JP2014082108A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蓄電装置12は、複数のリチウムイオン電池を収納した電池モジュール30を備え、商用交流系統の交流電力を、スイッチング電源部26で直流電力に変換し、双方向DC/DCコンバータ28を介して電池モジュール30に蓄電して利用する。電池モジュール30の収納容器に発煙消火装置48を設ける、発煙消火装置48は、リチウムイオン電池の発火による火災を検出した場合、電池モジュール30の容器内に消火用エアロゾルを噴出して消火する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数のリチウムイオン電池を収納した電池モジュールを備え、直流電力を電池モジュールに蓄電して利用する蓄電装置に於いて、
電池モジュールに配置され、リチウムイオン電池の火災を検出した場合に、消火用エアロゾルを噴出して消火する発煙消火装置を設けたことを特徴とする。
発煙消火装置は、複数のリチウムイオン電池を収納した収納容器の内側又は外側に配置され、リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出した場合に、固形消火剤に点火して燃焼させることにより発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する。
電池モジュールは、円筒形状を備えた複数のリチウムイオン電池を、収納容器内の電池収納部に配列して収納し、
発煙消火装置は、リチウムイオン電池と同じ形状を備えると共に電池収納部の空き位置に配置し、リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検知した場合に、固形消火剤に点火して燃焼させることにより発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する。
発煙消火装置は、
収納容器内に消火用エアロゾルを噴出する噴出口を備えた筐体と、
筐体に収納され、燃焼により消火用エアロゾルを発生する固形消火剤と、
収納容器内に配置し、リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出する火災検出部と、
火災検出部により収納容器内の火災を検出した場合に、ヒータの通電加熱により固形消火剤に点火して燃焼させる点火回路部と、
点火回路部に電源を供給する電池電源と、
を備える。
発煙消火装置は、更に、収納容器の外部に配置し、収納容器の外側となる筐体内の火災を検出する第2の火災検出部を備え、
点火回路部は、第2の火災検出部により収納容器内の火災を検出した場合に、ヒータの通電加熱により固形消火剤に点火して燃焼させる。
火災検出部は、火災による熱を受けた場合の絶縁被覆の溶融により一対の信号線を短絡状態に接触させる熱感知ケーブルであり、
点火回路部は、熱感知ケーブルの短絡を検出した場合に、ヒータの通電加熱により固形消火剤に点火して燃焼させる。
更に、固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知する報知部を設ける。
更に、固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、建物に設置した火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に火災連動信号を他の火災警報器へ無線又は有線で送信して連動先を示す火災警報を出力させる火災警報器に、火災起動信号を無線又は有線で送信して、蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知させる通信部を設ける。
更に、固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、建物に設置した自動火災報知設備に、火災起動信号を無線又は有線で送信して、蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知させる通信部を設ける。
発煙消火装置の筐体は、
噴出口を設けた筐体本体と、
筐体本体の内部に支持部材を介して浮いた状態に配置し、固形消火剤を収納した消火剤収納ケースと、
消火剤収納ケースから噴出した消火用エアロゾルを噴出口に導く煙道を形成する煙道構造と、
煙道に配置した火炎噴出防止部材と、
を備える。
発煙消火装置は、
電池モジュールの収納容器外壁を貫通して配置され、固形消火剤の燃焼により発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する発煙消火部と、
収納容器外壁を貫通して配置され、収納容器内に収納したリチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出する火災検出部と、
記収納容器の外部に配置され、火災検出部により火災を検出した場合又は他の装置から点火制御信号を受信した場合に、発煙消火部の固形消火剤に点火して燃焼させる消火制御部と、
を備える。
本発明の蓄電装置は、複数のリチウムイオン電池を収納した電池モジュールの収納容器に発煙消火装置を配置し、リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出した場合に、発煙消火手段から消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火するようにしたため、リチウムイオン電池が、内部ショートや過充電等の種々の原因で熱暴走して電池温度が著しく上昇し、その結果、リチウムイオン電池の破裂や発火が起きた場合に、この電気火災を検出して発煙消火手段から消火用エアロゾルを収納容器内に噴出し、電気火災をリチウムイオン電池の収納容器内で消火抑制し、蓄電装置を火元とした火災に拡大することを未然に防止することを可能とする。
また、発煙消火手段は、筐体、固形消火剤と、熱感知ケーブル、点火回路部、コネクタ、プラグ、電池電源を備えるようにしたため、リチウムイオン電池の収納容器に対し、発煙消火手段は完全に独立した手段として、簡単且つ容易に取付けて、リチウムイオン電池の異常に伴う電気火災の消火抑制を可能とする。
また、電池モジュールの収納容器の外側となる装置筐体内に、第2の電池火災検出手段として例えば熱感知ケーブルを配置し、建物火災により蓄電装置が火炎に曝され、電池モジュール収納容器内は発火温度に達していないが、収納容器外側の装置筐体内が発火温度を超えて回路機器などが燃える火災となった場合、第2の火災検知手段により装置筐体内の火災を検知してリチウムイオン電池が発火する前に消火用エアロゾルを収納容器内に噴出し、リチウムイオン電池が発火点に達した場合の火災を抑制することを可能とする。
また、蓄電装置は、固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、報知部から火災と消火起動を表示して報知することで、居住者は、外部から見ることのできない蓄電装置内部で起きた火災と消火起動を確実に知り、迅速且つ適切な対処を可能とする。
また、発煙消火装置がリチウムイオン電池の火災を検出して固形消火剤の燃焼によりエアロゾル収納容器内に噴出した場合には、通信部から消火起動信号を、建物内に設置している無線連動型の火災警報器へ送信し、蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知させることにより、住宅への設置が義務付けられた火災警報器を活用して、蓄電装置の火災と消火起動を居住者に報知し、迅速且つ適切な対処を可能とする。
また、発煙消火装置は、リチウムイオン電池の火災を検出して固形消火剤の燃焼により消火用エアロゾル収納容器内に噴出した場合には、通信部から消火起動信号を、建物内に設置している防災受信機へ送信して、建物内の人に蓄電装置の火災と消火起動を報知し、迅速な対処を可能とする。
発煙消火手段の筐体は、筐体本体、消火剤収納ケース、煙道構造、火炎噴出防止部材により構成しており、水系の発煙消火手段に比べると、例えばブックサイズ程度のコンパクトで且つ軽量な発煙消火手段とすることができ、リチウムイオン電池の収納容器に取付けても、蓄電装置の筐体内での設置スペースに大きく影響することはない。
また、発煙消火装置を、発煙消火部、火災検出部及び消火制御部に分離し、電池モジュールの収納容器外壁を貫通して発煙消火部と火災検出部を個別に配置し、これに外部に配置した消火制御部を信号線接続するようにしたため、発煙消火部と火災検出部を独立したユニットに分離したことで、様々な構造をとる電池モジュールの収納容器に対し、収納容器内に消火用エアロゾルを噴出可能な位置を選択して発煙消火部を適切に取付け配置することを可能とし、同様に、収納容器内に収納したリチウムイオン電池の火災を検出するために適切な位置を選択して火災検出部を取付け配置することを可能とし、発煙消火装置を構成する発煙消火部、火災検出部及び消火制御部を電池モジュールの収納容器に実装する場合の自由度を高めることができる。
図1は住宅に本発明の蓄電装置を配置した蓄電システムの概略を示した説明図である。図1において、住宅10の所望の部屋には、本発明による蓄電装置12を設置している。住宅10には、商用交流系統から例えば単相3線式の電力線が電力メータ14を経由して引き込まれ、分電盤16の1次側に接続している。分電盤16からは単相2線式の電力線が引き出され、建物10に設けた負荷に交流電力を供給している。
図2は本発明による蓄電装置の実施形態を示したブロック図である。なお、電力線を実線で示し、信号線は点線で示している。
スイッチング電源部26はインレット25から入力した交流電力を所定電圧の直流電力に変換して双方向DC/DCコンバータ28に出力する。スイッチング電源部26はスイッチングレギュレータとして知られており、入力した交流電力を整流した後にスイッチングにより電力変換し、整流平滑回路により所定電圧に定電圧制御した直流電力を出力する。なお、スイッチング電源部26の代わりに、交流電力を直流電力に変換する整流平滑回路を設けても良い。
制御部42に対し設けた操作部44は、充電スイッチ、放電スイッチを備え、手動操作により電池モジュール30の充電と放電を可能とする。
電池モジュール30に配置した発煙消火装置48は、電池モジュール30の収納容器に収納しているリチウムイオン電池の火災を検出した場合に、固形消火剤に点火して燃焼させることで消火用エアロゾルを発生し、発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する。
図3は蓄電装置12の構造の概略を示した説明図である。図3に示すように、蓄電装置12は、箱形に形成した筐体15の内部を、仕切板55により、電池収納区画56、電力系収納区画57及び制御系収納区画58に分割している。電池収納区画56は例えば2つに分けられ、それぞれ電池モジュール30を収納している。筐体15にはストッパ付きの車輪59を設けている。
(蓄電装置の充放電運転制御)
図2に示すように、制御部42の蓄電運転制御は、例えば一日24時間単位に充電時間と放電時間を設定したタイムスケジュールを利用者の操作に基づいて作成し、このタイムスケジュールに従って電池モジュール30の充電制御と放電制御を行う。例えば電気料金の安い深夜料金の時間帯を充電時間帯に設定し、また、昼間の電力ピーク時間帯を放電時間帯に設定する。
制御部42は、電池モジュール30に設けた発煙消火装置48が火災を検出して、ヒータの通電加熱により固形消火剤に点火して燃焼させ、消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火を開始した場合に消火起動信号を出力することから、この消火起動信号を受信した場合に、報知部45の火災表示灯及び消火起動灯を点灯又は点滅すると共に警報音を出力し、更に、無線通信部46に指示して、消火起動信号を図1に示した住警器24へ送信させる制御を行い、この消火起動信号を受信した住警器24で、蓄電装置12の火災と発煙消火装置48の消火起動を、音声メッセージの出力と警報表示LEDの表示で報知させる。
図4は無線連動型の住警器24の機能構成の概略を示したブロック図である。
警報制御部60は、センサ部62から出力した温度又は煙濃度の検出信号をAD変換により読み込み、所定の閾値以上の場合に火災を検出し、報知部66から連動元を示す火災警報を出力させる制御を行う。この場合の火災警報として例えば「ピー ピー ピー 火事です 火事です」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力すると共に警報表示LEDを例えば点灯して行う。
警報制御部60は、センサ部62の検出信号に基づき温度又は煙濃度が閾値を下回る状態が例えば所定時間継続した場合或いは例えば所定回数連続した場合、火災の復旧(火災検出状態が解消したこと)を検出し、報知部66からの連動元を示す火災警報出力を停止させると共に、火災復旧連動信号を生成し、無線通信部64に指示し、当該火災復旧連動信号を他の住警器へ送信させる制御を行い、これを受信した他の住警器に、連動先を示す火災警報出力を停止させる。
警報制御部60は、連動元として火災警報の出力中に操作部68の警報停止スイッチで受け付けた警報停止操作を検出した場合、報知部66からの連動元を示す火災警報出力を停止させると共に、警報停止連動信号を生成し、無線通信部64に指示し、当該警報停止連動信号を他の住警器へ送信させる制御を行い、これを受信した他の住警器に、連動先を示す火災警報出力を停止させる。
警報制御部60は、蓄電装置12に設けた発煙消火装置48が火災を検出して、ヒータの通電加熱により固形消火剤に点火して燃焼させ、消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火を開始した場合に送信された消火起動信号を、無線通信部64を介して受信すると、報知部66から蓄電装置の火災と発煙消火装置48による消火起動を示す警報を出力させる制御を行う。この場合の警報は例えば「ピー ピー ピー 蓄電装置の火災を検出し、消火装置を作動しました 確認してください」といった音声メッセージをスピーカから繰り返し出力すると共に警報表示LEDを例えば点滅して行う。
図5は蓄電装置に収納する電池モジュールの第1実施形態の外観を示した斜視図、図6は電池モジュールの内部構造を示した断面図、図7は収納容器本体内を示した平面図、図8は収納容器蓋の内側を示した説明図である。
図5、図6、図7及び図8に示すように、電池モジュール30は、上部に開口した箱型の収納容器本体111と、収納容器本体111の開口に装着してボルト113で固定した収納容器蓋112を備え、収納容器本体111と収納容器蓋112で電池モジュール30の収納容器を構成する。収納容器本体111の長手方向の一端に位置する手前側の側壁には、電池モジュール30の正極出力端子114aと負極出力端子114bを取付けている。
図5、図6及び図8に示すように、電池モジュール30における収納容器蓋112の内側には、発煙消火手段として機能する発煙消火装置48を取付けている。発煙消火装置48は、収納容器内に収納したリチウムイオン電池126の異常に伴う火災を検出した場合に、固形消火剤の燃焼により発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する。なお、本実施形態では、発煙消火装置48を収納容器蓋112の内側に取付けているが、収納容器本体111の内側に取付けるようにしても良い。
図9は発煙消火装置の外観を示した斜視図、図10は発煙消火装置の縦断面を示した断面図、及び図11は発煙消火装置の横断面を示した断面図である。
図12は、図9の筐体内部に配置した点火回路部142の実施形態を示した回路図である。図12に示すように、点火回路部142は、プラグ152及びコネクタ130を介して電池モジュール30の収納容器内に布線した熱感知ケーブル132、収納容器外側の装置筐体内に布線した図5及び図6に示す熱感知ケーブル135を接続した信号線133、及び消火起動信号を出力する信号線134を接続している。
図13は発煙消火装置の動作を示した説明図である。図13において、発煙消火装置48は、収納容器蓋112の内側に取付固定している。発煙消火装置48に収納した点火回路部142が電池モジュールの収納容器内に布設した熱感知ケーブル132の火災による短絡状態を検出した場合、又は信号線133を介して図5に示した電池モジュール30の外部に配置した熱感知ケーブル135の火災による短絡状態を検出した場合、ヒータ140に通電加熱して固形消火剤138に点火し、固形消火剤138が燃焼して消火用エアロゾルを発生する。
図14は発煙消火装置を外付けした電池モジュールの第2実施形態を示した説明図及び図15は電池モジュールの内部構造を示した断面図である。
図14及び図15に示すように、電池モジュール30は、上部に開口した箱型の収納容器本体211と、収納容器本体211の開口に装着してボルト213で固定した収納容器蓋212を備え、収納容器本体211と収納容器蓋212で電池モジュール30の収納容器を構成する。
図14及び図15に示すように、電池モジュール30における収納容器蓋212の外側には、発煙消火装置48を取付けている。発煙消火装置48は、収納容器内に収納したリチウムイオン電池226の異常に伴う火災を検出した場合に、固形消火剤の燃焼により発生した消火用エアロゾルを収納容器内に噴出して消火する。なお、本実施形態では、発煙消火装置48を収納容器蓋212の外側に取付けているが、収納容器本体211の側面の外側に取り付けるようにしても良い。
図16は、図14に示した発煙消火装置の内部断面構造を示した説明図である。図16に示すように、本実施形態の発煙消火装置48は、一端に開口した箱形の筐体本体218と蓋部材220で構成し、筐体本体218の開口にシールパッキン(図示せず)を介して蓋部材220を装着し、ビス235により固定している。筐体218の収納容器装着面となる図示の底面には、ノズル228を溶接などにより取り付け、ノズル228の先端を外部に突出している。また筐体本体218の収納容器装着面となる図示の底面にはコネクタ230を外側に露出して取付けている。
図17は発煙消火装置の動作を示した説明図である。図17において、発煙消火装置48は、収納容器蓋212の外側に、シールパッキン275を介して取付固定している。発煙消火装置48に収納した点火回路部242が電池モジュールの収納容器内に布設した熱感知ケーブル232の火災による短絡状態を検出した場合、又は外部から点火制御信号が入力した場合、ヒータ240に通電加熱して固形消火剤238に点火し、固形消火剤238が燃焼して消火用エアロゾルを発生する。
図18は円筒形電池と同じ発煙消火装置を備えた電池モジュールの第3実施形態を示した分解組立図、図19は収納容器本体内を示した平面図である。
図18及び図19に示すように、電池モジュール30は、上部に開口した箱型の収納容器本体311と、収納容器本体311の開口に装着して固定した収納容器蓋312を備え、収納容器本体311と収納容器蓋312で電池モジュール30の収納容器を構成する。
図19及び図20に示すように、電池モジュール30における収納容器本体311側には、リチウムイオン電池326と同じ円筒形状、即ちリチウムイオン電池326と同じ直径R及び高さHを持った円筒形状の発煙消火装置48を、組電池325を構成する複数のリチウムイオン電池326と共に電池収納箱315に収納している。
図20は発煙消火装置の軸方向の断面を示した断面図、及び図21は発煙消火装置の上部端面を示した説明図である。
図22は、図20に示した発煙消火装置の動作を示した説明図である。図22において、発煙消火装置48は、収納容器本体311に組み込んだ電池収納箱315の消火装置収納区画315bに収納しており、隣接した電池収納区画315aの各々にはリチウムイオン電池326を収納している。発煙消火装置48に収納した点火回路部342が電池モジュールの収納容器内に布設した熱感知ケーブル332の火災による短絡状態を検出した場合、又は信号線333を介して電池モジュール30の外側に布設した熱感知ケーブル335の火災による短絡により検出した場合、ヒータ340に通電加熱して固形消火剤338に点火し、固形消火剤338が燃焼して消火用エアロゾルを発生する。
図23は扁平箱形電池と同じ発煙消火装置を備えた電池モジュールの第4実施形態を示した分解組立図、図24は収納容器本体内を示した平面図である。
図23及び図24に示すように、電池モジュール30は、上部に開口した箱型の収納容器本体411と、収納容器本体411の開口に装着して固定した収納容器蓋412を備え、収納容器本体411と収納容器蓋412で電池モジュール30の収納容器を構成する。
図23及び図24に示すように、電池モジュール30における収納容器本体411側には、リチウムイオン電池426と同じ扁平箱形状、即ちリチウムイオン電池426と同じ横幅L、縦幅W及び高さHを持った発煙消火装置48を、組電池425を構成する複数のリチウムイオン電池426と共に収納している。
図25は発煙消火装置の外観を示した斜視図、図26は発煙消火装置の縦幅方向の断面を示した断面図である。
図27は、図25及び図26に示した発煙消火装置の動作を示した説明図である。図27において、発煙消火装置48は、収納容器本体411に設けた消火装置収納区画415bに収納しており、隣接した電池収納区画415aの各々にはリチウムイオン電池426を収納している。発煙消火装置48に収納した点火回路部442が電池モジュールの収納容器内に布設した熱感知ケーブル432の火災による短絡状態を検出した場合、又は信号線433を介して電池モジュール30の外部に布線している熱感知ケーブル435の火災による短絡を検出した場合、ヒータ440に通電加熱して固形消火剤438に点火し、固形消火剤438が燃焼して消火用エアロゾルを発生する。
図28は発煙消火部と火災検出部に分離した発煙消火装置を設けた電池モジュールの第5実施形態を示した説明図、図29は電池モジュールの分解組立図である。
図28及び図29に示すように、電池モジュール30は、上部に開口した箱型の収納容器本体511と、収納容器本体511の開口に装着してボルト513で固定した収納容器蓋512を備え、収納容器本体511と収納容器蓋512で電池モジュール30の収納容器を構成する。
図28及び図29に示すように、本実施形態の発煙消火装置は、発煙消火部48a、火災検出部48b及び消火制御部48cで構成する。
図30は発煙消火部を一部軸方向の断面で示した説明図である。図30に示すように、本実施形態の発煙消火部48aは、消火部本体520、消火部筐体522、消火剤収納ケース536、固形消火剤538、点火部として機能するヒータ540、及び火炎防止部材546で構成している。
図28に示した消火制御部48cには、点火回路部を収納している。この点火回路部は、図12に示した第1実施形態の場合と同様と基本的に同様であるが、図12のヒータ140を取出し、図30のように発煙消火部48aに収納した固形消火剤538の中に設けて信号線接続している点で相違する。
図31は発煙消火部の動作を示した説明図である。図31に示すように、発煙消火部48aは、消火部本体520を収納容器蓋512における側面外壁の消火部取付穴にねじ込み固定することで、先端の消火部筐体522を収納容器内に配置しており、外部のコネクタ530にはプラグ531により消火制御部48cからの信号線552を接続している。
(点火回路部の電源)
また、上記の実施形態にあっては、発煙消火装置に一次電池を用いた電池電源を内蔵して点火回路部を動作しているが、電池モジュールの収納容器内に収納しているリチウムイオン電池(二次電池)から電源を供給するようにしても良い。
また、上記の実施形態にあっては、扁平な矩形箱状の外装容器のリチウムイオン電池を電池モジュールの収納容器内に複数配置しているが、円筒形の外装容器を使用したリチウムイオン電池や、ラミネート型のリチウムイオン電池(フィルム外装電池)を収納容器内に複数配置した蓄電装置についても、その収納容器内側に発煙消火装置を設けることで、同様に適用できる。
また、点火回路部は、上記の実施形態に限定されず、火災による熱感知ケーブルの短絡を検出して固定消火剤に点火する回路機能、外部から点火制御信号を入力して固形消火剤に点火する回路機能、及び消火起動信号を外部に出力する回路機能を備えれば、適宜の回路とすることができる。
また、上記の実施形態にあっては、電池モジュールの収納容器内に発煙消火装置を1台設けているが、必要に応じ、複数台の発煙消火装置を収納容器内に設けるようにしても良い。
また、上記の実施形態は、電池火災検出部として熱感知ケーブルを設けているが、これ以外に、熱電対、サーミスタ等の温度センサ、レーザパルス光を入射した場合の後方散乱光の強度から温度測定する光ファイバーセンサなどの適宜の火災検出部を設けても良い。
また、本実施形態の蓄電装置に組み込むリチウムイオン電池は、電池容器内のガス圧異常により作動してガスを排出するガス排出弁を設けている場合があり、これに伴い検知モジュールの収納容器にリチウムイオン電池の異常に伴い噴出した一酸化炭素ガスなどの有毒ガスを排ガスする排ガス機構、例えば収納容器内圧が所定値以上の場合に外部開放する逆止弁を備えている場合があるが、発煙消火装置から電池モジュールの収納容器内に消火用エアロゾルを噴出しても、電池モジュールの収納容器内の内圧は排ガス機構を作動する圧力までは上昇せず、消火用エアロゾルが外部に漏れ出して消火効果が下がることはない。
上記の実施形態は、住宅に設けた住警器と連携して蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知する場合を例にとるが、蓄電装置を公共施設、オフィス、病院などの建物に配置する場合、これらの建物には自動火災報知設備が設けられていることから、火災報知設備の受信機に、外部からの信号を受信する通信アダプタを設け、蓄電装置の制御部は、リチウムイオン電池の火災を検知して固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、通信部に指示し、火災起動信号を自動火災報知設備の受信機へ無線又は有線で送信して蓄電装置の火災と発煙消火装置の消火起動を報知させるようにしても良い。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:蓄電装置
14:電力メータ
15:筐体
16:分電盤
18:コンセント
20:重要負荷
24:住警器
25:インレット
26:スイッチング電源部
28:双方向DC/DCコンバータ
30:電池モジュール
32:DC/ACインバータ
34:アウトレット
35:バイパス開閉部
36:リレー
38:常開リレー接点
40:電池制御部
42:制御部
43:操作部
44:報知部
45:無線通信部
46:火災センサ部
50:急速放電部
52:スイッチ部
54:放電用抵抗
55:仕切板
111,211,311,411:収納容器本体
112,212,312,412:収納容器蓋
126,226,326,426,526:リチウムイオン電池
132,135,232,235,332,335,432,435,532,535:熱感知ケーブル
138,238,338,438,538:固形消火剤
140,240,340,440,540:ヒータ
142,242,342,442:点火回路部
160:電池電源
168:トランジスタ
170:リレー
Claims (11)
- 複数のリチウムイオン電池を収納した電池モジュールを備え、直流電力を前記電池モジュールに蓄電して利用する蓄電装置に於いて、
前記電池モジュールに配置され、前記リチウムイオン電池の火災を検出した場合に、消火用エアロゾルを噴出して消火する発煙消火装置を設けたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項1記載の蓄電装置に於いて、前記発煙消火装置は、複数のリチウムイオン電池を収納した収納容器の内側又は外側に配置され、前記リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出した場合に、固形消火剤に点火して燃焼させることにより発生した消火用エアロゾルを前記収納容器内に噴出して消火することを特徴とする蓄電装置。
- 請求項1記載の蓄電装置に於いて、
前記電池モジュールは、円筒形状を備えた複数のリチウムイオン電池を、収納容器内の電池収納部に配列して収納し、
前記発煙消火装置は、前記リチウムイオン電池と同じ形状を備えると共に前記電池収納部の空き位置に配置し、前記リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検知した場合に、固形消火剤に点火して燃焼させることにより発生した前記消火用エアロゾルを前記収納容器内に噴出して消火することを特徴とする蓄電装置。
- 請求項2又は3記載の蓄電装置に於いて、前記発煙消火装置は、
前記収納容器内に消火用エアロゾルを噴出する噴出口を備えた筐体と、
前記筐体に収納され、燃焼により前記消火用エアロゾルを発生する固形消火剤と、
前記収納容器内に配置し、前記リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出する火災検出部と、
前記火災検出部により前記収納容器内の火災を検出した場合に、ヒータの通電加熱により前記固形消火剤に点火して燃焼させる点火回路部と、
前記点火回路部に電源を供給する電池電源と、
を備えたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4記載の蓄電装置に於いて、
前記発煙消火装置は、更に、前記収納容器の外部に配置し、前記収納容器の外側となる筐体内の火災を検出する第2の火災検出部を備え、
前記点火回路部は、前記第2の火災検出部により前記収納容器内の火災を検出した場合に、ヒータの通電加熱により前記固形消火剤に点火して燃焼させることを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4又は5記載の蓄電装置に於いて、
前記火災検出部は、火災による熱を受けた場合の絶縁被覆の溶融により一対の信号線を短絡状態に接触させる熱感知ケーブルであり、
前記点火回路部は、前記熱感知ケーブルの短絡を検出した場合に、ヒータの通電加熱により前記固形消火剤に点火して燃焼させることを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4記載の蓄電装置に於いて、更に、前記固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、前記蓄電装置の火災と前記発煙消火装置の消火起動を報知させる報知部を設けたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4記載の蓄電装置に於いて、更に、前記固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、建物に設置した火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に火災連動信号を他の火災警報器へ無線又は有線で送信して連動先を示す火災警報を出力させる火災警報器に、前記火災起動信号を無線又は有線で送信して、前記蓄電装置の火災と前記発煙消火装置の消火起動を報知させる通信部を設けたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4記載の蓄電装置に於いて、更に、前記固形消火剤に点火して燃焼させた場合に、建物に設置した自動火災報知設備に、前記火災起動信号を無線又は有線で送信して、前記蓄電装置の火災と前記発煙消火装置の消火起動を報知させる通信部を設けたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項4記載の蓄電装置に於いて、
前記発煙消火装置の筐体は、
前記噴出口を設けた筐体本体と、
前記筐体本体の内部に支持部材を介して浮いた状態に配置し、前記固形消火剤を収納した消火剤収納ケースと、
前記消火剤収納ケースから噴出した前記消火用エアロゾルを前記噴出口に導く煙道を形成する煙道構造と、
前記煙道に配置した火炎噴出防止部材と、
を備えたことを特徴とする蓄電装置。
- 請求項1記載の蓄電装置に於いて、
前記発煙消火装置は、
前記電池モジュールの収納容器外壁を貫通して配置され、固形消火剤の燃焼により発生した消火用エアロゾルを前記収納容器内に噴出して消火する発煙消火部と、
前記収納容器外壁を貫通して配置され、前記収納容器内に収納した前記リチウムイオン電池の異常に伴う火災を検出する火災検出部と、
前記収納容器の外部に配置され、前記火災検出部により火災を検出した場合又は他の装置から点火制御信号を受信した場合に、前記発煙消火部の前記固形消火剤に点火して燃焼させる消火制御部と、
を備えたことを特徴とする蓄電装置。
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