が予め与えられており、制御部1はエンコーダ5から与えられた検出結果に基づいて、回転板8の回転周期が前記レーザ光の走査周期と異なる所定値になるようにモータ4の出力を調整する。
回転板8の回転速度が所定値になると、制御部1はレーザ光センサ9を作動させてレーザ光を前記第1回転軸81の中心軸回りに、前記回転板8の回転方向と同じ方向へ走査させる。レーザ光センサ9から走査されたレーザ光は、反射鏡83,83に対向する領域では、前述したように反射されて対象物へ出射され、対象物からの反射光が対応する反射鏡83,83によって反射されてレーザ光センサ9に入射される。また、反射鏡83,83に対向しない領域では、前記第1回転軸81の中心軸と直交する方向へ出射され、対象物からの反射光がレーザ光センサ9に入射される。レーザ光センサ9内にはレーザ光が対象物から反射されたレーザ光が入射される受光部が設けてあり、受光部は入射されたレーザ光を光電変換して入射信号を生成するようになっている。
このレーザ光センサ9はレーザ光をパルス状に出射するようになしてあり、レーザ光の出射タイミングと対象物からの反射光によって前記受光部が入射信号を生成したタイミングとの差分を前記制御部1に与える。制御部1は与えられた差分に基づいて後述する如く対象物による反射点の位置を算出する。
図2及び図3は、図1に示した回転板8、反射鏡83,83及びレーザ光センサ9の模式的平面図及び模式的側面図である。なお、両図中、図1に対応する部分には同じ番号が付してある。
図2及び図3に示したように、回転板8から適宜の間隙を隔ててレーザ光センサ9が垂下してあり、レーザ光センサ9がレーザ光を走査する中心Oは回転板8に固定した第1回転軸81の中心軸Z上に位置させてある。
両反射鏡83,83は前記中心軸Z回りに対称になるように配設してある。これによって、回転板8において当該回転板8に印加される反射鏡83,83の質量がバランスされるので、回転板8が回転駆動された際のガタの発生が防止される。
前述したようにレーザ光センサ9はレーザ光を前記中心軸Zと直交する方向へ出射するようになしてあり、該中心軸Z回りに走査されるレーザ光は反射鏡83,83に対向する領域では当該反射鏡83,83によって所定方向へ反射される。このとき、反射鏡83,83は中心Oの同心円に対して斜交するように配置してあり、反射鏡83,83の鏡面は、平面視ではレーザ光センサ9にて走査されたレーザ光をそれぞれ反射した各光路L,L,…がそれぞれ図2に示したように、中心Oを中心とする基準円Cの接線上に位置するようにしてある。
また、反射鏡83,83の鏡面は、側面視ではレーザ光センサ9にて走査されたレーザ光をそれぞれ反射した各光路L,L,…が、図3に示したように、前記中心軸Zに直交する第1光路Lに対して適宜の角度を有する第m光路Lから前記第1光路Lまで漸次異なる角度になるように、その傾斜角度を長手方向へ亘って滑らかに傾斜させてある。なお、前述した第1光路Lと第m光路Lとのなす角は0°を超え90°未満の適宜の角度に設定することができるが、30°以下の適宜の角度に設定すると好適である。
このようにして反射鏡83,83で反射されたレーザ光は適宜距離内に対象物が存在する場合は当該対象物にて反射され、再び反射鏡83,83にて反射されてレーザ光センサ9に入射される。すなわち、対象物にて反射されたレーザ光は前記光路L〜L上を方向を逆にしてレーザ光センサ9に入射される。
ここで、反射鏡83,83の長手方向の寸法は、一の反射鏡83の長手方向の両縁部における反射光がそれぞれ、当該反射鏡83及び他の反射鏡83に入射されない範囲に定めておく。また、反射鏡83,83の高さ方向の寸法は、対象物にて反射された光を全て受けることができる寸法であって、可及的に小さい寸法に定めておく。
このように、レーザ光センサ9から走査されたレーザ光は反射鏡83,83によって、前記中心軸Zに直交する方向から中心軸Zの軸長方向へ漸次立ち上げられるため、レーザ光は三次元空間を走査されることになる。このとき、前述したように反射鏡83,83の鏡面はその傾斜角度を長手方向へ亘って滑らかに変更させてあるので、レーザ光センサ9から走査されたレーザ光は互いに異なる角度で連続的に立ち上げられ、従って三次元空間を走査されるレーザ光の密度が高い。
次に、図1に示した反射鏡83の鏡面の設計方法について説明する。
図4は反射鏡の鏡面の設計方法を説明する説明図であり、(a)はレーザ光センサからレーザ光が出射されるX−Y平面を、(b)は反射鏡によってレーザ光が立ち上げられるX−Z平面を示している。なお、図4中、矢印はレーザ光の光路を、黒点はレーザ光の鏡面における反射点をそれぞれ示している。
いま、レーザ光の広がりは考慮せず、レーザ光の反射点を点とし、レーザ光の光路を線とする。そして、図4に示したように、X−Y平面において、周方向へ走査されるレーザ光の鏡面上での反射点について、周方向へ走査されるレーザ光の回転中心Oからの距離をrとし、Z軸回りにX軸からの角度をθとし、反射点の座標を(x,y)とする。また、反射点における鏡面のX軸に対する傾きをαとし、レーザ光のX−Y平面での反射角度をβとし、更に鏡面のZ軸に対する傾きをγとし、レーザ光のX−Z平面での反射角度をδとする。
レーザ光をレーザ光センサ及び反射鏡の外方へ放射状に進行させるために、前述したようにX−Y平面においてレーザ光の回転中心Oから半径rmcの基準円Cを設定し、反射鏡によって反射されたレーザ光の光路が基準円Cの接線になるようにする。このとき、レーザ光の光路が基準円Cに接する接点の座標を(xmc,ymc)とし、該座標(xmc,ymc)とレーザ光の回転中心Oとを結ぶ線分と、X軸とのなす角の角度をθmcとすると、前記接点の座標は次の(1)式及び(2)式によって表すことができる。
mc=rmccosθmc …(1)
mc=rmcsinθmc …(2)
ここで、鏡面のX軸と重なる縁部を1番目の反射点とし、θmcの方向へk−1番目の反射点の座標(xm(k−1),ym(k−1))は、その距離rm(k−1)及び方向θm(k−1)を用いて次の(3)式及び(4)式によって表すことができる。
m(k−1)=rm(k−1)cosθm(k−1) …(3)
m(k−1)=rm(k−1)sinθm(k−1) …(4)
同様に、k番目の反射点の座標(xm(k),ym(k))は、その距離rm(k)及び方向θm(k)を用いて次の(5)式及び(6)式によって表すことができる。
m(k)=rm(k)cosθm(k) …(5)
m(k)=rm(k)sinθm(k) …(6)
反射点の座標(xm(k),ym(k))と反射点の座標(xm(k−1),ym(k−1))との間の距離をwm(k−1)とし、k−1番目の反射点における鏡面のX軸に対する傾きをαm(k−1)とすると、反射点の座標(xm(k),ym(k))は次の(7)式及び(8)式によって表すことができる。
m(k)=xm(k−1)+wm(k−1)cosαm(k−1)…(7)
m(k)=ym(k−1)+wm(k−1)sinαm(k−1)…(8)
前述した(3)式から(8)式を用いてrm(k)を求めると次の(9)式が得られる。
Figure 2014085189
ここで、θm(k)の値は、レーザ光センサから放射状に出射されるレーザ光の本数をnとすると、次の(10)式で表すことができる。
θm(k)=(360°/n)k …(10)
鏡面によって反射されたレーザ光の光路が基準円Cに接することから、次の(11)式の関係が成立する。
Figure 2014085189
前記(1)式、(2)式、(5)式、(6)式及び(11)式からθmcを求めると次の(12)式が導かれる。
θmc=cos−1(rmc/rm(k))+θm(k) …(12)
このθmcから、k番目の反射点における鏡面のX軸に対する傾きαm(k)、及びk番目の反射点におけるレーザ光のX−Y平面での反射角度βm(k)を求めると次の(13)式及び(14)式で表すことができる。
αm(k)=45°+(θmc+θm(k))/2 …(13)
βm(k)=90°−θmc+θm(k) …(14)
また、k番目の反射点における鏡面のZ軸に対する傾きγm(k)、及びk番目の反射点におけるレーザ光のX−Z平面での反射角度δm(k)は、例えば反射点のX軸からの角度θm(k)の1/4に比例して前記傾きγm(k)を変化させるとすると、次の(15)式及び(16)式で表すことができる。
γm(k)=θm(k)/4 …(15)
δm(k)=θm(k)/2 …(16)
かかる計算を1番目からk番目まで順次行って、各反射点における鏡面のX軸に対する傾きα、及び各反射点における鏡面のZ軸に対する傾きγをそれぞれ求める。
次に、各反射点においてそれぞれ、当該反射点を通り、鏡面に対して垂直な線分であり、高さhを有しており、X−Y平面から互いに同じ高さ領域に配する反射線を設定し、相隣る反射線の間を滑らかに繋げることによって、所要な曲面の鏡面を生成する。
更に、実機においては次の条件を鏡面の設計に加味する。
すなわち、基準円Cの半径rmcの値は、反射鏡により反射されたレーザ光がレーザ光センサと反射鏡との間を通り、かつ、対象物によって反射されたレーザ光がレーザ光センサに入射し得るように設定する。具体的には、反射鏡の鏡面であってX軸と重なる縁部における反射点を1番目とし、この反射点の距離をrm(1)とし、その角度をθm(1)とし、rm(1)の値を、反射鏡により反射されたレーザ光がレーザ光センサと反射鏡との間を通り、かつ、対象物によって反射されたレーザ光がレーザ光センサに入射し得るように設定する。
また、前述した傾きαm(1)の値は、反射点におけるレーザ光のX−Y平面での反射角度βとX−Z平面での反射角度δを合わせた値が略一定になるように設定する。一方、レーザ光の本数nは、360°の走査範囲についてレーザ光センサの使用を参照して設定する。更に、反射鏡の鏡面のθ方向の範囲は、当該鏡面により反射されるレーザ光が他の反射鏡の鏡面に干渉しない範囲に設定する。また、鏡面の高さhの値は、レーザ光センサの受光窓の高さ寸法とする。
次に、図1に示した制御部1が対象物の位置を求める方法について説明する。
対象物の位置は、レーザ光が反射鏡によって反射される場合と、反射鏡によって反射されずに対象物に直接投光された場合とに分けて計算する。
いま、レーザ光が2枚の反射鏡によって反射される範囲を0°≦θli−θ<60°及び180°≦θli−θ<240°とし、図5に示した如く反射鏡によって反射されるレーザ光の、反射される前の光路LとX軸とのなす角をθliとすると次式が導かれる。
θlr=θli+180°−β …(17)
但し、θlr:反射鏡によって反射されるレーザ光の、反射された後の光路とX軸とのなす角
また、レーザ光センサにおいて反射鏡にてレーザ光を反射することによって生じる測定距離の誤差をeとすると、X−Y−Z座標軸系において、走査されたレーザ光が対象物によって反射される各反射点の座標(x,y,z)は次の(18)式〜(20)式にて表される。なお、前述した誤差eは各実機それぞれにおいて試験を実施して予め定めておく。
x=rcosθli+(d−r−e)cosθlr …(18)
y=rsinθli+(d−r−e)sinθlr …(19)
z=(d−r−e)sinδ …(20)
ここで、図5に示した如く、dはレーザ光の光源から対象物までの距離を、またθはレーザ光センサ9の固定座標系のZ軸回りに当該固定座標系のX軸から、回転板8及び反射鏡83,83の回転座標系のX軸までの角度をそれぞれ示している。
一方、上記の場合、レーザ光が反射鏡によって反射されない範囲は60°≦θli−θ<180°及び240°≦θli−θ<360°であるので、かかる範囲においてレーザ光が対象物によって反射される反射点の座標(x,y,z)は次の(21)式〜(23)式にて表される。
x=dcosθli …(21)
y=dsinθli …(22)
z=0 …(23)
このようにして、走査されたレーザ光が反射鏡によって反射される範囲、及び前記レーザ光が反射鏡によって反射されずに対象物に直接投光される範囲においてそれぞれ、前記レーザ光が対象物によって反射される各反射点の座標(x,y,z)が求められる。
図1に示した制御部1は、このような計算をレーザ光センサ9によってレーザ光が走査される毎に実施しており、得られた各反射点の座標を各走査別にメモリ(図示せず)に与えてそこに記憶させるとともに、出力する場合も各走査別に各反射点の座標を出力するようになっている。
このような測定装置にあっては、反射鏡83,83上を走査された測定光は、該反射鏡83,83の鏡面によって連続的に螺旋状に反射される。従って、高密度の三次元測定を行うことができる。また、反射鏡83,83の鏡面は、X−Y平面において、走査されたレーザ光をそれぞれ反射した各レーザ光の光路が、前述した基準円Cの接線上に位置するように傾かせてあるため、反射鏡83,83の鏡面で反射された各レーザ光はレーザ光センサ9に干渉されることなくレーザ光センサ9の外方へ放射状に出射される。従って、高密度の三次元測定を維持することができる。
更に、反射鏡83,83の鏡面が滑らかに傾かせてあるため、レーザ光センサ9から出射されたレーザ光の直径よりレーザ光センサ9に入射されるレーザ光の直径が大きい場合であっても、全ての光をレーザ光センサ9に入射させることができる。従って、測定感度の低下を防止することができる。
一方、回転板8に複数(本実施形態では2つ)の反射鏡83,83が回転対称になるように取り付けてあり、これによって回転板8のバランスが図られる。従って、回転時に回転板8にガタが生じることが防止される。
なお、本実施形態では2枚の反射鏡83,83を用いた場合について示したが、本発明はこれに限らず1又は3枚以上の反射鏡を用いてもよい。なお、複数枚の反射鏡を用いる場合は、各反射鏡を回転板上に均等に配設する。一方、1枚の反射鏡を用いる場合は、回転対称の位置にバランスを保つための錘を配設するとよい。これによって、回転板8の駆動中、当該回転板8にガタが発生することが防止される。
また、本実施形態では反射鏡83,83を回転板8に取り付けて、モータ4によって回転板8及び反射鏡83,83を回転させる構成になしてあるが、本発明はこれに限らず、反射鏡83,83の固定脚84,84及び支持部材31,31を基台2に固定して、回転板8、モータ4及びベルト6等、反射鏡83,83を回転駆動させる機構を省略してもよい。この場合、三次元データを取得する位置を増大させるために、3枚以上の反射鏡を用いるとよい。なお、反射鏡は基台2に固定されておりガタが発生する虞がないので、1又は複数枚の反射鏡を用いる場合に各々の反射鏡を任意の位置に配置することができる。
一方、本実施形態では、モータ4の回転駆動力を第2回転軸41に外嵌させたプーリ42と第1回転軸81の端部に外嵌させたプーリ82との間に掛け回した環状のベルト6を介して第1回転軸81に伝えるようになしてあるが、本発明はこれに限らず、モータ4の出力軸を第1回転軸81に接続させて、モータ4によって回転板8を直接回転駆動させる構成にしてもよい。
なお、本実施形態では測定光としてレーザ光を用いた場合について示したが、本発明はこれに限らず、レーザ光と同程度の強度及び直進性を有する光であればよい。
次に、レーザ光センサとして市販のセンサを用いて、対象物を測定した結果について説明する。
測定装置は図1に示した構成とし、レーザ光センサ9として側域センサUTM−30LX(北陽電機株式会社製)をその走査周期を10m秒になして使用した。また、回転板8の回転周期は30m秒になした。
反射鏡は次の表1に示したパラメータのものを2枚用いた。
Figure 2014085189
そして、レーザ光センサ9から5000mmの距離を隔てて、レーザ光センサ9の周囲を取り囲むように対象物を設置しておき、レーザ光センサ9による1回の走査で測定された対象物上の各反射点の位置をX−Y−Z座標軸上に示した。なお、誤差eは零とした。
図6は1回の走査で測定された対象物上の各反射点の位置を示したグラフである。
図6から明らかなように、両反射鏡で反射されたレーザ光の対象物上における各反射点は、Z軸と平行をなす軸廻りに螺旋をなす2本の光路上に配列されており、これによって三次元空間を高密度で測定し得ることが分かる。
一方、両反射鏡で反射されなかったレーザ光の対象物上における各反射点は、X−Y平面と平行な平面で一部破断した環をなす1本の光路上に配列されており、これによって二次元空間も同時的に測定することが分かる。
1 制御部
2 基台
3 台座部材
4 モータ
8 回転板
9 レーザ光センサ
41 第2回転軸
81 第1回転軸
83 反射鏡
C 基準円

Claims (6)

  1. 所定の回転軸廻りに測定光を走査させ、対象物からの反射光が入射されるセンサと、該センサからの測定光を反射する反射鏡とを備え、該反射鏡で反射された測定光が対象物で反射されてセンサに入射された結果に基づいて測定を行うようになしてある場合、
    1又は複数の前記反射鏡がセンサの周囲に配設してあり、
    該反射鏡の鏡面は走査方向の異なる位置では互いに、回転軸廻りに走査される複数の測定光の光路で構成される平面に平行な第1平面における前記測定光の反射方向、及び前記第1平面に直交する他の平面に平行な第2平面における前記測定光の反射方向が異なるように傾かせてある
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 前記鏡面は前記第1平面において、走査された測定光をそれぞれ反射した各反射光の光路が、前記回転軸を中心として設定した基準円の接線上に位置するように傾かせてある請求項1記載の測定装置。
  3. 前記鏡面の傾きは次の両式に基づいて定めてある請求項2記載の測定装置。
    αm(k)=45°+(θmc+θm(k))/2
    γm(k)=θm(k)/n
    但し、αm(k):k番目の反射点における鏡面のX軸に対する傾き
    γm(k):k番目の反射点における鏡面のZ軸に対する傾き
    θmc :各反射光の光路の基準円に対する接点のZ軸回りのX軸からの角度
    θm(k):k番目の測定光のZ軸回りのX軸からの角度
    n :適宜の数
  4. 前記鏡面は滑らかに傾かせてある請求項1から3のいずれかに記載の測定装置。
  5. 更に、前記回転軸と同心円上で回転する回転板と、該回転板を回転駆動させるモータとを備え、この回転板に前記反射鏡が取り付けてある請求項1から4のいずれかに記載の測定装置。
  6. 前記回転板に複数の反射鏡が回転対称になるように取り付けてある請求項5記載の測定装置。
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