JP2014083359A - イヤーウォーマー - Google Patents

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Hiroshi Kawabata
洋 川畑
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NITTY CO Ltd
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Abstract

【課題】 安全性に配慮して外部の音が聞こえにくくならないようにしたイヤーウォーマーを提供する。
【解決手段】 耳を覆う左右の耳カバー1はバンド2でつながれており、各耳カバー1の中央には開口10が形成されている。開口10には、通音構造を有する通音キャップ8が嵌め込まれている。通音キャップ8は、開口10の縁を挟み込んだ状態でキャップ受け9に嵌め合わされている。通音キャップを通して音が聞こえるので、屋外での使用の際、交通往来の音に気がつかずに危険な目に遭う可能性が低くなる。
【選択図】 図4

Description

本願の発明は、防寒用の耳あて(イヤーウォーマー)に関するものである。
イヤーウォーマーは、寒い時期に耳を保温する耳あてとして多用されている。イヤーウォーマーは、耳をカバーして保温する左右の耳カバーと、左右の耳カバーをつないだバンドとから成っている。
このような耳カバーは、中綿のような保温材を入れた二重構造としたり、ボア生地を採用したりして、保温効果を上げる場合が多い。この他、耳カバーに人造の毛皮(フェイクファー)を設けて保温性やファンション性を加えた商品も販売されている。
バンドは、使用者の頭の大きさに合わせて伸縮できるものであったり、耳カバーの装着位置を変更できるものであったりする場合がある。また、耳カバーとバンド部が一体となった構造の商品も販売されている。さらには、バンドを折り曲げ可能な構造として、全体をコンパクトに折り畳める構造としたイヤーウォーマーも販売されている。
この他、スポーツ用のイヤーウォーマーとしては、保温性を確保しつつも通気性の高い生地を使用して汗などによるむれを防止した商品も販売されている。
特開2008−178501号公報
このようなイヤーウォーマーは、防寒具としては、耳への密着性を高め、気密性を高めた構造とすることが好ましい。しかしながら、あまり気密性を高めてしまうと、耳栓になってしまい、外部の音が全く聞こえなくなってしまったり、非常に聞こえにくくなってしまうことがあり得る。
このように遮音性が高すぎるイヤーウォーマーは、使用者の屋外での安全性を考慮した場合、問題になり得る。即ち、道路脇を歩いている際、背後から近づいてくる車に気がつかず、車にぶつかってしまうことがあり得る。ぶつからないまでも、車を十分に避けることができず、非常に怖い思いをしてしまうこともある。
例えば、近年の健康志向を背景としてジョギングブームになっているが、夜間にジョギングをする者も多い。冬期には寒いのでイヤーウォーマーを着けてジョギングすることになるが、遮音性が高いと、背後から近づいてくる車に気がつきにくい場合が多い。夜間なので、ドライバーの視認性も昼間より悪く、加えて、暗い色のウエアを着ていると、発見が遅くなってしまい、回避が難しくなってしまい易い。明るい色のウエアを着たり、反射板を付けたりと、ウエアの面で工夫が必要だが、音で危険を察知するという観点から、イヤーウォーマーについても工夫が必要である。
本願の発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、安全性に配慮して外部の音が聞こえにくくならないようにしたイヤーウォーマーを提供するものである。
といった技術的意義を有する。
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、耳を覆う左右の耳カバーと、左右の耳カバーをつないだバンドとから成るイヤーウォーマーであって、
各耳カバーは、中央に開口を有する形状であって、開口には通音構造を有する通音キャップが嵌め込まれているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記通音キャップは樹脂製であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記通音キャップはキャップ受けに対して嵌め合わされており、前記通音キャップとキャップ受けは、前記開口の縁を挟み込んでいるという構成を有する。
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の発明によれば、耳カバーの中央に開口が形成され、開口に通音キャップが嵌め込まれているので、通音キャップを通して十分な通音性が確保される。このため、屋外での使用の際、交通往来の音に気がつかずに危険な目に遭う可能性が低くなる。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、通音キャップが樹脂製であるので、耳に直接触れた場合に冷たく感じることがなく、この点で好適である。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、嵌め合わされた通音キャップとキャップ受けの間に開口の縁が挟み込まれるので、通音キャップの取り付けとともに開口の縁のほつれ止めがされる。このため、開口の縁のほつれ止めのために別途部材を設けたり、加工したりする必要がない。
本願発明の実施形態に係るイヤーウォーマーの斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1に示すイヤーウォーマーの骨組み6の斜視図である。 通音キャップ8の取り付け構造を示した斜視図である。
次に、本願発明を実施するための形態(以下、実施形態)について説明する。
図1は、本願発明の実施形態に係るイヤーウォーマーの斜視図である。図1に示すイヤーウォーマーは、耳を覆う左右の耳カバー1と、左右の耳カバー1をつないだバンド2と、図1中不図示の骨組みとから成っている。
図2は、図1のA−A断面図である。図2に示すように、耳カバー1は、表地3と、裏地4と、表地3と裏地4との間に挟み込まれた中材5及び骨組み6とから成る構造である。表地3や裏地4は、ポリエステルのような合成繊維から成る。中材5は、綿又はポリウレタンスポンジ等である。
本実施形態では、耳カバー1とバンド2は一体的に形成されている。即ち、図1から解るように、表地3及び裏地4は、左右の耳カバー1とバンド2を形成する形状となっており、中材5も、バンド2の部分では厚さが薄くなっているものの表地3と裏地4との間の全ての領域を埋めている。
表地3及び裏地4とは、中材5を入れた状態で重ね合わされ、周縁が縫い合わされている。この実施形態では、玉縁縫いの構造となっている。即ち、表地3及び裏地4の周縁に沿って全周状に玉縁布7が設けられている。玉縁布7は、重ね合わされた表地3及び裏地4の周縁を覆った状態で丸められており、それらを貫通するようにして縫い合わせがされている。
図3は、図1に示すイヤーウォーマーの骨組み6の斜視図である。図3に示すように、骨組み6は、左右に設けられた円環状部61と、円環状部61をつなぐリンク部62とから成っている。円環状部61は耳カバー1を構成するものであり、リンク部62はバンド2を構成するものである。
骨組み6は、多少弾性のあるスチール又は硬質プラスチック等で形成されている。特に、円環状部61とリンク部62との境界部分は、十分な弾性を持った板バネとして機能するようになっている。弾性は、図3に示すように、左右の円環状部61が互いに近づく向きに作用するようになっている。イヤーウォーマーを装着した際、左右の耳カバー1はこの弾性に逆らって円環状部61が互いに遠ざかる向きに押し広げられるから、耳カバー1が耳に押しつけられた状態となり、密着性が向上する。
このような本実施形態のイヤーウォーマーは、前述した過剰な遮音性の問題を解決するため、部分的に通音性を確保した部位を設けている。即ち、図1に示すように、各耳カバー1は、中央に通音キャップ8を有している。
図4は、通音キャップ8の取り付け構造を示した斜視図である。通音キャップ8は、上述したように骨組み6及び中材5を挟み込んだ状態で表地3及び裏地4を玉縫いで縫い合わせた後、取り付けられる。即ち、縫い合わせの後、左右の耳カバー1の中央に孔開けをして開口10を形成し、各開口10に通音キャップ8を嵌め込む。
通音キャップ8が開口10に十分に固定されるように、キャップ受け9が使用される。図4に示すように、通音キャップ8は、小さな円盤状であり、周縁の部分を除いてメッシュ状又は格子状となっている。キャップ受け9は、通音キャップ8に適合した構造のリング状の部材である。
通音キャップ8は、耳カバー1の開口10に嵌め込まれ、キャップ受け9に嵌め合わされることで耳カバー1に取り付けられる。図4に示すように、通音キャップ8は、メッシュ状又は格子状である円盤状の主部81と、主部81から突出した円環状の同心状の突起82とから成る形状である。突起82の外径は、キャップ受け9の内径に精度良く適合しており、突起82の部分をキャップ受け9に差し込むことで嵌め合わせが行われる。
突起82の外径は、耳カバー1の開口10の径と同程度か僅かに小さい程度であるが、主部81の外径やキャップ受け9の外径は、開口10より少し大きい。したがって、嵌め合わせを行うと、開口10の縁が通音キャップ8の主部81とキャップ受け9により挟み込まれた状態となる。即ち、通音キャップ8とキャップ受け9の嵌め合わせにより、通音キャップ8の開口10への取り付けがされるとともに、開口10の縁のほつれ止めがされる構造になっており、この点で好適なものとなっている。
このような通音キャップ8やキャップ受け9は、ポリプロピレンやポリエチレン等の樹脂製であり、成型により寸法精度良く製作される。通音キャップ8とキャップ受け9は、イヤーウォーマーの製造の際に嵌め合われた後、特に取り外される必要性はないから、ある程度力を入れて嵌め合わせをすることで、変形弾性によりきっちりと固定される寸法になっていて構わない。このようにすると、特に接着が不要なので、コスト等の点で好適である。勿論、接着材により両者を接着して良いことは言うまでもない。
上記説明から解るように、実施形態のイヤーウォーマーによれば、イヤーウォーマーの使用の際に耳カバー1を耳に密着させたり、断熱性の高い耳カバー1の構造であったりしても、耳カバー1の中央に開口10が形成され、開口10に通音キャップ8が装着されているので、通音キャップ8を通して十分な通音性が確保される。このため、屋外での使用の際、交通往来の音に気がつかずに危険な目に遭う可能性が低くなる。
開口10及び通音キャップ8は、小さなものでも十分に通音性が確保されるので、保温性の低下が問題になることはない。開口10及び通音キャップ8の大きさとしては、例えば円形の場合、直径10〜15mm程度で良い。角形の場合も、10mm角〜15mm角程度で良い。これ以上大きくなると保温性の低下が問題となり得るし、小さくなると、通音キャップ8の取り付けがしにくくなるし、十分な通音性が確保できなくなる可能性がある。
また、通音キャップ8は、樹脂製の他、スチールやアルミのような金属製であっても良い。但し、金属製の通音キャップ8は、耳に直接触れた場合に冷たく感じることがあるので、この点では樹脂製の方が好適である。尚、通音キャップ8における通音構造としては、前述したメッシュ状又は格子状の他、パンチングボード状(板状の部材に小さな孔を多数形成した構造)であっても良い。
通音キャップ8とキャップ受け9の嵌め合わせは、前述したように開口10の縁のほつれ止めに兼用されているが、開口10の縁を縫い込んだり、別途リングを取り付けたりしてほつれ止めとし、これに対して通音キャップ8を取り付けても良い。
以上のように、本実施形態のイヤーウォーマーは、通音キャップ8を通して通音を確保した構造に特徴点があるので、耳カバー1の材質や構造、バンド2の材質や構造については、特に制限はなく、上述したものには限られない。また、耳カバー1にフェイクファーのような防寒材を取り付けた構造であっても、通音キャップ8を通して通音が確保されていれば問題はない。
1 耳カバー
10 開口
2 バンド
3 表地
4 裏地
5 中材
6 骨組み
61 円環状部
62 リンク部
7 玉縁布
8 通音キャップ
81 主部
82 突起
9 キャップ受け

Claims (3)

  1. 耳を覆う左右の耳カバーと、左右の耳カバーをつないだバンドとから成るイヤーウォーマーであって、
    各耳カバーは、中央に開口を有する形状であって、開口には通音構造を有する通音キャップが嵌め込まれていることを特徴とするイヤーウォーマー。
  2. 前記通音キャップは樹脂製であることを特徴とする請求項1記載のイヤーウォーマー。
  3. 前記通音キャップはキャップ受けに対して嵌め合わされており、前記通音キャップとキャップ受けは、前記開口の縁を挟み込んでいることを特徴とする請求項1又は2記載のイヤーウォーマー。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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